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優美子「あーしら海に来たし」八幡「は?」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/15(土) 13:20:47.47 ID:ER7WG4F/0
undefined
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1544847647
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/15(土) 13:25:38.53 ID:ER7WG4F/0
undefined
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/15(土) 13:26:52.59 ID:ER7WG4F/0
久しぶり過ぎるssの続き書くけど、ストーリーほとんど覚えてないし誤字脱字あります。そんなssなら嫌だ!って方は即退室を勧めます。
優美子「あーしら海に来たし」八幡「は?」
海、それは生命の源である。どんな生物も皆元をたどれば海から産まれたらしい。つまり海とは神聖な場所なのだ、神聖な場所にわざわざ遊びに行くなんてリア充は怖いもの知らずである。
そして、最も怖いのは。
男「あれ、新しい水着?露出派手じゃん?」
女「君に見せるために買ったんだよ?」
八幡(と、周りではカップルがイチャつき、彼女居ない非リアは白い目で見られる。この環境である。)
戸部「おーい、ヒキタニくん?この焼きそばそっちのテーブルに運んでくんねー?」
八幡「お、おう、って…いや…どこのテーブルだよ」
戸部「3番のとこ!」ジュ-ジュ-
八幡「了解」スタスタ
八幡「お待たせしました、ソース焼きそばと海鮮塩焼きそばの2つです」コト
なぜ俺達がこんな所に来ているのかと言うと……
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/15(土) 13:27:57.78 ID:ER7WG4F/0
※※※※※※※※※
戸部「ところでさ」
隼人「どうした戸部?」
戸部「俺ら3年の夏じゃん?これから受験で忙しくなるしさこの夏パーと海で遊ばない?」
結衣「海?」
戸部「そうそう海だよ海だよ、俺の叔父さんが夏場に海の家やってんのよ」
海老名「へー」
戸部「んで、手伝ってくれる人募集してるんだけど」
戸部「皆が手伝ってくれるなら、叔父さんが経営してる旅館に泊めてもいいって言ってんだけど」
戸部「来てくれるかな?」
八幡(タモリか)
結衣「えー旅館いいねー」
優美子「行くっしょ」
八幡(俺は誘われてないよな?)
結衣「ヒッキーも来るでしょ?」
八幡「え、俺はその」
戸部「いいべヒキタニくん遊ぼうぜー」カタクミ
八幡「……わーたよ、行くよ」
海老名「トベ×はち………ぶあっ!」ぶしゅうぅ
優美子「海老名………自重しろし」
回送終了
※※※※※※※※※※
そしてそこへ、なぜか小町と天使…いや戸塚も加わることになった。従業員の確保も出来た事で戸部の叔父さんは喜んでいたが。
八幡「少々、客が多すぎじゃ…」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 10:44:10.34 ID:l+O02rJm0
ガッシャ-ン
八幡(何だ…?)
優美子「ちょ…!なんだしいきなり腕を掴んで!」
結衣「優美子!大丈夫?!」
DQN「はぁ?こいつが俺の誘い断ったからだろ?」
優美子「ハンッ…誰があんたみたいなキモイやつと……」
DQN「んだと、こんのアマ!」ブン
優美子「きゃ!」バキッ
戸塚「三浦さん!大丈夫?!」アワワ
海老名「何すんの!」グイッ
戸部「おいコラ、てめぇ。何俺の友達に……」グッ
八幡「おい戸部落ち着け」
戸部「ヒキタニくん止めるなべ!」
八幡「いや、だからちょっと待っ…」
DQN「うぜぇんだよ!」ブン
雪乃「フン!」ガシッ
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 10:48:46.92 ID:l+O02rJm0
雪ノ下は合気道の有段者だ。その実力は前の「柔道部の先輩を追っ払う」という依頼の時見かけたが、中々のものだ。というかDQNさん痛そう……。
DQN「あああああ!いでぇぇぇ!」ジタバタ
雪乃「あら、こんな可愛らしい女の子に投げられたのよ?喜びなさい」
DQN「ひぃぃぃぃ」ダッ
お客さんA「おおお!すごい!」
お客さんB「ホントスッキリした!」
雪乃「今回はお騒がせしてしまって申し訳ございません」
お客さんC「いーんだよ、どう見てもあっちが悪いんだから」ハハハ
雪乃「私からのお詫びと言ってはなんですが皆様にドリンクをなんでも1杯サービスさせてもらいます」
お客様A「ヒュー!気前がいいね!」
お客様D「やったぜ」
雪乃「では引き続きお召し上がりくださいませ」ペコッ
雪乃「と、いうことで店長これ、ドリンク代です」スッ
叔父さん「あ、ああ。でもこんなには要らないよお釣りが来るくらいだ…」
雪乃「では、それは私からの気持ちとしてお納めください」
叔父さん「なんか悪いねぇ、本当は私がする事なんだが…」
雪乃「お気になさらずとも結構ですよ、慣れてますから」ニコッ
八幡(なんか無駄に場を収めるのが上手いな……さすが雪ノ下)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 16:33:14.36 ID:8wbKBC8T0
今更ですけどこのssは
優美子「あーしとデートしろし」八幡「は?」
の続編です
書き溜めてます
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:25:54.10 ID:8wbKBC8T0
戸部「なんとか一件落着っしょ、優美子が殴られたのはいただけなかったけど」
海老名「アイツらでBL本作って泣かせてやるんだから!」
戸塚「…BLって///」カァ
八幡「大丈夫か優美子…?」
海老名「あ、口切ったみたいだね。血が出てる」
優美子「大丈夫だし、このくらい」
優美子「それより雪ノ下さん、ありがと助かった」
雪乃「いいえ、さあ再開しましょ」
雪乃「由比ヶ浜さんは三浦さんの手当してあげて」
雪乃「三浦さんが来るまでは葉山くんに頑張ってもらうわ」
隼人「あぁ、任せてくれ。結衣、優美子をよろしくな」
結衣「うん、ほら優美子行こ」スタスタ
優美子「うん」スタスタ
八幡「おい戸部」
戸部「なに?ヒキタニくん」
八幡「焼きそば焦げてる」
戸部「ちょまー!」ジュ-モクモク
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:30:09.86 ID:8wbKBC8T0
※※※※※※※※※
優美子が殴られた以外のトラブルとかは特になく。なんとかやり遂げることができた。ちなみにこの海の家のバイトは今日1日だけに限るもので残りの2日間は旅館で好きに過ごしていいらしい。なかなか気前がいいな、戸部の叔父さんにしては。
旅館はなかなか趣がある。古い内装ではあるが掃除が行き届いており、清潔感がある。旅館自体ちょっとした高台にある為俺達がいる部屋から海が見える。
男子部屋
戸部「うぇーい、疲れたべ〜!隼人くん風呂いこ、風呂」
隼人「分かったから、引っ張るなよ」
戸塚「八幡ぼくらも行こうか」
八幡「と、戸塚とお風呂…」ドキッ
戸部「ヒキタニくんも行こうぜ〜」
八幡「あいよ」
八幡(いや待てよ、戸部と葉山に戸塚の裸を見せていいのか……)
八幡(ダメだ!それだけは絶対にダメだ!)
