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八幡「平塚先生とラーメンを食べ続けた結果」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/29(日) 22:05:08.39 ID:4XQilFIn0
平塚「おお比企谷、どうだ、今日もラーメン行かないか?」でっぷーん
八幡(加齢による新陳代謝の低下は想像以上だった・・・)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1532869508
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:06:29.78 ID:4XQilFIn0
平塚「フーフー、ズルズル、クチャクチャ」
八幡「・・・ちょっと」
平塚「ハフハフ・・・なんだ?」
八幡「音立てるのやめてもらっていいっすか、不愉快なんで」
平塚「ああ、すまんすまん・・・ズルズルズルルルルルルル!!!!」
八幡(なんでクチャ音抑えたら啜り音アップ、ついでに汁が飛び散る仕様なんですかねぇ)
平塚「いやー今日も美味いな」クチャクチャ
八幡(もう元に戻ってるし・・・)
ブーン
平塚「はぁー満腹だ。ここらでちょっと風に当たろう」
比企谷「…」
ガチャ バタン
平塚「食後のコーヒーは最高だな…ほれ」
比企谷「…あざす」
平塚「最近どうかね、学校は」
比企谷「まぁ、ぼちぼちですかね」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/29(日) 22:07:40.44 ID:4XQilFIn0
平塚「何か悩みがあるならなんでも言ってくれて構わない」
比企谷(一番の悩みは頻繁にラーメン誘ってどんどん食事のマナーが悪くなってる先生ですかね、なんて口が裂けても言えない)
比企谷「まぁ…なんかあったら話します」
平塚「ああ、遠慮するな。私はお前の先生なんだからな」ドン でぷん
比企谷「・・・」
比企谷(先生は変わった)
比企谷(度重なる合コン、婚活パーティーの日々、晩婚化が始まる昨今、所謂『優良物件』を求める女性達の競争率は激しさを増し、その度に先生は敗北し続けた)
比企谷(先生は変わった)
比企谷(ID登録された婚活者はID登録された名札を持ち、ID登録された婚活パーティーへ向かう)
比企谷(そこには恋愛結婚もベストマッチングもない)
比企谷(ただ互いを「結婚相手」として値踏みし、妥協点を見つけ付き合い、少しづつ相手を理解し理解されながら結婚への歩みを進める)
比企谷(しかしそれは昔から珍しくもない、ありふれた人との付き合い方だ)
比企谷(しかし先生はそれをしなかった。プロセスを間違えたのだ)
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:09:29.14 ID:4XQilFIn0
比企谷(先生は変わった)
比企谷(婚活に失敗したある回数を超え始めてから、いつにも増して頻繁にラーメンを食べに行く様になった)
平塚「さて、明日はどこに行くかな」
比企谷「今さっき食べたばっかでもうそんな事言ってるんすか…」
平塚「あ、この間見かけた二郎系のインスパイアの店があったな…そこに行くとするか。なあ比企谷」
比企谷「流石に毎日ラーメンはキツイです。小町が晩飯作ってくれてますんで」
平塚「そうか・・・お前には暖かい家族がいるんだったな・・・」
比企谷(アンタも実家に帰れば家族いるだろが・・・)
平塚「私が実家に帰るとやれ結婚だのお見合いだのいい人はいないのかだの…もううんざりだ…冷め切っているよ我が家は…」
比企谷(しかもラーメンいけませんって話しただけでなんか俺が地雷踏んだみたいになってんじゃねーか・・・っべーわー・・・っべー)
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:09:58.13 ID:4XQilFIn0
比企谷(先生は変わった)
比企谷(ラーメンを食べ続けた先生は太り続けた。体重は70を超え、スーツの前ボタンはもう留まる事を忘れてしまったかの様に開放されている。常時開放型だ。なにそれどこの斬魄刀?)
