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凛「Note…」 志希「直訳は違うよ」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:22:46.70 ID:yiXXPHUI0
志希「ノートは英語だとNoteじゃなくてNotebookだよー」
凛「あっ、そういえばそっか。ありがと」
志希「いいよいいよ〜そーゆーことあるある〜」
凛「…志希はすごいね。頭いいし」
志希「んー?」
凛「歳もそんなに変わらないのに、宿題見てくれるしさ」
志希「まあアメリカいたからねー」
凛「あと、そうやってペン持ってるだけで何かすごいサマになってる」
志希「照れる〜…ってゆーか凛ちゃん勉強する気ある?」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1549254166
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:24:39.67 ID:yiXXPHUI0
アイドルマスターシンデレラガールズとデスノートのクロス SSです。
?デレマス側はモバマスを基本に、一部デレステを参考にしたオリジナルの世界線です。 ?
割と発展しててアイドルも多くなってきた事務所という設定。?
デスノート側は本編の数年後。主に原作に従いつつ、ルールは映画なども参考にしています。
ライト死亡後の情勢は完全に本編無視のオリジナルです。
?拙いですが宜しくお願いします。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:25:45.36 ID:yiXXPHUI0
アイドルマスターシンデレラガールズとデスノートのクロス SSです。
?デレマス側はモバマスを基本に、一部デレステを参考にしたオリジナルの世界線です。 ?
割と発展しててアイドルも多くなってきた事務所という設定。?
デスノート側は本編の数年後。主に原作に従いつつ、ルールは映画なども参考にしています。
ライト死亡後の情勢は完全に本編無視のオリジナルです。
?拙いですが宜しくお願いします。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:28:31.07 ID:yiXXPHUI0
訂正
2
?デレマス側は→デレマス側は
世界線です。?→世界線です。
という設定。?→という設定。
?拙いですが→拙いですが
3
レスごと消去。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:29:18.62 ID:yiXXPHUI0
1
凛「ごめん、見てくれてたのに。でもおかげで遅れてた分はほとんど追いつけたよ」
志希「そー?よかった。まあ、あたしに見惚れちゃうのはわかるかも。天性の魅力?みたいなのはあるのかなって思うことも…にゃはー」
凛「そう思うよ」
志希「真顔で言われると困っちゃうにゃ〜」
凛「そう?とにかく、手伝ってくれてありがと」
志希「どういたしまして。英語、話せても、日本のそーゆーの解けるかはちょっと心配だったんだけどね」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:30:10.61 ID:yiXXPHUI0
凛「アメリカには、何年くらいいたの?」
志希「そんな長くないよ。飛び級で大学入って、いろんな研究して、でもあんまり経たずにやめちゃったから」
凛「…質問ばっかりで悪いんだけど、色々ちゃんときいたことなかったから、もうちょっと訊いていい?」
志希「いいよー。なに〜」
凛「じゃあ、一番気になるのは……研究って、どういうことしてたの?」
志希「あー、意外に答えにくいなぁ、それ。主に匂いに関することだよ、ってくらいは知ってるでしょー?…んー、もっと詳しく聞きたいなら考えるけど、専門的すぎたり、話せないようなことだったりするからねー…」
凛「そっか」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:31:20.62 ID:yiXXPHUI0
志希「訊いてって言ったのにごめんねー。まあ、匂いを専門にしようと思ったのは、五感の中で嗅覚が一番解明が進んでないから、ってだけで深い理由もないしね」
凛「そうなの?」
志希「うん。科学、特に匂いの分野で解明できないものをなくそうって躍起になってただけ。まあ、そんな感じのあたしを見出して声かけてくれる人達も結構いたけどね」
凛「科学者として上手くいってた、ってことだよね」
志希「そうともゆー」
凛「…じゃあ、なんでやめたの………いや、やっぱりいいや。ごめん、急に、デリケートなこと」
志希「分かってるからへーきだよ。あの人に聞き出せって言われたのもあるんでしょ?それかちひろさん。みんな、はっきり言って才能があったあたしが科学をやめちゃった理由を知りたいんだ」
