【艦これ】龍驤「まだ、足りないもの」その9【安価】

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88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/11/10(土) 17:37:38.84 ID:HHKnhcFG0
・百合好き提督
瑞鶴放置の理由が、戦隊の花形として盲目の瑞鶴は相応しくないからだと思っていたら、加賀との仲が悪く見えたからだった。
加賀曰く戦果を稼ぐのが趣味のような人だったのだが……。瑞加賀LOVE。お気に入りの百合モノ同人誌を赤城に捨てられる。
鳳翔さんのお店の常連。
・赤城
百合好き提督鎮守府所属。加賀の代わりに土下座したり加賀をビンタしたり良識ある子。
百合好き提督が好き。狐耳のコスプレをしたりする。鳳翔さんのお店の常連。

・天提督
優柔不断。膵臓癌であったが手術は成功。天城と結婚をする。初体験は天城から襲われ、下の毛も剃られた。 誰にでもダメコンを積む。
・扶桑
・山城
・村雨
改二。
・龍鳳
・深雪
天城を姉御と呼び慕っている。

・島風提督
ブラック最前線激戦区鎮守府の提督。島風のためなら何でもする。
頭のネジが外れた艦隊(以下『頭ネジ』)を指揮している。謎の組織とつながっていた。
皆との情事をやめると宣言した。
・島風
両手足欠損の達磨状態であったが、整備士によって両手足を生やしてもらった。
島風提督のことが好き。一緒にかけっこをしたい。
・長波
洗脳されている疑いがあったがメンヘラなだけだった。夜が激しすぎる。
神通「ヤンデレでしょうか?」 五月雨「メンヘラ」
・五月雨
『頭ネジ』作戦担当。煙草を吸っていたが妊娠を機にやめる。
スイッチを押されると頭が割れそうになるほど痛くなる。ドS。
粗暴な言葉遣いだったがさみだれへの影響を考え、島風に協力してもらい、直す。
島風提督をパパと呼ぶ。
・大鳳
『頭ネジ』旗艦。ヤンデレ。ナイフ、ペンや箸で島風提督を刺し殺しかけている。
・摩耶
島風提督が戻ってきたと聞いて戻ってきた。
煙草を吸っていたが島風提督がいないと吸っている気がしなかったらしい。
島風提督が好き。真面。
・伊400
『頭ネジ』真面な部類……だと思われたが、島風提督を取るためにスイッチを使い、五月雨及びさみだれを人質にする。
その後作戦は失敗し、逃亡。現在行方不明。島風から「皆が熱くなった時でも、常に冷静な判断を下してくれる頼もしい存在」と信用されている。
漂流していたところを整備士たちに発見され、共に行動することになる。ビスマルク「貴女ただのツンデレじゃない。」
・武蔵
『頭ネジ』一番やばい奴。思考言動が幼い。水鬼レベルを素手で殴っていた。文月をいじめっ子だと思っている。
・天津風
島風が無事で幸せならそれで良いと思っている。幹部預かりから戻ってきた。洗脳解除済み。
・夕雲
島風提督を刺した後通りかかった『頭ネジ』にポイ捨てされ、提督らに捕縛される。
組織に早霜を人質にとられているという洗脳を受けていた。早霜は元々居なかった可能性がある。
更に聞こうとすると気絶し、組織の事どころか色々な記憶が曖昧となる。現在は幹部が連れて帰っている。
・大淀
超低確率であるドロップ艦として着任。常識枠。五月雨「クソメガネ」(第一声)
・文月
改二。幼女塾という団体に買われ助けられてから改二となった。武蔵が苦手。現在幼女塾所属。
・浜風
下半身を4回程手術した。妊娠経験あり。子供が出来なくなる。凄く具合は良いと評判。幹部預かりから戻ってきた。
・さみだれ
五月雨と島風提督の子供。
・後任提督
島風提督がいない間ブラック最前線激戦区鎮守府を担当。五月雨にサンドバッグにされ血反吐を吐き逃亡。

・北上(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。多摩(別)を演習中の事故に見せかけて始末。深海棲艦に寄生されており自爆して亡くなった。
・多摩(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。既に亡くなっている。球磨曰く腰抜け。

・榛名提督
霞のことは覚えていない。比叡を反省させるため榛名の移籍を許可するなど、決して悪人ではない。
金剛(別)、比叡、霧島が所属している。

・朝潮提督
朝潮とケッコン
・朝潮
龍驤とは龍驤が五体満足だった頃に提督会議で知り合った。ドM。朝潮提督とケッコン済み。
龍驤にBLを勧めた。緊縛されて羞恥責めされるのが好み。叩かれるのも大好き。

・川提督
管理人(北上)と副管理人(大井)の為に二人を失踪扱いにする。
・管理人
川の上流にあるキャンプ場の管理人さん。旦那さん。
・副管理人
川の上流にあるキャンプ場の副管理人さん。奥さん。

