マクギリス「インフィニットストラトス…胸が踊るな」

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1 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 00:41:53.60 ID:nAx/QiATO
筆が乗ったら書く
クソガバ設定
スーパーマクギリス無双
異世界オルガネタ
アグニカバエル馬鹿
時折地の分あり
以上で良ければ読んで貰えたらな、と。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1547912513
2 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 00:48:23.58 ID:nAx/QiATO
第0話 マクギリス・ファリド

マクギリス(俺も、もう終わり、か。)

ガエリオによって撃たれ、致命傷を負い、消え行く意識の中でそう思考する。

マクギリス(まさに身から出た錆というやつか。)

不思議と恐怖も無く、消え行く感覚に身を委ねる。

だからこそ、目覚めが訪れた事に少し困惑した。

マクギリス(…アリアンロッドの船の中、ではない?)

目にした光景は陽光差し込む、医務室の内装だった、
3 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 00:55:01.81 ID:nAx/QiATO
マクギリス(…火星でも無いな。地球?わざわざラスタル・エリオンが俺を生かしておく必要もあるまい。どういう事だ、これは)

軽く拘束された状態ではあれど、傷の痛みすらなかったのがよりマクギリスを困惑させた。

物音に気付いたのか、足音が近付いて医務室のドアを開けた。黒髪の、スーツを着た女性。見覚えは勿論無い。

女性「目は覚めたか、奇妙な侵入者」

マクギリス(日本語、だったか。厄祭戦以前の国家の一言語。しかし、奇妙な侵入者、だと?)

困惑は止まらない、加速していくばかりだがとりあえず言葉を返す事にする
4 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:03:52.24 ID:nAx/QiATO
マクギリス「失礼だが、状況が飲み込めない。侵入者、とはどういう意味だ?私は何故、此処に居るのかわからないのだが」

女性「…三日前、学園敷地内に異常なエネルギー反応が検知された。現場には、貴様が倒れていた。私が知り得るのはそれだけだ。だからこそ聞いている。貴様が何者で、何故倒れていたかをな。単純なスパイなどではあるまい」

マクギリス「私が、倒れて…いや、それ以前に私を知らないのか?かなりの報道がなされていたはずだが」

女性「最近の報道で貴様を見た覚えはない。で、何者だ」

マクギリス「…マクギリス・ファリド。セブンスターズの一角であるファリド家当主だ。こう言えば、理解して頂ける筈だが」

だが、女性の反応はまたしてもマクギリスの予想を裏切った。

女性「セブンスターズとはなんだ。秘密組織か?」
5 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:10:25.95 ID:nAx/QiATO
マクギリス「…ギャラルホルンの名前くらいは聞いた事があるだろう?」

流石にいくら辺境であろうと必ず通じるであろう名前を出してみる。

女性「知らん」

頭を抱えたくなった。現在地の確認が必要だと判断する。

マクギリス「…学園と言っていたな。どの星の、どこの学園だ?」

女性「星云々が何故出て来る。日本のIS学園だ。貴様こそIS学園を知らぬ筈はあるまい」

マクギリス(…これは夢だ。そうでなければおかしい)

厄祭戦前の国の名前に、知っていて当たり前の様に語られるIS学園、なる組織。流石に目眩がした。
6 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:17:03.98 ID:nAx/QiATO
女性「…貴様、インフィニットストラトスという兵器の名前くらい聞いた事があるだろう?」

マクギリス「存じないな。それほどまでに高名な兵器なのか?」

女性にため息をつかれる。付いて来いと促され、手錠をつけたまま付いていく羽目になった。

そこは、モビルスーツの格納庫を遥かにダウンサイジングした様な一室だった。

そこに鎮座していたのは、人が纏うように作られたと思しき奇妙な形の鎧のような物。

マクギリス「これがそのインフィニットストラトス、なるものか。」
7 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:22:47.98 ID:nAx/QiATO
女性「触れてみろ。貴様に適性があれば起動する」

促されるままにインフィニットストラトスに触れる。途端、様々な情報が頭に流れ込む。流石に驚嘆して手を引く。

女性「…貴様も、起動出来るのだな。」

あからさまに厄介な事が増えたと言わんばかりの態度に疑問を抱く。

マクギリス「適性かあれば起動するのだろう?私に適性があったからこそだと思うが。」

女性「それは本来女にしか起動出来ん。出来たのは世界中で貴様ともう一人だけだ」

困惑は、更に加速した。
8 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:29:16.10 ID:nAx/QiATO
それからISに関して説明と、学園に入らないかと言う誘いを受ける。

マクギリス(…乗るしか無いな。私にはほかに道はあるまい。)

女性にしか扱えないオカルト兵器、インフィニットストラトス。そんな物は自分の世界には存在していないはずだ。如何なる資料にも厄祭戦前にその様な珍妙な兵器は無かったのだから。

マクギリス「良いだろう。私もこの世界に興味が湧いた。」

女性「…世界、だと?」

掻い摘んで厄祭戦、ギャラルホルン、モビルスーツの事を語っておく。当然、胡散臭げな顔をされたが。
9 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:37:13.21 ID:nAx/QiATO
「織斑先生〜!」

格納庫の入り口から女性が駆け込んで来る。

女性「山田先生。結果はどうでしたか?」

山田「このマクギリス・ファリドさんですが、やはり何処の国にも合致するデータはありませんでした」

女性「鬼籍にも、ですか」

山田「残念ながら…」

女性「…貴様の話、少しばかり信憑性が出てきたな。ともかく、今後はこの学園で生活してもらおう。私は織斑千冬、こっちは山田真耶だ」

手錠を外され、手を差し出される。その手を取る以外、マクギリス・ファリドに選択肢は無かった。
10 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 01:37:58.03 ID:nAx/QiATO
今回ここまで。また筆が乗ったら書きます
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 02:23:36.20 ID:ndbi0E+0o
面白いクロス。クロスSSは大変だが頑張れ
12 :飯までの間少し書きます ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 14:45:02.81 ID:VfKpVUdi0
第0.5話 入学準備
マクギリス(よもや高等学校の教育を二度も受ける羽目になるとはな)

分厚い資料を読み進めながら思案を続ける。

マクギリス(ギャラルホルンの様な組織が無い上に、数の限られたISのコア、それを奪い合う国家達…女尊男卑の社会風潮。モビルアーマーの様な技術が産まれれば、それに頼る土壌は出来ているわけだ。とはいえ、ISの性能ならば打倒し得る力はある。厄祭戦前の世界に来てしまったと考えるのは早計過ぎるな)

