俺「安価でパパスとモョモトとか言う奴と旅をする」【ドラクエX】part5

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302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 20:17:22.84 ID:SXv5e+Ta0
大神殿建設場所

イブール「ハッハッはっ。まさかお前まで気に入らずあの美貌を持つ女を奴隷に落とすとはな」スタスタ

俺「は、はぁ…」スタスタ

イブール「随分心まで人間から魔物に近づいて来たようだな」

俺「…ありがとうございます」

イブール「ワシもお気に入りだった女を一人奴隷に落としたところだ」

俺「…。」

イブール「しかし最近はムチおとこを配備せずとも奴隷共は精力的に働いているようだな」

俺「はっ…」

イブール「これでより各地の子供集めの方へ魔物を回す事ができるようになった。感謝しているぞ」

俺「…はいっ」

俺(はっ…無茶苦茶後悔してるよ)

俺「しかしムチおとこがいなくなった分、たまには視察に出向き教祖様に逆らう事への恐怖を奴隷共に与えねばなりません」

俺「来週は俺自ら地下に出向いて、久々にムチを振るおうと思っています」

イブール「はっはっはっ。あまり労働力を壊すで無いぞ」

俺「はっ!」

俺(来週だ…。ミレーユは上手くやってくれてるか…?)






ミレーユ「こらっ!ヘンリーサボっちゃいけないでしょっ!」バシ-ンッ

ヘンリー「あふんっ///」ベシッ

マリア「あわわわわ…落ち着いて下さいミレーユさん…」

ミレーユ「そんな事無いわよマリアさん」

マリア「え?」

ミレーユ「...ほら。見てごらんなさい」

ヘンリー「癖になりそうだ…///」

モョモト「…。」ジ-ッ

マリア「…。」

ミレーユ(間に合うか不安になって来た…)



303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 20:25:02.36 ID:SXv5e+Ta0
大神殿建設場所

ヨシュア「今日はわざわざ俺様が視察に来られている!」

俺「やあやあ」

ヨシュア「貴様らの普段通りの活動を見せるんだ」

奴隷達「オオ-」



ヘンリー「…アイツもあんな台に上がって紹介されて…俺達と同期なのに偉くなったもんだよな」

モョモト「…。」

ミレーユ「でもモョモト君は係長よ。ヘンリー君と比べて3つ位が上よ」

ヘンリー「うぐっ…。そ、そんな事はどうでも良いんですょ…」

ミレーユ「…うん。それも今日までだわ。作戦内容の事、ちゃんと把握してるわね?」

モョモト「…はい」コクッ

ヘンリー「ああ…。遂にこの生活ともお別れする日が来たんだ」

ミレーユ「それじゃあ。私が合図をするから…」

マリア「???」

マリア「3人共。どうしたんですか?」

モョモト「いいえ」

ヘンリー「ああ。なんでもないよ」

マリア「??」
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 20:40:33.33 ID:SXv5e+Ta0
大神殿建設場所

奴隷男「はぁ…はぁ…」手押し車ガラガラ

あらくれ「やきとりとビール…もうすぐだ…」土ザッザッ

奴隷女「疲れた方はお水を飲んで行ってくださいね〜」

俺「うむ。順調にやっているな」

マリア「はぁ…はぁ…」岩ゴロゴロ

ミレーユ(そろそろ…ね…。皆んな準備は良い?)

ヘンリー(ミレーユ姉さん。いよいよやるんだなっ…)岩ゴロゴロ

モョモト(…はい)土ザッザッ




1ヶ月前
俺部屋

俺『逃げ出す作戦はこうだ。先ず俺が目の前を通ったミレーユに惚れて物陰に連れて行き乱暴しようとする』

ミレーユ『う、うん…』

俺『そこへモョモトとヘンリーの二人が止めにやって来るが、兵士達に捕まって牢へ入れられる』

俺『行為の最中を邪魔された俺は怒りが収まらず、3人を生きたまま樽流しの刑に処す』

俺『しかしあらかじめ最初に拘束した時に密かにキメラの翼を渡しておくから、それを使ってラインハットへ向かってくれ』

ミレーユ『分かったわ…』

俺『ミレーユが俺の前を通ったタイミングで始める。頼むぞ』
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 20:53:28.20 ID:SXv5e+Ta0
大神殿建設場所

ミレーユ「…。」スタスタ

俺(…ミレーユ。来たな)

俺「おい!そこのおんnーー」

岩「」ヒュ-ンッ

俺足の小指「」ズドンッ

俺「うぎゃあああぁぁっ!?」ピョ-ンピョ-ン

マリア「す、すみませんっ!わ、私そんなつもりじゃっ…」

ミレーユ「…え?」

ヘンリー「…は?」

モョモト「/(^o^)\」

兵士A「お、女っ!俺様に何をしている!?」シャキンッ

兵士B「そこへ直れっ!死刑だ!」シャキンッ

マリア「そ、そんなっ…私そんなつもりは…」

俺「いでえええっ!!」ピョ-ンピョ-ン

ミレーユ(き、気付いてない…)

マリア「ごめんなさいごめんなさい…」シャガミ…

兵士A「首を刎ねてくれるっ!」ブウンツ

マリア「…!」

ミレーユ「くっ…ヒャド!!」テロテロテロ

氷の刃「」ビュビュビュビュッ

兵士A「なっ何っ!?」バババババッ

兵士B「貴様!反乱する気かっ!?」

モョモト「バギっ!」

兵士B「なっ…!貴様もかっ!」バリバリバリ

俺「お、俺にも当たって…」バリバリバリ

ヘンリー「え、ええいっ!もう訳分かんねえっ!イオ!!」

俺、兵士A、兵士B「」ド-ンド-ンド-ン

俺(な…なんだこれ…なんだこれ…)ドガドガドガ

ヒャド!バギ!イオ!ヒャド!バギ!イオ!

兵士A「」ドサリッ
兵士B「」ドサリッ 
俺「」ドサリッ

ミレーユ「や、やったわ…」

モョモト「はい」

ヘンリー「いや、あのさぁ…」


モョモト達は俺達を倒した
2000の経験値を手に入れた
200ゴールド取られた(98)
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 20:57:22.66 ID:L3PNczKkO
ワロタwwww
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 21:05:31.57 ID:2+6+pjA0O
これはひどい
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 21:24:23.20 ID:/N6D1G9D0
これはひどい
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 21:26:03.73 ID:aVY+pNiA0
ま、まあこれで俺君はこの反乱に関与してないってことになるから改めて動きやすくなるでしょう…多分
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 21:54:13.46 ID:SXv5e+Ta0
俺部屋

俺「うっ…」ズキッ

ダークシャーマン「おや。気がつかれなされましたか」

俺「こ、ここは…」ムクリ

ダークシャーマン「俺様は視察の際に反乱を起こした奴隷3人にやられたのです」

俺「あっ…そうだ。アイツら…」イラッ

俺(所持金までパクる事無いだろ…)

