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京太郎の奇妙な冒険 衣「第3章だ!」 【咲-Saki-安価】
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61 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:18:21.25 ID:Xz/y3NPZ0
はやりに36.6×3.5=129ダメージ!!
はやりの精神力 E(40↓) → G(-89)
須賀京太郎の勝利です!!
はやり「」 ドシャッ
京太郎「フハハハアヘヘ……ふぅ」
京太郎「勝ったな」
咲「きゅ、急に落ち着かれるとそれはそれでビックリだよ……」
京太郎「笑いすぎて口と喉が痛いぜ……」
晴絵「さて、どうしようかな……瑞原さんは」
晴絵「スタンドパワーが落ちていたから、まだ辛うじて生きてはいるぞ」
はやり「」 ピクピク
京太郎「うーん……」
A トドメを刺す
B 生かして龍門渕で監禁する
↓1〜 先に2票集まった選択肢
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 16:21:50.40 ID:8Zk09XeqO
B
作者さんも驚くレベルの圧勝だな
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 16:23:14.33 ID:usQqV7smo
B
64 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:30:46.69 ID:Xz/y3NPZ0
京太郎「ま、龍門渕に送って他の幽波紋の雀士同様に監禁してもらおう」
晴絵「いいのか?それで」
京太郎「いいんじゃないですかね……さっき俺がスタンドの平和利用について口にしたとき、目を丸くしてたし」
京太郎「案外更生の余地があったりして」
衣「ふむ……トーカによれば、野依理沙の監禁は音を立てないよう細心の注意を払わなければいけないので面倒で」
衣「大沼と戒能良子はいつ反抗するか分からないので戦々恐々、手を焼いているというが……」
衣「この女ならば、存外に容易い監禁かもしれぬな」
京太郎「俺もそう思う」
京太郎「さーて、レジェンドも来てみんな揃ったことだし、クリスマスパーティーやろうぜーーーーッ!!」
京太郎「ハハハハハアヘアヘアヘノヒヒヒ!!」
憧「アンタ、まだスタンド攻撃が抜けてないんじゃ……」
京太郎「勝利の余韻に浸ってパーティーするのが楽しみなだけだって!」
その後、クリスマスパーティーをエンジョイする京太郎たちを尻目に、瑞原はやりはひっそりと龍門渕家に護送されていった……
65 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:33:25.34 ID:Xz/y3NPZ0
〇幽波紋の雀士に勝利したので、経験値を獲得します!
・攻撃力・防御力・速度経験値が100上がった!
・攻撃力が4上がった!
・防御力・速度値が3上がった!
・幽波紋の雀士を倒したので精神力値が5上がった!
66 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:34:35.67 ID:Xz/y3NPZ0
奈良県阿知賀 滞在31日目
京太郎「何をしようかな」
【現在のステータス(スキル・波紋補正無し)】
攻撃力:S(127) 防御力:S(102) 速度:A(103) 精神力:SS(165) 天運:S(116)
【ステータス上昇に必要な経験値】
攻撃力経験値:あと17/26 防御力経験値:あと9/35 速度経験値:あと33/35
(攻撃力値は必要経験値が−9)
【連絡可能な相手 ()内は好感度】
・宮永咲(MAX) ・天江衣(MAX) ・大星淡(84) ・神代小蒔(MAX) ・赤土晴絵(65) ・小瀬川白望(54)
・高鴨穏乃(79) ・新子憧(98) ・松実玄(69) ・松実宥(55) ・鷺森灼(70) ・小走やえ(75)
(以下の人物と会うことはできません。SNSや電話を通じての連絡は可)
・原村和(77) ・片岡優希(78) ・染谷まこ(60) ・竹井久(62)
・龍門渕透華(65)
・東横桃子(80) ・加治木ゆみ(50)
・福路美穂子(104) ・池田華菜(45) ・文堂星夏(45) ・吉留未春(45)
・愛宕洋榎(MAX) ・末原恭子(60) ・上重漫(60) ・真瀬由子(60) ・愛宕絹恵(MAX) ・赤阪郁乃(60)
・園城寺怜(90) ・清水谷竜華(75) ・江口セーラ(50) ・船久保浩子(50) ・二条泉(50) ・愛宕雅枝(60)
・石戸霞(MAX) ・薄墨初美(80) ・狩宿巴(60) ・滝見春(55) ・石戸明星(55) ・十曽湧(55)
A 波紋の修行をする
【超波紋法】経験値:0/70
B 麻雀の練習をする
B-1:攻撃力重視 B-2:防御力重視 B-3:速度重視
C うろつく
C-1:阿知賀女子学院高等部・職員室 C-2:阿知賀女子学院高等部・温室 C-3:松実館
C-4:吉水神社 C-5:鷺森レーン C-6:和菓子のたかかも C-7:晩成高校
D 自由安価
安価↓1
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 16:34:41.89 ID:/yxFCt370
C-4
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/22(土) 16:39:12.84 ID:C3w9dZqb0
安定のB
はやりんスタンドも可愛いし味方になってほしいな
69 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:39:35.36 ID:Xz/y3NPZ0
―吉水神社―
京太郎「よぉー、憧!」
憧「あ、京太郎」
憧「どうしたの、なんか用でもあった?」
京太郎「いや、いつもみたいに遊びに来ただけだぜ」
京太郎「なんだ、忙しかったか?」
憧「まぁね」
憧「もうすぐ新年だから、神社は大変なのよー」
京太郎「ああ……そういやそうだな」
憧「でも、ちょっとゲームするくらいの時間ならあるわよ」
京太郎「おっ、なら安価↓1でもやろうぜ」
安価↓1 やるゲーム なんでもいいです
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/22(土) 16:40:47.21 ID:C3w9dZqb0
速度はSになったんじゃいか?
71 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 16:41:12.60 ID:Xz/y3NPZ0
>>70
表記ミスです、すみません
安価は↓
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 16:43:24.62 ID:/yxFCt370
インディアンポーカー
73 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 17:17:30.11 ID:Xz/y3NPZ0
インディアンポーカーですね、了解です
これからちょっと予定があるので今日はここまでにします。もし早く帰ってこれたらやりますが……
今日中に帰ってこれないかもしれないし、帰ってこれても日付変わってる気がするので、多分ないかと思われます
今後の更新予定ですが、明日は朝から夕方まで仕事なので無理で、夜はできる気がします
明後日・明々後日は小旅行に行くのでできなさそうです
26〜29は全部午前の仕事なんで帰ってきてから寝るとしても、夕方から深夜にかけてはできると思います
30〜1月3日は帰省するのでちょっとできないかもです 3日の午後はできるかも?
4日は仕事がありますが、午後はできると思います
74 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 17:19:09.18 ID:Xz/y3NPZ0
前スレ
>>1000
はシロと地獄昇柱的な波紋修行ですね。地獄昇柱やることにします
では、今日はここまでにします!付き合ってくださった方々、ありがとうございましたー!
