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グズマ「何が島巡りだ!カントー地方だ!」
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99 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 12:51:43.09 ID:PfZeRBxYO
グズマ「よし、ルールはわかった。じゃあ早速…
プルメリ「ちょ、ちょっとグズマ!」
グズマ「なんだよプルメリ」
プルメリ「どのポケモンでいくかまだ決めていないじゃないか!」
グズマ「馬鹿野郎、こんなとこで決めてたら心の中読まれるだろうが」
プルメリ「…!なるほど!だから事前に決めてきたんだね!」
グズマ「お前と喋っているとこを読まれちまうかもしれねぇ、じゅあ行ってくる」
プルメリ「グズマ…」
審判「それでは今からジムリーダーナツメとチャレンジャーグズマのバトルを始めます!」
ディレクター「よし!今日もナツメ君の活躍をバッチリ撮っておくんだぞ!」
カメラマン「はい!」
グズマ「おい、一つ聞いていいか」
ナツメ「? 何かしら」
グズマ「…なんで鞭なんて持ってんだ?キャラ作りか?」
ナツメ「これがあった方が」
バチン!と鞭をしならせる
ナツメ「やる気がでるのよ」
グズマ「おうおう、エスパードS女に相手してもらえるなんて嬉しいね」
ナツメ「威勢のいいこと、すぐにその口が開かないようにしてあげる」
審判「それでは…」
審判「バトル開始!!!」
グズマ「よし!いけっ!「グソクムシャ…かしら?」
グズマ「…!?」
ナツメ「対策はしてきたらしいけど無駄よ、私に読めないことはない。アナタが対策不可能だと思った敵には必ず最初にグソクムシャを繰り出す」
グズマ「ちくしょう…その通りだ…」
バシュン!とボールを投げる
グソクムシャ「グルォォ!!!」
ナツメ「当たりね、あら?さっき口が開かないように…って言ったけど…」
ナツメ「開いた口が塞がらないかしら?」
100 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 13:10:09.15 ID:PfZeRBxYO
ナツメ「出てきなさいバリヤード」
バシュン!
バリヤード「バリバッ!」
プルメリ「バリヤード?なんだあのポケモン…」
ナツメ「あら、アローラでは珍しいかしら」
バリヤード「バリバリ」ニコニコとしながらパントマイムをしている
グズマ「ふざけやがって!もう勝負は始まってんだぜ!グソクムシャ…!
ナツメ「…」バチンバチン!と鞭を叩く
プルメリ「(なんだアイツ…急に鞭を…)」
グズマ「【であいがしら】!!!」
グソクムシャ「シャアッ!!!」接近する
プルメリ「よし!グソクムシャ十八番の【であいがしら】!これで先制…
バリヤード「バリバッ!」パントマイムで【バリアー】を三重に貼る
グズマ「…!」
プルメリ「そんな!?トレーナーが指示もしてないのにどうして…!?」
パリン!パリン!
グソクムシャ「グソッ…!」最後の【バリアー】に阻まれ勢いがなくなる
プルメリ「クソッ!二枚突き破ったのに!あと一枚が…!」
ナツメ「警戒して三枚【バリアー】を正解だったようね、まさかバリヤードの【バリア】を同時に二枚も割るなんて…少し想定外…でも…
グズマ「グソクムシャ!跳んでバリアーの上から【みずのはどう】!」
ナツメ「アナタの次の行動は想定内…」
バチン!と鞭しならせる
グズマムシャ「グソッ!」【みずのはどう】発射
バリヤード「バリバッ!」再びパントマイムで壁らしきものを生み出す
グズマ「チッ…!【ひかりのかべ】も持ってやがんのか!」
ナツメ「…」
バチンバチンバチン!