89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/11/10(土) 17:39:27.36 ID:HHKnhcFG0
・曙
どこかの鎮守府所属。厨房担当。一年程前に孤児院での火事に遭遇し、逃げ遅れた4人全員を助ける。
そのうちのひとりであった大学生(孤児院の卒業生)を倒れてきた燃える柱から守る。
それにより右腕に火傷の痕がある。『第七駆逐隊の集い』に参加して高級栞ゲット。
助けた大学生のプロポーズを受けた。大学生が就職したら結婚する予定。

・朧
オネエ幹部鎮守府所属。ロングヘアー。暇があれば読書。『第七駆逐隊の集い』に参加。
オネエ幹部に毎朝髪の毛を梳かしてもらっている。オネエ幹部のことが好き。告白すると決心する。

・綾波
沈みかけている所を深海棲艦に寄生される。右腕に意識が残っている。レ級様。

・夕立
特務艦。時雨を殺した組織に復讐がしたい。最上をクズ重巡と思考の中で呼ぶ。
・時津風
特務艦。視察官と繋がっていた。夕立の犬になる。

・早霜
『料亭竜宮』で暴れた。朝霜を「泣き虫姉さん」と呼ぶ。愛情が歪んでいる。

・監査官
男性。切れ者。

・視察官
女性。S朝潮に対して執拗な取り調べを行った。脱走犯。時津風と繋がっていた。
整備士に助けられるも、人間の身体はもう使い物にならなかったため、駆逐イ級の死骸で代用される。

・整備士
組織の元トップ。すぐに忘れられてしまうような容貌。伊13、伊14、呂500、伊401のみ潜伏場所を知っている。
卓越した義肢技術と生体生成技術(艦娘の体から本人の腕脚や内臓を作れる)を持つ。国に追われており公には死亡扱いされている。
白血病の手術痕有り。死亡届はアメリカで出されている。「男」と書き込まれることが殆ど。吹雪と恋仲。
・吹雪
深海棲艦のように肌が白く、角が生えている。轟沈したが整備士に助けられる。
生身の左腕を整備士が作ってつけた。轟沈したからかこの姿になったからか練度が元の倍になった。
・神風
傀儡に記憶をインストールされた者。将棋が得意。
・旗風
傀儡に旗風としての記憶をインストールされた者。
・ビスマルク
傀儡に記憶をインストールされた者。深海棲艦の力を抑えるには負の感情を持たないようにすれば良いと知っている。

・伝説の翔鶴
当鎮守府から遠く、未確認深海が確認されている『鉄の海域』に出没。朝霜が化け物、傷一つつけられないであろうと評価。
両腕が無く舌に印を刻み大量の艦載機で羽を作って飛ぶ。零戦と九九式を扱う。おばあさんに一時期保護されていた。
中継基地と呼ばれる鎮守府の最後の生き残り。基本的には誰も姿を見たことがない。
どこかの鎮守府に縛られるより、自由に海を守りたいと話す。


外伝の方も頑張ります。長文失礼しました。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 18:34:50.31 ID:bzExavGgO
皐月にももうちょっとなんか書いてやれよ(´・ω・`)
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 18:38:56.54 ID:JFVMLiUSo
武蔵の説明に艤装が拘束具になっていて脱いで本気を出すとチョップで海を割れるとか欲しい
92 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:16:23.80 ID:M5tNv556O
ーー


川内「北上ー、ここにある工具借りていってもいい?」


北上「何に使うかによるよ〜」


川内「あの子のメンテで使いたいんだよね。この前久しぶりに動かして以来だしさ」


北上「あ〜はいはい。それならいいけどさ、ここに持ってきた方が早いと思うよ。オイルも交換するでしょ?」


川内「そっか…わかった、ここに持ってくるよ」


北上「はいは〜い」


秋津洲「何々?なんの話かも?」


明石「あああああの子って…言って…ままました…」


秋津洲「まさか!?」


北上「見てればわかるって、ちょっと待ってなよ〜」
93 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:21:54.35 ID:M5tNv556O
川内「よいしょっと…」ガチャン


秋津洲「なんだ、バイクのことだったかも」


明石「めめめめ滅多に…ううう動いてるの…みみみみみ見たこと…ありま…せせせん…」


川内「ここに来る前はさ、結構走り回ってたんだけどね。今は休みの時の足くらいにしか使ってないからなー」


北上「そんなんじゃいざって時にエンジンかからないよ?バイクはメンテが肝心だからね〜」


川内「だから今日はメンテの日。この子も労ってあげないと」


秋津洲「このバイクは長い間乗ってるかも?」


川内「前の鎮守府からだから、結構乗ってるよ」


明石「ななななんで…乗らなく…ななななりましたか…?」


川内「色々理由はあるけどさ……ま、今度話してあげるよ」


秋津洲「そんなこと言われたらすっごく気になるかも!」
94 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:26:49.25 ID:M5tNv556O
北上「川内、この二人ならいいんじゃない?」


