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【モバマス安価】乃々「森久保乃々魂の5番勝負〜りたーんず〜....?」
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104 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 00:50:39.95 ID:Ml408o0o0
乃々「....」サワ
美玲「んっ....くすぐったいぞノノ....」
乃々「....」
乃々「美玲さん」
美玲「....」
乃々「....」スッ
美玲「なっ、なん」
乃々「好き」コショコショ
美玲「んっ....///」ビク
乃々「好きです」コショコショ
美玲「や、やめろッ....///」ビクン
乃々「....美玲」コショ
美玲「ッ..../////」
105 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 00:51:38.35 ID:Ml408o0o0
P『』
凛『』
P『死んでた』
凛「私も」
P『顔を耳元に持っていっての!』
凛『シンプルな告白!』
凛『耳をくすぐるウィスパーボイス!』
P『ここまでの搦め手とのギャップで、あかんわ』
P『こっちの心臓が持たない』
凛『最後はとっておきの名前呼び』
P『なんであいつあんなに攻めるの上手いんだよ....』
P『普段とかけ離れすぎてて刺激が強すぎる....』
凛『別に色っぽい格好をしてるわけでもないのになんかアダルティ』
P『アダルくぼやべえ....』
凛『沙理奈さんの読み通りだった....』
〜終了〜
106 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 00:55:18.53 ID:Ml408o0o0
P「改めてどうよ」
凛「うん、なんていえばいいのかな」
凛「ののみれ?」
P「ののみれ」
凛「たぶん乃々本人はやけくぼ状態なんだろうけど」
凛「腹を括った乃々は危ないってことがよくわかった」
P「あれはちょっと外に出せないな」
凛「人気出過ぎて乃々に会えなるよあれじゃ」
P「だよなあ」
P「プロデューサーとしては願ったり叶ったりなんだが....」
107 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 00:59:42.57 ID:Ml408o0o0
P「美玲も備えてはいたんだろうけど」
P「明らかに防御しきれてなかったな」
凛「カメラ越しに見た私たちがこれだからね」
凛「実際ゼロ距離であれやられてさ」
凛「意識保ててるだけでも御の字だよ」
P「億里ある」
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 01:08:35.24 ID:GNsRlTC30
わかる(天下無双)
109 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:34:44.33 ID:Ml408o0o0
〜後攻 美玲〜
美玲「....」
乃々「....」
P『こっちも最初はベッドにお座りスタートか』
凛『ここまでは同じだけど....』
P『美玲がどういう始め方をするか注目だな』
凛『乃々と同パターンでいくのか』
凛『それともガラッと変えてくるのか』
美玲「....」ガバッ
乃々「!?」バタン
P・凛『初手押し倒し!?』
P『何もしないまま押し倒すのは乃々と一緒だが』
P『始まってからまだ数秒だから実際はかなり違うな』
110 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:35:29.68 ID:Ml408o0o0
美玲「ノっ、ノノッ!!!」
乃々「は、はいっ!!!」
P『2人とも緊張しすぎて声が裏返ってるな』
P『美玲の緊張が乃々にもうつってる』
凛『あれが美玲の計算通りなら恐ろしいけど』
P『たぶん違うんだろうな』
P『心拍数の計測は受ける側だけだから』
P『この戦略は案外正しいのかもしれない』
美玲「あのなッ!」
乃々「....はい」コクリ
美玲「そのッ!」
乃々「....はい」コクリ
美玲「んーと....」
美玲「....」
111 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:36:02.34 ID:Ml408o0o0
美玲「い、いきなりごめんなッ!こんなこと」スック
乃々「え....?はい....」スック
P・凛『告白しない!!!??!?!!?』
凛『私、絶対ここで行くと思った....』
P『俺もだ....』
凛『これはどうなんだろ....』
P『理解が追い付かないから何とも言えないな....』
P『乃々の顔からもそんな雰囲気が伝わってくる』
112 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:36:28.88 ID:Ml408o0o0
美玲「....」
乃々「....」チラ
美玲「....」
乃々「....」
P『結局最初の体勢に戻ったぞ....』
凛「美玲、どうするんだろ....」
美玲「....」
美玲「....」ギュッ
乃々「ぁ....」ギュッ
凛『手!!!!!!』
凛『ここで手来た!!!!!!』
P『密着度でいえば押し倒した体勢の方がいいが....』
P『さっき不意打ちで何もせず、ここであえての手を握ってくるとは....』
113 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:37:11.91 ID:Ml408o0o0
美玲「....ノノ」プイ
乃々「....はい」チラ
美玲「ごめんな、ちょっと顔見れなくて....」
乃々「....」
美玲「さっきの、乃々の言葉や」
美玲「ウチを見つめる目が」
美玲「頭から離れなくて」
美玲「恥ずかしいんだッ....///」
乃々「ぁ....そ、そうですか....///」プイ
P・凛『さ、さっき!?!?!?!!??!!?!?』
P『これは』
凛『まさか』
114 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:37:40.92 ID:Ml408o0o0
美玲「ノノみたいにやってみようと思ったんだけど」
美玲「私には無理だった!」
乃々「....はい」
美玲「....」スッ
