花騎士 団長「皆が過保護になった」 安価も

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1 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:04:53.84 ID:h/arsramo

書いていきます

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2 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:06:45.69 ID:h/arsram0

やっとで建て方がわかった。協力してくれた方ありがとうございます

3 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:19:55.48 ID:h/arsram0

「グ・・ギィイイイイイイイイイイ!!」

団長「くっ。まだ倒れないのか!?」

ナズナ「い、いまだ健在です!」

カトレア「くっ・・・しつこいわよ!」

「ギッ!」

ﾋﾟｯ

エキナセア「くぅ!?」　ﾊﾞｷｯ

サフラン「エキナセア!」

団長「っ!エキナセアは下がれ!あの害虫だってだいぶ消耗してる筈だ!勝てるはず」

ハス「当然・・・と、言いたいのだが」

スイレン「はぁ、はぁ・・・あれほどの害虫がいるだなんて」

団長「・・・もう一度、ソーラードライブを撃つ。そしたら全員で技を叩き込んでくれ」

ホシクジャク「わかった」

ナズナ「団長さま。お願いします」

団長（とは言ったが数度撃っても大したダメージを与えられてない・・・慎重に撃たなければ）

カキツバタ「我々が引きつけます!」

クチナシ「なので団長様はスキを見逃さないでください!」

団長「頼む・・・だが無理はしないでくれ」

サボテン「・・・任せて」

アネモネ「期待に答えてみせるよ」


「グゥギャアアアアア!」

ツバキ「っ!しつこいですよ!」　ｻﾞﾝｯ

ナデシコ「少しでも引きつけて」

4 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:29:03.43 ID:h/arsram0

アヤメ「うっ!?」　ﾊﾞｷｯ

ヒツジグサ「アヤメ!?このっ!」　ｼｭｯ

「グギッ!」

団長「・・・っ!全員害虫から離れろ!」

エノテラ「了解です!」

クフェア「しっかりしろ」

アヤメ「だ、大丈夫です」

ナズナ「団長さま!」

団長「くたばれ!」

ドゴーン!

「グガ?グゥウウウウウギィ!?」

団長「・・・」

「グ・・・ギュ・・・ガゥ」

団長「今だ!たたみかけろ!」

マンリョウ「これで終わらせます!」

ヒガンバナ「もう倒れなさい」

モミジ「散れっ!」

スイレン「お引取り願います!」

ザシュ　バキッ　

「グゥギャアアアアア!?・・・ｱｧ」

バターン!

ナズナ「・・・や、やりました」

「やったー!」　「か、勝てた」

わー!

団長「はぁ・・・皆、よくやった」

団長「・・・さて」

5 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:37:30.37 ID:h/arsram0

「」

団長「このタイプに似てるのは見たことがあるが」

団長（突然変異種か?極限指定の害虫のデカさじゃないし資料にもない・・・今回は勝てたがこんな奴がまだいるのか?）

団長「この死骸は調べる必要があるな」

ナズナ「そ、そうですね」

ナイトフロックス「その前に怪我した方々の治療をしないといけませんね」

ナンテン「そうね。私達の出番ね」

レッドチューリップ「そうね・・・私達も結構キツイけど」

ナズナ「お手伝いします」

団長「俺も手伝おう」

スイレン「私もお手伝いします」

スイレン「ご主人様もお疲れ様です」

団長「・・・いや。フラワーナイトの皆が頑張ってくれたおかげだ。今回の害虫は本当に危なかった」

スイレン「そうですね。皆様が無事で何よりです」

「」　ﾋﾟｸｯ

スイレン「ですが・・・この害虫は何処から?」

団長「さあ・・・しかし各国家の王国とかには報告しなければ」

スイレン「色も見たことがありません・・・」　ｽｯ

「」　ｷﾞｮﾛｯ

ｼｭｯ

スイレン「っ!?」

団長「スイレン!?」　ﾄﾞﾝｯ

スイレン「きゃっ!?」

ドスッ!