自身に充てがわれた部屋のドアがノックされる。

千冬「どうだ、明日までになんとかなるか」

マクギリス「問題は無い。生きて行くのに必要ならば尚更だ」

千冬「まあ、気楽に行く事だ。お前には専用機はまだ用意出来んが、新鋭企業の新型試作機が用意される。テストパイロット扱いではあるが、こなして見せろ。お前が結果を出して見せれば、例の話の信憑性も上がるしな」

マクギリス「なるほど。君からすればお伽話に等しい話だが、興味はあるわけだ」

千冬「まあ、そうなるな。そんな未来は来て欲しくは無いがな…それと、明日からは生徒と教師だ。歳が近いとは言え立場はわきまえておけよ」
13 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 14:50:20.14 ID:VfKpVUdi0
マクギリス(教師としては生徒に舐められるわけにもいかんからな)

マクギリス「承知した。頼りにさせていただきますよ、織斑先生」

千冬「ではな。お前の力を示して見せろ」

マクギリス(…全く、困った女だ。だが、その期待には応えよう)

渡された資料を読破し、明日に備える。波乱の初日になるには違いないのだから。
14 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 15:02:31.32 ID:VfKpVUdi0
第1話 クラスメイトは大半女子
マクギリス(これほどとは、な…)

見渡す限りの女子率の高さ、男は自分と、織斑千冬の弟である織斑一夏のみ。ISの特性と、女子が集う場所故の男性の入り難さ。職員の末端に至るまで女性のみであった。

思案に耽っているうちに、自分に自己紹介の番が回ってくる。

マクギリス「…私はマクギリス・ファリド。最近まで事故で昏睡していて、社会的マナー、常識に疎い面があるかも知れない。何か可笑しな点があれば、遠慮なく指摘して欲しい」

様々な面を考え、そう言う事にして置いた。世界情勢がまるっきり違う以上、何が他者の地雷となるかもわからない。

休み時間に入ると金髪の少女に声を掛けられた。

金髪「少々宜しくて?」

マクギリス「私に何か御用かな、お嬢さん」
15 :飯食い終わったのでシュヴァルべ組みながらちまちま ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 15:31:51.70 ID:VfKpVUdi0
マクギリス(イギリスの代表候補生、セシリア・オルコットだったか。早々に目を付けられるとはな)

セシリア「先程昏睡状態だった、と言いましたわね。よろしければ、このイギリス代表候補生であるセシリア・オルコットが御教授して差し上げますわよ」

マクギリス(なるほど。あくまで私を下として、優位性を保ちたい訳か。私としても、代表候補生ともなればパイプがあるに越したことはない、がな…)

マクギリス「それは有り難いな。是非当てにさせて貰うよ」

セシリア「ええ!それではまた」

上機嫌にその場を去り、もう一人の男へと向かって行った。

マクギリス(…彼女とは一戦交えておきたいな。代表候補生の力を測らせて貰いたいが…)

計らずもその機会はすぐに訪れた。
16 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 16:01:19.38 ID:VfKpVUdi0
セシリア「納得が行きませんわ!」

金髪の少女、セシリアが声を張り上げた。自身の能力の高さに誇りを持つが故に、男性というだけで二人がクラス代表に祭り上げられたのが気にくわない様だ。更には日本に対する侮言まで飛び出す始末だった。

マクギリス(だが、好機でもある)

マクギリス「…実に品位に欠ける発言だな。個々の素質に、産まれも国も関係あるまい。君の国とて、欠点はいくらでもあるだろう」

セシリア「貴方…私を侮辱しますの?この、セシリア・オルコットを!」

マクギリス「立場のある者ならば、相応の振る舞いをしたまえ。君の言動は驕りが過ぎる」

セシリア「ならば、私の力を思い知らせて差し上げますわ!私と決闘なさい!」

マクギリス「…良いだろう。受けて立つ」

思い通りに事は進んでいった。
17 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 16:28:59.03 ID:VfKpVUdi0
次回予告

マクギリス「数奇な巡り合わせから女性率99%のISパイロットの養成学校、IS学園へと入る事となった。この世界が厄祭戦前の世界とは思えないが、見極める必要があるだろう」

マクギリス「そしてクラス代表の決定会議にて、私はセシリアを挑発、決闘に漕ぎ着けた。見せて貰おう、代表候補生の力を」

マクギリス「次回、インフィニット・マクギリス。対代表候補生」

マクギリス「大人にはなり切れない物だな。これ程までに、胸が踊るとは」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/01/20(日) 19:27:17.62 ID:5hO7lpwU0
ISはあまり知らないが原作通りのキャラクター付けだとすると
このセシリアとか言うのは三下悪役感がひどいヒロインキャラだな
この手の状況で「男だから気に食わない、女だから気に食わない」などと因縁をつけてくるような馬鹿な輩は
性別問わず手早く退場させるのが一番だと思う

とりあえずマクギリスに手酷く負かされて無用のプライドが原因で精神崩壊というのが無難じゃないか
寿命が尽きるまで病室のベッドの上で虚ろな目で天井を眺めて過ごすのが似合いだと思う
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/01/20(日) 19:34:58.45 ID:5hO7lpwU0
まあ寝たきり状態から健康状態が急激に悪化、早世というのも
美点なき恥知らずの末路としては悪くないと思う

>>1
駄目なものは生きていてはいけない
駄目でないと自ら証明することを放棄した者は
速やかに消えるべき、消すべきと思わないかい?
20 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 20:05:08.75 ID:VfKpVUdi0
>>18

マクギリス「かなり酷いキャラクターに見えるかも知れないが、実のところかなり彼女の描写を端折らせて貰っている。あくまで彼女の態度が悪いのは世界的に男性の地位が圧倒的に引い上に情けない父親を、両親が死ぬまで見てきたからこそだ。更に彼女にはオルコット家という名家の当主としての誇り、そして価値を示さねばならないという脅迫観念にある。テンポの都合と私からの視点、書きやすさの点で解りづらくなってしまっているが、彼女もまた、ヒロインの一角足りえる人物でな。詳しくはアニメ、もしくは原作を見てくれ。彼女の魅力に関しては、今後は保証しよう」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 20:11:26.32 ID:VOp2HtdMo
荒らしに対しても真摯に対応するのがマクギリス
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 20:39:19.07 ID:5u/tUzXfO
マッキー主役は嬉しい
あと、メール欄にsagaって入力したら一部の言葉を変換されないで済むから是非お使いください
23 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 22:18:51.08 ID:VfKpVUdi0
第2話 対代表候補生