凛「…ん。でも私が志希のこと知りたかったのも本当だよ。変な空気にしてごめん」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:32:35.18 ID:yiXXPHUI0
志希「凛ちゃんは古株だからそーゆー貧乏くじ引かされるよねー。気にしないで…大学やめた理由はヒミツだけど。あ、フレちゃんだ」
フレデリカ「やっほー」テクテク
周子「あたしもいるよー」ヤホ-
フレデリカ「というかシキちゃん、失踪しちゃだめだよー」
凛「えっ、志希がウロウロしてるから宿題手伝ってもらっちゃったんだけど…失踪中だったの?」
フレデリカ「ベテトレさんのレッスン。シキちゃん、あんまり怒らせるとベテトレさん桃太郎になっちゃうよー?」
凛「えっ」
周子「鬼じゃないんかーい」
志希「んー、困った!じゃあシキちゃんが鬼になってフレちゃんを守ってあげる!」
凛「えっ」
周子「逆じゃないんかーい、っていうか怒られるの志希ちゃんだけだからね?」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:33:30.06 ID:yiXXPHUI0
フレデリカ「ってわけで、凛ちゃんごめんね?シキちゃんはあたしたちが持ってっちゃうよ」
凛「え、あ、うん」
志希「つかまっちゃったー。凛ちゃん、またね〜」
周子「ほら行くよ。もう志希ちゃん、アメリカでも失踪癖あったらしいじゃん」
凛「英語ありがとね、本当に…って、そうなの?平気なのそれ、治安とか」
フレデリカ「なんかね〜、こっちに帰る前の日までいなくなっちゃって大変だったとか。ホンモノだよねー」
CuP「ペンチ一本持って出てったって、有名な話だったらしいぞ。みんな、舌でも抜きにいったのかって、ビビったらしい」アラワレル
志希「ペンチで舌かー…おしい!ってあれ、なんでキミまで?」
CuP「迎えだよ。お前がラインで失踪宣言送ってきたんだろ」
凛「宣言…?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:34:18.80 ID:yiXXPHUI0
周子「なるほどねー、あたしたち、お邪魔虫だったわけかー」
フレデリカ「シキちゃんはこのハンサムマンに迎えにきて欲しかったんだねー」
志希「え、にゃ、ちが、もー!違うってー」
奏「意外と寂しがり屋さんだものね、志希ちゃんは」アラワレル
志希「わ、奏ちゃんまで。なんか髪の毛さわってる?」
奏「手が寒いから」
美嘉「奏、最近テキトーオーラにやられてない?」アラワレル
志希「にゃはは、あたし達のせいだねーそれ。ま、髪の毛の後ろの方はふわってしてて触られてもあんま分かんないし好きにしていーよ」
奏「あら、嬉しいわ」
美嘉「ちょっと奏。迎えに来たんだよアタシ達」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:35:15.81 ID:yiXXPHUI0
美嘉「ほら、みんなでもう行こ?」
志希「なんかこれじゃあたしが聞き分け悪い子みたいで恥ずかしー」ニャハハ
CuP「事実だろ。でも、呼び出すときに"緊急"って使わなくなったのは偉いな」
周子「ほんとに危ない時だけにしろ!って珍しくガチ説教やったもんね」
奏「そういうのはちゃんと守るのね」
凛「……レッスン、頑張ってね。…というか、私も後でマストレさんだし、お互い頑張ろ?」ニコッ
志希「あー、凛ちゃんがさっきまでの尊敬の目とは違うあったかいカオしてる〜みんながシキちゃんいじるからー」
フレデリカ「じゃあね凛ちゃん。またミュンヘンで!」アルキサル
凛「じゃあね……ミュンヘン?」
周子「ドイツやないかーい」アルキサル
CuP「あとそういや志希、休憩室にiPod忘れてたぞ。"大事"なんだろ?私物の管理しっかりな」アルキサル
志希「もー!キミはいっつも…」アルキサル
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:36:03.15 ID:yiXXPHUI0
〜〜〜
志希(今日もレッスンとお仕事おわりー)
志希「ただいまー、ってまあ、誰もいないけど」
志希(まあでもラボの中は1人でも廊下渡れば寮だし、寂しくはないけどねー)
志希(………?)ビクッ
黒いノート「 DEATH NOTEBOOK」
志希「………」テニトル
志希「…………」ゴクリ
志希「……………」ギュッ
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:36:32.92 ID:yiXXPHUI0
訂正
12
ビクッ→ビクッ
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:38:10.68 ID:yiXXPHUI0
志希("このノートに名前を書かれた人間は死ぬ")パラ...