6 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 08:47:32.54 ID:h/arsram0

スイレン「〜っ。ご主人様?」

団長「・・・ごふっ」　ﾍﾞﾁｬ

ナズナ「だ、団長さま!?」

ツバキ「っ!まだ!」

カタバミ「団長!?」

デンドロビウム「沈みなさい!」

ドゴッ!

「グゥ!?・・・ｺﾞｯ」　ﾊﾞﾀｯ

「」　ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ

デンドロビウム「・・・今度こそ殺りましたか?」

「」　ｼｰﾝ

ツバキ「・・・問題ないみたいですね」


スイレン「っ!ご主人様!」　ﾀｯ

団長「・・・がっ。ごふぅ」　ｹﾞﾎｯ

ナンテン「団長さん!?」

スイレン「しっかりしてください!?ご主人様!」　ﾕｻﾕｻ

ホワイトチューリップ「揺らしてはいけません!」

パープルチューリップ「急いで治療を」

ﾄﾞｸﾄﾞｸ

イエローチューリップ「マズイわ。出血が酷い」

ナズナ「す、すぐに移動して・・・馬車を!」

アカシア「わかってるわ!」

カトレア「っ!私の魔力で!」　ﾋﾟｶｯ

団長「・・・はぁ・・・はぁ」

ﾄﾞｸﾄﾞｸｯ

カトレア「何で傷が塞がらないの!?」

アカシア「早く団長を乗せて」

スイレン「は、はいっ」

7 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 11:01:48.71 ID:h/arsram0

ナズナ（それからは大変でした。あの害虫によって出来た傷は治りにくく団長さまの出血も酷く、治療は困難を極めました）

ナズナ（そして倒した害虫ですが）


「これは・・・羽が片方切れてますね。片方は飛ぶのをやめたのか退化してます。そしていたる所に傷・・・再生した後も」

「これは昔フラワーナイトに付けられた、もしくは害虫同士で争って出来たものでしょう。そしてそこから異常な速さで進化・・・」

「もしくは年月をかけて進化して環境の適応・・・そして圧倒的な能力を得たと思います」

「・・・今回の害虫は極めて特殊だと?」

「はい。恐らくはですが」

「うむ。この害虫の死骸をサンプルとして研究を頼む」

「かしこまりました」

「それでナズナくん・・・彼の容態は?」

ナズナ「はい。まだ目を覚ましません」

「そうか・・・それで、スイレンだったか?彼女はまだ付きっきりで看病を?」

ナズナ「はい。自分のせいだと責めて」

「自分を責めるなと言っておきなさい。そして少し休ませなさい」

ナズナ「わかりました」

「では、頼んだよ」

ナズナ「わかりました。では失礼します」



ｺﾝｺﾝ

スイレン「どうぞ」

ｶﾞﾁｬ

ナズナ「スイレンさん。少し休んでください」

スイレン「ご主人様が目を覚ますまで休むなんて出来ません」　ﾌﾗﾌﾗ

ナズナ「フラフラしてるじゃないですか!これじゃあ団長さまが起きたとき怒られますよ」

スイレン「・・・」

ナズナ「少しは私に任せてください」

スイレン「わかりました・・・ですがご主人様が目を覚ましたら」

ナズナ「ちゃんと、教えますよ」

8 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 11:08:41.89 ID:h/arsram0

そして

団長「・・・んっ・・・うぅ」

ナズナ「!?団長さま!」

団長「・・・んぅ・・・ここ、は?」

ナズナ「っ!ここは病室です!」

団長「・・・そうか、俺は確か・・・くぅ」　ﾑｸｯ

ナズナ「無理をしたらダメですよ!すぐにお医者様を呼んできますので」

団長「皆は無事なのか?」

ナズナ「はい。ですから今は寝ていてください」

団長「・・・わかった」



そして

アロエ「わ〜ん!よかったよ、団長ちゃーん!」　ｶﾞﾊﾞｯ

団長「お、おう。心配かけた」

カトレア「全くよ!でも・・・よかったわ」　ﾎﾞｿｯ

アネモネ「痛くない?何か飲み物は欲しい?」

団長「ああ・・・少し喉は乾いてるが」

スイレン「でしたらお水をどうぞ」

ｽｯ

