提督「艦娘が全員いなくなった」【安価・コンマ】

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1 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:35:47.87 ID:Gwm0h1lno
鎮守府「」ガラーン

提督「」

提督「なんでこんなことに…」

憲兵「しょうがないだろう、自業自得だ」

提督「だからって一人もいなくなるまで捕まえなくてもいいじゃないですか!」

提督「俺にセクハラしたくらいで!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1535794547
2 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:37:07.24 ID:Gwm0h1lno
憲兵「まあまあ。最近各鎮守府の風紀が乱れつつあることが問題になっていて俺もここに派遣されたわけだ」

提督「それは最初にいらっしゃった時に聞きました」

憲兵「ああ。でだ、君はまあ許容範囲内の行動であり本部にも問題ないという評価で通してある」

提督「それはどうも」

憲兵「だが艦娘達はダメだ。過剰なスキンシップに始まり君が赤面するような行動をとって面白がったり挙げ句の果てには夜這いをかけた艦娘もいたじゃないか」

提督「それは私をいじってストレスを発散していただけであって」

憲兵「そんなものは深海棲艦を吹き飛ばして発散すればよろしい。それに没収品の中には婚姻届カッコガチもあったぞ」

提督「それも私を脅して奢らせようとしただけだと」

憲兵「はあ、少しは危機感を持ったらどうだ。風紀だけじゃなく君の将来も無事では済まされないかもしれないんだぞ」
3 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:45:50.89 ID:Gwm0h1lno
提督「そんな大袈裟な。とにかく艦娘を返してくれないと鎮守府の運営ができません!それに彼女達に会えないのは私も寂しいんです!」

憲兵「これは本部からの指示でもあるんだ、そう簡単に返す訳にはいかない」

提督「そこをなんとか!のんびりしていると深海棲艦に襲撃されるかもしれませんよ」

憲兵「…はぁ、わかった。一応艦娘に関しては反省の色がみられたら釈放してもよいとのことだったからな。提督が返してほしいと申し出た艦娘に関してはチェックをした上で問題がなければ解放することにしよう」

提督「ありがとうございます!」

憲兵「で、最初は誰だ?」

提督「とりあえず初期艦兼秘書艦の漣を」

憲兵「わかった。漣の罪状は下2だな」
4 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:48:09.54 ID:Gwm0h1lno
最初は指定させていただきましたが、今後は艦娘も指定してもらうと思います
内容のレスのコンマが30を超えていれば反省の色がみられるということでよろしくお願いします
あと、遅レス駄文に関しては目を瞑って頂けると幸いです
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 18:48:22.20 ID:+d2iJ9lDO
提督の自室で全裸待機してた
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 18:48:58.79 ID:rW3r6GJD0
夜這い動画をネットに流出
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/09/01(土) 18:49:48.10 ID:YeegsqK80
これはどっちだ
8 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:55:09.19 ID:Yt6ObpKko
>>3を書くつもりで下1指定したんですけど、どっちがいいでしょうか
9 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 18:57:48.97 ID:Yt6ObpKko
下2でしたね、すみません
あと、5以下と90以上で何かあります
00だと…
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 18:57:55.87 ID:Iyw7+ddAo
コンマで決めるとかどう?
11 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 19:02:00.46 ID:Yt6ObpKko
じゃあ下1のコンマが50以上で>>5,49以下で>>6ということで
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 19:05:11.64 ID:GW5x/aSc0
出荷よー
13 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 19:06:54.98 ID:Yt6ObpKko
全裸待機でいきます、少々お待ち下さい
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 19:13:21.17 ID:deY0sUito
きたい
15 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 19:35:23.88 ID:Yt6ObpKko
憲兵「提督の自室で服を着ずに居たらしいな」

提督「あれは衝撃でした…」

〜事件当日0100〜

提督「あー、やっと業務が終わった。なんであんなになるまで飲んだんだ隼鷹、後始末に時間がかかっちまった」

ガチャ

提督「ん?鍵が開いてる、今朝閉め忘れたっけ?」

漣「スースー」

提督「漣じゃないか、なんで俺のベッドで寝てるんだ…まあ用事があって来たら鍵が開いてて部屋で待ってたけど寝ちゃったんだろう」

提督「ほら漣、起きて起きて」バサッ

漣「ンー、ごしゅじんさま?」ゼンラー

提督「」

漣「ふわぁー、よく寝たー。ってしまった、ご主人様に『お帰りなさい、ご主人様。漣にします?漣がいいですか?それともさ・ざ・な・み』?ってするつもりだったのに!」ハニャー
16 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 19:47:06.14 ID:Yt6ObpKko
提督「な、な、なんでお前その格好」

