【オリロン】欲望だらけのコロシアイ共同生活【安価】

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61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 18:50:48.81 ID:ewLB11rQO
62 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 19:13:18.23 ID:P39P3PQA0
80以上のため……

「結婚しましょう」

生瀬「はわあ!?」

な、なんだ!?何が起きた?

今俺はプロポーズされたのか!?なんで!?どうして!?

「あっ、ごめんなさい。つい口が滑っちゃって」

「わたくし草津涼子と申します。旅館で若女将をしております」


草津 涼子【クサツ リョウコ】

【超高校級の若女将】


草津「あなた様の名前も教えていただけます?旦那様」

生瀬「な、生瀬優……」

草津「旦那様らしいいいお名前……」

生瀬「あの、待って、旦那様ってなんだ!?」

草津「まあ、先ほど申し上げたではありませんか。わたくしと結婚しましょうと」

生瀬「そもそもそんなプロポーズされるような事した覚えないぞ!?」

草津「それはそうでしょう、わたくしと旦那様は先ほど会ったばかりなのですから」

生瀬「意味が、わからない……」

草津「わたくし旅館の一人娘なんです。ですから将来的に結婚しなければならなくて」

生瀬「はあ……」

草津「それで万が一にも失敗があってはならないので、毎日殿方を見る目だけは鍛えてまいりました」

生瀬「……要するに?」

草津「一目惚れです……旦那様」ピトッ

生瀬「ぶほぉ!?」

待て待て待て待て!確かに俺はモテたいとは言ったが心の準備という物があってだな!

あっ、柔らかい、いい匂いする……って待て俺!落ち着け俺!

生瀬「と、とにかくだな草津!俺は……」

草津「涼子」

生瀬「は?」

草津「涼子とお呼びください、旦那様」

生瀬「……」

俺、耐えられるかな……
63 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 19:16:21.49 ID:P39P3PQA0
一度ここまで。

プロフィールをまとめたいと思います。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 19:25:57.35 ID:SOPWfgXGO
おつおつ
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 19:42:48.28 ID:SV5RvlvDO
一旦乙
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 19:47:29.23 ID:3sMZeUKL0
一旦乙!
あとひとつ突っ込ませて、いきなり主人公の欲望満たされかけてんじゃねえかよ!
67 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 20:09:36.43 ID:P39P3PQA0
【生徒表】

【男子】

名前…生瀬 優《ナマセ マサル》
才能…【超高校級の優等生】
身長…178cm 体重…63kg 胸囲…85cm

名前…宮崎 克彦《ミヤザキ カツヒコ》
才能…【超高校級のハンドボール選手】
身長…185cm 体重…79kg 胸囲…87cm
生瀬への第一印象…【よろしくな!一緒にモテようぜ!】

名前…唄川 黄泉《ウタカワ ヨミ》
才能…【超高校級の詩人】
身長…172cm 体重…60kg 胸囲…77cm
第一印象…【邪魔しやがって……!】

名前…板橋 翔《イタバシ カケル》
才能…【超高校級のボーダー】
身長…163cm 体重…54kg 胸囲…78cm
第一印象…【ご、ごめ……なんて無敵の僕が言うかよ!】

名前…爆羅 弾《バクラ ダン》
才能…【超高校級の爆弾魔】
身長…182cm 体重…70kg 胸囲…80cm
第一印象…【お前はどんな爆発を見せてくれるかな】

名前…須田 炎人《スダ エント》
才能…【超高校級のスタントマン】
身長…190cm 体重…85kg 胸囲…89cm
第一印象…【慣れているから気にするな】

名前…白龍 朱玄《ハクリュウ シュゲン》
才能…【超高校級の呪い師】
身長…177cm 体重…57kg 胸囲…70cm
第一印象…【いつでも呪ってやる】

名前…渡会 桂馬《ワタライ ケイマ》
才能…【超高校級の芸人】
身長…175cm 体重…66kg 胸囲…82cm
第一印象…【モテへん仲間がおって嬉しいわ!】
68 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 20:44:19.48 ID:P39P3PQA0
名前…春風 うらら《ハルカゼ ウララ》
才能…【超高校級の動画投稿者】
身長…164cm 体重…55kg 胸囲…110cm
生瀬への第一印象…【まーくん!】

名前…秋津 翠《アキツ ミドリ》
才能…【超高校級の弁論部】
身長…158cm 体重…43kg 胸囲…84cm
第一印象…【憧れの人……でした】

名前…仙道 志帆《センドウ シホ》
才能…【超高校級のマニア】
身長…160cm 体重…45kg 胸囲…80cm
第一印象…【頼めば色々くれそうだ】

名前…玉菱 花耶《タマビシ ハナヤ》
才能…【超高校級の花火師】
身長…183cm 体重…73kg 胸囲…87cm
第一印象…【ああいう優等生が実際は一夏のとかってポイするのよ……】

名前…垣原 錫璃《カキハラ スズリ》
才能…【超高校級の書道家】
身長…152cm 体重…41kg 胸囲…79cm
第一印象…【あまり印象がないのよね】

名前…白樺 黒乃《シラカバ クロノ》
才能…【超高校級の審判】
身長…168cm 体重…55kg 胸囲…74cm
第一印象…【優等生なら真面目だよね?】

名前…田部井 陽子《タベイ ヨウコ》
才能…【超高校級の栄養士】
身長…167cm 体重…53kg 胸囲…88cm
第一印象…【ご飯どれだけ食べてくれるかな?】

名前…草津 涼子《クサツ リョウコ》
才能…【超高校級の若女将】
身長…158cm 体重…47kg 胸囲…92cm
第一印象…【式はいつにしましょうか?旦那様】
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 20:48:10.57 ID:Akt02g1m0
交流を深めるとしたら男子は宮崎、須田、渡会
女子は春風、仙道、田部井、草津(と秋津)あたりかな?
個人的主観だけど……
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 20:49:44.48 ID:29YxFFB0O
春風ちゃんおっぱいでかすぎィ!
赤松入間どころか身長差込みでさくらちゃんも越えてそう
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 20:53:06.94 ID:di89h/bH0
>>69
単純にお前の好みの奴あげてるだけじゃん
とりあえず交流安価のときは>>69で出ているキャラ以外を選ぶことにするわ
72 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 21:06:23.99 ID:P39P3PQA0
宮崎「……」

