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千歌「今日は私の誕生日!」
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1 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:31:04.99 ID:X45jkod8O
・終わりまで書きとめあり
・口調の違和感お許しを
・前のを忘れたので新トリです
・千歌ちゃん、2日の遅刻ごめんなさい
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1533234664
2 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:33:15.55 ID:X45jkod8O
千歌「今日は私の誕生日!」
千歌「なのに暇なのだ……」
千歌「もーどうしてこういう日に練習なくなっちゃうかなー」ゴロゴロ
千歌「せめて学校に行ければ誰かに会えたかもしれないのに……」ゴロゴロ
3 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:34:20.18 ID:X45jkod8O
〜昨日〜
ダイヤ「突然ですが明日、学校に業者の方がいらして、点検作業を行うことが決定しました。そのため、屋上を始め生徒は学校に立ち入り禁止です」
鞠莉「職員室の都合と、あちら側の予定がたまたま一致したのが明日だったみたい」
果南「最近ちょっと練習しすぎだし、いい機会だから練習はお休みにしよう」
6人「はーい」
〜〜〜
4 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:35:35.02 ID:X45jkod8O
千歌「突然明日休み、って言われると困っちゃうよねー」
千歌(何より今日は私の誕生日なのに、会えなきゃお祝いして貰えないし……)
千歌(メールとかラインは来たけど、やっぱりそれだけじゃ寂しいのだ……)
千歌「はぁ……」
美渡「なーに辛気臭い顔してんのさ」ドアガチャ
千歌「うわっ?! ってなんだ美渡ねぇか」
美渡「なんだとは何さ。それよりあんた暇でしょ? ちょっとお使い頼まれてくれない?」
千歌「えー、そんなの美渡ねぇが行けばいいじゃん」
美渡「私はこれから用事があるの。果南の所に持って行くだけだからさー」
千歌「――用意するからちょっと待ってて」
美渡「おぉさっすが、じゃあいつもの所に置いておくからよろしく」
千歌「はーい」
美渡「あ、そうだ千歌これあげる」
千歌「なに?」
美渡「誕生日プレゼント」っ[ガツン○みかん]
5 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:38:05.52 ID:X45jkod8O
◇
〜淡島への連絡船〜
千歌「だあー暑いのだー」
千歌「もー何で誕生日のチカをパシるかなー」
千歌「しかも誕生日プレゼントがアイス一本だしさー」
千歌「コンビニのちょっと大きいやつだからいいだろって酷いのだ」
千歌「あ、着いた――ありがとうございましたー」
6 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:39:30.86 ID:X45jkod8O
〜ダイビングショップ〜
千歌「とうちゃくー! ってあれ梨子ちゃん?」
梨子「おはよう、千歌ちゃん」デッキなう
千歌「どうして果南ちゃん家(ち)に?」
梨子「えぇと、それは……」
鞠莉「私が呼んだの」
千歌「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「ハーイ、千歌っち。グッモーニング」
千歌「鞠莉ちゃんが梨子ちゃんを果南ちゃん家に?」
鞠莉「それより千歌っち、何か用事があってきたんでしょ?」
千歌「そうだ、お使い頼まれてるんだった。ちょっと行ってくるね」
梨子「うん、待ってる」
7 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:42:18.90 ID:X45jkod8O
コンニチワー
コレ、オカアサンカラデス
イエイエ、コチラコソ。ア、オカエシアリガトウゴザイマス
ハイ、ソレデハ
千歌「ただいまー」
梨子「お帰りなさい、千歌ちゃん」
千歌「それでー、どうして二人が、かなn」
鞠莉「ねぇ千歌っち。ちょっと付き合ってくれないかしら?」
千歌「?」
