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男「異世界転生で得たスキルは…『安価』…?」
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1 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 18:10:01.79 ID:Vf8fKGodO
男「アンカー…?なにそれ?」
女神「『安価』ですよ男さん、文字通り次元の違う方々から力を授けてもらうのです」
男「なにそれめっちゃ強そうじゃん!」
女神「そうですね、力を授ける方々『ビッパー』が与えるのであれば貴方は空を飛ぶこと、手から炎を出すこと等容易でしょう」
男「マジか!!!ひょんなことで死んじゃったけどこれでチート転生者の仲間入りだ!!!」
女神「上手くいくと良いのですが…」ボソッ
男「ん?何か言った?」
女神「いえいえなんでもございませんよ!それでは固定スキルから決めていってもらいましょうか」
男「スキル?それがアンカーじゃないの?」
女神「『安価』とはまた違う貴方が転生した後に常備するスキルですよ」
男「おお!能力が一つじゃないところから醸し出されるチート臭!見てる分にはイライラしたけどいざ自分がなると気持ちいいな!」
女神「それでは固有スキルの3つの内まずは一つ目から…」
どんなスキルを取得する?
>>2
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1540458601
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 18:15:32.22 ID:hDtChIqY0
言語なんでも理解して話せる
3 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 18:30:44.17 ID:Vf8fKGodO
『言語なんでも理解して話せる』
女神「おめでとうございます。貴方はあちらの世界で言語が通じないということで困ることはないでしょう」
【万能マウスに万能イヤー】を取得した!
男「おお!そうだよ!最近の転生者はパワーに力を注ぎすぎて脳筋になりすぎなんだよ!こういう知的なスキルが常備されるのは嬉しいな!」
女神「初めに力を授けて下さった方は優しい方だったのでしょうね」
男「んー…そうかな?」
女神「おや、何かご不満でも?」
男「まぁ確かに良いスキルだと思うけど『ビッパー』って人達はどんな力でも僕に授けることができるんだろう?だったらもっと凄いスキルがほしかったなー」
女神「あまりその様な発言は控えた方が宜しいと思いますよ」
男「え?どうして?」
女神「『ビッパー』は常に貴方の動向を把握しその上で貴方に力を授けます」
男「……つまり?」
女神「あまり『ビッパー』の方々の機嫌を損ねない方が身の為ですよ」
男「(ヤバイ…)」
女神「さて二つ目は…」
男「ちょっと待ったあああ!弁明させて!せめて『ビッパー』の方々に媚び売る時間を!」
女神「媚び売ろうとしてるのも筒抜けですよ」
男「………」
男「あああああああああああああ!!!!」
二つ目のスキルは?
>>4
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 18:30:59.32 ID:PuhpYgNWo
死なない
絶対に
いつまでも
5 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 18:47:40.63 ID:Vf8fKGodO
『死なない 絶対に いつまでも』
女神「おお、これはまた強スキルですね、おめでとうございます。これで無限コンティニューが可能ですよ」
【不死身】を取得した!
男「不死身…!?凄い!ヴァンパイアみたいじゃん!」
女神「いえ、ヴァンパイア以上ですよ」
男「え」
女神「ヴァンパイアは確かに不死身…つまりは人間の生命力のそれとは比べものにならないくらい強いのでヴァンパイアは死なないのです。しかし彼らも死ぬ時は死にます」
男「いやだから僕も…」
女神「[
ピーーー
]ません」
女神「例え貴方の首が落とされようと細切れにされようと貴方は死ぬことはありません。『ビッパー』が与えてくださったスキル『不死身』は生命力活性化の中でも最上位のスキルに該当します」
男「ええと…痛覚は…」
女神「勿論ございますよ」
男「不死身なんだから再生能力は…」
女神「あくまで"死なない"ということだけですので再生するのはその時の『ビッパー』の気分次第でしょう」
男「……(これ一生『ビッパー』のおもちゃとして生きないといけないってことなのか…)」
女神「そんなに悲観しないで下さい。強スキルに変わりはないのですよ」
男「そ…そうだな!そもそも死なないくらい強いスキルが手に入れば万事解決だ!さぁ女神さん!次行こう次!」
女神「そうですね、それでは最後のスキルは…」
最後のスキルは?
>>6
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 18:48:18.10 ID:ZKlIrlrD0
決して自分を失わない。精神系に対する完全耐性
7 :
◆oa6k//3vOQ
[saga]:2018/10/25(木) 18:51:27.70 ID:Vf8fKGodO
>>5
女神「ヴァンパイアは確かに不死身…つまりは人間の生命力のそれとは比べものにならないくらい強いのでヴァンパイアは死なないのです。しかし彼らも死ぬ時は死にます」
↓
女神「ヴァンパイアは確かに不死身…つまりは人間の生命力のそれとは比べものにならないくらい生命力が強い。だからヴァンパイアは死なないのです。しかし彼らも死ぬ時は死にます」
女神「[ピーーー]ません」
↓
女神「[死ねません」
8 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:07:27.26 ID:Vf8fKGodO
『決して自分を失わない。精神系に対する完全耐性』
女神「おや、最後の最後まで今日の『ビッパー』は優しい方ばかりで…おめでとうございます。貴方は何事にも屈しない精神力を手に入れましたよ」
【鋼メンタル】を手に入れた!