渡会「……」

生瀬「……」ダラダラ

草津「旦那様、汗をお拭きしますね」

生瀬「へあ!?お、おぉ……ありがとうな草……」

草津「……」ウルッ

生瀬「りょ、涼子」

草津「はい旦那様」

宮崎「……」チラッ

渡会「……」コクッ

生瀬「……」

痛い、モテたい同盟をさっき組んだばかりの二人の視線が痛い……!

渡会「なあなあ草津ちゃん。ちょっと生瀬借りてもええか?」

宮崎「ちょっと男同士の話をしたいからさ」

草津「あっ、はい、わかりました。旦那様、行ってらっしゃいませ」

生瀬「あ、ああ……」

半ば引き摺られるように隅に連れていかれる俺。

草……涼子、頼むから手を振らないで……ますます刺激してるから!
73 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 21:11:12.60 ID:P39P3PQA0
渡会「おうおう、どういう事やワレ」

宮崎「説明してくれよ生瀬……!」

生瀬「俺が聞きたいわ!何がどうしてこんな事になった!?」

渡会「ワイらが知るか!モテたい同盟を組んですぐあんなかわいこちゃんに気に入られおってからに!」

宮崎「どうしたらオレ達もそんな風になれるんだ!?」

生瀬「それこそ知るかぁ!一目惚れされたのなんか初めてなんだよ!」

渡会「一目惚れやとぉ!?」

玉菱「アンタ達なんでここで騒ぐのよ……」


春風「楽しそうだねぇ」

秋津「羨ましくはないですが」
74 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 21:33:21.41 ID:P39P3PQA0
白樺「はいはい!ちょっと注目!」

宮崎と渡会に締め上げられていた俺の耳に白樺の声が届く。

二人もそれに反応したのかなんとか解放された……ひどい目にあった。

白樺「とりあえず互いの素性ははっきりしたね?じゃあ次に質問なんだけど誰かここがどこだかわかる?」

須田「その言葉に答えられる人間はいないのではないか?ここに来た経緯を考えるとな」

田部井「じゃあやっぱりみんな無理やりここに連れてこられたのかな?車に無理やり押し込まれて」

仙道「ボクなんてその時集めてたカードを落としたよ……ああ、腹が立つ……」

爆羅「ククク、俺は違うな」

須田「私もどうやら違うようだ」

板橋「えっ、えっ?」

爆羅「俺は喫茶店で茶を飲んでたらいきなり眠くなった」

須田「私もロケ中に出されたお茶を飲んだら眠くなり、気が付いたらここにいた」

須田と爆羅……スタントマンと爆弾魔を無理やり拉致するのは難しいと考えたのか?

宮崎「オレは舐められてたって事か……」

生瀬「……」

宮崎のそんな呟きに、俺は残念ながら答える術はなかった。
75 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 21:49:43.82 ID:P39P3PQA0
白樺「これで確定だね……私達は誘拐された」

玉菱「誘拐……」

唄川「ふざけんなよ!いったいどこのどいつがそんな事しやがった!」

渡会「はぁ、仮にも【超高校級】十六人も誘拐なんて欲張りな犯人やなぁ」

春風「欲張り?」

渡会「そりゃ誘拐の目的ゆうたら身代金やろ?ここにおる全員の価値を考えてみい」

垣原「私一人で数億はくだらないわね」

秋津「おそらく途方もない額にはなるでしょうね……」

白龍「ふっ、犯人にはとびきりの呪いをくれてやるとしよう」

草津「身代金だなんてようやく実家を建て直したのに……」

身代金目当ての誘拐。

普通ならそれ以外ないんだろうけど……なんなんだ?

心のどこかで本当にそうなのかって警鐘が鳴ってるのは……
76 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 22:25:31.35 ID:P39P3PQA0
ピンポンパンポーン……

生瀬「……!」

俺達が話し合うなか、いきなり鳴り響いたチャイム。

それがこれから始まる長く辛い日々の始まりになるなんて……俺は知るよしもなかった。

「皆様お待たせいたしました!」

「これより開会式を執り行いたいと思います!」

渡会「な、なんや?このふざけた放送は」

垣原「よくはわからないけれど、穏やかではなさそうね」

白龍「おおう、渦巻いている。闇と狂気の渦がこの屋敷を取り囲んでいる……」

宮崎「なんだよそれ!」

草津「旦那様、怖いです……」

生瀬「あ、ああ……」

秋津「……」

須田「……何か聞こえるぞ」

爆羅「ククク、これはいい爆発が起きそうだ……」

須田の言う音がどんどん近付いてくるのがわかる。

そしてその音が俺達のいるこの場所の近くまで来て……

「お待たせー!」

白と黒に分かれた熊が……俺達の前に現れた。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/10(金) 22:26:39.47 ID:Akt02g1m0
声はどっちでも合いそう。このスレだと
78 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/10(金) 22:58:44.26 ID:P39P3PQA0
「いやいや、みんなきちんと揃ってるね!ボクは本当に嬉しいよ!」

白樺「なに、この熊……」

「ボク?ボクはモノクマ!」

モノクマ「この屋敷の管理人であり、この一帯の地主であり」

モノクマ「これからオマエラが始める共同生活の責任者なのでーす!」

生瀬「共同生活だと?」

この熊……モノクマは俺達に共同生活をさせるために誘拐したっていうのか?

