【ウマ娘】ウマっ娘(小)話〜スぺグラお出かけ大作戦!ぜよ!!

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90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:53:59.00 ID:7+s60woe0

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パシャっ…


グラスワンダー(…グラスワンダー?スペちゃんの献身の悦びに理性を失ってはダメですよ…ゴールの先にある更なる幸せにレディーゴーするためにも、余裕のある包容力が試されています…)


スペ 「よいしょっ、よいしょっ…どこか痒いところはありませんかー?」

グラスワンダー「フフッ…大丈夫ですよー?(スペちゃんたら、一生懸命に私の身体を…)」

スペ 「疲れている所があったら、遠慮なく言ってくださいねー?」ヨイショ,ヨイショ

グラスワンダー「はーい♪(中々やりますね?でもこの程度なら…でも、な、何て愛しいんでしょう…っ)」


ブワァ…ッ!


グラスワンダー「…スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん…」


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91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:54:30.13 ID:7+s60woe0

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マルゼンスキー「…って、何ウマっ気(蒼の闘気)だしてんのあの娘はっ?!」

キングヘイロー「あ、あれはっ…本気の走りを見せる時にごく一部のウマ娘が放つと言われる、伝説の闘気(オーラ)?!」

セイウンスカイ 「…グラス選手、早くも高い集中力(?)を見せておりますっ!」


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92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:55:06.21 ID:7+s60woe0

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グラスワンダー(…私がスペちゃんの行為全てを受けきれるかが勝負。そうすれば次は自然な形で私のターンに入れる…そうなれば、スペちゃんの全てを手に入れる自信は、正直ある…)


グラスワンダー「実は私…これら全てがスズカさんに行われていた事に最初から気付いてました!私の中に存る"グリーン・ゴースト"が常にささやきかけてくるんですっ…」


脳内スズカ『貴女に、スペちゃんの圧倒的な愛(献身)を受け止める事が出来るかしらー?!』デキルカシラ-…デキルカシラ…←エコー


グラスワンダー「くっ…私、負けたくありませんっ!だからこそ私は、スペちゃんの献身的行為の全てを全力で受け止めるつもりっ!!」


ドク…ンッ…!


グラスワンダー「って…え、え?す、スペ…ちゃん?」ビクビクゥッ!


スペ 「あれえ?グラスちゃん、凝ってますねー…尻尾の付け根ー?…お耳の辺りー?…あ、お胸もかなっ?」


ゾクッ、ゾクゾクゥ…ッ!


グラスワンダー「すっ…スペちゃんっ?!」


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93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:55:42.76 ID:7+s60woe0

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…パシャ…ンッ…!


エル 「す、スペちゃんの走り方が変わったっ?!…グラスの余裕が、いつの間にか無くなってマースっ!!」


セイウンスカイ 「…ピッチ走法で山を小刻みに駆け昇るっ!…かと思ったら、ストライド走法でなだらかに平地を馴らすように引き返す…ああんっ。こ、これは堪らないっ!…あ、競バの走り方のお話ですよ?」


キングヘイロー「…まずはスポンジ部分を端から切り崩し、クリームと共に丁寧に両端から頂きます。そしてイチゴは、愛おしむように最後まで弄び…焦らしっ、そして一気に摘まんでっ。お口の中で転がすようにして、押し潰すっ!…え、ええ。これぞ正しい、ショートケーキの食べ方ですわっ…」


マルゼンスキー「アアンッ…い、今時の子はこんなことまでっ?!」ハラハラ


タイキシャトル「あ…あの二人がっ、スペシャルでワンダーなだけデースっ!!」ドキドキ


ハルウララ 「すてぃーびーわんだー?」←思考停止中


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94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:56:14.87 ID:7+s60woe0

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パシャンッ!


グラスワンダー(で、でもこれは…普段の温厚なスペちゃんからは予想も付かない荒々しい責め…いえ、違う。これは…これは、本気のスペちゃんの追い込みその物っ?!で、でもまだ堪えられないレベルじゃ…)


ゾクウッ…!


グラスワンダー「すっ…スペちゃんっ?!こっ、この"光"はっ…」


ユラア…ッ…


グラスワンダー「ふ、フフッ!やっと…やっと正面から本気で向かい合ってくれましたね、スペちゃんっ!!待っていましたよ?この時が来るのをっ…!」ユラァッ…


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95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 19:56:50.09 ID:2DihLBAi0
>>89
>マルゼンスキー「キック●フ(※)?キックオ●なのねっ?」

>※…お父さんお母さんに聞いてみよう。

なぜここで「詳しくは『ち●拓』
で検索」と書けないんですか?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:57:01.12 ID:7+s60woe0

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ハルウララ 「…って、いつの間にか妖しげなお店のライティングみたいになってるーっ?!」←正気に戻った

マルゼンスキー「スペちゃんのは、ごく初期のプロモゲーム映像でしかお目にかかった事ないのにっ?!」

セイウンスカイ 「…何でドリームトロフィーでも見せなかった"ピンクの闘気"を、こんな所で発揮しちゃうかなー…」

キングヘイロー「グラスさんはレースじゃなくても本気で来られて、超嬉しそうですけどね…」

エル 「ノーッ!グラスを…グラスを止めないとーッ?!」


ガシィッ!!


