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【となりの吸血鬼さん】 アリス「あの後ろ姿は……」
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1 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 21:54:05.72 ID:WQIeQ5zX0
・きんいろモザイク × となりの吸血鬼さん ss 前作の続きです。
前作
【となりの吸血鬼さん】忍「あの後ろ姿は……」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540015712/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1540817645
2 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:02:40.18 ID:WQIeQ5zX0
1 勘違い
アリス「あの日以来シノと口聞いてないけど…さすがにそろそろ応えたかな?」
灯「今日もいい天気だねソフィーちゃん!」
ソフィー「跡形も無く灰になりそうな天気だ…」
アリス「あの後ろ姿は……!」
灯「大丈夫だよ、何があっても私が守るよ」
ソフィー「灯、歩き辛いからもう少し離れてくれ」
アリス「見損なったよシノ!私が何故口を聞かなかったのかわからなかったの!?」
灯 ソフィー「「シノ?」」
アリス「…あれ?シノじゃない…」
3 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:21:12.35 ID:WQIeQ5zX0
2 知り合い
アリス「すみません…友達と見間違えてしまいました」
灯「ソフィーちゃん!この子すっごく可愛いよ本物のお人形さんみたい!!」
ソフィー「気にするな、私も人違いをしてしまったことがある」
灯「あ…あれ?私の言葉が届いてない」
アリス(綺麗な銀髪…。ソフィー…?)
忍『泊めてくれたのは銀髪のソフィーでその子の知り合いが金髪のエリーです。2人ともとっても可愛らしかったですよ』
アリス「あのー…付かぬ事を伺いますが大宮忍をご存知でしょうか?」
灯「忍ちゃんなら私とソフィーちゃんの友達だよ!」
ソフィー「ひょっとして君は、忍が言っていたアリスなのか?」
アリス「はい。改めて初めまして、アリス・カータレットと申します。イギリスから日本の高校に編入しにきました」
ソフィー「私はソフィー・トワイライト、となりにいるのが天野灯だ」
灯「アリスちゃん高校生だったの!?てっきり小学生かと思ってた」
ソフィー「灯、人を見た目で判断するものじゃないぞ」
4 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:25:26.62 ID:WQIeQ5zX0
3 類は友を呼ぶ
アリス「私なりに気にしてるんだから身長に関してはあんまり触れないで」
灯「ゴメンね、アリスちゃん。お詫びに着せ替えして、ナデナデして、お持ち帰りして良い?」
ソフィー「その行動のどこに詫びがあるんだ…灯がしたいだけだろ」
灯「ソフィーちゃんとは違ったタイプの子だからつい、本音が」
ソフィー「夕暮れならともかく、今はしゃぐのは止めてくれ」
アリス「アカリは押しが強いんだね、シノとは大違…
忍『アリスは何を着ても似合いますね。次はこの服を着てください、その次はこのドレスを、それから…』
アリス「いや結構似た者同士?」
5 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:26:51.29 ID:WQIeQ5zX0
4 畏怖
アリス「ソフィーはどうしてそんなに着込んでいるの?」
灯「それはね、ソフィーちゃんがきゅ…
ソフィー「待て、灯!すまないアリス、少し待っていてくれ」
ソフィー「外国では吸血鬼は畏怖の象徴であり、討伐される対象だ。正体を明かさないで欲しい」
灯「日本でも同じような伝承が流れているよ?」
ソフィー「伝承はな。だが外国は発端の地であるが故に被害は日本とは比べ物にならない。
アリスがどう対応するか不安だ、極力避けて欲しい」
灯「そっか…忍ちゃんのお友達なら大丈夫と思っていたけど。外国ではずっと相容れなかったんだね…」
ソフィー「吸血鬼を受け入れる人も増えてるが未だに風当たりが強い地域もある…。喋り過ぎて…眩暈が……」
灯「ソフィーちゃん!?ごめんね、こんな炎天下の中無理させちゃて。一旦帰ろう?」
ソフィー「いや、お気に入りの小説のサイン会に辿り着くまで倒れるわけにはいかない」
6 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:28:22.11 ID:WQIeQ5zX0
5 お誘い
