向日葵安価で赤座さんと仲良くなりたいんです」綾乃「えっ?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 18:10:36.35 ID:/M5JiDOb0
生徒会室

向日葵「杉浦先輩…今いいでしょうか?」

綾乃「古谷さん? えぇ、もちろんよ。何かあったのかしら、随分と深刻そうな顔してるけど…」

向日葵「…はい、実は…」


綾乃(古谷さんがこんな顔するなんて絶対に何かあるわ…それに、大室さんじゃなくて私に相談するんだもの。一体…何が?)


向日葵「実をいいますと赤座さんと仲良くなりたいんですが、何かいい方法はないでしょうか?」

綾乃「え?」

向日葵「その…恥ずかしい話ですが、わたくしと赤座さんってあまり仲良くない気がしまして…」

向日葵「いえ、もちろん嫌ってるわけではありませんが、2人で話すことが少なくて…もしや、あまり仲良くないのではと思いまして…」

綾乃「あ、あぁ…そう、そういうことね」


綾乃(とは言われたものの…私も友達が多い方ってわけじゃないし、赤座さんとも絡みが多いわけじゃ…でも副会長として後輩の悩みを解決しないと)


向日葵「やはり…難しいでしょうか?」

綾乃「し、心配はノンノンノートルダムよ。そうね、>>3





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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 18:14:04.18 ID:/c3tpLts0
踏み台
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 18:34:04.15 ID:jqyD37iLO
プレゼントよ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 18:43:50.14 ID:/M5JiDOb0
綾乃「プレゼントなんていいんじゃないかしら?」

向日葵「プレゼントですか? 誕生日でもありませんのに?」


綾乃(た、確かに…誕生日でもなんでもないのにプレゼントって変なのかしら? でも言った手前、押し切るしかないわ)


綾乃「誕生日以外にプレゼントをあげちゃいけないなんてことはないわよ。それに、何かを貰って嫌がる人なんていないはずよ」

向日葵「…そうですわね。ですが、何を渡せばいいのかわかりませんわ」

綾乃「うーん、古谷さんが赤座さんにあげたい物を渡せばいいんじゃないかしら?」

向日葵「赤座さんに渡したいもの…>>5…とかですかね?」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 18:55:52.13 ID:Kk1yuachO
指輪
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 19:27:01.33 ID:/M5JiDOb0
向日葵「指輪…とかですわね」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 19:39:58.03 ID:/M5JiDOb0
向日葵「指輪…とかですかね?」

綾乃「そうそう、指輪…え?」

向日葵「としますとペア指輪がいいですわね」

綾乃「え?え?」

向日葵「お金は…くっ、仕方ありませんわ、貯金で買えるもので我慢するしかありませんわね。ダイヤの指輪は大人になってからにしましょう」

綾乃「え?え?え?」

向日葵「ありがとうございます、杉浦先輩。おかげで決心がつきましたわ!!」

綾乃「ちょ、ちょっと待って古谷さん!」

向日葵「なんですの?今から指輪を買いに行くので忙しいのですが」

綾乃「話が飛躍しすぎてついていけないナイナイアガラなのよ! え、なんで指輪?仲良くなりたいんじゃなかったの?」

向日葵「>>8
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 19:43:23.17 ID:+U0QsA9bO
指輪を渡して外堀を埋めれば自然と仲良くなりますし
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 19:59:02.46 ID:/M5JiDOb0
向日葵「指輪を渡して外堀を埋めれば自然と仲良くなりますし」

綾乃「外堀って何よ!?何の外堀を埋めようとしてるのよ!?」

向日葵「兎に角指輪ですわ。待っててくださいまし、赤座さん!!」ビュ-ン

綾乃「ちょっと待ちなさい!!…行っちゃった」

綾乃「…だ、大丈夫よね。大室さんじゃなくてしっかり者の古谷さんだもの。きっとすぐに冷静になる…わよね?」



ー翌日・放課後ー

綾乃「次の日になっちゃったけど…古谷さんは大丈夫だったのかしら?」

綾乃「まさか本当に指輪を渡してたりなんかしてないわよね?」

カラッ

向日葵「お疲れ様です、杉浦先輩」

綾乃「ふ、古谷さん!?」

向日葵「どうしました?慌ててるようですが」

綾乃「えぇっと、昨日の話はどうなったのかしら?」

向日葵「>>10
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 20:00:26.99 ID:i60w/rCKo
顔赤らめて黙る
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 20:19:16.84 ID:/M5JiDOb0
向日葵「…////」ポッ

綾乃「ポッじゃないわよ!?何で黙るのよ!!ちょっと、え、本当に何があったの」

向日葵「それは勿論…ですわ///」

綾乃「間に何が入るの!?え、私が可笑しいの!?」

向日葵「兎に角、これで赤座さんと距離が縮まった気がしますわ」フンスッ

綾乃「もぉう、何が何だか稚内市…」


綾乃(何があったか誰かに聞いてみようかしら…とすると誰に聞けばいいかしら?)

