桜木「キセキの世代はこの天才桜木花道がぶっ潰す!その2だ!」

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118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 12:56:04.11 ID:qilzqpLA0
>>115
バスケへの姿勢とプライベートは別ってことで良いんじゃね
陽泉の面々も試合中は紫と衝突しまくってるし
そもそも木吉の人間的な器が滅茶苦茶でけーからな

>>116
スレッド完結した作品のコメ欄が未だに動いているのは良い意味で作品のクオリティ有りき
ってことで良いんじゃね
そもそもクッソどーでもいいから
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 14:05:26.22 ID:NclYqe7zo
?君の正体は置いといてこの分だと紫原もゾーン入るの早くなりそうだな
案外俺司も早々に降臨するかもね
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 17:17:50.39 ID:+Cb8SZWe0
何の因果か知らないが、このスレはどうも象速の影が付きまとうな……
121 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 20:59:23.83 ID:idfJvam/0
21時すぎから続き書いて行きます

>>116
ここの人に安易にコメントを残さない方が良いと助言してもらって以来そのサイトにコメントをしたことはありません。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 21:03:21.46 ID:NclYqe7zo
つまりはなりすましか
世も末だな
123 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 21:11:44.49 ID:idfJvam/0

なんやかんやあって決勝

桜木「さぁ!ここまで来たぞ!」

緑間「青峰達を下したのだから当然といえば当然なのだよ」

青峰「ちくしょう…ホントは俺があそこに立ってたはずだったのに…黄瀬!テメェがどんくせぇからだぞ!」

黒子「そうですよ黄瀬君」

黄瀬「この俺の扱いは後々大活躍するっていう伏線でいいんすよね…」

氷室「さて…ここまで来たからようやく会えるかな」

桜木「会える…?そうか!晴子さんが!」

緑間「それはないのだよ桜木、いくらストバスの大会といえど彼女がここまで勝ち上がるとは…」

晴子「やーーーーい!どうだ桜木君!ここまで来てやったんだから!」

桜木「晴子さん!!!(ワザとツンツンしてるのだろうが可愛い)」

緑間「……」

紫原「あれ?ミドちん?どうしてこんなとこいんの?」

緑間「なっ…!?紫原!!??」

黄瀬「紫原っち!?どうしてここへ…!?」

紫原「どうしてもこうも…室ちんの付き添いだよ」

青峰「室…氷室…テメェの連れか…」

紫原「それにしても俺たちが探してる間に呑気にバスケとかナメてんの?ひねりつぶすよ?」

氷室「いやぁこうした方が早く会えると思ってね」

124 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 21:20:18.00 ID:idfJvam/0

?「何言ってんだ紫原!お前もバスケしてただけじゃないか!」ハッハッハッ

晴子「そうだよ紫原君!さっき凄いダンク見せてくれたでしょ!」

紫原「いや…あれは…晴チンがしつこくやれっていうから…」

?「やれと言われてやるお前でもないだろう!ホントはやりたかったんだろう!」

晴子「でしょ!」

紫原「(面倒くさい…)」

桜木「…………」メラメラメラメラメラメラメラメラ

緑間「ん?どうしたのだよ桜木」

桜木「あんの野郎…晴子さんと仲良くしやがって…ダンクなら俺の方が…」メラメラメラメラメラメラ

コロコロコロ ボールが転がってくる

桜木「ん?」

桜木「ニヤリ」

ガシッ ボールを掴む

桜木「晴子さーーーーーーーん!!!!!」ダッダッダッ!

紫原達へのコートへ

桜木「ダンクならこの俺…」ダッ!!!

フリースローラインから跳ぶ

おおっ!!!

すげぇ跳んでるぞ!!!

桜木「桜木花み…





紫原「邪魔」




バチンッッ!!!!!!!!!





125 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 21:32:08.59 ID:idfJvam/0

桜木「ガッ…!?(こいつ…!俺を見ずにハエでも落とすかのように片手で…!?)」

ドタッ! 桜木倒れる

紫原「あ、ゴメン、つい…」

紫原「でも今俺達喋ってるでしょ、それにまだ試合始まってないしアンタの自業自得ってことで」

晴子「そうだよ桜木君!急にダンクなんてしたら危ないよ!」

桜木「晴子さん…!!!」ガーーーーン…

桜木「不味い…このままでは…」

晴子『紫原君すごーーーーい!!!桜木なんて目じゃないくらいスゴイダンクができるのね!』

紫原『そんなスゴくないよ晴ちん』

晴子『キャーーーー!!!桜木なんかと違ってちゃんと謙虚さも兼ね備えているなんて!紫原君素敵!!!』

桜木「不味い…このままでは圧倒的に不味い…」

桜木「おい!無気力野郎!!!テメェは俺がぶっ潰してやる!!!(ここで晴子さんに俺の方が強いとアピールしないと!!)メラメラメラメラメラメラ

紫原「俺を潰す?」

紫原「面白いこと言うね、そんなこと言う奴久しぶり」



紫原「面白すぎて捻り潰したくなったけどそれもアンタの自業自得だからね」










126 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 21:42:19.64 ID:idfJvam/0

青峰「まさかここで紫原と花道のカードが見れるとはな…」

黄瀬「桜木っちのダンクをあしらうようにブロックするなんて…相変わらず絶対要塞っすね紫原っち…」

青峰「パワーに関しちゃ紫原と並ぶ奴はいねぇよ、俺たちですらアイツから点取るのは難しいからな…」

黄瀬「それにしてもあの二人は相性悪そうっすね」

黒子「……(紫原君といる方…何処かで…)」

桜木「さぁ!!!決勝というこの場で盛大に打ち負かしてやる無気力!!!」

紫原「はぁ?何それ?無気力じゃねぇし」

晴子「そうだよ桜木君!紫原君はバスケに対しては気力ありまくりよ!」

紫原「…!だから…!」

?「ハッハッハッ!紫原!バスケを好きと公言すれば晴子ちゃん!バスケを嫌いと言えば桜木に無気力呼ばわり!困ったな!」

紫原「……」心の底からメンドくさそうな顔

それでは試合を始め…

ポツ…ポツ…

桜木「あ…?」

ザァッーーーーー!!!!!

雨だーー!!!

いきなり降るって言ってたけど今降るかよ!!!

決勝流れねぇよな!?