漣「男をゲッチュするにはこれが1番だと古事記に書いてありました、ねえ、興奮しました?興奮したでしょ?襲ってもいいよ〜?」

提督「ば、バカ、ほはこれを着ろ!///」ファサ

漣「って無視かよ!でもご主人様の上着キタコレ!」クンカクンカ

憲兵「憲兵だ!綾波型駆逐艦漣!提督へのセクハラ現行犯で連行する!」

漣「ゲ、騒ぎすぎた!もう、ちゃんと扉閉めといてくださいよご主人様!」

憲兵「うるさい、お前にはこれから反省文を書き続ける日々が待ってるぞ!ほら、キリキリ歩け」

漣「メシマズ…」

提督「漣がこんなことをするなんて…」
17 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 19:54:36.12 ID:Yt6ObpKko
〜現在〜

提督「いくら駆逐艦とはいえ、あんな格好でうろちょろしてたら俺が我慢できなかったかもしれないだろうに襲われたらどうするつもりだったんだ」

憲兵(それが狙いだろうに)

憲兵「でだ、反省したかどうか調べるわけだが、実際に提督に面接してもらう」

提督「わかりました」

憲兵「まあ私もモニターで監視しておくから心配はない」

提督「ハハ、彼女達が何かするわけないじゃないですか」

憲兵「(何かしたから捕まったんだが)…ではこちらへ」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 19:55:32.02 ID:RV8KL05L0
>反省文を書き続ける日々
写経かな?
19 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 20:07:22.43 ID:Yt6ObpKko
提督「漣、元気にしてたか?」

漣「ご主人様〜」

提督「かわいそうに。捕まってからもう1ヶ月くらい経つかな」

漣「漣を釈放するようご主人様が憲兵さんに働きかけてくれてたことは聞いてました」

提督「そうか、そんなこと言わなくても良かったのに」

漣「少しだけでもいいのでギュッてしてくれませんか?ずっとご主人様に会えなくて辛かったんです」

提督「ああ、少しだけな」ギュー

漣「ふわぁ」

提督「もうあんなことするなよ?」

漣「」ギュー

提督「…漣?」

漣「…ご主人様…」グイー

提督「さ、漣、何を」

ドンッ

漣「もう我慢できません。連行される前からずっとこうしたかったんです」チュー

提督「んー、ぷはっ、さざなm」

漣「ダメです、逃がしませんよ」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:23:19.65 ID:JLnRXogj0
刑期延びますねえ
21 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 20:25:20.75 ID:Gwm0h1lno
提督「も、もちつけ漣!」

漣「大丈夫です、漣も初めてですから」

憲兵「そこまでだ!」

提督「憲兵さん!」

憲兵「秘書艦だし多少は目を瞑ってやろうと思っていたがお前は行き過ぎた。まだ反省が足りないようだからもっとキツい罰を課すことにする。ついてこい」

提督「待ってください、もう一度だけチャンスを!」

憲兵「ダメだ」

提督「そんな…」

漣「…ご主人様、一つだけ聞いていいですか?」

提督「…なんだ」

漣「漣じゃダメなんですか?可愛がってくれてはいますけどlv99になってもずっとケッコンしてくれない。でも漣はずっとは待てないんです」

提督「漣のことは特に大切に思っている、初期艦ということを差し引いてもな。だが、そういう形で他の娘と差をつけるのは俺は認められない。ケッコンとついている以上俺には難しいんだ、わかってくれ」

漣「…いきなりこんなことしたのは謝ります。でも漣はご主人様のことを待っていることだけは忘れないでください」

提督「ああ」
22 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 20:32:41.12 ID:Gwm0h1lno


提督「まさか最初から失敗するとは」

提督(漣の唇の感触がまだ残ってる、うう///)

