サトシ「レッツゴー!ピカチュウ!」アセロラ「レッツゴー!ミミたん!」

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129 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:19:12.61 ID:usDP4bajO
リーリエ『アセロラ、ミミたん!論理的結論を言いますと……私、あなたたちならばここまでたどり着くと信じていました』ニコッ

アセロラ『リーリエ……』

リーリエ『……ここからは甘えも助け合いもナシのゼンリョクバトルです!アセロラ!』

リーリエ『……私を越え……チャンピオンに……そしてミュウツーと再び戦う覚悟はありますか!!』

アセロラ『うん、勿論だよリーリエ……!アセロラはおじさんに図鑑を貰った時から決めてたの!』

アセロラ『ジムリーダーも……四天王もリーリエもスイレンもミュウツーも……まだ見たことない他の地方の強いトレーナーやポケモンもみんな倒して……』

アセロラ『アセロラは…ポケモンマスターになる!!』

ミミたん『キュー!!』

リーリエ『ポケモンマスター……ですか…』フフッ

リーリエ『ならば…論理的結論から言いますと、やることは一つ!!』キッ

フランソワ『チルッ!』

アセロラ『………お願い!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ、リーリエ『ゼンリョクでバトルしよう!!!』


ホウ「がんばれー!!ゆうしゃー!!」

スイ「まけるなー!まおーのおねーちゃん!!」

アセロラ「もう、アセロラ、まおーのおねーちゃんじゃないよ」クスッ

スイレン「ねぇ、まおーのおねーちゃん」クイクイ

アセロラ「スイレンが言うと嫌味に聞こえるよ」

スイレン「なんかリーリエの戦闘BGMだけ豪華なんだけど」

アセロラ「あー、これはね?確か説明書に…」ピラッ

スイレン「説明書……?」

アセロラ「えーと…この曲は…1~2小節 C3(鍵盤の真ん中のドの音)を基準の0として白鍵を1と見立て、素数23,19,17,13,11,7,5,3と音が下降します…そして…」

スイレン「長い、懲りすぎ、チンプンカンプン」
130 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:31:37.57 ID:WDntCVNV0
リーリエ『フランソワ!メガシンカです!!』ペカー

フランソワ『チルー!!』バサッ

アセロラ『メガチルタリス……!!』

リーリエ『フランソワ!はかいこうせん!!』

フランソワ『チルー!!』バババ

アセロラ『ミミたん!避けてぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』ヒョイッ

スマァーッシュ!!

フランソワ『』ドサッ

リーリエ『! フランソワが……やりますね!アセロラ!』ニッ

アセロラ『へっへー♪』

リーリエ『ならば……お願いします!ラ・プリス!』ポイッ

ラ・プリス(ラプラス)『ラプー!!』

アセロラ『ラプラス……』

リーリエ『このコはシルフカンパニーでロケット団に捕まっていたところを保護したラプラスです!』

アセロラ『ミミたん!ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ラ・プリス『』ドサッ

リーリエ『ラ・プリスー!!』


スイレン「アセロラ、相変わらず容赦ないね」

アセロラ「ゼンリョクゼンリョクー♪」


リーリエ『……ならば……シャルロッテ!!』

シャルロッテ(色ウツロイド)『ロイド〜』


スイレン「あっ、リーリエカラーのウツロイド」


アセロラ『ミミたん!』

ミミたん『キュキュー!!』スマァーッシュ

シャルロッテ『』ドサッ
131 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:43:42.28 ID:WDntCVNV0
リーリエ『……本当に強くなりましたね。アセロラ』フッ

リーリエ『……ならば…』ポイッ

シロン、シンク『コーン!!』

アセロラ『カントーキュウコンとアローラキュウコン……!?』

リーリエ『アセロラ!これが私のゼンリョクです!!シロン!れいとうビーム!シンク!かえんほうしゃ!』

シロン、シンク『コーン!!』カチカチメラメラ

アセロラ『すごい…これがリーリエのゼンリョク…』ゴクリ

アセロラ『……こうなったら……アセロラたちもチャンピオンロードで会得したゼンリョクの奥の手を出すしかないね!ミミたん!』

ミミたん『キュー!!』

アセロラ『いくよ!ミミたん!』ピカー

ミミたん『キュー!!』ピカー


ホウ「あっ…あ〜〜〜!!!」

スイ「まおーのおねーちゃんのあのポーズは……!!」

スイレン「……まさか、アセロラ…」

アセロラ「ふっふっふー♪」


リーリエ『……くっ!!この光は……!?』

アセロラ『ミミたん!!』ピカー

ミミたん『キュー!!』

"ぽかぼかフレンドタイム!!!"