マクギリス(試合当日、私は格納庫で試作機を受け取り試合に出る事となった。そしてそこでまた、数奇な巡り合わせをする事になる)

千冬「これが学園に貸与された試作機、名前が…」

特徴的な赤い装甲に、二本の剣を備えた盾。見間違える筈が無かった。

マクギリス「グリムゲルデ、ではないかな?」

千冬「…何故知っている」

マクギリス「私がかつて扱ったモビルスーツに酷似していてね。ヴァルキュリアフレームの機体だったが、こちらではフレームではなく人が中核となるようだな」

千冬(…やはり、この男…)

千冬「では、扱い方は解るな?やってみせろ、ファリド」

マクギリス「ご期待にはお応えしよう。それと、これを開発した新鋭企業とやらに連絡を後で取り次いで欲しい」

千冬「わかった。…そろそろ時間だ。行け」
24 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 22:35:16.23 ID:VfKpVUdi0
促され、グリムゲルデに搭乗、装着する。全身に装甲が纏わり付き、完全な姿に変わる。

マクギリス(なるほど。操縦方法は阿頼耶識とほとんど同じ、か)

マクギリス「マクギリス・ファリド、グリムゲルデ、出るぞ」

カタパルトを用いて試合会場のアリーナに飛び出した。その先に待ち構えるはセシリアの遠距離射撃型IS、ブルー・ティアーズ。

セシリア「来ましたわね。マクギリス・ファリド、貴方にチャンスを差し上げますわ!」

マクギリス「チャンス、とは?」

セシリア「今謝れば多少の手加減くらいはして差し上げますわ」

マクギリス「…フッ。なるほど。負けの言い訳作りはしておきたい訳か」

セシリア「なっ…そこまで私を侮辱するなんて…泣いて後悔なさいな!」

激昂と共に放たれた一撃。敢えて避けずに盾で受けて見る。盾表面のナノラミネートアーマーであえなく受け流されるビームを見て、より確信を深める。

マクギリス(やはり、グリムゲルデをISに作り替えたに等しい機体か。誰が作り上げた物やら)

セシリア「初撃を防いだくらいで!」

セシリアの機体から四つの子機が飛び立ち、ビームを多方から同時に撃ち込む。

マクギリス「君の機体特性は把握しているのだよ」

グリムゲルデの高い機動力を利用し、回避。並びにライフルでの射撃をブルー・ティアーズ本体に撃ち込んでいく。
25 : ◆3DtvXoE6Vc :2019/01/20(日) 22:44:45.19 ID:VfKpVUdi0
当然、直撃を避けるために回避に意識を割く。それ故に子機の動きが鈍る。その隙を見逃さず、子機を撃ち落として行く。

マクギリス「君の戦闘データは見させて貰っていてね。弱点も把握済みだ」

セシリア「この…!調子に乗って!」

ブルー・ティアーズのライフルからビームが連射される。だが、機動力に富むグリムゲルデを捉えるには至らなかった。

マクギリス「すまないが、一気に行かせて貰うぞ」

急速に接近し、二本のヴァルキュリアブレードを展開する。近接戦闘では、グリムゲルデにブルー・ティアーズでは敵わない。

セシリアが、不敵に笑う。

セシリア「掛かりましたわね!」

ブルー・ティアーズのサイドアーマーを前面に展開、先端からミサイルが射出された。
26 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 23:07:58.98 ID:VfKpVUdi0
マクギリス「っ何、っ!」

データに無かった攻撃手段。それ程までに追い込んだ証左ではあれど、回避の間に合わない距離まで踏み込んでしまっていた。

マクギリス(ならば…!)

二本のヴァルキュリアブレードで、斬り払う様にミサイルを両断。その爆発を、加速に利用する。

セシリア「そんな、馬鹿な…!?」

肉薄し、サイドアーマーとライフルを突き刺して沈黙させる。武器を捨て、距離を取るセシリア。

セシリア「無茶苦茶ですわね、貴方…インターセプター!」

マクギリス(遠距離機体でありながら、不得手な近接武器を出した、か。誘いのブラフか、最後の悪あがきか。見せて貰おう)

再びグリムゲルデとブルー・ティアーズが交差する。

27 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 23:17:08.42 ID:VfKpVUdi0
交差した内の一機が、地面に叩きつけられた。

マクギリス「どうやら、ここまでの様だな」

その目の前に、グリムゲルデが舞い降りる。

セシリア「まだ、まだ負けてはいませんわ…!私は、負ける訳には…!」

既に満身創痍ながらも、グリムゲルデに立ち向かう。

マクギリス「…ならば、終わりにしよう」

インターセプターを弾き飛ばし、装甲に幾度となく剣を突き立てる。試合終了まで、さほど時間はかからなかった。
28 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 23:49:17.96 ID:VfKpVUdi0
セシリア「私が、負ける…?」

ブルー・ティアーズの展開が解けると共に、崩れ落ちるセシリア。

マクギリス(…もう、充分だな)

グリムゲルデから降り、セシリアに手を差し伸べる。

マクギリス「済まなかった。私は君を侮っていたが、君はあの複雑な兵器をあれほどまでに扱って見せた。今回私が勝てたのは、偶然に過ぎない。…君とは、良き友人になりたいと思っている」

セシリア「…これほどまでに無様な大敗を喫した私を、?」

マクギリス「君の実力は本物だ。次に戦えば、勝てるかは分からない。…だからこそ、互いに高め合う友になりたいのだよ」

セシリア「…ありがとう、ございます…」

セシリアは手を取った。よろける彼女を支え、医務室へと連れて行く。
29 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/20(日) 23:54:28.69 ID:VfKpVUdi0
千冬(初見の筈の新型試作機の特性を完璧に把握し、完全に使い熟す。やはり、奴の言っている事は真実だと言うのか…?)

