マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」

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543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/05/07(土) 11:09:33.01 ID:lMLxh8sJO

待ってますね〜
544 : ◆3DtvXoE6Vc [sage saga]:2022/05/08(日) 03:18:18.53 ID:ub6S0g+20
ラウラ「マクギリス、見てくれ。八ツ橋とか言うのが名物らしいぞ!」

マクギリス「三角の…餅、か?面白い物だな」

「試食してくかい?美味いぜ」

マクギリス「ありがとうございます。では、お言葉に甘えて」

ラウラ「感謝する」

爪楊枝に刺された八ツ橋を口にしては二人して、顔を見合わせた

ラウラ「う、美味い…食感と餡子の甘さのハーモニーが実に良い」

マクギリス「こちらのチョコ入りもなかなかだ。和洋折衷、これほどとはな…」

「ちなみにそいつが生八ツ橋って言われるタイプで、こっちのせんべいみたいなのが焼き八ツ橋って呼ばれてんな。こっちも食ってみな」

マクギリス「お気遣い、感謝します」

ラウラ「ふむ、むぁ…サクサクで、これも美味しいぞ!」

マクギリス「素晴らしいな…生八ツ橋とは風味がまた変わるのが、食べていて飽きん」

「アンタら学生だろ?土産に買ってくなら安くしとくぜ。どうだい」

マクギリス「では、一種類三箱ずつ頂こう」

「太っ腹だなぁアンタ。オーライ、一箱ずつオマケしてやるよ」

ラウラ「い、良いのか?」

「なぁに、可愛い彼女さんにもご好評頂いたしな。宿でゆっくり食べてってくれ」

マクギリス「ありがとうございます」

「ああ、それと…このキーホルダーもオマケだ。持ってきな」

カラフルな丸いマスコットのキーホルダー。中には鈴が仕込まれている様だ。

ラウラ「か、可愛い…」

「この店のオリジナル…って訳でも無いが、まあ看板役だな。また来る時には良い目印になるだろ?」

マクギリス「何から何まで、ありがとうございます」

「気にすんなよ。っと、流石に嵩張るな。宿は何処だ?配送業者に頼んどこうか?」

マクギリス「いえ、そろそろ一度、宿に戻る所かと思いますので」

「そうかい?まっ、また京都に来る機会があったらご贔屓に、ってな」

マクギリス「ええ、必ず」

会計を済ませ、荷物を受け取る。

「そんじゃ、気ぃ付けてなー……あれが、この世界のガンダムの…いや、もう関係ない、かねぇ…」

店主の最後の呟きは、私に届く事は無かった。

545 : ◆3DtvXoE6Vc [sage saga]:2022/05/08(日) 04:12:10.44 ID:ub6S0g+20
宿に戻った私達を迎えたのは、仲間の裏切りという、最悪の報告だった。

マクギリス「ダリル・ケイシーとフォルテ・サファイアが…」

ラウラ「で。この間抜けが捕虜になった訳か?」

オータム「テメエ、誰がまぬ、ガハァッ!?」

鳩尾に、蹴りが一発。オータムは静かになった。

三日月「ごちゃごちゃうるさいよ」

ガエリオ「容赦が無いな…相変わらず…」

マクギリス「…とりあえず、要約すると。ダリルとフォルテの奇襲を、こちらの女性により救われ命拾い。二人は逃したが、この女を捕えられた訳だ」

「そういう事サ。よろしくねエ?」

マクギリス「とりあえず、一夏から離れて貰えないだろうか。数名の機嫌が悪くなるのでな」

「んもー、仕方ないのサっと」

マクギリス「…それで、貴女は此方側、と考えて良いのかな?第二回モンド・グロッソ優勝者。二代目ブリュンヒルデ、アリーシャ・ジョセフスターフ」

「アーリィ、で良いのヨ。ついでにブリュンヒルデってのはやめて欲しいのサ?まだ、勝った訳じゃあないのサ」

マクギリス「承知した。しかし…今までの水漏れが、よもや代表候補生とはな。アメリカ側の身辺調査が如何に杜撰かが垣間見えるな」

ガエリオ「ダリルの本名はレイン・ミューゼル…敵指揮官、スコール・ミューゼルの親戚だとか」

千冬「フォルテの方は…現状、レイン以外では亡国機業との繋がりは確認出来ん。スパイが固まって動くというのも流石に有り得ん。何故寝返ったかは不明だ」
546 : ◆3DtvXoE6Vc [sage saga]:2022/05/08(日) 04:49:38.55 ID:ub6S0g+20
楯無「ただ、相手の先手はなんとか潰せたのだし、此方も準備は整った。敵側に情報を漏らすスパイがもう居ないのだから…」

マクギリス「今度は此方の手番、という訳だな」

楯無「敵の拠点は二箇所。空港の倉庫の一角と…市内のホテル。まったく、意表を突いたつもりなのか堂々としてくれて…」

ガエリオ「だが、敵も襲撃を予測している筈。どうするつもりだ」

楯無「取り逃す前に叩くしか無いわ。増援を呼ばれても厄介」

マクギリス「同感だ。敵の迎撃態勢が整う前に叩かねばならない」

楯無「二時間後には作戦開始よ。各自、機体の最終チェックは済んでるわね?二方向の同時作戦、なんとしても押し切るのよ」

マクギリス「編成は倉庫に私、一夏、ラウラ、シャルロットに簪。敵指揮官が居る可能性が高いホテル側にはアーリィ、ガエリオ、三日月、セシリア、箒、鈴。楯無と山田先生には後詰めとして不測に備えて後方に控えて貰う」

ガエリオ「敵の編成…予測出来る範囲ではあの赤…フロンタルとか言う男に、サイレント・ゼフィルスにスコール。レインにフォルテか」

セシリア「一機とはいえ、此方に捕らえることが出来たのは大きいですわね」

マクギリス「とはいえ、残りもどれも手練。伏兵の可能性もある。心して掛かって貰いたい」

楯無「では、各員配置に。1830に作戦を開始よ」

「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/09/26(月) 14:27:07.17 ID:IUrgYMrWO
やっとおいついた
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