75 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/22(土) 17:19:40.67 ID:Xz/y3NPZ0
/::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::ハ::::ハ::::::::::ム
i:: ハ 乂 レ ノ リ:::::::}
|:。:l. ○ ○ .|l:::::i <またね〜
ノ::::八xx .ワ xx.ノ::::::}
/:::メ:_≧-. -≦_:f⌒i、
.,、.,,/::_/ヽ>=Y=<丿: 、:;.ヽ、
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76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 17:25:00.10 ID:79P5sMeA0
乙ですー
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 17:31:28.48 ID:dZoLX8cWO
乙
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/22(土) 17:54:31.41 ID:/yxFCt370
乙です
79 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:02:24.90 ID:1vLuT9190
京太郎「インディアンポーカーをやろうぜ」
憧「なにそれ?」
京太郎「あれ、知らないのか」
京太郎「まぁ2人でやるもんでもないんだが、普通のポーカーとは全然違う」
憧「どういうやつ?」
京太郎「山札から1枚カードを持ってきて、自分には見えないように額の上にもっていきゲームを始める」
京太郎「自分のカードは分からないが、他人のカードは分かるってことさ」
憧「へぇー、なんか珍しいルールね」
京太郎「だろ!」
京太郎「で、相手のカードを見て、お互いに会話して相手を陥れようと努力する」
京太郎「相手のカードを小さく言ったり大きく言ったり、まぁどんな手段でもいいさ」
京太郎「そして、降りるか勝負するかの意思表示をして、オープン」
京太郎「カードの数字がデカかった方が勝ち」
京太郎「得点制で、勝てば+2点、負ければ−2点、降りれば−1点だ」
憧「相手より小さいと思ったら、降りる方が得策ってことね」
京太郎「そゆこと」
京太郎「早速やってみようぜ」
京太郎「先に3点取った方が勝ちで、罰ゲームはいつも通り」
憧「望むところよ!」
80 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:05:21.02 ID:1vLuT9190
京太郎の手:
憧の手:
引くカードのコンマ表
01〜07 A
08〜14 2
15〜21 3
22〜28 4
29〜35 5
36〜42 6
43〜49 7
50〜56 8
57〜63 9
64〜70 10
71〜77 J
78〜84 Q
85〜91 K
92〜00 ジョーカー
コンマ表に従って、それぞれの最初に引いたカードを決めます。
京太郎の手 コンマ↓1
憧の手 コンマ↓2
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:05:57.20 ID:TH6QJ+Qk0
あ
82 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:08:07.81 ID:1vLuT9190
あ
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:08:27.77 ID:4vb+SHPr0
い
84 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:12:35.00 ID:1vLuT9190
京太郎の手:3
憧の手:Q
憧「へぇー、アンタの手はまぁまぁなんじゃない?」
京太郎「そうか?お前のも悪くないと思うぜ」
憧「ホント?」
京太郎「ああ、ホント」
京太郎「ところで、俺の手はどんなもんよ?真ん中?それとも結構高い?」
憧「結構高いわ」
京太郎「ふぅん……」
↓1 憧はコンマ83以下で京太郎の策にハマってしまい、降ります(京太郎の精神力値165の半分の値を参照)
↓2 京太郎はコンマ40以上で憧の策を見抜き、降ります(憧の精神力値80の半分の値を参照)
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:13:32.88 ID:TH6QJ+Qk0
い
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:14:25.18 ID:TH6QJ+Qk0
安価は
>>348
で
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:15:17.93 ID:TH6QJ+Qk0
>>86
は誤爆なのでスルーで
88 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:18:09.38 ID:1vLuT9190
憧(……嘘は言ってないみたいね)
憧(ここは勝負といこうかしら)
京太郎(最初から嘘……ってわけじゃあねえのかな?)
京太郎(ま、とりあえず……勝負すっか)
憧「私は降りないわ」
京太郎「俺も降りない」
憧「じゃあいきましょ。せーのっ」 バッ
京太郎「げ!!」 バッ
京太郎「なんだよ、俺は3じゃあねえかッ!!」
憧「わ、あたしは12じゃない!正直者ね〜アンタ」
京太郎「ちっ、捻くれ者め……」
憧「ふふん、ようやくしてやったりって感じね」
京太郎「次行くぞ次!」
京太郎:−2点
憧:+2点
引くカードのコンマ表
01〜07 A
08〜14 2
15〜21 3
22〜28 4
29〜35 5
36〜42 6
43〜49 7
50〜56 8
57〜63 9
64〜70 10
71〜77 J
78〜84 Q
85〜91 K
92〜00 ジョーカー
コンマ表に従って、それぞれの最初に引いたカードを決めます。
京太郎の手 コンマ↓1
憧の手 コンマ↓2
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:18:32.98 ID:4vb+SHPr0
あ
90 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:18:48.99 ID:1vLuT9190
>>87
まぁ書いちゃったし……気にしないでください
91 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:20:46.26 ID:1vLuT9190
京太郎の手:ジョーカー
憧の手:ジョーカー
京太郎「プ、その手はなんだァ〜?憧ォ」
京太郎「そいつは降りた方がいいな、間違いない」
憧「えー?ホント?」
京太郎「ホントホント!ウソは言わねえ」
憧「でも、アンタの手よりはマシなんじゃあないかしら」
京太郎「さぁ……どうだかなぁ」
↓1 憧はコンマ83以下で京太郎の策にハマってしまい、降ります(京太郎の精神力値165の半分の値を参照)
↓2 京太郎はコンマ40以上で憧の策を見抜き、降ります(憧の精神力値80の半分の値を参照)
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:21:11.01 ID:4vb+SHPr0
い
93 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/23(日) 22:21:42.26 ID:1vLuT9190
あ、待ってください ミスです
↓1 憧はコンマ83以下で京太郎の策にハマってしまい、降ります(京太郎の精神力値165の半分の値を参照)
↓2 京太郎はコンマ40以下で憧の策にハマってしまい、降ります(憧の精神力値80の半分の値を参照)
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:21:45.23 ID:TH6QJ+Qk0
あ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/23(日) 22:21:49.73 ID:IuOSdA3o0
おもち
96 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:22:07.24 ID:BGWsJ0Pa0
数日ぶりに再開していきたいと思います
97 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:27:28.87 ID:BGWsJ0Pa0
憧(さて……今度はどうかしら)
憧(またホントのことを言ってるのか、今度こそ嘘をついて騙そうとしているのか)
憧(どっちにしろ、相手がジョーカーなんだから勝ち目はない……引き分けるか負けるか)
憧(ここは降りた方がいいかしらね)
京太郎(相手がジョーカーである以上降りるのが得策だが……)
京太郎(一瞬憧の顔が引きつったように見えた)
京太郎(もしかすると俺の手もジョーカーとは言わずとも、かなりいいカードなのではないか?)