だとすれば、いずれ世界には厄祭戦という地獄が待ち受けているという事になる。

千冬(冗談であって欲しい物だ、そんな未来)

グリムゲルデの回収指示を出しながら、コーヒーを口に含む。いつもより、苦い気がした。
30 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/21(月) 00:00:48.31 ID:Q8X4G0Bp0
次回予告

マクギリス「セシリア・オルコットとの対決に勝利し、クラス代表の座を手にした。そんな最中、急遽の転入生が現れる」

マクギリス「織斑一夏の幼馴染らしいが、果たして彼女の真意は」

マクギリス「次回、インフィニット・マクギリス。転校生はカルタ・イシュー…ではない。幼馴染ではあるようだがな」

マクギリス「新たな代表候補生に、胸が踊る」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 00:09:28.78 ID:65Pjj6pjO
ダインスレイヴを回避できるなら意表を突いたとはいえ、ミサイル程度避けられるよなぁ
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 00:47:16.65 ID:f02i+Fcfo
避けることは可能だったけど、今回は斬って真後ろで爆発させてその反動で一気に距離を詰めるという高等テクやってるから
33 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/22(火) 00:10:37.75 ID:N9Vb8Seu0
>>31.32
マクギリス「ダインスレイヴはあくまでバエルであれば避けられる、という話さ。グリムゲルデもIS世界では機動力は高い扱いだが、バエルと比較出来るほどではない。一旦はミサイルなら避ける事も可能だろうが、その隙に更に追加→四方から追いかけ回されてしまうだろう。何気にあのミサイルの誘導おかしいしな。だから実質避けるという選択は無いに等しい、となる。ちなみにバエルならばミサイルランチャー見てから発射迄に両足でバク宙の如く蹴り上げ→上に放たれたミサイルをレールガンで撃破→一回転してブルー・ティアーズをフルボッコ、という流れが出来上がる」

マクギリス「さて、長々と解説してしまったが、どうにも風邪が悪化したらしい。しばらくは単発でこのように書くか静養させて貰おう。仕事には出るが、な」

マクギリス「では諸君、バエルの元へ集え!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 00:54:57.77 ID:4kYOKKd4O
ガエリオ「何を寝込んでいるんだマクギリス!俺を見ろ!!!」(林檎をウサギの形に切りながら)
ゆっくり療養してください
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 17:37:07.72 ID:YcmFYMXoO
グリムゲルデとバエルって言うほど性能差あるか?
一期だと同じガンダムフレームのキマリストルーパー圧倒してたし
バエルでダインスレイヴ良けれるのも阿頼耶識あったからだし
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 23:49:08.91 ID:j1a8Jo1jO
グリムゲルデの方が性能良いまである
37 :寝るまでの空いた少し書いてきます ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 19:36:02.98 ID:FIWreHyH0
>>34
マクギリス「ガエリオ…お前は、俺にとって…」(リンゴもっしゃもっしゃ)
38 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 19:43:20.82 ID:FIWreHyH0
第3話 転校生はカルタ・イシュー…ではない

マクギリス「グリムゲルデの製造元に連絡は着きましたか。織斑先生」

千冬「ああ。代表の名前は石動・カミーチェだ。明日直々にお前に会いに来る」

マクギリス「…石動、か。なるほど、彼ならばグリムゲルデに必要なデータを持っていてもおかしくはないか」

千冬「知り合いか?」

マクギリス「数奇な巡り合わせだが、彼は私の副官だった。…私を庇い、戦場に散った男だが、よもやまた出会えようとは」

千冬「良かったな、感動の再会じゃないか」

マクギリス「それは、どうかな…」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/24(木) 19:49:58.76 ID:Eg4AwcPkO
モチベーションの問題だろ
グリムゲルデも決して悪い機体じゃないがバエルに乗ったマッキーはテンションMAXぶち抜いて有頂天だから
機体性能にそれほど差が無いなら後はマッキーの気分次第だろうさ
40 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 19:53:03.61 ID:FIWreHyH0
>>35
マクギリス「あれはガエリオの動揺故だ。グリムゲルデは単純なパワーとスピードでキマリストルーパーには劣る。対してバエルはグリムゲルデには出来ない、長時間の大気圏内飛行も可能な上にあの速度だ。阿頼耶識による差も考慮に入れれば、その差は歴然だろう。細やかな設定は是非ともプラモデルを買って確認すると良い。…折れない設定?はは、なんの事やら」

>>36
マクギリス「先にも挙げたが、グリムゲルデはパワー、スピード共にガンダム・フレームには劣る点が多い。バエルは、強い。ご理解いただきたい」
41 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 19:58:25.48 ID:FIWreHyH0
>>39
マクギリス「無論、それもある。だがバエルにはグリムゲルデには無い大出力スラスターウイングやツインエイハブリアクターの高いパワーもあるのだよ。後は細かいインストを参照するならば、グリムゲルデの攻撃はきっちりと機体重量を乗せられないと決定打になり得ない場合もある、ようだ。その辺りの差はやはり大きいだろう。阿頼耶識システムの恩恵の差も大きいな」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/24(木) 20:11:07.90 ID:Eg4AwcPkO
おっそうだな(こいつバエルの話になると早口になるな)
43 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 20:12:13.54 ID:FIWreHyH0
マクギリス(さて、どのような顔をして会えば良いのか…)

廊下に出れば、この学園において二人しかない男の内のもう1人、織斑一夏とポニーテールの少女が立っていた。

マクギリス「確か一夏君、だったな。何か御用かな?」

一夏「試合、見てました!凄かったです、あんな風に戦えるなんて」

マクギリス「いや、私などまだまだ未熟さ」

少女「一夏、食事に誘いに来たのだろう?さっさとしないと席が無くなるぞ」

マクギリス「私を、食事に?」

一夏「はい!クラスメイトですし、男同士ですから色々と話してみたくて。飯、まだですよね?」

マクギリス「ああ、これからだ。それと、敬語は不要だ。私達は対等なクラスメイトだ。謙る必要は無い」

一夏「んじゃ、えっと…俺も一夏って呼んでくれ。こっちは箒」

マクギリス「君もクラスメイトだったな。改めて、宜しく。一夏、箒」

箒「あ、ああ。」

マクギリス「では、共に食事と行こう」
44 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 20:16:57.36 ID:FIWreHyH0
>>42
マクギリス「ご理解いただけて何よりだ。バエルは素晴らしいと思わないか?造形美、手持ちの武器は二本の剣のみ。アグニカ・カイエルの魂を感じるだろう」

45 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 20:23:40.16 ID:FIWreHyH0
マクギリス「これが…伝説に聞くカツドン、か。実物をこの目で見る事があろうとは」

一夏「やけに大袈裟だな…」

マクギリス「日本食は書物にちらほらと出て来る程度の知識しか無くてね。少し、感動している」

箒「では、天麩羅や刺身なども無いのか」

マクギリス「まさにお伽話さ。…なるほど、アグニカ・カイエルも絶賛する筈だ」

カツドンを箸で掻き込む。アグニカ・カイエルと同じ物を食べたのだ、と感慨深く思う。

一夏「…アグニカ?」

マクギリス「私の尊敬する、もっとも偉大人物だ」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/24(木) 20:34:48.31 ID:GtCrsBd30
素晴らしいのは分かったのでエクバで空中に連れ去るのやめてくれませんかね…
やっぱマッキーが楽しそうだからいいや(テノヒラクルー)
47 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 20:38:01.58 ID:FIWreHyH0
マクギリス「ところで、君たちはこの後に予定は空いていないか?」