ダークシャーマン「…奴隷共の仕事環境を改善した俺様に反乱とは…心中お察しします」

俺「…それでアイツらはどうなった?」

ダークシャーマン「あの後ヨシュア殿が兵を引き連れて、その場に居た4名を至急取り押さえたのですが…」

俺「うん?」

ダークシャーマン「ヨシュア殿が乱心なされて、牢へ入れていた奴等を逃がされてしまいました」

俺「…は?」

ダークシャーマン「死体を流す樽に詰めて流しただけなので、奴等も余程運が良くないと助かりもしないとは思いますが…」

俺「あのヨシュアが裏切り…?」

ダークシャーマン「はっ!現在は牢へ繋いでいます」

俺「そ、そうか…」

俺「…。」

俺(なんだ?訳が分からん…)

俺(まぁ一応出られたのなら良いか…。運にかける形になってしまうが…多分あいつらなら無事に生きてるだろ)
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 22:29:03.91 ID:SXv5e+Ta0
大神殿
天空の鎧保管部屋前

俺「でやあああぁっ!!」ブンッ

へびておとこ「」ドサリッ

俺「ふぅ…」チャキッ

俺(モョモト達は無事にこの神殿から脱出した…)スタスタ

俺「…後は俺が天空の鎧を持って、ルーラを使ってこの神殿から逃げ切るだけだ」

天空の鎧「」ガシャッ 

俺「くっ…相変わらず重っ…」

天空の鎧「」ズルズル

俺「外へ出た…。よし」

俺「ルーラ」テロテロテロ

>>しかし、不思議な力でかき消された

俺「なっ…!?かき消された!?」

俺(まさか…この大神殿自体が既に結界を張れるまで完成して来たのか!?)

俺「くっ…マズイぞ…」チラッ

へびておとこ「」

俺(…このままでは俺も反乱しようとしていたのが露見してしまう)

俺「だが天空の鎧を捨てて行く訳には…」

俺「…。」

俺「くっ…こうなったら最終手段だ…」




祭壇部屋前

あくましんかん「ん?俺殿?どうなされたのですか?」

俺「あくましんかん。ちょっと頼みがあるんだが」ガシャッガシャッ

あくましんかん「は、はぁ。なんでしょうか?」

あくましんかん(…なんだこの音?)

俺「ちょっと下界の方に用事があってな。山から降りたいんだ」ガシャッガシャッ

あくましんかん「はぁ…」

俺「…だが残念な事に既に神殿は結界が張れるようになり、俺の聖なる呪文はこの辺りでは効かなくなっているんだ」

俺「だからお前の移動魔法で俺をセントベレス山の麓まで降ろしてくれないか?そこからは自分で歩いて移動するから」

あくましんかん「分かりました。お安い御用です。それでは私に捕まり下さい」

俺「すまん。助かる」ガシッ

あくましんかん「では行きます」シュウウウン…

俺「…。」シュウウウウン…
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 22:39:47.60 ID:SXv5e+Ta0
セントベレス山麓

あくましんかん「それでは私はこれで」シュウウウン...

俺「ああ。恩に着る」

俺「…。」

俺「…よし。行ったな」

俺身体「天空の鎧」

俺「はぁ〜…。やはりこの鎧クッソ重たいな…」

俺「…さてと、この辺だと使えるかな?ルーラ」

>>しかし不思議な力でかき消された

俺「くっ…ダメか…。もっと山から離れないと…」

俺「天空の鎧を持ち出した事が発覚すれば、俺も脱出した事が露見する…」

俺「急いで離れないと…」タッタッタッ





森の中

俺「はぁっ…はぁっ…」タッタッタッ

草「」ガサツ

俺「はっ!?」タッタッタッ

メタルドラゴンA「モクヒョウハッケン」バサッ

メタルドラゴンB「ハイジョセヨハイジョセヨ」バサッ

俺「く、くそっ!もう追っ手が…!」タッタッタッ

メタルドラゴンA「」バッ

俺「くっ…!」バッ

メタルドラゴンB「ニガスナニガスナ」バッ

メタルドラゴンA「ウラギリモノヲコロセコロセ」バッ

俺(今こいつらの相手をしている暇は無いっ!コイツらだけじゃなくどんどん来る筈だっ…逃げないとっ!)タッタッタッ


コンマ下二桁
81以上ボロボロになりながらも、なんとか追っ手を振り切った
80以下追っ手を振り切れない(HP減少。次の判定へ)

安価下

※3回以内に目標コンマ以上が出せなければ幽閉されてしまい、物語の終盤まで出番が無くなります
しかし後の方で出した方が、目覚めるのは遅くなって行きますが特典としては豪華になって行きます
※最後のみ30%に増えます
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:40:46.22 ID:v6RmsovYO
はい
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:40:55.97 ID:zISKPbIi0
流石に無理やろ
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:41:27.84 ID:2+6+pjA0O
俺君がんば
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:42:21.83 ID:zISKPbIi0
ファッ!?あ、いや一回ずつか
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:42:57.19 ID:v6RmsovYO
俺がレスしなければ…ちくしょう
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:44:15.45 ID:zISKPbIi0
でもお前ゾロやん
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 22:48:13.14 ID:Jes9/p2VO
ゾロで昇格ならクリアか
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 23:02:16.17 ID:SXv5e+Ta0
コンマ22(ボナ今回10%減少)
セントベレス山麓の森の中

エビルスピリッツ「」バッ

俺「くっ……でええいっ!」ブウンッ

エビルスピリッツ「」ドガッヒュ-ンッ

俺「よしっ…。今の内にっ」

りゅうせんし「そこにいたかっ!」ブンッ

俺左腕「」ザシュッ

俺「ぐうっ…!」ボトボト

りゅうせんし「逃しはせんぞっ!裏切り者めっ!」シャキンッ

俺「」タッタッタッ

りゅうせんし「な、何っ!?なんと逃げ足の速い奴だ!?」

りゅうせんし「フッ…しかしそちらはあのお方が既に配置に着いておられる。奴も終わりだな」バサッバサッ





森の中

俺「はぁっ…はぁっ…」ドクドク...

俺(何も追って来なくなった…。上手く撒いたか…?)

「ほっほっほっほっ」

俺「…!」ビクッ

俺「お…お前は…」

ゲマ「ほっほっほっ。お久しぶりですねえ」

俺「…ゲマっ!!」

ゲマ「身長が伸び、見事な好青年になっていますね。最近は教団の幹部になられたと聞いていましたが、いやはや…」

ゲマ「貴方のその憎たらしい目。しっかりと覚えていますよ」

俺「…。」

ゲマ「貴方の内に秘めたる物は、そう簡単に消せないとは思っていましたが」

ゲマ「あの日一緒に連れて来た二人が脱走したと聞いて、もしやと思い張っていましたがやはり完全に屈服した訳では無かったのですね」

俺「っ…」

俺(最悪だ…。こんな時に一番出会いたく無い奴の場所に来てしまった…)

ゲマ「ほっほっほっほっ。諦めてあの時の愚かな父親のように、私に殺されて下さい」

俺(HPもゴリゴリに削られて、まだ力も弱い今の俺がこいつに勝てる可能性は0だ…)

俺「…。」ゴクリッ

俺「…いや、諦める訳にはいかない」スチャッ

ゲマ「ほう。やる気ですか。良いでしょう」

ゲマ「相手をして差し上げます」

俺「行くぞっ!!」ダッ


コンマ下二桁
71以上俺ダウン。からの…
70以下俺ダウン(最終判定へ)

安価下
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:04:34.73 ID:2+6+pjA0O
きええええっ!
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:04:35.98 ID:81Ov79PVO
うむ
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:05:50.29 ID:zISKPbIi0
できるわけがない!チラッ
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:05:59.24 ID:2+6+pjA0O
北斗神拳を持ってすればコンマを制することはたやすい
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:06:03.22 ID:v6RmsovYO
よくやった
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:06:24.16 ID:zISKPbIi0
本当にできてやがった
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:10:53.93 ID:81Ov79PVO
俺が出てくるまでもなかったな
ふっ
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/20(日) 23:36:42.61 ID:SXv5e+Ta0
コンマ73
森の中

俺「でえやああぁっ!」ブンッ

ゲマ「ほっほっほっほっ。正気ですか?」ガシッ

俺「…!?」

俺(け、剣が掴まれた!?)