川内「えーでも…自分で喋るのはなぁ……」


北上「じゃあたしが喋っちゃうよ?川内には師匠がいるのは知ってるよね?」


秋津洲「何回か聞いたことはあるかも。川内さんには師匠的な人がいるって」


北上「その人繋がりでバイクにも乗るようになったんだってさ」


明石「かかかカッコいい…です…」


北上「で、川内がここに来た理由は知ってる?」


秋津洲「確か自分で自分を刺したからとか…」


北上「そ。その師匠と色々あったんだってさ。二択を迫られて川内は三つ目の答え、自分を刺すって選択をした」


明石「いいいいい痛そう…」


北上「ここに来る時にバイクも処分すれば良かったのにそれはしなかった。なんでかなぁ〜」


川内「安価」


下1〜3高コンマ 川内の台詞や行動などを
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:29:04.17 ID:kmGVoLOwO
相棒はそう簡単に捨てられないからねえ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:31:23.88 ID:fQEqPGaA0
>>95
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:32:00.15 ID:HHKnhcFG0
師匠と一緒に選んだバイクだからね
98 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:37:18.86 ID:2m8UCLIa0
川内「相棒はそう簡単に捨てられないからね」


秋津洲「ふーん…よくわからないかも」


北上「バイクは漢のロマンだからね。そりゃーわからないってもんだよ」


明石「おおおおおとこ…?」


北上「細かいことは気にしちゃダメってね」
99 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:42:11.53 ID:2m8UCLIa0
川内「ここに来てからはさ、バイクに乗ってる場合じゃなかったんだよ」


川内「いつも誰かが不安定で、私みたいなのが一人は居ないといけなかった」


北上「あたしも迷惑かけたもんね〜」


川内「処分しようと思えばできたけど……やっぱりさ、相棒なんだもん」


秋津洲「思い入れのあるヌイグルミみたいなものかも?」


明石「ななななるほど…」


北上「ヌイグルミって……えらくスケールが…」


川内「バイクは分かってくれる人は少ないからね。ま、私は好きにやらせてもらうよ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:45:59.63 ID:JFVMLiUSo
ばらしてパーツ一つ一つピカピカにしていく
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:46:54.50 ID:HHKnhcFG0
秋津洲
バイクに乗るのは楽しいか川内に聞く
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:47:49.82 ID:kmGVoLOwO
>>100+>>101
103 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:53:23.82 ID:2m8UCLIa0
ーー


川内「〜〜〜〜」


秋津洲「あっという間にバラバラになっちゃったかも」


川内「ちゃんと順番通りにやればこうなるようにできてるんだよ」


秋津洲「へぇー…」


川内「さて、後はこれを磨いて…オイルも交換して…」


秋津洲「川内さん、バイクって楽しいかも?」


川内「楽しいよ!凄く楽しい!」


秋津洲「そんなに楽しいものかも?」


川内「合う合わないはあるけど、私は楽しいと思うな」
104 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 19:56:42.08 ID:2m8UCLIa0
秋津洲「バイクのイメージっていったら、うるさいとか飛ばす人が多いってイメージかも」


川内「そういう人がいるのは事実だけど、そんな人ばっかりじゃないよ?」


秋津洲「ふーーん…」


川内「秋津洲もさ、安いのでいいから買ってみたら?」


秋津洲「いきなりこんな速そうなのを買うかも?」


川内「これ以外にもバイクはあるって。秋津洲ならモトコンポとか似合いそうだし」


秋津洲「それってバイクの名前かも?」


川内「そうそう。昔のだけど、カタログとか雑誌あるから読んでみる?」


秋津洲「じゃあちょっとだけ……」


川内「いいよ!全部持っていってもいいからね!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 19:58:13.52 ID:fQEqPGaA0
何故かモトコンポを買ってきた秋津洲
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:00:50.57 ID:k2R0aYU5o
バイク雑誌にあるヌードとバイクのページが過激で赤面秋津洲
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:01:59.67 ID:JFVMLiUSo
秋津洲が水色のリトルカブを気に入る
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:02:50.76 ID:dauFYD9pO
バイク面白そうかも……と無意識につぶやく
109 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:07:11.20 ID:2m8UCLIa0
ーー


秋津洲「へぇ…ふーん……」


川内「どう?気に入ったのはあった?」


秋津洲「このリトルカブっていうのが可愛いかも」


川内「またマニアックな…」


秋津洲「これの水色が大艇ちゃんっぽくて素敵かも」


川内「あ〜〜確かに、そんな空気は感じるね」


秋津洲「でもなぁ…いきなりバイクを買うのはなぁ…」


川内「なら誰かに貸してもらったら?私のは今バラバラにしちゃってるし」


秋津洲「そんな気前よく貸してくれるかも?」


川内「鎮守府の中をちょこっと走るくらいならいいと思うよ」
110 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:08:59.53 ID:2m8UCLIa0
秋津洲「もう一台バイクが停まってるのは知ってたけど、あれは川内さんのじゃなかったかも?」