男「おお!凄い!さっきまでの不安な気持ちが嘘みたいに吹っ飛んだ!なんとかなるだろう!」
女神「(もしや馬鹿になっただけでは…)」
男「さて、これで僕はアンカーってスキルとその他エトセトラのスキルを持って転生するわけだけど僕が転生する先は一体どんな世界なのさ?」
女神「それは後々『ビッパー』が決めることです」
男「え、ビッパーって人達は僕に能力を与えるだけじゃないの!?」
女神「先程私は貴方に『ビッパー』の方々は貴方に力を授ける…と説明しましたが正確にいうとですね…」
女神「貴方の身の回りの出来事はほとんど『ビッパー』が操作します』
男「ええ!?なんだよそれ!じゃあ本当に僕はビッパー達の操り人形じゃないか!」
女神「『ビッパー』はあくまで道を創るだけ…進むのは貴方です」
男「う〜ん…なんだか腑に落ちないなぁ…」
男「まぁきっとなんとかなるだろ!細かいことは考えないようにしよう!」
女神「(早速スキルが役に立って…まぁ私に対してですが)」
男「ここに長居しちゃ女神さんにも迷惑かけるしね!早速その世界へ連れていってよ!」
女神「かしこまりました、それでは…」
男「あ!待ってその前に!」
男「
>>9
」
別れ際に女神に一言
※男は安価で発言したという意識はありません
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 19:09:32.94 ID:zCt2nkye0
好きです。結婚してください
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 19:09:36.27 ID:jSkHKXC7o
君も道連れだよ
11 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:21:56.45 ID:Vf8fKGodO
女神「……」
男「……いや…!その…!」アタフタ
女神「精神力が上がったことで女の子に告白するのは良いですがそれはあちらの世界へ行ってからですよ」フフッ
男「違う!僕はその…生前は全然モテなくて…だから好きになった人にどうやって気持ちを伝えていいかわからなくて…!」
女神「……」
男「正直一目惚れだけど!確かに女の人を顔で選ぶのは最低だけど…!短時間で貴方は仕事で僕に付き合ってくれただけかもしれない…!それでも僕はもっと貴方といたいと思った…!」
男「せっかく鋼のメンタルを得たなら此処で使っておきたい!ここで言わないとこのスキルをもらった意味がない…!だから…!」
女神「成る程…貴方の気持ちは分かりました」
女神「(困りましたね…まさか転生者にプロポーズされるとは…どうしましょうか…)」
男「無理は承知です!だから…!」
男「
>>11
」
12 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:22:35.43 ID:Vf8fKGodO
間違えました
>>14
で
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/10/25(木) 19:22:47.53 ID:xc8HhLT3O
チート能力もっと欲しいから結婚して!
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 19:25:30.50 ID:1qAU9gQWO
お友達からはじめませんか
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 19:25:54.51 ID:WR9jcH3YO
せめてパンツだけでも見せてください
16 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:32:53.02 ID:Vf8fKGodO
女神「お友達…?」
男「はい!それなら…!」
女神「お友達ですか…それはとても嬉しいお言葉です。しかし私はここを離れることができません」
男「そんな!少しくらい僕と異世界へ…!」
女神「ここの管理を任されているのは私ただ一人、私が離れるだけで世界の均衡は崩れます」
男「……」
女神「ありがとうございます。初めてそのような温かい言葉をいただきました」
女神「ここで出会った転生者は皆転生後のことで胸を膨らまし私のことは生前の世界と転生後の世界を繋ぐ仲介人のような扱いしかしてもらえませんでした」
女神「だから柄にもなく少し…」
女神「嬉しくて笑っちゃいました」
17 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:38:23.47 ID:Vf8fKGodO
女神「だから気持ちだけ受け取っておきます。貴方は次の世界できっと良い人に出会えます。なので私のことは…
男「女神さん」
女神「? はい…?」
男「僕のスキルもしかしてもう忘れた?」
女神「貴方のスキルは『安価』…ハッ…!まさか…!」
男「そうさ!ビッパーも女神さんに少しくらいの休日はくれるはずさ!」
男「発動しろ『安価』!!!女神さんの処遇を君達が決めてくれ!!!」
女神さんのこれから… 一体どうする?