アリス「2人とも私を置いて急に内緒話するからビックリだよ」
灯「ごめんアリスちゃん、寂しかったよね?私に甘えても良いんだよ」
アリス「ソフィー、何かあったの?」
灯「華麗なスルー…でも可憐!」
ソフィー「…ああ。灯には話したが、人には言い難い病症でな、日光や紫外線に当たると良くないんだ」
アリス「そうだったんだ。それならこんな晴天に出掛けず、日暮れや別日にしないの?」
ソフィー「サイン会は今日しかやってないんだ、これを逃したらこの先一生後悔してしまう」
アリス「そんなに重要なんだ」
灯「私はソフィーちゃんが心配だからその付き添い。アリスちゃんも一緒に行こう?」
アリス「私も付いて行って良いの?」
ソフィー「私は構わないが、今日の灯はテンションが高いから何をされるかわからんぞ」
灯「そんな変なことしないよ!」
7 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:29:46.47 ID:WQIeQ5zX0
6 言葉
灯「アリスちゃんは日本語が上手だね、どうやったら外国語が身につくの?」
アリス「私にはシノと同じ学校に通うという目標があったからかな」
灯「あれ?忍ちゃんと出会ったのは確かホームステイした時だよね、中学の頃から既にペラペラってこと?」
アリス「そんなことないよ。あの日、シノは『ハロー』、私は『こんにちわ』ぐらいしか喋れなかった。
でもね、不思議と気持ちを伝え合えたの」
ソフィー「言語がわからなくても分かり合えるのか。俄かには信じ難い」
アリス「私の友達の受け売りだけど『言葉が通じなくても心で通じる』だからシノと友達になれたんだ」
ソフィー「言葉以外で…例えばだ。見た目や種族が違っても友達になれるのだろうか?」
アリス「お互いが心から向き合えばわかりあえると思うよ」
ソフィー「…そうか」
8 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:37:54.91 ID:WQIeQ5zX0
7 偶然
ソフィー「やっと辿り着いた…」
灯「あそこが最後尾だね、早く並ぼう」
アリス「前の人…どこかで見覚えのある髪型…もしかしてアヤ!?」
綾「アリス、しの!?どうしてここに?」
アリス「わたしはソフィーの付き添いで来たよ、それとこの人はシノじゃないよ」
灯「天野灯、忍ちゃんとは友達だよ!こっちがソフィーちゃん」
綾「私は小路綾、しのとは中学、アリスとは高1の頃からのクラスメイトよ」
ソフィー「灯とアリスはサインを貰いに来た私の付き添いだ」
綾「あなたもこの作者のファンなの?嬉しいわ!」
ソフィー「ああ。短命種と不死者の悲恋を描いた小説だが心情豊かな活写が素晴らしかった」
綾「偶然手に取った本だけど、あの目に浮かぶ情景に引き込まれてしまったわ。特に3章でヒロインが森の…」
灯「うぅ…話に追いつけない…」
9 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:38:54.32 ID:WQIeQ5zX0
8 雰囲気
綾「ごめんなさいね、2人とも。つい白熱してしまったわ」
アリス「アヤがここまで思い入れがあるなんて、私も読んでみようかな」
灯「わ、私だって語り合いたい…」
ソフィー「無理に人の趣味に合わせるな、自分が好きなことをやれば良い」
灯「ソフィーちゃん…!」
綾「ソフィーは随分大人びた雰囲気ね、憧れるわ」
ソフィー「長く生きると嫌でも身に付いてしまう」
アリス「やだなぁ、ソフィー。私達とそう変わらないよ」
ソフィー「ああ…。そう…だったな」
10 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:40:14.71 ID:WQIeQ5zX0
9 経歴
ソフィー「日が傾いて来たし、少しはマシになったか…」
綾「初めてサイン会に参加してみたけど中々良いものね。ただ、時間が短過ぎるわ」
ソフィー「仕方ないことだ、ファン一人一人に時間を取っては夜が明けてしまう。あれでも長い方だ」
アリス「ソフィーはこういった行事に参加することが多いの?」
ソフィー「お気に入りの作品には積極的に参加していたな。自発的だと記憶に強く残り、昔の出来事も昨日のように思い出せるのが良いぞ」
アリス「…そうなんだ」
綾「もし良かったらソフィーが気に入った作品、聞いても良いかしら?」
ソフィー「構わない、ここからだと私の家まで近いし借りても良いぞ」
綾「本当!?楽しみだわ」
アリス「ねぇアカリ、ちょっと良い?」
11 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:41:16.25 ID:WQIeQ5zX0
10 隠し事
灯「どうしたんですかアリスちゃん?」
アリス「ソフィーって実は私達よりも年上だったりするの?」
灯「ど、どうしてそう思ったの?」
アリス「なんとなくだけど、言葉の端々に同年代と思えなくて」