スイレン「……まさかとは思ったけど……道具を持てないピカブイでついにやっちゃった。Z技…」

アセロラ「まぁまぁ、スイレン。これはミミたんバージョンだし、ここはメガシンカと同じような理屈ってことで一つ!ぽかぼかフレンドタイムは元々ミミたん専用Z技だしねー」

スイレン「あー、うん…」
132 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/18(火) 22:56:20.09 ID:WDntCVNV0
シロン、シンク『』ドサッ

リーリエ『シロンとシンクが………』

リーリエ『……強くなりましたね、アセロラ…』フッ

アセロラ『リーリエ………』

アセロラ『……アセロラとミミたんがここまでゼンリョクを出せたのはリーリエのお陰だよ!ありがとう、リーリエ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ"ありがとう"ですか……あなたらしいですね、アセロラ』ニコッ

アセロラ『そ、そうかな?////』テレッ

リーリエ『……ともあれ、ここまで強くなったのならば…もうあのミュウツーとも互角以上に闘えるでしょう』

アセロラ『ミュウツーと……』ゴクリ

リーリエ『……ふふっ、ですが…論理的結論から言いますと、今はミュウツーの話よりも、お祝いが先ですね』

リーリエ『カントー四天王勝ち抜きバトルクリア!おめでとうございます!アセロラ!』ニコッ

アセロラ『四天王勝ち抜きバトルクリア……』

アセロラ『じゃ、じゃあ……アセロラ、カントーのチャンピオンになったの!?』

アセロラ『やったよミミたん!アセロラ、チャンピオンだよ!!』ウルッ

ミミたん『キュー!!』グッ

リーリエ『ふふっ』ニコッ

リーリエ『……アセロラ、この先の部屋に………いえ…』

リーリエ『ここから先はご自分の目で確かめてください!アセロラ』

アセロラ『うん!いこうよミミたん!』

ミミたん『キュー!』
133 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 00:01:33.19 ID:2ITHRQaJ0
ガチャッ

アセロラ『うふふ♪アセロラもとうとうチャンピオンかー』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『えへへ、まずはー…クチナシおじさんに報告して……って、そういえばサトシとスイレンはどうしたのかな?』

ミミたん『キュー?』

『おう、ごくろーさん』

アセロラ、ミミたん『! あーっ!!』

クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』

アセロラ『く、クチナシおじさん!!なんでいるの!?』

クチナシ『なんでってか?まぁ、細かいことはいいだろ』

アセロラ『もぅ!よくないよー!』プンプン

アセロラ『あっ!そうだおじさん!アセロラね、四天王に勝ってチャンピオンになったんだよ!すごいでしょー!』

クチナシ『……………』

アセロラ『………おじさん?』

クチナシ『………あー…そのことなんだが……実は…』ポリポリ

アセロラ『実は?』

クチナシ『お前より先に四天王を倒してここにたどり着いたやつがいてな?そいつを倒さなきゃチャンピオンになれないわけよ』

アセロラ『えぇ!?な、なによそれー!』

ミミたん『キュー!』

アセロラ『なんだ……じゃあ、チャンピオンになったってのはぬか喜びだったんだ…』ガクッ

クチナシ『……その…なんだ…すまねぇ…』

アセロラ『いいよ……じゃあ、その人を倒せばアセロラが正真正銘のチャンピオンになれるんだね!』

クチナシ『まぁ、そうなるな』

アセロラ『その人って誰?………ハッ!まさか…』

アセロラ『クチナシおじさん!?』

クチナシ『んなわけあるか』

アセロラ『だよねー』ウフフ

『アセロラよりも先に四天王を倒したトレーナー…』スタスタ

アセロラ、ミミたん『!』

スイレン『それは私たちだよ。アセロラ』

ナギサ『イッブイ!』

アセロラ『スイレン…ナギサ……』

ミミたん『キュー』


ホウ、スイ「お、おねーちゃんがチャンピオン!?」

スイレン(予想はついてたけど…私とナギサ、なんかカッコいい登場の仕方!ちょっぴり期待)ドキドキ

ナギサ「イッブイ!」
134 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 00:45:07.25 ID:2ITHRQaJ0
>>128
訂正
リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しを為の仮の姿……私の本当の正体は……』