乃々「....?」
美玲「ここ、ウチの心臓」
乃々「....」
美玲「すっごく、ドキドキしてるのわかるか」
乃々「....」コクリ
美玲「歌ったわけでも踊ったわけでもないのにおかしいなッ!」クスクス
乃々「....」
115 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:38:06.94 ID:Ml408o0o0
美玲「さっきノノに言われたこと、恥ずかしかったけど」
美玲「それ以上に」クル
美玲「嬉しかったッ!」ニカーッ
P『あぁ、あぁ....なんてことだ....』
P『話は続いてたんだ....』
凛『これは....』
凛『乃々のQuestionへの』
P・凛『美玲の∀NSWER !!!』
116 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:39:12.50 ID:Ml408o0o0
美玲「でもやられっぱなしは悔しいからなッ!」
美玲「ウチにしか言えない、ウチだから言えることをッ!」
美玲「ノノに届ける」ニコ
乃々「....」
美玲「ノノ」
美玲「私も好きだッ!」ニカーッ
美玲「これからも、ずっと一緒だッ!!!」ギューーーーーッ
乃々「///」ギュッ
美玲「へへ....///」ギューーーーーーーッ
117 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:40:41.49 ID:Ml408o0o0
P「」
凛「」
P「」
凛「」
P・凛「はっ!?」
P「三途の川見えた」
凛「私はもう超えてた」
P「....」
P「なあ」
凛「....うん」
P「夢?」
凛「たぶん現実」
118 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:42:50.62 ID:Ml408o0o0
P「なあああああああああにアレ!?」
P「美玲のさあ!あの精一杯って感じ!?」
P「緊張を抑えながらニコーって、ニコーよ?」
P「あの顔さああの顔さあ!」
P「」
凛「プロデューサー」ペチペチ
P「あっまた渡りかけてた」
凛「うん、気持ちはね」
凛「痛いほどわかるよ」
P「なー....ほんま....ほんま罪....」
119 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:46:32.33 ID:Ml408o0o0
凛「乃々は普段と真逆の告白で」
凛「ギャップを使った攻撃を仕掛けたけど」
凛「美玲はその真逆」
凛「美玲らしさを全速全開で最後まで突っ走ったよね」
P「そうそう、言いたいこと全部言ってくれたありがとう」
凛「今頭は熱く体は冷たくを心がけてるから」
凛「ちょっと気を抜くと美玲の健気さが全身に回って」
凛「みれのの....付き合ってる....?」
凛「」
P「....」
P「....付き合ってる」
P「」
〜終了〜
120 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 01:50:19.53 ID:Ml408o0o0
乃々「....///」
美玲「....///」
P「どした?」
美玲「わ、わかるだろッ!」
凛「わかんない(すっとぼけ)」
美玲「全力出しすぎてお互い気まずいんだよッ....///」
P「(付き合ってるよね?)」
凛「(付き合ってる)」コクリ
凛「よし、じゃあ心拍数を見よ」
P「なんかもう勝負とかどうでもよくなったわ」
乃々「私たち向こう数か月分のドキドキをしたんですけど....」
美玲「傍観者は気楽でいいなッ....」
>>121
勝者
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 01:57:16.05 ID:dtxdQm5XO
乃々
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 02:00:57.58 ID:5zMneJnUO
もう満足だ…素晴らしい…
123 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:10:09.02 ID:Ml408o0o0
凛「勝者は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ドラムロール
乃々「....」ゴクリ
美玲「....」ゴクリ
凛「森久保おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
凛「んんんんんんんんんんんんんん乃々おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
乃々「か、勝ちですか....」
凛「気分はどう?」
乃々「嬉しいことは嬉しいんですけど....」
P「けど?」
124 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:10:37.50 ID:Ml408o0o0
乃々「散々恥ずかしい思いをしたのであんまり勝った気もしないというか....」
凛「美玲は?」
美玲「ウチも....ノノと同じだ....」
美玲「ぁ〜....あんなこと言って恥ずかしくないわけないだろ....///」ジタバタ
乃々「たぶん一週間は夢に見ます....///」ジタバタ
凛「平安時代の貴族の間では、恋をしている相手が自分の夢の中に出てきたら」
凛「相手も自分のことを思っている、と言われていたらしいよ」
乃々「何故今それを言うんですか....」ジロ
凛「さあ?」
美玲「....///」
125 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:11:17.34 ID:Ml408o0o0
美玲「....じゃ、じゃあな、ノノ」
乃々「は、はい、今日はありがとうございました....」
美玲「....」
乃々「....」
美玲「これまだ続くんだろ?次も頑張ってくれッ!」
乃々「ガンバリマス!」
美玲「....」
乃々「....」
美玲「それじゃ....」フリフリ
乃々「はい....」フリフリ
P・凛「....」
P「みれのの?」
凛「ののみれ?」
乃々「やめてください!!!」
126 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:13:32.49 ID:Ml408o0o0
