[安価]勇者「勇者と」魔王「魔王の」二人「お悩み相談室!」

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1 :最近書いてなかったからリハビリに短編 :2019/02/15(金) 20:45:25.85 ID:fb6NxIgnO
勇者「はい、始まりましたーラジオまおゆうのお悩み相談」

魔王「今日もボク達が人間、魔物問わずお悩みを解決しちゃうよ。解決できるかは知らないけどね」


勇者「いやあ、これが無いと毎日暇でさあ。平和条約結んだ後の勇者なんてお払い箱じゃん?世界救った報酬で四世代ぐらい遊んで暮らせそうだし働く理由も無いんだよねえ」

魔王「つまりニートなんだね!」

勇者「働く必要の無い若隠居ですー」

魔王「まあボクも似たようなもんだけどね」フンス

勇者「いや仕事しろよ魔物の王」

魔王「大臣たちが有能だから必要ないのさ」

勇者「結局お前もニートか」


魔王「…」

勇者「…」


魔王「さあて最初のお便りは!?」

勇者「無理やり始めたな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1550231125
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 20:56:38.66 ID:fb6NxIgnO
魔王「まず最初のお便りは魔物だね、ラジオネーム:人間滅べクソッタレさん」

勇者「このご時世にずいぶんド直球なラジオネームだな」

魔王「『この間クソッタレ人間と口論になりました。何で人間はああも頑固なのでしょうか!』」

勇者「まあ人間にもいろいろいるからなあ、口論程度で安心したが」

魔王「『やはり眼鏡は萌え要素にならないと僕は思うのですがお二人はどうでしょうか!!!』」


勇者「思ったよりしょうもなかった!」

魔王「いやいやあ、こんなお悩みが来るってことは平和な証拠だよ」

勇者「そんなこと言って魔物は実は平和が壊れるのを待ち望んでいるのでは?」

魔王「…はっはっは、まっさかー」

勇者「おい、今の一瞬の間は何だ」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 21:01:45.54 ID:fb6NxIgnO
勇者「萌え要素は人それぞれだが俺は好きだぞ、眼鏡っ娘」

魔王「勇者、見てみてー」スチャ

勇者「似合わん」

魔王「えー」

勇者「眼鏡っ娘は萌え要素として否定しないけどやはりかける娘次第だな、うん」

魔王「ちょっとそれどういう意味」

勇者「だから人間滅べクソッタレさんもいつか好みの眼鏡っ娘に出会えるさ」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 21:06:24.88 ID:fb6NxIgnO
魔王「あ、まだ続きあったよこのお便り」

勇者「ん?」


魔王「『その口論の末にその人間を突き飛ばしたら死んでしまいました。魔法で生き返らせて記憶を消したのですが被害者が覚えてなければ事件になりませんよね?』」


勇者「…」

魔王「…」

勇者「…魔王、このお便り処分するか」

魔王「灰も残さないように今すぐ消しておこう、ボク達は何にも関わってない。いいね?」

勇者「ああ、俺も何も知らん」


魔王「さあて次のお便りは!」

>>6
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:18:14.99 ID:DTZClCUa0
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:20:19.70 ID:NLYe8DzsO
女魔法使い
旅に出てから1年以上経ちましたが、いまだにおねしょが治らないし、魔物を見ただけで恐怖のあまり失禁してしまいます。どうしたらいいですか?
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:28:02.09 ID:ZBiazPlbO
ボクっ娘魔王ですね。ベタだがベネ。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 21:46:22.39 ID:fb6NxIgnO
魔王「ラジオネーム:女魔法使いさんから」

魔王「『旅に出てから1年以上経ちましたが、いまだにおねしょが治らないし、魔物を見ただけで恐怖のあまり失禁してしまいます。どうしたらいいですか?』」

勇者「まだ人間を襲う魔物も多いからなあ」

魔王「知性の低い野良魔物でーす。魔王と言えども関係ありませーん」

勇者「はいはい。実は俺の仲間にもそういう奴いたんだよねえ」

魔王「ほう?勇者のお仲間にも?」

勇者「そうそう、魔物見ただけでビビったり夜中おねしょしちゃうのが」

魔王「まさかあのちいs―

勇者「そっから先は彼女の名誉のために控えさせてもらう」

魔王「それで?」

勇者「実は最後まで治らなかった!」

魔王「…そんな奴らにボクはやられたのか…」

勇者「ということで別に気にする必要ないぞ!勇者パーティにもいたんだ!むしろ需要ある!」

魔王「ちょっとその発言にはボクは引くな」

勇者「それと魔物を恐れるのは魔物と人間が住む町に長時間滞在してみるといい」

魔王「まだ色々と実験段階だけどねえ」

勇者「さて次のお便りは?」

>>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:51:31.32 ID:f3jMyU5wO
フレイムファントム
最近うちの上司のクソガキがいちいちペットを増やすせいで物凄く迷惑しています。誰とは言わんが。
そのペットの世話もせずにどこかの誰かとラジオをしているのもどうかと思います。誰とは言わんが。
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 22:34:56.06 ID:fb6NxIgnO
魔王「ラジオネーム:フレイムファントムさんよr…」

