志保「メンドクサイフェアリー、保育園の訪問企画?」【ミリマス】

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1 :代理 [sage]:2018/11/04(日) 01:08:43.07 ID:iShr6VSf0
繋がりのある話

【ミリマス】千早「メンドクサイフェアリー?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508416446/

紬「……メンドクサイフェアリー、ですか?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526999291/

志保「千早さんの誕生日を祝いたい?」静香「ええ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519485680/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1541261322
2 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:13:14.17 ID:fkmPW+8D0
代理スレ立てありがとうございます!
3 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:14:53.15 ID:fkmPW+8D0

・計画


志保「どうぞ、プロデューサーさん。熱いので気をつけて下さいね」

P「ありがとう、悪いな」

志保「いえ。自分のついでですから」

P「……ふぅ。何で人が淹れてくれたお茶ってこんなに美味しく感じるんだろう」

志保「さぁ?」

P「やっぱり愛情が込もってるから、かな」

志保「特に込めたつもりはないですね」

P「……そこは嘘でも肯定して欲しかった」

志保「ふふ」

P「あ、志保、今笑った?」

志保「わ、笑ってません」
4 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:15:20.44 ID:fkmPW+8D0

志保「そ、それより! すみません、今、手元が少し見えてしまったのですが……」

P「ああ、これか。大丈夫大丈夫。見られて困る物をこんな所で広げたりはしないさ」

志保「……私たちのことが書かれていたようで。新しいお仕事ですか?」

P「そうだな……うん、志保に意見を貰うのもいいかもしれない」

志保「私に?」

P「ああ。こういう企画なんだけど」
5 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:15:52.60 ID:fkmPW+8D0


志保「メンドクサイフェアリー、保育園の訪問企画?」


6 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:17:27.05 ID:fkmPW+8D0

P「各ユニットにそれぞれ色々な場所を訪問してもらうんだが、志保たちには保育園を……」

志保「……あの、プロデューサーさん」

P「ん?」

志保「メンドクサイフェアリー、って」

P「あ」

志保「どういうことですか?」

P「あー、えーと、これは、その……」

志保「私たちのユニット名、正式に決まりましたよね?」

P「おう。みんなで考えたんだよな」

7 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:18:40.88 ID:fkmPW+8D0

志保「『千歌爛漫』 いい名前だって、言ってくれましたよね?」

P「……はい」

志保「それじゃあ、この資料に書いてある文字は何なんですか?」

P「……あの、つい」

志保「つい?」

P「……その、勢いで」

志保「勢い?」

P「……すいませんでした」

志保「はぁ……もういいです。ちゃんと、資料作り直しておいて下さいね?」

P「……はい」

8 : ◆0NR3cF8wDM [sage saga]:2018/11/04(日) 01:19:29.27 ID:fkmPW+8D0

志保「それで。私から意見、というのは」

P「うん。志保たちに保育園に行ってもらうというのはいいとして、具体的に何をすれば子どもたちに喜んでもらえるのか、ってのが難しくてな」

志保「はい」

P「一応、こっちとしても色々と考えてはいるんだけど。ほら、俺も社長も、小鳥さんにしても青羽さんにしても、ちっちゃい子の相手は不慣れだからさ。その点、志保は弟くんもいるから、参考にしたいと思ったんだ」

志保「……分かりました。私が力になれるのでしたら。……少し、資料を見せて頂いてもいいですか?」

P「ありがとう、助かる」

9 : ◆0NR3cF8wDM [saga]:2018/11/04(日) 01:19:57.54 ID:fkmPW+8D0

志保「……」

志保「……なるほど」

P「……どうだ? 何かあるか?」

志保「一つ、言わせて頂くのなら」

P「うん」

志保「詰め込み過ぎではないでしょうか。これだけの催しを考えるのは流石ですが、もっと自由な時間があった方がいいと思います」

P「ふむ」

志保「なるべく、子どもたちと実際に触れ合う時間を多くするのが良いのではないでしょうか」

P「……なるほど。と、すると、コーナーはなるべく絞るか……ミニライブは必須として、後は、やっぱり絵本の読み聞かせかな?」

志保「そうですね。私も、その二つは外せないと考えていました」
10 : ◆0NR3cF8wDM [saga]:2018/11/04(日) 01:21:02.87 ID:fkmPW+8D0

P「うんうん。ありがとな、すごく参考になった」

志保「いえ、役に立てたのなら良かったです」

P「本当に助かったよ。流石は、お姉ちゃんだな」

志保「っ! か、からかわないで下さい」

P「はは、別にそんなつもりは」

志保「レッスン、行って来ます!」

P「おう、がんばってな」

P「……」

P「……さーて」

P「ふふ、悪巧みの時間だ――」

11 : ◆0NR3cF8wDM [saga]:2018/11/04(日) 01:21:36.62 ID:fkmPW+8D0

  ――――――――
  ――――――――


・北沢家にて


陸「〜〜♪」

志保「りっくん、今日は何だかご機嫌だね」

陸「うん! だって……あっ! これはないしょなの!」

志保「内緒? お姉ちゃんにも?」

陸「うん! ないしょ!」

志保「そ、そう……」

北沢母「ふふ、志保、そう寂しがらないの」

志保「べ、別に寂しくなんか……なくも、ないけど……」

北沢母「陸にだって、内緒の一つや二つあるわよ。ねー?」

陸「ねー!」

志保「? お母さん、何か知って……」

北沢母「陸、今日は久しぶりにお母さんとお風呂入りましょうか」

陸「うん!」

志保「あ、ちょっと、お母さん……」

志保「……もう、何なの……?」



  ――――――――
  ――――――――

12 : ◆0NR3cF8wDM [saga]:2018/11/04(日) 01:22:18.73 ID:fkmPW+8D0

・訪問当日


P「さ、子どもたちはみんな楽しみにしてるぞ。お前たちも楽しんで来い!」

千早「はい!」
静香「楽しむ……そっか。分かりました!」
桃子「ふふん! 桃子にお任せだよ!」
紬「は、はい。努めて参ります……」

志保「……」



保育士「はーい! 今日は〜、アイドルのみなさんが、みんなに会いに来てくれましたよぉ〜」

園児「「「「わー!」」」」

保育士「お歌だけじゃなくて、みんなと、た〜くさん、遊んでくれるそうです♪」

園児「「「「わー!」」」」

保育士「それでは、早速。『千歌爛漫』のみなさんで〜す! まずは、一人ずつ挨拶をしてもらいますねっ♪」

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