凛「とりあえずお疲れ」ホクホク
P「お疲れさま乃々」ツヤツヤ
乃々「ずいぶん楽しそうですね....」ジロリ
凛「そうかな?」ニッコリ
P「よし、明日もあるから今日はゆっくり休めよ!」ポンポン
乃々「はぁ.....」
凛「そして」
凛「いい夢見てね」ニッコリ
乃々「まだ言いますか....」
乃々「まあいいですけど....それでは失礼します....」
P「あーい」
127 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:15:48.44 ID:Ml408o0o0
凛「....」
P「....」
凛「ねえプロデューサー」
P「何?」
凛「私たちさ」
凛「明日死ぬのかな」
P「うーん....」
P「今日のこと踏まえると」
P「幸福摂取しすぎたから」
P「死ぬかも!」ペカー
凛「だね!」
凛「でも悔いなんてない」
P「兆里ある」
128 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 02:16:43.26 ID:Ml408o0o0
百合になった途端に気合が入るのは趣味嗜好のせいです
夜には再開します
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 07:51:58.68 ID:GNsRlTC30
乙
いいもの見せて頂きました…
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 08:42:03.89 ID:BKNIFt9CO
遅めに乙
告白の仕方がどれも二人の個性にベストマッチすぎる
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 11:20:00.36 ID:awqjW6ZgO
これには輝子もにっこり
132 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:01:49.35 ID:Ml408o0o0
P「....」ガサゴソ
P「....」ガサゴソ
P「ふー」
P「これで良し」フキフキ
乃々「....あの」
乃々「何してるんですか」
P「そりゃあ見ればわかるだろ」
乃々「いえ、していることはわかるんですけど」
乃々「どういう意図で奪った下着類を紐で繋げて部屋にディスプレイしているのかと聞いているんです....」
P「なるほど」
133 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:02:15.89 ID:Ml408o0o0
P「運動会でさ、世界の国旗をロープで繋げて飾るやつあるじゃん」
凛「万国旗」
P「万国旗か」
P「せっかく手ごろな大きさの布があるからそれをやってみようかなって」
乃々「どうしてその発想に至るんでしょうか....」
P「で、スタジオセットに飾る」
乃々「一応これ全てアイドルの皆さんの下着ですよね....」
乃々「テレビ的に大丈夫なんですか....?」
P「いざという時は編集でそこだけモザイクかけるよ」
乃々「背景の一部が常にぼかされてるって変な憶測されそうで不安です....」
P「まあどうせ奪ったなら有効活用をと思ってな」
凛「プロデューサー的にはこれ有効なんだ」
乃々「独特な感性です....」
134 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:02:44.44 ID:Ml408o0o0
P「しかしここまで2-0、エキシビジョン含めると3-0か」
凛「野球なら3タテだよ」
P「そのせいでこの下着万国旗、通称パン国旗に乃々のがないんだよ」
凛「寂しいから今履いてるの寄付してくれない?」
乃々「この後取られる可能性があるのにここでは渡せません....」
凛「じゃあ私が個人的に使う用としてならいい?」
乃々「何がいいんですか....」
P「はいこれ」
乃々「この箱もおなじみですね」ガサゴソ
>>135
対戦するアイドル
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 21:03:28.74 ID:fE4Hg6qJo
比奈
136 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:06:59.81 ID:Ml408o0o0
比奈「どうもッス〜....」
乃々「こんにちは....」
凛「....」
P「俺たちが頑張って盛り上げないとな」
凛「そうだね」
>>137
お題
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 21:07:37.16 ID:BKNIFt9CO
かくれんぼ
138 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:15:24.89 ID:Ml408o0o0
凛「かくれんぼ!」
乃々「ここに来てようやく普通そうなお題が来ました....」
比奈「かくれんぼなんていつ振りッスかね〜」
比奈「でもやる以上は精一杯楽しんでやるッス!」
P「ルールはどうしようか」
P「基本は普通のかくれんぼでいいとして」
P「問題は範囲だな」
凛「あんまり広いと間延びするしどこかのフロア限定でいいんじゃない?」
P「隠れるのは2人だしそのくらいがちょうどいいかもしれないな」
乃々「あの....」
P「ん?」
139 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:15:52.12 ID:Ml408o0o0
乃々「鬼は誰がするんですか?」
P・凛「....」
P「俺が!」
凛「プロデューサーは乃々の匂いですぐ見つけちゃうでしょ」
凛「ここは私が」
P「お前も乃々の匂いですぐ見つけるだろ」
比奈「ふん....ふん....」クンカ
比奈「別に変な匂いはしないッスね」クンカ
乃々「あの2人に常識は通じないんです....」
>>140
鬼
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 21:16:51.87 ID:Ti80UI7yo
あやか
141 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:26:01.57 ID:Ml408o0o0
彩華「私が鬼ですかぁ〜?」
比奈「おっ....私たちとは違うキラキラ感が眩しいッス....」