127 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 21:50:30.65 ID:idfJvam/0

結局決勝流れました

桜木「ちくしょう…びしょ濡れだ…」

晴子「大丈夫桜木君?私のタオルで良かったら使って!」

桜木「晴子さん!!!(晴子さんのタオル…!いいのか…?いいのか…!?)」

黒子「ありがとうございます晴子さん」タオル受け取る

桜木「だぁーーーーー!!!テツ!影の薄さ利用して俺からタオル横取りするんじゃねぇ!」

黒子「あ、すいません桜木君、お詫びに僕のでよければ」タオル差し出す

桜木「(コイツ…自分のタオルあるなら自分で…完全に俺の邪魔しやがったな…)」

桜木「それにしても無気力と片目はどこ行きやがった?」

?「あいつらなら帰ったよ」

桜木「あ?お前は無気力と一緒にいた…」

?「赤い坊主が桜木でそっちのちっこい方が黒子だな」

黒子「どうして僕たちのことを…」

?「そりゃそうさ」



木吉「俺は木吉鉄平、今は訳あって紫原と氷室達の高校へいるがお前らの先輩でもあるからな!」



128 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/10/24(水) 21:51:15.02 ID:idfJvam/0
ストバス編終了
1時間後くらいにインターハイの導入だけ書きますね
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 21:51:59.87 ID:+Cb8SZWe0
やっぱり木吉だったのか・・・
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 21:58:33.93 ID:h90K/Ftn0
木吉が陽泉・・・誠凛の戦力大幅ダウンで相当キツイな。
いっそのこと誠凛に虹村が入って欲しいとか思う。
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 22:06:25.04 ID:hhB/EkqXO
乙です
誰が外れるかにもよるが陽泉やべーな
誠凛は誠凛で桜木入った一方で火神と木吉outか
まあ水戸部も出ずっぱりなら日向や伊月に並べそうか
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 22:41:49.90 ID:OBZQ5tRu0
木吉が敵サイドか…
木吉・花道の連携が楽しみだったんだけどな
木吉の後出しの権利と花道の滞空・運動能力のコンボは流石に強すぎるってことかな
133 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 22:43:24.44 ID:idfJvam/0

インターハイ開会式的なの終わった後

桜木「ったく、開会式なんてやる必要あるかよ」

降旗「まぁまぁ、恒例行事みたいなもんだし」

桜木「こちとら練習後に身体が動かねえって言うのに」

降旗「桜木…お願いだからインターハイ前の練習のことは思い出させないでくれ…思い出しただけでも…ウッ…!」

桜木「思い出して吐くなよハタ坊、まぁ…確かに俺も晴子さんの応援がないと今ここにいるかもどうか…ん?」

降旗「? どうしたんだ桜木?」

桜木「テツはどこ行った?」

降旗「ホントだ!いつの間に…!俺探してくるよ…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

降旗「あ!いたいた!おーい黒こ…

青峰「また全員集まるとはな」

紫原「えー?前のストバスの時に会ってんじゃん」

緑間「あの時は全員ではなかっただろう」

黄瀬「しかしどうして俺達を集めたんすか?ね?黒子っち」

黒子「僕に聞かれても分かりません」

降旗「え…えぇ…(キセキの世代…!?しかも全員集合…!?やべぇところに遭遇しちゃったよ…)」

青峰「それにしても緑間、なんでお前ハサミなんて持ってんだ」

緑間「無論、ラッキーアイテムだからに決まっているのだよ」

紫原「あれ…ポテチ開かないや…緑チン、ハサミ貸してよ」

緑間「…断る」

紫原「ケチ、黒ちんは持ってない?」

黒子「持ってないです」

降旗「(すげぇ黒子…キセキの世代相手でも堂々して…)」

134 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 22:57:24.89 ID:idfJvam/0

青峰「んなもんハサミ無くても開けれんだろ、貸してみろ」

紫原「ん」渡す

青峰「いいかポテチを開けるのは力じゃなくて技なんだよ」

青峰「ーーーーーーッ!!!」開けようとするが開かない

青峰「……ほれ、黄瀬パス」

黄瀬「ったく、しょうがないっすね」

黄瀬「ーーーーーーーッ!!!!」力を込めるが開かない

黄瀬「……ポテチを開けることができない青峰っちをコピーしたので開けれないっす」

青峰「人のせいにすんじゃねぇよ!」

降旗「(なんか思ったより…)」

緑間「まったく見てられないのだよ、貸してみろ」

紫原「開けてくれるなら最初から開けてくれたらよかったのに」

緑間「こんなことで俺のラッキーアイテムは汚さん、そんなことをせずとも…」

緑間「…!」触った時点で開かないことを悟る

黄瀬「流石に頭の良い緑間っちがポテチを開けることができないっていうのはないっすね!」

緑間「……」汗ダラダラ

チョキチョキチョキチョキ

緑間「開いたぞ」

青峰「結局ハサミ使うのかよ!」

降旗「(想像以上に空気が軽いな…)」



?「やあ、待たせたね」


降旗「(アイツは…!帝光中キャプテンの…!)」


赤司「皆少し中学時代の頃より砕けたかい?まぁいい…本題に入ろうか」



135 : ◆YkpwaPEbXM [saga]:2018/10/24(水) 23:14:26.23 ID:idfJvam/0

赤司「大輝、涼太、真太郎、敦、そしてテツヤ…また会えて嬉しいよ」

赤司「こうやってまた全員が会えたのは実に感慨深いね、ただ…場違いな人が混ざっているね」

降旗「…!」

赤司「今僕が話したいのはかつての仲間だけだ、悪いが君は帰ってくれないか?」

降旗「(言われなくても帰りたいんですけど…足が…)」

青峰「いいじゃねぇかよ別に、聞かれちゃマズイ話なのかよ」

降旗「…!」

赤司「ほう…大輝…君が僕に口答えするとはね…君が一番あの男に感化されたようだね」

青峰「あ?別に俺は何も変わってねぇよ」

赤司「そんなことはない、以前の君ならそこの彼をなんとも思わないような目で見ていただろう。断言してもいい」

青峰「……」

赤司「君のその変化がプラスに働いたかマイナスに働いたかはこの際どうでもいい…しかしだ大輝…」スタスタスタ

スチャ 歩いている最中に緑間からハサミを取る

緑間「おい赤司、何を…」

赤司「忘れたかい大輝…僕に逆らう奴は例え親でも殺す…!」

ザッ!!!!! ハサミを青峰に

青峰「…!」

黄瀬「青峰っち…!」

ガシッ!!! っと後ろから腕を掴まれる

赤司「やれやれ…今日は上手くいかないことが多いな」




桜木「おいチューガクセー、それは人に向けていいもんじゃねぇぞ」






136 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/10/24(水) 23:15:46.53 ID:idfJvam/0
今日はこの辺で
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 23:19:34.11 ID:NclYqe7zo

さあ僕司ようまくいなせよ
138 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/24(水) 23:20:40.43 ID:idfJvam/0
>>134
黄瀬「流石に頭の良い緑間っちがポテチを開けることができないっていうのはないっすね!」

黄瀬「流石に頭の良い緑間っちがポテチを開けることができないっていうのはないっすよね!」

>>133
桜木「こちとら練習後に身体が動かねえって言うのに」

桜木「こちとら練習後で身体が動かねえって言うのに」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/26(金) 01:02:25.56 ID:Ez/cfXbHO
冷静に考えると試合外で他校の選手にハサミ突き付けるって報告されて証言取られたら出場停止なのによくやるよなぁ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/26(金) 12:37:08.90 ID:n9439kUg0
>>139
原作だと突きつけるどころか怪我させてるから出場停止どころじゃない
傷害事件案件
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/26(金) 15:12:52.51 ID:TnldT1UQ0
赤司は何があろうとキスだけはしない