憲兵「秘書艦ですらこれでは厳しいか、やはり釈放は見送りに」

提督「待ってください!たしかに漣は一戦を超えてしまいましたがそれは俺のことを想い続けてのこと、そんな艦娘何人もいるとは思えません!」

憲兵「は?そうでないから彼女達は過ちを犯したのだろう」

提督「漣だって次は大丈夫でしょうし他の娘達だって話してみなければわかりませんよ!」

憲兵「はぁ、わかったわかった。もう少し試してみよう。で、次は誰だ?」

提督「次は↓1をお願いします」

憲兵「わかった。たしか↓3をやらかしたのだったな」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:33:10.82 ID:EW/bnuZzo
鳳翔さん
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:33:29.16 ID:UOeDFdr10
満潮
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:34:21.37 ID:18NsUTu80
自分の聖水を使った料理をだしていた
26 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 20:53:39.28 ID:Gwm0h1lno
提督「鳳翔さんで」

憲兵「たしか自分の小水を料理混ぜていたのだったな」

提督「未だに信じられなんですが…」

〜居酒屋鳳翔〜

提督「こんばんは、鳳翔さん」

鳳翔「あら提督、こんばんは。今日のお仕事はもう終わったのですか?」

提督「ええ、今日は少なかったので。まだ夕飯を済ませていないのでとりあえず定食をお願いしていいですか?」

鳳翔「わかりました。ほっけなどいかがですか?」

提督「お、いいですね。じゃあ一緒に焼酎もお願いします」

鳳翔「森伊蔵ですね。すぐに準備しますよ」



鳳翔「はい、できました」

提督「お、ありがとうございます。おいしそうだなぁ」

鳳翔「ふふっ、味わって食べてくださいね」

提督「はい、もちろん。ではいただきます」

提督「おっ、旨い。焼き加減も塩加減もいい具合だ。焼酎にもよく合う。さすが鳳翔さんです」

鳳翔「ありがとうございます///(はぁ、提督が私のがかかったものをあんなに美味しそうに食べているわ、今日の私のおかずができたわね///)」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:55:30.10 ID:deY0sUito
おかんなにやってんの…
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 20:58:05.35 ID:vtn0TKJsO
これはあかん
29 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 21:06:04.40 ID:Gwm0h1lno
憲兵「こんばんは」

提督「お、憲兵さんじゃないですか。どうしたんですか?」

憲兵「いやなに、提督がここに入っていくのが見えたので一緒に一杯飲もうかとね」

提督「そうでしたか。ささ、こっちへ」

憲兵「では失礼」

鳳翔「何になさいますか?」

憲兵「レッドアイをお願いできるかな?」

鳳翔「ええ、少々お待ち下さい」

提督「洒落たものを飲みますね」

憲兵「私はそんなに強いほうではないんでね。大体こんな感じですよ」

提督「ほう、しょうなんですか」

憲兵「…どうやら提督もあまり強くはないようですな」

提督「はは、違いない」

憲兵「ところでそれはほっけですか?」

提督「ええ。夕飯を食べに来たもので。一口いかがですか?」

憲兵「ではお言葉に甘えて。ハムッ。…ん?」

提督「?どうかしましたか?」

憲兵「いえ、何も(微かに広がるアンモニア臭、以前の勤め先で小便を艦娘と飲ませあっていた提督を検挙した時を思い出すな、これはまさか…)」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/09/01(土) 21:06:12.95 ID:YeegsqK80
これは嫌すぎるな、されても全然うれしくない
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:07:58.57 ID:omNJsIVc0
>以前の勤め先で小便を艦娘と飲ませあっていた提督を検挙した時を思い出すな、これはまさか…

こんなんばっかか、激務お疲れ様です
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:08:52.38 ID:vtn0TKJsO
憲兵さん自身病む人も多いんだろうな
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:10:13.46 ID:deY0sUito
深淵に覗きこまれる仕事ですね
34 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 21:23:33.53 ID:Gwm0h1lno
鳳翔「お待たせしました。お通しもお出ししますね」

憲兵「ああ、どうも」

提督「僕もお酒のおかわりお願いできるかな?」

鳳翔「ほら、もう素が出てきてますよ。」

提督「はは、まあ鳳翔さんの前なら構いませんよ。憲兵さんもいつも酒の場では無礼講って仰ってくれてますし」

鳳翔「ではマルゲリータなどいかがですか?」

提督「いいですね。いただきます」

鳳翔「はい、では用意してきますね」

憲兵(マルガリータ、塩をグラスに添えたカクテル。これは怪しい)