川内「違うよ、私はこの子だけだもん」ナデナデ


秋津洲「素人からしたら違いがわからないかも」


川内「あのバイクの持ち主に聞いてみなよ。あのバイクはね……」


下1〜3高コンマ もう一つのバイクの所有者を
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:10:08.96 ID:k2R0aYU5o
隼鷹
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:11:39.10 ID:kmGVoLOwO
天龍
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:18:49.03 ID:3JmLDaQsO
>>111
114 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:21:24.48 ID:2m8UCLIa0
ーー


隼鷹「あたしのバイク〜?」


秋津洲「そうかも!ちょっとだけ乗らせて欲しいかも!」


隼鷹「あたしも動かすの久しぶりだしなぁ。うん、様子見るついでに乗っていいよー」


秋津洲「やったかも!」


隼鷹「ちなみに秋津洲はどんなバイク乗ったことあんの?」


秋津洲「無いかも」


隼鷹「はぁ!?」


秋津洲「バイクに乗るのは生まれて初めてかも!」


隼鷹「ちょっ……と待ってもらえる?」


秋津洲「え〜〜」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:23:29.36 ID:k2R0aYU5o
まあ、そうなるな
116 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:24:09.01 ID:2m8UCLIa0
隼鷹「いやいやいや!初めて乗るバイクであたしのはキツイって!」


秋津洲「バイクは全部一緒じゃないかも?」


隼鷹「違う!乗るなら原付とかにしなってぇ!」


秋津洲「でもこの鎮守府で持ってる人は居ないかも」


隼鷹「うぐ……」


秋津洲「ちなみに川内さんのバイクは今バラバラになってるから無理かも」


隼鷹「……危ないって思ったらすぐ降りなよ」


秋津洲「もちろんかも!」


隼鷹「凄く不安だよぉ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:26:43.36 ID:kmGVoLOwO
秋津島はフラフラ、隼鷹はハラハラ
乗り終えた後に秋津島がバイクの購入を決意
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:27:02.56 ID:pFk+KgDNo
ハンドルを握ると性格が変わる秋津洲
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:27:16.58 ID:Zf34B9oH0
植え込みに刺さる
120 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:31:45.18 ID:2m8UCLIa0
ーー

秋津洲「こうかも?」


隼鷹「そうそう、アクセルはゆっくり……」


秋津洲「ちょっとずつ絞るように……」


隼鷹「バランスは取れてるみたいだけど、やっぱ怖いな…」


秋津洲「む、難しい……かも…」


隼鷹「無理はしないで!危ないと思ったら降りてー!」


秋津洲「おっとっと……」フラフラ
121 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:35:27.38 ID:2m8UCLIa0
隼鷹「あたしが乗ってないのになんでこんな汗が出んのさぁ…」


秋津洲「なんとなくわかったような…わからないような…」


隼鷹「秋津洲一旦降りて!やっぱもう少し広い所でやろう!」


秋津洲「了解かも!ええっとエンジンを止め……がも!?」ブゥンッ


隼鷹「あーーー!」


秋津洲「がもーーーーーー!」ガッシャーン


隼鷹「秋津洲ーー!あたしのバイクがぁーーーーー!」


隼鷹「あたしのバイクーーーーー!秋津洲ーーー!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:37:01.32 ID:kmGVoLOwO
隼鷹に謝りつつもバイクを買うことで頭がいっぱいの秋津洲
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:38:14.53 ID:k2R0aYU5o
ぶっ壊れたので秋津州(&工廠組)で直す事に
川内もお手伝い
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:38:16.97 ID:JFVMLiUSo
バイクも秋津洲もかすり傷で助かる
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:38:30.07 ID:fQEqPGaA0
秋津洲バイクに跨るだけで凛々しくなる
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:38:52.86 ID:wdqpgFBh0
その後中古でバイク(なぜこエストレア)を買った秋津洲
直さないと動かないらしく、どうせならレストアして、愛着を持ちたいらしい
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:39:26.89 ID:h9kcEFODO
>>122
+尚バイクは明石が一晩で直してくれました
128 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:42:34.82 ID:2m8UCLIa0
ーー

北上「音の割に大した傷が無くてよかったね〜」


川内「隼鷹さんの叫び声が聞こえた時はひやっとしたよ」


隼鷹「ほんとに生きた心地がしなかったって…」


秋津洲「ごめんなさいかも……」


明石「けけけけ怪我が無くて…よよよよ良かったね…」


秋津洲「バイクはもう懲り懲りかも。この雑誌も川内さんに返すかも」


川内「そっか…またいつでも貸してあげるからね?」


秋津洲「かも……」
129 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:45:31.19 ID:2m8UCLIa0
北上「あれくらいの傷ならあたしでも直せるけど直してあげよっか?」


