他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
サトシ「キスしないと出られない部屋?」スイレン「うん」
Check
Tweet
1 :
◆KDBZo6p5dM
[saga !orz]:2018/11/11(日) 19:32:35.09 ID:34Xw+Xuqo
アーカラ島
マオは休日にカキを誘って料理に使う食材を探しにきていた
マオ「えーと、この食材は〜」スタスタ
カキ「…まだあるのか?」
マオ「なによ〜!もう少しくらい付き合ってくれてもいいでしょ!どうせ暇でしょ?」プクー
カキ「俺だって牧場の手伝いとか…」
マオ「カキ!次はあっちだよ!」グイッ
カキ「……ハァ…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1541932354
2 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 19:46:44.56 ID:34Xw+Xuq0
カキ「なぁマオ。何で俺なんだよ」
マオ「え?」
カキ「食材探しとかならサトシなら喜んでついてくるぞ?」
マオ「……………」
カキ「それにスイレンなら釣りが出来るから俺より役に立つだろうし、リーリエなら知識が豊富、マーマネならパソコンで色々調べることもできる」
カキ「別に俺じゃなくても…」
マオ「い、いいじゃん別に!食材みつけたら料理つくって食べさせてあげるから文句言わないでよ!」
カキ「だけど…」
マオ「もぅ!女の子の前でブツブツ文句言うなんて男らしくないよカキ!」プクリーン
アマージョ「マッジョ!」プンプン
カキ「……わかったよ」ヤレヤレ
3 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 20:00:49.07 ID:34Xw+Xuq0
マオ「えーと、あの食材はこの辺に……」ガサガサ
アマージョ「マッジョ!」
モヤッ
マオ「………ん?」
カキ「霧?」
アマージョ「ジョ…」ビクビク
カキ「……かなり濃い霧だな……マオ、用心して進まないと…」チラッ
マオ「こ、これは……かなり凄い食材がある予感!」キラキラ
カキ「お、おい?」
マオ「カキ!ビビってちゃ何も始まらないよ!善は急げ!いざっ、レッツゴーピカチュウ!だよ!」ダッ
カキ「ちょ、ちょっと待て……」
マオ「」クラッ
バタリ
カキ「! お、おい!マ……」クラッ
カキ(…………っ!な、なんだ……?急に眠く……)クラクラ
アマージョ「ジョ……」クラクラ
バタリ
zzz……
4 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 20:12:00.74 ID:34Xw+Xuq0
マオ「………うーん……」パチッ
マオ「あ、あれ?ここは?何この部屋?私…確か食材探しに来てて……」キョロキョロ
カキ「気づいたかマオ」
アマージョ「マッジョ」
マオ「カキ……アマージョ……」
マオ「あ、あの……この部屋ってなに?」
カキ「さぁな。俺もさっき起きたところだ。気づいたらこの部屋の中にいた」
マオ「…………あの霧のせいかな?」
カキ「…かもな」
マオ「………と、とにかく…ここを出なきゃ!」チラッ
ドア「」
マオ「! ドアがあるよ!あそこから!」スッ
ガチャガチャ
マオ「! ドアが開かない……?どういうこと?」ガチャガチャ
カキ「わからん。俺もさっき試したがそのドアは開かなかった」
マオ「そ、そんな…それじゃあ私たち…」
カキ「……………」
マオ「この部屋に閉じ込められたってこと!?」
アマージョ「マッジョ」
5 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 20:24:02.44 ID:34Xw+Xuq0
マオ「い、いやだよ!何が目的でそんな!」
カキ「お、落ち着けマオ!落ち着いてこの部屋から抜け出す方法を……」
マオ「こ、こんな状況で落ち着いていられるわけ……」
アマージョ「ジョ」クイクイ
マオ「……なに?アマージョ?何か部屋を抜け出す方法でも……」
アマージョ「マッジョ」スッ