〜厨房〜
鳳翔「さあ、あとはこれに私の想いを込めるだけ…んっ」ショロロー

憲兵「そこまでだ!」

鳳翔「はっ、憲兵さん!今はこっちを見ないでください!」

憲兵「慣れているから構わん。それよりもなんてものを仮にも上司である提督に出しているのだ。早く下着を履いてついてこい!」

鳳翔「ああ、そんな…ほっだけで我慢していればバレなかったのかもしれません、欲を出した私の負けですね」

〜そして今〜

提督「鳳翔さんに嫌われていたのは反省しないといけないですが、まさかあんな嫌がらせをしたくなるほどだったとは。現実とはなんてツラい」

憲兵「いや、絶対違う理由だから」

提督「まあとにかく面会に移らせてください」

憲兵「だがあんなことをされて漣の次に要求してくるとはなかなかだな」

提督「まあ私も思うところがあるんですよ」

憲兵「提督の自由ではあるがな」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:28:28.66 ID:jr26cOv20
辛い慣れかただな
変態いすぎぞこの組織
36 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 21:36:34.02 ID:Gwm0h1lno
提督「鳳翔さん…」

鳳翔「提督…」

提督「すみません、あんなことをさせてしまうほど鳳翔さんを思い詰めさせてしまっていただなんて」

鳳翔「いえ、私のほうこそ行き過ぎていました。お許しください」

提督「いえ、これからはご飯やお酒に変なものを混ぜたりしないでくださいね」

鳳翔「はい、ですからお店のほうにも顔を出してくださいね、お願いします。提督と触れあう私の貴重な楽しみですから」

提督「え、俺のことを嫌ってたんじゃないんですか?」

鳳翔「そんなことはありません!なんで提督を嫌わなきゃいけないんですか!」ドンッ

提督「ウオッ!いや、てっきり嫌いになりすぎて嫌がらせをされたものだとばかり」

鳳翔「それはその…」モジモジ

鳳翔「と、とにかく私は提督のことが大好きなのでそこだけは勘違いなさらないでください!///」

提督「は、はい///」

鳳翔(勘違いされていたようだけど誤解が解けて良かった。それに、ご飯やお酒はダメって言われたけどお茶やデザートは禁止されてないものね、これからはもっと気をつけて提督に私を染み込ませていかなきゃ///)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:37:25.79 ID:dsC8rEroo
まるで反省していない…
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:37:36.29 ID:UOeDFdr10
やヴぁい
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:39:22.76 ID:vtn0TKJsO
せいぜい唾液や汗にしてくれ…
40 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 21:40:40.25 ID:Gwm0h1lno
提督「とりあえず一人帰ってきてくれて助かりました」

憲兵「憲兵センサーが不穏な空気を感じてはいるがな」

提督「しかし正直なところ鳳翔さんのご飯が食べたかっただけで鎮守府の戦力の回復にはまだまだですね」

憲兵「ああ、そうだな。まだ面会を続けるか?」

提督「ええ、もちろん。次は↓1をお願いします」

憲兵「ああ、やつは↓3をやらかしたんだったな」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:40:49.25 ID:UOeDFdr10
満潮
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/09/01(土) 21:41:23.28 ID:YeegsqK80
はやいな
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 21:41:48.65 ID:dsC8rEroo
敵前逃亡
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 22:14:02.86 ID:jK0IQ4PJ0
軍人としてはアウトだけど前2名よりまともそうだ
45 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 22:43:52.63 ID:Gwm0h1lno
提督「満潮をお願いします」