灯「…ごめんねアリスちゃん、私からは話せないんだ。でも、いつまでも内緒にするわけじゃないよ。ソフィーちゃんからきっと話してくれるよ」
ソフィー(意図せず聞いてしまったが、吸血鬼に対してそんな距離では充分聞こえる。……昔は隠し通して来れたのに、浮かれていたのかもな)
ソフィー(エリーに人間と仲良くしろと言いながら自ら遠ざけていたとは…人のことを言えないな)
綾「どうしたの?ソフィー」
ソフィー「…いや、気にしないでくれ」
綾「そう?いきなり黙り込むから心配したわ」
12 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:42:29.09 ID:WQIeQ5zX0
11 訪れ
灯「ここがソフィーちゃんのお家だよ」
綾「凄い洋館、カレンとは違った趣ね」
アリス「内装まで装飾が行き届いているんだ、ソフィーは本当にお嬢様って感じだね」
ソフィー「アリス、綾。もし時間があるなら上がっていかないか?」
アリス「綾は元々本を借りる予定だけど、わたしも?」
ソフィー「サイン会の往復で歩き疲れてしまっただろう。脚を休めてから帰ると良い」
アリス「それならお言葉に甘えて、お邪魔します」
綾「お、お邪魔します」
ソフィー 灯「「いらっしゃい。歓迎する」よ」
13 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:43:27.79 ID:WQIeQ5zX0
12 正直
綾「灯とソフィーは一緒の家に住んでいたのね、知らなかったわ」
灯「大好きな人に1番に挨拶をしたいからね」
アリス「ちょっとわかるかも、その気持ち。わたしも起きたらシノにおはようって言うのが日課なんだ」
ソフィー「灯の好意は人形と私を重ねているだけではないか?」
灯「そんなことないよ!確かに出会った時はソフィーちゃんの外見ばっかり見ていたけど、一緒の時間を過ごしてソフィーちゃんの人情溢れる性格に惹かれたんだ」
ソフィー「そういう台詞は面と向かって言わないでくれ…。調子が狂う」
アリス「アカリは大胆なんだねー」
綾「真っ直ぐ思いを伝えれるなんて、羨ましいわ」
14 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:45:38.81 ID:WQIeQ5zX0
13 戸惑い
ソフィー「2人に少し聞いてもらいたいことがある」
綾「どうしたの?急に改まって」
ソフィー「私は…」
アリス「…?」
ソフィー(躊躇せず初対面で正体を明かせば良かったな…友達に成り得たのに拒絶されるのがこれ程恐ろしいとは)
灯「…ソフィーちゃん!大丈夫だよ」
綾「言い難いことがあるなら無理して言わなくて良いのよ?」
アリス「どんな事情も国境を越えて友達になれた私達の前では些細なことだよ、だからそんなに気にしないで」
ソフィー「…ありがとう、皆」
15 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:47:18.55 ID:WQIeQ5zX0
14 善と悪
ソフィー「私は吸血鬼なんだ。だから日光を避けるし、君達よりも遥かに年上だ」
綾「鏡に映らない…!?それで見た目よりも大人っぽかったのね」
アリス「病気で肌が弱いって訳ではなかったんだ…シノはソフィーが吸血鬼だってこと、知っているの?」
ソフィー「忍には既に話した。すまない、偽る真似をして…失望したか?」
アリス「シノはソフィーの友達だよ、私がシノの友達を嫌うわけないよ!…少しだけ驚いちゃたけど」
ソフィー「イギリスでも吸血鬼の噂があったが、本当に怖く無いのか?」
アリス「良くない噂は私も聞いたことがある。でもね、人間だって悪い人と良い人がいるよね?」
ソフィー「それはそうだが…」
アリス「吸血鬼にだって噂にされる悪い吸血鬼。逆に善良な吸血鬼もいるのに一纏めに悪と決めつけるのは間違いだよ!」
綾「そうね、それこそソフィーのような友好的な吸血鬼に対して失礼だわ」
ソフィー「二人とも…ありがとう」
16 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:48:26.55 ID:WQIeQ5zX0
15 抱擁
灯「良かったね、ソフィーちゃん!」
ソフィー「ああ…まさかここまで不安になるとは思わなかった」
アリス「ソフィーはわたしが吸血鬼に対して怯えると思って話すのを戸惑っていたの?」
ソフィー「半分正解だ、もう半分は私自身が忍の友達に嫌われることを恐れていたのかもしれない」
アリス「優しい嘘は時に人を傷付ける。ソフィーに隠し事されていたなんてショックだなー」
ソフィー「許してもらえるだろうか?」
アリス「ふふふ、わたしに抱きしめられたら許してあげる」
綾「アリス…?いつもと雰囲気が違うわね」
アリス「いっつもシノやヨーコにやられてばっかりだもん、たまにはわたしが抱きしめたい」