比企谷「っていうことがあったんだが」
雪ノ下「そう」
比企谷「どうにかしたいんだが」
雪ノ下「どうにかしたいと言われても…」
比企谷「そろそろマジできつい」
由比ヶ浜「そんなイヤなら無理して行かなくていいじゃん」
比企谷「・・・」
雪ノ下「というか貴方・・・なんだか最近」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:10:40.81 ID:4XQilFIn0
比企谷(由比ヶ浜の言うことも最もだ。だが、俺はあの人を拒む事が出来なかった)
比企谷(数多の戦場(婚活パーティー)で傷付き疲弊した先生の誘いだ、断れるわけがない)
比企谷(最初はほんの些細な気紛れだった。しかし二度三度と付き合う内に……これは同情なのだろうか)
平塚「なあ・・・いいだろ?比企谷」
比企谷「せ、先生・・・ダメですよこんなところ・・・」
平塚「頼むよ・・・私はもうこれじゃないと・・・」
比企谷「・・・・っ」
平塚「口では色々言ってるが・・・身体は正直だな?」
平塚「ほら、私の身体も・・・」サス
比企谷「・・・」ゴクリ
平塚「今日もあいつらの事を忘れさせてくれ・・・」
比企谷「はい・・・」
二郎「ニンニク入れますか?」
平塚・比企谷「全マシで」
比企谷「ズルッズルッ!ハフハフ!」
平塚「ハフハフ!ジュルルル!!!ズゾゾゾ!クチャクチャ!」
平塚「ウメ・・・ウメッ・・・・」ハフハフ
比企谷「ふぅ・・・・」
平塚「あ〜食った食った」サスサス
比企谷(自分でも理解していた。俺はもう、この地獄からは抜け出せないことを)
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:11:37.28 ID:4XQilFIn0
雪ノ下「ねえ、デブヶ谷くん」
比企谷(・・・ついに来たか。いずれは呼ばれると思っていた)
比企谷「・・・流石に人の身体のことを言うのはイジメって言うんじゃねえのか?」
雪ノ下「あら、貴方には散々目つきの事とか目つきの事とか言ってきたつもりだけれど」
比企谷「俺が何も言わねえからって好き放題言っていいことにはならねーぞ」
比企谷(平塚先生のやけ食いラーメンに付き合い始めて3ヶ月)
比企谷(ただでさえ運動不足でカロリーを持て余していた俺の身体は、ラーメンという更なる不摂生によって太り始めていた。一足早い生活習慣病だ)
比企谷(サラリーマンに多いと思っていたのだが、俺は高校生で既にその領域に足を踏み入れていたらしい。あれ、俺もう実質社会人じゃね?)
雪ノ下「・・・ともかく、その身体は目も当てられないわ。運動でもしたらどうかしら」
比企谷「散々引きこもり君とか言っておいてそれかよ。つーかまだ言うほど変わってないだろ」でっぷーん
雪ノ下「・・・」
雪ノ下(言えない。運動もせず化学調味料の塊を摂取し続けた彼の身体がどれだけの悪臭を放っているのかなんて)
雪ノ下(朝の梅雨明け満員電車で漂う汗と生乾きの臭い・・・)
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:13:09.12 ID:4XQilFIn0
ザワザワ・・・ザワザワ・・・
比企谷(雪ノ下に注意されてから数日後。俺はクラスメイトから向けられる視線がより増えた事を感じていた)
ヒキタニクンクサクネ?ツーカフトリスギジャネ?