>>12
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 21:12:08.41 ID:mir4qUtcO
歳納京子
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 21:34:45.68 ID:/M5JiDOb0
ーごらく部ー

ガラッ

綾乃「歳納京子ーっ!!」

京子「おっ、綾乃じゃん。そろそろ来ると思ってプリント用意しといたよー」

綾乃「準備するくらいならきちんと出しなさいよ!!」

京子「まぁまぁ、こうして綾乃が会いに来るのが楽しみでさっ」

綾乃「も、もうっ///変なこと言わないでよ///」


綾乃(でも今日はこうして聞きに来る口実ができたけど…)


綾乃「って、あら?今日は一人なの?」

京子「いやー、みんな遅れてくるみたいでさぁ。まったく、ごらく部としての自覚が足らん!!」

綾乃「何のキャラよそれ?まぁ、いいわ。それよりも、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」

京子「聞きたいこと?」

綾乃「昨日の放課後か今日の朝、赤座さんに何か変わった様子はなかったかしら?」

京子「>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 21:43:17.14 ID:i60w/rCKo
そーいや今日の朝おかしかったなー
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 22:06:21.28 ID:/M5JiDOb0
京子「そーいや今日の朝おかしかったなー」

綾乃「ど、どんな風におかしかったの!?

京子「どんな風にって、うーん…というかなんで綾乃があかりのこと知りたいの?」

綾乃「そ、それは…その」

京子「もしや、綾乃はあかりがおかしかった原因を知ってるなー!!」バ-ン!!

綾乃「し、知らないわよ!?」

京子「その反応はますます怪しいなぁ…白状しろっ!!」

綾乃「だから、私だって古谷さんが何をしたのか知りたいのよ!!」

京子「へ、おっぱいちゃんが?」

綾乃「しまった!?」


ガラ


>>16「…」
誰が来た?

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 22:06:54.15 ID:ZuAqRNkTo
西垣っつあん
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 22:28:00.57 ID:/M5JiDOb0
西垣「随分騒がしいじゃないか」

綾乃「西垣先生!?」

京子「あれ西垣ちゃん、どうしたの?」

西垣「なぁに、実験に行き詰まってて気分転換に散歩してたら声が聞こえてきてな」

綾乃「うっ、そんなに大声だったかしら///」

西垣「廊下まで聞こえてきてたぞ、赤座や古谷がどうこうって。しかし、あの2人がなぁ」

京子「おっ、その反応はもしかして西垣ちゃんは何か知ってんの?」

西垣「>>18
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/14(金) 22:36:17.93 ID:QVhxxI8r0
仲良く手をつないでスキップしてた
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 22:45:37.61 ID:/M5JiDOb0
西垣「仲良く手をつないでスキップしてたぞ」

京子「へー、あの2人が」

綾乃「それっていつの話ですか?」

西垣「移動教室の時とかだ。随分と仲良さそうだったぞ」

綾乃「それ以外に何か変わったことはありませんでしたか?」

西垣「んー、そうだな。今日はやけに距離が近かった気がするな」

綾乃「そうですか」


綾乃(思ったより普通ね、古谷さんの表情からして何かあると思ったけど、そりゃそうよね)


西垣「そうそう、後は指輪をつけていたぞ」

綾乃「ぶー!?」

京子「うわっ!?どったの!?」

綾乃「ゆ、指輪ってさ、さっきはつけてなかった気が」

西垣「これでも一応教師だからな、学校ではつけないように注意した」

綾乃「ど、どんな指輪ですか?もしかしてペア指輪とかじゃ…」

西垣「>>20


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/14(金) 22:51:26.79 ID:nlzk+/JEO
飾りげのないシンプルな銀の指輪
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/14(金) 23:14:12.66 ID:/M5JiDOb0
西垣「飾りげのないシンプルな銀の指輪だったな」


綾乃(良かった、ダイヤとか言ってたから少し心配してたのよね)


京子「それにしてもシンプルな銀の指輪ってなんだかあかりにぴったりだよね」

綾乃「どういう意味よ?」

京子「なんかこう普通って感じがさ」

綾乃「あなたねぇ…」

西垣「いや、歳納の言う通り良い意味で赤座に銀の指輪はぴったりだと思うぞ」

京子「へ、そうなの?」

西垣「銀の指輪はそのシンプルな輝きから純粋無垢の象徴と言われている。まるで赤座みたいだろ?」

京子「お、おぉー。ほれ見ろ、私の言った通りじゃん」

綾乃「嘘つきなさい」

京子「でもさ、なんで2人が指輪してんの?」

西垣「さぁ?そこまでは分からんが…本人に聞いてみたらどうだ? なぁ、赤座?」

綾乃「え?」


あかり「し、失礼しまーす」


西垣「盗み聞きとは感心しないな」

あかり「ごめんなさい、入るには入れなくて…」

京子「あかりー、昨日おっぱいちゃんとなんかあったの?指輪のことかさー?」

綾乃「ちょ、もう少しタイミングを!?」

京子「どうせ聞くんだしいいじゃん。で、どうなの?」

あかり「えぇっと…>>22




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