乃々「私が潜む陰は照らされてすぐに見つかってしまいそうです....」
P「隠れるフィールドはこのフロアな」
凛「あれ、ここって....」
P「そう、前回肝試し対決で使ったフロアだ」
乃々「序盤に前回との連続性はないって言ってたような....」
P「前回と違って今回はお前たちが隠れる側なんだからいいじゃないか」
比奈「なんか1フロア誰もいないって変な感じッス」
彩華「なんでもやりたい放題よねぇ〜」
P「まあ鬼なのである程度は....」
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 21:27:03.36 ID:H5hLPHdL0
今日も早耶Pが常駐してるのかよ
143 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:51:49.39 ID:Ml408o0o0
P『ここからの実況は別室でモニタリング中の私、プロデューサーと』
凛『私、解説の渋谷凛でお送りします』
P『ということで両者がフロアのどこかに隠れ終わったみたいだぞ』
凛『ちなみに、なんとなく新鮮な雰囲気で楽しみたいから私たちもどこに隠れたか知らないんだよね』
P『ネタバレ済みの実況なんてつまらないからな』
凛『ここでフロアのおさらい』
凛『エレベーターから降りるとそこから廊下が1本伸びていて』
凛『右側に5部屋、左側に5部屋の計10部屋』
凛『右側はエレベーターから見て会議室@、会議室A、会議室B、衣装室、給湯室』
凛『左側はプロデューサーオフィス、資料室、応接室、女子トイレ、更衣室となってるよ』
P『エレベーターは鬼のスタート地点、廊下は隠れられるようなものがないから』
P『隠れ場所は実質どこかの部屋しかないな』
144 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:52:18.58 ID:Ml408o0o0
凛『部屋の中はそれぞれどうなってるんだっけ?』
P『会議室はどこも一般的な会議室だな』
P『@は机とイスがロの字に並べられてて、AとBは前に1、対面するように複数の机とイスが並べられている学校のような形式だ』
P『それ以外には特に何も置いていないが、机の下をいちいち彩華が調べるかってところだな』
P『衣装室はその名の通りアイドルの衣装が大量においてある、隠れ場所は多いが鬼もそれがわかっているかもしれない』
P『給湯室は流し台や食器棚なんかがあって適度にごちゃごちゃしてる』
P『オフィスはオフィスだ、複数のプロデューサーが使ってるから物量は一番あるかもな』
凛『仕事机だったりソファーだったりよくわからない私物が置いてある共有スペースだったりカオスだよね』
P『間違いなく俺だけのせいではない』
P『資料室は資料がたっぷり、一部は整理が行き届いてない部分もあるから意外と死角もある』
P『応接室は応接用の部屋だ、高めの家具やらなんやらがあるからあまり隠れて欲しくない』
145 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 21:52:52.15 ID:Ml408o0o0
P『女子トイレは個室が3つ、だが逆に言えばそこしかないしそのくらいなら鬼も確認するだろう』
凛『なんで女子トイレの構造知ってるわけ?』
P『更衣室はロッカーが何個も並んでるな』
P『女子トイレより隠れ場所は多いが、ここもわかりやすい隠れ場所だしロッカーの中は逃げ場もない』
凛『なんで更衣室の構造知ってるわけ?』
P『こんな感じだな』
凛『....』ジー
凛『隠れ場所の運もあるかもしれないけど、一番は鬼がどの部屋から探すかを読むことかな』
P『鬼が来ても隠れきるよりそもそも来ない方が安全だからな』
146 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:00:48.87 ID:Ml408o0o0
彩華「行っきま〜す!」
凛『ここで彩華がスタート』
P『なんで全身黒づくめのスーツにサングラスかけてんだ?』
凛『某番組のハンターイメージでしょ』
P『勝手に着替えやがって....』
彩華「う〜んとぉ....」キョロキョロ
凛『どこから行くんだろ』
P『これで彩華の傾向がわかるかもしれないな』
>>147
彩華の行く部屋
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:01:35.57 ID:LSfx9PT00
いしょうしつ
148 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:08:14.83 ID:Ml408o0o0
〜衣装室〜
ガチャリ
彩華「ん〜」キョロキョロ
彩華「....」チラ
彩華「....」チラ
P『かかってる衣装を1つずつかき分けて丁寧に探してるな』
凛『言っちゃ悪いけど意外』
P『どっちかここに隠れてたらかなり厳しいぞ』
>>149
1.乃々がいる
2.比奈がいる
3.どちらもいる
4.どちらもいない
149 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:11:05.73 ID:oIdiu7LtO
4
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:11:06.08 ID:6Ha8OWTbO
4
151 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:18:05.55 ID:Ml408o0o0
彩華「....」ガサゴソ
彩華「....」ガサゴソ
彩華「いないなぁ」
彩華「....」チラ
彩華「....」テクテク
ガチャリ
>>152
彩華の行く部屋
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:20:49.75 ID:oIdiu7LtO
トイレ
153 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:25:16.29 ID:Ml408o0o0
〜トイレ〜
ガチャリ
彩華「....」
彩華「わっ!」
シーン
凛『大声で脅かして反応を見ようとしてるのかな』
P『ドアの音で鬼が来たのはわかるから、仮にどちらかが隠れてても意味はないような....』
彩華「....」テクテク
>>154
1.乃々がいる