何故ならば赤司はチューがクセー
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/26(金) 17:46:23.87 ID:RB1vXnDjO
ちょっと待って>>141がなにか言ってる!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 09:29:25.72 ID:VvUiMA/RO
>>141
ひぇぇぇぇ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 11:49:53.26 ID:dUSGSFiMo
>>141
努力マン乙
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 15:49:18.77 ID:qyTEbSxSO
遅くなりましたが、復活おめでとう!速報が落ちた時は続きはないのかと不安でしたが、復活してくれて嬉しいです。真っ直ぐなこの作品が好きです。応援しています。これからも、無理の無いように続けてください。
146 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/27(土) 20:16:31.99 ID:rCiOWq5e0

青峰「花道…!」

桜木「ようだいき、お前もこんな朝っぱらから中坊に絡まれて大変だな」

緑間「馬鹿…良く見てみろ」

桜木「ん…?」赤司をジーっと見る

桜木「やっぱ中坊じゃねぇか」

緑間「お前は何処を見ているのだよ!洛山高校のジャージを着ているだろう!」

桜木「ラクザン?」

黄瀬「高校バスケで一番強いところっすよ!そんなことも知らないんすか!?」

桜木「なっ…!?ヤマオーが一番じゃねぇのか!?」

紫原「ヤマオー?そんな高校聞いたことねぇし、ていうか赤頭早く手離した方がいいよ」

桜木「ん?」

赤司「君が桜木君かい?」後ろ向きのまま喋り掛ける

桜木「ああ、そ…

ビシュ! ハサミを桜木へ突きつける

バシッ! 桜木にまた腕を掴まれて止められる

赤司「…!」

桜木「確かに中学の頃なんてロクなことねぇよな、俺も中学の頃は嫌な思い出ばかりだ」

黄瀬「50人にフラれたことっすか?」

桜木「うるせぇ!それを言うんじゃねぇ!でだチューガクセー」

赤司「(コイツ…一体どれだけの力を…!振りほどけない…!こうなったらエンペラーア…





桜木「イライラしてるからって人に刃物を向けるんじゃねぇ!!!!!」赤司へ頭突き



ガンッ!!!!!!



赤司「」

降旗「え…これどうなってんの…」

黒子「正直僕も頭が現状に追いついていないです」



147 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/27(土) 20:30:04.58 ID:rCiOWq5e0

赤司「」シュー

青峰「お前これどうすんだ…」

桜木「中坊に本気で頭突きするわけねぇだろ、ちゃんと手加減してやったよ」

黄瀬「だから高校生ですって…」

緑間「まさか敗北を知らない赤司が…」

紫原「出会って5秒でやられたね」ポテチパクパク

黒子「これ後々ストーリー的に大丈夫なんですかね?」

降旗「ストーリー?」

黒子「いえ、こちらの話です」

?「おいおい、ストーリーはなんなのかは知らねえけどウチのキャプテンを気絶させられて大丈夫なわけねぇだろ」

青峰「あ?誰だテメェ?」

火神「俺はコイツのチームメイトだ」

緑間「赤司の現パートナーの火神か…」

火神「知ってくれてて光栄だよ、でも別に宣戦布告とかしにきたわけじゃねぇんだ、赤司を探してたんだがまさか気絶させられてるとは…」

火神「よいしょっと」赤司を抱える

火神「アンタらバスケめっちゃ強いんだろ?戦えるのたのしみにしてるぜ、何よりお前だ桜木」

桜木「む?」

火神「お前と俺は同じだ…必ず俺が勝つ…!」ゴゴゴゴゴゴゴ

桜木「よくわからんがカガミ、その挑戦この天才が受けてやろう」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



148 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/27(土) 20:36:14.88 ID:rCiOWq5e0

それから少し後

火神「おーい赤司ー大丈夫かー」ほっぺたペチペチ

赤司「う…うーん…」起きた

火神「お、やっと気が付いたか!」

赤司「ん?どうして俺が外へ…?奴は…?」

火神「俺?奴?お前何言ってんだ?」
149 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/10/27(土) 20:37:25.71 ID:rCiOWq5e0
少ないですが今日はここまで
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 20:41:12.82 ID:zh+C5EF60
・・・僕司が引っ込んで俺司が出てきた?
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:08:01.03 ID:SxoZwdGKO
優勝までの難易度が加速していく
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:21:33.06 ID:YbbIXQvho
敗北の味感じるまもねえなあ
おつおつ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:22:25.37 ID:4nT/3aTyo
あ…
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:31:49.98 ID:+JVU4rxZO
大きくなーれ!
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:32:22.48 ID:+JVU4rxZO
大きくなーれ!
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 21:33:47.06 ID:+JVU4rxZO
ビックマグナム
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 22:04:53.49 ID:8ulnMdMs0
こんなギャグシーンのノリで俺司に戻るのかよwwww
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 01:57:02.84 ID:IZPRJNeF0
良い意味で予想外の展開だなあ
何か洛山が準決勝辺りの相手になりそうな
159 : ◆YkpwaPEbXM :2018/10/28(日) 07:35:52.95 ID:qkNmNo5BO

事情を火神に話しました

火神「はぁ!?今までのお前と今のお前は別人?マジで言ってんのか?」

赤司「信じられないかもしれないが火神、俺は前の赤司征十郎ではないんだ」

火神「いや確かに雰囲気は少し変わったけれどよ…」

赤司「俺の負けてはいけないという重圧が奴を産んだんだ、なのにまさかこんなことで入れ替わるとはね」ハハッ

火神「頭突きで人格入れ替わるって…完全にギャグのノリじゃねぇか」

赤司「桜木花道…まさか火神以上に俺たちキセキの世代を?きまわす奴がいるとはね、次会う時が楽しみだ」

火神「あ、それだけどよ赤司」

赤司「?」

火神「まだあいつらさっきのところで駄弁ってんぞ」

赤司「なっ!?それは俺も合流しないと…!すまない火神!先に帰っていてくれ!」ダッダッダッ!