八幡「いや、俺と戸塚は後で入るから」
戸部「っべー、マジかーじゃあ俺もそうしようかなあ」
隼人「まぁ少し落ち着いてからでもいいか」
八幡「ダメだ、お前らと戸塚を一緒に風呂に行かせるわけには行かない」キリッ
戸塚「八幡…」
戸部・隼人「うわぁ…」
八幡「………風呂行くか」スタスタ
戸部「だべ」スタスタ
隼人「そうだな」スタスタ
戸塚「ぼく男の子なんだけどなぁ」スタスタ
ガラガラ
バタン
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:32:06.81 ID:8wbKBC8T0
女子部屋
雪乃「ふぅ、やっと落ち着けるわね」
結衣「この部屋すごく木の匂いする!」クンカクンカ
小町「さすが旅館、綺麗にしてありますね」
海老名「今日はこの部屋で腐教しないとねぇ、グ腐腐腐」
雪乃「私温泉に入ってくるわ」スタスタ
結衣「私もー!」スタスタ
小町「小町もー!」スタスタ
優美子「あーしも」
海老名「…」ショボン
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:33:43.70 ID:8wbKBC8T0
風呂
八幡「ほぉ、いろんな風呂があるんだな」
戸部「そそ、あっちの方は薬草風呂つって、なんかいっぱい葉っぱ浮いてるべ、あの葉っぱが腰痛とかに効くらしいんよ」
八幡「俺の筋肉痛にも効くのかな」
戸部「効く効く!もう夜なんてギンギンよ〜!」
八幡「なんか変な成分も混ざってそう……」
戸部「あとあっちの方にゆず風呂あるべ、いい匂いするっしょー」
隼人「思ったよりココの風呂に詳しいんだな」
戸部「もち!風呂ガイドしてあげようか?」
隼人「いや、いい。ゆっくりと入りたい」
八幡「確かにな、戸部がガイドとか普通にウザそう」
戸部「酷くね!」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:35:21.86 ID:8wbKBC8T0
戸塚「お待たせ皆」ガラガラ
3人「!!」バッ
俺と葉山と戸部、3人の揃って勢いよく振り向いた。こうして俺達が息ぴったり振り向いたのは戸塚の性別が気になってしまうという共通点があったからである。
八幡「なん、……だと」
タオル越しでも分かる股間部の膨らみ、……ああそうか、あんなに可愛らしく、天使のような戸塚は本当に男だったんだな。
八幡「うぅ……戸塚ァ」シクシク
戸塚「えぇ!八幡なに泣いてるの?」
隼人「戸塚君もやはり男だったんだね…」
戸塚「えっ」
戸部「…」ポン
戸塚「えっ」
葉山は切なそうに戸塚を見る。
戸部も無言で肩を叩く、何かを認めたのだろうか。
みんな戸塚が女の子だったら良いと思ってたらしいな。
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/16(日) 19:37:32.58 ID:8wbKBC8T0
戸塚「まさか、ぼくがホントに女の子だと思ったの?」
3人「」コクコク
戸塚「えぇ、…それじゃあ"ぼくの"見て確認する?///」カァ
八幡「ダメだ、戸塚の身体を見ていいのは俺だけだ」
戸塚「もお!八幡てば!///」
八幡「戸塚、そのタオルは終始外すな。いいな?」
戸塚「う、うん」
隼人「でも、温泉の湯にタオルを浸けるのは…」
八幡「くっ、戸塚の裸を見せなければならないのか……」
戸部「ヒキタニくんマジ戸塚ファン過ぎでしょ…」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/18(火) 10:07:34.23 ID:0tYZUZCF0
女風呂
小町「うぃぃぃ…いい湯だなぁ…」チャポン
海老名「小町ちゃん、おじいさんみたいな声出すんだね」アハハ
小町「小町は色々と気苦労が耐えませんからね、特に兄の事で」
雪乃「確かに、あの捻くれ者の相手が出来るなんて凄い事よね」
結衣「ヒッキーだから仕方ないよ〜」
優美子「正直今日のバイトでキョドらないか心配だったし」
雪乃「そうね」
結衣「でも、思ったより仕事出来てビックリだよ〜、うぅ…私肩身が狭くって…」
雪乃「あら?由比ヶ浜さんも仕事してくれたじゃない」
結衣「ゆきのんやヒッキー、隼人くん程じゃないけどね…あはは」
結衣「てか、私の仕事ってビキニ着て呼び込みするヤツだったから、すごく恥ずかしかったなぁ…」
小町「あの時の結衣さんバインバインでしたよ…」ショボン
雪乃「ところで、その…コホン…由比ヶ浜さん…失礼かもしれないけど…」
結衣「ん?どうしたのゆきのん」
雪乃「…由比ヶ浜さんの胸部は…どうやったらそんなに育ったの…かしら///」
結衣「えぇ!?なんで急に!!」
雪乃「前々から大きいとは思って居たのだけれど、実際に見ると、やはり破壊力が…」
海老名「私も聞きたいなぁ、大きくなる秘訣とかさ」
小町「小町もです!」
結衣「うーん、秘訣とかはわからないけど、小学校のころ牛乳いっぱい飲んでたかな〜」
雪乃「牛乳は効果ありそうね」
小町「じゃあお風呂上がりに皆で飲みましょう」
結衣「私フルーツ牛乳!」
優美子「あーしはコーヒー牛乳」
雪乃「私は普通のを」
小町「小町もフルーツ牛乳にしよっと♪」