バリヤード「バリバリッ!」バリヤードの目が光る
プルメリ「また指示もなしに…!アイツまさかポケモンにテレパシーで指示しているのか!?」
グソクムシャ「グソッ…!?グソグソッ!」宙に浮いてる
ナツメ「【サイコキネシス】はターゲットをロックオンしてからじゃないと発動できないワザ…だけど跳んできた虫一匹くらいつかまえるのは造作もないこと…」
バチンバチンバチン!!!!とさらに鞭の叩く速度を上げる
バリヤード「バリバリッ!」手を上から下に降ろす
ダァァァン!!!!とグソクムシャ叩きつけられる
101 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 13:26:34.66 ID:PfZeRBxYO
グズマ「大丈夫かグソクムシャ…!?」
グソクムシャ「グソッ…」立ち上がる
グズマ「こっちのワザに合わせて壁を貼られちゃ埒があかねえ!グソクムシャ…!【つるぎの…
バチンバチンパチンバチン!
ナツメ「ウソつき、【つるぎのまい】なんて覚えてないくせに」
グズマ「…!」
ダンッ!の音とともにグソクムシャが消える
ナツメ「【つるぎのまい】と見せかけて【ふいうち】…アナタの常套句ね、だけど…」
グソクムシャ「グルォォ!!!」バリヤードの背後に現れる
バリヤード「バリバッ!」知っているかのように身体を後ろに回す
グソクムシャ「ムシャ…!?」
バリヤード「バリー…」手に炎の結晶が
プルメリ「マズイ…!【ほのおのパンチ】だよ!」
グズマ「わかってる…!だがグソクムシャならとくせい【ききかいひ】で攻撃を喰らう前にボールに戻ってくるはずだ!」
グソクムシャ「グソッ…!」【ききかいひ】でボールに戻ろうとする
ナツメ「逃がさないわよ」パチンと指パッチン
グソクムシャの四方八方を【バリアー】が囲む
グズマ「なっ…!?」
ナツメ「フフッ、【バリアー】にはこういう使い方もあるのよ」
ナツメ「アナタが初めに【であいがしら】で攻撃してきた時に既に仕掛けていた、こうなることは『わかっていた』から」
プルメリ「そんな…!?バトルの未来を予知したってのか!?」
グズマムシャ「ムシャ!ムシャ!」【バリアー】の中から出ようとするが出れない
ナツメ「フフッ、まるで虫カゴに入れられて逃げようとしている虫みたいね」
バチンバチンバチン!
バリヤード「バリバァ…」両手に炎を溜める
バリヤード「バリバァー!!!」【ほのおのパンチ】を繰り出す
グソクムシャ「シャッーーーー!!!!!」直撃
グソクムシャ「ムシャァ…」ひんし
審判「グソクムシャ戦闘不能!」
プルメリ「そんな…グソクムシャが一撃もダメージを与えることなくやられちゃうなんて…」
102 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 13:46:17.95 ID:PfZeRBxYO
グズマ「クソッ…!一撃も与えるどころか…」
バリヤード「バーリバリ」嬉しそうにパントマイムをしている
グズマ「アイツを一歩動かすことすら…!クソッ…すまねえグソクムシャゆっくり休んでくれ…」
バシュン!とモンスターボールに戻す
ナツメ「次はアメモースでしょう?」
グズマ「ちくしょう…知られてんなら仕方ねえ…」
バシュン!
アメモース「モース!」
プルメリ「グソクムシャに続いてアメモースの選出まで見破りやがった…」
グズマ「知られてるなら仕方ねえ…!先手必勝だアメモース!特大の【ハイドロポンプ】!」
アメモース「アメー…モーーース!!!」【ハイドロポンプ】発射
ナツメ「奇襲ならともかくど真ん中から打ってくるなんて」
パチンバチンバチン!
