千歌「念能力でラブライブを目指す!」

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202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:34:41.55 ID:kyEifKIO0
曜(私も…、行けるか!?オーラを脚に集めて…)ズズズ

曜(加速ッ…!!)ダッ

曜「確保おぉ―――!!」バッ

―――確実に触れた

と思った

が既に理亞は曜の目前にはいなかった

曜「くっ」

予備動作0で、
理亞の初速は曜の全速力を優に超えた

理亞「…まずは一人目!!」
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:36:11.84 ID:kyEifKIO0
曜(背後かっ)バッ

曜「おりゃッ」バッ

理亞(あの体制から蹴りを!!)サッ

聖良「いいバネですね、渡辺さん」

理亞「くッ」ズズ

曜(脚にオーラが集中してるから他の箇所への注意が疎かだ…!攻め続ければ隙が生まれる…!!)

曜「千歌ちゃんっ、今!!」

千歌「りょ〜〜かいッ!!」

理亞「!」

理亞を捉えるため、千歌のオーラは無意識に1つの正解にたどり着いていた


――――『円』、である
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:38:45.01 ID:kyEifKIO0
【『円』】
『練』で増幅したオーラを『纏』で自身から広範囲に留めることで、オーラに触れたモノの位置や形状を肌で感じ取ることができる。


千歌(反応できないなら――――)


千歌(オーラで感じ取ればいい…!!)



ズッ!!


理亞(これはッ!?)

千歌のオーラが曜、理亞をも包み込む


ズズズズズズズ…!!!
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:44:52.48 ID:kyEifKIO0
千歌(これならオーラに触れたものすべてに反応できるよ!)


…あの日から千歌の中で幾度となく反芻される果南の動き

それと理亞を千歌は重ねて見ていた

そして、あの動きに対応する自身の姿が今!!!


千歌「行くぞ!!」ズォッ!!



―――現実と重なる!!!
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:45:36.22 ID:kyEifKIO0

ズズズ…!!

重なる!!

ズズズ…

重な…!

シュゥゥゥゥ

重…


ぽすん


・・・。


千歌「…あれ?」

理亞「はいタッチ」
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 22:47:22.08 ID:kyEifKIO0
千歌「あ」

希「狙いは良かったんやけどね〜」

理亞「まったくびっくりさせないでよ」タタタ

千歌「あああああ」がく


―――千歌の『円』、わずか20数cm…ッ!!

※厳密な『円』とは、自分を中心にオーラを半径2m以上1分以上で維持する技術を指す


千歌(イメージだともっとぶわわわって広がってくはずだったんだけどなあ…。十分とは程遠いしていうかこれが限界)

曜「うわ〜千歌ちゃん〜!よくも〜〜」
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:13:01.01 ID:nwNNtCbD0
―――


…5分後

善子「曜思ったより生き残ってるわね」

梨子「うん、さすが曜ちゃん」

曜(背後さえとられなければ、それにだけ反応できれば…!)はぁはぁ

ルビィ「あ、でも…」

理亞「タッチ」ポン

曜「あああ〜」ガク


希「はいそこまでー」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:15:56.60 ID:nwNNtCbD0
――――
――


希「おつかれ〜。どうだった、実際に念能力使って色々やってみて」

曜「習うより慣れろって感じですねまさに。色々足りないモノが見えた気がしますよ」

希「うんうん。千歌ちゃんも面白いことしようとしてたね」

千歌「でもうまくいかなかった〜。悔しい!これから何をしなくちゃいけないのか、何が必要かが分かった気がします!」

千歌(あれを極めれば果南ちゃんとも渡り合えるかもしれない…)うず…


梨子「2人とも〜」

曜「あ、みんな!」



わーわー
曜ちゃんすごかったよ〜
えへへ〜
千歌さんも頑張ってました!
きゃっきゃ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:24:01.47 ID:nwNNtCbD0
希「はは、元気ええな〜。で理亞ちゃんはどうだった?色々言いたそうだったけど」にや

理亞「…」むー

理亞「楽勝だった。まぁ当り前ですけど…!」

希「あはは、そうだね」

じー。

理亞「まだ何か聞き出したそう…」

希「いやぁ、そんなことないけど」

理亞「…そうですよ。今足りてない事も、やらなくちゃいけない事のも気付けた気がしてます。…あの2人と一緒ですよ。前に私たちに聞いてましたよね?能力の欠点て奴。今なら何か掴めそうな気がしています」

希「ほほー」にやにや


理亞「それと―――」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:26:29.10 ID:nwNNtCbD0
―――『練を見ればその人の実力が分かる』

理亞(さっきの戦闘中に2人が見せた『練』…。別人かと思うほど強くオーラが輝いてた。)


『ラブライブは遊びじゃない』

理亞(今aqoursはこうして私たちの前に立ちはだかっている…。共に、肩を並べて修行している。あの時…、初めて会ったあの時と全く違う。)


今ならもう、彼女たちを何の疑問の余地なく『スクールアイドル』として認めることができる―――


理亞(なんて言うんだっけ、こういう人間関係って。あー確か)


ライバ――――――


千歌「おーい、理亞ちゃーん。ちょっとこっちおいでー。お話聴かせて〜」

理亞「!」

曜「理亞ちゃん速いねぇ〜。やっぱあの発は強化系?」このこの〜
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:31:07.18 ID:nwNNtCbD0
希「…それと?」

理亞「…なんていうかあの人たち見てると調子くるいます」ぷい、すたすた

希「ふふ、そっか」

千歌「あー理亞ちゃんどこ行くの〜〜」

善子「アンタがいきなりなれなれしくするからよー!アンタ基本誰に対いても距離感掴めてないの!こういうのはもっとねぇ、すこしずーつ…」

ルビィ「ちゃんと理亞ちゃんと仲良くなりたいもんね、善子ちゃん♪」

善子「ルビィ!そんなことないわよ〜〜!!」


ぎゃーぎゃー
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/23(土) 00:53:43.99 ID:nwNNtCbD0
聖良「希さん」ザッ

希「聖良ちゃん、よかった呼び行く手間はぶけたわ」

聖良「理亞、いい顔してました」

希「あはは、ならよかった。」

聖良「…希さんはどこまで考えてるんです?」

希「ん、なんのことかな」にこ

聖良「ふふ…、まぁいいですよ。でもあの子が私以外の誰かとあんなに楽しそうにしているのを見るのは久しぶりだった、それは確かです。私は理亞を信頼しています」

聖良「…理亞が彼女たちに何かを見たのであれば、私はそれを信じるしかないですよ」

希「そっか」ふふ
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/09(火) 17:01:35.33 ID:VvUmlAkDO
待ってるぞ
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