海老名「うーん…、普通の牛乳の方効果ありそうだから、私も普通の牛乳にしようかな」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/19(水) 00:03:21.58 ID:ct0ccFwI0
結衣「でもさ、大きいと色々と不便なんだよねー」
優美子「ほんとそれ、結衣ほどじゃないけどあーしもそれなりにあるから体育の時とか周りの目を気にしないといけないし」
優美子「何より肩こるし」
結衣「へ、周りの目?」
優美子「結衣あんま気にしてないみたいだから言うけどさ、体育の時の結衣の胸が男子にめっちゃ見られてるし」
海老名「うんうん」
結衣「はっ!///」カァ
海老名「あと大きいと可愛い下着とか見つけにくいんでしょ?」
雪乃「そうなのかしら?三浦さんも?」
優美子「あーしはそこまでじゃないから…、結衣はどうなの?」
結衣「まぁそうだね、見つからない事は無いけど数は少ないよ」
小町「でもさっき脱衣所で見たブラ可愛かったですよね!」
結衣「そうそう!私も中学の時はなかなかいい物が無くてさー」
結衣「でも最近はネット販売のやつで大きくても可愛い下着があるんだー」
雪乃「なるほど」
小町「大きいと色々あるんですね…」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/19(水) 00:27:01.10 ID:ct0ccFwI0
海老名「ぐ腐腐腐、そんなに大きいとさぞかし揉み心地が良いんでしょうなぁ」ワキワキ
結衣「ちょ、姫菜…なんで両手をワキワキさせてるのかな…」ゾク
海老名「知れたことを〜」モミモミモミ
結衣「ひぁ!ちょ姫菜ぁ〜///」
海老名「良いでは無いか良いでは無いか」フンスフンス
雪乃「海老名さん貴女おふざけが過ぎるわ、離れなさい」
海老名「雪ノ下さんも…」ワキワキ
雪乃「何を!きゃっ、んっ…///」ビクッ
海老名「うひひひ、雪ノ下さん感度高い」
優美子「海老名が暴走しちゃった。ど、どうしよう小町ちゃん」
小町「ぐふふふ」ワキワキ
優美子「ひっ!」
小町・海老名「良いではないかー!」ワキワキ
結衣・雪乃・優美子「きゃああああー!!!」ザブ-ン
男子風呂
八幡「…」
戸部「…」
隼人「…」
戸塚「…」
戸塚「…女子風呂の方騒がしいね///」
八幡「聞いてないフリしろよ?聞いてたとわかったら酷いからな」
戸部「だべ」
隼人(今の女子の会話は脳内で保管しとこ…)
八幡(それにしても)
八幡・隼人・戸部(風呂から上がれなくなった…)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/19(水) 00:57:34.64 ID:ct0ccFwI0
八幡「あぁ〜、いい湯だったな」
戸塚「そうだね!気持ちよかった」
戸部「あっちに卓球台あるけどやろーぜ!」
八幡「お前は元気だなぁ、俺はパス」
戸塚「ぼくもパスかな」
隼人「じゃあ俺が付き合うよ」ニコッ
戸部「おっしゃ!負けねーぞ」スタスタ
隼人「ははは、それはどうかな」スタスタ
八幡「行ったか…」
戸塚「なんだか、八幡と二人っきりになるの久しぶりな気がするなぁ」
八幡「そうか?」
戸塚「ほら、最近は三浦さんとかと一緒に居たから、ぼくが入る隙がなかったんだ」
八幡「そっか、なんかすまんな」
戸塚「いやいや!そんなつもりで言ったわけじゃないんだ!」ブンブン
戸塚「ただ、ちょっと寂しかったかな」クスッ
八幡「そ、そうか」ドキッ
戸塚「うん」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/19(水) 00:58:37.27 ID:ct0ccFwI0
八幡「戸塚は…」
戸塚「ん?」
八幡「戸塚って、可愛いよな」
戸塚「え!?」
八幡「いや!変な意味じゃないんだ」
八幡「なんというか、優しいし人懐っこいし」
戸塚「そうかな」
八幡「おう」
八幡「なんつーの?その、そんな戸塚が俺の癒しなんだよなー」
八幡「だから今度からはもっと話そうぜ、気兼ねなく話しかけてくれていいぞ」
戸塚「うん!」
戸塚「じゃあさ八幡はどんな女の子が好みなの?」
八幡「え?いきなりだな」
戸塚「ほら、八幡って周りに女の子多いでしょ?誰が本命なんだろうな〜って思って」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/19(水) 08:19:59.53 ID:pp1AB4dZ0
八幡「あー、誰が本命とかは分からんが俺の事を養ってくれる奴だな」
戸塚「えぇ、八幡は働く気ないの?」
八幡「あぁ、俺は働かずに専業主夫になる」
戸塚「じ、じゃあ雪ノ下さんとか?」
八幡「ゆ、雪ノ下!?まぁ、確かに養ってくれる力量はあるが」
八幡「…でも、俺が専業主夫になるのは絶対認めないと思うぞ」
戸塚「そうかな、意外と養ってくれるかも 」
八幡「あとは、優しくて家庭的な母性がある人かな…?」
戸塚「じゃあ由比ヶ浜さんだ!」
八幡「戸塚、お前はアニメのovaで由比ヶ浜のハンバーグ見てたろ」
戸塚「あぁ…」
八幡「あいつに家庭的な物を求めちゃダメだ」
八幡「だが、優しいし母性があるのは認める、あと可愛いし」