>>18
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 19:39:37.91 ID:tCVtI2SSO
新しい女神が現れる。旧女神は超頻尿の女になる
19 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 19:55:29.32 ID:Vf8fKGodO
新女神「チィーーース」
女神「貴方は…!?一体どこから…!?」
新女神「ちゃんと名札見てよ、名札、どこからどう見ても新女神っしょ」
女神「新女神…!?女神はこの世に限られた数しか存在しないはず…!『ビッパー』の方々は女神さえも創造してしまうのですか…!?」
新女神「グダグダうるせぇよ、私今生まれたばかりでボキャ貧なんだから難しい言葉使うなって」
男「(ボキャ貧って言葉知ってる時点でボキャ貧ではないだろ…)」
新女神「ってことだからアンタはクビね、もう女神でもなんでもないんだからそこの男と一緒に何処に行っても構わないよ」
女神「いけません…私も女神の一人!そのような勝手な真似は…
男「ん?」
女神「………」ブルッ
男「えと…女神さんどうして…
女神「すいません…急にお手洗いに行きたくて…」
男「えぇ!?」
新女神「えートイレーー?ここにそんなもんないよ?」
女神「そんな…私このままだと…
新女神「まぁ私も鬼じゃないからさ、お手洗いくらい作ってやるじゃん」杖的なのを振るう
ギュン!ゲートのようなものができる
女神「ありがとうございます…!新女神さん!」
シュン! ゲートのようなものへ吸い込まれる
男「凄いですね、新女神さん…一瞬でトイレ作っちゃうなんて」
新女神「あ?違う違う、これトイレへのゲートじゃなくてアンタがこれから行く世界へのゲートだから」
男「成る程…異世界でもトイレはあるはずだから安心………って」
男「ええええええええええええええええ!!!???」
20 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 20:11:41.77 ID:Vf8fKGodO
男「ちょっと!いくらなんでも酷すぎでしょ!」
新女神「うるせぇな、トイレより異世界と繋げるゲートの方が作りやすいんだよ」
男「嘘だ!絶対嘘だ!!!」
新女神「うるせぇって言ってんだろ、お前もはよ行けって」
ガシッ!っと男を蹴ってゲートへ落とす
男「え…」ヒュー…
男「ええええええええええええええ!!!!????」
新女神「おー落ちてる落ちてる」
男「(何が新女神だ…蹴るわ言葉汚いわオマケに黒ギャルみたいな格好だし…女神さんの方が数億倍美しい…)」ブツブツ言いながら落下中
男「なんか色々あったけど俺生き返るんだよな…次はもっと…」ヒュー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何もない草原
?「大丈夫ですか?ねぇ!起きて下さい!」
男「ん?うーん…そうか…確か僕はあのガングロ女神に落とされて…そして目の前にいるのが…」
元女神「あ!目を覚ましたんですね!」
男「あー…女神だ…ふつくしい…」
元女神「私はもう女神ではないですよ!/私の名前この世界ではどうしましょうか…」
男「女神さんは女神さんでいいじゃないですか」
元女神「え…」
男「僕にとっちゃ女神さんはいつまでも女神ですよ。少なくともあのガングロ女神よりは」
女神「……」
男「それにしても異世界転生はいいな!!チートの能力をもらって尚且つこんな綺麗でおしとやかな女神様と一緒に転生できるなんて!」
女神「男さん…」
男「これから色々大変だろうけど女神さん…とりあえず…」
男「お友達から異世界楽しみましょう!!!」
プロローグ的なの終わり
21 :
◆oa6k//3vOQ
[sage]:2018/10/25(木) 20:14:57.61 ID:Vf8fKGodO
とりあえず一旦ここまでで
また再開する時いつ頃に再開するかレスします。
気長に書いていきたいと思います。
拙い書き手ですがお付き合いいただけると嬉しいです。
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 20:15:54.91 ID:Eoc0J5MrO
乙
で、結局女神漏らしたの?
23 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 20:31:59.74 ID:NA61xYdr0
おまけ
男「すいません女神さん、こんなこと聞くのは本当に失礼なんですけど…」
女神「? どうかいたしましたか?」
男「あの…さっきの…ゲート通った後…大丈夫でしたか?」
女神「あ、ええと…それはですね…」
男「……」アチャーって顔
女神「ちょっと待って下さい!漏らしてないです!女神たる者がそのような真似を!ちゃんと茂みの方で…!」
男「……」どうしよう…って顔
女神「……だって仕方ないじゃないですか!ゲートの先は見ての通り草原なんですから!何処にも本来私が探していたものはなかったんですよ!だから…
男「あ!そうだ!女神さんは何かスキルはお持ちで?」
女神「分かりやすく気を遣わないでくださいーーー!!!!」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/10/25(木) 20:33:30.47 ID:PuhpYgNWo
期待
25 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 21:05:54.53 ID:NA61xYdr0
再開します
26 :
◆oa6k//3vOQ
:2018/10/25(木) 21:11:39.09 ID:NA61xYdr0
しばらくして
女神「どうせ私はお漏らし女神ですよ〜」イジイジ
男「(パワーワードすぎる)」
女神「いいですよ私なんて…男さんと違ってこれといったスキルありませんし」
男「でも女神さんは女神なんだから特別なスキルとかは持っていないんですか?」
女神「女神は立場上色々なものを司る為権限は強力でしたがスキルは特にそこまで…」
男「でも僕女神さんのスキル見てみたいです!一体どんなスキルなんですか?」
女神「私のスキルは
>>27
なんですよ」
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[ Aramaki★
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