バリヤード「パリッ!」目が光る
プルメリ「【ハイドロポンプ】を【サイコキネシス】で止めやがった…!?」
ナツメ「お返ししてあげる」スッと人差し指を下ろす
バリヤード「バリバリッ!」【サイコキネシス】で【ハイドロポンプ】をアメモースに
アメモース「アメッ…!?」驚いている
アメモース「モーーース!!!」【ハイドロポンプ】直撃
グズマ「アメモース!」
ナツメ「フフッ、その子はもう退場かしら…」
鞭をバチ…グズマ「なにやってんだぁーーーーー!!!!グズマァァァ!!!!!!」
プルメリ「あーあグズマのヤツ、大声出しやがって…」
ナツメ「…!」
バリヤード「バリバリッ!?」焦ってナツメの方を振り向く
グズマ「…あ?どうした?なんでバリヤードはあんなに焦ってる?だがこれはチャンスだアメモース!【エアスラッシュ】!」
アメモース「モース!」【エアスラッシュ】を放つ
バリヤード「バリッ!?」焦っている
バリヤード「バリバリッ!」急いで【バリアー】を貼る
グズマ「ハッ!馬鹿め!【バリアー】はぶつり攻撃にしか効果はねぇんだよ!焦りやがったなバリヤード!」
バシュン!バシュン!と【バリアー】をすり抜けながらバリヤードに向かっていく
バリヤード「バリバァ!」【エアスラッシュ】をまともにくらう
プルメリ「やった!初ダメージ!反撃開始だ!」
103 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 14:02:31.40 ID:PfZeRBxYO
バリヤード「バリバリ…」立ち上がる
グズマ「ッチ、流石に一撃じゃやられねえか」
ナツメ「まさか私のバリヤードにダメージを与えるなんて…大したものね」
ナツメ「だけど関係ないわ」
バチンバチンバチン!!!!
アメモース「アメッ…!?」空中で身動きが取れない
グズマ「クソッ…!また【サイコキネシス】か…!」
ナツメ「これで二匹目…」人差し指を振り下ろす
アメモース「アメーッ!」地面に向かって急降下する
グズマ「同じ手を二度くらうか!アメモース!地面に向かって【ハイドロポンプ】!」
アメモース「モース!」【ハイドロポンプ】で勢いを[
ピーーー
]
ナツメ「なっ…!?」
グズマ「やっとそのクールな顔が崩れやがったか!そっちの方が可愛いぜお前!」
ナツメ「か…かわいい…!?」顔を真っ赤にしながら
グズマ「…あ?」
ナツメ「こ、こんな公然の場でハレンチな!」
プルメリ「なんだアイツ…結構ウブなんだな…」
グズマ「いやハレンチも何も…オレは最初から…ッ!」
グズマ「なるほど…なるほどな…」
プルメリ「グ、グズマ…?」
グズマ「ハーハッハッハ!なるほどなるほどなぁ!」
プルメリ「おい、グズマ…ついに頭が…」
グズマ「このペテン師野郎、よくも騙してくれたな」
ナツメ「…!私は超能…
ディレクター「そうだ!ナツメくんは本物の超能力者なんだぞ!君はその発言で番組を潰すつもりか!」
グズマ「おい、オマエそれは生中継か?」
ディレクター「当たり前だ!生中継じゃないとナツメくんの超能力を信じてもらえないからね」
グズマ「なるほど、そりゃ良かったな」
ディレクター「は?」
グズマ「人の心を読む力もポケモンに何も言わず指示を出せるのも未来予知ができるのも全部トリックがあるからだ!それを白日の下に晒してやる!感謝しろクソディレクター!今日の視聴率は高ぇだろうよ!」
104 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/29(火) 14:03:17.63 ID:PfZeRBxYO
とりあえずこの辺で、また時間が出来次第今日に続き書くと思います。
105 :
◆akrJA.dFs.
[saga]:2019/01/29(火) 15:07:53.81 ID:uzFMUKdx0
>>96
ディレクター「あ!君か今日の挑戦者は!」こっちに来る
↓
ディレクター「あ!君か!今日の挑戦者は!」こっちに来る
ディレクター「今日がナツメくんのジム戦100連勝が決まっているからね!これは視聴率が取れるぞ!」
↓
ディレクター「今日はナツメくんのジム戦100連勝がかかっているからね!これは視聴率が取れるぞ!」
ディレクター「まぁ彼女は本物の超能力者だ、万に一つも負けは有り得ないナツメが負けそうになった時は君に… ?↓
ディレクター「まぁ彼女は本物の超能力者だ、万に一つも負けは有り得ないがもしナツメくんが負けそうになった時は君に… ?