赤司 その場を去る

火神「…マジで入れ替わったっぽいな…まぁでも…」




火神「アイツとはおもしれぇバスケができそうだ!」






160 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/10/28(日) 07:37:21.10 ID:qkNmNo5BO
1レスだけですが今回はこれで
夜に続きあげるかもです。
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 07:42:11.49 ID:J1skL/too
おつおつ
俺司はまともだからどんな会話になるかたのしみだわ
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 10:04:27.11 ID:IWoDMHzoO
水を指すようで悪いが、ゴールド以外に赤司に喧嘩で勝てる人類がいるとは思えない。赤司の能力なら、相手の攻撃受けずに相手タコ殴りにできるんじゃね?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 11:20:04.63 ID:eUer1TQ90
桜木さん未知の生物だし
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 11:24:56.52 ID:z0RLujPA0
逆に赤司が洋平や鉄雄に勝てるようには思えんのだが
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 11:33:01.17 ID:ig1a3qJAO
喧嘩に関しては描写的に洋平は底知れない感あるからな
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 12:08:12.26 ID:9WeHbmXYo
桜木とその取り巻きは本来刃牙の世界あたりにいるべき住人達だから・・・
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/10/28(日) 12:25:34.29 ID:qSIxs5KLO

スラムダンクの映画で桜木に厨房って呼ばれた流川の後輩がいたな
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 13:28:59.08 ID:Zb24uxlG0
ギャグ補正はマンガにおいて全ての設定を無視できるってこち亀先輩が証明してるからなんの問題もない
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 19:51:01.51 ID:YrafZtOdO
なんだろう、この『北斗の拳 イチゴ味』を見ているような感覚は…
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 20:18:46.49 ID:LAogLqHZ0
接近して腕つかまれてる状況じゃ、いくら未来予測できる眼持ってても身体能力的にどうもできないでしょ。
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 21:13:50.09 ID:+tZKsk250
僕司と俺司の統合は無いかな?
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 22:59:58.55 ID:5xhmUGEVO
>>159の赤司の
赤司「桜木花道…まさか火神以上に俺たちキセキの世代 を?きまわす奴がいるとはね、次会う時が楽しみだ」
この部分の?って何が入るの?
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/28(日) 23:03:24.89 ID:J1skL/too
掻き回すじゃないの?
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/30(火) 16:50:37.67 ID:kmfiCvNx0
身体掴まれたら対格差が物を言うからな
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/09(金) 08:45:14.74 ID:vtG/Iemp0
喧嘩に関しちゃ意図的ではないとはいえ花道側の奇襲ともいえるし、頭突きで入れ替わるってのは単純におもしろい。
しかしどんどん相手も強くなってくし、金でやとわれたとか言ってシルバーとかが途中で出てきてもおかしくないな
176 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 09:27:48.52 ID:GFXVgwkpO
少し間が空いてしまいました。再開していきます。
177 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 09:48:38.94 ID:7H1RW72A0

桜木「つまりあいつはお前らのキャプテンだったというわけか」

緑間「何度もそう説明しているだろう...」

桜木「じゃああいつはオメエみてえなシュートが打てんのか?」

緑間「なぜそうな,,,

赤司「いやいや、俺には緑間の真似はできないよ」

黒子「!」

青峰「赤司!」

赤司「やあさっきぶり...いや俺の場合は久しぶり...という方があっているかな」

緑間「!赤司お前ッ...!」

赤司「緑間、お前には色々迷惑をかけたな」

桜木「?なんか雰囲気変わったかお前?」

赤司「君の頭突きのおかげでね」

桜木「,,,まさか打ち所が悪くて馬鹿になったんじゃ,,」汗ダラダラ

赤司「ハッハッハッ!馬鹿になったっていうのは酷いんじゃないかな桜木君!」

青峰「,,,わかるか黄瀬」ヒソヒソ

黄瀬「ハイっす、今の赤司っちは」ヒソヒソ

紫原「あれ、赤チンなんか昔に戻った?」

青峰「おい!それはもう少し柔らかく聞くとこだろうがッ!」

紫原「はぁ?疑問に思ったことは普通に聞けばいいじゃん、それができないから青ちん馬鹿なんだって」

青峰「なっ!」←図星で少し反論しづらい

赤司「やれやれ,,,やっぱり皆気づいてたみたいだね,,,この際だから皆に話そうか」

桜木「おいハタ坊、あいつの話長くなりそうだし先帰っていようぜ」

降旗「俺はともかく桜木は残る流れだろ!」←まだいた


178 : ◆YkpwaPEbXM [saga]:2018/11/09(金) 10:15:48.52 ID:7H1RW72A0

事情を聞きました

赤司「と、そんな感じだ」

桜木「二重人格とかホントにいんだな,,,」

黄瀬「それよりも頭突きで人格が入れ替わる方が驚きっすよ,,,」

緑間「ん?ということは桜木がもう一度頭突きをしたらまた入れ替わるのか?」

紫原「ミドちんってたまに天然で恐ろしいこというから怖いよね」

緑間「?」

赤司「緑間勘弁してくれ、もう彼の頭突きは食いたくないよ」

黄瀬「そうっすよ、人格が一つでも二つになるくらい痛いんすから」←経験済み

青峰「おい花道、あいつにもかましてやれ」←右に同じく

黒子「それにしても『もう一人の赤司君』が桜木君の単細胞な攻撃を食らうなんて,,,赤司君体調は大丈夫ですか」

桜木「テツ,,,テメエにも食らわしてやろうか?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

赤司「俺にもわからないんだ、『もう一人の俺』ならあの状況でもなんとかできたと思ったんだが」

紫原「なんでもいんじゃない?赤チンが赤チンに戻ったならそれで」

黄瀬「そうっすよ!こっちの赤司っちの方が接しやすいし!」

青峰「しかし花道めんどくさいことしやがって,,,」

桜木「ん?どういうことだ?」

黒子「前の赤司君よりも今の赤司君の方が格段に強いからですよ」

赤司「それに君達にも負けない逸材を見つけたからね、今年のインターハイは俺たちが洛山がもらう」

桜木「なっ!?ふざけるな!キセキの世代はこの俺桜木がぶっ潰す!」

青峰「ヘッ、俺に負けたくせに」

桜木「なんだと!あの後ぶっ倒れてたくせに!桃井さんに介抱してもらって鼻伸ばしやがって!」

黄瀬「へえ、やっぱり青峰っちは,,,」ニヤニヤ

青峰「黄瀬ニヤニヤすんじゃねえ!殺す!!!」

緑間「?桃井がどうしたというのだよ?」

紫原「ミドちんは頭良いけど馬鹿だよね」

緑間「なんだと!」

ガヤガヤガヤガヤ

赤司「うるさい奴らだな、お前が拾ってきた奴も含めてな」

黒子「そうですね、僕らも混ざりますか?」

赤司「そうするとしようか」

黒子「あ、その前に」

赤司「?」




黒子「おかえり、赤司君」







179 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/09(金) 10:17:17.80 ID:7H1RW72A0
赤司「それに君達にも負けない逸材を見つけたからね、今年のインターハイは俺たちが洛山がもらう」

赤司「それに君達にも負けない逸材を見つけたからね、今年のインターハイは俺たち洛山がもらう」
180 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 10:47:32.62 ID:GFXVgwkpO

赤司「やれやれ、明日からインターハイだと言うのに羽目を伸ばしすぎたな」

リラックスはできたか?赤司征十郎

赤司「…!その声は…!」

久しぶりの再会は楽しめたかい?

