三好紗南「いつの日にかきっとまた」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:25:23.88 ID:bw/93GvP0
三好紗南ちゃんと柳瀬美由紀ちゃんが北海道旅行するお話です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1535675123
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:26:14.71 ID:bw/93GvP0
2018年8月30日㈭
午後2時00分
○○プロ内某所
P「紗南、美由紀、2人に新しい仕事が決まったぞ!」
三好紗南「あたしたち2人に? どんな仕事?」
P「前に美由紀の地元にある旅館のゲームコーナーに行きたいって言ってただろ? それを知り合いのテレビ局の人に話したら興味を持ってくれてね」
柳瀬美由紀「もしかして北海道まで行くの?」
P「あぁ、その通りだ。まぁ急きょ決まった話で予算も人員も最低限だけどね」
紗南「それでもいいよ!」
美由紀「それで、いつ行くの?」
P「明日からだ」
紗南「明日!? いくら何でも急すぎない!?」
P「すまない、2人のスケジュールを同時に抑えるとなると明日からの2泊3日しか無いんだ」
美由紀「そっか、週が明けたら新学期だもんね」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:27:09.78 ID:bw/93GvP0
P「そういうことだ。で、今から早速打ち合わせをしたいと思う。もういいよ!」
並木芽衣子「も〜、わざわざ隠れてる必要あった?」
紗南「あれ? なんで芽衣子さんが?」
P「彼女が北海道までの旅行と聞いて自分も行きたいと言い出してね。スタッフを兼任しつつ参加してもらうことになった」
芽衣子「2人とも、よろしくね!」
美由紀「よろしくお願いします!」
紗南「こっちこそ!」
P「挨拶も済んだ所で打ち合わせに入ろうか。といっても簡単な工程説明だけどね」
P「明日は9時に東京駅に集合してOPを撮って、その後北海道の札幌へ向けて出発。」
紗南「しつもーん。北海道までは何で行くの? 新幹線? それとも飛行機?」
P「……それは明日になってからのお楽しみだ」
芽衣子「♪」
美由紀「……うーん?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:28:37.74 ID:bw/93GvP0
P「札幌に着いたら、一旦美由紀の実家に挨拶に行ってそれから例の旅館に行ってゲームと温泉を満喫する」
芽衣子「楽しみだね!」
P「予定では日曜の夜には東京に帰ってくるね。何か質問は?」
美由紀「……みゆきは無いよ。紗南ちゃんは?」
紗南「んー、あたしも無いかな。細かい部分はカメラが回ってない時に聞くよ」
P「よし、じゃあ今日はこれで解散だ。明日の準備もあるだろうし、今日は帰っていいよ」
紗南美由紀「「はーい!」」


芽衣子「なんだか騙してるみたいで少し胸が痛むね」
P「みたい、じゃないけどね」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:29:27.52 ID:bw/93GvP0
2018年8月31日㈮
午前9時00分
東京駅丸の内駅前広場
P「おはようございます」
紗南「おはよー! ってあれ、他のスタッフさんは?」
P「昨日も言ったけど、急きょ決まった話だからここにいる4人で行くよ」
美由紀「えっ……?」
芽衣子「カメラは私が回すよ〜♪」
紗南「ふーん」
P「さて、この後北海道に向けて出発する訳ですが、お2人には楽しく旅をしてもらう為にとある要素を取り入れたいと思います!」
P「お2人には、これから向かう行き先をサイコロで決めてもらいます!!」
美由紀「っ!?」
紗南「どういう事?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:30:05.94 ID:bw/93GvP0
P「要は桃○郎電鉄のようにどこに進むかサイコロで決めるんですよ」
紗南「へぇ〜、面白そうじゃん! ね、美由紀ちゃ……ってどうしたのうずくまっちゃって!?」
美由紀「おうち帰りたい……」
P「やはり道民である美由紀ちゃん、もとい柳瀬さんにはわかっちゃうか」
芽衣子「フフッ」
P「今から我々が行うのは、北海道発のローカル番組、『水曜どうでしょ○』の名物企画、サイコロの旅と同じです!」
P「とは言っても旅をするのは若干14歳の少女2人な訳ですから、本家ほど過酷ではありません!」
P「では早速最初の選択肢を発表します!」
紗南「ちょっと、美由紀ちゃんは放っておいていいの!?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:30:41.25 ID:bw/93GvP0
⚀ 新幹線で       仙台
⚁ 普通列車で      大宮
⚂ 普通列車で      千葉
⚃ 高速バスで      新潟
⚄ 普通列車で      横浜
⚅ 新幹線で      名古屋
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:31:35.50 ID:bw/93GvP0
美由紀「紗南ちゃん、これがサイコロだよ……」
P「では運命の第一投はどちらが投げますか?」
紗南「あたしが行くよ! 要は5や6を出さなきゃいいんでしょ?」
P「その通りです」
美由紀「紗南ちゃ紗南「な、名古屋!? 北海道に行くんじゃないの!?」
ん、信じてるからね?」
紗南「それじゃあ行くよっ!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/31(金) 09:40:14.59 ID:bw/93GvP0
紗南「やーっ!」
【コンマ00〜09→⚀ 10〜27→⚁ 28〜47→⚂ 47〜68→⚃ 69〜87→⚄ 88〜99→⚅】
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