タイキシャトル「エールー?タイマン勝負に手を出すのは野暮ってもんデース!!」ワックワクッ

エル 「あんた達、絶対楽しいダケネーっ?!グラスぅーーーっ!!」ワアアアンッ!


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97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:58:08.51 ID:7+s60woe0

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パチャッ…


スペ 「…グラスちゃん。グラスちゃん?次は仰向けになってくださいね…」イケボ

グラスワンダー「…えっ?は、ハイッ♪(って!…ぶ、ブロワイエと対峙してた時のイケメン顔の凛々しいスペちゃんに見とれて、つ、つい仰向けになっちゃいましたけど…)」


パシャ…ッ…


グラスワンダー(…気がつけば…スペちゃんの献身につい無意識に身をよじりすぎて…水着がずれて"こより"みたいになっちゃってます…)

グラスワンダー「か、かろうじて引っ掛かってるこの頼りない"こより"だけが、私の中へ介入する"点と線"を隠していますけど…」

グラスワンダー(…さ、さっきの水着購入時は、硬く閉ざしたツボミのようなモノでしたが…今は献身のために完全に咲き誇った状態に…もはや"点と線"というには、あ、余りにも…っ…)カアッ///

グラスワンダー「はだけた瞬間、私がかろうじて隠してきた私の中身…臭くて汚ならしいモノが、見るも無惨にスペちゃんという白日の下にさらけ出されてしまいますっ…」

グラスワンダー(それは、私という存在が幻滅・嘲笑と共に地にまみれた最低の存在に叩き棄てられるに等しい…)モジモジ…


スペ 「邪魔だから取っちゃいますねー」バッ

グラスワンダー「…って、そんなあっさりーっ?!」



98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:58:54.92 ID:7+s60woe0



カアア…ッ…


グラスワンダー「見、見られたっ?!…い、一度挫けた心は、二度とっ、二度とは…っ?!///」…カアアッ!

スペ 「………」…アレー?アトカラアトカライーッパイデテクルヨー?…ツカレチャッテルンダネー…

グラスワンダー「ああっ…周りの音もスペちゃんの声も、どこか別の世界のように遠くなります…っ…」ブルブル…

スペ 「………!」…ハズカシクナンカナインダヨ?デトックス?ッテイウンダッテ!

グラスワンダー「…ハッ?!いえ…似てるけど違う…私、自身のスペちゃんへの執着心で見えてなかった…これは、スペちゃんの、スズカさんへ見せた執着心その物っ?!」


…バッ!!


スペ 「…グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん、グラスちゃん…」ユラアッ…!


グラスワンダー「ひ…ヒィッ…!あ、圧倒的なまでの無邪気な誠意…これはもはや、献身という名の暴力っ?!貴女はこれに翻弄されていたというのっ?スズカさん…マ・ズ・い…っ!!」


パシャンッ!


グラスワンダー(…わ、私が求められてるんじゃない!私はただの…攻略対象?ただの獲物っ!こ、このままでは…じゅ、蹂躙されてしまいますーっ?!)


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99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 19:59:48.27 ID:7+s60woe0

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ヒィィーーッ…ガクガク…ベチャアッ.


マルゼンスキー「ああっ?!力なく倒れた」

ハルウララ 「うまれたてのこじかみたいですねっ!」←思考停止中

エル 「ぐ…グラスぅ、おいてかないで下サーイっ…」グスグス


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100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 20:00:20.66 ID:7+s60woe0

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パチャ…ッ!


グラスワンダー(寄せては返す波のように、ヤワな小舟の私を翻弄する、むず痒い快楽のうねり…)

スペ 「………?」…アセトイッショニ,カラダノナカノワルイモノ,ゼーンブダシチャオ-?

グラスワンダー(あまりにも猛威を奮う絶望的な、圧倒的な力の差に…むしろ、いっそ身を任せメチャクチャにされたい気持ちが頭をもたげてきます…)

スペ 「………♪」フフッ…グラスチャンノナカカラデテキタモノダモン.キタナクナンカナイヨ…トッテモ,キレイ♪

グラスワンダー(…わ、僅かで小さな私の弱みを確実に捉え…そこを起点にあっさりと、見るも無惨に裂かれていくんですっ…スペちゃんに勝つためだけに鍛え上げたはずの、私の、心身が…っ!)


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101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 20:01:05.08 ID:7+s60woe0

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ヒァァーーッ…ガックンッガックンッ…


マルゼンスキー「ん、んんーっ?暗くてよく見えないわねー」

ハルウララ 「のけ反ったままヘッドバンキングしてますねっ!」←思考停止中

エル 「ぐ…グラスの心が…吸われてイキマース…」エグエグ


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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 20:01:47.85 ID:7+s60woe0

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ピ、チョン…ッ…!