赤司「何故お前が俺の頭の中に…!支配権は今俺に…!」

『ワザと』入れ替わったんだ、意識を残すくらいは容易だろう

赤司「ワザと…?お前に一体なんの得が…!」

僕の目的は勝つことだ、勝つことが全てだ

赤司「それは俺もだ」

お前は見ていないから知らないだろうが今のキセキの世代は強い

桜木花道に影響された者は僕の想像を遥かに超え成長してきている

赤司「緑間と黄瀬と青峰か…」

それに敦も木吉鉄平や氷室辰也に影響され変わってきている

赤司「…」

そこで僕は判断した、僕一人では勝てないと

赤司「…!お前がか…」

そこで僕は考えた、『僕ら』赤司征十郎がさらに強くなるにはどうすればいいのか

僕らは…

赤司「『俺たち』で…」


赤司「赤司征十郎だ」



181 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 10:49:35.25 ID:GFXVgwkpO
とりあえずこの辺で
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 11:00:08.53 ID:FpML32va0


>>1じゃないか!生きとったんかわれ!
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 12:49:59.29 ID:VwhYadtA0
乙です
いきなりアメリカ戦以上の状態で赤司が試合に登場するのかい
やべーな
184 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 13:21:55.96 ID:GFXVgwkpO

次の日

桜木「桜木花道…!」ダッダッダッ!

敵「クソッ…!なんだよコイツ…!」

桜木「全国デビューV2!!!!!」

ガコン!!!!!

112-85

ピピィーーーーーーーーーーーー!!!

試合終了!!!!

日向「しゃあ!!!!!」

リコ「まずは一勝!このまま勝ち進むわよ!」

黒子「残念でしたね桜君、晴子さんに良いところ見せれなくて」

桜木「フッ、晴子さん達はインターハイ見に来る為に洋平達とバイト中だからな、仕方ない」

桜木「それにこの天才はこれくらいでは止まらん、良いところを見せる機会はこれから沢山ある」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どこかの祭り

洋平「いらっしゃーい!たこ焼きたこ焼き!たこ焼きはどうだーい!」

高宮「いまならお安くしとくよー!」

シーーーーーーーーン…

大楠「全然だな…」

野間「おいおいこのままじゃ大将からボーナスもらえねえぞ」

高宮「仕方ない…晴子ちゃん」スッ

晴子「え!私!?」

洋平「ボーナスを貰うにはもう晴子ちゃんに頼るしかねえ!」

晴子「でも私裏でたこ焼き焼いているので精一杯で…!」

大楠「…!」閃く

大楠「おーーーーい皆!!!このたこ焼きはこの娘が焼いてくれているんだぞ!いらないのかーーーい!!」

客達「…!」ピタリと足を止める

客「おい!俺に一箱たこ焼きおくれ!」

客2「兄ちゃん!俺には2箱だ!!!」

客3「だったら俺は4箱だ!!」

ザワザワザワザワザワ!

野間「お前頭いいな」

大楠「ヘヘッ、まぁな」

高宮「将来変な仕事して捕まるなよ」

洋平「右に同じく」

大楠「そこは褒めろよ!!!」

晴子「???」←何故売れ始めたかわかってない

185 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 13:30:50.28 ID:GFXVgwkpO

敵「ちくしょう…これがキセキの世代黄瀬涼太か…!」

黄瀬「キセキの世代…?少し違うっすね」

シュッ!

敵「なっ…!?パス…!?」

若松「ナイスパス!」

シュッ!

バスッ!

100-38

ピピィーーーーーー!!!

試合終了!!!!

黄瀬「今の俺は海常高校のエース、黄瀬涼太っすよ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青峰「らぁ!!!!」

ガコン!!!!!!

154-50

ピピィーーーーーー!!!

試合終了!!!!!

すげぇ!!!!青峰だけで100点入れたんじゃないか!?

桃井「お疲れ様だいちゃん」

青峰「おう、ありがとよさつき」

桃井「足はもう大丈夫そうね」

青峰「折れた状態でたまるかよ、二回戦の相手は『ヤツ』なんだからよ」

186 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 13:59:35.90 ID:GFXVgwkpO
undefined
187 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 14:00:28.19 ID:GFXVgwkpO

おいおい…マジかよ…

これバスケだよな…?

ピピィーーー!!!

143-4

赤司「最初の連携が少し乱れたこと以外はスムーズに試合を進めることができたな」

実渕「スゴイわね…これが『もう一人の』征ちゃんのバスケ…」

葉山「めちゃくちゃ気持ち良いバスケだったぜ!おいおい明日まで待てねえよ!」

根武谷「こりゃ優勝はもらったな!!!!ガハハッ!」

火神「おいおい!気が早すぎるんだよおっさん!!!」

根武谷 火神「ハーハッハッハ!」

実渕「(相変わらずうるさい…)」

赤司「おい、勝って騒ぐのはいいが相手への敬意を表すことの方が先だ、早く整列するんだ」

火神「おう、わりぃわりぃ(こっちの赤司もこういうとこは厳しいな」

赤司「わかってる、今日は俺の『番』だったからな、明日の『アイツ』との試合はお前に変わってやる」ボソボソ

火神「?(なんだ?何独り言言ってるんだ?」」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピピィーーーー!!!!

試合終了!!!

97-0

紫原「あのさ…」

氷室「ん?どうした敦?」

紫原「コイツいらないでしょ、暑苦しくてバスケさらに嫌いになりそう」

木吉「ハッハッ!何言ってるんだ紫原!お前のミスを何回俺がカバーしてやったか!」

紫原「あれは俺一人でカバーできたし!」

氷室「まぁ木吉さんはまだリハビリ中だから出れて20分だ、20分我慢すれば出ていくんだから我慢しような敦?」

木吉「おい、それは俺に少し失礼じゃないか?」

氷室「じゃあ次の試合からはフルで出てみますか?」

木吉「いいなそれ!」

木吉「ハーハッハッハ!」 氷室「ハハハ!」

紫原「……漫才見せられてる気分になる」

岡村「ワシから見たらお前含めてトリオで漫才してるように見えるがな」


188 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 14:08:33.14 ID:GFXVgwkpO

緑間「…」シュッ!

敵「俺たちのゴール下からシュート…!?」

バスッ!

124-40

ピピィーーーーーーーーーーーー!!!!