ゲマ「なんです?このオモチャの剣は」ググッ

どうのつるぎ「」ボキンッ

どうのつるぎ「」バラバラ…

俺「あっ…!!くっ…」バッ

ゲマ「ほっほっほっほっ。このような物で私を倒そうとは甘く見られたものです」

ゲマ「奴隷生活で少しは強くなられたかと思っていましたが…どうやら見込み違いだったようですね」

俺「くっ…」

ゲマ「ほっほっほっほっ。それでは死んで下さい。メラゾーマ」テロテロテロ

大火球「」ギュンッ

俺「なっ…!?」

俺「うわーーーーっっ!!」ドオオオオンッ

>>俺に180のダメージ

俺「くっ……そっ…」ドサリッ

>>俺は死んでしまった

俺「」バタッ

ゲマ「ほっほっほっほっ。クソは貴方のような雑魚の事を言うのでしょう?」踏み

俺頭「」ドンッ

ゲマ「ほっほっほっほっ。あの時の父親はもう少し楽しませてくれました…よっ」グシャッ

俺頭「」グリグリ

俺(……。)

俺(くっ…仲間が居ないと…俺はこんなにも弱いのか…)

俺(俺の……仲間……)

俺『もしかしてあの場にいた皆んな全員この知らない世界に飛ばされているのか…?』

ミレーユ『そうね。バーバラ以外はその可能性も…』

俺(仲…間……)

ゲマ「さあ。あの時の父親のように貴方も消え去りなさい」テロテロテロ

大火球「」ボオオオオオッ

俺(……。)

ゲマ「ほっほっほっほっ!」


コンマ下二桁
76以上???「ちょっと!私の俺に何してるのよっ!マダ…メラゾーマ!」
51〜75???「俺の相棒に何してやがるっ!せいけんづき!」
26〜50???「まだ寝るには速いんじゃ無いですか?バギクロス!」
25以下俺「て、転送された…?なんだ?この洞窟は…」

安価下
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:37:27.64 ID:rHTqwVEE0
天破活殺
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:38:02.57 ID:81Ov79PVO
ふむ
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:39:51.91 ID:SH56b1+5O
ハッサンきたか
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/20(日) 23:53:37.50 ID:Y3GYPepBo
誰が来ても嬉しいなこれは
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 04:14:34.51 ID:mzat57V5o
正妻来た!これで勝つる!
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 06:29:15.23 ID:S0rvIf9p0
ハッサンが正妻なのかww
レイドック王国もレヌール王国のように後継者問題で滅びるな(確信)
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 10:12:37.95 ID:ns13OL8pO
今のところミレーユとハッサンか。あとは‥バーバラとチャモロだな。
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 10:16:24.95 ID:ns13OL8pO
あ!テリー忘れてた。
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/21(月) 13:59:28.78 ID:QLHb9wB00
コンマ64
森の中

「よお。俺の相棒に何してやがる」ザッ

俺(……ん?)

ゲマ「うん?」

「今すぐその汚い脚をどかしやがれっ!」

ゲマ「誰ですか貴方は?」

俺(……こんな場所に…人?だ…誰だ…?)

???「どかせって言ってんだっ!!せいけんづき!」ドッ

ゲマ「ウギャアッ!!」ドゴンッ

俺(こ…この技は…まさか…)

ゲマ「くっ…このような人間がいるとは…。ほっほっほっ…少し油断しましたか」シュウウウン…

???「フン。逃げたか」ザッ

俺(君は……ハッサ……)

俺「」カクンッ

???「…。」スタスタ
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 18:38:01.34 ID:UdWjPav6O
はっさく?
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/21(月) 22:06:30.10 ID:ZXgcS37s0
ハッサムだろ?ポケモンの
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 11:51:32.05 ID:bHV509cAO
過去
レイドック

俺(ムドーの城へ行った父上が敗れた…)

俺(…同行していた兵は壊滅し、父上はなんとか帰還されたが一向に目を冷ます気配が無い)

俺(もしかするともう二度と眠りからは…)

俺(妹が呪いにより死に、母が寝込み、そして父上までムドーにやられた…。これで残されたのは遂に俺一人に…)

俺(俺は魔王ムドーの所為で全てを奪われた…)

俺「…。」

俺(俺はもうこのまま兵の報告を待ちながら、ここに居る事しかできないのか…)

俺「…。」

俺(…他の国へ向かうために使っていた船が1隻ある。それを使って一人でーー)

「危ねえっ!!」ダッ

俺「…えっ?うわっ!」ドガッ

俺「」ゴロゴロ

俺「いつつ…。な、なんだ?…」ムクリッ

筋肉隆々の男「悪い大丈夫か?」スッ

俺(物凄い筋肉マンだ…。城にこんな奴いたっけ?)ギュッ

筋肉隆々の男「おっと。オレは怪しい者じゃないぜ」

筋肉隆々の男「サンマリーノから来たハッサンってもんだ」

俺「サンマリーノから…?」

ハッサン「実はムドーの呪いで、この国の王と王妃が眠ったままだって聞いて…」

ハッサン「まっ。それを確かめに来たって言うか…このオレがなんとかしてやろうと思ってなっ!」

俺「え…」

ハッサン「ところでアンタは?」
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 12:27:06.26 ID:bHV509cAO
undefined
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 12:27:50.90 ID:bHV509cAO
レイドック

ハッサン「なるほどなぁ。噂は本当だったって訳か」

俺「…。」

ハッサン「よしっ。オレがムドーって奴をぶっ飛ばしてこの国の問題を解決してやる」パシッ

ハッサン「だから王子様。このオレに島へ行く為の船を貸してくれ」

俺「いや、無理だろ。素性も分からない奴にいきなり船を貸すなんて…」

ハッサン「ぐっ…」

俺「そもそもアンタ。そんなに強さに自信があるのか?」

ハッサン「あ、あたぼうよっ!オレは見たら分かるだろうが旅の武闘家なんだぜっ」

俺「まぁ確かに見た目は武闘家だが…」ジロジロ…

ハッサン「うっ…な、なんだよ…」

俺「…。」

俺「よし。分かった船を貸してやる」

ハッサン「おっ。話が分かる王子様じゃねえかっ」

俺「ただし条件がある」

ハッサン「はぁ?んだ条件って?」

俺「…俺もムドー討伐に同行する。それでも良ければだ」

ハッサン「え?いや、だがアンタはこの国の最後に残された王子なんじゃ…」

俺「家族の…皆んなの仇を俺がこの手で取りたいんだ…」

ハッサン(こいつの目は…)