京太郎(ここはツッパる姿勢を見せて、奴を降ろそう)
京太郎「さて、オープンするか?」
憧「……あたしは降りるわ」
京太郎「オーケー、じゃ、互いの手を確認しようぜ」 バッ
憧「……嘘、こんなことあるのね」 バッ
京太郎「お互いジョーカーとはな……」
憧「……退いちゃったあたしの負けね、今度は」
京太郎「そういうことだな。さ、次にいこう」
京太郎:−2点
憧:+1点
引くカードのコンマ表
01〜07 A
08〜14 2
15〜21 3
22〜28 4
29〜35 5
36〜42 6
43〜49 7
50〜56 8
57〜63 9
64〜70 10
71〜77 J
78〜84 Q
85〜91 K
92〜00 ジョーカー
コンマ表に従って、それぞれの最初に引いたカードを決めます。
京太郎の手 コンマ↓1
憧の手 コンマ↓2
98 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:28:05.06 ID:BGWsJ0Pa0
あ
99 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:28:32.07 ID:BGWsJ0Pa0
い
100 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:30:15.21 ID:BGWsJ0Pa0
京太郎の手:A
憧の手:A
京太郎「ふっ、今度は一転してひどいカードだな」
憧「え、それはアンタの方じゃない?」
京太郎「いやー、さすがにお前よりはマシだと思うぜ」
憧「いやいや、それはこっちのセリフよ」
↓1 憧はコンマ83以下で京太郎の策にハマってしまい、降ります(京太郎の精神力値165の半分の値を参照)
↓2 京太郎はコンマ40以下で憧の策にハマってしまい、降ります(憧の精神力値80の半分の値を参照)
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 00:30:40.05 ID:f8wWgfYp0
い
102 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:30:48.36 ID:BGWsJ0Pa0
いや、タンマです
103 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:31:15.35 ID:BGWsJ0Pa0
よく考えたら相手がAなら降りるわけありませんでした
104 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:33:18.00 ID:BGWsJ0Pa0
京太郎・憧(相手がAなら、最低でも引き分け……降りるわけがない)
京太郎「じゃ、オープンだ!」 バッ
憧「……えー」 バッ
京太郎「……マジか、ホントにひどいカードだったとはな」
憧「2戦連続で相手と同じ数を引くとはね……しかもその数が極端」
京太郎「やれやれだ」
京太郎「さ、切り替えて次だ!」
引くカードのコンマ表
01〜07 A
08〜14 2
15〜21 3
22〜28 4
29〜35 5
36〜42 6
43〜49 7
50〜56 8
57〜63 9
64〜70 10
71〜77 J
78〜84 Q
85〜91 K
92〜00 ジョーカー
コンマ表に従って、それぞれの最初に引いたカードを決めます。
京太郎の手 コンマ↓1
憧の手 コンマ↓2
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 00:34:00.16 ID:f8wWgfYp0
あい
106 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:34:15.66 ID:BGWsJ0Pa0
let it be
107 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:37:56.03 ID:BGWsJ0Pa0
京太郎の手:2
憧の手:10
京太郎「ふっ、まぁーたまた酷いカードじゃあねえか」
憧「そんなことあるかしら?」
憧「さっき1を引いたばっかりなのに」
京太郎「あるんだよ、それが!」
憧「ふぅん……」
憧(アンタが2である以上、それよりひどいってことはないと思うけどね……)
↓1 憧はコンマ23以下で京太郎の策にハマってしまい、降ります(京太郎の精神力値165の半分の値を参照+憧の警戒心)
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 00:38:39.78 ID:f8wWgfYp0
あ
109 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:38:46.55 ID:BGWsJ0Pa0
let it be
110 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:40:00.79 ID:BGWsJ0Pa0
忘れてた
↓1 京太郎はコンマ60以下で憧の策にハマってしまい、勝負してしまいます(憧の精神力値80の半分の値を参照)
111 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:40:28.22 ID:BGWsJ0Pa0
let it be
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 00:42:59.01 ID:f8wWgfYp0
あ
113 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:44:55.42 ID:BGWsJ0Pa0
憧(どうせこれはアタシを欺こうっていうウソ……)
憧(相手が2である以上、憶することなんかないわ!)
憧(私は、勝負!!)
京太郎(さて……相手が10である以上降りた方が得策かもしれないが……)
京太郎(どうだろうな……1を引いた直後に1が来るように、さっき引いたジョーカーがまた舞い込んでくるかもしれない)
京太郎(ま、運試しだと思って……賭けに出るか!)
京太郎「よし、オープンだ!」 バッ
憧「……ふふん♪」 バッ
京太郎「……ゲ!!」
京太郎「1の次は2、だと……」
憧「あたしの10が見えてるなら降りればよかったじゃない」
京太郎「く……遊び心を働かせたのがまずかったな」
憧「ふふ……これであたしの勝ち!!」
京太郎:−4点
憧:+3点
114 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/27(木) 00:46:57.25 ID:BGWsJ0Pa0
京太郎「くっそー、憧に負けるとは……」
憧「ふふ、初勝利よ!!」
憧「やっとアンタを打ち負かしてやれたわ!!」
京太郎「へっ、こんなの所詮はお遊びだぜ」
憧「はい、負け惜しみ〜」
憧「てか、忘れてないわよね?」
京太郎「う……」
憧「さて、運命の罰ゲーム♪」
憧「何を命令しようかしらね〜」
京太郎「く……なんでもどんとこい!!」
憧「じゃあ……安価↓1!」
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 00:47:48.05 ID:f8wWgfYp0
私の一日彼氏になりなさい///
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 09:38:57.27 ID:OAZvGAqK0
これはご褒美なのではないだろうか…?