2.比奈がいる
3.どちらもいる
4.どちらもいない
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:26:08.73 ID:4Ydq0NhFo
1
155 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:31:37.02 ID:Ml408o0o0
乃々「(まずいです....)」
乃々「(思ったより早く来てしまったんですけど....)」
彩華「....」ギィ
彩華「....」チラ
彩華「....」テクテク
乃々「(ドンドン近づいています....)」
彩華「....」ギィ
彩華「....」チラ
乃々「(ここじゃばれないように逃げられませんし.....)」
乃々「(こうなったら一か八かです....)」コソ
>>156
見つかる/見つからない
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:32:03.62 ID:RT5GyN/iO
見つからない
157 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:42:01.32 ID:Ml408o0o0
P『乃々は女子トイレにいたのか』
凛『でもこのままじゃどうやっても見つかるよね』
P『現状便器に座ってるだけだからな』
P『ていうか服を着たまま便器に座ってるのなんかいい』
凛『わかる』
乃々「....」ソーッ
P『うん?乃々が動き出したぞ?』
凛『もう彩華が隣の個室まで来てるから動くのはマズいんじゃない?』
乃々「....」ゴクリ
P・凛『あ、あれは!!!』
158 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:42:58.83 ID:Ml408o0o0
P・凛『開いた扉の後ろに隠れるやつ!!!!』
彩華「....」チラ
乃々「....」ドキドキ
スカスカ
彩華「....」
凛『で、でもトイレって下の方が空いてるから、床に足をついてる今下を覗かれるとばれるよ?』
P『....いや』
彩華「ここもいないかぁ〜....」
彩華「次いこ次!」テクテク
乃々「....」ホッ
P『彩華の性格上一度いないと思ったところはもう確認しないと予想したんだろう』
凛『そこまで考えてるかな....』
>>159
彩華の行く部屋
>>160
2.比奈がいる
3.どちらもいる
4.どちらもいない
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:50:16.20 ID:O8lwXaPFO
屋根裏
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 22:50:54.17 ID:uhubnodA0
3
161 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 22:59:18.85 ID:Ml408o0o0
P『しかしここで乃々が一気に有利になったな』
凛『まだ部屋は8つ残ってるから、見てないところを飛ばして一度見たところには普通行かないかな』
P『まあ彩華が何を考えてるかわからないから何とも言えないが....』チラ
彩華「ハンタァ〜だ〜」
彩華「見つかったぁ〜」ダダダッ
凛『逃走中ごっこしてるし何も考えてなさそう』
P『もしかしたら隠れてるあいつらを油断させるための作戦かもしれないだろ!』
彩華「よいしょ」ゴトッ
P『ん?』
彩華「んしょ」ヨジヨジ
凛『脚立....?』
彩華「....」
162 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:00:48.18 ID:Ml408o0o0
彩華「それっ」パカッ
P『えええええええええ!?!?!??!?!?!』
P『あそこ開くの!?』
凛『廊下の端にあるあそこの天井は開くんだよ』
P『中は?』
凛『屋根裏みたいになってて幼児組の秘密基地と化してる』
凛『ちなみに誰かが改造してこのフロア全てに出入り口ができてる』
P『一応事務所なんだから勝手にそういうことしちゃダメだろ....』
P『10部屋だったはずが11部屋になっちゃったじゃないか....』
P『まあでも2人ともわざわざ選択肢にないあそこは』
凛『天井裏の映像出たよ』
比奈「....」
乃々「....」
P『いるんかいっ!!!!!』
彩華「あっ!2人ともみ〜っけぇ!」
P『どうすんだよこれ....』
163 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:06:20.42 ID:Ml408o0o0
比奈「これどうなるんスか?」
凛「うーん....」
凛「引き分け、かな?」
P「こうなった以上仕方ないな....」
P「そもそもなんで乃々はトイレから移動したんだ?」
乃々「だ、だって、逃げ場のない個室で....」
乃々「目の前に鬼が迫るまで追い詰められたんですよ....」
乃々「ギリギリで鬼はばれませんでしたけど、怖くなってしまって....」
乃々「その時ちょうど女子トイレにも天井裏の入口があることを思い出したんです....」
P「それアイドルの間じゃ常識なの!?」
凛「当然」
比奈「あそこならばれないと思ったんスけどねぇ〜」アハハ
彩華「私、話は聞いてたけどまだ入ったことなかったからぁ」
彩華「夢が叶ったのぉ〜♪」
P「もうめちゃくちゃだよ」
164 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:13:26.01 ID:Ml408o0o0
凛「結果的にこれで2勝1分か」
乃々「あの....」
凛「どうしたの?」
乃々「今はスカートを覗きこまないでください!」ペシ
凛「今は?ってことは普段ならいいってこと?」
乃々「言葉のあやですし早くスカートから頭を出してください」
P「説明しよう、さっきの勝負は引き分けだったため乃々と比奈はどちらも下着類を奪い取られたのだ!」
乃々「うぅ....この状態で帰らなきゃいけないなんてあんまりです....」
凛「よし、じゃあ次行こうか」ニッコリ
乃々「え゛っ!?」
P「連戦だ」ニッコリ
乃々「いや、私、下着ないんですけど....」
P・凛「連戦」ニッコリ
乃々「さすがにそれは無理です....!」ダッ
165 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:13:57.53 ID:Ml408o0o0