唄川「共同生活だぁ?どういう事か説明しろや!」

モノクマ「共同生活は共同生活だよ!オマエラはこれからこの山で共同生活を送っていただきます!」

春風「えぇー、共同生活は楽しそうだけどいきなり言われても服とか用意してないよぉ」

モノクマ「ご安心ください!きちんと服とかはこちらで用意しておいたから!」

春風「ならよかったぁ」

秋津「よくないです!あんな拉致のような事をして共同生活なんて普通じゃありません!」

白龍「ふむふむ……喪野熊とやら、その共同生活はいつまで続くのかな?」

モノクマ「一生です!」

板橋「は!?」

田部井「それって、私達もう帰れないって事……?」

モノクマ「そうだね、このままだとこの山から帰ることは出来ません!」

爆羅「ククク、どうやら帰る方法自体はあるようだな」

渡会「なんやそれ!あるならさっさと教えんかい!」

モノクマ「うぷぷ、それはね」

モノクマ「人を殺す事でーす!」
79 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 07:03:02.41 ID:vyTAqxgA0
草津「人を、殺す……?」

モノクマ「その通り!」

モノクマ「誰かを殺した人は学級裁判という審査を経てこの山から出る事が出来るんだよ!」

モノクマ「それがこのコロシアイ共同生活なのでーす!」

コロシアイ共同生活……そんなふざけた事を俺達にやらせるっていうのか!?

須田「……私達がそのような事を受け入れると思うのか?」

モノクマ「受け入れるとか受け入れないとかじゃないよ?だってオマエラはやるしかないんだもの」

モノクマ「コロシアイ共同生活、騙して疑って奪い合うこのゲームをさ!」

板橋「ううっ……言わせておけば好き勝手言いやがってぇ!」

白樺「いいから早く私達を解放しなさい!」

モノクマ「好きに言ってなよ!どうせオマエラには他に選択肢なんてないんだからさ!」

爆羅「……ククク、逆らえばお前の中の爆弾が爆発するのか?」

秋津「爆弾!?」

爆羅「なんだ、わからないのか?この音からして少なくとも人一人殺すには余裕な爆弾を内蔵しているぞ、その熊は」

垣原「爆弾……相手は本気という事ね」

モノクマ「誰かで威力を試してみる?見せしめでもすれば少しは理解しそうだし!」

宮崎「くっ……だけどそれを使えばお前だって爆発するだろ!」

モノクマ「まあね!だけど」

モノクマ「ボクはいくら爆発しても問題ないの」

渡会「うおっ!?もう一匹出てきよったで!?」

モノクマ「だって」

モノクマ「いくらだって」

モノクマ「スペアはいるんだからさ!」

俺達を取り囲むようにモノクマがどんどん出てきて……最終的には百匹のモノクマが屋敷に現れた。

玉菱「この数が、一斉に爆発したら……!」

爆羅「ククク、爆死した後屋敷に押し潰されるな」

モノクマ「これでわかったかな?オマエラが置かれている状況」

モノクマ「それでは開会式はここまで!この屋敷にオマエラが生活する準備はしてあるから」

モノクマ「せいぜい共同生活を楽しんでくださーい!」

一匹、また一匹とモノクマは消えて……残されたのは混乱している俺達だけだった。
80 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 07:30:00.29 ID:vyTAqxgA0
田部井「な、なんでこんな事に……」

唄川「クソッ、クソッ!希望ヶ峰で新しい生活が始まると思ったのによ!」

春風「一生……お引っ越しって事になるのかなぁ」

白龍「全く、これはまたとんでもない事態に巻き込まれた物だ」

生瀬「……」

ここで一生暮らす、嫌なら人を殺せ。

口にすれば長くもないそれがどれだけ重いか……

爆羅「ククク、しかし気をつけなければな」

板橋「な、なにがぁ」

爆羅「感情というものはいつ爆発するのかわからない爆弾だ」

爆羅「人のそれがいつ爆発するのか、いいや、自分の中のそれさえもいつ爆発するのかわからない」

爆羅「ククク、ここにいる者はそんな爆弾を抱えているという事を肝に命じておくことだ」

感情という名の爆弾。

きっとそれが爆発したら……最悪の事態に俺達は陥る事になる。

爆羅の言う通り自分自身の感情さえもいつどうなるかわからない。

そんな場所に、俺達は連れてこられたんだ。
81 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 07:38:38.14 ID:vyTAqxgA0






プロローグ【新しき生活の始まり】END

生き残り人数……16人

To Be Continued...






82 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 12:53:59.79 ID:vyTAqxgA0






CHAPTER01【欲望の世界に誘われ】(非)日常編






83 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 13:04:52.44 ID:vyTAqxgA0
須田「……さて、これからどうする」

爆羅の言葉で気まずい空気になっていた俺達を引き戻すように須田が告げる。

白樺「まあ……とにかく、コロシアイなんてするわけにもいかないしまずはこのお屋敷を調べてみようか」

秋津「私達は外にいましたが、あちらも調べた方がいいと思います」

板橋「も、もしかしたら、脱出出来る道もあるかもしれない……」

渡会「あの熊、ここを山やって言うとったしな……」

宮崎「下山しちまえば逃げられるかもしれないな!」

白樺「じゃあ決まり!外とこのお屋敷を調べてみよう!」

生瀬「一斉にだとどれだけ時間がかかるかわからないから、グループに分けて調べた方がいいんじゃないか?」

田部井「それなら十六人だから四人一組……なんてどうかな?」

白樺「よし、そうしよう!じゃあまずはグループを作って!」

四人一組か……

↓3まで一人ずつ選んでください。

被った場合はさらに下でお願いします。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 13:06:06.75 ID:c/JPi+mDO
玉菱
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 13:06:15.00 ID:s28LCKk00
秋津
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 13:06:30.43 ID:mysxmgVe0
田部井
87 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 13:29:14.25 ID:vyTAqxgA0
生瀬「あー……あの、よろしくな」

田部井「うん、よろしくね!」

秋津「……」

玉菱「はああ……」

まさかこんな事になるなんて……ハーレム状態だなんて喜べねえ!