リーリエ『……騙していたつもりはないのですが……勇者リリエルとは悪を挫き、世直しをする為の仮の姿……私の本当の正体は……』
135 : ◆KDBZo6p5dM [sage]:2018/12/19(水) 21:01:45.09 ID:35v/9Tjg0
133
訂正
クチナシ『まさかアセロラがチャンピオンとはなーおどろいたぜ』


クチナシ『まさかアセロラがこの部屋までたどり着くとはなぁ…おどろいたぜ』
136 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 21:15:24.28 ID:FPf6PSuCO
スイレン『……アセロラ、あれから私……強くなったの』

アセロラ『!』

スイレン『チャンピオンロードで強いトレーナーとたくさんバトルして…野生のポケモンを連鎖ゲットで経験値やあめを稼いで……ポケモンをあめで強化して…』

アセロラ『……………』

スイレン『全部、チャンピオンになる為!そして…』

スイレン『アセロラに負けないため!』キッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『……私、サトシが大好き!アセロラに負けないくらい!』

アセロラ『……………』


ホウ「おねーちゃんもあれくらい積極的になればいいのにねー?」

スイ「ねー?」

スイレン「よ、余計なお世話!!////」カァァァ


スイレン『……このバトルに私が勝ったら、サトシを諦めろとかは言わない!でも……』

スイレン『……ポケモンバトルも……恋のバトルもアセロラに負けるつもりはない!これっぽっちも!!』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『スイレン……やっぱりスイレンとアセロラは気が合うみたいだね?』ニコッ

スイレン『!』

アセロラ『アセロラだって同じだよ!アセロラはいっつもゼンリョクだからね!遊びも恋も…ポケモンバトルも…だから…』

アセロラ『アセロラも……ここでスイレンに負けるつもりはないよ!!』

ミミたん『キュー!!』

クチナシ『ライバルってやつか…』ヘッ


ホウ「アセロラはいっつもゼンリョクだからね!」キリッ

スイ「遊びも恋もポケモンバトルも!」キリッ

アセロラ「や、やめてよぉ!!////」カァァァ

アシマリ「アウ…」ヤレヤレ
137 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 21:52:14.07 ID:35v/9Tjg0
アセロラ『……スイレン!』スッ

スイレン『アセロラ……』スッ

アセロラ、スイレン『チャンピオンになるのは私……!!』

▼チャンピオン(仮)のスイレンがバトルをしかけてきた

スイレン『カメックス!!』ポイッ

カメックス『カメー!!』ボンッ

アセロラ『ジュペッタ!!』ポイッ

ジュペッタ『ジュペー』ボンッ

アセロラ、スイレン『メガシンカーー!!』ペカー

メガカメックス『カメー!!』ゴゴゴ

メガジュペッタ『ジュペー!!』オオオ

スイレン『メガカメックス!ハイドロポンプ!!』

メガカメックス『カメー!!』ドドド

アセロラ『メガジュペッタ!シャドーボールで迎え撃って!!』

メガジュペッタ『ジュペー!!』ボボボ

ドカーン!!!

メガカメックス『』ドサッ

メガジュペッタ『』ドサッ

スイレン『メガカメックスー!!』

アセロラ『メガジュペッタ!!』

クチナシ『相討ち……か』
138 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:04:34.47 ID:35v/9Tjg0
スイレン『……まだまだ……!!』スッ

スイレン『パルシェン!!ヤドラン!!ごー!!』ポイッ

パルシェン『パルゥ』クパァ

ヤドラン『ヤードラァン』ポケー

アセロラ『……でぶたん!!オムたん!!お願い!!』ポイッ

でぶたん『カビー』

オムたん(オムスター)『オムー』ニョロニョロ

スイレン『パルシェン!れいとうビーム!ヤドラン!サイコキネシス!』

パルシェン『パルー!!』ビビビビ

ヤドラン『ドラァン…』ムオオオ

アセロラ『……だったらこっちは……!』

アセロラ『でぶたん!メガトンパンチ!オムたんはげんしのちから!』

でぶたん『カビー!!』ブンッ

オムたん『オムー!!』ドドドド

ドババババババ

パルシェン、ヤドラン『』ドサッ

でぶたん、オムたん『』ドサッ


ホウ「す、すごいおねーちゃんたち…」ゴクリ

スイ「ご、ごかくだー…」ポチポチ

スイレン「アセロラ。なんで自分の体力を削る技を使ってるわけでもないのに相討ち?」

スイレン「しかも、操作してるのはホウとスイ」

アセロラ「スイレーン、そういうことは言いっこなしだよー」ニコニコ

スイレン「むぅ…」
139 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:20:03.86 ID:35v/9Tjg0
スイレン『オニシズクモ!!アクアブレイク!!』