>>98
プルメリ「ねぇ…アンタ勝てる見込みあるの?相手はアンタの心読んでくるんだよ!?」
↓
プルメリ「ねぇ…アンタ勝てる見込みあるの?相手はアンタの心読んでくるんだよ?」
>>99
プルメリ「…!なるほど!だから事前に決めてきたんだね!」
↓
プルメリ「…!なるほど!だからもう使うポケモンを事前に決めてきたんだね!」
グズマ「お前と喋っているとこを読まれちまうかもしれねぇ、じゅあ行ってくる」
↓
グズマ「お前と喋っているとこを読まれちまうかもしれねぇ、じゃあな、行ってくる」
>>100
ナツメ「警戒して三枚【バリアー】を正解だったようね、まさかバリヤードの【バリア】を同時に二枚も割るなんて…少し想定外…でも…
↓
ナツメ「警戒して三枚【バリアー】を貼って正解だったようね、まさかバリヤードの【バリア】を同時に二枚も割るなんて…少し想定外…でも…
>>103
アメモース「モース!」【ハイドロポンプ】で勢いを[ピーーー]
↓
アメモース「モース!」【ハイドロポンプ】で勢いを殺す
訂正です。
106 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 11:56:27.04 ID:KbMazUKa0
ナツメ「私の超能力を暴く?そんなことはできない!なぜなら私はエスパー少女だから!」
グズマ「おうおう、照れたりキレたり忙しい奴だな」
ナツメ「生意気…!だったらバトルで黙らせてあげる!」
ナツメ「(次のアメモースは…グズマ「一度距離を外して無数の【エアスラッシュ】で【サイコキネシス】を対策してくるからこっちも無数の【ひかりのかべ】ってか?」
ナツメ「…!?」
グズマ「ハハッ!図星だな!アメモース!【エラスラッシュ!】
ナツメ「何よ…!読み通りじゃない!」
バチンバチンバチン!
バリヤード「バリバッ!」【ひかりのかべ】を貼る
ナツメ「これで…」
グズマ「バリヤードに背を向けて発射しろ!」
アメモース「モース…!」エアスラッシュ発射
ナツメ「なっ…!?それに何の意味が…!」
プルメリ「あっ!アメモースのヤツ【エアスラッシュ】を出した反動を利用してバリヤードに向かって…!」
ナツメ「そんな…!?【エアスラッシュ】にそんな使い方が…!?」
バリヤード「バリバッ…!?」焦ってる
ナツメ「(焦らなくていい…今から【バリアー】を貼れば…
グズマ「アメモース!壁に向かって【ハイドロポンプ】!さらに加速しろ!」
アメモース「モース!」
アメモース 【ハイドロポンプ】に押される形でさらに加速
バリヤード「バリバッ…!」急いで【バリアー】を…
グズマ「間に合わねぇよ!これが即席【たいあたり】だ!」
ガンッ!!!!