比企谷(薄々感じてはいたが、やはり俺の体は・・・)
戸部「つーかぁ、夏なんてあっという間にくるじゃん?海じゃん?水着じゃん?マジ腹とか腕とか胸とか不安だわー」
大岡「はは、大して変わんねーよ」
戸部「いやマジヤバいんだって!マジナニ谷くんって感じだわーっべーわー」
比企谷(このロン毛殴りたい・・・)
由比ヶ浜「やっぱ太ってきたよね・・・」
戸部「え!?やっぱ分かっちゃう!?女子から見て俺ヤバい感じ!?」
由比ヶ浜「え!?あ、ど、どうだろー」
三浦「戸部の腹事情とかマジどーでもいいんだけど」
葉山「ははは、部活の外周増やしてもいいんじゃないか」
戸部「それはキツイっしょー!」
ハハハ・・・・
比企谷(俺もあれぐらいネタに出来ていればいいんだが。あれは戸部だからこそ許されている感はある)
比企谷(普段自虐ネタ扱ってるやつが本当に悲惨な状況になったときは目も当てられないよな。せめて思い切り慰めてくれ)
由比ヶ浜「・・・」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:16:13.68 ID:4XQilFIn0
昼休み
由比ヶ浜「へへ、ゆきのんのお弁当楽しみ・・・」
雪ノ下「そんな大したものじゃないわ・・・」
パカッ
由比ヶ浜「わぁ・・・!唐揚げだぁ〜!もらっていい!?」
雪ノ下「どうぞ。昨日の残り物よ。そんな大したものではないわ」
由比ヶ浜「そんなことないよ〜!ん〜おいひ〜!ゆきのんありがと!」
雪ノ下「由比ヶ浜さん、あなた自分のお弁当が・・・」
由比ヶ浜「あ、そうだった!どうしよ〜カロリーが・・・て」
雪ノ下「どうしたのかしら」
由比ヶ浜「いや・・・その・・・・」
由比ヶ浜「・・・ヒッキーさ、最近ちょっとあれだよね・・・・その」
雪ノ下「太ってきたわね」
由比ヶ浜「ハッキリ言っちゃった!」
雪ノ下「由々しき事態だわ」
由比ヶ浜「そ、そうだよね!折角カッコ良かったのに・・・」
雪ノ下「あんな悪臭には耐えられないし、あんなのが奉仕部にいると知れたらそれこそ誰も依頼をかけなくなるでしょう」
由比ヶ浜「あ、そっちか・・・」
雪ノ下「依頼をこなさなければいつまでも比企谷君との決着はつけられないもの」
由比ヶ浜「そういえばあったねーそんな話」
雪ノ下「早急に対処する必要があるわね」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 22:17:19.40 ID:h5Vs2wUfO
蘭子「混沌電波第151幕!(ちゃおラジ第151回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516011054/
蘭子「混沌電波第152幕!(ちゃおラジ第152回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516615777/
蘭子「混沌電波第153幕!(ちゃおラジ第153回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517221252/
蘭子「混沌電波第154幕!(ちゃおラジ第154回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517828308/
蘭子「混沌電波第155幕!(ちゃおラジ第155回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518405378/
蘭子「混沌電波第156幕!(ちゃおラジ第156回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519035694/
蘭子「混沌電波第157幕!(ちゃおラジ157回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519642167/
蘭子「混沌電波第158幕!(ちゃおラジ第158回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520244800/
蘭子「混沌電波第159幕!(ちゃおラジ第159回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520849603/
蘭子「混沌電波第160幕!(ちゃおラジ第160回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521454455/
蘭子「混沌電波第161幕!(ちゃおラジ第161幕)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522060111/
蘭子「混沌電波第162幕!(ちゃおラジ第162回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522664288/