八幡「結局の所、二人とも魅力的だから俺には釣り合わんよ」
戸塚「そっかー」
戸塚「じゃあ」
戸塚「三浦さ「ブフォ!!」」
戸塚「え?」
八幡「は、ははははぁ?なんでそそそこで優美子がで、出てくるんだよ」ドキドキ
戸塚「えっと、最近仲良さげだったから……八幡、大丈夫?」
八幡「だ、大丈夫…」ドキドキ
八幡(どうしちまったんだろ、俺は…)
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/25(火) 19:49:37.68 ID:PlSbqWB90
八幡「優美子は…、そもそも俺と人種が違うというか、カーストが違うというか」
八幡「…優美子にとっては俺は雑用係としか思ってないんじゃないか?」
戸塚「そうなのかな?でも雑用係なら名前で呼ばせないんじゃない」
八幡「でも、それだと」
八幡(それだと、優美子……否、三浦が俺に対して恋愛感情を抱いてると言うことに)
八幡(恋愛感情は行き過ぎたか、友情か?………人とのコミュニケーションを取る事が少なかったから今の関係をなんと定義するのか分からんな)
八幡「うーむ…」
戸塚(八幡は、もしかして……)
戸塚「ねぇ、八幡」
八幡「ん?」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/12/31(月) 00:40:43.01 ID:5FqdsMUe0
結衣「んぐ…んぐ…、ぷはぁ!」
雪乃「由比ヶ浜さん、はしたないわよ」
小町「んっんっ…牛乳なんて久しぶりに飲みましたよ」ゴクゴク
優美子「あーしも、小学生以来かな」
海老名「私もだけど、私は小学生の頃1回飲んで具合悪くなったから。それ以来決まって牛乳残してたかな」
結衣「姫菜好き嫌いあったんだ。なんか意外」
海老名「えー、そんなことないよ〜」ナハハ
優美子「あーしちょっと単独行動させてもらうわ」
結衣「なんか用でもあるの?」
優美子「や、別に。でもさっき中庭があったから外の風に当たろうかなって思ってさ」
結衣「そっか、じゃあまた後で」
雪乃「晩御飯までには合流しましょ、食堂で待ってるわ」
優美子「うん、またねー」スタスタ
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/01(火) 14:48:54.77 ID:5HGqZgnsO
支援
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 22:47:42.81 ID:HLVTpyKX0
優美子「ふんふんふーん♪」テクテク
優美子「八幡どこかな」テクテク
優美子「あ、居た」
優美子「おーい…ん、戸塚もいる」
優美子「何話してんだろ」コソッ
戸塚「ねぇ、八幡」
八幡「ん?」
戸塚「八幡は三浦さんのこと好きなんじゃないの?」
八幡「いやいやいやいや、そんな訳……」
優美子「えっ」
戸塚「八幡って人が好きになったことあるの?経験が無いだけで今のその感覚が好きって事だと、ぼくは思う」
八幡「ま、まぁ。」
八幡(折本の時はその場の勢いだった気がするし、一理あるかもな)
八幡「……仮に俺が優美子に惚れてたとして、俺には無理だ」
八幡「俺はアイツほど見た目良くないし、ひねくれてるし。めんどくさい奴だぞ俺」
戸塚「そうだね、でもそんな"面倒臭い八幡"をを許容することが出来るなら。きっと2人は本物になれるんじゃないかな」
戸塚「八幡の欲しいものって何だっけ?」クスッ
八幡「うっ…///…本物か…」
戸塚「うん!ぼくは面倒臭い八幡もひねくれた八幡も優しい八幡も好きだよ!」
戸塚「だからぼくらは本物の友達なんだよ…」
八幡「…」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 22:49:05.15 ID:HLVTpyKX0
戸塚「ぼくらは友達として、じゃあ三浦さんとは?」
戸塚「友達で終われるのか、そうじゃないのか。決めるのは八幡だよ」ツンツン
八幡「はぅ…頬をつつくなよ///」
戸塚「あはっ、ついね」
八幡「確かに俺は優美子の事が…」
優美子(ちょ、…これあーしが聞いちゃダメな奴じゃ)ポロッ
優美子「あっ、牛乳瓶が…」
カラ---ン
ゴロゴロ
優美子・八幡「あ」
戸塚「あ…」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 22:58:32.59 ID:HLVTpyKX0
八幡「ゆ…み、三浦…」
優美子「い、いやぁ、探したよ、八幡。こんな所で何してんのさ」
八幡「…あ、あぁ…戸塚と世間話をな。お前こそ何してるんだ」
優美子「あ、あーしは中庭に行こうとしてて…その…」
3人「…」
八幡(ちょっと、どうすんだこの空気)
優美子(あれ。あーし、八幡に何話せば…)
八幡(助けて〜戸塚ァ…)チラッ
戸塚「…」プルプル
八幡(無言の優美子にビビってる…)
優美子(あーし今まで八幡と何話したんだっけ)
優美子「その…わ、私…じゃない。あーし中庭に行ってくるから。またね」スタスタ
八幡「お、おう」
八幡「…」
戸塚「…」
八幡・戸塚「…」
戸塚「ご、ご飯って何時からだっけ」