バリヤード、アメモースのタックルに吹き飛ばされる
ナツメ「バリヤード!」
バリヤード「バリィ…」ひんし
審判「バリヤード戦闘不能!」
プルメリ「よし!これでお互い二匹!まだいけるよ!」
グズマ「おいエスパー女」
ナツメ「…何よ」バリヤードを戻しながら
グズマ「どうして今のは読めなかった?オレ様の心を読めるんだろ?」
ナツメ「それは想定が…
グズマ「想定外?ハハハッ!心が読めて想定外もクソもあるかよ!いいかよく聞きやがれ!」
グズマ「コイツは心を読むことなんてできやしねぇ!」
107 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 16:32:16.75 ID:zaD29lkD0
ディレクター「ちょっと君何を…!グズマ「ウチの番組を潰す気か?」
ディレクター「…!?」
ナツメ「なんで…まさかアナタも…グズマ「超能力を…ってか?」
ナツメ「…!」
プルメリ「凄いグズマ!あんたいつから人の心を」
グズマ「ハハハッ!馬鹿かよお前ら!こんなもんハッタリなんだよ!」
グズマ「相手の言うことなんて途中まで聞けば何が言いたいかわかるだろ、それをコイツは相手のセリフに合わせて言う。それであたかも心が読めていると思わせる」
プルメリ「だけど途中アンタの戦略は全部読まれていたじゃないか!」
グズマ「じゃあどうしてコイツはアメモースの【擬似たいあたり】をかわせなかった?」
プルメリ「…!それは…」
グズマ「奇想天外の戦略だったからってか?ハハッ!オレは心の中でちゃんと『【エアスラッシュ】でアメモースでたいあたりをする】って念じたぜ?オマエに聞こえやすいようにな!」
ナツメ「…」
グズマ「それにオレがコイツが心を読めていないと確信した出来事は一つ…それはテメェが照れたからだ」
プルメリ「は?なんだよそれ…?」
グズマ「どうして口に出して可愛いと言った時に『初めて』照れた?」
プルメリ「そりゃアンタが口に出して…ってアンタまさか…」
グズマ「そのまさかだ」
グズマ「オレはテメェと出会った時から可愛いなと何回も思ったからだ!さらに言えば今履いてるピチピチのスーツ!このバトル中に何回もエロいと思った!心の中が覗けるならどうして恥ずかしがらねぇ!」
プルメリ「……」
108 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 16:55:10.59 ID:zaD29lkD0
undefined
109 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 16:56:14.40 ID:zaD29lkD0
グズマ「どうだオレ様の名推理!」
グズマ「ん?」
ナツメを置いて全員ポカーンとしている
グズマ「フッ、ビックリして誰も何も言えねえか」
プルメリ「ある意味何も言えないよ…まさかあの子もこんなスケベに看破されるとは思ってなかっただろうね」
グズマ「さぁどうする?テメェはもう…
ナツメ「うるさい!」
ナツメ「私はエスパー少女だ!その証拠を今から見せてやる!出てこいスリーパー!」ボールを投げる
スリーパー「スリーパー!」
ナツメ「さぁ見せてやるエスパー少女の真骨頂を…!」
ムチを叩…グズマ「アメモース!爆音で【むしのさざめき】!」
ナツメ「…!」
アメモース「アメーッ…」息を吸う
アメモース「モーーーーーース!!!!」さざめく
スリーパ「スリッー!」思わず耳を防ぐ
グズマ「よしっ!アメモース!【ハイドロ…
ナツメ「(同じ手を二度も…!バリヤードの時と同じように【サイコキネシス】で…
ムチを叩…グズマ「なんてな!もう一度【むしのさざめき】」
アメモース「モーーーーーース!!!」さざめく
スリーパー「スリーパッーーー!!!!」轟音に苦しむ
ナツメ「クソッ…!オマエ…!」
グズマ「なんだ?テレパシーで指示できるならどれどけうるさかろうがいいだろうが」
ナツメ「ッ…!」
110 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 16:57:13.01 ID:zaD29lkD0
スリーパー「スリーパーっ!」【サイコキネシス】で動きを止める
アメモース「アメーッ!?」静止させられる
ナツメ「よし!いいわよスリーパー!」
グズマ「チッ…機転を利かせやがったか、できる奴だな」
スリーパー「スリッ!」耳を耳の穴に入れて防ぐ
ナツメ「これでもう【むしのさざめき】は効かない!アメモースはお終いよ!」
バチンバチン!