蘭子「混沌電波第163幕!(ちゃおラジ第163回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523269257/
蘭子「混沌電波第164幕!(ちゃおラジ第164回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523873642/
蘭子「混沌電波第165幕!(ちゃおラジ165回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524480376/
蘭子「混沌電波第166幕!(ちゃおラジ第166回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525058301/
蘭子「混沌電波第167幕!(ちゃおラジ第167回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525687791/
蘭子「混沌電波第168幕!(ちゃおラジ第168回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526292766/
蘭子「混沌電波第169幕!(ちゃおラジ第169回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526897877/
蘭子「混沌電波第170幕!(ちゃおラジ第170回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527503737/
蘭子「混沌電波第171幕!(ちゃおラジ171回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528107596/
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/
蘭子「混沌電波第173幕!(ちゃおラジ第173回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529353171/
蘭子「混沌電波第174幕!(ちゃおラジ第174回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529922839/
蘭子「混沌電波第175幕!(ちゃおラジ第175回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530530280/
蘭子「混沌電波第176幕!(ちゃおラジ第176回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531133134/
蘭子「混沌電波第177幕!(ちゃおラジ第177回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532340969/
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 22:17:26.06 ID:3+gekVxeO
拡散希望
あやめ速報、あやめ2ndへの掲載拒否を推奨します
創作活動に対する冒涜を行う酷いまとめサイトです
あやめ速報へのSS掲載を拒否して下さい
あやめ速報に掲載されてしまった貴方のSSを消すように訴えて下さい
不当サイトの活動源にしてはいけません
あやめ速報を利用しないで下さい
このことを多くの方へ伝えて下さい
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 22:25:37.97 ID:pFHED656o
はよはよ
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:39:56.59 ID:4XQilFIn0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雪ノ下「そういうことで奉仕部でボランティア活動に参加します」
比企谷「内容は?」
雪ノ下「町で行われる筋肉同好会主催のイベント運営スタッフよ」
比企谷「帰る」
雪ノ下「待ちなさい」
比企谷「あのな、どこから突っ込めばいいのかわからんが、明らかに俺じゃ役不足だ、色々と」
雪ノ下「問題ないわ、あくまでも運営スタッフよ」
由比ヶ浜「今回はね、総武高のサッカー部が参加することになってるの。この間の試合で「チームの筋力アップが課題だ」ってことになって・・・」
比企谷「それと俺たちの参加がどう関わってくるんだ」
雪ノ下「イベント参加にあたり、各団体5人以上のボランティアスタッフが必要なの。総武高のサッカー部マネージャーからは一人しか参加出来ないから、私たちと先生に参加を依頼されたのよ」
比企谷(つーか筋肉同好会ってなんだよ)
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:44:14.89 ID:4XQilFIn0