ハッサン「…分かった。じゃあ宜しく王子様」スッ

俺「今からはこの国の王子じゃなくて、仲間の俺だ。ハッサン」ギュッ

ハッサン「ああ。そうだなっ。一緒にムドーの野郎をぶっ飛ばそうぜっ」ギュッ

ミレーユ「水臭いわね俺」スタスタ

俺「…ミレーユ?」

ハッサン(な、なんだぁこの美人さんは!?///)カアァ…
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 12:28:48.37 ID:bHV509cAO
レイドック

ミレーユ「勿論。私も同行させて貰うわよ?」

俺「いや、ムドーとの戦いは危険過ぎる…。君までこの国の事情に巻き込む訳には…」

ミレーユ「ううん。この国の事情には興味無い」フルフル

俺「??」

ミレーユ「もしあの時、貴方と出会わなければ私は今頃死ぬよりも酷い扱いをされていたわ…」

俺「…。」

ミレーユ「だからこの命。あの時助けてくれた俺に預けたいの」

俺「…ありがとう」

ミレーユ「フフっ。宜しくね」

ハッサン「お、オレハサンマリーノカラ来たハッサンです。宜しく御願いしますお姉様っ!///」スッ

ミレーユ「私はミレーユよ。宜しくねハッサン。頼りにしているわ」ギュッ

ハッサン「///」プシュ-

ミレーユ「あら。ハッサンたら真っ赤だわ?大丈夫?」

ハッサン「だ、大丈夫です…」鼻血タラ…

ミレーユ「あっ。鼻血が…」

俺「…初々しいくらい分かりやすい男だな」

俺(とにかく仲間は揃った。ムドー。待っていろ…必ずお前を倒してみせる!)グッ
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 12:47:38.06 ID:bHV509cAO
小屋の中

ゲマ『さあ。あの時の父親のように貴方も消え去りなさい』テロテロテロ

俺『っ……』



暖炉「」パチッパチチッ…

俺「…はっ!」バッ

???「おっ。ようやくお目覚めか」

俺「…えっ?お、お前は…」

???「あのオカマみたいな魔物ならオレのせいけんづきをうけて逃げていったぜ」

俺「…ハッサン?」

ハッサン「よっ。久しぶりだなっ」

俺「そんな…。どうして君まで…」

ハッサン「そりゃこっちのセリフだよ。まさかお前までこの時代に飛ばされてたとはな」

俺「…。」

ハッサン「セントベレスって山を見に来ただけなのに、まさかお前までこっちに来ていたどころか、殺されかけてたんだから」

俺「俺だけじゃない…」

ハッサン「うん?」

俺「俺はミレーユとも出会ったよ…」

ハッサン「なっ…!?み、ミレーユも来てたのか!?」

俺「ああ…。今はまた逸れてしまったが…」

ハッサン「そうか…。今は一緒じゃないのか…」ガックリ…

俺「…と言うか一つ聞きたい事がある」

ハッサン「なんだ?」

俺「ハッサン。お前は俺やミレーユと違って…記憶があるのか…?」

ハッサン「ああ、俺は砂漠の城で拾われたからな」

俺「砂漠の城…?」
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 13:57:08.04 ID:pFCE6AM5O
バーバラとチャモロも揃えてーな
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 14:18:02.21 ID:bHV509cAO
テルパドール
庭園

俺「ここが砂漠の城テルパドールかぁ」スタスタ

ハッサン「いやあ。やはりルーラは便利だなっ。人の記憶を頼りに飛べるんだからっ」スタスタ

俺「だがまさか1ヶ月以上も俺が寝てたのは驚きだったぞ…」

ハッサン「なっはっはっ。オレはチャモロと違ってザオリクは使えないからな」

ハッサン「お前の自然治癒に頼るしか無かった訳だ」

俺「まぁ生きてるならなんでも良いんだが」

俺(ミレーユやモョモト達は今頃何処にいるんだろ…)

ハッサン「おっ。来た来た」

俺「うん?」

アイシス「よくぞお越しになられました。私がこの国の女王アイシスでございます」スタスタ

俺「あ、はい。はじめまして…俺です」

アイシス「そしてお久しぶりですねハッサン」

ハッサン「ああ。アイシスの姉ちゃんもな」

アイシス「ハッサンが戻られたと言う事はもしかしてこの方は…」

ハッサン「ああ。コイツが俺の相棒で古代の勇者の俺だ」

俺「俺が古代の勇者…?」

アイシス「はい。貴方様は遥か太古の勇者様でございます」

俺「??」

アイシス「先ずはこの文献をお読み下さい」ドサッ

俺(なんだこの分厚い本は…)

アイシス「この文献には過去の出来事が書かれております」

俺「過去の…」ゴクッ
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 14:42:02.97 ID:bHV509cAO
文献の内容は4回目なのでカット
テルパドール
庭園

俺「そんな事が…」

ハッサン「実はムドーは大魔王の手下でオレ達はそれにやられたなんて笑えねえ話だよな」

俺「ああ…。大地は1つ制圧されたけど、その大魔王も邪神にやられたなんて滅茶苦茶だよ…」

アイシス「しかし封印された筈の古代の勇者様達一行は、理由は分かりませんが、この時代に目を覚まされました」

俺「…。」

ハッサン「…。」

アイシス「貴方様はこれからどうなさるおつもりですか?」

ハッサン「んな事決まってるだろ?」

俺「…。」スッ



ゲマ『ほーほっほっほっ』ドンッ

大火球『』

パパス『ぬわーーーーっっ!!』ボオオオオッ



俺「…。」

俺「ああ。時代なんて関係無い。これ以上あんな悲劇が起きないように大魔王を倒す」

ハッサン「勿論だっ。今度は負けねえぜっ!」パシッ

アイシス「それでこそ勇者様でございます」ニコッ

俺「まぁその前にアイツらと合流して、俺も無事に脱出した事を報せないと」

ハッサン「あいつら?」

俺「ああ。ハッサンがこの国で世話になってたように、俺も世話になっていた仲間がいるんだ」

俺「今はミレーユもそいつらと一緒にいる」

ハッサン「何処にいるんだ?」

俺「予定じゃラインハットへ向かうつもりだったけど…ちょっとトラブルが起きて今は何処にいるか分からない…」

俺「だが一応約束したラインハットへ向かえば、何かが分かる筈」


コンマ下二桁
81以上アイシス「あ、待って下さい。実はハッサンが旅に出られた後に同じような方が入れ違いで…」
41〜80ハッサン「待ってくれ。実はいつか使う日が来ると思って、あるものを用意してたんだ」
40以下ラインハットへ(何も無し)

安価下
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 14:43:25.26 ID:SMPDSOUZO
むむっ
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 15:06:14.45 ID:bHV509cAO
コンマ26(何も無し)
ラインハット