高尾「流石真ちゃん!今日20本はスリー決めたんじゃない?」

緑間「俺はもう負けることは許されんからな」

高尾「それにしてもフルタイムで真ちゃんがスリー打てるようになったのはウチのチームも大幅強化だよ、で、今回は入れたの?」

緑間「いや、それらしき感覚はなかったのだよ…」

高尾「ま!いいじゃん真ちゃん!真ちゃんは今のままでもめちゃ強いんだし!」

緑間「ああ…」

緑間「(クソッ!何故俺は入ることができない…!『ゾーン』に…!)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

?「ハイハイ、成る程ね」

虹村「成る程な、じゃねぇよ、ホントに何かわかったんだろうな」

?「大丈夫ですって虹村さん、わざわざ夏限定で日本に戻ってきてくれたんすから満足はさせますよ」

虹村「まさかお前が俺と一緒にバスケをしてほしいなんて言われるとは思わなかったぞ」

?「なんだかんだ戻ってきてくれるんすから俺のこと好きなんショ?虹村さん?」

虹村「テメェ…中学の頃のようにボコボコにしてやろうか…」ゴゴゴゴゴゴゴ

?「ちょっと勘弁!もう殴られるのは嫌だって!」

?「それに虹村さんも戦いたかったでしょ、キセキの世代と」

虹村「それはたしかに…」

?「まぁ今年限りでその看板は降ろしてもらうがな」



灰崎「俺がキセキの世代の全てを奪ってやるからな!」




189 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/09(金) 14:25:39.89 ID:GFXVgwkpO

ーーーーーーーーーーーー

緑間「さて今日のメインは奴らだな…」

桜木「奴らって誰だよ」

緑間「桜木!」

黒子「おはようございます緑間君」

緑間「黒子もいたのか」

桜木「で、奴らって誰だ?」

緑間「お前…ちゃんとトーナメント表を見ていないのか…」

黒子「桜木君、二回戦のミーティングする前に寝ちゃいましたから」

緑間「ま、俺たちは明日だからな」

黒子「そうなると今日のメインは…」

緑間「洛山対桐皇…赤司と青峰の対決なのだよ」

桜木「おぉ!だいきが戦うのか!」

黒子「青峰君と赤司君…どちらが勝つでしょうか」

緑間「わからん、今の赤司と火神という男…未知数だらけだ」

桜木「で、今からだいき達の試合か?」

緑間「いや、今からは黄瀬の試合だ」

桜木「なんだ男女か」

黒子「桜木君、露骨にモチベーション下がり過ぎです」

緑間「黄瀬もただの馬鹿ではない、どれだけ強くなったか見ておこうと思ってな」

桜木「ま、アイツならそう簡単に負けねえだろ」

緑間「だと思うが少し噂を耳に入れてな」

ーーーーーーーーーーーーーーー
コート内

黄瀬「まさかこんなことがあるなんてね」

灰崎「よお、久しぶりだな涼太」

黄瀬「まだバスケやってたんすね祥吾君」

灰崎「ハッハッハッ!俺だけ見て驚いてたら今日は心臓がもたねえぞ!」

黄瀬「?」

虹村「久しぶりだな黄瀬」

黄瀬「キャ、キャプテン!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



緑間「黄瀬の相手は『キセキの世代』にもっとも近い男達が相手なのだよ」





190 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/09(金) 14:26:48.97 ID:GFXVgwkpO
とりあえずまたこの辺で
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 14:37:58.95 ID:eavLV7jJO
乙!
これまた熱い展開でたのしみすぎる!
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 14:43:27.21 ID:VwhYadtA0
いきなり赤対青とは
これだと青峰との再戦は厳しいか……
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 16:52:22.55 ID:MJQE9dGh0
ちゃんと火神VS青峰はやるのね
194 : ◆YkpwaPEbXM [saga]:2018/11/09(金) 18:56:49.09 ID:oko6Gsd5O

青峰「おいおい、なんで虹村さんがいんだ」

桜木「だいき!?こんなとこいていいのか?」

青峰「別に試合前なんだからどこいても一緒だろ」

緑間「まさか灰崎に虹村さんがいるとはな…福田総合…一体どうやってあの二人を…」

ーーーーーーーーーーーーーーー

若松「おいおい虹村じゃねぇか…」

虹村「知っていてくれて光栄だな」

小堀「キセキの世代が現れる前の帝光中キャプテンの…」

灰崎「さっすが虹村さん、めちゃ人気者じゃないですか」

虹村「関係ない、今勝てるかどうかが問題だ」

灰崎「ってことだ!精々足引っ張るんじゃねぇぞバカ共!」

石田「お前も前半一人で突っ走ってへたるなよ」

灰崎「なっ…!テメェいい気にキャプテン面してんじゃ…!

望月「そうだぞ灰崎」

灰崎「うるせぇハゲ!」

ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ

石田「ハァー…この面子だと俺がホントにキャプテンでいいのか俺自身も思うよ」

虹村「あんな狂犬を飼いならしたのはお前なんだ、このチームのキャプテンは間違いなくお前だよ」

石田「虹村…」

虹村「さぁ黄瀬、俺もお前と久しぶりに戦いたくてな」

黄瀬「…!」




虹村「女と遊んでばっかで弱くなってたら100万回ぶち殺す!」






195 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/09(金) 19:06:12.67 ID:oko6Gsd5O
今日はここまでで
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 19:06:43.51 ID:IMeiHQgjo
乙乙
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 00:26:07.48 ID:l0/b2aZA0
現状における各チーム編成、原作との違い

誠凛:桜木In&火神・木吉out
海常:編成変化なし
秀徳:編成変化なし
桐皇:編成変化なし
陽泉:木吉In&福井or劉out
福田:虹村in(&モブ格out)
洛山:火神in(&黛out?)

改めて見直すと福田って灰崎含めて3人しか名有り選手が登場しなかったんだな
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 17:34:28.25 ID:u/MP2Lsq0
紫原と木吉ってまた凄いチームだな。2センターって言うんだっけか。
紫原が木吉のテクニック身に着けたら物凄そうだけど、まだやる気出してないし無理なんだろうな。
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/10(土) 22:39:40.51 ID:W5SOvuI80
笠松(海常PG)が若松(桐皇C)になってーら
200 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/10(土) 22:46:17.69 ID:6Tmtl6trO
>>200
ご指摘ありがとうございます!
201 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/10(土) 22:47:05.29 ID:6Tmtl6trO
>>199さんへでした。申し訳ないです。
202 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 10:19:26.05 ID:2MJjzinGO

黄瀬「(まさか祥吾君と虹村さんが相手になるなんて…俺最近不遇なこと起きすぎっすよ…)」

ピピィーーーー!!!

試合始め!

バチン!

海常ボールだ!

笠松「しゃあ!まず一本取る…

バチン!

灰崎「オセェよカス、ウォームアップはもう終わったぞ」

笠松「なっ…!?(速い…!黄瀬並か…!いやまさか…!)」

黄瀬「行かせないっすよ!」ブロックへ

灰崎「お?マジか…」ダムダム

黄瀬「…?」

灰崎「この程度じゃ『キセキの世代』を奪うのは簡単そうだなぁ!?」ダッ!

黄瀬「しまっ…!

ダァァン!!

0-2

灰崎「こりゃ虹村さんの出番無いわ、俺一人で充分っすわ」

虹村「なんでわざわざアメリカから日本に来てお前のワンマンプレイ見ねえといけねえんだよ!ちゃんとこっちにも渡せ!」

ゴンッ!

灰崎「言葉の綾じゃないっすか…いってぇ…」たんこぶプクー

笠松「おいおいマジかよ、侮ってたわけじゃねぇがまさか黄瀬並の選手がいるとはな」

森川「でもあの性格にあのプレイ…黄瀬の方が上だよ」

早川「そうっすよ!まだまだこれか(ら)っすよ!」













203 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 10:56:47.88 ID:2MJjzinGO

ーーーーーーーーーー

黄瀬「というか祥吾君」ダムダム

灰崎「あ?なんだよ」

黄瀬「どうして虹村さんがアンタと同じ高校にいるんすか」

灰崎「それなら本人に直接聞きな」

黄瀬「?」

虹村「試合中に無駄口叩く癖は治ってないようだな」黄瀬の背後から

黄瀬「…!そうはいかないっすよ!」

スルリと虹村のスティールを避ける

虹村「ッ…!」

黄瀬「そして…!」ダッ!