オニシズクモ『シズッ!!』バババ

アセロラ『ポニたん!!フレアドライブ!!』

ポニたん『ギャローー!!』ボボボ

ドガガガガ!!

オニシズクモ、ポニたん『』ドサッ

スイレン『……アシレーヌ!!』

アシレーヌ『アシレーヌ!!』

アセロラ『ピピたん!!』

ピピたん『ピクシー!!』

アセロラ、スイレン『ムーンフォース!!』

ピカー!!

アシレーヌ、ピピたん『』ドサッ


ホウ「ああ!アシレーヌがぁ!!」

スイ「アシレーヌー!!」

アシマリ「アウ…」ホロリ

アセロラ「えーと……ホウちゃんとスイちゃんが操作してるのは、一応アセロラなんだけどなー」ハハハ

スイレン「いつかアシマリもあんな立派なアシレーヌになって、撃とうね!ムーンフォース!」ニコッ

アシマリ「アウ!」グッ

アセロラ「ふふっ、じゃあミミたんも……」

ミミたん「キュー!」

アセロラ「……幽霊だからバトルできないっか…」

ミミたん「キュー…」ガクッ
140 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 22:31:49.92 ID:35v/9Tjg0
スイレン『残るはお互いに一匹……』

アセロラ『……すっごく強くなったんだね!スイレン!』ニコッ

スイレン『うん、アセロラも!』ニコッ

スイレン『……やっぱり最後は…』

ナギサ『イッブイ!!』

アセロラ『うん、そうだね!』

ミミたん『キュー!!』

スイレン『……アセロラ!うけてみて!私たちのゼンリョク!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』ピカー

アセロラ『スイレン……!その光は……』


ホウ「あ、ああ〜〜!!」

スイ「おねーちゃん!!そのポーズはー!!」

スイレン「まさか…」ゴクリ


ブースター、サンダース、シャワーズ、エーフィ、ブラッキー、リーフィア、グレイシア、ニンフィア『ブイッ!!』シュタッ

アセロラ『! どこからともなくブイズが!?』

ミミたん『キュー!?』

スイレン『ブイズのみんな!ナギサにチカラを!!』

ブイズ『ブイー!!』ピカー

ナギサ『イッブイ!!』オオオ

"ナインエボルブースト!!!"

ナギサ『ブイー!!!』ゴゴゴ

アセロラ『………うっ!!ナギサにすごいパワーが……』

ミミたん『キュー……』

スイレン『……ナギサ!!いきいきバブル!!』

ナギサ『イッブイー!!』プクプク

アセロラ『……!!ミミたん!!アセロラたちのゼンリョク、スイレンたちに見せようよ!!』

アセロラ『ぽかぼかスマッシュ!!』

ミミたん『キュー!!』スマァーッシュ

ドカッ!!
141 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:25:50.50 ID:35v/9Tjg0
アセロラ『………』