一夏「訓練、くらいかな。白式の実戦に備えて、だけど」

マクギリス「ああ、噂の君の専用機か」

箒「私も同じく訓練をやる。一夏に付き合ってで、専用機は持っていないが」

マクギリス「なるほど。私にも専用機があれば加わってみたのだが、残念だ」

一夏「あれは専用機じゃないのか?あの赤いの」

マクギリス「グリムゲルデはあくまでも貸与品で、扱いは学園の備品なのさ。もっとも、私が使う為に貸し出された物だがな。どちらにしても、次回以降は申請が必要になる」

一夏「面倒くさいんだな…じゃ、今度模擬戦付き合ってくれないか?」

マクギリス「ああ、構わない。さて…日本では、ご馳走さま、というんだったな」

一夏「はやっ」

マクギリス「では、また明日」
48 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/24(木) 20:44:12.15 ID:FIWreHyH0
>>46

マクギリス「バエルのあの調整はなかなかに素晴らしいと思う。欲を言うならば、是非家庭用で乗り回したい物だ。ただしステダイブぴょんぴょんゲーはお断りさせていただきたい。スタイリッシュさのかけらもない挙動は無い」

マクギリス「さて、まだ転校生のての時も出ていないが、今回はここまで。仕事もあるのでな」

マクギリス「では諸君、共にアグニカポイントを稼ごうか」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/24(木) 21:06:38.25 ID:31t3ghD8O
乙ー
石動も転生して来てるっぽい +300アグニカポイント委譲
50 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/27(日) 04:10:20.51 ID:4eGPGjI40
マクギリス「もう、労働は十分だろう…さあ、休暇の時だ…」

マクギリス「土曜出勤は辛いな」

マクギリス「では、再開だ。いよいよ諸君の待ちわびた転校生が登場となる」

マクギリス「プラモデル作成の手休めに書いているので遅筆だが、勘弁願いたい。積みプラの山を消化せねばならないのでな」
51 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/27(日) 04:29:03.43 ID:4eGPGjI40
マクギリス(一度部屋に戻るとしよう。明日には石動と会うのだからな)

曲がり角を曲がったところで、走って来たツインテールの少女とぶつかった。

ツインテ「いったあ…」

尻餅をついてしまっていた。

マクギリス「すまない、こちらの不注意だ。怪我はないかい?」

手を差し出す。

ツインテ「ご、ごめんなさい。怪我してませんか?」

マクギリス「私は大丈夫だ。…お詫びに受け取って貰えないかな?」

チョコレートを差し出してみる。

ツインテ「チョコレート…?ご丁寧にどうも…あっ、一夏、織斑一夏を見てませんか?」

マクギリス「一夏か。彼の友人かな?彼なら、アリーナで訓練中だと思うが」

ツインテ「ありがとうございます!」

そのまま走って行った。せっかちな子だ。
52 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/27(日) 04:55:38.05 ID:4eGPGjI40
マクギリス「…見ない顔だったな。少し、調べておくべきか」

自室に戻り、パソコンを起動する。ギャラルホルンの機器に比べれば旧式に過ぎるが、なかなか尖った部分もある。

しばらく調べて、答えに行き当たる。

マクギリス(中国の代表候補生か。なるほど、IS学園に興味は無かったが一夏の入学を知り転入してきた訳か。彼も隅に置けん男だな)

マクギリス(そろそろ、眠るか…)

明日には、石動に会う。話さねばならない事は山積み。そして…

マクギリス(どんな顔をして会えば良いのか。どんな顔をされるだろうか)

悩みは、尽きない。
53 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/27(日) 07:53:37.27 ID:4eGPGjI40
ツインテ「アタシは中国代表候補生、風鈴音!今日は宣戦布告に来てあげたわよ!」

教室に、昨日の少女。威勢の良いことだが、宣戦布告とは。

一夏「何格好付けてんだよ、似合わないぞ」

鈴「なんて事言うのよアンタ!?まあ良いわ、アタシもクラス代表になったんだから、次のクラス代表マッチでアタシの力、アンタに見せたげるわ!」

一夏「いや、俺クラス代表じゃないし」

鈴「えっ」

鈴「…えっ?」

マクギリス「すまない、確かに男がクラス代表なのだが、彼ではなく私なんだ。…また会ったね。私はマクギリス・ファリド。よろしく」

鈴「アンタ学生だったの!?てかチョコレート、アンタが代表!?」

チョコレート呼びされるとは。少々懐かしくなる。…少女、風鈴音の背後に黒い影が迫る。
54 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/01/27(日) 15:28:01.00 ID:4eGPGjI40
マクギリス「すまない、パーツを無くして心が折れたので本日はここまでだ」

マクギリス「ちなみに、フレームアームズガールのアーキテクト用スプリングに代用出来る物を提示した者には300アグニカポイントを進呈しよう」

マクギリス「俺の、目指した、アーキテクトの完成が…」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/27(日) 20:21:45.42 ID:X6pcrLrZO
もういっこ買えばいいんじゃないかなぁ
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/29(火) 17:38:22.50 ID:TBHXCX9EO
スプリングなんてアレ使うの?
57 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/02(土) 17:53:35.88 ID:Xof2pr7u0
>>55
マクギリス「それしか無いのか、と近所を回ったらナックル部分だけのパーツがあってな。購入出来たぞ。運命か…」


マクギリス「さて、待たせてすまない、諸君。本日深夜より投稿しよう」

マクギリス「そういえば、次が最終刊の筈の本家はいつになったら出るのだろうな」

マクギリス「あの状況下から風呂敷を畳む技量が、彼にあれば良いのだがな」

マクギリス「とりあえず、更識姉妹とゼフィルス、黒騎士のAGPを私は待ち続けるぞ」

マクギリス「では同志達よ、時を待て」
58 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/02(土) 17:57:17.58 ID:Xof2pr7u0
>>56