生瀬「そ、それじゃあ俺達はこの屋敷の地下を調べてくれって事だから行くか」

田部井「地下なんてあるんだねこのお屋敷」

生瀬「みたいだな、まあ何があるかわからないから気をつけてくれよ」

秋津「……はい」

玉菱「はあ……」

生瀬「……」

空気が重い!

俺達は最初に来た玄関ホール……そこの床下にある扉から続く地下に降りていった。

【地下】

田部井「暗いね……」

秋津「部屋は三つあるようですね」

玉菱「さっさと終わらせましょうよ……」

生瀬「そ、それじゃあまずはこの部屋からだな」

【貯蔵庫】

田部井「わあ、食材がたくさん!」

どうやら俺達が入った部屋は食料の貯蔵庫らしい。

中は少しひんやりしていて、天然の冷蔵庫って感じだ。

秋津「少し冷えますね……」

玉菱「はあ……」

生瀬「……」

せっかくだし、少し誰かに話しかけてみるか?

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 13:30:01.95 ID:aBi7buXq0
玉菱
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 13:34:24.45 ID:/JNyLiYZO
秋津
90 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 13:48:04.14 ID:vyTAqxgA0
生瀬「あー……玉菱?」

玉菱「……何?」

生瀬「いや、調子はどうだ?」

玉菱「……別に」

生瀬「そ、そうか」

玉菱「……」

生瀬「……」

は、話が進まない……

玉菱「……わかってるわよ」

生瀬「はっ?」

玉菱「ど、どうせジメジメした女だと思ってるんでしょ?わかってるわよ、そんな事……」

生瀬「……」

とことんネガティブなんだな、玉菱って……

【玉菱花耶の好感度が少し上がりました】
91 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 14:02:04.94 ID:vyTAqxgA0
貯蔵庫から出た俺達は次の部屋に進む。

【書庫】

生瀬「ここは書庫か?」

秋津「本が乱雑に積み上げられてますね……」

田部井「難しそうなタイトルばっかり……」

玉菱「……【爆弾の手軽な作り方】?」

生瀬「……」

色々な本……それこそ、コロシアイに使えるような本もあるって事か……

生瀬「……」

また、誰かに話しかけてみるか?

92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 14:04:47.80 ID:c/JPi+mDO
秋津
93 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 14:42:50.33 ID:vyTAqxgA0
秋津「……」ペラッ

生瀬「……」

うーん、実に話しかけにくい。

俺に憧れてたって分余計反動が出たっぽいしなぁ……

だけどこのままっていうのもなぁ……

秋津「よかったじゃないですか」パタン

生瀬「えっ?もしかして俺に言ってるのか?」

秋津「そうですよ。あなたは女性に好かれたかったんですよね?早速好かれたようで何よりです」

生瀬「いや、草津については俺も戸惑ってるんだよ!そりゃもちろん好かれて嫌って事はないけどさ……」

秋津「私にはデレデレしていたように見えましたけど?」

生瀬「いや、だから……」

秋津「まあ、私には関係ない事ですから。せいぜい節度を守って仲良くしてください!」

生瀬「いや、おい秋津!」

……関係ないってわりになんであんな不機嫌なんだ?

【秋津翠の好感度が少し上がりました】
94 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 14:54:21.01 ID:vyTAqxgA0
書庫でもたいした収穫は得られず、俺達は地下の最後の部屋に行く事にした。

【???】

生瀬「なんだこの部屋……他と違って暗いぞ」

田部井「電気が入ってないみたいだね」

玉菱「暗い……アタシにはお似合いだわ……」

秋津「ああ、ここにあるのがスイッチみたいですね」

カチッ

生瀬「は?」

玉菱「ひっ!?」

秋津「えっ……」

田部井「きゃあああああああっ!?」

電灯がついて部屋の内部が明らかになる。

そこにあったのは巨大な牢屋。

そしてその中には……

骨、人の骨が転がっていた。
95 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 15:28:31.92 ID:vyTAqxgA0
生瀬「なんだよこれ……」

モノクマ「うぷぷ、驚いた?」

秋津「モノクマ……」

玉菱「何よ何なのよこの骨は!?」

モノクマ「うぷぷ、オマエラの物語には関係ないモブの骨だよ!」

モノクマ「片付けてもよかったんだけどさ、せっかくの牢獄なのに何もないのは殺風景でしょ?」

田部井「こ、こんな事なら何もなかった方がよかったよ……」

モノクマ「うぷぷ、まあ鍵は開いてるからその骨は好きにしていいよ。田部井さん出汁でも取る?」

モノクマの言葉に凄まじい勢いで首を振る田部井。

そりゃ当たり前だよな……

生瀬「……」

さて、一応調べておくとして……また誰かに話しかけてみるか?