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/27(木) 12:29:29.57 ID:WDflONVA0
これだけ頻繁に勝負やら交流やらしてるんだし妥当
118 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 00:43:25.09 ID:M/3/+sIa0
憧「じゃあ……あ、アタシの一日彼氏になりなさい///」
京太郎「……え?」
京太郎「もっかい聞くよ、え?」
憧「な、なによ…」 カァァ
京太郎「すまん、なんて言った?」
憧「き、聞き取れてるでしょ!!」 カァァァァァ
京太郎「それぞれの音は理解できたが繋がった時に意味を成せねえ」
京太郎「「い」・「ち」・「に」・「ち」・「か」・「れ」・「し」?」
京太郎「一日彼氏……?」
憧「な、なんか文句あるッ!?命令は絶対なんですけど?!」
京太郎「い、いや……ないです、はい」
119 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 00:46:35.38 ID:M/3/+sIa0
京太郎「し、しかしだな……なんか罰要素あるか?」
憧「う……あ、アンタを彼氏役にして恥ずかしい思いをさせてやろうってのよ!」
京太郎「お前の方がよっぽど恥ずかしそうに見えるけどな……」
憧「う、うっさい!!」 カァァ
京太郎「ふぅん……まぁいいぜ」
京太郎「しかしお前、神社の手伝いはいいのかよ」
憧「あ……ま、まぁ、そ、そんなのはいつだっていいのよ」
京太郎「年明けまでもう数日とないけど」
憧「い、いいの!」
京太郎「……」
京太郎「まぁ、お前がいいならいいけど……」
120 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 00:48:44.18 ID:M/3/+sIa0
京太郎「そんじゃ、とりあえず阿知賀のセンター街にでも繰り出すか」
と言って京太郎は歩を進める
憧「あ、ま、待ちなさい!」
京太郎「ん?」
憧「か、彼氏なんだから……歩幅合わせなさいよ!」
京太郎「あ、ああ……わりい」
京太郎「そんじゃ、気を取り直して行くか」
憧「……」 ズイッ
憧は無言で手を差し出す
京太郎「……?」
121 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 00:50:53.06 ID:M/3/+sIa0
憧「……手!」
京太郎「手?」
京太郎「どうした……?手相でも占ってほしいのか?」
憧「〜〜〜〜!!」
憧「アンタってやつは、ホントに気が利かないわねッ!!」
京太郎「プ……ハハハ!!そう怒んなよ!」
京太郎「分かってるよ!手ェ握ればいいんだろ?」 ギュ
憧「あ……///」
京太郎「さ、行こうぜ」
憧「う、うん……」 カァッ
122 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 00:58:16.22 ID:M/3/+sIa0
―センター街―
京太郎「さーて、彼氏彼女としてデートする上での定番と言えば」
京太郎「まぁ……映画見てそのあとディナーってトコか」
京太郎「阿知賀って特にデートスポットないし」
憧「ま、そうよね」
京太郎「チームラボとかのインスタ映えする場所もないし、ディズニーみたいなテーマパークもないし」
京太郎「大阪に行けばUSJがあるが、今からじゃそんなに遊べねえしな」
憧「おとなしく映画館行きましょ」
京太郎「USJと言えば、俺この前ハリーポッターのアトラクション行きまくったしよー」
京太郎「今ってファンタビの続編やってるよな!?ドンピシャのタイミングだし、俺ファンタビ観てえなァ!!」
憧「あ、いいわねそれ」
憧「アタシもハリーポッター昔読んでたし、ファンタビの前作も観たわ」
京太郎「よし、決まりッ!」
憧「じゃ、行きましょ」
京太郎「ああ……あ」
憧「?」
京太郎「あれは……」
安価↓1 旅のメンツか阿知賀勢の中から1人選んでください
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/28(金) 01:01:13.15 ID:xc4bm2qO0
巫女つながりで小蒔
もし選んだキャラが好感度上がるなら穏乃
124 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:07:16.86 ID:M/3/+sIa0
京太郎「あれは……穏乃か」
憧「エッ!」
穏乃「おーっ!京太郎と憧じゃん!!」
穏乃「……エッ!!!!????」
穏乃「な……なんで手つないでんのッ!!???」
京太郎「彼氏だからな」
穏乃「??!?!?!?!?!?!?!?」
憧「い、一日だけよ!!一日だけ!!」
穏乃「????????」
京太郎「罰ゲームで一日彼氏にされちまったんだよ」
穏乃「あ、罰ゲームか……いっつも憧が負けてるって聞いたけど、今日は憧が勝ったんだね!」
京太郎「そゆこと」
125 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:10:56.65 ID:M/3/+sIa0
穏乃「って、あーーーーーーーーーーーーッ!!」
憧「な、なによ?」
穏乃「て、手!!」
穏乃「手離さなきゃだめだよ!!赤ちゃんできちゃうよ!!」
京太郎・憧「は?」
穏乃「ヤバイ!ヤバイって!!早く!!」
憧「ちょ、シズ、落ち着きなさいよ」
京太郎「まるで意味が分からねえぜ」
穏乃「昔市役所のパンフレットに書いてたんだよ!お母さんとお父さんが手を握って一緒に寝てたら赤ちゃんができちゃう絵がッ!!」
憧「シズ……」
京太郎「おまえ、思ってたより更にバカだったんだな」
京太郎「そんなんで子供はできねーよ」
穏乃「そうなの??」
126 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:19:07.94 ID:M/3/+sIa0
穏乃「なんだぁ、それなら安心だねッ!」
憧「もっとよく勉強しなさいよ……いや、やっぱしなくてもいいかしら」
京太郎「また今度時間あるときにでも子供の作り方教えてやるよ」
憧「ふざけんな」 バシッ
京太郎「いてっ!別にやらしい意味じゃねえよ!!一般常識を教える程度で性教育するってだけだ!」
京太郎「なんだァ〜?憧ちゃん、もしかしてムッツリですかァ?」
憧「は、う、うるさいッ!!///」 バシィッ
京太郎「うげっ!すぐに人を殴るな!!」
穏乃「アハハ、二人とも仲いいね!一日だけじゃなくてホントに付き合っちゃえばいいんじゃない?」
憧「な……」 カァァ
京太郎「ちょっとデートしてるぐらいでんなこと言うもんじゃねーぜ」
京太郎「今度は穏乃、お前と一日付き合うのも面白いかもな」
穏乃「えっ」 ドキッ
憧「……さ、行きましょ!京太郎!」 グイッ
京太郎「うぉぁっ、きゅ、急に引っ張るなよ」
憧「じゃあねー、シズ!」 グイグイグイ
穏乃「あ、うん……」
穏乃(京太郎と一日付き合う、かぁ……) カァッ
穏乃「あれ、なんか顔熱ッ!!」
穏乃「な、なんだろ……あはは、変な感じ」
穏乃「ま、まぁいいや!吉野山いこっと!!」
・穏乃の好感度が7上がった!
127 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:28:29.99 ID:M/3/+sIa0
その後、京太郎と憧は無事に席を取り、映画を鑑賞した……
京太郎「あ〜〜〜〜〜〜〜〜面白かったッ!!」
憧「そうね、サイコーだったわ!」
京太郎「いやぁ、名前忘れたけどあの虎みたいなやつに乗って魔法省から抜け出すとこ良かったな!」
京太郎「あれこそまさにハリーポッターってカンジ!!」
憧「ヒッポグリフに乗って塔からシリウスを連れだしたときとかドラゴンに乗ってグリンゴッツから逃げ出すときとかが思い出されるわよね〜」
京太郎「ほんとそれな!」
京太郎「てかグリンデルバルド強すぎん?あれ絶対ヴォルデモートより強いだろ」
憧「あの触れたら死ぬか服従するかしかない炎の魔法とか強すぎよね。アバダケダブラと違って燃え広がるし」
京太郎「あれこそ禁じられた呪文だろ絶対。闇の魔術の究極技ってカンジ」
128 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:40:06.27 ID:M/3/+sIa0
憧「というか、ダンブルドアとグリンデルバルドって同性愛者だったのかしら」
京太郎「まぁ、あの描写からするとそうだな」
京太郎「「愛じゃよ、ハリー」って言葉もなんか別のニュアンスが匂ってきちまうな、これ見た後だと」
憧「ちょ、やめてよ〜」 アハハ
京太郎「……フフッ」
憧「?」
京太郎「いや、なんでもない」
京太郎(映画見る前は妙にトゲトゲしい感じがあったが、機嫌が直ったようで何よりだぜ)
京太郎「さ、次はディナーと洒落こむか!」
京太郎「普段いかねーようなオシャンティーなトコいこーぜ」
憧「え、でもそういうとこって高いわよ」
京太郎「イッツオンミー!(俺のおごりだ) 気にするな!」
憧「え、ホント?でも悪いわよ……しょせん一日だけの関係なのに」
京太郎「ワンナイトラブみたいに聞こえるからやめろよ、その言い方」
京太郎「心配しなくても、金は腐るほどある!だからいーんだよ!」
京太郎(藤田プロが旅の資金を結構流してきてくれてるしな)
憧「……じゃ、お言葉に甘えようかしら」
京太郎「オッケー!したら行こうぜ!」 ギュッ
憧「……うん!」 ギュッ
〇憧の好感度が12上がった!