隼鷹「お願しようかな……」


川内「隼鷹さんごめん。私が秋津洲に変なこと吹き込んで迷惑かけちゃって」


隼鷹「いや……ダメージが少ないから…」


秋津洲「ごめんなさいかも。秋津洲も責任持って手伝うかも!」


隼鷹「うん……」


北上「隼鷹さんショックを受けたっていうより、放心状態みたいだね」


川内「植え込みに自分のバイクが突っ込んだらそうなるって」
130 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 20:48:11.06 ID:2m8UCLIa0
北上「川内はバイクのメンテ終わったんでしょ?これからどうするの?」


川内「実さ、師匠の所行こうと思って」


北上「……平気?」


川内「私は強いから平気。提督には申請はもう出してあるんだ」


北上「…そっか」


川内「帰りはもしかしたら明日になるかもとも言ってあるよ」


北上「頑張りなよ川内」


川内「もちろん!じゃ、行ってくるね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:51:55.73 ID:dauFYD9pO
とりあえず師匠のいる鎮守府に到着するまでの間、師匠との思い出を回想する
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:54:52.51 ID:fQEqPGaA0
再会した師匠=秋雲と昔話を懐かしむ
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:55:23.12 ID:3JmLDaQsO
霧の中山道をバイクでかける
師匠は仙人みたいな人
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 20:55:41.24 ID:h9kcEFODO
>>131
135 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:05:17.45 ID:2m8UCLIa0
ーー

ブォーン…


川内(私にとって師匠は憧れの存在だった。水雷戦隊とは何か、軽巡洋艦の働きとは何か。全ての答えを持っているような艦娘だった」


川内(着任した鎮守府で師匠に出会ったことが私の幸運であり、私という艦娘が育った原因でもある)


川内(師匠は厳しい艦娘だった。訓練はそうだし、心構えの教えも厳しかった)


川内(あの時のことを訴えるべき場所に訴えたら、師匠は多分捕まってた。それくらい厳しい指導だった)


川内(でも私は師匠に感謝してる。あの日々がなかったら今の私はなかったんだ)
136 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:09:56.35 ID:2m8UCLIa0
川内(でも……私は師匠を裏切った。期待に応えることはできなかった)


川内(究極の二択を迫られた日、私は師匠の望む答えを出すことはできなかった)


川内(あの時の師匠の顔は今だに夢に見る。幻滅して、汚いものを見るかのような目だった)


川内(師匠を刺すか綺麗サッパリ諦めるか。刃物を渡してその二択を私に迫ること自体おかしいのかもしれない。でもあの時はそうは思ってなかった)


川内(師匠は自分が刺されるのを期待してた。その用意もしてあったんだと思う。それなのに私は自分を刺すという三つ目の選択肢を選んでしまった)


川内(……師匠に謝りたいのかは分からない。でも師匠と会ってちゃんと話しをしないとってずっと思ってた)


川内(今の私なら…きっと……)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:14:38.65 ID:wdqpgFBh0
鎮守府が遠目に見えたら、後ろからバイクが追い上げてきてその後川内と並走
ジェスチャーで"あそこまで(鎮守府)競争だ"
承諾する川内
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:16:39.90 ID:i/YBbhR20
師匠 アンブッシュからの奇襲後、華麗にアイサツ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:18:31.21 ID:kmGVoLOwO
師匠の那珂ちゃん華麗に登場
140 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:22:29.33 ID:2m8UCLIa0
ーー某鎮守府


川内「着いた……師匠の居る…私が育った鎮守府に…」



川内「いざ来てみたら…何を話せばいいんだろう……」


川内「期待を裏切ったことを謝るのか…それとも……」


川内「どうしよう……」


川内「……」
141 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:26:47.24 ID:2m8UCLIa0
カサッ


川内「誰!?」


カサカサッ…


川内「風か……そうだよね、こんな鎮守府の里で…」


「…!!」ガバッ


川内「う!ぁ……!」バタッ


川内(待ち伏せ!?この私が何も出来なかったなんて、相当な人…まさか組織の傀儡!?)


「……」


川内(ピクリとも動けない…!力が強いんじゃない……抑え込み方が上手いんだ…!!)