凛「まあまあ」ガシ
凛「私がスタジオまで運んで行ってあげるよ」ヒョイ
乃々「きゃあ〜〜〜〜!今肩車は本当にダメです!ダメですから!!!」
P「だってぇ、乃々が行かないとか言うからぁ」
乃々「行きます!行きますから下してください!!!」
凛「布越しでも確かに感じる生の感触」サワサワ
乃々「さわさわしないでください」
P「布越しなのに生ってなんだよ」
P「....布越し生ってビールみたいだな」
凛「早く行こう」
乃々「と言いながらもじっくり楽しむためにわざとゆっくり歩かないでください!」
166 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:21:14.15 ID:Ml408o0o0
P「ノーブラノーパンどう?」
乃々「セクハラです....」
凛「どう?」
乃々「女性だから言っていいわけでもありません....」
>>167
対戦するアイドル
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:22:42.29 ID:7ej1ly6A0
ウサミン
168 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:32:37.50 ID:Ml408o0o0
菜々「みんみんみん!みんみんみん!」
P「ウーサミン!!!!」
P「ウーサミン!!!ウーサミン!!!」
凛「そういえば前回は菜々さんの恒常SSRがデレステに追加されたころだったね」
凛「それでプロデューサーが」
P「ふぐっ....菜々さん....良かったなぁ....」ボロボロ
乃々「こんな風に号泣してましたね....」
P「だ、だっで....菜々さんづいに....」ボロボロ
菜々「ぷ。プロデューサーさん....」ウル
凛「いや総選挙からずいぶん経ってるんだけど」
乃々「それ以降もお2人は散々会ってると思います....」
P「菜々ざぁん」ギュッ
菜々「プロデューサー!」ギュッ
凛「なにこれ」
169 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:33:04.81 ID:Ml408o0o0
P「菜々さんは前回も対決したから今回はエキシビジョン扱いだな」
菜々「クイズダービー対決でしたっけ」
菜々「あの時は懐かしくて楽しかったですねぇ」
菜々「凛ちゃんの司会っぷりもすごく上手で巨泉さんを思い出し」
乃々「あの番組って私たちが生まれるずっと前の番組だったような....?」
菜々「ささささささ再放送ですよ!再放送!」
P「(あれを再放送はしないだろ....)」
凛「(一応CSでは再放送があるらしいよ....)」
お題
>>170
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:34:13.49 ID:O8lwXaPFO
トライアスロン
171 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:46:52.11 ID:Ml408o0o0
凛「トライアスロン!」
乃々「」
菜々「」
P「誰だこんなお題入れた奴は!菜々さんを殺す気か!」
菜々「死にませんよ!」
P「菜々さん、俺は真面目に言ってるんですよ!」
凛「もし何かあったら即お蔵入りになるかも....」
菜々「」
菜々「そ、それはよくないですね....」ゴクリ
乃々「でもトライアスロンと書いてある以上それをやらないと....」
凛「やらせはダメだよね....」イッテキュー
P「うーん、じゃあこうしたらどうだ?」
P「トライアスロンは通常スイム・バイク・ランの3種目で行われるが」
P「なんか別の競技に入れ替えよう!」
凛「えぇ....それトライアスロンって言えるの?」
P「triathlonの語源はギリシャ語で3を表すtriと競技を表すathlonを合成した言葉だからな」
P「なんか適当に3つの種目をすればトライアスロンって言えるだろ(適当)」
菜々「そこまで大胆にルールを曲げるくらいナナの体が心配ですか....」
P「はい」コクリ
菜々「ですよね」
3種目
>>172
>>173
>>174
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:49:18.10 ID:aQlyZ9mo0
ビリヤード
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:50:58.22 ID:fOy2OEeEO
フルマラソン
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:52:41.47 ID:fE4Hg6qJo
登山
175 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/14(水) 23:54:39.72 ID:Ml408o0o0
凛「ビリヤード!」
凛「フルマラソン!」
凛「登山!」
乃々「」
菜々「」ブクブクブク
P「お題ボックスの殺意が高すぎる」
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/14(水) 23:54:45.51 ID:LSfx9PT00
1種目は別物に
1種目は据え置き
1種目はよりハードに
もうわけわかんねぇな
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:04:14.62 ID:Klb+ROCDo
ご老人を労るという気持ちがないのかお前ら
178 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:06:43.82 ID:XUNOEhJw0
P「トライアスロンは3競技の合計タイムで競うがこれは無理そうだな」
凛「フルマラソンと登山はタイムが出せるけどビリヤードは勝敗出ちゃうからね」
P「てことなんで今回は2本先取した方が勝ちの変則トライアスロンにするわ」
乃々「エキシビジョンとは思えない過酷な対決なんですけど....」
菜々「(あれ、これもしかしてナナがさっさと負けた方が楽になるのでは....?)」
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:08:05.79 ID:BqE6ngfco
ウサミンは17才ですよ?