マオ「? なにアレ?看板?」
カキ「………何か書いてあるみたいだな?」
『キスしないとこの部屋からは出られません』
カキ「………なになに?キスしないとこの部屋からは……」
マオ「………出られません……?」
カキ、マオ「………………」
カキ「…は?なんだこれ?き、キスって……」チラッ
マオ「ハァァァァァ?/////」
カキ、アマージョ「」ビクッ
6 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 20:37:11.15 ID:34Xw+Xuq0
マオ「ちょ、ちょっとカキ!な、なによこれ!!////」
カキ「い、いや……俺に聞かれても…」
マオ「うぅ……き、キスしなきゃ出られないって/////」
カキ「マオ……」
マオ「うぅ////」プシュー
カキ「……………」スッ
ボンッ
ガラガラ「ガラァ!」
カキ「! よし!この不思議な部屋?でも、ポケモンは使えるみたいだな!」
マオ「………ど、どういうこと?」
カキ「マオ!あのドアをぶち破るぞ!」
マオ「!」
カキ「……誰が何の目的で俺たちを閉じ込めたのかはわからない…だが……」
カキ「そいつの思い通りにはさせるか!やれることは試して脱出するんだ!」
マオ「………うん、そうだね!アマージョ!」グッ
アマージョ「マッジョ!」
カキ「よし!」ニッ
カキ「……ガラガラ!あのドアに向かってアイアンヘッドだ!!」
ガラガラ「ガラ!」ギラン
マオ「アマージョも!ドアに向かってトロピカルキックだよ!」
アマージョ「マッジョ!」ダンッ
ドカーン!!
7 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 21:45:13.27 ID:34Xw+Xuq0
チクタク
マオ「………………」
カキ「……くそっ!頑丈なドアだな……!」ゼーゼー
ガラガラ「ガラァ……!」ゼーゼー
マオ「………ねぇカキ…私たちがこの部屋に閉じ込められてからどれくらい経ったのかな?」
カキ「……さぁな?時計なんてないからわからんな。……ガラガラ!もう一度ドアに向かってアイアンヘッドだ!」
ガラガラ「ガラァ!」ギラン
バコン
ガラガラ「………ガラ…」ジリッ
カキ「………ダメか……!ならもう一度……」
マオ「………それ何度目?」
カキ「数えてないからわからないな。……次はバクガメスも出してZ技で…」
マオ「………もうやめなよカキ。きっとそのドアはポケモンの技じゃ壊せないんだよ」
カキ「な、何言ってるんだマオ!あきらめるのか!?」
マオ「………ごめん…」グスッ
カキ「い、いや……別に怒ってる訳じゃないんだ!だ、だから泣くなマオ!」アセアセ
マオ「………私が……カキの忠告も聞かないで霧の中に入ったからこんなことに…」グスグス
カキ「マオ……」
8 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 21:54:24.60 ID:34Xw+Xuq0
マオ「わ、私がぁ……!グスッ、カキを…食材探しに無理に付き合わせたから……ヒッグ」
アマージョ「マッジョ…」
カキ「な、何言ってるんだよ!俺もさっきはああ言ったが別に嫌だった訳じゃ…」
カキ「それに…こんなことになったのもマオのせいだなんで思ってないぞ」
マオ「カキ……」グスッ
マオ「………うぅ……ヒッグ…!お家に……!帰りだい…」
マオ「………お父さん……会いたいよ……」グスグス
アマージョ「ジョ……」
カキ「マオ……」
マオ「………ごめんねぇ…!…グスッ…!カギィ……アマージョォ…ガラガラァ…!…ヒッグ…!」
カキ「……………」
………………
………
…
9 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 22:17:00.42 ID:34Xw+Xuq0
翌日
ポケモンスクール
ワイワイ
マオ「………ってことが昨日あってさ」
スイレン「おぉ……!」キラキラ
アシマリ「アウ」
マオ「それで……その部屋から出てきたらまだ空が明るくて……全然時間が経ってないカンジだったんだよ」