ハッサン「へぇ〜。お前とミレーユの二人は10年間奴隷に…」スタスタ

俺「いや、10年間奴隷をしたのは俺だけだが…」スタスタ

ハッサン「はっ!まさかミレーユが奴隷にされたって事は…まさか魔物からちょめちょめな拷問とかを受けて…」鼻血タラ

俺「…無い無い。ミレーユは未だ手を出される前に俺の所に回されたし、俺は手を出してない。働く環境も良くしたから同じ職場の人間にも襲われる事もない」

ハッサン「つ、つまりミレーユは未だ処Zy…」ボタボタボタドタッ

俺(相変わらず大丈夫かコイツ…)

俺(まぁもしかしたら一緒に脱出したモョモトやヘンリーとある……いや、無いだろうな…)

俺「と言うかミレーユ、ハッサンと来てるならあの時一緒に封印されたチャモロももしかすると…?」

俺(…まぁ今は良いか)スタスタ

俺「あの。すみません」

青年「はい?どうなされました旅のお方?」

俺「この国にヘンリーと言う方は帰って来ていますか?」

青年「あ、はい。ヘンリー様なら最近戻られましたよ」

俺「えっ!?」

青年「それから先日ご結婚なされました」

俺「ファッ!?」
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 15:15:58.90 ID:bHV509cAO
ラインハット城
ヘンリー部屋前

衛兵「ですから許可の無い方を通す訳には…」

俺「だから俺!ヘンリーの友達なんだって!」

衛兵「ヘンリー様のお友達はモョモト様とミレーユ様だけだと…」

ハッサン「なんだ?友達じゃなかったのか?」

俺「いやいや、俺も友達だからっ!」



部屋内

ヘンリー「うん?部屋の外が騒がしいな。ちょっと見てくるよ」スタスタ

マリア「はい。気をつけて下さいね」




部屋の外

扉「」ガチャッ

ヘンリー「なんだ?騒がしいな」

俺「あっ」

ヘンリー「あっ!お、お前っ…!」

衛兵「ヘンリー様。この旅のお方が自分もヘンリー様のお友達だと…」

俺「ヘンリー?俺達同じ時を過ごした友達だよな」

ヘンリー「…いや、誰だっけ?」

俺「」ガクッ

衛兵「貴様っ!やはりっ…」ガシッ

ヘンリー「ハハッ。冗談だ。そいつはオレの友達だ。色々話したい事もあるし、部屋に入れてやってくれ」

衛兵「は、はぁ…」
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 15:27:21.11 ID:bHV509cAO
ラインハット部屋

ヘンリー「いやぁ久しぶりだなぁ。一緒に脱出できなかったが、俺も無事に生きてたんだな」

俺「ああ。お前達も無事でよかったよ」

ヘンリー「そっちのムキムキのお兄さんは?」

ハッサン「オレはこいつの相棒のハッサンだ。宜しくなっ」

ヘンリー「…。」

ヘンリー「なぁ…」スッ!

俺「うん?」

ハッサン「??」

ヘンリー「…お前そっち系なの?」ヒソヒソ

俺「…殺すぞ?」ヒソヒソ

ヘンリー「ははっ。冗談だ。でもお前もそろそろ幸せになっても良いんじゃないかなって。みろよ今のオレ」

ヘンリー「こっちに座ってるのはオレの奥さんのマリアだ」

マリア「お、お久しぶりです…」ペコリ

俺「久しぶり…?君俺と何処かで…」

マリア「そ、それは…」

ヘンリー「ほら。あの日作戦決行の時にお前の足の上に、岩を落とした…」

俺「…うん?……あっ!あの時のっ!!」

マリア「その説は本当にすみません…」

俺「あ、いや…。君も無事に脱出できてて良かったよ」

マリア「ありがとうございます…」

俺「しかしまさかあの時の女の子とお前がなぁ…」

ヘンリー「まぁアレからこっちも色々あったんだよ」

俺「お互い色々あったんだな」

ヘンリー「まぁその辺も踏まえてとにかく情報交換を始めるか」
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 15:38:19.41 ID:q9JRIHV/o
モョモトの嫁さんは誰かな
10以下でミレーユとかあるんだろうな
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 15:45:18.20 ID:bHV509cAO
ラインハット
ヘンリー部屋

俺「そうか…。サンタローズはもう…」

ヘンリー「すまん…。お前らの…」

俺「…いや、お前の所為じゃないさ」

ヘンリー「モョモトが言うにはアルカパにも幼馴染はもう住んで無かったらしくな…」

俺「アルカパの幼馴染…?」

俺(ああ…ビアンカの事か。何処かに引っ越したのか?)

ヘンリー「とにかく10年でこの城も魔物に乗っ取られてたりと随分と変わっちまった…」

俺「…。」

ヘンリー「なんとか城を取り返したオレ達は、オレがこの城に残って国の復興に力を入れてる最中だが…」

ヘンリー「モョモトは父親の手紙に書かれていた事をやり遂げようと、ミレーユはその手伝いをする為に二人はビスタ港から出る最後の船で西の大陸に向かったよ」

俺「世界の何処かにいる天空の勇者を探し出して母を救いに魔界へ…か」

ハッサン「魔界へ行くのは俺達の旅の目的と一緒だな」

俺「そうだな」

ヘンリー「うん?お前達も魔界に?」

俺「ああ。俺達は大魔王を倒しに」

ヘンリー「おおー…お前もモョモトに負けないくらい凄いなぁ」

俺「魔界へ行く目的は共通してるし、もしかすると何処かで道が交わるかもしれないな」

ヘンリー「そうだな。オレもできる事なら何か協力してやりたいが…まぁ今はこんな状況だからな…」

俺「まぁモョモト達が何処へ向かったか分かっただけでも良かった」

ヘンリー「どうするんだこれから?もう西の大陸への船は出て無いから、アイツらを追いかけるのは無理だと思うぞ」

俺「俺達は…」


110年で新しくできた街オラクルベリーって場所に行ってみる(カジノで時間経過)
2船が出るまで砂漠の魔物で修行する(コンマでレベルアップ小〜大)
3なんとか俺達も西の大陸へ行けないか頑張ってみる

多数決下3まで
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 15:51:39.45 ID:TfnUm2cj0
質問
モョモトたちは馬車ゲット済?
俺がオラクル行かなきゃ駄目?
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 15:54:02.30 ID:p9KS/+eRO
1
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 15:55:33.83 ID:q9JRIHV/o
3
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 15:56:17.81 ID:bHV509cAO
>>354
ゲットしてます
1の場合モョモト達が既にゲットしてるからもう売り切れの下りはするつもり
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 15:57:01.09 ID:TfnUm2cj0
そうか、ありがとう

なら3
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 16:19:08.48 ID:bHV509cAO
アルカパ南