八幡「…何時だっけ」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 23:07:55.52 ID:HLVTpyKX0
優美子「見ちゃいけないもの見ちゃった…」
優美子(もしかして、八幡ってあーしのこと…)
優美子「あーしも…」
優美子「あーし…」
優美子「あーしは八幡のことを…」
結衣「おーい!優美子〜」フリフリ
優美子「ひゃあっ!?」ビクゥ
海老名「おお?!」
雪乃「わっ…!」
結衣「わぁ!?びっくりした……どしたの?」
優美子「な、なんでも」
優美子「ところでどうして皆が」
雪乃「時計を見なさい三浦さん、時間になっても来なかったから私達が迎えに来たのよ」
優美子「あ、ほんとだ…」
海老名「大丈夫?なんか調子悪いのかな」
優美子「…ううん、あーしは大丈夫」
雪乃「そう…」
結衣「じゃあ行こっか!」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 23:19:15.87 ID:HLVTpyKX0
戸部「とりゃあ!」パシン
葉山「隙ありだぞ!!」パシ-ン
八幡「すげぇスマッシュだな」
戸塚「うん、テニス部員に欲しいくらいだよ」
戸部「お、ヒキタニ君と戸塚君じゃん?2人も卓球しにきたん?」
八幡「あー、いや、そろそろ飯だと思うから食堂行こうぜ」
葉山「確かにそろそろ時間………ってかなり遅れてるじゃないか」
八幡「え?そうなのか?」
葉山「思いのほか、時間を忘れるほど卓球にのめり込んでしまった。俺としたことが…」ショボン
戸部「動いてお腹空かせた方がご飯美味しくなるし別にいいっしょー」
八幡「とりあえず食堂に向かうか」
戸塚「だね」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 23:23:23.45 ID:HLVTpyKX0
一人称変わってた、すまんすまん
修正
戸部「とりゃあ!」パシン
隼人「隙ありだぞ!!」パシ-ン
八幡「すげぇスマッシュだな」
戸塚「うん、テニス部員に欲しいくらいだよ」
戸部「お、ヒキタニ君と戸塚君じゃん?2人も卓球しにきたん?」
八幡「あー、いや、そろそろ飯だと思うから食堂行こうぜ」
隼人「確かにそろそろ時間………ってかなり遅れてるじゃないか」
八幡「え?そうなのか?」
隼人「思いのほか、時間を忘れるほど卓球にのめり込んでしまった。俺としたことが…」ショボン
戸部「動いてお腹空かせた方がご飯美味しくなるし別にいいっしょー」
八幡「とりあえず食堂に向かうか」
戸塚「だね」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/01(火) 23:43:35.47 ID:HLVTpyKX0
※※※※※※※※※
食堂
小町「みんな遅いなぁ…」
ゾロゾロゾロ
小町「お、来た」
小町「もぉ!ごみぃちゃん遅い〜ご飯出来て待たせてるよ」
八幡「あぁ、すまんすまん」
隼人「ごめんね、小町ちゃん待たせちゃって」
小町「いえいえ!大丈夫ですよ!」ニコッ
八幡「俺と扱い違くないですか…」
小町「だって、お兄ちゃんはごみぃちゃんだもん」
八幡「なんだその理論、今のは八幡的にポイント低いぞ〜」
小町「えー、でも小町的にはポイント高いんだけどなぁ」
戸部「仲良くて羨ましいべ〜、俺も兄弟とか欲しくなってきたわ〜」
戸塚「小町ちゃんと八幡見てるとホッコリするね」
葉山「なんか普段のヒキタニくんのキャラとギャップがあるな」
八幡「小町、戸塚以外とは関わっちゃダメだぞ、男は皆けだものだ。」
葉山「おいおい、ヒキタニ変な事を言うなよ」
戸部「俺ケダモノか〜、ライオンがいいなぁ」
戸塚「僕男の子なんだけど」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/02(水) 08:58:27.58 ID:L8LAzUPc0
雪乃「小町さん、待たせたわね」スタスタ
結衣「ごめんねー」スタスタ
小町「おかえりなさいです!」
小町「すみませーん、お膳の方お願いします〜」
結衣「それでね〜」
雪乃「そうなのね」ニコ
海老名「攻め受けっていうのはね、男同士の…」
小町「なるほどぉ、勉強になります…」
戸塚「葉山君、テニス部に入らない?」
隼人「テニスか〜」
戸部「いやいや!隼人くんサッカー部だべ!」
ワイワイガヤガヤ
八幡「…」モグモグ
優美子「…」モグモグ
八幡「…」チラッ
優美子「…」チラッ
八幡・優美子「っ」サッ
結衣「ねー!優美子!」
優美子「え?何が?」
結衣「だから、優美子が授業中に出したちっさい加湿器の話だよー」
結衣「もう、すんごいモクモクしてたんだから」
雪乃「そ、その話は何十回も聞いたわ由比ヶ浜さん…」
結衣「あれ?そうだっけ、ごめんごめん私忘れっぽいから」アハハ
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/02(水) 09:07:43.81 ID:L8LAzUPc0
戸部「あんれー、優美子とヒキタニ君喋らなくね?」ヒソヒソ
葉山「なんかあったのかな、ついさっきまでは普通だったんだけど」ヒソヒソ