志希("名前を書かれる人物の顔が頭に入っていないと効果は得られない。対象となる人間の名前と顔が一致する必要があるため、同姓同名の別人は死なない")
志希("ノートに書く名前は本名なければ効果は得られない")
志希("名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる。死因を書かなければ、全てが心臓麻痺となる")
志希("ノートに書いた名前や文字などは、消しゴムなどで消したとしても意味はない")
志希("このノートはどれだけ使ってもページが尽きることはない")パタン
志希「…手の込んだイタズラ、麗奈ちゃんかにゃ〜?」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:38:52.78 ID:yiXXPHUI0
〜〜〜
志希(…7時50分。アレを見つけてから1時間は他のことをした。実験とか。でも気持ちは入らないよねー…だってさ)
志希(……このノートに名前を書かれた人間は死ぬ、ね)
志希「試そっか」フゥ
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:39:38.06 ID:yiXXPHUI0
志希(じゃあ早速パソコンみて〜)
志希「安楽死したい人たちが集まるホームページ…っと。ま、十中八九ジョークだろうけど、これなら試せるよねー」
志希「…うん」ポチッ
志希「試せる…試してもいい、よね。この人たち、死にたいんだもん」
志希「心臓麻痺なら、痛くないし」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:40:48.49 ID:yiXXPHUI0
志希「……うん。うん…」フルフルッ
志希(もしこれで、本当に殺すことになっちゃったら…)
志希「……っ」ギュッ
志希「卓井丸しぶろ…
???「待てよ」
…?」
志希「ラボの中だよここ。だれ………」フリムキ
志希「きゃっ!!」
志希(……これは…マズったかにゃ?)
リューク「それを使う前に俺と、話をしねぇか?」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:53:09.71 ID:yiXXPHUI0
2
リューク「マーイスィクレオーデットーレ♪……だっけか?一ノ瀬志希」
志希「っ」ビクッ
志希「あたしのこと知ってるの?」
リューク「アイドルってやつだろ?今をときめく」
志希「………」スゥ-...ハァ-...