〇憧の好感度がMAXになったので、イベントが発生します。
129 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:47:14.65 ID:M/3/+sIa0
―なんか高そうなレストラン―
京太郎「うん、ウマイ!」 モグモグ
憧「そうね、さすが値が張るだけあるわ」
京太郎「やっぱデートの締めはこういうとこじゃなくっちゃあな」
憧「そうそう気軽に来れる場所でもないけどね」
京太郎「まぁな」
京太郎「大学生や社会人にでもなりゃあ話は別だが、高校生のうちはデートで行く店はサイゼなんかでいいだろ」
憧「えー、せめてチェーンは避けなきゃでしょ!そこは」
京太郎「ああ、一理あるな」 モグモグ
130 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:50:25.29 ID:M/3/+sIa0
憧「……」
京太郎「ん、どうした」
京太郎「箸……いや、この場合はフォークか。フォークが進んでないぜ」
京太郎「嫌いなもんでも皿に乗ってたか?」
憧「いや……そうじゃないの」
京太郎「なら、どうしたよ」
憧「……」
憧「ねえ……」
憧「もし、アタシが……明日からも彼氏でいてほしい、って言ったらどうする……?」
京太郎「……なんだ、穏乃の言葉を真に受けたのか?」
憧「……そうじゃないけど……」
131 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:53:24.88 ID:M/3/+sIa0
京太郎「ま……一日彼氏って罰ゲームだからな」
京太郎「そいつは話が違う、ってことで無効だろ」
憧「……罰ゲームじゃなくて!」
京太郎「……」
憧「アタシが言いたいのは……」
京太郎「……分かってるよ」
憧「アタシは……」
京太郎「……言わなくていい、分かっている」
憧「アタシはね……」
京太郎「……言うなって」
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
ィ=ニ7: : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : :ヽ
ィ/ /i: \: i: : : : : : : : i: : : : : : : :',: : : : : :',: : : :ヽ、
// i:/: : :ヾi: : :.!: : : : i !: : : : : : : :}',: : : : : :',: : : ',:ヽ
// ,: !: : ',: :l: : : l: : : : l |: ハ: : : : : i} ヽ: : : ',: ',: : :}ヽヽ
// i: |: :', ',::j: :|: !: : : ,' i/ }: : : : .リ ',i: : :j: :',: : ! ヽ',
i{ i |: iヘ: ',: 'j: :|ト‐--i--''" i: : : /ィ''" ̄!ヘ:イ! :.!:.リ ヽ',
| .| |: :| ',: ',: ',:.i! ヽ ヽ,_, .i:./ ィf斧ヽ{/∧ !イ ヽ',
| :| |: :|i ヽ: :r{: :! ィfテ斧ミ ゞ;ソ /|: : :!:|: ', } ! アンタのことが好きだから……明日からも彼氏でいてほしいの
|: | |: :',: : : ( ヽ: i 廴;ソ :;:;:;:; .!: : :| !: :', i |
|: | ',: : :',: : :ヽ.j: ヘ ;:;:;:;:;:; ` u/i: : :l |: : :', i |
.i :| .i: : : ',: : : :ヽ: ヘ /: ヽ: i !ヽ: :', i |
| :! ',: : : ',: : : : :', ',: > 、 " ` ィ: : : : :.ヽ|.i: :.ヽ:', i .|
ヽヽ .i: : : :', : : : : ',:',/ `ヽ>-</ ヽー-- .リ: : : :ヾ i |
ヾ ヾ }: :>ヘ: : : : :ヾ\ /`V"へ } / V: : : : \ .i
} ;; ヽ / ヽ: : : : : :/^>ゝ-tィ-へ\j ヽ: : : : : ヾ
i i! ヾト、 ヽ: : : 〈 /ィヘス^ヽ .}i / / ヽ: : : : : ヽ)
i {ヽ: :{ ヽ ヽヽ: :r'{ く人` ト、 i / ヽ: i: : : :.ヽ
j | }: i 丶 ヽヽj ヽ、____.j,,〉:.. / .} .l_ ィ' .ヽ!: : : : }!
リ i/ } ヽ 〉ヘ !`''''" /ヽj ./ ゞ: : : : リ
ヽ \ ゞ, \__ ノヽ__,,/ Y , .〉: : : /
ヽ ヽ / i ! / /: : :/
} `7 / ヾ:.. .i: :/
132 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 01:58:14.03 ID:M/3/+sIa0
京太郎「……」
憧「……」
京太郎「……分かっていた……お前の気持ちは」
京太郎「俺だってバカじゃあない……態度で分かるさ」
憧「ウソ……そんなに態度に出てたかしら……」
京太郎「マヌケ。百人に聞いたら百人が「恋する乙女の顔してる」って答えるだろうぜ。穏乃みたいなバカが混じってなけりゃあな」
憧「……はず」 カァァァ
京太郎「だがな、憧……言ってほしくはなかったぜ」
京太郎「お前だってわかっているはずだ……俺はお前の気持ちに応えられない」
憧「……」
京太郎「阿知賀に滞在するのは2か月間の修行のため……あと1か月で俺はオサラバだ」
京太郎「そして、旅先で知り合ってそっから遠距離恋愛……なんてことができる気楽な境遇じゃあない。今の俺は」
憧「……分かってる……」
133 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:09:35.57 ID:M/3/+sIa0
憧「でも……初めて好きになった人だから……言わずにはいられなかったのよ」
京太郎「……」
京太郎「こういうとき……俺の返答は決まっている」
京太郎「小鍛治健夜を倒して初めて……俺はお前の気持ちに正面切って向き合える」
京太郎「だから、それまでは俺の勝利を信じて待っていてくれ」
憧「……うん」 グスッ
京太郎「……しょげんなよ、憧」
京太郎「正直言って俺は……阿知賀に来てから一番心が通い合っているのはお前だと思ってる」
憧「!」
京太郎「お前と一緒にいると楽しいし……ゲームするのも面白いし、最初は避けられてた感じがあったのに、今じゃ仲良くなれて嬉しい」
京太郎「だから……俺はお前を大切に思ってるぜ」
憧「京太郎……」
京太郎「そういうことだ……分かったら、しょぼくれるんじゃあないぜ、憧!」
憧「……うん!」
京太郎(やはり……小鍛治健夜を倒すことが……俺以外の人間の幸せにもつながるんだ)
京太郎(奴だけは絶対に倒す……憧のためにもな)
〇憧のためにも小鍛治健夜を倒すという意志が強くなり、精神力が5上がりました!