八幡「…」モグモグ
小町「…」ジ-
海老名「小町ちゃんにはあとで私の本貸してあげる♪」
小町「あ、はい!ありがとうございます」
海老名「愚腐腐、腐教完了…あ、鼻血が」
雪乃「あっちの方からまがまがしい空気が漂って来てるわね…」ゾワッ
優美子「ほ、ほら海老名擬態しろし」フキフキ
海老名「うん、優美子ありがと」
八幡「…」
※※※※※※※※※※
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/02(水) 22:27:17.86 ID:L8LAzUPc0
結衣「お腹いっぱい〜」
八幡「由比ヶ浜、お前食いすぎだ。てかお前ってあんなに食っても太らんの?」
結衣「ふぇ?ヒッキーのばか!いつもあんなに食べる訳ないじゃん!」
八幡「しかしあの食いっぷりはスゴかったぞ。大食いでもやれば?」
雪乃「早食いなんかもいいわね」
結衣「2人して…もう怒ったよ!」
結衣「それ!こちょこちょ〜」コチョコチョ
雪乃「ひゃ、由比ヶ浜さn、ちょっと…ふふふ、くすぐっ…たいわ」プルプル
結衣「ヒッキィ…」ジィ
八幡「ちょ、落ち着け由比ヶ浜!」
結衣「こちょこちょ〜」ムギュ
八幡「わっ!ははははっ!くすぐてぇ…はは!…から」プルプル
結衣「ふふん、参ったか」ドヤァ
八幡・雪乃「まいりました「まいったわ」」
海老名「おーい、結衣〜雪ノ下さん〜部屋戻るよー」
結衣「あーん、待ってよー」
雪乃「それじゃあ比企谷くんおやすみ」フリフリ
結衣「おやすみ!」フリフリ
八幡「おう、お疲れさん」フリフリ
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 17:19:44.77 ID:Tx+LwYLG0
優美子「八幡…、ちょっと」トントン
八幡「お、おう、優美子か」
優美子「あんさ…、ちょっと出ない?」
八幡「…いいぞ」
ザザ-ン
八幡「…」ザッザッ
優美子「…」ザッザッ
八幡「なんだよ、こんな所まで来て」ザッザッ
優美子「うん」ザッザッ
八幡「まさか告白でもする気か」ザッザッ
優美子「…そうかも」ピタッ
八幡「ふぇ!?」ビクッ
優美子「…あーしの依頼覚えてる?」
八幡「まぁ」
優美子「隼人とのデートの練習……だったよね」
優美子「その依頼もう終わりにするわ」
八幡「でも、…俺は…」
八幡「…いや」
八幡(なにが"でも"だ。依頼主の優美子が決めたのなら従うべきだろ…)
八幡(俺は名残惜しいのか、三浦優美子との関係が)
八幡(仕方なくやってた依頼だったじゃないか)
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 17:28:05.43 ID:Tx+LwYLG0
優美子「だから、隼人のことは諦める」
八幡「え?」
優美子「この間、海に行く前、冗談であーしと付き合うって言ったっしょ?」
優美子「それに八幡、"俺は隼人の代用品か"って言ったじゃん」
優美子「だから、八幡にあーし個人的な依頼だから聞いて欲しい」
八幡「優美子…」
優美子「あーしと付き合って」
八幡「…」
八幡「本当に俺なんかでいいのか?」
優美子「八幡だからいいんだし」
八幡「俺面倒臭いし、ひねくれてるし、目とか腐ってて葉山みたいにカッコよくないぞ?」
優美子「今の八幡は充分イケメンじゃん、まぁそのなに?面倒臭い所とか含めて好きって事じゃん…」
優美子「あーし、返事は待たないよ」
優美子「今決めな」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 17:40:54.76 ID:Tx+LwYLG0
八幡「色々いきなりで戸惑っては居るんだが…」
優美子「うん」
八幡「よ、よろひくおねぎゃい…」
八幡(噛んだ…)
優美子「ふっ…ふふっ…」
優美子「あはははははは!」
八幡「おい笑うなよ、俺も緊張してるんだから」
優美子「ここでキョドる?普通、あははは」プルプル
八幡「やり直してもいい?」
優美子「うん」フフッ
八幡「まぁ、なんだ。よろしく頼む」
優美子「うん、頼まれました!」
優美子「てか、ごめん。さっきの戸塚との話聞いてたし」
八幡「さいで、分かってたけど」
優美子「戸塚の話聞いて先急いじゃったかも」
八幡「先急ぐ事は悪いことじゃない、ほら学校の先生とか5分前集合しなさいって言ってただろ?」
優美子「意味わかんないし」
八幡「…さて、旅館の方戻ろうぜ」
優美子「うん、あ、結衣達に話した方いいかな?」
八幡「いや、まだ言わない方がいいんじゃないか?」
優美子「そっか」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 21:57:36.74 ID:Tx+LwYLG0
八幡「それじゃあ」フリフリ
優美子「うん」
優美子「あ、八幡」
八幡「ん?」
優美子「おやすみ!」フリフリ
八幡「あぁ、おやすみ」
男子部屋
八幡「うーす」ガラ
戸塚「あ!八幡」
戸部「ヒキタニくん遅いべ〜枕投げの準備してたんだけど〜」
八幡「枕投げって、やらんぞ俺は寝る」
戸部「ええー!早くね?夜はまだまだこれからだって!」
隼人「バイトで疲れたんだろ?それじゃ、俺も寝かせてもらおうかな」
