向日葵「安価で赤座さんをわたくしのものにしたい」

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49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:22:16.86 ID:v8xr1kWy0
あかり(嬉しくなんかないよぉ…も、もうっ!!)

あかり(向日葵ちゃん、あかりの話を全然聞いてくれないし、さっきから変なことばかりするし…)

向日葵「さて、何をしましょうか? 赤座さんとならなんでも楽しいですわ」

あかり(ここから出ないと…んっ、あれ、縛られてるけど、あまりきつくないよぉ…こ、これなら解けるかも)ヨイショヨイショ

向日葵「赤ちゃんプレイの続きでもしませんか? 今度は赤座さんが赤ちゃんでもいいですわよ。ちゃんとぴったりのオムツも用意してますの。確かここに」

あかり(向日葵ちゃんが、目をそらした!? 今のうちに…)

向日葵「…で、赤座さん…あら?」

あかり「ん…ぷはぁ…。も、もう、向日葵ちゃん…」

向日葵「解けましたのね…まぁ、そんなにきつくは縛っておりませんでしたが、何故だかわかりますか?」

あかり「もぉうっ、わかるわけないよ!!」

向日葵「赤座さん?」

あかり「さっきからずっと変なことばかりして…向日葵ちゃんなんて大っ嫌い!!」ダッ

向日葵「赤座さん、お待ちなさい!!」

あかり「ついてこないで!!」

向日葵「っ!? 赤座さんあぶない!?」

あかり「え?」グラッ

向日葵「赤座さん!! っ!?」ガシッ


あかりは階段を踏み外し落ちていく。向日葵はそんな彼女の腕をとっさに掴んだ
だが非力な向日葵にあかりを引っ張り上げる力はなく、2人で階段を落ちていく


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロド-ン
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:32:02.94 ID:v8xr1kWy0
ーーーー

ーーーーー

ーーーーーー

(あれ? あかりどうなったんだっけ? 確か…階段から落ちて…それで)

(そ、そうだ…向日葵ちゃんは…あかりのこと…助けようとしてくれたんだよね…)

(向日葵ちゃんは…どこ…よいしょ…)ボイ-ン

(え?…今の感覚って…お胸? でもこんな感覚今まで…)


あかり「おや、目覚めましたわね」


「え…あか、り…?」


彼女が目を覚ますと、目の前には衣服をまとわず笑顔を浮かべる己の姿があった。

「なんで…あかりが…あかりの前に?」


あかり「何を言っておりますの?」


「え?」

あかり「あなたは赤座あかりではないですわよ。もうね…ほら」


目の前のあかりは手鏡をこちらに向ける。


「あ…あぁ…」


そこには驚愕の表情を浮かべる、向日葵の姿があった。



あかり「今日から貴女は、古谷向日葵ですの」ニヤッ


51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:38:05.87 ID:v8xr1kWy0
数日後

櫻子「よーし、向日葵!! 生徒会へ行くぞー!!」

向日葵「ま、待ってよ…じゃなくて、待ってください。後で行くから…先に行っ…てください」

櫻子「えー、なんで? なんかさー最近、変じゃない?」

向日葵「そ、そんなことない…ありませんわっ」

櫻子「んーでもなー」

あかり「ごめんね、櫻子ちゃん。実を言うと私が向日葵ちゃんの用があるんだー。ねー、ひ・ま・わ・りちゃん?」

向日葵「そ、そうですわ」

櫻子「あー、あかりちゃんとの用事だったんだー。んじゃ、仕方ないよね。向日葵、あかりちゃんに迷惑かけるなよ!!」

あかり「大丈夫だよ、ねぇ?」

向日葵「は、はい…」

櫻子「んじゃ、先行ってんねー」タタタッ


52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:47:13.42 ID:v8xr1kWy0
あかり「行ったようだね」

向日葵「も、もうやめてよ、向日葵ちゃん…っ!!」

あかり「ん、なにがかなぁ?」

向日葵「あかりの真似をやめてって言ってるの!!」

あかり「それを言うなら、私の台詞だよぉ。向日葵ちゃんこそ…私の真似はダメだよぉ」ニヤニヤ

向日葵「っ!! もうやめてよぉ!! あかりの体を返して!!」ガシッ

あかり「…返しても何も…どうやって返せばいいの? それに、貴女が階段から落ちたのが原因だよね?」

向日葵「だって、あれは!?」

あかり「私も体を打ってあざにもなっちゃったし…あー、痛いなー、みんなに言っちゃおうかなー、向日葵ちゃんに縛られたりしたって」

向日葵「それはあかりのせいじゃないよ!?」

あかり「赤座あかりは私…みんなはどちらを信じるでしょうね。向日葵ちゃん…可笑しくなちゃったって思うかな?」


53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:55:28.87 ID:v8xr1kWy0
向日葵「お、お姉ちゃんならきっと信じてくれるよぉ!!」

あかり「あー、お姉ちゃんかー。ふふっ、昨日はたくさんキスしてあげたら喜んでたなー」

向日葵「えっ?」

あかり「向日葵ちゃんは気づいてなかったけど、お姉ちゃん、私のこと大好きなんだって、いろんな意味でね…」

向日葵「そ、そんなこと…」

あかり「まぁー、信じられないならいいけどねー。向日葵ちゃんには関係ないことだし」

向日葵「関係なくないよ!! …それはあかりの体で」


あかり「だって、私は…向日葵ちゃんのことが大っ嫌いだからね」


向日葵「っ!? ちょっと待って!!」


あかり「じゃあね、向日葵ちゃん。せいぜい、バレないように頑張ってね。そしたらまた話を聞いてあげるから」



54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 21:59:21.13 ID:v8xr1kWy0
あかり(まさかこんなことになるとは思いもしませんでしたの)

あかり(これはきっと運命ですわ。わたくしが赤座さんになってみんなにこの愛おしさを伝える)

あかり(あかねさんも…ごらく部のみんなも、この赤座あかりなしでは生きられないようにしてあげますわ)

あかり(はぁ…人生が薔薇色。この赤座あかり全てがわたくしのものですの)


あかり「これからもっともっと可愛がってますわ…ねぇ、あかり」



あかり「赤座さんをわたくしのものにしましたわ」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/22(月) 22:00:38.66 ID:v8xr1kWy0
happy end

どうしてこうなった。もっと変態だけど純愛的なあかひまが書きたかった
安価協力ありがとうございました
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/22(月) 22:04:08.99 ID:jb05+M4Lo
ハッピーえんどやったー(お目々ぐるぐる
たのしかった!
また何か書いて!
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 09:08:03.89 ID:3XQECkcUO
向日葵にとってはハッピーエンドだから間違えてないね(白目)
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 10:44:21.43 ID:mTUtJSo00

イイナナシダナ-(目逸らし
甘えさせるとは何だったのか
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 12:19:55.86 ID:SjJ9XhshO
きっとこれからあかり(の体のみ)を甘えさせてくれるよ
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