スイレン『…………』

ミミたん『キュー…』ヨロッ

ナギサ『ブィ…』ドサッ

クチナシ『…勝負あったみてぇだな…』

クチナシ『カントーチャンピオン決定戦、アセロラvsスイレン!勝者はアセロラ!』

クチナシ『よって!カントーの新チャンピオンはアセロラだ!!』

アセロラ『アセロラが………チャンピオン…?』

ミミたん『キュー』

アセロラ『ミミたん………!』

ミミたん『キュー!』コクッ

アセロラ『えっへっへー!カントーチャンピオンの座!ゲットだぜ!!』パチン

ミミたん『キュー!!』パチン

▼ライバルのスイレンに勝利した

▼アセロラとミミたんはカントーチャンピオンになった


ホウ「やったー!ついにチャンピオンだー!!」ワーイ

スイ「おめでとー!!おばけのおねーちゃん!ミミたん!」

アセロラ「えへへ!ホウちゃんとスイちゃんのプレイが上手だからアセロラとミミたんがチャンピオンになれたんだよ」ニコッ

ミミたん「キュー!」

スイレン「うぅ……」

ナギサ「ブイー……」

ホウ「あれー?おねーちゃん泣いてるー?」ニヤニヤ

スイ「おばけのおねーちゃんに負けて悔しいのー?」ニヤニヤ

スイレン「く、悔しくない!これ、ゲームの中だし!リアルポケモンバトルならアセロラに負けないし!」

ナギサ「ブイ!!」

ホウ、スイ「へぇー?」ニヤニヤ

アセロラ「スイレン!アセロラはいつでも挑戦を受け付けるからねー?」

ミミたん「キュー!!」
142 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:36:57.61 ID:35v/9Tjg0
スイレン『ナギサ……』ウルッ

ナギサ『ブイ……』

スイレン『うぅ…負けた……!!』グスッ

アセロラ『スイレン……』

スイレン『うぅ……あ、あんなに……頑張ったのに!!』グッ

スイレン『わかってる……ナギサやポケモンたちが悪いんじゃないって……!!私がまだまだ努力が足りないんだって……!』グスッ

アセロラ『………………』

スイレン『……でも……悔しい……!』グスッ

ナギサ『ブイ……』

クチナシ『………………』

アセロラ『………スイレン!』

スイレン『………?』グスッ

アセロラ『今回はたまたまアセロラとミミたんが勝った…でも……』

アセロラ『どっちが勝ってもおかしくないバトルだったよ!そうだよね?おじさん!』

クチナシ『………ん、まぁな…』ポリポリ

スイレン『アセロラ……』

アセロラ『えへへ!だからね、スイレン!』

アセロラ『アセロラはいつでも挑戦を受け付けるよ!このチャンピオンの座でね!』ニコッ

スイレン『………うん!』ゴシゴシ

クチナシ『へっ』ニッ


スイレン「もうゲーム気が済んだでしょ?時間も遅いし、帰ったら?」プクー

アセロラ「えー?これからがいいとこなんだよー?」

ホウ、スイ「現実はかなしい」

ナギサ「イッブイ」


クチナシ『さぁてと、新チャンピオンさんよ。でんどいりの記録をとるから奥の部屋に…』

『よっしゃー!四天王倒したし、俺がチャンピオンだー!!』

『ピカー!』

アセロラ、スイレン、クチナシ『!』
143 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/19(水) 23:54:04.10 ID:35v/9Tjg0
サトシ『へへっ!ようやく念願のチャンピオンだぜ!』