戸塚「だね、ふわぁ…おやすみ」スヤァ
戸部「んもー、しゃーね俺も寝るべ」
戸部「おやすみ」パチッ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 22:07:22.14 ID:Tx+LwYLG0
こうして俺、比企谷八幡は三浦優美子と付き合う事になった。
なぜ付き合う事を選んだかというと、単純に三浦優美子がどんな人間なのか見てみたいと思ったからだ。この数日で俺は彼女に惹かれた。そしてこれからも惹かれてみたいと思う。
これから比企谷八幡と三浦優美子の交際が始まる訳だ。いい加減プロローグはこの辺にしよう。
ここからが物語の本編である
※※※※※※※※※※※
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/03(木) 23:17:44.95 ID:Tx+LwYLG0
八幡「おーい、戸塚起きろ」
戸塚「むにゃむにゃ…」ゴロ-ン
八幡「くっ…///」
隼人「もう起こさない方がいいと思うな///」
隼人(寝顔もっと見たいし)
戸部「それ賛成だべ…///」
戸部「戸塚くんマジで普通の女の子より可愛いし、もう付き合っちゃおうかな」
隼人「いや、俺が…」
戸部「隼人君が出てきたら勝ち目無いべ、ここは俺に譲ってくれよ〜」
隼人「ダメだ、これは絶対譲れない」
八幡「馬鹿やってないで起こすぞ」
隼人・戸部「え?」
八幡「な、なんだよ」
隼人「いや、いつもなら"俺が戸塚と付き合うべきだ"ってキメ顔で言うと思って…」
戸部「どこか頭打ったんじゃ」
八幡「いや、頭打ってないし。てかキメ顔なんてしないし」
八幡「そうかいつもの俺はそんな感じだったか」
戸塚「…うーん」
戸塚「あ、おはよ…」カクンカクン
八幡「随分眠そうだが」
戸塚「大丈夫、ぼくいつもこんな感じだから」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/04(金) 13:05:47.20 ID:BlGA0ZTl0
「おーい、ヒッキー?隼人くん、とべっち彩ちゃん?みんな起きてる?」トントン
隼人「すぐ行くよ」
八幡「先に行って待っててくれ」
「わかったー!」
八幡「着替えるか…」
隼人「…」ジ-
八幡「なんだよ、人の体ジロジロ見て」
隼人「いや昨日の風呂でも思ったんだけど、ヒキタニくんって着痩せするタイプなんだなって」
八幡「お前海老名さんの洗脳にあったんじゃ……」
隼人「ちが…」
戸塚「うわぁ」
戸部「隼人君…」
隼人「違うって!」アワアワ
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/04(金) 22:59:28.96 ID:BlGA0ZTl0
結衣「おっそいなぁ」
隼人「ごめん、遅くなった」
雪乃「まったく…」
優美子「まぁいいし、いこ」
海老名「だね、今日1日楽しも!」
八幡「あ、海老名さん実はな…」
海老名「ん〜?」
八幡「ゴニョゴニョ」
海老名「え?!ほんと?!」ブシャアアアア
隼人「…まさか」
海老名「…隼人君を見る目変わっちゃうかも、愚腐腐」
隼人「…何言ったんだ」
八幡「くくく、さっきの事だよ」ニヤニヤ
隼人「おいおいヒキタニ、 勘弁してくれよ」
海老名「さあ、隼人君こっち来て語ろうよ!」
隼人「はは、 遠慮するよ」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/04(金) 23:34:30.42 ID:BlGA0ZTl0
ビーチ
八幡「……今なんつった?」
優美子「オイル塗れし」
八幡「いやだ」
優美子「はぁ!?なんでだし!」
八幡「だって素肌に塗るんだろ?」
優美子「そうだけど?」
八幡「お前の肌触ったら、鼻血出る…多分」
優美子「大丈夫だって、ほらこの間泊まりに行った時あーしのこと抱いてたじゃん?」
八幡「ばか!」
雪乃「え?」
結衣「えええええ!!」
八幡「いやその」
優美子「いいから塗れし、戸部で妥協したくないし 」
戸部「おっふ…」
八幡「戸部?大丈夫か?」
八幡「仕方ねぇな…、ってオイルの種類多くね、4つとかあるんだけど。どれ使うんだ?」
優美子「その黒いフタのやつ」
八幡「あいよ」カポッ
八幡「…」ドロォ
八幡「…」ヌチャア
八幡「い、いくぞ?」
優美子「う、うん」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/04(金) 23:48:20.49 ID:BlGA0ZTl0
優美子「ひぃ…///ちょ!変な触り方しないでよ!」
八幡「いや、変な触り方って!どう触ればいいんだよ」
優美子「いや、手とか指を広げて…」
八幡「こうか?」ヌチャア
優美子「ひゃう!だからそうじゃないっての///」
八幡「わかんねぇよ」
優美子「へんたい、セクハラだし」
八幡「理不尽だろ…」
優美子「そ、そういう事は二人っきりで……」ボソッ
八幡「ん?」
優美子「はぁはぁ…、なんか変な感じになっちゃった…結衣代わりに塗って…」
結衣「はーい」ヌリヌリ
優美子「そうそう、結衣上手いすぎ」
結衣「あはは、ヒッキーにはハードルが高かったんだよ」