マクギリス「彼女の巨大なナックルにはスプリングを利用したパイルバンカー機能がある。彼女らの出来は素晴らしいの一言に尽きる、バンダイ製に比べて組みやすさに難はあるがそれを補って余りある子達だ。君も是非、組んでみたまえ」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/02(土) 20:44:49.36 ID:a4dM2mMK0
本人が望んだ形かどうかは別として、白騎士事件で力を示したISは認められて世界は変わった
マッキーがやろうとしていた事の一部、純粋な力で世界が変えられると証明してしまった世界でもある
60 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 01:11:58.69 ID:oXjDLUXa0
>>59
マクギリス「確かにその通りだ。しかし、未だ世界は性別による差別が残っている。私は証明せねばなるまい、生まれも性別も所属も関係無く、人が己の力を研ぎ澄ます事で、誰であろうと退屈な世界に変革を齎す事が出来るのだ、と」

マクギリス「では諸君、いよいよはじめるとしよう」
61 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 01:26:53.80 ID:oXjDLUXa0
鈴の背後から、出席簿が振り下ろされた。意外と硬いのだが。

千冬「ホームルームが始まる。クラスに戻れ」

鈴「ち、千冬さん…失礼シマシタ!」

マクギリス(彼女は、織斑千冬に苦手意識を抱いているのか)

つつがなく進んでいく日常…時折、セシリアと箒が出席簿による制裁を受けていたが。

セシリア「貴方のせいですわっ!」

まったく、困った子だ。

マクギリス「身に覚えが無いが…とりあえず、食事に行くとしないか。話はそこで聞こう」

一夏「あ、俺も一緒に行くぞ」

マクギリス「ああ、構わない。皆で食べた方が、美味しくなる」

セシリア「私は構いませんわよ、織斑さん」

一夏「箒ー、一緒に行こうぜ」

なにやら難しい顔をしていた箒。あの鈴という少女が気になるのだろう。
62 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 02:08:13.60 ID:oXjDLUXa0
食堂に着けば、件の少女、凰鈴音が我々を待ち構えていた。

鈴「待ってたわよ、一夏!」

一夏「鈴、そこすっげえ邪魔だぞー。食券出せないし」

鈴「アンタを待ってたんだっての!」

周りが見えにくいタイプらしい。

マクギリス「我々は別の方が良さそうだな。ここまで大所帯では邪魔だろう」

セシリア「ですわね。行きましょう、マクギリスさん」

マクギリス「ああ。ところで、君はさきほど何かが私のせいだと言っていたな。あれはどういう意味かな」

セシリア「…なんでもありませんわ、ええ。なんでも」

マクギリス「そうか。私が何か失礼を働いたのでないなら良いさ」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/03(日) 02:46:45.46 ID:aZYj3XzKO
この世界でマッキーが「俺」と言う日が来るのか目が離せない+720アグニカポイント
64 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 02:49:36.66 ID:oXjDLUXa0
セシリア「時にマクギリスさん、放課後は何か予定はお有りですの?もし宜しければ特訓などは…」

マクギリス「すまない、放課後はグリムゲルデの開発元が私に会いに来る予定でね。長い話になりそうだ」

セシリア「それは、残念ですわね」

マクギリス「機会があれば、お相手しよう」

セシリア「はい、是非!」

随分と嬉しそうな顔をするものだ。

食事を済ませ、午後の授業をこなす。放課後には、石動との面会も控えている。さしたる支障もなく、授業は進んでいく。
65 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 03:07:48.20 ID:oXjDLUXa0
放課後。案内された一室に、彼は居た。

マクギリス「…待たせて、すまないな。…石動」

石動「…いえ。准将との別れからすれば、些細な時間です。お久しぶりです、准将」

マクギリス「やはり私の知る石動のようだな。…君には、詫びねばなるまい。君を死なせておきながら、この様だ」

石動「謝罪は結構です。私は、貴方の理想に夢を見たのです。たとえ世界が変わろうとも、それは変わらない。…准将、また貴方は夢を見せてくれるのでしょう?」

マクギリス「…今度は夢では終わらせんよ。現実に、変えてみせる。…ところで石動、君はこの世界をどう見る」

石動「どう、とは」

マクギリス「この歪な世界であれ、厄祭戦前の年号、国家群。私もいろいろ調べてみたのだが、結論を出しかねている。これから厄祭戦が起こるのか、とな」

石動「なるほど…准将の危惧はもっともかと。我々もこの世界に来た当初は困惑しました」

マクギリス「…もしや、あの戦いで戦死した者たちも、か?」

石動「はい。ライザ・エンザ以下革命軍戦死者は、ほぼ同時期にこちらに。とある人物の協力を得て、こちらでの生活基盤を取得、革命軍メンバーで企業を起こし、私が取り纏めております」

マクギリス「個人でそこまでの影響力となれば、…彼女、か。」

石動「はい。篠々乃束、インフィニット・ストラトスの開発者です」
66 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 03:19:17.81 ID:oXjDLUXa0
マクギリス「彼女の技術提供を利用したのが、グリムゲルデやグレイズか」

石動「はい。こちらからの見返りは勿論…」

マクギリス「エイハブリアクター、だな。この世界に無く、我々が提供出来る技術となればそれしかあるまい」

石動「お察しの通りです。…准将、貴方には再び我らの指導者として代表の座に就いて頂きたいのですが」

マクギリス「…いや、それは少々不味いな。あらぬ勘ぐりを世間に招きかねん。私の名は、既に売れ過ぎてしまっている。様々な不都合を鑑み、君がそのまま代表で居てくれ。無論、必要な指示は出そう」

石動「はっ。承りました」

マクギリス「それと、革命軍メンバーにISの適正者は居ないか確認しているか?」

石動「現状、我々革命軍、ならびに鉄華団のメンバーに男性適正者は居ません」

マクギリス「…そうか。となれば、私に適性がある理由の推論としては、これしかないな」

石動「真の阿頼耶識、ですね」
67 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 03:32:31.50 ID:oXjDLUXa0
マクギリス「他には無い物として明確なのはこれだけだ。鉄華団の諸君にも適正者が居れば阿頼耶識、というだけで納得出来た物だがな」

石動「ならば、誰かに施術を行うというのはいかがでしょう」

マクギリス「…いや、良い。要らぬ争いの火種になるかも知れん。しばらくは様子見だ」

マクギリス「それと、学園に貸与されているグリムゲルデを、私の専用機にしたい」

石動「いえ、その必要は無いかと。既に准将に相応しい機体をこちらで製造中です。完成までは、自由に乗れる様に手配しておきます」

マクギリス「助かる。申請を出さねばならないのは骨折りだからな」

石動「では、その様に。准将、他に何かご要望は」

マクギリス「…いや、良い。忙しいところにすまないな。君達の忠義には必ず応えよう」

石動「准将、御武運を」
68 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/03(日) 03:40:18.78 ID:oXjDLUXa0
次回予告
マクギリス「石動との会談を終え、グリムゲルデを自由に扱う許可が下りた。そんな矢先のクラス対抗戦」