団長「ああ・・・ありが・・・」

スイレン「どうしました?」

団長「いや、自分で飲めるんだが」

スイレン「それはダメです。絶対に安静なんですから」

団長「わかった」

スイレン「どうぞ」

団長「・・・」　ｺﾞｸｯ

団長「ふぅ・・・美味い」

9 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 11:16:36.40 ID:h/arsram0

スイレン「まだ何かしてほしいことはありますか?」

団長「いや。もう特には」

スイレン「本当ですか?お腹は空いてませんか?何処か痛かったりは?」

団長「大丈夫だって」

スイレン「そうですか。ですがご主人様が退院するまで私がお世話いたしますので」

スイレン「食事からお体を拭くのも・・・全てお任せください」

団長「・・・全て?」

スイレン「はい。全身全霊をもってご奉仕いたします」

団長「そ、それはちょっと」

カトレア「ちょっと。私がやるわ」

サボテン「私が・・・する」

「私も」


ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ

団長「お、落ち着け」

ナンテン「はい。病人の前で騒がないの」

「はーい」

団長「・・・ふぅ」


ナズナ（団長さまも目が覚めて皆さんも明るくなりました。これなら大丈夫ですね）

ナズナ（ですがこれはまだいい方だったんです。団長さまが助からないかもしれない、目を覚まさないかもしれないと言われた時の皆さんの表情は）

ナズナ（全てが終わったように絶望の表情。正しくそうだったんです）


ナズナ（そして・・・これからが大変な事に）

10 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 11:18:17.58 ID:h/arsram0

とりあえず、前置きが長すぎでしたが、夜に続きを投下します

それで過保護になったフラワーナイトを一人安価で

下1

どれくらい過保護になったかも出来れば書いてください

仕事に

11 ： ◆yuhjjHeqZkZQ [saga]：2018/12/18(火) 12:26:37.04 ID:c6DXzVJFO

おつー


安価はアイビーで
団長さんと離れたがらない（トイレやお風呂にもついていこうとする）

12 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 17:46:32.27 ID:h/arsram0

>>11 アイビーですね。中二病のセリフに違和感やセリフは少なくなりますが書いていきます

お待ち下さい

13 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 19:32:48.72 ID:h/arsram0

団長が目覚めてから数週間後

団長「・・・」

ｺﾝｺﾝ

団長「どうぞ」

ｶﾞﾁｬ

アイビー「ふふふ。超越者アイビー、ただいま見参したわ!」

団長「・・・」　ｶﾘｶﾘ

アイビー「こらー!超越者でもあり守護者でもある私を無視しないでよー!」

団長「今日の副団長はアイビーだったか」

アイビー「そ、そうよ。私が来たからには全てを任せるといいわ」

団長「じゃあ静かにしてくれ」

アイビー「・・・むぅ」

ｶﾞｯ　ｽﾄｯ

アイビー「・・・」　ｷﾞｭｰ

団長「アイビー。何で俺の隣に座る?椅子まで移動させて」

アイビー「こ、こうしないと団長さんとのリンクが薄れて行くからよ」

団長「書きづらいから離れてくれ」

アイビー「いやっ!」　ｷﾞｭｰ

団長「もうなんとも無いって言ってるだろ」

アイビー「ダメ!何処から団長さんを狙う奴がいるかわからないのに」

団長「ここは騎士団だぞ」

アイビー「それでも・・・嫌」

団長「・・・」　ﾊｧ

団長「わかったか」

アイビー「う、うん・・・はっ。わかればいいのよ」

14 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 19:39:59.14 ID:h/arsram0