アセロラ、スイレン『サトシ!?』

サトシ『………って、…へ?アセロラ?スイレン?』

ピカチュウ『ピカァ?』

クチナシ『………悪いな兄ちゃん、時間切れだ。たった今アセロラがチャンピオンになって、今から記録にいくとこだ』

サトシ『え?マジ!?』ガーン

アセロラ『へっへー♪』 ピース

ミミたん『キュー♪』ピース

サトシ『一足遅かったか…』ガクッ

ピカチュウ『ピカピ』ポンッ

サトシ『まぁ…でも…チャンピオンおめでとう!アセロラ!』ニッ

アセロラ『ありがとう!サトシ』ニコッ

『まだあきらめるのは早いですよ』

アセロラ、スイレン、サトシ『!』

リーリエ『ポケモンリーグにはチャンピオン防衛戦というものがあります』

アセロラ『リーリエ……』

サトシ『チャンピオン防衛戦?』

マーマネ『チャンピオンに就いた者にバトルを挑んで、勝利したらその人がチャンピオンになれるシステムだよ!』

マオ『丁度今、アセロラがスイレンに勝ってチャンピオンになったみたいにね?』

カキ『まぁ、その為には……また俺たち四天王と勝ち抜き戦をしたり、色々と面倒臭い手続きや時間やチャンピオンの都合なんかもあったりするがな』フッ

アセロラ『みんな……』

リーリエ『アセロラ。チャンピオンは不動ではありません、その座に就くものはそのイスをとられまいとゼンリョクで死守し……』

リーリエ『また……その座を目指すものも死に物狂いでイスをとりにくる、そしてまた新たなチャンピオンに就いたものが同じことを繰り返す…まさに修羅の道です』

リーリエ『アセロラ、あなたにその覚悟はありますか?』

アセロラ『当然だよ!』ニコッ

ミミたん『キュー!』

リーリエ『ふふっ、あなたならそう言うと思っていました』ニコッ

サトシ『へへっ!防衛戦かぁ……燃えてきたぜ!』

カキ『まぁ、サトシは四天王を勝ち抜いたし、とりあえずそこはパスだな』

サトシ『アセロラ!いつ防衛戦やってくれる?明日?』キラキラ

アセロラ『えーと……』

スイレン『私も……!近々リベンジしたい!』

マオ『アハハ…アセロラモテモテだね?』

クチナシ『たくっ!だから言ってんだろ!こっからチャンピオン就任の手続きがあんだよ!』

クチナシ『それにお前ら……ポケモン図鑑はどうした?』

アセロラ、スイレン、サトシ『あ…』

アセロラ『………まぁ、とりあえず……』

スイレン『チャンピオン戦はポケモン図鑑を集めてから!』

サトシ『ミュウツーにリベンジもあるしな!』

アセロラ『うん、だね!』ニコッ
144 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:01:11.29 ID:Fq4yT/Qw0
クチナシ『おらっ!アセロラはとっとと奥の部屋ででんどいりの記録してこい!』

アセロラ『はーい!』

クチナシ『お前らは先に研究所行ってろ!パーティの用意がしてあるからな!』

サトシ『パーティ!?』キラキラ

スイレン『クチナシ博士!意外と気が利く!』ホウ

クチナシ『うるせー!お前らもいけっ!』

マーマネ『え!?僕たちもいいの?』キラキラ

リーリエ『ありがとうございます!』ペコッ

カキ『やった!ホシも呼んでこなきゃな!』

マオ『パーティ料理なら私も料理手伝おうかな!』

サトシ『よっしゃー!みんな!クチナシ研究所でパーティだー!』

スイレン、リーリエ、カキ、マオ、マーマネ『おーっ!!』

ワイワイ

アセロラ『ふふっ』ニコッ

クチナシ『たくっ…』ハァ

アセロラ『……じゃあ……いこっかミミたん?』

ミミたん『キュー!』

〜〜〜〜〜♪
145 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:16:50.68 ID:Fq4yT/Qw0
スイレン「あっ、エンディング!」

アセロラ「どう?ホウちゃん!スイちゃん!レッツゴー!ミミたんは面白かったかなー?」

ホウ、スイ「すっごくおもしろかったーー!!」

アセロラ「うふふ、よかった♪」ニコッ

スイレン「ようやく終わった。真・アセロラ無双。最後まで付き合った自分を褒めてあげたい」ウンウン

アセロラ「スイレーン!真・アセロラ無双じゃなくってレッツゴー!ミミたんだよー!」プンプン

ミミたん「キュー!」プンプン

アセロラ「それにね?ポケモンはでんどいりしてからが本番なの!」

アセロラ「これから先もやり込み要素がいっぱいあるの!まず、ミュウツーとのリベンジでしょ?それに……」

アセロラ「ポケモン強化はもちろん!色厳選に、ジムリーダーや色々なトレーナーとの再戦……それにチャンピオン防衛戦に伝説のトレーナー"ディア"とのバトル……」

ホウ、スイ「うんうん!!」キラキラ

スイレン「…………」

アセロラ「えーとそれから……アセロラとサトシの……ウフフフフ♪あげたらキリがないよ!」

ホウ「えー?なになにー?」

スイ「きになるー!」

アセロラ「それは………ゲームをプレイしてからのお楽しみかな?」ニコッ

スイレン「一人でやって」

ホウ「えー?ホウまだゲームやりたーい!!」ブーブー

スイ「スイもー!!」ブーブー

スイレン「ダメ!もうたくさんやったでしょ!目が悪くなっちゃう!!」

ホウ、スイ「」ビクッ

スイレン「それに、もう夜も遅い。アセロラは女の子!もうお家に帰る時間!」

アセロラ「大丈夫だよスイレン!アセロラ、今日スイレンの家に泊まっていくから」ニコッ

ホウ、スイ「やったー!おばけのおねーちゃんお泊まりだー!」

スイレン「帰って」

アセロラ「えー……じゃあ仕方ないなぁ…サトシの家にいこっか?ミミたん」

ミミたん「キュー」コクッ

スイレン「帰れ」

ホウ、スイ「おねーちゃんの顔がオニゴーリ…」ヒエッ

アシマリ「アオ…」

ナギサ「ブイ……」
146 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:23:39.54 ID:Fq4yT/Qw0
アセロラ「ハァ…じゃあ帰ろっかミミたん」ヤレヤレ