勇者「魔王?」

魔王「…」クシャクシャ、ポイ

勇者「魔王?」

魔王「さあ次のお便り!」

勇者「魔王!それよこしなさい!」

魔王「断る!」

勇者「ほら貸せ!」

魔王「あぁ!」

勇者「どれどれ?フレイムファントムさんより『最近うちの上司のクソガキがいちいちペットを増やすせいで物凄く迷惑しています。誰とは言わんが。
そのペットの世話もせずにどこかの誰かとラジオをしているのもどうかと思います。誰とは言わんが。』」

魔王「…」

勇者「…魔王?」

魔王「さ、さあ?どこの誰だろうね?」

勇者「最近ちょくちょくペット自慢の写真送ってくるが」

魔王「…か、可愛いよね?」

勇者「世話は?」

魔王「も、もちろんしてるよ?」

勇者「餌あげたり?」

魔王「そうそう!餌食べてるときの仕草が可愛くてー」

勇者「トイレ掃除とか餌の買い出しとかは」

魔王「有能な部下が進んでやってくれるんだよねー」

勇者「自分でやれや!」

魔王「違う、違う、それはボクじゃない。ちゃんとお世話してるし部下に押し付けてもいないもん!」

勇者「フレイムファントムさんすいません、後でもっとしっかり叱っておきますんで」

魔王「だからそれボクじゃないのにー!」

勇者「はい次のお便り」

>>11
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:37:39.27 ID:xUxWgYwC0
ラジオネーム:名もなき兵士A
私の国はそこそこ豊かなのですが兵士に支給される武器がいまだにどうのつるぎです。
平和になったからいいのかもしれませんが…お二人はどう思われますか?
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 23:05:52.36 ID:f3jMyU5wO
鬼って妖怪とか幽霊全般を指す事もあるから…
あとメル欄にsage入れよう
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 23:06:35.62 ID:f3jMyU5wO
誤爆しました、すみません
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 23:20:06.32 ID:fb6NxIgnO
魔王「ラジオネーム:名もなき兵士Aさんより」

魔王『私の国はそこそこ豊かなのですが兵士に支給される武器がいまだにどうのつるぎです。
平和になったからいいのかもしれませんが…お二人はどう思われますか?」


勇者「俺なんかひのきの棒と50G渡されて魔王討伐してこい言われたんだぞクソッタレ!」

魔王「どうどう」

勇者「銅の剣なだけまだいいじゃねえか!俺がそいつを手に入れるのにどんだけスライムを棒でしばいたのか知ってんのかおらぁ!
どんだけ宿屋と草原を行き来したのか知ってんのかおらぁ!」

魔王「勇者、マイクにツバ飛んでるから。というかこっちにも飛んでくるんだけど。攻撃魔法打つよ?」

勇者「ということで甘ったれんな、そいつで十分だ。良い武器が欲しけりゃ自分の給料溜めて買え。以上」

魔王「君最終的に女神の祝福受けた剣持ってたよね?」

勇者「さあ次のお便りー」

>>15
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 23:28:14.98 ID:WBcK0h+HO
山田
ゆうしゃとまおうはどっちがつよかったの?
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 23:57:21.62 ID:fb6NxIgnO
勇者「ラジオネーム:山田さんより『ゆうしゃとまおうはどっちがつよかったの?』」

魔王「ボク!」勇者「俺!」

魔王「君なんかよりボクの方が圧倒的に強い!」

勇者「ほざけ!俺に負けて平和条約結んだくせに!」

魔王「それは君だろ!ボクに負けそうになったから平和条約を言い出した癖に!」

勇者「このままじゃ手加減できずに雑魚い魔王を倒しちゃえそうだからストップかけたんだよ」

魔王「負けそうになったから言い出した癖に!」

勇者「負けそうになったからオーケーしたくせに!」

魔王「君だろ!」

勇者「お前だ!」


魔王「ふふふ、よろしい。今決着をつけてやろうか、君を這いつくばらせて足を舐めてもらおう」

勇者「負け犬がどっちかその体に教え込まされたいようだな?首輪を付けて町中を散歩させてやるぜ」


魔王「ん?」

勇者「あ?カンペ?」

魔王「えー、もう終わりー?」

勇者「えーっと、勇者と魔王のお悩み相談室、お時間が来てしまいました」

魔王「皆とのお別れは寂しいけどまた今度ねー」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/15(金) 23:59:45.01 ID:fb6NxIgnO
というわけでリハビリがてらに一夜限りの適当短編でした
また書きたくなったら似たようなスレ立てるかも
安価のおつきあいありがとうございました


ボクっ娘魔王は正義
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 00:02:18.64 ID:Dwc2dVdTO
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