平塚「まぁそういうことだ」パッツンパッツン
比企谷(釈然としない、何かの思惑を感じる・・・)
比企谷「先生、いい加減新しいワイシャツ買ったらどうですか」
平塚「オラァッ!」
比企谷「ぐふっ!」
平塚「比企谷、今のはセクハラと見なして構わんか?」
比企谷「新しいワイシャツって言っただけでここまで反応するってことはそのサイズのワイシャツじゃもう限界ですよーって自分で言ってるようなもんじゃ」
平塚「比企谷・・・世の中には正しくても言っていいことと悪いことがある」
比企谷(正しいって言っちゃったよ。もうごめんなさいしか言えねえ)
比企谷(というかなんでサッカー部の野郎なんかのために俺が無償奉仕なんぞしなきゃならんのだ)
比企谷(そもそもボランティアって響きが俺は嫌いだ。無償で人様の手伝いをしたら偉いのか?なんで見返りを求めちゃいけないんだ)
比企谷(ただ金を払いたくない奴の口車に乗せられて「偉い」「立派」なんて言われる為だけに活動するなんてまっぴらごめんだ)
比企谷(そしてこういう時に「見返りがないんで嫌です」みたいな事をいうと決まって嫌な顔をされるのだ。なんで俺が悪者扱いされなきゃいけないんだ)
比企谷(花壇の移動終えた後半分冗談でアイス欲しいですって言っただけで睨んできた小3の担任許さねえ)
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:45:45.34 ID:4XQilFIn0
雪ノ下「ちなみにこの依頼主は・・・」
比企谷(・・・待てよ?サッカー部のマネージャーってことは・・・)
いろは「せんぱ〜い!」ガララ
比企谷「げ」
いろは「・・・なにやってるんですか」
比企谷「いや、先生からの強烈なボディブローがだな」
いろは「そうやってさりげなく私のスカートの中でも覗こうっていうんですか?まじきもいです」
比企谷「んなの興味あるか、バカ」スクッ
いろは「な・・・!焦ったように立ち上がっておいてその台詞はないんじゃ無いですか!?」
比企谷「あ、焦ってねーしゅ」
雪ノ下「・・・ごほん!」
いろは「あ・・・そ、そういえばお話は聞きましたかぁ?」
比企谷「筋肉なんちゃらって奴か?」
いろは「そうなんですよぉ〜・・・ボランティアの人数だけ集まらなくて困ってるんです」
比企谷「数合わせじゃねーか」
いろは「だってほかのマネージャーの子達は筋肉達磨なんか興味ないって言っ・・・忙しいみたいで〜!」
比企谷(ああ、そう・・・)
いろは「ダメ・・・ですかぁ・・・?」
比企谷「ダメだ」
いろは「えぇ〜!」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:47:01.37 ID:4XQilFIn0
雪ノ下「これは部長命令よ」
比企谷「知るか、ただの無償の労働提供じゃねえか」
比企谷「大体こういうボランティア必須ってしてる時点でイベント運営の金が無いですって言ってるようなものだ」
由比ヶ浜「しょ、しょうがないじゃん!無いものはないんだから!」
比企谷「イベントはしたいのに金は無いから無償で手伝ってくださいっていうのはおかしいだろ。それで俺たちみたいに何の得もしない奴らが駆り出されるのなら猶更だ」
由比ヶ浜「そ、そうかもしれないけどさ・・・」
比企谷「筋トレしたい奴らなら勝手にそこらのジムですればいい、やるなら他人を巻き込まず迷惑かけない場所でやればいい。俺たちにメリットはない」
由比ヶ浜「あ、あるもん!」
比企谷「あ?」
由比ヶ浜「メリットはあるって言ってるの!」
比企谷「どういう意味だ」
由比ヶ浜「そ、それは・・・ないしょ」
比企谷(なんだそれ・・・話にならん)
いろは「先輩、女の子にそういう事聞くのってマジサイテーです」
比企谷(なんで俺が責められなくちゃいけないんだよ)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/29(日) 22:48:33.74 ID:4XQilFIn0
いろは「元々交流会やこういうイベントの参加は前々から要望が強かったんです。でも『生徒会で』中々参加できなくて・・・」
比企谷「・・・」
いろは「一応どっちも続けてるので、サッカー部に参加できる時には参加したいし、葉山先ぱ・・・皆さんのお役に立ちたいなって・・・」
比企谷「・・・・考えさせてくれ」
いろは「むぅ、曖昧な返事ですねぇ」
比企谷「とりあえず今日は帰る」ガララ
由比ヶ浜「ヒッキー大丈夫かな・・・」
いろは「・・・ここまで言わせたんです、必ず来てくれますよ」
由比ヶ浜「・・・」
雪ノ下「・・・」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:10:38.12 ID:48zhGfWoO
俺にアンチして悪口言ってる奴ら、お前らさ、八幡にも同じこと言えんの?
俺は一応八幡の実写版みたいなものだから結局はそういう話になるんだぜ?