180 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:13:10.37 ID:XUNOEhJw0
〜ビリヤード〜
P「ルールはオーソドックスな8ボールの簡略版でいこう」
乃々「すみません、やったことがないのでルールがさっぱりなんですけど....」
菜々「ナナもです....」
P「まずはバンキングで先攻後攻を決めよう」
P「2人ともこっち側に並んでくれ、」
P「んで、それぞれ好きなところに球を置いて、それを打つ」
P「向こう側に当てて、跳ね返ったボールがよりこっち側に近い方が先攻だ」
乃々「....」コツン
菜々「えい!」コツン
コロコロ
P「菜々さんが先攻ですね」
181 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:21:58.57 ID:XUNOEhJw0
P「今回は簡略版だからボールは9つ」
P「菜々さんが最初にあの塊に向かって白いボール、手玉を打ってください」
P「もし数字の書いてあるボールは2種類に分かれているのがわかりますか?」
菜々「はい、1,2.3,4と9,10,11,12の柄がちょっと違います!」
P「最初に打ったとき、あれのどれかが穴に落ちたら菜々さんのグループボールが決まります」
P「どちらかが自分のグループボールを全部入れた後、8番ボールを入れたら勝ちです」
菜々「わっかりました!」
182 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:22:29.57 ID:XUNOEhJw0
菜々「(といいつつここで負けて次も負けるのが最適解....)」
菜々「(でもそれでこの企画がつまらなくなってしまったら絶対ダメです!)」
菜々「....」
菜々「(熱戦を演じつつ負けられればいいんですけどねぇ....)」
菜々「(まあナナも乃々ちゃんもビリヤードは未経験なので試合の展開なんて誰にもわからないんですけど)」
菜々「よーしいきますよー!それっ!」ドカンッ
コンコンコンコンコンコンコンコン
コロコロコロコロ
ストンストンストンストンストン
P「んなっ!!?!?!!?!?!?」
凛「ボールが!!!?!?!?!??!!?」
乃々「全部入りました....!!?!?!?!」
菜々「」
183 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:28:33.55 ID:XUNOEhJw0
P「俺も嗜む程度にはビリヤードをやるがあんなの見たことないぞ....」
P「菜々さん本当に初めてですか!?」
菜々「あ、あはは....記憶が正しければ初めてです....」
凛「あっ....記憶が....」
菜々「ナナはボケてません!」
乃々「ビギナーズラックっていうものでしょうか....」
P「それにしても化け物じみたラックだぞこれ....」
凛「菜々さんの常に全力で頑張ってる姿が天に通じたのかもね」
乃々「さすがウサミン・ザ・シークレットでバニーガールの衣装を着ていただけあります....」
菜々「はは....」
菜々「(これでもう次の種目で勝つしかなくなっちゃいました....!)」アセアセ
菜々「(でも次は....)」
184 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:32:15.00 ID:XUNOEhJw0
〜フルマラソン〜
凛「よーい」スチャ
パンッ
乃々「っ....」タッタッ
菜々「頑張ります!」ダッ
P・凛「....」
P「とんでもない泥試合になりそう」
P「さっきタイムが出せるって言ったけどさ」
P「これ絶対無理じゃね?」
凛「2人とも完走できるとは思えないから進んだ距離勝負になるんだろうね」
P「だよなぁ....」
凛「せめて菜々さんが無事に終えられればいいんだけど....」チラ
菜々「ひー....ぜー....」ヨタヨタ
P「まだスタートして50mなんだよなあ....」
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:33:14.40 ID:qtNj2QCU0
ウサミンまさかスタートダッシュからラストスパートという高校男児のようなことを?!
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:37:42.51 ID:6vWrT0prO
腰ミン「もういい…!もう休め…!」
いや、ガチでやばいですよ菜々さん!
187 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:39:20.40 ID:XUNOEhJw0
〜数十分後〜
凛『あーあープロデューサー聞こえますか』
P「こちらプロデューサー、感度良好どうぞ」
凛『乃々は現在』
乃々「はっ....はっ....はっ....はっ....」タッタッタッタッ
凛『6キロ地点を走行中』
乃々「むりっ....むりっ....」タッタッ
凛『思いのほかいいペースで走っています、どうぞ』
P「菜々さんは現在」
菜々「ぜー....ぜー....」トボトボ
菜々「ぅっ....」ダダダッ
P「トイレに駆け込んでいきました」
菜々「ぅぉぇぇぇ....」ドボドボ
P「おそらくキラキラを吐いていると思われます、どうぞ」
凛『かわいそう』
P「俺もそう思う」
188 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:41:19.61 ID:XUNOEhJw0
凛『ちなみにそちらは今どのあたりですか』
P「....」
P「1キロ地点を少し過ぎたあたりです(絶望)」
凛『あっ............』
凛『....』
凛『菜々さんに続けるかどうか聞いといて』
P「おう」
菜々「おぼげぇぇぇぇぇぇ.......」ドボドボ
189 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:51:03.56 ID:XUNOEhJw0
菜々「」
P「菜々さん、生きてますか」
菜々「....」
菜々「プロデューサーにはどう見えますか....」
P「8割死んでます」
菜々「そこはナナ割と言ってください....」
P「どっちにしろ相当やばいってことはわかります」
菜々「ですよね」
P「腰は大丈夫ですか?」
菜々「サポーターぐるぐる巻きにしてきたのでそっちは大丈夫なんです」
菜々「ただ根本的に体力が....思いのほか....ダメでした....」
190 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:52:22.14 ID:XUNOEhJw0
菜々「疲れが来る前に差をつけようと思ったんですけど....」
P「菜々さん....」
菜々「でも」スック
P「菜々さん!?」
菜々「菜々はアイドルです」トボ
菜々「7人目のシンデレラです」トボ
P「菜々さん....」
菜々「こんなところでへこたれるわけにはっ!」トボ
菜々「いきませんっ!」ダッ
P「菜々さん!!!!」
191 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:53:33.61 ID:XUNOEhJw0
菜々「プロデューサー、あれお願いします!」ダッダッ
P「....」