8 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:45:29.41 ID:X45jkod8O
◇
〜あわしまマリンパーク、イルカショー〜
千歌「おー」
梨子「すごい……」
千歌「跳んだ!」
梨子「跳んだね……!」
千歌「……あれ? 鞠莉ちゃん、どうしたの?」
鞠莉「え? ああ、カメラ、起動してたの。写真、撮りたくならない?」スマホイジリー
梨子「わかります。あ、こっちに手振ってくれてる……!」
千歌「ホントだ、おーい」テヲフリー
9 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:47:06.59 ID:X45jkod8O
〜〜〜
梨子「三津シーもいいけど、こっちのイルカショーもとっても楽しかったです」
鞠莉「そう言ってもらえると嬉しいわ」
千歌「うんうん、それぞれ違った良さがあるよね――ってそうじゃなくて」
鞠莉「ふふ、じゃあ行きましょう。そろそろ準備も終わったみたいだし。ね、梨子」
梨子「そうですね」
千歌「ほえ?」
10 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:51:21.79 ID:X45jkod8O
◇
千歌「このバスってさ、チカの家の方向だよね?」
鞠莉「そうね」
千歌「じゃあチカの家に行くの?」
梨子「正確には三津浜、かな?」
『ご利用ありがとうございました、シーパラダイス駐車場です』
鞠莉「到着デ−ス」スマホイジリ
千歌「あーあ、結局教えてもらえなかった」
11 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:53:23.40 ID:X45jkod8O
梨子「そうそう。ねえ、千歌ちゃん。最後は自分の目で確かめてみて」
千歌「私の目で……?」
「おーい、千歌ちゃーん! 」
千歌「曜ちゃん?!」
曜「えへへ、迎えに来たのであります」エヘヘ
千歌「迎えにって、すぐそこ……」
千歌ちゃ―ん!
12 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:56:12.06 ID:X45jkod8O
千歌ー!
千歌ちゃん!
千歌「ってうえぇ? 果南ちゃんにダイヤさん、善子ちゃんルビィちゃん花丸ちゃんもなんでみんな三津浜に? それにあれ、バーベキュー?」
曜「それはね! せーの」
8人「「「千歌(ちゃん)(さん)(っち)、誕生日おめでとう!!」」」
(クラッカー)パン、パパパン!!
13 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 03:58:46.00 ID:X45jkod8O
千歌「こ、これって……!?」
果南「あれ? まさか千歌、自分の誕生日忘れてないよね?」
千歌「ううん、そうじゃないんだけど……」
善子「じゃあどうしたのよ?」
千歌「えぇと……ええとね、」
花丸「ずら?」
千歌「――今日、いきなり練習なくなって、みんなに会えなくなって。私、誕生日なのになんか寂しいなって思ってた。そしたら梨子ちゃんと鞠莉ちゃんに会って、連れられてここに来たら、みんながいて――私、幸せ者だ……」ウルウル
梨子「……千歌ちゃん」
千歌「だから、みんな。みんなー! ありがとうーー!!」ニッコリ
14 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:00:30.99 ID:X45jkod8O
◇
曜「あ、梨子ちゃん、お肉焼けたみたいだよ」
梨子「ありがとう、じゃあ少し貰おうかしら」
善子「あ、それ私がキープしてたやつ!」
梨子「ええ? そうだったの、じゃあ、」
曜「ふっふっふ、バーベキューとは戦いなのであります」ニシシ
善子「なんですってー」
ルビィ「うわぁ、善子ちゃん、急に走ったりしたら……」アワアワ
果南「あ、こら二人とも、危ないからコンロの周りではしゃがない!」
鞠莉「イエース! 用意した分はまだまだあるんだから♪」
花丸「ご飯のおかわりも沢山あるずら」
ダイヤ「みなさん、お肉ばかりではなく野菜も食べて下さいね」
15 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:02:35.62 ID:X45jkod8O
千歌「うんうん。これぞAqours、って感じだ。……でも、どうして急にバーベキューなの?」
ルビィ「本当は今日、練習の後に部室でパーティーする予定だったんだけど――」