96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 15:31:24.43 ID:mysxmgVe0
田部井
97 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 15:56:15.51 ID:vyTAqxgA0
田部井「ううう……」

生瀬「田部井。気分が悪いなら外にいるか?」

田部井「う、ううん、大丈夫。あの骨に驚いただけだから……」

生瀬「まあ、あんなもの見たら驚くに決まってるよな……」

田部井「あの骨……誰なのかな?モノクマはワタシ達には関係ないって言ってたけど」

生瀬「……ここの元いた住人って可能性が一番高いんじゃないかと思ってる」

田部井「えっ……!?」

生瀬「それが一番あり得る可能性だろ?」

そう、もしかしたら他にも俺達みたいな目に巻き込まれた人間がいたって考えるよりはな……

【田部井陽子の好感度が少し上がりました】
98 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 15:57:06.15 ID:vyTAqxgA0
一旦ここまで。

第一印象で気に入ったキャラなどいたら教えていただけるとありがたいです。
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 16:02:26.22 ID:REUnl29XO
春風ちゃんが好きかなー
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 16:04:43.55 ID:mysxmgVe0
僕ならば草津だ
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 16:11:18.04 ID:M5m8ZoUkO

男子なら宮崎、女子なら秋津かな
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 16:27:20.71 ID:c/JPi+mDO

須田と玉菱
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 18:06:27.42 ID:fdQ0bwXR0
乙でした
気に入ったのは秋津と玉菱です
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 18:33:21.75 ID:7vcI8i6YO
板橋と渡会
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 21:50:37.07 ID:GLEzygjS0
宮崎かなあ
名前の元ネタって同姓のハンドボール選手?
106 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 22:26:54.71 ID:vyTAqxgA0
開始します。
107 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 22:53:25.40 ID:vyTAqxgA0
【食堂】

生瀬「……そういうわけだから、地下の牢獄には気をつけてくれ」

調査を終えた俺達は一階探索班が見つけた食堂に集まっていた。

そこでそれぞれの調査を発表する報告会を行う事になったわけだ。

白樺「私達一階班はとりあえずこの食堂だね。奥にキッチンもあるよ」

渡会「自分らの飯は自分で作れって言われたわ……」

須田「この屋敷の扉を開くと私達がいた玄関ホール……そこを真っ直ぐ進むと食堂に来る時見ただろうが十字路がある」

白龍「十字路を東側に進めば大浴場、西側に進むと娯楽室のようだ」


爆羅「ククク、玄関ホールの階段から登って二階を調べたが、二階には俺達の部屋があったぞ」

板橋「えっと、東が男子、西が女子に分けられていたよ……」

仙道「ああ、それと二階にはダンスホールもあったよ」

草津「個室はどの部屋も変わりないようです……それとこんなものが」

白樺「なにこれスマホ?」

爆羅「ククク、ここでの生活に必要な端末だそうだ。ルールなども明記されているぞ」

生瀬「後で確かめる必要がありそうだな」

宮崎「じゃあその前に外を調べたオレ達の報告な!」

春風「えーとねぇ、外には神社があったよぉ」

垣原「神社というよりお寺との合の子ね。ごちゃごちゃしていて見ていられなかったわ」

唄川「へへっ、それだけじゃねえ。外にはアレがありやがった……」

アレ?

春風「そういえばあのラブアパートって建物、なんだったのかなぁ」

……だいたい理解した。

後でうららちゃんには唄川についていかないよう言っておこう……
108 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 23:10:52.39 ID:vyTAqxgA0
宮崎「それとな。この屋敷の周りには後四つ橋があったけどどれも渡れないようにされてたぜ」

白樺「なるほどね……じゃあ次はその端末について話を聞こうかな」

爆羅「ククク、さっきも言ったがこれにはルールが明記されていた。これだ」

爆羅が見せてきたルールは以下の通りだった。

【生活のルール】

1…生徒達はこの山で共同生活を行いましょう。期限は無期限です。

2…22時から7時までは夜時間とします。夜時間食堂は立ち入り禁止になるので注意しましょう

3…この山について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません

4…管理責任者モノクマへの暴力行為、監視カメラやモニターの破壊行為を禁じます

5…生徒内で殺人が起きた場合はその一定時間後に全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます

6…学級裁判で正しいクロを指摘した場合はクロだけが処刑されます

7…学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は残りの生徒は全員処刑されます

8…三人以上の人間が死体を最初に発見した際にそれを知らせる死体発見アナウンスが流れます

9…同一のクロが殺害できるのは二人までです

10…ルールは今後も増える可能性があります
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 23:14:47.33 ID:NX7eNYy+0
そういえば原作だとネットは繋がらないけどパソコン自体は使えたよね……
110 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 23:28:25.99 ID:vyTAqxgA0
田部井「しょ、処刑!?」

須田「学級裁判とはモノクマが出していた単語だな」

秋津「裁判と先ほどのモノクマの口ぶりからすると、おそらく私達が犯人を突き止めなければならないのでは?」

玉菱「それで、わかったらクロ……多分犯人よね?犯人が処刑されて」

白龍「わからなかったら犯人以外が処刑というわけか」

生瀬「一度殺人が起きたらどちらにしろさらに人が死ぬって事かよ……なんて悪趣味な事しやがる」

こんな事、どんな思考回路をしてれば思い付くんだよ……!

春風「うーん、でもこんなのどうでもいいよぉ。殺人なんてする人がいると思えないしねぇ」

垣原「そうね、自分が捕まるどころか死ぬリスクを抱えた殺人なんて馬鹿らしいわ」

白樺「他にその端末に機能はあるの?」

爆羅「ククク、あるぞ。プロフィールと……チャット機能だ」

渡会「チャット?LINEみたいなもんか?」

仙道「似たような物だね。ただ連絡先は入ってないから後で個人的に聞いていくしかないみたいだ」

なるほどな……
111 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/11(土) 23:54:51.47 ID:vyTAqxgA0
白樺「とりあえず、これで報告会は終わりかな」