〇人に愛されるという人生の幸運を掴み取ったので、天運が5上がりました!
134 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:10:32.51 ID:M/3/+sIa0
奈良県阿知賀 滞在33日目
京太郎「何をしようかな」
【現在のステータス(スキル・波紋補正無し)】
攻撃力:S(127) 防御力:S(102) 速度:S(103) 精神力:SS(170) 天運:S(121)
【ステータス上昇に必要な経験値】
攻撃力経験値:あと17/26 防御力経験値:あと9/35 速度経験値:あと33/35
(攻撃力値は必要経験値が−9)
【連絡可能な相手 ()内は好感度】
・宮永咲(MAX) ・天江衣(MAX) ・大星淡(84) ・神代小蒔(MAX) ・赤土晴絵(65) ・小瀬川白望(54)
・高鴨穏乃(86) ・新子憧(MAX) ・松実玄(69) ・松実宥(55) ・鷺森灼(70) ・小走やえ(75)
(以下の人物と会うことはできません。SNSや電話を通じての連絡は可)
・原村和(77) ・片岡優希(78) ・染谷まこ(60) ・竹井久(62)
・龍門渕透華(65)
・東横桃子(80) ・加治木ゆみ(50)
・福路美穂子(104) ・池田華菜(45) ・文堂星夏(45) ・吉留未春(45)
・愛宕洋榎(MAX) ・末原恭子(60) ・上重漫(60) ・真瀬由子(60) ・愛宕絹恵(MAX) ・赤阪郁乃(60)
・園城寺怜(90) ・清水谷竜華(75) ・江口セーラ(50) ・船久保浩子(50) ・二条泉(50) ・愛宕雅枝(60)
・石戸霞(MAX) ・薄墨初美(80) ・狩宿巴(60) ・滝見春(55) ・石戸明星(55) ・十曽湧(55)
A 波紋の修行をする
【超波紋法】経験値:3/70
B 麻雀の練習をする
B-1:攻撃力重視 B-2:防御力重視 B-3:速度重視
C うろつく
C-1:阿知賀女子学院高等部・職員室 C-2:阿知賀女子学院高等部・温室 C-3:松実館
C-4:吉水神社 C-5:鷺森レーン C-6:和菓子のたかかも C-7:晩成高校
D 自由安価
安価↓1
135 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:11:44.92 ID:M/3/+sIa0
憧ってやっぱり最初は男苦手だからこそのギャップがあってヒロイン力高いですよね
前作も憧ヒロインだし
安価は↓
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/28(金) 02:16:52.16 ID:NnLBkGyR0
センター街とか映画館とか阿知賀っていつの間にか大都会になったんだなぁ
まるで橿原に匹敵する大都会だわ
てことで巨大都市橿原に行ってみようC-7
137 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:25:55.00 ID:M/3/+sIa0
―晩成高校周辺―
京太郎「さて、散歩がてらにまたこっちの方まで遠出してきたけど」 テクテク
京太郎「こっちは阿知賀より発展してるなあ」
京太郎「そもそも阿知賀ほどの田舎にセンター街や映画館があったのかって話だが」
京太郎「まぁ、あったもんはあったし、そういうものなんだろう」 ※現実の阿知賀は行ったことがないのでわかりません……すみません
京太郎「ン……あの変な髪型の女は……」
やえ「!」
やえ「待っていたぞ、須賀京太郎!」
京太郎「げ……誰だっけ。名前忘れた」
やえ「こ、小走やえよ!!忘れないでよ!!」
京太郎「そもそも名前聞いてたっけか……まぁいいや」
138 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:29:28.08 ID:M/3/+sIa0
京太郎「てか、待ってたって言われても……散歩がてらに気まぐれにこっち来ただけなんだけど」
やえ「甘いな、須賀京太郎!」
やえ「私はあの日から毎日ここでお前を待っていたんだ!」
京太郎「うわ、暇人かよ」
やえ「うるさいっ!」
やえ「今夜お前がここに来ることもわかっていた……先ほどとてつもない雀力を察知したからな!」
京太郎「ぜってー嘘だな。こっちが視認してから気づいた感じだったし」
京太郎「そもそも来るのが分かるなら毎日待つ必要ないじゃん」
やえ「う……」
やえ「そ、そんなことはどうでもいいの!」
139 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:33:29.99 ID:M/3/+sIa0
やえ「とにかく、私と勝負だ!」
京太郎「また?」
やえ「フフ……今度の私は一味違うぞ!」
やえ「あの敗北より幾日も幾日も……血のにじむような特訓を続けてきたんだ!」
やえ「相変わらずマメはできないがね」
京太郎「ふぅん……まぁどうでもいいや」
やえ「よくないっ!」
京太郎「分かった分かった……じゃあ打とうぜ」
京太郎「それなりに発展してる町でも奈良では道のど真ん中に雀卓があるのはありがたいな」
やえ「まったくだ。雀荘などに移動する煩わしい時間を省いてお前を倒せるのだからな!」
140 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:33:58.99 ID:M/3/+sIa0
京太郎の自動勝利です
141 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:36:39.06 ID:M/3/+sIa0
3局後……
京太郎「今回は1局長く持ちこたえたな」
やえ「な、なぜだ……なぜ勝てないんだ……」 ピクピク
やえ「あんなに特訓したのに!ホントはマメが1個だけできたのに!!」
京太郎「お前が特訓して強くなってる間、俺も特訓して強くなってるってことだよ」
京太郎「俺はのんびり昼寝をかます兎なんかじゃあないんだぜ」
やえ「!!」 ハッ
やえ「な、なるほど……盲点だった」
142 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:51:09.21 ID:M/3/+sIa0
やえ「し……しかし須賀京太郎」
やえ「なぜ、お前はそんなに強いんだ……?」
やえ「清澄高校の一介の麻雀部員に過ぎず……今年の長野県大会ではあっさり敗退しているというのに……」
やえ「いつの間にそんな力を……」
京太郎「な、なんで知ってんだよ!そんなこと!話してないよな???俺」
やえ「ふふん、君のことはすでに調査済みだよ」
やえ「長野県諏訪郡富士見町在住、家族構成は両親とペットのカピバラ」
やえ「清澄高校内では麻雀部に所属。成績は優秀で運動能力も高い」
やえ「容姿の良さと打ち解けやすいキャラクターも手伝い、男女両方に慕われているが、金髪のために一部の女子や教師からは敬遠されている……」
やえ「麻雀部内では主に雑用を務め、県大会・国麻時点では雀力は低かった」
京太郎「き、気持ち悪ッ!!ストーカーかッ!!アンタは!!」
やえ「好敵手の情報なくして戦いに臨むのは無謀と言うものだろう」
143 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 02:58:46.66 ID:M/3/+sIa0
やえ「しかし不思議なのは、高校在学中にもかかわらず今現在阿知賀に長期滞在していることと……」