ダイヤ「学校が使えなくなってしまいましたから、急きょ他のみなさんと相談した結果、ここでバーベキューをすることになりましたの」
鞠莉「そこで準備が終わるまで千歌っちに見付からないように、って思ったんだけど」チラリ
梨子「だって、鞠莉さん一人だけじゃ不安で……」
千歌「それで二人が果南ちゃんの家にいたんだ。あれ? だったら果南ちゃんは?」
果南「私? 私はほら、これがあるから」コンロユビサシ
千歌「なるほど! さすが果南ちゃん」
16 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:05:45.44 ID:X45jkod8O
〜〜〜
千歌「――それにしても、暑いね〜」
花丸「オラもう、とけちゃいそうずら〜」
果南「いっそのこと海に飛び込んじゃう? なんて」
曜「お、その言葉待ってました! ……えい!」バサッ
千歌「あー曜ちゃん水着じゃん?!」
曜「行くであります!」ダッ
善子「ふふ、ならば我も今こそ真の姿をさらす時――そりゃ!」バサッ
花丸「善子ちゃんもずら」
鞠莉「待ちなさい、マリーも一緒よ!」バサッ
梨子「じゃあ私も……!」
ルビィ「花丸ちゃん、ルビィたちも行こ?」
花丸「りょうかいずら!」
ダイヤ「あぁ、こら服を散らかさない! 待ちなさい!」ダッ
果南「ああ、もうダイヤまで……! ここはどうするのさー」
17 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:07:42.55 ID:X45jkod8O
千歌「みんな行っちゃった……」
果南「千歌も行ってきなよ」
千歌「えっ、でもチカ……」
おーい
千歌ちゃーん
冷たくて気持ちいいよ―
早くおいでよー
果南「ほら、みんな呼んでる」
千歌「うん! 」
18 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:11:51.55 ID:X45jkod8O
千歌「うおおぉぉぉ」ダッシュッ
ドボンッ!
千歌「うっひゃあ、やっぱり気持ちいいね」
曜「うんうん。って千歌ちゃん?!」
千歌「どーしたの?」
梨子「えぇと、その服の下が……」
千歌「あ、そうだチカ水着着てない!」
ルビィ「だから果南ちゃんとお話してたの?」
鞠莉「オウ、とってもセクシーね!」
千歌「だあああ、チカ着替えてくる!!」ダッ
果南「あぁ、千歌その格好で行くのはまずいって!」
千歌「え? ってうわ」ドテッ
19 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:12:57.76 ID:X45jkod8O
こけた?!
千歌ちゃん?!
大丈夫?
ってつめたっ!
わたしも?!
うわ、やったなー!
まてー!
あははっ!
―ドタバタドタバタ……
千歌「――やっぱりやめた! チカもまぜろーー!!」
おわり
20 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:25:38.33 ID:X45jkod8O
お読み頂き、ありがとうございました。
改めてですが、高海千歌ちゃん、お誕生日おめでとう!
21 :
◆x8T4S1L9Mw
:2018/08/03(金) 04:27:02.05 ID:X45jkod8O
おまけ
梨子「はい、千歌ちゃん。これと私と曜ちゃんからの誕生日プレゼントね」
曜「私たち二人で選んだんだ」
千歌「うわ、水着じゃん! かわいい!」
梨子「そう言ってもらえると嬉しいわ」
曜「色んなお店見て回ったかいがあったね」
千歌「あ、これって……」
曜「どうしたの?」
千歌「えぇとね、よく見たらこの水着、サイズぴったりなんだよね」
梨子「うん」
千歌「なんで二人がチカの水着サイズ知ってるのかな―って」
曜梨子「」
ほんとのおわり
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 12:19:41.74 ID:8uQjoUT7O
今日は穂乃果の誕生日ダルぉ?!
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 02:16:19.39 ID:5TzH5ZmM0
乙
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[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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