須田「脱出はどうやら難しいようだな……」

板橋「こ、これからどうすれば……」

春風「はいはーい!」

宮崎「おっ、なんかあるのか?」

春風「お腹空いた!」

うららちゃんの言葉にどこか毒の抜けた雰囲気になっていく。

それと同時に確かな空腹を身体が訴えてきた。

田部井「あはは、それじゃあワタシがご飯作ろうか」

渡会「それはええけどキッチンに食材ないで?」

春風「じゃあさっき言ってた貯蔵庫から取ってこないと!」

田部井「えっ……」

田部井はどうやら地下に苦手意識が芽生えてるみたいだ……あの骨見たら無理ないか。

田部井「ど、どうしよう食材の良し悪しは直接自分で見たいのに……あの、誰か一緒に来てくれないかな……」

↓2まで田部井についていくメンバーを生瀬を含んで選んでください
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 23:55:38.59 ID:rwumFFcP0
クソスレ
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 23:56:15.85 ID:rwumFFcP0
クソスレ
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 23:59:00.45 ID:REUnl29XO
春風
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/11(土) 23:59:55.01 ID:REUnl29XO
ごめんなさい。
安価の意味間違えたかもしれないから再安価お願いします
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:04:59.25 ID:36RSsDqIO
仙道
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:08:23.32 ID:EYPFN7kDO
板橋
118 :再安価はさすがに難しいので春風を飛ばした二人を採用します ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 00:21:07.27 ID:Mcz2/7cA0
仙道「ボクが行くよ。レアな物でもあるかもしれないしね」

板橋「そ、それじゃあ僕も……骨がなんだこの野郎が!」

田部井「あ、ありがとう。二人いてくれれば心強いよ」

生瀬「……」

手を挙げる前に二人が名乗りをあげたな。

仕方ない、俺はおとなしく待ってるか……

田部井「じゃあ、行ってくるね」

仙道「さて地下には何があるかな」

板橋「おらっ、早く行くぞ!」

三人が貯蔵庫に向かう間、残された俺達は少し手持ちぶさたになる。

待ってる間誰かと話してるとするか。

田部井、仙道、板橋以外から一人選んでください。

119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:23:36.14 ID:0snzbEJE0
うらら
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:23:41.99 ID:0vTM1Izm0
再安価ってやり直せって意味じゃなくて↓二人に委ねるって意味だろ
121 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 00:48:19.85 ID:Mcz2/7cA0
春風「楽しみだねぇ、ようちゃんのご飯」

生瀬「うららちゃんのおかげで空気が少し明るくなったよ」

春風「あはは、それなら嬉しいなぁ」

生瀬「そういえば、うららちゃんは料理とかどうなんだ?」

うららチャンネルでも料理関係の動画はほとんどなかったからわかんないんだよな……

春風「うーん、まーくんは?ご飯とか作ったりしてる?」

生瀬「俺?」

俺は……

↓のコンマで春風、↓2のコンマで生瀬がどれだけ料理が出来るか判定します。
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:49:06.23 ID:GGiGQJ/oO
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:49:17.44 ID:EYPFN7kDO
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 00:51:17.43 ID:0snzbEJE0
ゾロ目は何もなし?
125 :基本的に判定はゾロ目関係なしでいきます ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 01:01:01.29 ID:Mcz2/7cA0
春風…23 生瀬…44

生瀬「さすがにそちらは優等生とは、いかなかったなぁ……」

俺が作るのなんてそれこそ男子高校生ってやつばかりだし。

春風「そうなんだねぇ……わたしもおんなじかなぁ」

春風「お菓子はそれなりに作れるんだけど、他の料理とかはちょっと……切るときとか手元よく見えないし……」

生瀬「……ああ、だろうね」

春風「だからまーくんとはまた仲間だねぇ」

生瀬「あんまり自慢出来ない仲間だけどな」

春風「あはは、本当だよねぇ」

ああ、うららちゃんとこんなに楽しく話せるなんて……俺は幸せ者だ!

【春風うららの好感度が上がりました】
126 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 01:33:07.34 ID:Mcz2/7cA0
今回はここまでで。
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 08:22:38.85 ID:03jy+aujO
128 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 22:24:10.42 ID:Mcz2/7cA0
田部井「お待たせー」

仙道「なかなかレアな形の野菜を手に入れたよ」

板橋「はぁ、はぁ……」

生瀬「なんで板橋、あんなに疲れてるんだ?」

宮崎「どうも運ぶ最中にスケボー落として大騒ぎになったみたいだな」

渡会「どうもあいつ、スケボー持ってへんと力が上手く出せんらしいわ」

生瀬「あいつの豹変具合は筋金入りだな……」

田部井「じゃあ早速料理作るからね」

須田「何か手伝うか?」

田部井「ううん、大丈夫!給食みたいな物だって考えれば十六人分ぐらい余裕だから!」

やるぞと声を出しながら田部井はキッチンへと入っていく。

気合い入ってるな……
129 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 23:06:18.43 ID:Mcz2/7cA0
春風「美味しい!」

田部井「あはは、そう言ってくれると嬉しいな」

唄川「うめえ!」

白樺「白黒はっきりついた味だね……むぐむぐ」

渡会「……それ褒めてるん?」

田部井が用意した料理の評判は上々だった。

田部井はそれを見てニコニコ笑っている。

田部井「やっぱり人が美味しくご飯食べる顔って素敵だよ!」

生瀬「……」

こんな事態に巻き込まれて、それでも人は笑顔になれる。

意外と、なんとかなるかもしれない……そんな気持ちを俺は抱いた。

草津「……」
130 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 23:34:56.64 ID:Mcz2/7cA0
【二階東棟・生瀬の個室】