志希「そっか」
志希「というか、だれ」
リューク「リューク。死神だ」
志希「まず、あたしの歌、うたうのやめて」
リューク「随分余裕そうじゃねぇか」
志希「…そんなことはないけどね」
リューク「まあなんでもいい。まずどこから話そうか。キラは、知ってるな?」
志希「8年前…だったかな。そう名乗って犯罪者の粛清を謳う何者かが現れた時期に、実際たくさんの犯罪者が死んだ。まだちっちゃかったから詳しくは覚えてないけど」
リューク「十分だ」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:54:21.06 ID:yiXXPHUI0
志希「…それで?」
リューク「あれは、このノートを使ってやられたものだ。…信じるか信じないかは任せるが」
志希「信じるよ。……キミみたいなのを見ちゃったらね」
リューク「…そうか。最近は減ったがまああの後も何回か粛清があったしな、信憑性はあるだろ。世界中で模倣犯が出たからな」
志希「たしかに何度かあったね、似たのが。全部この…デス、ノートブックで?」
リューク「全部かは知らん。便乗したふつうの殺人鬼もいたかもな。俺が関わったのはオリジナルだけだ。まあ、その後もすぐ捕まる奴が多い中で、追っ手を返り討ちにしたり、なかなか切れる奴はいたみたいだぜ」
志希「…………そ。それで?あたしは何をすれば殺されずに済むの?」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:55:39.50 ID:yiXXPHUI0
リューク「ククク。…やっぱり人間って面白!」
志希「……」ジロッ
リューク「殺したりなんかしねぇよ。死神は人を取って食っなりなんてしねぇ。まあ偶に死ぬ奴もいるが、基本的には不死身だし飯もいらん。ただ…」
志希「ただ?」
リューク「俺は退屈が嫌いなだけなんだ。お前を、戦わせる。それが見たい」
リューク「……最初に知った時は、他の死神の紹介で漠然とアイドルのライブってやつを見てみただけだったんだが」
志希「…それなら」ボソッ
リューク「いや、すぐに気づいた。お前はそこらへんのちょっと切れる奴とは違う。オリジナルを超えるほどに頭がいい。経歴を軽くさらったら案の定だった」
志希「…」
リューク「それに、お前なら殺しをやりそうだと思った。さっきも躊躇いはしたが安楽死希望者を殺そうとした。さすがにまだ人を殺したことはないか?」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:56:55.04 ID:yiXXPHUI0
志希「……まあ、似たのならあるよ」
リューク「あぁ、科学者、だもんな。猿とかか」
志希「ん………でも、いいねー。死神かー」
リューク「いいかぁ?感性が分からん」
志希「と、ゆーわけで、まずは記念に写真とらせてー」カメラカマエル
リューク「いわゆる自撮り、じゃなくていいのか?」
志希「……被験体は単品で撮らなきゃ」スッスッ
志希「……あれー写らない」スッスッスッ
リューク「あたりめーだろ…じゃあ」スマホウバウ
リューク「オラ」バキッ
志希「…」
リューク「こいつは、壊しとかないとな」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:58:09.95 ID:yiXXPHUI0
リューク「悪いが連絡は絶たせてもらう。まあ見張ってるからそんなにピリピリするこたぁないしお前が取り出さなきゃコレも見逃してたけどな」
志希「……弁償してね」
リューク「俺を楽しませてくれたらな」
リューク「……いいか」
リューク「お前には事務所での殺し合いを始めて貰う」
リューク「薬なんかも作れるんだろ?おまけに天才。冷たさもある。最適だ。殺すのがアイドルなら良い断末魔をあげるだろ」
志希「…手段は?」
リューク「それはお前が考えることだ」
志希「嫌だって言ったら?」
リューク「お仲間を俺が殺していく」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 13:59:10.88 ID:yiXXPHUI0
志希「どうせ皆死ぬならあたしがやる意味ないよね」
リューク「満足したらやめてやる」
志希(……これは本気、かなぁ)チラッ
リューク「俺はお前と仲が良さそうなやつから殺していく。でもお前が自発的に始めるなら死ぬ人間は選べる。俺は飽きっぽいからしばらくしたらやめるさ」
志希「………」ブルッ
リューク「ノートや俺を信じないなら書いてみられるはずだぜ。信じるなら信じるで、自分で始めた方がマシな筈だ」
志希「…………」ブルルッ
リューク「判断が遅いな」
志希「……………」ブルブルッ
リューク「遅すぎる。1人殺す」ノ-トヒロイアゲル
志希「まっ…」
リューク「渋谷凛」サラッ
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/02/04(月) 14:00:06.55 ID:yiXXPHUI0
志希「それはっーーーー!!!」ハッ
リューク「その顔だ。今日初めてそこまで焦った顔を見たぜ。さてはこいつは仲良しだったか」
志希「っ…」ギリッ
リューク「いいねぇ!いいねぇ!」
リューク「お前がこいつを使わない限り」バン
リューク「お友達は死に続けるぜ」ニタァ
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