【シャニマスSS】霧子「チョコレート、ツツジの花、フォークダンス」

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3 : ◆/rHuADhITI [sage saga]:2019/02/14(木) 23:48:05.92 ID:VN96ned20

結華「よし、これで一段落!」

咲耶「お疲れ、結華。こっちで紅茶でもどうだい?」

結華「おお! ありがとねー、さくやん」

咲耶「ふふふ、礼を言われるほどの事じゃないさ」

結華ちゃんが隣に座る。

その表情からは、若干の疲労の色が見て取れた。

霧子「何をしてたの……?」

結華「んー? ただの大学の課題だよ。明日提出の」

霧子「その……焦ってたみたいだけど……」

結華「全然進んでなかったからね。こうして、空き時間に頑張る羽目になっちゃったのです」

妙に芝居掛かった口調で、結華ちゃんが言う。

珍しいと思った。

今まで結華ちゃんが、その手の事に追われているのを見たことがない。

学校の課題などは、出たその日に終わらせているか、綿密なスケジューリングの下で消化しているイメージがあった。

結華「いやさ。8日にアンティーカの皆で、撮影の仕事があったじゃん? それも丸一日」

霧子「うん……」

結華「その日も、もちろん講義があったわけだけど……教授が三峰の欠席を把握してなかったみたいで」

ちゃんと連絡してたのに、と結華ちゃんが困った顔で付け加える。

遡ること5日前、アンティーカ全員での撮影があった。

遠出となり、その仕事の為にわたしも学校を休んだのを覚えている。
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