生瀬「ここが俺の部屋か」

シャワーにベッド、机にクローゼット……普通の部屋って感じだな。

生瀬「これが部屋の鍵……と端末か」

そういえばチャット機能があるんだっけかこれ。

生瀬「まだ誰も登録はされてない……これから皆に聞いていかないとな」

生瀬「……さてと」

一応今は自由時間だけどこれからどうするか。

【自由行動を開始します】

【本日の回数は二回です】

【一度に選べるのは二人まで】

【一度選んだメンバーは連続で選ぶ事は出来ません】

【人物指定をお願いします】

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 23:35:53.11 ID:Zm/fe9+SO
板橋、白龍
132 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/12(日) 23:55:17.96 ID:Mcz2/7cA0
白龍「どうだ、少年!一つ我に呪われてみないか!」

板橋「えっ、あ、あの」

白龍「何、怖くはない。副作用で少しばかり肩が重くなり、見えなかったものが見えるようになるかもしれないが」

板橋「そ、それって……」

白龍「さあ、新たな世界を開こうではないか!」

生瀬「……」

なんだよ、あの変な宗教の勧誘みたいな状況は。

板橋「えっと、お金とか……」

白龍「安心したまえ、今回は初回特典として金はとらん!どのみち一度呪えば何回も来る事になるのだからな……」

あのままほっとくと板橋が呪われそうだ……まずいだろ、あれ。

生瀬「なあ」

白龍「おや、新しい贄……こほん、呪いの対象が来たか」

言い直す内容か今のは!?

1…板橋、ほらボードだ!
2…呪いって具体的に何をする気だよ
3…呪われて何かメリットがあるのか?

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/12(日) 23:56:12.74 ID:8VJ6/omu0
3
134 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 00:12:35.28 ID:gsmvYPyA0
生瀬「呪われて何かメリットがあるのか?」

白龍「もちろんだ!我が呪いを一度受ければ身体から力が沸き上がり、あらゆる運気が上昇する」

板橋「そ、そうなんだ……」

白龍「最も一日一回我が呪文を聞かなければ制御できずに病気を招くがな!」

生瀬「メリットになってねえ!」

白龍「なぜだ、一日一回我が呪文を聞くだけだぞ?今なら恥ずかしい秘密を我に明かせば呪文をボイスレコーダーに吹き込むサービスもしている」

板橋「恥ずかしい秘密……ううっ、あれなら」

生瀬「板橋よせ!こいつに秘密握られる方がよっぽど呪いだ!」

白龍「何を言うか少年!我は秘密を握られた贄共が戦々恐々している姿に愉悦を……こほん、喜悦を感じているだけよ!」

だから言い直す内容じゃないだろ!?

それからなんとか板橋を白龍の勧誘から守った……

白龍朱玄……こいつろくな奴じゃねえ!

【板橋翔の好感度が上がりました】

【白龍朱玄の好感度が上がりました】
135 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 00:15:43.27 ID:gsmvYPyA0
生瀬「危ないなんてレベルじゃねえぞあれは」

後でうららちゃんにしっかり言っとかないとな……

【自由行動を開始します】

【本日の残り回数は一回です】

【一度に選べるのは二人まで】

【一度選んだメンバーは連続で選ぶ事は出来ません】

【人物指定をお願いします】


136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 00:15:55.13 ID:kzmxB7wGO
爆羅
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 00:16:15.08 ID:DlUhv2nt0
草津としたかったよ……
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 00:20:47.61 ID:DP0m6/VL0
直下だと張り付いての即取りばっかりになりそう
139 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 00:27:55.88 ID:gsmvYPyA0
爆羅「ククク」

生瀬「……」

外に出てみたらまたろくでもない奴に……っていうかあいつ何してるんだ。

爆羅「さあ起爆の時間だ、俺の可愛い爆弾!」

生瀬「何してんだお前は!?」

爆羅「んっ?ククク、なんだ生瀬か」

爆羅の手にはわかりやすいぐらいの爆弾……よく見る黒くて導火線のついたあれだ。

爆羅「ククク、今からこの爆弾を爆発させる!爆圧や爆風で怪我をしたくなかったら下がっていろ」

生瀬「……」

1…爆弾を爆発させて何をするんだよ
2…どこで用意したんだそんなの
3…怪我をしたくなかったらって……爆弾魔の言葉とは思えないな

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 00:29:17.11 ID:F1iZ96os0
2
141 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 00:39:07.32 ID:gsmvYPyA0
生瀬「どこで用意したんだそんなの」

爆羅「ククク、部屋にあったのさ。俺の爆弾を用意しておくとは奴もわかっている!」

爆羅は爆弾に火をつけると、橋の下に向かって放り投げる。

それから少しして、小さな爆発音がこだました。

生瀬「おいおい、すごい音したな……」

爆羅「………いな」

生瀬「はっ?」

爆羅「ククク、さあ次はどんな爆発を起こすとするか」

なんだ?

今一瞬だけ爆羅……気のせいか?

【爆羅弾の好感度が上がりました】
142 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 00:56:26.56 ID:gsmvYPyA0
生瀬「うーん……」

どうするかな、チャット。

生瀬「まずは誰かに番号を聞かないといけないんだよな」

【端末のチャット機能について】

【端末では自由行動終了後にメンバーの誰かとチャットを行う事が出来ます】

【行えるのは番号を聞いた相手のみです】

【現在端末には誰の番号も乗っていないためこれから一人選んで番号を聞きに行きます】

【番号を聞きに行く相手を一名選んでください】

↓2
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 01:00:48.94 ID:YMp3tfub0
秋津
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 01:00:51.31 ID:RLpFaXZDO
玉菱
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 01:00:58.47 ID:8LtuBGUNO
宮崎
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 01:02:06.09 ID:wtmvVJUi0
須田
147 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 01:17:36.61 ID:gsmvYPyA0
生瀬「よし、ここはあえて……」

