グズマ「何が島巡りだ!カントー地方だ!」

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112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/01/30(水) 23:16:23.93 ID:uLhRorml0

ナツメ「そんな…どうして…」

グズマ「テメェが本気じゃねぇからだろ」

ナツメ「私は本気で…!」

グズマ「悪いがポケモンバトルはテメェのキャラ守りながら出来るほど優しいものじゃねぇんだよ」

ナツメ「私は…!」

グズマ「確かに相手の指示を聞かずにバトルするのは難しい、相手が何してくるかわからねえからな、反応が遅れる」

グズマ「確かに本当にテメェがテレパシーでポケモンに指示してんなら対策は出来ねえし厄介だ。だけどテメェが指示してんのは…」



グズマ「そのムチでだろうが」



ナツメ「…!」

グズマ「テメェのポケモンが動く時オマエはいつもムチを叩いていた。どのパターンがどういうことを指示してんのかは知らねえがムチで指示してるのはわかった」

グズマ「だからバリヤードはオレが大声を出した時ムチの音を聞き取れず焦った。」

グズマ「だがオマエはムチのトリックが暴かれた後もムチで指示を出すことに孤立した」

グズマ「直接声で指示してれば対応できる場がいくつもあったのにだ」

グズマ「オマエの敗因はただ一つ…ポケモンよりキャラを優先したからだ。そんなもんトレーナー失格だ」

ディレクター「そんな…ナツメ君のトリックが






113 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/30(水) 23:16:56.48 ID:uLhRorml0
すいません、間違えて二度上げてしまいました…
114 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/31(木) 14:28:25.79 ID:zQE1kkIF0

プルメリ「おい!グズマを降ろせよ!」

ナツメ「うるさい!よくも!よくも私の超能力を…!」

グズマ「ハ…ハハッ…く…首が締め付けられてう…上手く声を出せねぉ…」

ナツメ「グズマ…!アナタは絶対許さない!」

プルメリ「おい!ディレクター!これはテレビの演出なんだろ!?早くお前らが出してるエスパータイプのポケモンをボールに戻せ」ディレクターに掴みかかる

ディレクター「ち…違う!我々は何もしていない!」

プルメリ「は!?だったらどうしてグズマは…!」

グズマ「おい、馬鹿かよプルメリ…」


グズマ「コレはコイツの超能力だ」



プルメリ「でもさっきアンタが言ったじゃないか!コイツの超能力はインチキだって!これも…」

グズマ「だ…だったらオレの選出を見抜いたこと…お前にかけた念力…そして今の現象をどう説明する…」

プルメリ「…!それは…」

グズマ「コイツは確かにテレパシーの類の超能力は使えねえが…」



グズマ「未来予知と念力はホンモノだ…」




115 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/31(木) 14:38:07.70 ID:zQE1kkIF0

ナツメ「…」

グズマ「コイツは未来予知を含めて強いトレーナーの過去未来は勝手に頭に入ってくるって言ってただろ…だからコイツはオレとオレのポケモンの癖を知っていた…」

プルメリ「だからアンタの選出もポケモン達の癖も見破って…でもそんな超能力が使えるならわざわざムチや先読みしたりそんなことしなくてもいいじゃないか!」

グズマ「ハハッ…だったら強くない…普通のトレーナーが来たらどうやって相手の対策をする、こんな物騒な念力をどうやってポケモンバトルに活用する?」

プルメリ「それは…」

グズマ「テメェも大変だったんだな…本当にエスパー少女だと言うのにさらに演じ…

ナツメ「黙れ!」

グズマ「グッ…!」さらに首に力が

ナツメ「私はエスパー少女だ!エスパー少女でないと価値がない!そうしないと私は私と認められない!」

ナツメ「だから頑張った!頑張って心理学の勉強もした!ムチで指示できるように血の滲むような努力をした!私がエスパー少女であるために!」

ナツメ「仕方がないだろう!突発的に起きる未来予知に念力!それがポケモンバトルにどうやって役に立つ!」

グズマ「…」

ナツメ「私はエスパー少女だ!私は私生活でもトレーナーでもエスパー少女だといけないんだ!」

グズマ「お…おいテメェ…」

ナツメ「うるさい!それ以上口を開くとさらに力を…!」




グズマ「お前は何になりたかったんだ?」




ナツメ「…!私はエスパー…」

グズマ「本当か?誰かにそう言われたから名乗ってるだけじゃないのか?」

ナツメ「違う!私は…!」

グズマ「誰かに強要されたからか?」

116 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/31(木) 14:49:59.84 ID:zQE1kkIF0

ナツメ「私…私は…

凄いじゃないかナツメ!スプーンを曲げれるなんて!