憲兵「ああ、やつは敵前逃亡を図った罪だ。軍人として情けない限りだ」

提督「まあまあ、あれはしょうがなかったじゃないですか」


〜某日〜

満潮「クッ、なんでこんなところにレカスがいるのよ!」

レ級「ハッ、コンナコムスメドモ、イッシュンデケシサッテヤル」キュオーン

朝潮「くっ、でもここで退いたら他の隊にも影響がでるかもしれません」

多摩「提督に連絡して救援が来るまでの間時間を稼ぐにゃ」

満潮「…撤退よ」

朝潮「え?」

満潮「これは旗艦命令よ。第一部隊は直ちに撤退して戦艦レ級は近辺の他の部隊に任せるわ」

多摩「勝手に決めるのはどうかと思うにゃ」

朝潮「そうよ、それに夜戦に持ち込めば私達でも」

満潮「いいから撤退よ!私は旗艦としてあなた達の命を預かってるの、危険な賭けはさせられないわ!」

朝潮「でも」

満潮「早くしなさい!もう近くにいる第二艦隊旗艦の霧島には連絡をしてあるから」

朝潮「…わかったわ」

〜帰港後〜

提督「大丈夫か、皆。怪我はないか?!」

満潮「ごめんなさい、私、私、レ級に会って動揺しちゃって、それで、皆を守らなきゃって」グスッ

提督「しょうがないさ、いきなりあんなのに遭遇して怖かったよな。まだ旗艦を任せた回数も少ないし焦ったよな」

満潮「うわーん、ごめんなさい司令官!」ダキッ

提督「ああ、もう大丈夫だ。それに霧島からレ級を殴り飛ばしたとの報告も入ったから心配もしなくていい」ギュッ

満潮「ごめんなさい、ごめんなさい…」
46 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 22:52:00.50 ID:Gwm0h1lno


提督「落ち着いたか?」

満潮「ええ、少しは」スンスン

提督「そうか」パッ

満潮「あっ」

提督「ん?どうした」

満潮「ねぇ、もう少しだけ…ダメ?」

提督「しょうがないな」ギュー

満潮「あっ///」

朝潮「…」ジトー

提督「な、なんだ」

朝潮「いえ、別になんでもありません。それより私達だって怖かったんですよ?後で私も抱き締めてくださいね?」

多摩「多摩も提督の膝の上でのお昼寝を要求するにゃ」

提督「しょうがないやつらだな、あと多摩は昼寝したいだけだろ」

多摩「そんなことないにゃ、鎮守府近海でレカスとご対面なんてなかなかビックリ体験だったにゃ、これは提督の膝枕がないとドキドキが止まらないにゃ」

提督「はいはい」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/09/01(土) 22:55:03.50 ID:YeegsqK80
今のところは平和だな
48 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 23:03:26.70 ID:Gwm0h1lno
提督「あの後敵前逃亡ということで一応取り調べをしたんでしたね」

憲兵「ああ、そうだ」

提督「でもその後なんで帰されていないんですか?何度聞いても言葉を濁してますし」

憲兵「その件に関して問題が発覚したからだ」

提督「え?あ、もしかしてレ級がいたことと関係があるんですか?」

憲兵「いや、レ級がいたのは別の鎮守府が撃沈し損ねたからだそうだ。しかし問題は、実はこの鎮守府に連絡を寄越していたということに始まる」

提督「え、でも私は聞いていなかったですが」

憲兵「レ級が現れた前日の秘書艦は誰だったか覚えているか?」

提督「えー、たしか漣は別の海域に出撃していたから満潮にお願いしたような」

憲兵「ああ。そして秘書艦だった満潮は連絡をたしかに受け取っていた」

提督「そんなバカな、私には一言も」

憲兵「これを見てほしい」

提督「これは?」

憲兵「満潮がつけている日記だ。その連絡があった日を見てほしい」
49 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 23:22:58.21 ID:Gwm0h1lno
△月○日
近隣の鎮守府から戦艦レ級がこちら
へ向かっており、明日には到着すると
の連絡が入ったわ。でもレカスなんて
うちの鎮守府の精鋭が対処に当たればどうにでもなる。そこで私はこれをチャンスに変えることにした。

明日は私に第一部隊の旗艦を任せるようダーリンに進言した。お前なら大丈夫ってすぐに受理してくれたわ。その後私の頭をポンポンってしてくれたの。あのダーリンの手の平の安心感と言ったら…(以下提督への満潮の想い)

ちょっと脱線したわね。それで、連絡内容からレ級の到着時間を推定して出撃時間も調整した。随伴艦はまあ暇そうでかつ無駄に動揺したりしなさそうな娘を選んだわ。計画に狂いが生じたらこまるものね。あとは第二艦隊に霧島を配置した。レ級が来ることも伝えてね。ただし少し時間をずらしてだけど。彼女は砲弾をも拳で砕くうちのエースだから心配ないでしょう。