P「....」コクリ
P「みんみんみん!みんみんみん!うーさみん!」
菜々「もっと!」ダッダッダッ
P「みんみんみん!!!みんみんみん!!!うーさみん!!!」
菜々「!」ダッダッダッ
P「みんみんみん!!!!!みんみんみん!!!!!うーさみん!!!!!」
菜々「勝負はまだまだこれからですよ!!!!」ダダダダダダダダッ
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:55:01.19 ID:YLIZHcN8O
ビリヤードを除いた2種目を完走出来そうなのが真奈美さんと軍曹くらいしか思い浮かばないな
193 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:55:04.56 ID:XUNOEhJw0
菜々「」チーン
乃々「な、菜々さん....」
凛「何のためにプロデューサーが付いてわけ?」
P「返す言葉もございません」ドゲザ
乃々「なんだか完全に主役を奪われている気がするんですけど....」
凛「菜々さんは強いからね、亀の甲より年の功だよ」
菜々「ナナは....17歳....」
P「菜々さん!喋っちゃだめだ!」
194 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 00:57:57.45 ID:XUNOEhJw0
P「3種目目の登山だがどこの山にするんだ?」
凛「マッキンリー?」
乃々「これ以上殺意を高くしないでください....」
菜々「現状で死にかけてる人もいるんですよ....」
P「だってさ」
菜々「というか3種目目もしっかりするんですね....」
P「決着ついてないですから」
乃々「私たちの惨状は視界に入っているんでしょうか....」
>>195
登る山
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 00:58:12.55 ID:P7lxUuqP0
富士山
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/11/15(木) 01:00:28.46 ID:qtNj2QCU0
何合目まで登るんだろう。まさかの山頂?
197 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:07:46.23 ID:XUNOEhJw0
〜登山〜
菜々「」
乃々「」
P「安心してください!途中まで車で来たのでスタートはここ五合目です!」
菜々「安心要素が一つもないんですけど!?」
乃々「この人は安心詐欺をよくします....」
凛「今回も先に頂上に到達した人が勝ちってルールね」
P「双方に配慮して下山はブルドーザーで行うので遠慮なく行きに全力を出してください!」
菜々「もう行き帰り関係なく出す体力が残ってませんよ....」ゲッソリ
乃々「もりくぼもです....」
P「山岳ガイドにも同行してもらうので何かあっても問題なし!」
P「ついでにネパールからシェルパの人たちも呼んでるから」
菜々「なぜそこまで....」
乃々「この企画、謎に力が入っているんです....」
198 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:14:40.03 ID:XUNOEhJw0
P「ちなみに」
凛「?」
P「俺たちも登るぞ」
凛「」
凛「私たちが登る必要ある?」
P「俺たちMCみたいな存在だからな」
P「2人と山岳ガイドとシェルパだけじゃ番組が持たないだろ」
凛「」
P「さっきと同じ組分けで行くぞ」
199 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:25:24.68 ID:XUNOEhJw0
〜数時間後〜
凛『あーあープロデューサー聞こえますか』
P「こちらプロデューサー、感度良好どうぞ」
凛『乃々は現在』
乃々「...............」トボトボ
凛『グロッキーな顔で7合目付近を登っています』
乃々「.........................」トボトボ
凛『そちらの状況はどうですか』
P「こちらは現在」
菜々「........................」
菜々「.............................................」
P「停止している菜々さんの回復待ちです、どうぞ」
凛『....』
200 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:26:01.25 ID:XUNOEhJw0
凛『ちなみに場所はどのあたりですか』
P「....」
P「5合目と6合目の中間付近です(諦念)」
凛『あっ.............』
凛『....』
凛『....今度こそ細心の注意を払って』
凛『引き際を見極めてください、どうぞ』
P「当然わかってますはい」
201 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:26:38.08 ID:XUNOEhJw0
菜々「...............................................................」
P「....」
P「菜々さん」
菜々「....ぁ」
P「菜々さん頑張りましょう!」
P「俺またやりますよ」
P「せーの!」
P「みんみ
菜々「無理」
P「了解!!!」
202 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:32:24.09 ID:XUNOEhJw0
凛「ということでトライアスロン対決の勝者は...............」
ドラムロール
乃々「これいりますか」
菜々「ぁ......ぁ.........」
凛「森久保おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
凛「んんんんんんんんんんんんんん乃々おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
P「放送席放送席〜」
P「ヒーローインタビューです」
P「鮮やかな勝利をあげた森久保乃々さんにお越しいただきました」
P「えー本日は勝利おめでとうございます」
乃々「....はい」
203 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/11/15(木) 01:32:55.72 ID:XUNOEhJw0
P「今の率直な気持ちをお聞かせください」
乃々「これだけやってエキシビジョンですか....という気持ち以外ありませんけど....」
P「ノーパンノーブラで変則トライアスロンを行った気分はいかがですか?」
乃々「正直、もうどうでもいいです....」
乃々「早く寝たい....」
P「ありがとうございました」
P「続きまして、敗北者インタビューです」
菜々「.............」
菜々「........................」
菜々「..................................」
P「こちらからは以上です!」
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