頭使って考えろよ
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:11:33.65 ID:8CCwM619O
「結局今日はしなかったけど平気? なんなら放課後にでも搾り取ってあげようか?」
「俺の意見なんか聞くなよ。御主人様の命令に従いたいんだよ俺は」
「ふふ、じゃあ今日は溜める日で。美味しくしといてよ」
「ああ」
そんな際どい会話をしつつ屋上から去り、教室に向かう。
が、階段を下りて教室前に来たところで俺に声がかけられた。
「あ、八幡。ちょっといい?」
「おお、戸塚」
声をかけてきたのは天使だった。
と思ったら戸塚だった。あれ、じゃあ天使で合ってるじゃん。
声を聞くだけで癒されるのはまさに天使の声だ。いや、さっきまで悪魔の腕の中で癒されてた俺の言うことじゃないが。別に癒されるほど何かに疲れてたわけでもないし。
「どうしたんだ?」
「うん。八幡さ、今度の土曜日って暇かな?」
「今週末?」
「最近八幡と遊んでないし、たまにはどうかなって思ったんだけど…………」
そこまで言ったところで川崎がやって来た。
誰かに気取られないように途中で別々になったのだが、追い付いて来てしまったようだ。
「…………何?」
いきなり二人に見つめられて川崎は訝しむ。
たぶん戸塚には俺と川崎の間に何かあることくらいは察せられているだろう。それでも大っぴらに言うことでもない。
とりあえず当たり障りのない返事をしておくか。
「いや、何でもないよ川崎…………戸塚、明日までに返事するからちょっと待ってもらえるか?」
「うん、わかった。でも先約とかあったら断ってくれて全然いいからね」
そう言ったところでチャイムが鳴り、俺たちは慌てて教室に入った。
今のやり取りで川崎もだいたい現状を理解しただろう。あとで話し合わないと。
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:12:24.15 ID:oqDVyb7RO
他の被害者さんはツイッターで小さなコミュニティを築きツイッターでの被害などのスクショされ共有されていますが、私の場合pixivでのトラブルでグループなどに属しておらず1人です。
また追い回されても嫌なので詳しい内容は伏せますが最初は絵についての悩み相談で「何故かコメントがつかない」「新しい絵をアップしたのに反応がない」など些細な物でした。
2ヶ月程して「オフ会したい」、「会いたい」など言い始めて「私は機会があれば」とだけ返事しました。
その後も似たような事を延々とダイレクトメールされました。
良本人がまったく描かないし練習する気も無いのでアドバイスのしようが無く、時間も昼、夜、深夜、早朝にランダムに送られ、私自身もリアルの仕事も忙しくまたダイレクトメールの量も大量なため返事も疎かになりました。
すると今度は催促のメールが来て「返事くれませんね」「忙しいのですか?」「いつなら返事くれますか?」「四六時中仕事している訳ありませんよね?」「怒りますよ」「無視している」と最後の方は脅迫じみた事を言われました。
返事で「私にもリアルの付き合いが有りますから」と言うと「リアルでの付き合いが可能なら私にも返事が出来ますよね!?怒りますよ」など言われ怖くなり、ブロックしました。
するとサブ垢でダイレクトメールして来て何度も何度も暴言を吐かれ「お前は悪い奴だとツイッターに拡散してやるからな!」と言われ、もう怖くて私はpixivを退会しました。
後から知ったのですが良の被害者はたくさんいて本スレが5ちゃんねるに有るのも知りました。
私はまた付きまとわれる可能性を考えると怖くてSNSに絵をアップする事が出来なくなりました。
これが私の被害内容です、あの悪人の楔としてスレが必要だと思う理由です。
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:12:51.56 ID:vNpNiqiTO
「うー、お兄ちゃん…………」
夕飯のあと自室に戻って勉強していると、遠慮がちなノック後に小町が部屋に入ってきた。
表情から察するにいつものあれってわけじゃなさそうだ。
「おう、どうした小町?」
「うん、その、これなんだけど」
そう言って小町は一枚の紙を差し出してくる。
どうやら模試の結果のようだ。
「お、出たのか。どれどれ」
俺はそれを受け取る。正直小町の表情からはそんなに良くなかったのではと思ったが、予想に反して充分な好成績だった。
これが維持できるなら例え総武狙いでも慌てることもないだろう。ていうか。
「いい成績じゃねえか。何でそんな浮かない顔してんだよ?」
「うん、その…………例の御褒美のことなんだけど…………」
「何だ、やっぱりああいうのはよくないと思ってやめにするか?」
「それはない。むしろそれのために頑張った、まである」
「人の声音まで真似すんな…………じゃあ何だよ?」
「えーとですね、小町、女の子の日になっちゃいまして…………」
「…………ああ」
生理か。
確かにそれじゃああいうことは出来ないもんな。
「というわけでですね、今週末じゃなくてまた次の機会ということには…………」
「まあ約束だしな…………でもこれ以降も成績落とすなよ。ちゃんとした目標じゃなくて御褒美のためにってのはモチベーションも長続きしないからな」
「うん、それはわかってる。それじゃ、沙希さんにもよろしくー」
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荒巻@中の人 ★
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