俺「ここからなら向こうの大陸は確かに見えるが…」

ハッサン「ああ。ここが一番近い場所だな」

西の大陸「」

俺「ビスタ港からは最近は海の魔物が凶悪になったとかで、もう船は出て無いって言われたけど…」

ハッサン「この距離だろ?」

俺「あ、ああ…。はっ!?まさか泳いで行くなんて馬鹿な事考えてるんじゃ無いだろうな!?」

ハッサン「いやいや、流石のオレもそこまで馬鹿じゃねえ」

俺「じゃあどうするんだ?」

ハッサン「後ろを見てみろよ」

俺「後ろ?」クルリ

森「」

俺「森があるだけだが…?」

ハッサン「そうだ。この木の量ならオレにかかれば頑丈な者が作れる」

俺「…は?」

ハッサン「イカダで渡るんだよ!」

俺「いや…。は…?もしイカダを漕いでる最中に高波や海の魔物が出たらどうするんだ!?」

ハッサン「大丈夫だって。既にここから若干大陸が見えてるくらいだし、直ぐに着くだろ」

俺「…。」

俺(何言ってんだ…。確かに大陸は見えてるが、いったい向こうまで何キロあると思ってんだ…)

俺(…そんな無謀な事するより俺今武器無いんだし、魔物倒したり依頼とか聞いたりしてお金稼いだ方が良いと思うんだけど)

ハッサン「仕方ねえ。久々に大工仕事するぜぇ」スタスタ

俺(どうしよう…。ハッサンの奴、向こうの大陸まで本気で行けると思ってるぞ…)


1ハッサンを信じてイカダで行ってみる(40%で成功して西の大陸へ。失敗で海に溺れて死んでリスポーンか、奇跡的に訳の分からない場所へ)
2…やめて金を貯める為に修行する(先程の2の判定へ。コンマ次第で武器防具も揃います)
3その他

安価下2
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 16:32:12.61 ID:gfOA+iSUO
2
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 16:32:32.13 ID:R8e027RT0
1
頑張って
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 16:35:43.75 ID:9TMOUVe00
ドリフターズの悪夢再びww
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 17:08:37.77 ID:bHV509cAO


イカダ「」ザザアァァッ

ハッサン「さあ行くぜっ!!」ギコッギコッ

俺「だ、大丈夫なのかコレっ!?」

イカダ「」グラグラッ

俺「うわわわわっ!」

ハッサン「大丈夫だって!あんな大陸直ぐに着きゃあっ」グイッグイッ

波「」ザア-ンッ

俺「ぶわぁっ!!」バシャッ

ハッサン「しっかり掴まってろっ!!波にさらわれるなよ!」グイッグイッ

俺「びぇーくしょいっ!」ガタガタ

俺(の…脳筋過ぎる…。し、死ぬっ…)

高波「」ザアアアッ

俺「た、高波だっ!」

ハッサン「突破するぞっ!掴まってろいっ!」グイッグイッ

キラーウェーブ「やあ」ザアアアッ

俺「ってま、魔物だぞっ!!?」

ハッサン「うおおおおぉっ!!」グイッグイッ

イカダ「」ガタガタガタガタ


コンマ下二桁
61以上死にかけたがなんとか渡りきったらしい…
21〜60気が付いたらテルパドールの教会だった(所持金半分。ハッサン死亡。時間経過)
20以下気が付いたらテルパドールの教会だった(所持金半分。ハッサン行方不明。時間経過)
コンマゾロ目(下の判定)

安価下


66以上ゾロ目:海の魔物を撃退してなんとか辿り着いた(レベル2上昇。1000ゴールド入手)
55死んだ筈がパイナップルヘアーに助けられた
44死んだ筈がハゲ坊主に助けられた
33死んだ筈が謎の洞窟だった
22死んだ筈がパパスの国に居た
11気が付いたら異世界転生だった
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 17:10:59.69 ID:RZWDiqz00
どうかな?
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 17:11:56.85 ID:R8e027RT0
ナイス
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 17:13:01.44 ID:9TMOUVe00
ナイス
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 17:39:00.66 ID:bHV509cAO
西の大陸
浜辺

波「」ザザァ…

俺「」

ハッサン「」

俺手の上蟹「」トコトコトコ...

俺「うっ……。ここ…は…?」パチッ

俺(そうだ…。俺達キラーウェーブに飲まれて…)

ハッサン「」

俺「…!」

ハッサン「ぐっ…ゲホッゲホッ…」

俺HP1/213
ハッサンHP32/225

俺「ほ…ホイミ…」ポウッ

俺「ホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイミホイ………」テロテロテロテロテロテロテロテロ

>>俺とハッサンのHPが全回復した




ハッサン「なっ!?言った通り着いただろ?」

俺「馬鹿野郎!死にかけたじゃねえかっ!」

ハッサン「まぁまぁ細かい事は気にするなよ」

俺「はぁ…」

ハッサン「とりあえず西の大陸に着いたが、次は何処へ行けば良いんだ?」

俺「奴隷時代に手に入れた世界地図がある。多分俺達がいる場所は、この出っ張ったここの筈…」

俺「とりあえずここから西へ行けばルラフェンと言う町に着く筈だ」

ハッサン「よし。ならその町まで誘導してくれ。オレは地図は読めん」

俺「はぁ…。相変わらず報告音痴なんだな…」スタスタ

ハッサン「はっはっはっ」  

俺(今は俺の武器が無い。あまり魔物とは出会いたく無いが…)


俺HP213/213(24/54)ハッサンHP225/225(44/44)
コンマ下二桁
41以上ルラフェンに到着
40以下魔物と遭遇(21〜40メタルライダー×3、20以下モーザ×4)

安価下
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 17:40:52.46 ID:0r0KSc3yo
どうかな
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 18:29:29.04 ID:bHV509cAO
コンマ46
ルラフェン

俺「ふう…。なんとか魔物と出会わずに着いたな」

ハッサン「ここがルラフェンかぁ〜。なんか随分と入り組んだ町だな」

俺「もしミレーユ達がこの町を通ったなら誰か知ってる筈だ。手分けして情報を探そう」スタスタ

ハッサン「ああ。わかった」スタスタ




俺「すみません。最近この町にーー」

戦士「無茶苦茶美人な人なら確かにちょっと前までこの町に居たぜ」

俺(やはりミレーユは目立つから来たって分かりやすいな)スタスタ

青年「キラーパンサーを連れた不思議な人が居たなぁ」

俺(キラーパンサー…?まさかモョモト。ゲレゲレを…?再開したのか?)スタスタ

ベネット爺さん「おお!その少年達なら研究を手伝って貰ったぞっ」

俺(やはり最近まで二人がここへ居たのは間違い無いようだ)スタスタ

俺「よし。そろそろハッサンと合流するか」スタスタ




酒場

ハッサン「ひゃー。ここの酒は美味えなぁ。姉ちゃん。もう一杯!」グッ

踊り子「はいはい。少し待っててね〜」

俺「…。」

ハッサン「かぁ〜。なんだここの酒は!?」

俺「…おい」

ハッサン「はっ!?お、俺っ!?」

俺「…どうして酒なんか飲んでるんだ?」

ハッサン「い、いやぁ情報を集めてる内に、ここの酒が美味しいって情報を手に入れてだな…ははっ…。ちょっと味見を…」

俺「…ミレーユ達の情報は?」

ハッサン「も、勿論手に入れたぜっ!ここから南に行った所にあるサラボナって町に向かったらしいぜっ」

俺(サラボナか…)


俺HP213/213(24/54)ハッサンHP225/225(44/44)
95G
1直ぐにサラボナへ向かう
2今日は宿屋で休んで明日の朝出発する(25G消費)
3その他