優美子「そうかなぁ」
結衣「優美子ってさ、ヒッキーの事好きなの?」ヒソヒソ
優美子「うん」
結衣「やっぱ、そうだよね」
結衣「ゆきのんも優美子も可愛いから私の付け入る隙がないよ」ボソッ
優美子「…」
優美子「結衣の事はあーしが塗ってあげるよ」ムク
結衣「やったー!ありがとー」
優美子「ほら、結衣も可愛いじゃん」ナデナデ
結衣「え?んふふ、ありがと…」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/22(火) 08:54:37.00 ID:me2y4nVi0
戸部「ヒニタニ君!」
八幡「なんだ」
戸部「女子の、優美子の肌どうだった?」ヒソヒソ
八幡「は、はぁ?何だよいきなり」ヒソヒソ
隼人「戸部〜、そんなこと聞くもんじゃないぞ」
戸部「だってぇ、隼人君も気になるべ〜?」
隼人「そんなこと無い///」カァ
戸部「隼人君むっつりだもんな〜」
隼人「うるさいっ」ベシッ 戸部「べっ」
戸部「んで?どうだったんよ」
八幡「緊張しすぎて覚えてない」
戸部「えー?ホントかよー」
八幡「ホントだっての…」
隼人「覚えてないなら仕方ないな…」
八幡「何ガッカリしてんだよ」
隼人「が、ガッカリなんてしないぞ」
優美子「んー、何話してるし?」
隼人・戸部「いや!なんでもないよ!(べ!)」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/22(火) 19:18:00.20 ID:sXERg4O40
結衣「ゆきのーん!水着姿も可愛いよー!」ギュッ
雪乃「…」ジー
結衣「わっ、めっちゃ胸見てるし!?」
雪乃「私、牛乳の効果…出てるかしら…」チラッ
海老名「そんな早く効果が出るわけないけど…」
小町「奇跡的な効果を期待してたんですね…小町もだけど…」
戸塚「わー!皆の水着可愛いね!」
雪乃「そうかしら…」チラッ
八幡「ふぁ〜…」
雪乃「ひ、比企谷君どうかしら?」ドキドキ
八幡「…いいんじゃないか?似合ってるぞ」
八幡(一緒に買いに行った時も見たが、雪の下自身が着るとまた違って感じる)
結衣「ヒッキー私も!」ドーン
八幡「お、おおう」
八幡(デカい大きい素晴らしい)
優美子「…」ジー
八幡「わ、わりぃ」
優美子「あーしも…」
八幡「へ?」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/22(火) 19:26:32.76 ID:sXERg4O40
優美子「あーしの水着も感想言えし」
八幡「うーん」
優美子「なにさー、あーしの水着にはなんも感じないわけ?」
八幡「なんて言えばいいか」
八幡「…照れ臭いな///」フイッ
優美子「"似合ってる"とか"綺麗だね"とか、普通な感想言ったら殴るし」
八幡「なんでだし?!」
優美子「もっと凝った感想を言いな、仮にもあんたあーしの彼s…」
八幡「おい」
優美子「ごほんごほん…ほら、感想言えし」
八幡「えーと、滑らかな曲線が美しい……出る所は出てて、その柔肌に少々、水着がくい込み…」
優美子「やっぱ変態じゃん!」ペシッ
八幡「いてっ、凝った感想なんて分かんねぇ…」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/23(水) 08:32:33.22 ID:6W8d/6960
DQN「ん?」
DQN2「どうした?」
DQN「あそこにいる女共、昨日俺を投げ飛ばした奴じゃねぇか」
DQN2「あー昨日言ってたヤツか」
DQN3「女に投げられるとは、お前も落ちたな」ケラケラ
DQN「うっせー、油断したんだ。クソ呑気に遊びやがって」
DQN3「どうする?やっちゃうか」
DQN「あの女、黒髪ロングの貧乳。あいつには気をつけろ」
DQN2「なんでだよ」
DQN「合気道使えるっぽい」
DQN2「ふーん、それで投げられたのか」
DQN3「おっけー、じゃあお前がナンパ失敗した女どいつだ?」
DQN「ああ、それはあの金髪の」
DQN3「あいつ1人の時に拉致るか」
DQN「くくく、覚悟しろよ」ニヤ
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/23(水) 08:44:58.09 ID:6W8d/6960
優美子「さ!泳ご〜」
結衣「ゆきのんもおいでよ〜」グイ
雪乃「わかったから引っ張らないで、痛いわ」
結衣「じゃあ抱く」ギュ-
雪乃「何がじゃあなのかしら」
優美子「じゃあ、あーしも」ギュッ
雪乃「ちょっと?三浦さん?」
海老名「雪ノ下さん人気だなぁ…」
海老名「じゃあ私も…」ワキワキ
雪乃「なぜ手をワキワキさせてるのかしら」
海老名「ぐふふふ…」ワキワキ
結衣「ゆきのんは私が守る!」ガバッ
海老名「きゃー!」
八幡「百合だな」
隼人「目の保養だ」
戸部「ゆ、百合ってなんだべ」
八幡「戸塚も行ってこい」
隼人「確かに」
戸塚「ぼく男だよ?セクハラになっちゃうよ」
戸塚「それにぼくも見てる側がいい」
八幡「昨日の風呂、あんな事になってたんだな」
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