川内(そうだ、これは柔道で…師匠に教えてもらった……まさか…)


川内「師匠……ですか…?」


「……」


下1〜3高コンマ 師匠の名前や台詞などを
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:28:21.82 ID:h9kcEFODO
由良
随分鈍ってるわね川内
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:30:50.30 ID:kmGVoLOwO
那珂
なんで帰ってきたのかな?
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:31:24.40 ID:pFk+KgDNo
師匠の川内
久しぶりねもう1人の私
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:31:30.82 ID:k2R0aYU5o
長良
鍛え直されにきたの?
146 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:46:10.53 ID:2m8UCLIa0
由良「随分鈍ってるわね川内」


川内「う……」


由良「このまま絞め落としてもいいのよ?」


川内「それ…は……」


由良「全く、随分と緩い鎮守府に異動になったみたいね」スッ


川内「はぁっ、はぁっ……」


由良「今更何をしに来たの?まさか帰ってくるはずは無いわよね?」


川内「師匠に…会いに来たんです……」


由良「私に……?」


川内「は……い……」


由良「…わかったわ、場所を変えましょう。私もバイクを持ってくるから着いて来て」


川内「わかりました……」
147 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 21:49:57.96 ID:2m8UCLIa0
ーー喫茶店


川内「師匠がこんなお店を知ってるなんて…」


由良「なに?何か言った?」


川内「いいえ……」


由良「それで私に話があるんでしょ?言ってみなさい」


川内「あの時のことを……話そう思ってここまで来たました」


由良「……」


川内「師匠、私は貴女の期待に応えることはできませんでした。師匠の望む答えを出さなくてごめんなさい」


川内「でも……私は間違ってないと思ってます。異動先の鎮守府で多くのことを知って、学びました」


川内「あぁこんな言い方したら師匠が間違ってたってことになっちゃう…でもそんなつもりは無いんです!」


川内「あの…何が言いたいのかっていうと……」


由良「安価」


下1〜3高コンマ 由良の台詞などを
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/11/10(土) 21:53:08.76 ID:HHKnhcFG0
深海棲艦は全て殺す
友好的に接触してきた深海棲艦も全て
それが終わったら次は艦娘を殺す
……あなたなら私の後継者に相応しいと思った
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:53:27.50 ID:2k9HYH3k0
貴女は私の弟子だった
でも貴女は私じゃなくて貴女
その答えは間違いなく貴女のもの
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:55:56.62 ID:wdqpgFBh0
くだらないわね、貴方なりの答えをしめして出ていったのに、それをズルズル引き摺ってたなんて
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 21:59:36.25 ID:hpsvvz4WO
殺戮者のエントリーだっ
由良っちに何があったと言うのか
152 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:04:41.15 ID:M5tNv556O
由良「私の出した二択は覚えてる?」


川内「『深海棲艦を滅ぼした後、艦娘も処分する。私が間違ってると思うならここで私を刺せ』…ですよね」


由良「一言一句覚えてるならわかるでしょう?深海棲艦は全て殺すのよ。友好的に接触してきた深海棲艦も全て」


由良「アイツらの処分が終わったら次は艦娘を殺す。幹部だろうが関係なく……貴女なら私の後継者に相応しいと思ったのに」


川内「私は師匠の考えを否定しません。でもその考えには賛同しないって決めたんです」


由良「どうして?」


川内「その考えは他人を傷付けます。私はそんな艦娘にはなりたくありません」


由良「その甘さは致命的ね。私達が生み出された目的を忘れたの?」
153 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:09:01.74 ID:M5tNv556O
由良「それに人も艦娘も他人を傷付けながら生きてる。庇い合い助け合って生きていくなんてただの理想よ」


川内「…私はその理想を体現した鎮守府に居ます」


由良「どういうこと?」


川内「私の鎮守府は助け合って生きているんです。誰も傷付けあったりしてません」


川内「人も艦娘も足りないものがある。それを補い合っているのが私の鎮守府なんです」


川内「やっぱり、あの時に自分を刺してよかったって改めて思いました。師匠にはお世話になりましたが、その考えだけは理解できません」


川内「傷付け合わなくてもいい世界もあるはずですし、私はそれを目指します。殺戮だけが私達の存在意義じゃありません」


由良「安価」


下1〜3高コンマ 由良の台詞や行動などを
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:11:34.83 ID:h9kcEFODO
由良
甘いわね
いつか平和になった世界において艦娘は火種になる
人間は放っておいてはくれないわよ
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:13:53.82 ID:2k9HYH3k0
私が失望した本質に気づいてないわね……とつぶやく
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:15:11.33 ID:k2R0aYU5o
>>154+>>155
157 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:20:38.05 ID:M5tNv556O
由良「甘いわね。深海棲艦が滅びて平和になった世界では艦娘は火種になるのよ」


由良「燃料と弾薬さえあれば私達は戦える。そんな存在を人間が放っておくと思う?」


由良「人間に好き勝手されるんだったら滅びの道を選んだ方がマシ。それこそ世界平和に繋がるのよ」


由良「貴女がまだ甘いままだって良く分かったわ。やっぱり…」


川内「師匠、私は世界平和を目指すなんて一言も言ってません」


由良「…なに?」


川内「皆んなで助け合える世界にしたいって言ったんです」


由良「そうよ、だからその為には世界の平和が必要でしょ?」


川内「師匠、私の話を聞いて下さい」
158 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:25:24.63 ID:M5tNv556O
ーー