灰崎「(コイツ…!さっきの俺のプレイを『コピー』しやがったな…!)」

ダァァァン!

2-2

黄瀬「あまり俺を舐めないでほしいっすね」

黄瀬「…」チラリと観客席を見る

黄瀬「(次勝てば誠凛と…桜木っちと黒子っちに勝つ為に今まで以上に努力してきた…!ここで負けるわけにはいかない!)」




204 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 11:07:19.39 ID:2MJjzinGO

灰崎「俺とお前のプレイって似てるからよ、同じプレイが何度もあって見映えしないと思うのよ」ダムダム

黄瀬「だったらどうするんすか…」

灰崎「観客も沸くプレイよりもよぉ…」ユラリ…

灰崎「テメェがズタボロにやられる様の方が見たいだろうよぉ!!」ダッ!

ダァァァン!!!!!

4-2

灰崎「テメェにパクられた『技』を奪い返した、これでお前はもうさっきの技は使えねぇ!」

黄瀬「ッ…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黄瀬「(確かに祥吾君に技を奪われたら…でもそれは中学の話…今ならば…!)」ダッ!

虹村「またコピーか!」

黄瀬 跳ぶ

黄瀬「ッ…!(踏み込みが遅れ…!

石田「これならブロックできる!」

バチィィ!!!

黄瀬「クソッ…!(やっぱり祥吾君に奪われた技じゃ…!)」

灰崎「バーーーカ、人のパクリでいい気になってんじゃねぇよ」



灰崎「さぁ今から貯めてきた貯金を吐いていってもらおうか」





205 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 11:21:27.35 ID:2MJjzinGO

黄瀬「抜く…!」ダッ!

灰崎「どーぞー」ブロックせずに黄瀬を通す

黄瀬「…!?(どうしてブロックを…!?まぁいい!このまま…!)」シュート体制へ

望月「止める!」ブロック

黄瀬「アンタじゃ俺を止められない!」

宙で身体を傾ける

望月「(なんだ…!?地面と平行に…!これじゃあブロックなんてできないじゃないか…!)」

シュッ

4-4

笠松「よし!ナイスだ黄瀬!」

黄瀬「ハイ…ありがとうございます…(なんだ…どうして…)」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

灰崎「おらおら!パスなんてさせねぇよ!」

笠松「…!(クソッ!なんて圧のディフェンスだ!これじゃあパスが出来ない…!どうすれば…

黄瀬「こっちっす!」

笠松「…!任せた黄瀬!」シュッ! ボールを渡す

黄瀬「よし!このまま…!」

虹村「行かせん!」

黄瀬「虹村さん…!」

虹村「お前とこうやって1対1でぶつかり会うのは何気に初めてかもな…」

黄瀬「そうっすね、でも…」

ダッ!

虹村「…!?」

スゲェ!ほぼ予備動作無しから抜いたぞ!

流石キセキの世代だぁ!!!

黄瀬 ジャンプ

灰崎「ハゲ!石田!二人でブロックしろ!」

石田「言われなくとも…!」

望月「やってるさ!」二人ともブロック

黄瀬「フッ…それじゃあ俺は…」

フワッ

石田「フックシュート…!」

パスッ

6-4

ワァァァァァァァァァ






206 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 11:31:53.18 ID:2MJjzinGO

石田「不味い…!黄瀬を調子に乗せるな!ここで流れを止めろ!」

黄瀬 三人に囲まれる

黄瀬「へぇ…俺狙いっすか」

望月「お前さえ止めればなんとかなる!」

黄瀬「俺もそう思うっす。少し前まではね」

シュッ

望月「デタラメシュートだ!入るわけねぇ!」

ガコン!

黄瀬「外れたボールは」

早川「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バシッ!!!

早川「(リ)バウンドはオ(レ)が取(る)!早川先輩!」

シュッ!

早川「よぉぉし!」

虹村「打たせるかよ!」

早川「フッ…元中学ナンバーワンプレイヤーか知らないが」

虹村「…!?(なんだこの不規則なシュートフォームは…!?)」

フワッ

バスッ!

9-4

ワァァァァァァァ!!!

黄瀬「俺だけ止めるなんて安い考えじゃ俺たち海常は止められない!」

望月「ッ…!」

石田「おい大丈夫か灰崎…このままじゃ…」

灰崎「馬鹿野郎、これでいいんだよ」

灰崎「このクォーター気持ちよくプレイするがいいさ、それでお前のバスケ生命は終わりだからな、クハハハハ!」





207 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 11:44:06.40 ID:2MJjzinGO

虹村対黄瀬だ!

虹村「よぉ、もう一回勝負しようぜ黄瀬」

黄瀬「確かにそれは嬉しいお言葉っすけど…」

黄瀬「虹村さんと正面から戦うより確実にパスをして繋げた方が確実なんでここは逃げで!」

シュッ!

笠松「ナイスパス黄瀬!」

虹村「黄瀬…(まさかお前がパスをするなんてな…だがそれだと…)」

灰崎「行かせねぇよ!」

虹村「(灰崎の思う壺だ)」

バチィィ!

笠松「ッ…!(俺じゃコイツを抜くのはチト手間がかかりそうだな…)」

小堀「黄瀬には多人数で俺たちには灰崎一人でぶつけてくるつもりか…!」

森山「だったら俺たちに分がある…!何故なら…!」

石田「よしっ…!このままもう一点…!」シュートへ

黄瀬「させるかぁ!!!」ブロックへ

バチィィ!

石田「…!(戻りがとてつもなく早い…!ホントに人間か…!?)」

森山「黄瀬相手に多人数で勝てると思ったら大間違いなんだよ!」

武内「フム…黄瀬を毛嫌いしていた森山も心を許している、黄瀬を中心に良いムードだ。」


208 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 11:59:05.40 ID:2MJjzinGO

19-8

観客席

桜木「なんだよ、思わせぶりなのは最初だけで男女とこが勝ってるじゃねぇか」

緑間「虹村さんが黄瀬の相手を何度かしているがブランクもある。今の虹村さんでは『良い勝負』はできても黄瀬を止めることはできん」

桜木「だったらあのトウモロコシ頭が男女の相手すりゃいいだろ」

緑間「俺もそう思うが何故か奴は他の者を止めることに専念している」

黒子「灰崎君は黄瀬君達がキセキの世代と言われる前の帝光のレギュラーでした。彼にもブランクがあると思いましたが黄瀬君と力は同等のようですね」

桜木「オメェらに近い実力の奴結構いんだな」

緑間「…(確かに虹村さんはともかく灰崎のそれは俺たちキセキの世代の実力に限りなく近い…しかし何故だ…?)」

黒子「僕には分かりませんが灰崎君とキセキの世代や桜木君とは根本的に違うと思います」

桜木「あ?どういうことだ?」

黒子「分かりません」

桜木「なんだよそれ」

緑間「しかし何故灰崎は黄瀬から技を奪わない…?この第1Q黄瀬のワンマンプレイに…ハッ…!まさか灰崎…!」

209 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 12:07:57.06 ID:2MJjzinGO