スリーパー「スリーパーァ…」スタスタとアメモースへ近づく
プルメリ「マズイ!スリーパーは【さいみんじゅつ】が得意なんだ!このままだと眠らされるよ!」
グズマ「…」
スリーパー「パァ…」にたりと静止しているアメモースの前に
そしてコインを揺らしていく
グズマ「そう、その角度だ…そこが丁度いい」
ナツメ「え…?」
グズマ「耳塞いで動きを止めたからって安心したな」
グズマ「オレのポケモンはオレと同様うるせえからよ」
アメモース「アメッ…」ニヤリと笑う
ナツメ「何…?この状況では【エアスラッシュ】も【むしのさざめき】も…」
ナツメ「ハッ…!まさか…
ムチを叩…グズマ「口も塞いだ方が良かったな」
アメモース「モーーーーーース!!!!!」【ハイドロポンプ】発射
スリーパー「スリーパー!!!!!!!」近距離でまともにくらう
バタッと
スリーパー「スリーパァ…」ひんし
審判「スリーパー戦闘不能!」
プルメリ「よし!これでグズマが逆転だ!」
111 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 23:09:19.97 ID:uLhRorml0
ナツメ「そんな…どうして…」
グズマ「テメェが本気じゃねぇからだろ」
ナツメ「私は本気で…!」
グズマ「悪いがポケモンバトルはテメェのキャラ守りながら出来るほど優しいものじゃねぇんだよ」
ナツメ「私は…!」
グズマ「確かに相手の指示を聞かずにバトルするのは難しい、相手が何してくるかわからねえからな、反応が遅れる」
グズマ「確かに本当にテメェがテレパシーでポケモンに指示してんなら対策は出来ねえし厄介だ。だけどテメェが指示してんのは…」
グズマ「そのムチでだろうが」
ナツメ「…!」
グズマ「テメェのポケモンが動く時オマエはいつもムチを叩いていた。どのパターンがどういうことを指示してんのかは知らねえがムチで指示してるのはわかった」
グズマ「だからバリヤードはオレが大声を出した時ムチの音を聞き取れず焦った。」
グズマ「だがオマエはムチのトリックが暴かれた後もムチで指示を出すことに孤立した」
グズマ「直接声で指示してれば対応できる場がいくつもあったのにだ」
グズマ「オマエの敗因はただ一つ…ポケモンよりキャラを優先したからだ。そんなもんトレーナー失格だ」
ディレクター「そんな…ナツメ君の超能力が嘘だなんて…」
プルメリ「まぁ結局超能力なんて…ん?でも待てよ…じゃあ超能力が嘘なんだったら【グズマの手持ちを言い当てた】ことと【あたいの手を開かせた力】は…?」
グズマ「オマエみたいな奴がジムリーダーなら隣のからてだいおうのオッさんの方が…
バッ!
ナツメ「だまれ!!!」
グズマ「ッ…!」宙に浮く
プルメリ「グズマ!?どうして!?今エスパータイプのポケモンは外に出てないのに…!?」
ナツメ「オマエに何がわかる!オマエに私の何がわかる!私はエスパー少女だ!エスパー少女じゃないといけないんだよ!!!!」
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/30(水) 23:16:23.93 ID:uLhRorml0
ナツメ「そんな…どうして…」
グズマ「テメェが本気じゃねぇからだろ」
ナツメ「私は本気で…!」
グズマ「悪いがポケモンバトルはテメェのキャラ守りながら出来るほど優しいものじゃねぇんだよ」
ナツメ「私は…!」
グズマ「確かに相手の指示を聞かずにバトルするのは難しい、相手が何してくるかわからねえからな、反応が遅れる」
グズマ「確かに本当にテメェがテレパシーでポケモンに指示してんなら対策は出来ねえし厄介だ。だけどテメェが指示してんのは…」
グズマ「そのムチでだろうが」
ナツメ「…!」
グズマ「テメェのポケモンが動く時オマエはいつもムチを叩いていた。どのパターンがどういうことを指示してんのかは知らねえがムチで指示してるのはわかった」
グズマ「だからバリヤードはオレが大声を出した時ムチの音を聞き取れず焦った。」
グズマ「だがオマエはムチのトリックが暴かれた後もムチで指示を出すことに孤立した」
グズマ「直接声で指示してれば対応できる場がいくつもあったのにだ」