由良「……」


川内「理解してもらえましたか?」


由良「…その謎の組織が第三勢力になろうとしているのはわかった。この国においても利点がある」


由良「でも結局私達が存在しなければいいって話になるわ。そうすれば組織も喧嘩相手が無くなるじゃない」


川内「違うんです。私達の鎮守府は……深海棲艦と和平を結ぼうとしてるんです」


由良「正気?敵と和平を結ぶってことが、どれだけ愚かなことか分かってるの?」


川内「でもそうなれば私達は傷付け合わなくて済む!敵も組織だけになって目的がはっきりする!」


川内「艦娘は対組織の為に重宝される存在になって、悪用なんかされなくなるはずなんです!」


由良「安価」


下1〜3高コンマ 由良の台詞や行動などを
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:29:37.32 ID:k2R0aYU5o
やってみなさい。もう会うこともないでしょうね(立ち去る)
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:30:16.48 ID:JFVMLiUSo
組織を潰した後は?
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:37:33.36 ID:wdqpgFBh0
馬鹿ね、最も愚かな人間を残していればいずれまた戦争は起こるわ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:40:40.33 ID:HHKnhcFG0
その第三勢力の謎の組織を潰した後は?
私達艦娘や深海棲艦が残っていればまた兵器として使われる
そうなる前に手段となる艦娘も深海棲艦も[ピーーー]しかない
163 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:41:44.17 ID:M5tNv556O
由良「そう、じゃあ組織を潰した後は?」


川内「それは……」


由良「例え深海棲艦と和平を結べたとしても、そうなったら必ず裏切り者が現れる。人間は愚かな生き物だから、自分達に引き入れる方法はいくらでも知ってるのよ」


由良「深海棲艦から裏切り者が出た時、貴女はそれを始末できるの?」


川内「……」


由良「話にならないわね。貴女を切ったのはやっぱり正解だったわ」


由良「その気になれば貴女をここに留めておくことはできた。そうしなくて良かったって心から思うわ」
164 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:46:53.74 ID:M5tNv556O
由良「覚えておきなさい。深海棲艦を滅ぼした後は真っ先に貴女を殺しに行く」


川内「……受けて立ちます」


由良「そう。じゃあその時は貴女の大切な仲間と一緒にあの世に送ってあげるわ」


川内「それは…!」


由良「なに?私は全ての艦娘も殺すと言ったじゃない。その順番は私が決める」


由良「出来の悪い弟子は私が自分で始末する。さようなら川内」スッ


川内「師匠ぉ…!」


由良「もう師匠とも呼ばないで。貴女みたいなのを弟子に持ったなんて恥でしかないの」


由良「…なんなら今ここで殺してあげましょうか?」ゾゾゾっ


川内「……!!」


「あの、お客様……」


由良「ここが人目につく場所で良かったわね。そうじゃなかったら……」


川内「……」


由良「早く私の前から消えなさい。不愉快なのよ」


川内「…すいませんでした」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:49:58.03 ID:h9kcEFODO
由良
最後にひとつだけ
もしも艦娘も深海棲艦もただの人間になれる方法なんてあったら話は別だけどね、じゃあね
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:52:58.84 ID:k2R0aYU5o
帰ってきて意気消沈してる川内に寄り添う潮
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:54:56.67 ID:HHKnhcFG0
由良
単艦出撃中に見た目が防空埋護姫の涼月を見つける
正体は重巡棲姫が言っていた者
意気投合する
168 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 22:59:26.83 ID:M5tNv556O
ーー足りないもの鎮守府


川内「はぁ……」


潮「川内さん……?こんな夜遅くにご飯ですか?」


川内「さっき帰ってきて…ご飯もコンビニで買ったやつ……」


潮「何か……ありましたか?」


川内「ちょっと…ね」


潮「私でよかったら話を聞きますよ?」


川内「ううん…それはいい……」


潮「そうですか…」
169 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:02:48.72 ID:M5tNv556O
川内「……」


潮「……」


川内「…なんで潮は私の隣に居るの?」


潮「話は聞けませんけど、せめて側に居させて下さい!」


川内「…そう」


潮「私は川内さんが心配なんです。そんな状態の川内さんを一人になんてできません」


川内「……」


潮「だからせめて食べ終わるまで潮が側に居ます。私を助けてくれた時も側に川内さんが居たから安心できたんです」


潮「だから今日は潮が川内さんの側に居ます。ゆっくりご飯、食べて下さいね?」


川内「安価」


下1〜3高コンマ 川内の台詞や行動などを
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:05:20.24 ID:HHKnhcFG0
悲しい笑顔を浮かべながらありがとうと言って潮の頭を撫でる
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:06:31.68 ID:h9kcEFODO
止めなきゃならない人がいるんだ…でも当時ですら手も足も出なかった…今はもう想像もつかない…どうしたらいいんだろ…
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:11:01.68 ID:2k9HYH3k0
目的のためならなんだってやってやる、組織だって倒してやるって思ってたのに……いつの間に弱くなっちゃったのかなぁ
173 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:14:52.04 ID:M5tNv556O
川内「私の独り言…聞いてくれる?」