安価下
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 18:35:30.90 ID:rfjvp3sQ0
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 21:00:47.89 ID:awgKggoV0
ルラフェン

俺「まぁ魔力しか消費して無いし、休まなくて良いだろ」

ハッサン「ええっ!?町に着いたのに今日は野宿か?」

俺「ああ。結構時間かかりそうならそうなるな」

ハッサン「はぁ…相変わらず冒険男なんだな…」

俺「ほら。行くぞ」

ハッサン「だけどお前…大丈夫なのか?」

俺「うん?」

ハッサン「剣持ってねーみたいだけど…オレみたいに殴って戦う気か?」

俺「魔法がある。心配するな」

ハッサン「なら良いけどよ」

俺(…金が無くて武器もロクに買えないなんて言えない)

俺「さ、さあ行くぞっ!」スタスタ

ハッサン「ルラフェンか。覚えとこう」スタスタ


コンマ下二桁
81以上サラボナに到着
61〜80ミステリードール×2と遭遇
41〜60とつげきへい×4と遭遇
21〜40メタルライダー×5と遭遇
20以下デスパロット×6と遭遇

安価下
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:01:39.63 ID:WqGpOIb0O
うむ
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:03:23.63 ID:p9KS/+eRO
金だ!金をよこせ!
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:06:39.47 ID:0ScwZmxF0
ヒャッハー!魔物だァー!歩くゴールドだぜェーっ!
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 21:28:08.50 ID:awgKggoV0
コンマ63
ルラフェン周辺

ハッサン「ん?なんだアイツら?」

とつげきへいA〜D「」タッタッタッ

俺「人間?…冒険者…?」

ハッサン「いや、それにしちゃ全員槍って…やり過ぎじゃないか?」

俺「…。」

俺「…何言ってんだ?」

ハッサン「…うぉっほん。なんでもない」

とつげきへいA〜D「」ザッ

俺「あ、あの…」

とつげきへいA「」ブウンッ

俺「うわっ!」サッ

ハッサン「何しやがるっ!?」

とつげきへいB〜D「」サッ

俺「っ…!ハッサン!こいつら見た目人間だけど、人じゃないっ!」バッ

ハッサン「ああ。そうみてえだな。全く紛らわしい魔物だぜ…」スチャッ


俺HP213/213(24/54)ハッサンHP225/225(44/44)
1攻撃(コンマ11以上で16ダメージ。反撃判定へ)
2ライデインで一掃する(MP6消費)
3逃げる(コンマ41以上で成功)

安価下
ハッサンは回し蹴り(順に70、62、55、48のダメージ)
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:29:40.38 ID:1GKqnCM5O
2
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:30:05.74 ID:Av/BXKyg0
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:44:03.03 ID:rfjvp3sQ0
遭遇戦だし伏兵とか居ないだろ
だから勇者バレもないはず
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 21:46:09.42 ID:p9KS/+eRO
あれれ、コンマ63だからミステリードールなのでは?美味しい敵なのに・・・
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/22(火) 22:21:44.90 ID:/+RSxu5ZO
ホントだ。ミステリードールじゃん。
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/22(火) 22:32:22.19 ID:bHV509cAO
ミスったので貰えるゴールドはミステリードールだった場合を採用します
ルラフェン周辺

俺「魔物なら容赦はしないっ!ライデイン!」

雷「」ピシャッ

とつげきへい達「」ドオオオオンッ

とつげきへい達「」ドオオオオンッ

ハッサン「ひょー。相変わらず凄え魔法だな」

俺「いや…全盛期の力じゃないから皆んなと比べるとまだまだだよ」

ハッサン「そりゃあお互い様だ」

俺「フッ…そうだね」


316の経験値を手に入れた(次のレベルまで2284)
240ゴールド手に入れた(335)



ハッサン「さてと…今日は野宿かぁ?」

俺「いや、その必要は無さそうだ」

ハッサン「うん?」

俺「大きな塔みたいな物が見える。多分彼処にサラボナと言う町がある筈だ」

俺「見える距離だし行ってみよう」

382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/01/23(水) 02:05:07.45 ID:ZT0uop7XO
サラボナ

ハッサン「着いたけどよ…」スタスタ

俺「ああ…。流石に今情報を集めるのは非常識過ぎる」スタスタ

俺「とりあえず明日の朝になってからにしよう。体力も限界に近いし…」

ハッサン「ふわぁぁ〜。ねみいな確かに…」

>>宿屋で30G消費した(305)



翌朝
ルドマン邸

ハッサン「でっけえ屋敷だなぁ…」

俺「あっ。すみません」

ルドマン「うん?誰かね君達は?」

俺「ここに紫のマントを着た青年と、金髪の美女の旅人が来たと言う噂を聞いたのですが…」

ルドマン「紫のマントを着た青年…?」

ルドマン「おっ、ああ彼ならーー」



コンマ下二桁
91以上モョモト達と合流した
71〜90モョモトは結婚する為に炎のリングを取りに行っているらしい
51〜70モョモトは2つ目の水のリングを取りに行っているらしい
50以下モョモトは既に結婚して東の大陸へ向かったらしい

安価下
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 02:09:59.97 ID:ZQCodMQ00
任せろ
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 02:47:20.98 ID:iD99emCco
やりますねぇ!
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 07:56:39.53 ID:0MYHkCbMO
やりますやります
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 08:06:07.23 ID:OIJ09Bhu0
ビアンカがすでにいるならどの段階なんだ?
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 10:30:00.56 ID:1GWLUhSB0
ミレーユとかビアンカが全員腹ボテだったら笑う
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/23(水) 10:38:08.96 ID:ZT0uop7XO
コンマ97
ルドマン邸

扉「」ガチャッ

俺「え?」クルリッ

ハッサン「ん?」

モョモト「あ…」

ミレーユ「えっ」

ビアンカ「あれ?…」

ゲレゲレ「ゴロゴロ」

ルドマン「おおっ!遂に水のリングも無事に手に入れて帰って来たようだな」ガタッ

俺「モョモト!探したぞっ」ガタッ

モョモト「はい」コクッ

俺「無事で良かった。色々話したい事があって…」

モョモト「はい」



ミレーユ「まぁ。ハッサンもこの世界に来ていたの?」

ハッサン「フッ…男ハッサン。ミレーユの居る場所には例え時代を超えてでも追いかけてみせる」

ミレーユ「クスクス。相変わらず馬鹿なのね」

ハッサン「そ、それ程でも///」ドヤアッ



ビアンカ「貴方。俺なのね…。久しぶり…。貴方も随分と成長したのね」

俺「…え?あ、えーと」

ビアンカ「私よ。分からない?」

俺「いや、こんな美人な人と知り合いだったっけな…」

ビアンカ「本心で言ってるなら上手になったわね。貴方もカッコよくなったわ」

俺「う、うん?」

ビアンカ「私ビアンカよ」

俺「え?…ええええぇっ!?び、ビアンカ……さん?…」

ビアンカ「クスっ。昔みたいに呼び捨てで良いわよ」
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 10:45:14.14 ID:4nihYMQnO
今回は結婚しない方向で進めるか。Y世界に帰還したいし
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/23(水) 11:00:48.96 ID:ZT0uop7XO
ルドマン邸