あとは私が明日レ級に遭遇して動揺する演技をすれば優しいダーリンならきっと慰めてくれるはず。普段ツラく当たっちゃってるからそれとのギャップでキュンとくるはずよ。ギューっとしてくれたりもしかしたら勢いでち、チューとかも。ああ、明日が楽しみだわ。
今夜もダーリンを想って眠りにつきましょう。おやすみなさい。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 23:26:56.85 ID:EW/bnuZzo
これは営倉行き
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 23:30:20.14 ID:UOeDFdr10
ww
52 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 23:37:16.60 ID:Gwm0h1lno
憲兵「ということだ」

提督「え、じゃああれは演技でただ私に抱きしめてほしかっただけということですか?」

憲兵「そういうことになるな。たったそれだけのために報告義務違反、敵前逃亡を行ったことになる」

提督「んなばかな、あの真面目な満潮が。でもこの筆跡はたしかに満潮のだし」

憲兵「今回は敵への対処について日記に書かれていたこと以外にも万全の準備を進めていたようだし霧島の的確なボディーブローからの黄金の右アッパーでケリがついたから実際に被害は出ていない。君が悲しむと思い私のほうで工作を済ませておいたから彼女さえ反省していれば解放しても構わないが」

提督「私の知らないところでもご迷惑をおかけしたようで。」

提督「というか本当にこれ私に抱きしめてほしかったんですか?あの満潮が私のことをダーリンなんて呼ばないと思うんですが」

憲兵「他に誰がいると思うんだ」

提督「憲兵さんとか」

憲兵「それはない」

提督「いやでも」

憲兵「それはない。私はここでは艦娘の敵のようなものだ。それに本人にも確認をとった」

提督「日記にかかれたダーリンとは誰なのか聞かれる…私なら想像しただけでもイヤだ」

憲兵「という訳で面談を行ってくれ。前の二人ほど危ない艦娘ではないし心配はないだろう」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 23:44:47.74 ID:iaBnUeh9O
霧島ネキこの実力でもって提督にアグレッシブtに迫ったならヤバくね
54 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 23:52:58.76 ID:Gwm0h1lno
ギィー

提督「満潮ー」

満潮「し、司令官。ごめんなさい。あの時は色々舞い上がっちゃってて」

提督「いいさ、満潮は真面目だし色々溜め込むことも多いだろうしな。それがたまたま吹き出ちゃったんだ」

満潮「ねぇ、私これから軍法会議にかけられるのかしら、それとも解体?でもしょうがないわよね、それだけのことをしたんだし」

提督「満潮」

満潮「でもこれだけは言わせて。私ずっと司令官のことが好きだったの。いつも一生懸命なあなたを見て私も頑張らなきゃって。でも私人間が不器用だから提督にツラく当たっちゃって何度も嫌な思いをさせちゃったのはわかってる」

提督「満潮…」

満潮「だから私に気を遣ってくれてることも感じてた。けど漣や瑞鳳には一杯構ってあげるのに私にはなんでっていつも嫉妬してた、自分のせいなのにね。それで今回のことをやっちゃったの。ごめんなさい、司令官、でも大好き、大好き、大好きでしょうがないのよ…」ポロポロ

提督「満潮、泣かないでくれ、ほら」ハンカチ

満潮「ありがと」グスッフキフキ

提督「それに軍法会議も解体もなしだ。これからはまた今までどおり皆と頑張っていこう」

満潮「ホント?」

提督「ああ、本当だ。憲兵さんも満潮のために頑張ってくれたんだからちゃんとお礼を言っておくんだぞ」

満潮「わ、私もう解体されるものだとばかり…」ウエーン

提督「ヨシヨシ、怖かったよな」
55 : ◆hMixaXO7ealz [saga]:2018/09/01(土) 23:59:32.98 ID:Gwm0h1lno
提督「あの後満潮が泣き止んだと思ったら告白の件を忘れろとボコボコに殴られた」ボロッ

憲兵「セクハラではなく暴行で連行しようかと思ったな」

提督「ハニーって誰か聞いた日には死んでいたかもしれない」

提督「でもたしかに普段とのギャップで一段と可愛く見えたような気もしなくもないなぁ、あれはいいものだ」

憲兵「手を出したら提督であろうともちろん逮捕だからな。私もそちらのほうが得意だから一瞬だ」

提督「いつもお疲れ様です」

憲兵「で、ダラダラ続いているが次は誰だ?」

提督「そろそろ↓1をお願いします」

憲兵「ああ、↓3で連行したんだったな」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/09/01(土) 23:59:38.70 ID:Lk8Ff/Xb0
陽炎
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