マオ「私たちはその部屋の中に何時間もいた感覚だったのに……すっごく不思議な体験だったんだよ」
アマージョ「マッジョ」コクコク
スイレン「そ、そんなことよりもマオちゃん!」
マオ「ちょ、ちょっと!そんなことってなによスイレン!こっちはその部屋に閉じ込められて、すっごく怖かったんだからね!」
スイレン「ご、ごめん」
スイレン「………で?マオちゃんとカキはその部屋からどうやって脱出したの?」ニヤニヤ
マオ「うぇっ!?そ、それはその////」モジモジ
スイレン「うんうん!」ワクワク
サトシ「なになにー?なんの話してんのー?」
マーマネ「僕たちもまぜてよー!」
ピカチュウ「ピカー!」
マオ、スイレン「!」
ロトム図鑑「部屋がどうのとか聞こえたロトー!」ヒュー
マオ「な、何でもないよ!」
スイレン「男子禁制のガールズトーク!サトシとマーマネは立ち入り禁止!」ビシッ
サトシ「えぇー?」ブー
マーマネ「だったら尚更気になるよー」
10 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 22:32:33.31 ID:34Xw+Xuq0
カキ「アローラー」
マオ、スイレン「!」
マーマネ「あっ!カキだ!」
サトシ「アローラ!カキ!」
ピカチュウ「ピカァ!」
カキ「おう!サトシ、マーマネ!アロー……」チラッ
マオ「………ぁ、カキ……その…アローラ////」
カキ「お、おう…マオ。アローラ////」
マオ「////」モジモジ
カキ「////」ソワソワ
サトシ、マーマネ「?」
ロトム図鑑「なんだかカキとマオの様子がおかしいロトー」
スイレン(この反応…間違いない……!マオちゃんとカキ…したんだ…)ゴクリ
スイレン(…………もし私も…その部屋にサトシと入ったら…)チラッ
サトシ「? どうした?スイレン」
スイレン「な、なんでもない////」プイッ
サトシ「?」
ピカチュウ「ピカァ」
スイレン(だ、ダメ!サトシとは友達!そんなこと!)ブンブン
スイレン(それに…そんな怪しい部屋に入ってもしものことがあったら…)ゾクッ
アシマリ「アウ」
スイレン(でも……)ジトー
サトシ「? 俺の顔になんかついてる?」
スイレン「うぅ////」プシュー
ロトム図鑑「スイレンまで様子がおかしいロト」
サトシ「だな」
ピカチュウ「ピカァ」
11 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 22:55:01.77 ID:34Xw+Xuq0
日曜日
せせらぎの丘
ピクッ
ロトム図鑑「ビビッ!サトシー!竿がひいてるロトー!」
サトシ「おう!大物の予感だぜ!」ググッ
サトシ「とりゃー!」グイッ
ザパーン
コイキング「コッコッコッコ」ビッチビッチ
サトシ「………………」
ピカチュウ「ピカァ」
ロトム図鑑「………本日5匹目のコイキングロト。サトシは本当にコイキングに好かれて…」
サトシ「言うなロトム」
サトシ「…………ハァ…くっそー!俺もすっげーポケモン釣りたいよ!なんかコツとかない?スイレン?」チラッ
スイレン「……………」ソワソワ
アシマリ「アウ」
サトシ「…………スイレン?」
スイレン「………え!?な、なに?サトシ!」ビクッ
12 :
◆KDBZo6p5dM
[saga]:2018/11/11(日) 23:06:00.45 ID:34Xw+Xuq0
サトシ「どうしたのスイレン?今日は調子悪いのか?」
スイレン「え?い、いや…その……」
ロトム図鑑「スイレン。今日は全然釣れてないみたいだし…釣りをしていてもどこか上の空のように見えるロトー」
ピカチュウ「ピカー」
スイレン「……………」
サトシ「スイレン、調子悪いんなら言ってくれよ!今日はもう切り上げて…」
スイレン「そ、その……!」
サトシ「?」
スイレン「わ、私…散歩したい!」
サトシ「散歩?」
スイレン「う、うん!ちょっと気分転換!その辺をぶらぶらっとでいい」ニコッ
アシマリ「アウ」
サトシ「うーん……わかったよ!」ニッ
ピカチュウ「ピカピカ!」
スイレン「……………」ガッツ
67.75 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)