グズマ「オマエの敗因はただ一つ…ポケモンよりキャラを優先したからだ。そんなもんトレーナー失格だ」
ディレクター「そんな…ナツメ君のトリックが
113 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/30(水) 23:16:56.48 ID:uLhRorml0
すいません、間違えて二度上げてしまいました…
114 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/31(木) 14:28:25.79 ID:zQE1kkIF0
プルメリ「おい!グズマを降ろせよ!」
ナツメ「うるさい!よくも!よくも私の超能力を…!」
グズマ「ハ…ハハッ…く…首が締め付けられてう…上手く声を出せねぉ…」
ナツメ「グズマ…!アナタは絶対許さない!」
プルメリ「おい!ディレクター!これはテレビの演出なんだろ!?早くお前らが出してるエスパータイプのポケモンをボールに戻せ」ディレクターに掴みかかる
ディレクター「ち…違う!我々は何もしていない!」
プルメリ「は!?だったらどうしてグズマは…!」
グズマ「おい、馬鹿かよプルメリ…」
グズマ「コレはコイツの超能力だ」
プルメリ「でもさっきアンタが言ったじゃないか!コイツの超能力はインチキだって!これも…」
グズマ「だ…だったらオレの選出を見抜いたこと…お前にかけた念力…そして今の現象をどう説明する…」
プルメリ「…!それは…」
グズマ「コイツは確かにテレパシーの類の超能力は使えねえが…」
グズマ「未来予知と念力はホンモノだ…」
115 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/31(木) 14:38:07.70 ID:zQE1kkIF0
ナツメ「…」
グズマ「コイツは未来予知を含めて強いトレーナーの過去未来は勝手に頭に入ってくるって言ってただろ…だからコイツはオレとオレのポケモンの癖を知っていた…」
プルメリ「だからアンタの選出もポケモン達の癖も見破って…でもそんな超能力が使えるならわざわざムチや先読みしたりそんなことしなくてもいいじゃないか!」
グズマ「ハハッ…だったら強くない…普通のトレーナーが来たらどうやって相手の対策をする、こんな物騒な念力をどうやってポケモンバトルに活用する?」
プルメリ「それは…」
グズマ「テメェも大変だったんだな…本当にエスパー少女だと言うのにさらに演じ…
ナツメ「黙れ!」
グズマ「グッ…!」さらに首に力が
ナツメ「私はエスパー少女だ!エスパー少女でないと価値がない!そうしないと私は私と認められない!」
ナツメ「だから頑張った!頑張って心理学の勉強もした!ムチで指示できるように血の滲むような努力をした!私がエスパー少女であるために!」
ナツメ「仕方がないだろう!突発的に起きる未来予知に念力!それがポケモンバトルにどうやって役に立つ!」
グズマ「…」
ナツメ「私はエスパー少女だ!私は私生活でもトレーナーでもエスパー少女だといけないんだ!」
グズマ「お…おいテメェ…」
ナツメ「うるさい!それ以上口を開くとさらに力を…!」
グズマ「お前は何になりたかったんだ?」
ナツメ「…!私はエスパー…」
グズマ「本当か?誰かにそう言われたから名乗ってるだけじゃないのか?」
ナツメ「違う!私は…!」
グズマ「誰かに強要されたからか?」
116 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/31(木) 14:49:59.84 ID:zQE1kkIF0
ナツメ「私…私は…
凄いじゃないかナツメ!スプーンを曲げれるなんて!
ナツメアナタは天性の才能を持って生まれてきたのよ!
ナツメ『パパ…ママ…私は…』
早速テレビ局やお偉いさんに電話だ!
ええ!ナツメ!明日からアナタはスターよ!
ナツメ『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナツメ『おはよう、ねえ私も一緒にご飯を…』
わあ!ナツメ様!?学校にいらっしゃっていたの!?