ソフィー「そんなことで気が済むのなら幾らでも良いぞ」
灯「ちょっと待って!アリスちゃん。今カメラを持ってくる!!」
綾「止めるんじゃなくて撮影する気なのね…」
17 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:49:51.39 ID:WQIeQ5zX0
16 許可
灯「…もう終わってるなんて」
綾「最高の一枚を収めるにはカメラは肌身離さず持ち歩く。勇さんからの教えよ」
灯「痛感しました…」
アリス「ソフィーの肌は冷んやりしていて涼しかったよ」
ソフィー「体温が無いからな、暑さも寒さも感じないんだ」
アリス「今後もして良い?」
ソフィー「ほどほどに頼む、やられる側にとってはむず痒い」
灯「アリスちゃんばっかりズルい、私にもさせて!」
ソフィー「灯はいつも許可無くしていただろう…」
18 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:50:55.35 ID:WQIeQ5zX0
17 着せ替え
灯「アリスちゃんにお願いがあるだけど、良いかな?」
アリス「内容によるけど良いよ」
灯「ソフィーちゃんに服を作ったんだけど色合いからしてアリスちゃんの方が似合いそうで…着てくれないかな?」
綾「それではサイズが合わないと思うわ」
灯「私が調節するから大丈夫!」
アリス「ちょっとメルヘン過ぎないかな…」
灯「アリスちゃん凄い可愛いよ!!」
綾「確かにアリスにピッタリな衣装ね」
ソフィー「…私に着せられなくて良かった」
19 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:52:04.68 ID:WQIeQ5zX0
18 御暇
綾「ごめんなさい。そろそろ帰らないといけないわ」
灯「もうこんな時間?楽しい時間はあっという間だね」
アリス「それじゃわたしも帰るね。この服は洗って返すよ」
灯「いえ、アリスちゃんの為に調節したので貰ってください」
アリス「良いの?ありがとう!」
ソフィー「2人だけで大丈夫か?」
綾「平気よ。それよりソフィー、今度来る時は続編を借りても良いかしら?」
アリス「わたしもシノと一緒に遊びに来てもいいかな?」
ソフィー「勿論だ」
灯「綾ちゃん、アリスちゃん。いつでも遊びに来てね!」
20 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:53:43.52 ID:WQIeQ5zX0
19 となりの吸血鬼
アリス「本当に実在したんだね、吸血鬼」
綾「そうね、正直まだ信じられないぐらいだわ」
アリス「アヤはソフィーのことどう思った?」
綾「とても人を襲うようなイメージが湧かないわ、人間より常識人って感じがしたわね」
アリス「わたしもそう思う。あれだけ人と見分けがつかないなら案外近くに住んでるかもしれないね」
綾「本来なら恐ろしいことかもしれないけど、ソフィーと出会った後だと素敵ね」
アリス「ふふ、そうだね。アヤはこの道で左だった?」
綾「そうね、ここまで来てくれてありがとうアリス。また明日学校で会いましょう」
アリス「またねー」
21 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 22:55:21.82 ID:WQIeQ5zX0
20 対抗意識
アリス「あの後ろ姿は……シノ!!
どうして家の前に…?」
忍「アリス…!ごめんなさい!!お姉ちゃんから私がいない間にアリスがどれだけ心配していたか聞きました…
私がアリスの気持ちを考えなかったばかりにあんな無神経なことを」
アリス「わたしの方こそシノにあんな素敵なお友達ができたのに、無愛想な態度を取ってしまって…ごめんね」
忍「…?アリスには名前以外伝えていない筈ですが」
アリス「実は今日、アカリとソフィーに出会って一緒に遊んだの」
忍「それでいつもと服装が違っていたのですね。その服はソフィーが選んだのでしょうか?」
アリス「アカリが裁縫したんだって凄いよね」
忍「な、なんと!凄いです。アリスの魅力を十全に引き出しています。こうしちゃいられません。アリス、今日は私の洋裁に付き合ってください」
アリス「ち、ちょっと待ってシノ、今日は疲れたからまた今度に…わ、わかった。自分で歩くから引っ張らないでー!」
22 :
◆CiIV0Uma/I
[sage saga]:2018/10/29(月) 23:00:34.53 ID:WQIeQ5zX0
アリス・カータレットの一人称を『わたし』から『私』にしてしまう痛恨のミス…
となりの吸血鬼さんのssもっと流行って
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/30(火) 18:42:18.70 ID:B737VsNTO
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