ナツメアナタは天性の才能を持って生まれてきたのよ!

ナツメ『パパ…ママ…私は…』

早速テレビ局やお偉いさんに電話だ!

ええ!ナツメ!明日からアナタはスターよ!

ナツメ『…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナツメ『おはよう、ねえ私も一緒にご飯を…』

わあ!ナツメ様!?学校にいらっしゃっていたの!?

スゴイ!ホンモノのナツメ様だ!握手してください!

ナツメ『あの…一緒にご飯を…』

なあなあ!あれ見せてくれよ!スプーン曲げるあれ!

それよりもナツメさん!私の好きな人の心の中を!

ナツメ『…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ディレクター『スゴイ!君は奇跡の子だ!ポケモンバトルも常識外れな強さだ!』

ナツメ『それは私のポケモンが頑張ってくれたから…

ディレクター『そうだ!ナツメくんは超能力が使えるんだからテレパシーでポケモンに指示をしたらどうだい?そっちのほうがテレビ映えするよ!』

ナツメ『…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

からてだいおう『そんな…!?私のエビワラーとサワムラーがこれほど簡単にやられるとは…!』

ナツメ『(それはアナタが強くて事前に予知していたから…なんて言えないか…)』

からてだいおう『これがエスパー少女か!なんて恐ろしい強さだ!』

ナツメ『そう私は…』

誰も私を…

私のポケモンを見てくれないならそれでいい…私は


ナツメ『エスパー少女、ナツメよ』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナツメ「違う…!私は…私は!」




ナツメ「普通の女の子になりたかった!」




117 : ◆akrJA.dFs. :2019/01/31(木) 17:13:48.03 ID:0RE+/M1P0

ナツメ「私だって普通にオシャレだってしたい!ミステリアスだからって言われて伸ばした髪も本当は切りたい!」

ナツメ「夢だってある!私は女優になりたい!憧れているカルネさんのような演技で私も人を魅了したい!」


ナツメ「誰も私を私と見てくれない!皆が見たいのはエスパー少女である私!だから私はエスパー少女であらなければいけない…!だから…!」


グズマ「ハハッ、もう答えは見つかっているじゃねぇか」

ナツメ「え…?」

グズマ「自分で築き上げたものをぶっ壊す、案外気持ちがいいぜ?」

ナツメ「何を…」

グズマ「ちょうどテレビも生中継中だ、今なら見てもらえるぜ本当のお前をよ」

ナツメ「…!……」

グズマを降ろす

グズマ「ふぅ…やっと降りれた…じゃあ続き行こうか!」

ナツメ「…」バシュン!

フーディン「フーディーン!」

プルメリ「最後のポケモンはフーディンか!」

ナツメ、ムチを

グズマ「アメモース!このまま蹴散らしてやろうぜ!【むしのさざめき】!」

そのまま地面に落とす

ブチブチブチ!

プルメリ「アイツ髪を念力で…!?」

ナツメ「フーディン!【シャドーボール】!」

グズマ「…!フッ…」

フーディン「…!フー…ディン!」【シャドーボール】を放つ!

グズマ「アメモース!【ハイドロポンプ】で対抗しろ!」

アメモース「モース!」【ハイドロポンプ】発射

ドカーーーーーーーン!!!ぶつかり合いで爆風が起きる

グズマ「アメモース一度爆風から離れて…

ナツメ「フーディン!【テレポート】でアメモースの後ろに回り込んで!」

グズマ「…!」

フーディン「ディン!」後ろに現れる

アメモース「アメッ…!?」

ナツメ「そのまま【シャドーボール】!」

ドカーーーーーーーン!!!!

アメモース「アメェ…」ひんし

審判「アメモース戦闘不能!」

グズマ「おうおう随分色っぽくなったじゃあねぇか」アメモースを戻しながら

ナツメ「ええここからはエスパー少女ナツメではなく…」


ナツメ「ヤマブキジムのジムリーダー!いや!一人のトレーナーとしてアナタを倒す!」


118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 19:31:12.36 ID:esDD43MkO
続きをかくのです…
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/06(水) 00:07:56.28 ID:9bq3RpeY0
待ってるよ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 00:22:31.74 ID:EkQTBlpDo
船出したところで完結させときゃよかったのに
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