やえ「類を見ないほど高い麻雀力を備えていること」
やえ「そして、70日ほど前に長野を出発して以降の足取りは不自然なまでに掴めない。まるで情報が消されているかのように」
京太郎「ど、どんな調査してんだよ…一体」
京太郎(公共交通機関の利用記録とかなら、藤田プロが消してくれてるから探偵とか使っても分かるはずないから、当然なんだけども……)
やえ「どうだろう?私に君の秘密を聞かせてはくれないか」
京太郎「なんで秘密なのにバラさなきゃいけないのさ」
京太郎「(……ここはウソで乗り切ろう)……と言っても、別に秘密があるとかではなく……ただ旅打ちしてるだけだ」
京太郎「その間に雀力もついてきたってとこかな」
やえ「ふぅん……君との対局中に私の服が爆発するのは何故だろう?放銃時に爆発が起きる気がするんだが」
京太郎「……知らん!奈良ではニトログリセリンの雨でも降ってんじゃねーの?俺は長野人だから知らねーけど!」
やえ「そんなわけないでしょうが!」
京太郎「……ちょくちょく口調変わるな、アンタ」
やえ「あ……」
144 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:06:27.41 ID:M/3/+sIa0
やえ「……コ、コホン!とにかくだ!」
やえ「私は君のことが気になって仕方ない!その強さの秘訣を知りたいんだ!」
京太郎「……」
京太郎「まぁ、俺も以前はメチャ弱かったから負けて悔しい気持ちは痛いほどわかるぜ」
京太郎「でも、俺が強いのはなんというか……強くならざるを得なかっただけだ」
京太郎「幸運でもあるし……言うなれば、そういう宿命にあったってとこかな」
やえ「ふむ……」
やえ「ならば私も、君のように強くありたいものだが……」
京太郎「……えらそーなこと言っといてなんだけど、アンタは普通の人と比べりゃメチャ強いと思うぜ」
京太郎「打ち筋も綺麗だし……長年養ったんであろうカンも冴えてる」
京太郎「ただ、どうしても強くならなきゃいけないという事情があるわけでもなく……身近に競う相手がいるわけでもないだろうことがある意味では不幸なんじゃないか」
やえ「なに……?」
京太郎「アンタ、そこの晩成高校ってとこに通ってるんだっけか」
京太郎「思うに、アンタはそこの高校ではお山の大将なんじゃないのか?」
やえ「!」
145 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:11:44.85 ID:M/3/+sIa0
やえ「よくわかっているじゃあないか……私は晩成の一軍で先鋒を務めていた!」
やえ「晩成の王者、小走やえとは私のこと!」
京太郎「なるほどね……」
京太郎「アンタのとこの部員はアンタに刺激を受けて強くなれるかもしれないが、自分がコミュニティのトップにいたらそりゃあ成長も頭打ちになるさ」
京太郎「俺の場合、とある幸運に加えて事情が事情だから強くならなきゃけないってことでグーンと成長できたってわけだが」
やえ「し、しかし……インハイなどでは十分に刺激をもらったぞ!」
京太郎「……「先鋒を務めていた」ってのと、今の言葉で気になったんですけど、もしかして3年生とか?」
やえ「その通りだ」
京太郎「これは失礼……舐めたクチきいてすんません」
やえ「いや、一向にかまわない。私にとって強者は常に尊敬の対象だ」
京太郎「……」
146 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:16:55.47 ID:M/3/+sIa0
京太郎「今まではインハイを目標に成長できていたけれども……」
京太郎「これから先……大学に入るまでに大きな大会もないし、モチベーションが欠如してるってのは痛いかもですね」
やえ「ふむ……だが、今は君という目標がある!」
京太郎「そうですね」
京太郎「だから、俺と切磋琢磨していけばもっと強くなれるんじゃないですか?」
やえ「それは……協力してくれるということか?」
京太郎「まぁ、そうなりますね」
京太郎「この前までポンコツだった俺が誰かのモチベーターになれるなら喜ばしいことだし……」
京太郎「ここで知り合ったのも何かの縁でしょう」
やえ「……ありがたい!!」
やえ「実に、ありがたい!」
やえ「須賀京太郎!これから、私の特訓相手をよろしく頼む!!」
京太郎「ええ、いいですよ」
京太郎「ただし、気が向いたときにこっちの方まで出てきたときの話ですけどね」
やえ「ああ、それでも構わない!」
京太郎「じゃ、頑張りましょうか!」
やえ「ああ!」
〇やえの好感度が15上がった!
147 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:20:37.46 ID:M/3/+sIa0
〜12月31日〜
―赤土晴絵の自宅前―
京太郎「大晦日にわざわざ呼び出すって……何の用でしょうね」
白望「さあ……とにかくダルいことは確か」
京太郎「みんなの年越しパーティーの準備手伝わなきゃだし、さっさと用事済ませて帰りましょう」
白望「うん……私は帰ったらこたつに入るけど」
京太郎「役立たずですよそれじゃあ」
白望「ひど……」
京太郎「ハハハ」
ピンポーン
京太郎はチャイムを鳴らした
京太郎「レジェンドー?いますかー?」
148 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:32:09.76 ID:M/3/+sIa0
晴絵「はーい、ちょっと待ってなー」
晴絵「いらっしゃい、さぁ、中に入んなよ」 ガチャッ
京太郎「あ、はい。お邪魔します」
白望「お邪魔します……寒い」
晴絵「ハハハ、雪降ってるからね、外は冷えたろ」
晴絵「と言っても、白望は岩手から来たんだし寒さには慣れっこじゃないか?」
白望「寒いものは寒い……同じ人間だから」
晴絵「ま、それもそうか」
149 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:34:39.76 ID:M/3/+sIa0
晴絵「お茶でも淹れるよ。さ、座って座って」
京太郎「あ、どうぞお構いなく」
京太郎と白望は晴絵に促されるまま、椅子に腰かけた
晴絵「はい、どーぞ」
京太郎「あざす」
白望「どうも……」
晴絵「ふぅー……あ、テレビつけっぱなしだった」 ピッ
京太郎「あれ、映画見てたんですか?」
晴絵「ああ、うん」
150 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:37:21.10 ID:M/3/+sIa0
京太郎「何の映画ですか?」
晴絵「『Vertical Limit』っていう山岳アクション映画さ」
晴絵「穏乃に勧められたんだけどね、ハマっちゃって」
晴絵「今では小説版を胸ポケットに入れて携帯してるくらい」
京太郎「へぇ……そんなに面白いんですか」
晴絵「私は好きだよ」
京太郎「今度観てみよっかなあ」
白望「帰った後なら、こたつでいくらでも観れる」
京太郎「あ、そうだった。用事って何の用ですか?」
晴絵「ああ、それね」
151 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:41:07.52 ID:M/3/+sIa0
晴絵「宮永照戦以来……熊倉さんと一緒に宮永家のルーツについて調べていたんだけど」
晴絵「分かったことがあったから話そうと思ってさ」
京太郎「あれ、そしたら咲は呼ばなくて良かったんですか?」
晴絵「ああ、後々別に話しておくよ」