潮「うん」


川内「私ね、止めなきゃならない人がいるんだ。でもあの人には当時は手も足も出なかった。今はもう想像もつかない…」


川内「どうしたら止めれるのかな。どうやったらその考えは違うよって伝えられるかな?」


潮「……」


川内「私はどうしたらいいんだろ……なんであの人は……」
174 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:17:30.88 ID:M5tNv556O
川内「目的のためならなんだってやってやるつもりだった。組織だって潰してやるって思ってたのに」


川内「私…いつの間に弱くなっちゃったのかなぁ」


川内「ここに来たばっかりの私なら、向こうに居た時の私ならこんなことで迷わなかったのに」


川内「潮…………」


川内「弱い私はどうすればいいかな?どんなことができると思う?」


川内「分からないよ…私……もう…全部…」


潮「安価」


下1〜3高コンマ 潮の台詞や行動などを
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:21:18.03 ID:xAgI4zXIo
川内さんは弱くなんてない
それにもし川内さんだけで敵わない相手でも私やここのみんながいるじゃないですか
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:23:43.89 ID:wdqpgFBh0
大丈夫です
川内さんは弱くないです、今までの経験は嘘をつきません
それに、皆が‥私がいます
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:24:22.83 ID:HHKnhcFG0
そんな簡単に答えなんてでませんよ
本当に好きだと思う自分を目指す、それまで悩めば良いと思います
川内さんの居場所はなくなりませんから
178 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:39:55.16 ID:M5tNv556O
潮「大丈夫です、川内さんは弱くないです。今までの経験は嘘をつきません」


潮「それにここには皆が…私も居ます。川内さんに足りないものがあるって言うなら、私がそれを補います!」


川内「うし…お……」


潮「迷った時は私達が居ます。困ったときもそうです。一人で悩むなんてやめて下さいね?」


川内「……ありがと、なんか…うん…凄く…励まされたよ」


川内「私の足りないものはこれだったか…うん、そうなんだね」


川内「潮、私なんか掴めた気がする。いいこと言ってくれてありがとう!」


潮「もう大丈夫ですか?」


川内「心配かけてごめん。でももう大丈夫!」
179 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:42:13.56 ID:M5tNv556O
潮「いえ…まだ心配です。ご飯は食べ終わりましたよね?なら私の部屋に来て下さい!」


川内「え、ちょっと……」


潮「川内さんにはまだ癒しが足りません。今日は思いっきり癒されて下さい!」


川内「な、なにがあるって言うのさ?」


潮「それはお楽しみです!さ、早く私の部屋に!」ぐいぐい


川内「ちょっと待ってって潮…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:45:59.38 ID:HHKnhcFG0
潮から川内さんへの耳かきじゃよ
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:46:43.74 ID:h9kcEFODO
潮のぬいぐるみ部屋に招待される
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 23:49:57.68 ID:xAgI4zXIo
神通「いらっしゃいませー」
183 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:53:16.63 ID:M5tNv556O
ーー潮の部屋

ヌイグルミーん


川内「なにこの部屋!?」


潮「私の部屋はヌイグルミ部屋なんです!」


川内「いや、それにしたってこの量……」


潮「ベッドで寝ますか?それともこの子達の上で寝ますか?」


川内「ヌイグルミの上で寝るって夢見心地悪そう…」


潮「そんなことありません!この子は達は皆んないいこのなんです!」


川内「そ、そう……」
184 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/11/10(土) 23:56:59.29 ID:M5tNv556O
潮「抱き抱えて寝るならこの子ですし、下敷きにするならこの子です!」


川内「下敷きって……」


潮「あ…私の匂いとか気になりますよね……」


川内「違う違う!そうじゃないって!」


潮「わかりました…川内さんだから特別ですよ?」するっ


川内「なんで服を脱ぐのさ!?」


潮「私は…おっぱいのヌイグルミです。意志はありません」ぷるん


川内「いや……」


潮「抱き抱えて寝てもいいですし、私が枕にもなれます。どうですか?」


川内「……」


潮「私のとっておきの…優しに包まれてみませんか?」


川内「安価」


下1〜3高コンマ 川内の台詞や行動などを
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 00:00:08.69 ID:VX2Wij1z0
恐る恐る顔をうずめる
柔らかいぃ‥
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 00:06:18.67 ID:qGbtSw+t0
風邪ひくから服は着て!
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 00:08:05.35 ID:HtkLkSzZ0
今は甘えるよ(深いキス)
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