28-10

虹村「おい、第1Qで取られすぎだろ」

灰崎「大丈夫っすよ、で、黄瀬の奴どうでした?」

虹村「中学の頃でもぶっちゃけ実力は雲泥の差と思っていたが月とスッポンまで来たって気分だな、俺じゃ止めれねぇし抜けねぇよ」

灰崎「虹村さんて強いのに自分のこと卑下しすぎ」

虹村「まぁ一つわかったことはある」



虹村「今のお前と黄瀬ならお前の方が強い」

ーーーーーーーーーーーーーーー

第2Q始め!

灰崎「さてとここからが本番だぜ!」ダッ

森山「馬鹿め!そんな単調なアタック通すわけねぇだろ!」

灰崎「ハハッ」

森山「あ…

ダッ!

森山「!?(予備動作無しで…!?というかこれは…!)」

灰崎「オラァ!もうゴール前だぜぇ!」ジャンプ

小堀「入れさせるか!」

灰崎「おぉ高い高い」

身体を傾ける

小堀「…!?(これはさっきの黄瀬の…!?)」

フワッ

パスッ

ワァァァァァァァ!!!!

黄瀬が第1Qで見せた技のやり返しだぁ!!!

スゲェ!!!!!

緑間「そうか…灰崎が第1Qで黄瀬を好き勝手に暴れさせていたのは…!」

緑間「黄瀬のコピーしてきた技を全て『奪う』つもりか…!」


210 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 12:28:30.70 ID:2MJjzinGO

桜木「あ?どういうことだ?」

緑間「黄瀬の基本のプレイはコピーしてきた技で構成されている」

桜木「だからどういうことだって聞いてんだろ!」

緑間「つまりこのまま黄瀬が第1Qで見せた技を全て奪われると…」

緑間「黄瀬はバスケができなくなる…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

灰崎「涼太君よぉ〜楽しかったかぁ?好き勝手に暴れることができたのは」

黄瀬「…!」

灰崎「虹村さんとアイツらには感謝するぜ」

灰崎「お前と俺以外で一人で足止めできんのは虹村さんくらいだ。それに虹村さんはお前らには敵わないと言っているがお前に技を使わせるくらい強ぇ」

灰崎「それにハゲ達が必死にお前とぶつかってくれたからな、多人数用の『技』もよく見せてもらった」

黄瀬「…!だから何度も俺狙いで…!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

緑間「灰崎が上手いのは自分で黄瀬にぶつかりにいかなかったことだ」

桜木「はぁ?アイツ一人で止めれるならそっちの方が良かったじゃねぇか」

緑間「確かに灰崎が止めていればこんなに点差は開かなかっただろう、だがその分黄瀬に技を使わせることを警戒させなかった…」

黒子「灰崎君が黄瀬君の技を使うたびに奪っていたら黄瀬君も警戒しますしね」

桜木「だからアイツ他の奴に専念してたのか」

緑間「どうする黄瀬…このままでは…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黄瀬「ッ…!(バランスが…!)」

灰崎「なまっちょろいぞ涼太ァ!!!」

バチィィ!!!

灰崎スゲェ!黄瀬からボール取ったの何度目だ!?

それに速い!奪ったボール持ってそのままゴール前だ!

早川「止め(る)!」

小堀「これ以上好き勝手にさせるか!」

灰崎「バーーーーーーカ」

フワッ

小堀「フックシュート!?」

バスッ

32-34

ワァァァァァァァァァ!!!!

スゲェ!!!もう逆転したぞ!!!!

黄瀬を圧倒してやがる!!!

黄瀬「そんな…まさか…」

灰崎「ハハッ、バスケ始めて数ヶ月でレギュラーを勝ち取る天才君よぉ、テメェにはその無様な格好がお似合いだぜ」


灰崎「さぁ!返してもらうぜ涼太!お前が俺から奪ったものをなぁ!」







211 : ◆YkpwaPEbXM [sage]:2018/11/13(火) 12:29:01.07 ID:2MJjzinGO
とりあえずここまでで
次からは回想入ります
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 12:47:06.98 ID:XSlJRiwTo
まあ黄瀬はな…バスケ以外のスポーツも確か凄かったよな
正直天才過ぎて引く所はある。そのうえ顔もいいし
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 12:53:48.93 ID:WEcn1AuYO
原作でも灰崎が怪我させなければ少なくとも決勝には行ってたんじゃないかね

まあぶっちゃけ福田の5人目が名無しのモブである限り海常が勝つと思うの
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/13(火) 13:04:16.87 ID:Ss3ASGnA0
更新乙
誠凛と海常(福田)が次で当たるってことは黒子目線で見るならば木吉の陽泉が準決勝で火神の洛山が決勝になるのか
215 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 13:29:10.38 ID:2MJjzinGO

〜回想〜

一軍コーチ『それでは今から入部テストを始める』

灰崎『(いきなり一年から一軍は前例無しで良くて二軍か…)』

灰崎『(めんどくせぇな…まぁいい、一年でトップならすぐに一軍に上がれんだろ)』

モブ『はぁ緊張するなぁ俺二軍に上がれるかなぁ』

灰崎『お前にゃ無理だよ』

モブ『手厳しいなぁ、そりゃ灰崎君は楽勝だろうよ、体験入部で灰崎君のプレイ見たし』

灰崎『ま、俺はバスケ嫌いだけど才能があるかるな、女引っ掛ける為にやんのよ』

灰崎『(さっさと一軍に上がってインターハイでバスケがしてぇなぁ、"大好きな"バスケをよぉ…)』

216 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 14:27:02.85 ID:2MJjzinGO
undefined
217 : ◆YkpwaPEbXM :2018/11/13(火) 14:27:54.45 ID:2MJjzinGO

なんだアイツ…スゲェな…

少し前まで小学生とかまじかよ…

Eブロックに凄いのいるってマジ?

灰崎『(ハッ!分かりきってた反応だがいざされると気持ち良いな)』

先輩『凄いな君、小学生はバスケチームにでも?』

灰崎『ンなめんどいことするわけないじゃないっすか、モテそうだから今年始めたんすよ』←小1からしてる

先輩『マジか…凄いな!君なら2軍確実だろうよ!』

灰崎『二軍?ダリィっすから一軍に入れてくださいよ』

先輩『ハハッ!それは無理だ!いきなり一年からなんて!』

灰崎『そうっすか(ダメ元で言ってみたけどそりゃ無理か、伝統ある学校だし前例は作りたくないんだろうな)』


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