団長「これは後で出すとして」

アイビー「〜♪」　ｷﾞｭｯ

団長「・・・」　ﾋﾟｸｯ

団長「アイビー。離れてくれ」

アイビー「・・・」　ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

団長「頼む・・・て、手洗いに行きたいんだ」

アイビー「じゃあ私も行くわ」

団長「いい加減に・・・」

アイビー「ほらっ。行くわよ」

ｸﾞｲｸﾞｲ


団長「じゃあ・・・」

アイビー「・・・」　ｽｯ

団長「ちょっと待て!何でお前まで入ろうとする!?」

アイビー「だってお手伝いしないと///」

団長「いいからそこで待ってろ!」　ﾊﾞﾀﾝ

アイビー「・・・あっ」


団長（全く。流石におかしいだろ）

ｺﾝｺﾝ

団長「・・・」

ｺﾝｺﾝ

アイビー「団長さん、聞こえる?」

ｺﾝｺﾝ

団長「・・・」

アイビー「まさか、古傷が痛んで・・・ま、待ってなさい!」

団長「大丈夫だ!」

アイビー「そ、そう」

15 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 19:58:32.66 ID:h/arsram0

団長「・・・」

アイビー「大丈夫なの?痛くないのよね?もし悪いなら・・・」

団長「・・・」　ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

アイビー「はっ。やはりここは私の力が///」

団長「だー!羞恥プレイか!///」

ｼﾞｬｰ


ｶﾞﾁｬ

団長「・・・ふ〜」

アイビー「大丈夫?胸の傷はうずいたりしない?」

団長「もう痛くないし平気だって」

アイビー「いえ。油断は出来ないわ。だ、だから私が守護者として団長さんを守らねば」

団長「勘弁してくれよ」



そして

団長「・・・風呂に入るか」

アイビー「!」　ｺｿｺｿ

団長「おいっ。女湯は向こうだぞ」

アイビー「お風呂でも団長さんを狙う奴がいるはずよ。守護者としてこの私が団長さんと一緒にお風呂に入るのは使命なのよ」

団長「風呂にまで俺を狙う奴ってどんな奴だ!?」

アイビー「そ、それは・・・その」

団長「頼むから少しは俺に安らぎの時間をくれ。最近は毎日フラワーナイトがひっついて来て大変なんだ」

アイビー「・・・だって団長さんと一緒にお風呂に入った子が、羨ましいもん」

団長「あ、あれは勝手に」

アイビー「そ、それに私の方がおっぱいも大きいし///」　たぷん

団長「そ、それは関係ないだろ」

アイビー「こ、これで団長さんの体を洗って///」

団長「やめなさい!///」

アイビー「い、いいでしょ。団長さんは怪我人なのよ」

団長「もう治ったって!」

16 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 20:05:14.16 ID:h/arsram0

アイビー「でも・・・」

ナズナ「アイビーさん。いい加減にしてください」

アイビー「むぅ・・・じゃあ一緒に寝てくれたら我慢するわ。我が魔力も少なくなったし」

ナズナ「・・・アイビーさん」

アイビー「わ、わかったわよ」　ｼｮﾎﾞﾝ

ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

団長「すまん。助かった」

ナズナ「いえ。この数週間で皆さんの様子がおかしいのがわかったので」

団長「はぁ・・・早くどうにかしないとマズイよな」

ナズナ「そうですね。でもそれだけ団長さまの存在が大きいのですよ」

団長「わかってるが・・・過保護すぎだし。甘やかそうとするわ・・・大変だ」

ナズナ「少しはガツンと言わないとダメですよ」

団長「わ、わかってるんだが」

ナズナ「明日は例の害虫に対する会議がありますから」

団長「ああ。明日の副団長は確か・・・」

17 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 20:05:58.36 ID:h/arsram0

明日の副団長　下1

18 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/12/18(火) 20:11:11.55 ID:0WeQ5/oTo

デンドロビウム

19 ： ◆i87l2l04yU [saga]：2018/12/18(火) 20:16:56.01 ID:h/arsram0

デンドロビウムですね。了解です

どの様に過保護っぽくさせるか(汗)

>>11　自分の実力じゃアイビーを書くのはこれくらいが限界です。すいません

続きは明日に

>>18・・・師匠はどんな感じになるのがいいですかね?

20 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]：2018/12/18(火) 20:19:34.48 ID:0WeQ5/oTo

バブみを感じてオギャりたい的な

すみません難しかったらお任せします