マクギリス「一回戦の相手は、二組の凰鈴音。激闘の最中に、想定外の乱入者が現れる」

マクギリス「次回、インフィニット・マクギリス。交差するリーグマッチ」

マクギリス「新たなる戦いに胸が踊る」
69 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 02:37:10.51 ID:8R85I3nM0
マクギリス「待たせてすまないな、諸君」

マクギリス「今回は少々立て込んでいてな、時間がない上に疲労も酷い。あまり書けるコンディションではないが、少しずつ書かせて貰う」

マクギリス「明日から私も活躍するコードギアス 復活のルルーシュが公開となる。私も観に行く」

マクギリス「ジョーシンにロボ魂の予約をしに行ったらまだ受け付けていなかった。田舎は困るな」

マクギリス「では、果たすべきを果たすとしよう」
70 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 03:10:22.84 ID:8R85I3nM0
第4話 交差するリーグマッチ

マクギリス(なるほど、厄介なものだ)

私と凰鈴音の試合は、若干の不利へと傾きつつあった。

マクギリス(パワーではあちらが格段に上。近接戦闘では不利、その上に砲身、砲弾が不可視の衝撃砲)

パターンを作らない様に縦横無尽に回避運動を取る。外れた衝撃砲が砂塵を巻き上げる。

マクギリス(機動力で勝負に出ようにも、青龍刀の薙刀形態のリーチの長さで対応されてしまう)

山田「ファリドさん、押されてますね…」

千冬「無理もあるまい。グリムゲルデの強みをことごとく潰し易い機体が相手だ。衝撃砲がナノラミネートが無い部分に当たれば格段に不利に繋がるのに、その砲身砲弾は不可視で予測が難しい。…だが、奴ならその程度は物とはせん」

マクギリス(ならば)

ヴァルキュリアライフルで遠距離から回避運動を続けながら狙撃を続ける。…その裏で、イグニッション・ブーストの準備に掛かる。

鈴「やるじゃ無いの、初見でこうまで躱すなんて!」

千冬「遠距離戦ならば、ファリドの技量であれば凰に対抗出来る。…この勝負、ファリドが衝撃砲の直撃を受けるのが先か、凰が痺れを切らすのが先かで勝負が決まるな」
71 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 03:43:24.29 ID:8R85I3nM0
鈴(こいつ、強い…!乗り始めて一カ月経ってない癖に、ここまでやるなんて…)

マクギリス(回避にパターンが見え始めたな。余裕が無くなってきたのならば、あと一押しか)

鈴(また当てられた…!?このままじゃこっちが不利になる、戦況を変えないと)

鈴のIS、甲龍が加速、接近してくる。

それは、こちらの目論見通りだった。

マクギリス(今ならば、!)

イグニッション・ブーストを発動。甲龍とグリムゲルデが急速に接近する。

マクギリス(懐に飛び込み、イグニッション・ブーストと奴の加速を利用した一撃ならば)

勝負を決めるには、十分だろう。目論見に気付いた鈴の顔に驚愕が浮かぶ。

二機がぶつかり合う…直前に、爆発が巻き起こる。グリムゲルデの軌道を逸らし、甲龍とぶつかるのを避ける。

マクギリス「何…!?」

状況から見て、どちらかの攻撃では無い。予想だにしなかった、乱入者の存在を認識する。
72 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 04:17:08.05 ID:8R85I3nM0
マクギリス(今のはビーム兵器…しかもアリーナの遮断フィールドを容易に破壊する威力とは…)

爆煙の中に、敵機体の反応を確認。即座に射撃を行う。

鈴「ちょ、アンタ警告も無しに」

マクギリス「無意味だ。この場に武力を持って介入している以上、奴に話し合う気も、勿論降伏するつもりもあるまい。それに、奴の火力は野放しには出来ん」

晴れた煙の中から敵機体が現れる。無骨かつアンバランスな歪な形状の、全身に鎧を纏った機体。

鈴「アンタのと同じ全身装甲…?」

マクギリス(最新のマッチングリストには該当しない。ならば、秘密開発機か。どこの組織かは知らないが、愚かにも程がある)

山田「凰さん、ファリドさん!すぐに教員部隊を送り込むので退避を!」

マクギリス「それは出来ません。奴の火力が観客席に向けば、不要な被害が出る。そちらの準備と観客の避難が終わるまで、私達で奴を惹きつけるしかないでしょう」

マクギリス「協力してくれるだろう?」

鈴「当たり前じゃない!あんな奴、コテンパンにしてやるわ」
73 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 04:36:59.37 ID:8R85I3nM0
二機で連携し、射撃戦へと移行する。

マクギリス(重厚な機体形状に反して機動力は高いな。パワーとスピードを兼ね備えた厄介な機体だ)

鈴「なんなのアイツ、全然当たらない!)

マクギリス「仕掛けて来るだけの技量はあって然るべきだろう。下手に攻め入る必要は無い、増援が来れば我々の勝利だ」

マクギリス「そちらの状況は」

千冬「アリーナのシステムがロックされている。避難も突入もままならん、まだまだ掛かる…奴の仕業だな」

マクギリス「了解した。ならばこちらで、なんとかしよう」
74 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 04:37:52.51 ID:8R85I3nM0
マクギリス「今回はここまでだ。では、夜に体力があればまた会おう」
75 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/09(土) 23:01:20.01 ID:ISzIhRA60
マクギリス「待たせてすまなかった、諸君」

マクギリス「なかなかに興奮冷めやらぬ身でな。筆もそれなりに乗りそうだ」

マクギリス「彼らもまた、アグニカの魂を受け継ぐ者達なのだろうな。とりあえず、今日はルプスレクスを0030から作成予定だ。その合間に書かせて貰おう」

マクギリス「では諸君、しばらく待っていてくれ…というか、待っている人間が居るか定かでは無いがな」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:23:51.90 ID:CMhGspIs0
<●><●>
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:47:56.44 ID:hDTky3000
待っている人がいること…そんなことも分からないのか…!?
78 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/10(日) 01:17:13.91 ID:1jD6DcvU0
>>77
マクギリス「では、私も果たすべきを果たさなければならんな」

マクギリス「では、本格的に書かせて貰おう」
79 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/10(日) 01:57:18.98 ID:1jD6DcvU0
鈴「アンタ、どうするつもりよ」