【玉菱の部屋前】

玉菱「……は?」

生瀬「いや、だから玉菱のチャット番号教えてくれないか?」

玉菱「……何が目的なの」

生瀬「いや、目的も何もただ玉菱とチャットしたいと思っただけだよ」

玉菱「……」

生瀬「なっ、いいだろ?」

玉菱「……わかった、わよ」

生瀬「よし、じゃあ先に俺の……」

…………

【生瀬の個室】

生瀬「よし、玉菱の番号登録完了と」

早速メッセージ送ってみるか。

生瀬「えっと、登録終わったからいつでもメッセージ送ってきてくれよな……と」

チャット時は【】で表します。

玉菱【……】

生瀬【返事早いな……って無言かよ!?】

玉菱【……こういうのあんまり得意じゃないのよ】

生瀬【ああ、まあ得意って感じはしないよな】

玉菱【そうよ。それなのに……】

玉菱【なんでアタシなの?】

生瀬「んー……なんて送るか」

1…面と向かって話すよりかは話しやすいと思ってな
2…さっきも言ったけど玉菱とチャットしたいと思っただけだよ
3…玉菱はなんで番号教えてくれたんだ?

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 01:20:25.68 ID:8LtuBGUNO
1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/13(月) 01:20:48.44 ID:DlUhv2nt0
3
150 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 21:34:37.03 ID:gsmvYPyA0
生瀬【面と向かって話すよりかは話しやすいと思ってな】

玉菱【……それが理由?】

生瀬【そうそう】

玉菱【……そう】

生瀬【というわけで、今から色々聞いたりしちゃうからな!】

玉菱【……生瀬って、変な奴よね】

生瀬【あはは、そうかもな。じゃあ早速なんだけど……】

それから玉菱とチャットをして過ごした。

こうやっていく内に少しは打ち解けてくれるといいんだけどな。

【玉菱花耶の好感度が上がりました】

【次回からの自由行動時選択肢に番号を聞くが追加されるようになりました】
151 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 22:17:18.51 ID:gsmvYPyA0
生瀬「そろそろ七時か。食堂で何か食べるかな」

【一階・食堂】

生瀬「さてと……何もなかったら貯蔵庫に……」

ガチャ

草津「お待ちしておりました旦那様」

生瀬「……えっ?」

食堂に来たら既に俺以外の全員が揃って食事をしていた。

だけどなんで俺のだけ他のとは違うんだ……?

田部井「草津さんにせめて生瀬君の夕御飯は自分が作りたいってお願いされたんだ」

草津「妻として当然の事ですから。昼餉で旦那様の好みは多少なりとも理解したつもりなのですが……」

生瀬「……」

いや、確かに並んでるのは俺の好物なんだけどさ……

草津「どうぞ旦那様、お召し上がりくださいな」

生瀬「お、おう……」

一人だけ別なのは少しばかり気まずいけど……せっかく用意してくれたんだしな……

生瀬「……」モグモグ

だけどやっぱり理解が追い付かない!

本当にどうしてこうなった俺!?

渡会「ぐぬぬ、嫉妬の炎で燃え尽きそうや……」

爆羅「ククク、いい爆発を見せてくれそうだな生瀬」

いや、爆発は困る……
152 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 22:34:07.79 ID:gsmvYPyA0
【生瀬の個室】

生瀬「うぷっ……少し食い過ぎた……」

味は本当に美味しかったからな……

生瀬「もう休むか……」

ベッドに横になって、今日という日を思い返す。

生瀬「しかしいきなりこんな事に巻き込まれて、ファンだったうららちゃんに出会って、モテたい同盟組んで、さらになんか……一目惚れとかされて」

なんだ、この濃い一日。

今までの人生でこんなに濃かったのは一日で五人にフラれたあの悪夢の日以来だぞ?

生瀬「……」

だけど、嫌じゃない。

いや、コロシアイとかふざけた話はもちろん抜きでだ。

もしかしたら俺は希望ヶ峰で入学当日こんな日を過ごしていたかもしれない。

そうだとしたら、それって……

生瀬「すげえ、楽しかっただろうな……」

今となっては、仮定の話だけど……そんな騒がしい日を想像して、俺は眠りに落ちていった。
153 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 22:43:35.33 ID:gsmvYPyA0
【一日目が終了しました】

【好感度】

草津…10(1/5)【旦那様のお口に合いましたか?】

玉菱…8(1/5)【変な奴……】

春風…5(1/5)【仲間だねぇ】

板橋…4(1/5)【も、もしかして僕、おかげで助かった?】

爆羅…4(1/5)【いい爆発を見せてくれ!】

白龍…4(1/5)【我が呪いを拒むとは……】

秋津…2(1/5)【……いい人、なんでしょうね】

田部井…2(1/5)【ご飯を美味しく食べてくれたみたいで良かった】

他…0
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:49:22.31 ID:8LtuBGUNO
爆羅は1人選択だったから2人選択よりより好感度上がるとかじゃないんだね
じゃあ基本は2人の方が良いのかな?
155 : ◆PeqoztVw/ypS [saga]:2018/08/13(月) 22:56:35.76 ID:gsmvYPyA0
【二日目】

ピンポンパンポーン

モノクマ「共同生活責任者モノクマより朝の放送をお送りしまーす!」

モノクマ「七時だよオマエラ!さっさと起きた起きた!」

モノクマ「今日も一日頑張りましょう!」

生瀬「ふあっ……」

朝か……いつの間にか寝てたみたいだな。

生瀬「うーん、シャワー浴びて朝飯食いに行くかー……」

【一階・エントランス】

生瀬「んっ?」

誰かいるみたいだな……

【メンバーから一人選んでください】

↓2
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:58:44.74 ID:xsUqFUgYO
安価↓
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:58:47.57 ID:DlUhv2nt0
秋津
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:58:51.88 ID:u/SKdLziO
草津
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:58:55.19 ID:k0qmPvBAO
唄川
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:59:17.12 ID:uV1GfRFV0
須田
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