スゴイ!ホンモノのナツメ様だ!握手してください!
ナツメ『あの…一緒にご飯を…』
なあなあ!あれ見せてくれよ!スプーン曲げるあれ!
それよりもナツメさん!私の好きな人の心の中を!
ナツメ『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ディレクター『スゴイ!君は奇跡の子だ!ポケモンバトルも常識外れな強さだ!』
ナツメ『それは私のポケモンが頑張ってくれたから…
ディレクター『そうだ!ナツメくんは超能力が使えるんだからテレパシーでポケモンに指示をしたらどうだい?そっちのほうがテレビ映えするよ!』
ナツメ『…』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
からてだいおう『そんな…!?私のエビワラーとサワムラーがこれほど簡単にやられるとは…!』
ナツメ『(それはアナタが強くて事前に予知していたから…なんて言えないか…)』
からてだいおう『これがエスパー少女か!なんて恐ろしい強さだ!』
ナツメ『そう私は…』
誰も私を…
私のポケモンを見てくれないならそれでいい…私は
ナツメ『エスパー少女、ナツメよ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナツメ「違う…!私は…私は!」
ナツメ「普通の女の子になりたかった!」
117 :
◆akrJA.dFs.
:2019/01/31(木) 17:13:48.03 ID:0RE+/M1P0
ナツメ「私だって普通にオシャレだってしたい!ミステリアスだからって言われて伸ばした髪も本当は切りたい!」
ナツメ「夢だってある!私は女優になりたい!憧れているカルネさんのような演技で私も人を魅了したい!」
ナツメ「誰も私を私と見てくれない!皆が見たいのはエスパー少女である私!だから私はエスパー少女であらなければいけない…!だから…!」
グズマ「ハハッ、もう答えは見つかっているじゃねぇか」
ナツメ「え…?」
グズマ「自分で築き上げたものをぶっ壊す、案外気持ちがいいぜ?」
ナツメ「何を…」
グズマ「ちょうどテレビも生中継中だ、今なら見てもらえるぜ本当のお前をよ」
ナツメ「…!……」
グズマを降ろす
グズマ「ふぅ…やっと降りれた…じゃあ続き行こうか!」
ナツメ「…」バシュン!
フーディン「フーディーン!」
プルメリ「最後のポケモンはフーディンか!」
ナツメ、ムチを
グズマ「アメモース!このまま蹴散らしてやろうぜ!【むしのさざめき】!」
そのまま地面に落とす
ブチブチブチ!
プルメリ「アイツ髪を念力で…!?」
ナツメ「フーディン!【シャドーボール】!」
グズマ「…!フッ…」
フーディン「…!フー…ディン!」【シャドーボール】を放つ!
グズマ「アメモース!【ハイドロポンプ】で対抗しろ!」
アメモース「モース!」【ハイドロポンプ】発射
ドカーーーーーーーン!!!ぶつかり合いで爆風が起きる
グズマ「アメモース一度爆風から離れて…
ナツメ「フーディン!【テレポート】でアメモースの後ろに回り込んで!」
グズマ「…!」
フーディン「ディン!」後ろに現れる
アメモース「アメッ…!?」
ナツメ「そのまま【シャドーボール】!」
ドカーーーーーーーン!!!!
アメモース「アメェ…」ひんし
審判「アメモース戦闘不能!」
グズマ「おうおう随分色っぽくなったじゃあねぇか」アメモースを戻しながら
ナツメ「ええここからはエスパー少女ナツメではなく…」
ナツメ「ヤマブキジムのジムリーダー!いや!一人のトレーナーとしてアナタを倒す!」
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/02(土) 19:31:12.36 ID:esDD43MkO
続きをかくのです…
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/02/06(水) 00:07:56.28 ID:9bq3RpeY0
待ってるよ
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/17(日) 00:22:31.74 ID:EkQTBlpDo
船出したところで完結させときゃよかったのに
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