マクギリス「我々だけで奴を破壊するしかあるまい。出来なければ、間違いなく死人が出る」

マクギリス(しかし。我々と戦いながらハッキングとは、器用な奴だな…いや、やはり…」

鈴「なんか、打つ手は無いの?」

マクギリス「策はある。博打に近いがな…それより、奴の回避パターン…気付いているか?」

鈴「どれも似たようなパターンよね。まるで機械みたいに」

マクギリス「正解だ。奴はおそらく、無人型だろう」

鈴「はあ?んなわけ無いじゃない…って言いたいけど、人間味が無さ過ぎるよね、アイツ」

マクギリス「君の衝撃砲が鍵になる。最大限にチャージしておいてくれ」

鈴「了解」
80 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/10(日) 03:52:52.15 ID:1jD6DcvU0
マクギリス「さて、時間稼ぎの必要があるな」

グリムゲルデで接近しながらヴァルキュリアライフルで射撃を行う。当たる事に期待しない牽制程度だが。

マクギリス(イグニッション・ブーストのチャージだな。さて、どこまでやれるか)

鈴「行けるわよ、チョコレート!」

マクギリス「最大拡散で奴にかましてやれ。体勢を崩せば私がやる」

ダメージは低いが、拡散された衝撃砲を躱し切れず、敵機体が体勢を崩す。

マクギリス(イグニッション・ブースト…!)

隙を逃さず、グリムゲルデが疾走する。すれ違い様にヴァルキュリアブレードで一閃する。

マクギリス(まだ終わりではない)

機体を反転、再度イグニッション・ブーストで加速、背後から突き刺しながら吹き飛ばす。

そのままヴァルキュリアブレードを幾度となく突き刺す。最後の一突きが、敵機体を串刺しにした。

マクギリス「やはり無人型か」
81 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/10(日) 04:03:33.05 ID:1jD6DcvU0
マクギリス「とりあえず、無人機を駆逐したところで今回はこれまでだ」

マクギリス「レクスネイルの塗装に手間取ってしまったな…明日の予定もあるので中途半端だが眠らせて貰おう」

マクギリス「では諸君、また明日
82 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/11(月) 02:09:21.15 ID:cK1j0kmi0
マクギリス「待たせてすまない、読者諸君」

マクギリス「フレームを組み終わったら存外装甲を着けるのが楽しくてな、時間を忘れてしまっていた」

マクギリス「少しずつ描いていくので、しばし待っていて欲しい」

マクギリス「では。バエルの元へ集え!」
83 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/11(月) 02:23:17.31 ID:f6Nu+/Ue0
無人機の撃破直後。私は、学園地下の秘密施設へと招かれた。

マクギリス(なかなかの規模だな。しかし、私にわざわざ明かすとは)

千冬「来たか。…ファリド、機体の残骸のデータだ。何か解るか」

マクギリス「…自律型という事だけ、だな。機能中枢は私が潰してしまったから判然とはしないが、遠隔操縦ではあるまい。おそらくは撃破される事も前提として、繋がり足り得る物は無いだろう」

千冬「…ファリド、もしこの手の技術が流出すれば…」

マクギリス「厄祭戦に繋がる火種の一つにはなりかねないな。現状コアの能力への依存度が高い故に、そう簡単には行かないだろうが、コアに頼る事なくISの技術を十全に扱える様になれば、状況は加速的に悪化するだろうな」

千冬「…打開策は」

マクギリス「もはや後手に回るしかあるまい。現れ次第、なんとしても潰す。民間人を誘導して機械化風潮を抑制しようが、軍事機関、企業の秘密裏での開発は止められないだろうからな。人は実際に痛い目を見ねば学習するのは困難だ。まして、力が絡むとなれば多少の危険があろうと手を伸ばしてしまうのが人間だ」
84 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/11(月) 02:32:07.42 ID:tjM0Np7z0
千冬「何処の馬鹿者かは知らんが、やってくれるな…」

マクギリス「遅かれ早かれ、この手のモノは作られるだろう。我々で真っ先に対処出来たのを幸運と思う他あるまい」

マクギリス「このデータを石動に送っておいて欲しい。もしかしたら製造元が掴めるやも知れんしな」

千冬「わかった、送っておく。あと、この施設の事は…」

マクギリス「言われずとも分かっている」

千冬「…なら良い。部屋に戻って、ゆっくり休め。今回はご苦労だったな」

マクギリス「私は、果たすべきを果たしたに過ぎんよ。何か解れば、また連絡を」
85 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/11(月) 03:53:42.57 ID:O5mdlsnc0
一人になった部屋で、千冬は一人呟く。

千冬「…コアの製造、無人型インフィニット・ストラトスの開発。そんな事が出来るのはお前しか居ない。…お前は何を望んでいるんだ、束…」

その言葉は、誰に届く事なく虚空に消えた。

次回予告
マクギリス「無人機による襲撃の熱冷めぬIS学園に、二人の転入生が現れる。果たして彼らの目的は。」

マクギリス「次回、インフィニット・マクギリス。アグニカ・ミーツ・バエル!」

マクギリス「いっそ親しみ易くする為に、口調とか変えちゃったりしとくぅ〜?…いや。やはりないな」
86 : ◆3DtvXoE6Vc [saga]:2019/02/16(土) 11:59:11.17 ID:YcHkv3v70
マクギリス「諸君、ようやく週末だ。待たせてすまないが、また今夜書かせて貰おう」

マクギリス「とりあえず、昼からアグニカポイントを稼ぐ。アグニカバエル馬鹿という岐阜県のプレイヤーを見たら、お手柔らかに頼むぞ」

マクギリス「さて、諸君に問いたいのだが、今後の展開に悩んでいてな。君たちの望む理想を提示して欲しい」

マクギリス「シャルロットとラウラに関してだ」

マクギリス「流石にヒロインが増えすぎるのも如何か、と思うので彼女達は原作ルートにするか、はたまた私の傘下に加えるか。というのを決めかねてな」

マクギリス「原作ルートを希望するならば「そんなもの、偽りの幸せだ…」と」

マクギリス「私の傘下に加えるならば「バエルの元へ集え!」と書き込んで欲しい」

マクギリス「無論、彼女らが減る場合には他のヒロインの描写を増やす事を約束しよう」

マクギリス「それでは。君たちの意見が、世界を変える…!」

87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 12:06:52.26 ID:78e0rqs/o
原作知らずに読んでるのでうーん
個人的には本筋進めて欲しいから原作ルートとやらかな
多分原作長いだろうしあまり人数増やすとなかなか本筋進まなそうな気がする
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