晴絵「とりあえず今日は君たち波紋雀士に話がしたかった」
京太郎「ふぅん……それで、何が分かったんです?」
晴絵「現在、宮永照の手によって宮永一族は滅びかけているから調査が大変だったんだけどね……」
晴絵「その宮永照は、柱の一族だったよね」
京太郎「ええ、はい」
152 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:45:39.93 ID:M/3/+sIa0
晴絵「しかし、宮永咲はそうではない……」
晴絵「そして、宮永咲の両親とて柱の一族ではない」
晴絵「なぜ宮永照だけが柱の一族なのか?ということなんだけど……」
晴絵「調べたところ、宮永照の父親……宮永家の先祖に、どうも柱の一族の血を引いた者がいたようだ」
京太郎「!」
晴絵「何代もの世代交代を経てその血は薄まっていったようだけど……恐らく、小鍛治健夜同様に宮永照は先祖返りを起こしたんだろう」
京太郎「ふぅん……咲は、先祖返りしなかったってことですか?」
晴絵「そういうことだね」
晴絵「更に、もう1つ面白いことが分かった」
京太郎「と、言うと?」
白望「……」 コクリ コクリ
京太郎「こら、寝ないでくださいよ」
白望「……はっ」
153 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:49:08.92 ID:M/3/+sIa0
晴絵「宮永咲の母方の血筋を辿ると……波紋の一族の末裔であることがわかった」
京太郎「へぇー!」
白望「でも、宮永咲も宮永照も波紋雀士じゃない……」
晴絵「宮永照については、恐らく柱の一族としての力が強く発現しているために波紋の素質が封印されているんだ」
京太郎「咲は……?」
晴絵「宮永咲は……単純に、血が薄まって波紋の素質がないというだけかとも思ったんだけど」
晴絵「京太郎……君の存在で、どうもそういうわけじゃないと分かったよ」
京太郎「俺……?」
154 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 03:56:38.24 ID:M/3/+sIa0
晴絵「恐らく宮永咲は……波紋の素養を持っているが、普段は発現していないというだけだ」
晴絵「その理由は「オカルト」にある」
京太郎「と、言いますと……」
晴絵「知っての通り、波紋力も天照大神の加護たる「オカルト」も太陽のエネルギーだ」
晴絵「だからオカルト使いにスタンドは見えるんじゃないかと思っている。「波紋」の力は「幽波紋」の才能を目覚めさせるための技術だからね」
晴絵「そして、別系統の同質の力……それが競合した時、どちらかしか発現しないんだろう」
晴絵「ウチの麻雀部で言えば、穏乃、玄、宥はオカルト使いの波紋雀士だけど、波紋力を使ってるときは「オカルト」が発現していない」
京太郎「そうだったんですか!」
晴絵「宮永咲は強力無比な嶺上使い……普段は波紋力が抑え込まれているんだろう」
京太郎「でも、なんで咲に波紋の素質があるって分かるんですか?」
晴絵「君の存在がそれを証明してるんだよ」
京太郎「……?」
155 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 04:00:35.22 ID:M/3/+sIa0
晴絵「今さっきも言ったし、以前にも言ったけど、「波紋」の力は「幽波紋」の才能を目覚めさせるための技術」
晴絵「だから私が小鍛治健夜をスタンド使いに目覚めさせてしまったわけだけど……」
晴絵「京太郎!お前も、「波紋」を流し込まれて、「幽波紋」に目覚めたんじゃあないのか?」
京太郎「え?」
京太郎「いや、俺はこの旅に出るまで波紋雀士の存在も知らなかったし……咲が波紋の素質を持ってたとしても、あいつに波紋を流されたことなんてないですよ」
晴絵「ホントにそうかな?」
晴絵「スタンドに目覚めたその日……宮永咲から波紋を流し込まれるような何かがあったんじゃあないのか?」
京太郎「えぇ……?」
晴絵「普段は眠っている宮永咲の波紋力を目覚めさせるような何かがあったはずだけど……」
京太郎「……」
京太郎「あ!!!」
156 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 04:02:36.27 ID:M/3/+sIa0
京太郎「もしかして……」
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157 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 04:05:31.34 ID:M/3/+sIa0
京太郎「咲と……キスしたとき」
晴絵「キスぅ??!」
白望「……したんだ」
京太郎「いや、事故だけれども!!」
京太郎「あの時……咲の唇に俺の唇が触れたその瞬間……」
京太郎「体を電流のような何かが駆け巡るような感覚があったような……」
京太郎「今思えば確かに、波紋が疾走したような感じだったかも……」
晴絵「なるほど……それだね!!」
158 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 05:14:55.51 ID:M/3/+sIa0
晴絵「京太郎とのキスという予想外の事態に動揺し、トリガーが外れて一時的に波紋力が「オカルト」を上回ったんだろう」
晴絵「そして京太郎に波紋が流れ込み、京太郎はザ・ユニバースに目覚めた……」
晴絵「京太郎の才能……強大な精神力に宿っていた『宇宙』の素質が、偶然のキスによって覚醒したわけだ」
晴絵「何とも不思議な運命だね……奇跡と言ってもいい」
京太郎「そうですね……あれがなければ、今頃この旅にも出ていなかったわけだ」
晴絵「さて……私の推理の答え合わせはこのくらいにしておいて」
晴絵「そろそろ、本題に入ろうか」
白望「えっ」
京太郎「あれ、今のは前座だったんですか?」
晴絵「ああ、そうだよ」
159 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 05:19:58.31 ID:M/3/+sIa0
晴絵「京太郎……私の考えだけれども」
晴絵「今の京太郎は十分に強い……既に幽波紋の雀士を4人も倒しているし、私の力などとうに越えている」
晴絵「けど、「波紋」の技術を高めれば、「幽波紋」の才能を更に引き出せるんじゃないかと思うんだ」
京太郎「えっ」
京太郎「ザ・ユニバースの力が更に高まるってことですか?」
晴絵「そういうことさ」
晴絵「小鍛治健夜は本当に強い……今までの幽波紋の雀士の比じゃないだろう」
晴絵「あの宮永照よりもずっと強いはずだ。でなきゃあの柱の一族を飼い慣らすことなんてできないだろう」
京太郎「……そうですね」
晴絵「だから、更なる高みに達し、今以上に高度なスタンドコントロールをするためにも波紋力を高める必要があると思う」
160 :
◆Rcg5z0T7ZfzG
[saga]:2018/12/28(金) 05:22:14.06 ID:M/3/+sIa0
晴絵「と、いうわけで修行の場を用意してある!」
晴絵「二人とも、ついてきな!」
白望「え、私も……?」
晴絵「白望はスタンド使いじゃないが、今よりも強力な波紋雀士にならないとこれからの旅で苦労するかもしれないからな」
白望「ダル……」
京太郎「まぁまぁ、ダルがらずに頑張りましょうよ」
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