俺「ゲレゲレも随分大きくなったんだな…」

ゲレゲレ「ゴロゴロ…」

モョモト「はい」コクッ

俺「モョモト。お前の旅の目的はヘンリーからーー」

ルドマン「…あーすまん。何やら皆んな昔の知人だったのか盛り上がっている所悪いが」

俺「あ、すみません人の家で…」

ルドマン「いや構わんよ。だが、その前にだ。モョモトよよくぞ二つのリングを揃えて来たな」

モョモト「はい」



俺「ミレーユ。二つのリングって…?」ヒソヒソ

ミレーユ「実は伝説の天空の盾はこのルドマンと言う人が所持してるらしくて…それを娘さんの結婚相手に記念に贈るらしいの」ヒソヒソ

俺「天空の盾を結婚相手に…えっ!?モョモト結婚するのか!?」

ミレーユ「そうみたい」

俺(ヘンリーに続きモョモトまで…。あれ?ヤバイ…。これで3人の中で俺だけ行き遅れ…)チラッ

ビアンカ「うん?何?」

俺(…いや、もう一人行き遅れ仲間がいたな。未だ焦るような時間じゃない)



ルドマン「約束通りフローラとの結婚を認めよう」

ルドマン「さあフローラや。此方へ来なさい」

フローラ「はい。お父様」スタスタ

俺(この女性がモョモトと…)ジッ

フローラ「…?」スタスタ

俺「…。」チラッ

ルドマン「実はもう結婚式の準備をしとったのだよ。わっはっはっ」

俺(…失礼だけどこの人の娘だって言うから、この髪の遺伝の強い癖のある娘だと思ってたが、なんだ)

フローラ「…。」スタスタ

俺(普通に可愛い子じゃないか)

ルドマン「そうそう。水のリングも預かっておかねばな」

俺(…本当に失礼だけど、血が繋がってるとは思えない)
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:17:54.77 ID:1GWLUhSB0
当たってるww
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/23(水) 11:23:21.96 ID:ZT0uop7XO
ルドマン邸

フローラ「…。」ジッ

俺「うん??」

フローラ(人違いかしら…?)

俺(なんだ?今なんか見られてたような…?)

ルドマン「フローラや。お前もモョモトが相手なら文句は無いだろう」

フローラ「はい。お父様…」

俺(良かったなモョモト。可愛い奥さんゲットだ)

フローラ「……。」

俺(うん?)

フローラ「…でも其方の女性方は?」

ハッサン「なっ!?み、ミレーユ!?」首グリンッ

ミレーユ「フローラさん。心配しなくても私とモョモトはそんな関係じゃないわ」ニコニコ

モョモト「…。」

ミレーユ「でもビアンカは…」チラッ

ビアンカ「え?私!?私はモョモトと俺とは只の幼馴染で…その…」チラッ

俺(いや、確かに幼馴染だけど…と言うか俺の方見られても困るんだが…)フルフル

ビアンカ「さ、さあてと!用も済んだ事だし私はこの辺で…」スタスタ

フローラ「お待ち下さい!もしやビアンカさんはモョモトさんをお好きなのでは…?」

ビアンカ「えっ…」

フローラ「それにモョモトさんもビアンカさんの事を…。その事に気付かず私と結婚してモョモトさんが後悔する事になっては…」ウツムキ

ビアンカ「あ、あのねフローラさん。そんな事は…」

ルドマン「まあ落ち着きなさいフローラ。今夜一晩モョモトには良く考えて貰ってフローラかビアンカさんか選んで貰うのだ」

ルドマン「うん。それが良い」

ルドマン「今夜は宿屋を用意するならモョモトとその知人一行はそこへ泊まりなさい。ビアンカさんは私の別荘に泊まると良い。良いかねモョモト?」

モョモト「はい」

ルドマン「うむ。一晩じっくりと考えるが良い」

俺(…なんだか大変な事になって来たな。俺はモョモトと話しがしたいだけだったが…まぁモョモトの伴侶が決まるみたいだし、序でに成り行きを見ていくか)
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/23(水) 11:39:53.00 ID:ZT0uop7XO
宿屋
借りた部屋内

ハッサン「ぐががが…。んご……」ZZZ…

ミレーユ「すぅ…すぅ…」ZZZ…

ゲレゲレ「ぐーぐーZZZ…」



屋上

俺「…砂漠の城で分かったんだが、俺は古代の勇者らしいんだ。そしてハッサンとミレーユは俺と同じく古代の俺の仲間だ」

モョモト「…。」

俺「だが俺達はこの世に転生したとしても、魔界に居る大魔王を倒す為に旅をする」

モョモト「…。」

俺「モョモトはパパスの意思を継ぎ、天空の勇者を探しだして魔界に居る母親を探しだす旅をするんだろ?」

モョモト「はい」

俺「なら魔界へ行く目的は共通しているんだ。これからはお互い時には協力して、先ずは魔界へ行く方法を探そう」

モョモト「はい」

俺「…それにしても大変な事になったな。ビアンカかフローラと結婚とは…もう相手は決めてるのか?」

モョモト「…。」

俺「なら話して来たらどうだ?この時間なら余程の事が無い限り恐らく起きているだろう」

モョモト「はい」


1ビアンカの所へ行ってみたらどうだ?
2フローラの所へ行ってみたらどうだ?
3外をふらついてリフレッシュすれば案外答えが見つかるかも
4こう言う時は深く考えず寝てビシッと決めたら良い


多数決下3まで
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:41:53.79 ID:1Vo4GFfbo
3
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:43:20.27 ID:jrngz2JIO
2
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:43:32.60 ID:e4uOTpE80
4で
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:46:46.91 ID:TqHJtto60
3
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 11:48:29.06 ID:AoB5AOc60
モョモトはとことんデボラに縁があるなぁ
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 12:02:05.91 ID:X23FnKrL0
3はデボラ、4はコンマに委ねるってところだったのだろうな
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/01/23(水) 12:07:40.49 ID:ZT0uop7XO
宿屋
屋上

俺「こんな時は外をふらついてリフレッシュすれば案外答えが見つかるかもしれないぞ?」

モョモト「はい」コクッ

俺「でも風邪を引かないようにな」

モョモト「はい」スタスタ

階段「」タンタンタン




噴水場所近く

モョモト「…。」ドガッ

???「チッ。このアタシにぶつかって来るとは良い度胸だねぇ。…うん?アンタは…」

モョモト「はい」



しかし、歩くフラグことモョモトが外で新たなフラグを作っていた事は今の俺は知らなかった





屋上

俺「ふぅ…。モョモトは答えが出た頃かな」ジッ

満月「」

俺「今夜は満月か…。山の上にあるライフコッドじゃよく見れた景色だけど…時が経ってもこの景色だけは何も変わらないんだな…」

俺「…。」



1久しぶりにビアンカと話しに行ってみる
2フローラって子。俺を知ってたみたいだったな…
3花嫁選びの前夜に他の男が候補と話に行くのはやめといた方が良いだろう。もう少しここで月を眺めたら寝よう

多数決下3まで
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/23(水) 12:10:00.23 ID:TqHJtto60
3
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