ミミたん「キュー」

スイレン「まったく」ハァ

〜〜〜〜♪

スイレン「………ん?エンドロール、まだ続いてたんだ」


レッツゴー!ミミたん制作委員会

ゲームスタッフ

原案:アセロラ

音楽、音声:ロトム図鑑


スイレン「……………」


その他もろもろ協力:エーテル財団


スイレン(エーテル財団って…リーリエママの……)


ウルトラ総合ディレクター

リーリエ


スイレン「!?」
147 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 00:37:57.07 ID:Fq4yT/Qw0
日曜日

リーリエの屋敷

リーリエ「ふぅ…休日に飲むロズレイティーは最高ですね」グビグビ

シロン「コーン!」

リリエモーン

リーリエ「ん?」

スイレン「リリえもーん!!」

ナギサ「ブイッ!」

アシマリ「アウ!」

リーリエ「スイレン!?」ビクッ

シロン「コン!?」ビクッ

スイレン「ハァハァ……リリえもん!頼みがあるの!」

リーリエ「た、頼み……ですか?と、言いますか……リリえもんって……」

スイレン「…………レッツゴー!ミミたん、アセロラと一緒にプレイした」

リーリエ「!」

リーリエ「そ、そうですか!……で?プレイした感想はどうですか?スイレン」ドキドキ

スイレン「…………」

スイレン「……勇者リリエル、カッコよかった」

リーリエ「! そ、そうですか!論理的結論から言いますと…あのカッコよさがわかるとはスイレン、見る目がありますね!」フンスフンス

シロン「コーン!」

スイレン(リーリエ、超嬉しそう…よし、もうひと押し!)グッ

スイレン「ホウとスイ、リリエルのファンになったからサイン欲しいって言ってた。将来の夢は勇者だって」

リーリエ「そ、そうですか!サインくらいならいくらでもあげます!」カキカキ

スイレン「ど、どうも…(あっ、リーリエ。すっごく練習してたっぽい。サイン)」

リーリエ「スイレン、ホウちゃんとスイちゃんに伝えておいてください!勇者は誰の心の中にも……」

スイレン「そ、その……それでリーリエ。お願いがあるの……」

リーリエ「お願い……?ああ、そうでしたねスイレン!私にできることならば何でもいってください!」ニコッ

リーリエ「何故ならば私は、アローラの平和を守る勇者……」

スイレン「……私にも作ってほしいの!」

スイレン「ゲーム!」

リーリエ「…………え?」

シロン「コン?」
148 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 13:10:44.35 ID:Fq4yT/Qw0
一週間後

アセロラの家

スイレン「アローラ!アセロラ!」

アシマリ「アウ!」

ナギサ「ブイッ!」

アセロラ「アローラ!スイレン!今日はいきなりどうしたの?」

ミミたん「キュー」

スイレン「うん!ちょっと」テヘッ

スイレン「あっ!スイッチ持ってきたから」ゴソゴソ

アセロラ「スイッチ?……あー!わかったー!スイレン、レッツゴー!ミミたんの続きがやりたくて来たんでしょー!」

スイレン「惜しいけどハズレ!ゲームはゲームでも」ゴソゴソ

アセロラ「?」

スイレン「こーれー!」バーン

アセロラ「………?なにも書いてない箱!」

スイレン「うん!まだあけてない!さっきゲットした(リーリエに作ってもらったのが届いた)ばっかりだから!」

スイレン「アセロラとプレイするときに一緒にあけようと思って!」ニコッ

アセロラ「………へぇー(怪しい…)」ジトー

アセロラ「………まぁ、いいや。入ってよスイレン」ガチャ

スイレン「おじゃましまーす」

ナギサ「ブイッ」

アシマリ「アウ」
149 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 18:47:01.83 ID:Fq4yT/Qw0
アセロラ「今お菓子とお茶用意するねー」

スイレン「うん、ありがとうアセロラ!私はスイッチをテレビに繋いでおく!」カチャカチャ

スイレン(リーリエに頼んでさっきできたばっかりのゲーム"レッツゴー!アシマリ")カチャカチャ

アシマリ「アウ」

スイレン(リーリエに私が頼んだシナリオは…海で覆われたオリジナル地方をカイオーガにのりながら旅する主人公の私とアシマリとナギサ…)カチャカチャ

スイレン(そして、主人公スイレンの許嫁であるサポトレのサトシと一緒にバルーンマスターを目指しながら旅をする壮大なラブストーリー////)ウットリ

スイレン(安心して!アセロラ!アセロラもライバルとして出てるから!)カチャカチャ

アセロラ「なにニヤニヤしてるのスイレーン?」

スイレン「! べ、別にニヤニヤなんかしてない!」ビクッ

アセロラ「そうかなー?アセロラにはニヤニヤしてたように見えたよ?」ジトー

スイレン「き、気のせい!」ハハハ

アセロラ「うーん…まぁ、いいけどね?はいっ、いつも図書館に遊びに来てくれてる子のお母さんから貰ったニビあられとお茶だよ」スッ

スイレン「あ、ありがとう。アセロラ」

アセロラ「アシマリとナギサにはポケモンフードを……」

スイレン「………ん?」

アセロラ「? どうしたのスイレン?おやつ、クッキーの方が良かった?」

スイレン「い、いや……そうじゃなくって……」

スイレン「…………なんでお茶三つあるの?」

アセロラ「あー、それはねー?」

「アセロラー!」ガチャ

「ピカー!」

スイレン「!?」
150 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 18:56:44.01 ID:Fq4yT/Qw0
サトシ「なんかすっげーゲーム手にいれたんだって!?俺にもやらせてよ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

ロトム図鑑「ロトー」

スイレン「サトシ!?な、なんで!?」

アセロラ「うふふ、サトシも呼んでおいたの!スイレンが新しいゲーム手に入れたんなら丁度いいね!みんなでプレイしようよ」ニコッ

スイレン「よ、余計なことしないで!」

アセロラ「え?」

サトシ「…………えっと…俺、邪魔だったかな……?ごめんなスイレン」ショボーン

スイレン「い、いや……!そ、そうじゃなくって!!」アセアセ

ナギサ「イッブイ」

スイレン(ど、どうしよう……このゲーム、勢いでシナリオを考えたから…私とサトシのかなりディープなラブシーンも入ってる////)プシュー

スイレン(も、もしサトシに見られたら……嫌われ……)タラッ

サトシ「おっ!これが例のゲームか!」

アセロラ「スイレン、あけていいかな?」

スイレン「ちょ、ちょっとま……」

ロトム図鑑「いざ開封ロトー」ビリビリ

スイレン「ちょ……ロトム!」

ロトム図鑑「………ん?」ヒョイ

アセロラ「これは……」

スイレン(終わった)ガクッ

サトシ「………レッツゴー!シロン?」

スイレン「……………………」

スイレン「…………へ?レッツゴー!シロン?」
151 : ◆KDBZo6p5dM [saga]:2018/12/20(木) 19:08:37.86 ID:Fq4yT/Qw0
リーリエの屋敷

リーリエ「スイレン……今頃ゲーム楽しんでくれてますかね?」

シロン「コーン」

リーリエ「………さて、私はっと」スクッ

リーリエ「ふふふ!スイレンのゲームと同時進行で作って貰ったレッツゴー!シロンをいざプレイです!」パカ

シロン「コーン」

リーリエ「…………ん?これは……」ヒョイ

リーリエ「レッツゴー!アシマリ?」

シロン「コーン」


アセロラの家

サトシ「………主人公はリーリエとシロンか」ワクワク

アセロラ「あっ、このゲームの説明書があるよ?」ピラッ

ミミたん「キュー?」

アセロラ「えーと、なになに?"ある日ウルトラホールに巻き込まれ平行世界へと飛ばされた主人公リーリエとシロン"」

アセロラ「"リーリエが飛ばされた世界は人間が絶滅し、ポケモンが支配する世界だった。主人公リーリエとシロンは勇者として、世界を恐怖に陥れる魔王ポケモンを倒す為に旅に……"」

サトシ「なにそれ!おもしろそー!!」ワクワク

スイレン「……………………」

スイレン(リーリエ、私のゲームと自分のゲーム間違って渡したんだ…)

スイレン「なんにせよ助かった。私のゲームは一人でやろう。家で」ホッ

アシマリ「アオ」

ナギサ「イッブイ」


ちなみにレッツゴー!シロンは勇者リリエルとシロンが悪いポケモン相手に無双しまくるだけのゲームだったが

面白かったのでみんなで楽しめた



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