グラスワンダー(…ッ…何?この恐怖を上回る、絶望のどん底にオリのように溜まり混んでいた澱んだ快楽は…)


スペ 「………?」…ダカラ,イーコ,イーコ…ココ?ウン,イーヨー?チカラヲヌイテー…?


グラスワンダー(…甘く気だるいオリが、一糸まとわぬ剥き出しの私の心身を、内から外から暴力的な優しさで容赦なく侵していきます…ッ…)


スペ 「……?…」…サ,ゼーンブ,ダシチャイマショウネ?…スコシコエオサエテ,ネ?イイコダカラ…シー,シーッテ…


グラスワンダー「こ、こんなの、初めてッ…す、ステキよスペちゃんっ?…壊してッ、いっそ私をメチャクチャにしてッ!!スペちゃーーー…ッn」


従業員 「…あのー…お客様?公共の場でこのような行為はご遠慮頂けませんと…」


スペ 「…ハッ?!///」

グラスワンダー「す…スペちゃ…」…チーン.


スペ 「は、恥ずかし…っ!」テデカオオオイッ!


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103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20:02:32.24 ID:7+s60woe0
今回はここまでです。
次回で終わりとなります。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 20:54:58.92 ID:7+s60woe0
忘れないうちに。

※印に関しましては、三回までは繰返しギャグとして認めてもらえそうですが、5回目ともなるとクドクなるかと思い、あえて外してみました。では。
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:52:45.38 ID:7+s60woe0
お読み頂きありがとうございました。
では最後のパートです。
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:54:43.33 ID:7+s60woe0

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キングヘイロー「勝利を確信したスペシャルウィーク!よもやウィニングランまで決めかねない勢いでしたが…」

セイウンスカイ 「従業員の判定により、グラスワンダーの逃げ切りが決まりましたっ!」

マルゼンスキー「かろうじて逃げ切ったわね…ま、勝利者なんて誰もいないけど」フウッ


トントン


タイキシャトル「恐るべし、日本総大将…」

エル 「やな日本総大将デース…」


トントン


ハルウララ 「 」←思考停止中


トントン


マルゼンスキー「…って、さっきから何よトントントントンうるさいわね…っ…」


ズーン…


ルドルフ「…ここで何をしている?」

マルゼンスキー「ギャフン。」


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:55:25.15 ID:7+s60woe0

ブライアン 「ここの従業員から、ウチの生徒らしき集団が騒がしいってクレームが来たんで…」

ヒシアマゾン 「来てみりゃ、まさかアネサン含めてリギルの面々だったとはな…」

マルゼンスキー「ご、後生よっ?ルドルフっ…も、もう終わったからっ、今回は見逃してっ?!」アタフタ

ヒシアマゾン 「あー…悪ぃが、そりゃムリだ。アネサン」

マルゼンスキー「どっ、どうしてっ?!」

ブライアン 「おハナさんとエアグルーヴから、リギルの関係者だったら即刻"お説教"だって言われてる」


エル 「ひっ…!」

タイキシャトル「ヒィイイーーーッ!!」

グラスワンダー「 」チーン.←意識不明


セイウンスカイ (い、今のうちにっ…!)

キングヘイロー(あっ?!ちょっ、ちょっと!何一人で逃げようと…っ…)


ズーン…


ルドルフ「…お前たちも、だ。トレーナーには話を通してある」


キングヘイロー「ひっ…!」

セイウンスカイ 「ヒィイイーーーッ!!」

スペ 「は、恥ずかし…っ!///」テデカオオオイッ!

ハルウララ 「 」←思考停止中


マルゼンスキー「もう…もうっ、お説教はこりごりだぁーいっ!」

タイキシャトル「あ…アイルビーバックねーっ?!」


ルドルフ「やかましい。いくぞ」


ズルズルズル…


−−−−−−−−−−−−−−−−−
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:56:14.49 ID:7+s60woe0

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−−数時間後 トレセン学園 美浦寮への道


カァーッ、カァーツ…


グラスワンダー「んっ…えっ?こ、ここは…」ハッ!

エル 「あ。気が付きましたカー?」テクテク

グラスワンダー「わ、私をおぶって?ご、ごめんなさいエル!すぐに降りて…あっ…」カクンッ

エル 「無理しないでいいデース…腰に力が入らないデショー?」テクテク


グラスワンダー「う、うんっ…エル?私…スペちゃんに、勝てなかったよ…」


エル 「…うん。見てまシタ」テクテク


グラスワンダー「バカですよね?私って…エルがあんなに、私のために忠告してくれてたのに…っ…」グスッ…


エル 「もう、いいデース…最後にこうやって、ちゃんといつものグラスが戻ってきてくれマシタ。私は…それだけで」フフッ


グラスワンダー「うん…グラスにこうやってオンブしてもらうの、私が足をケガして以来ですよね…?」

エル 「…あの時は本当に心配で…無事走れるようになって、ホッとしまシタ」スタスタ

グラスワンダー「あの時もエルは、私がどんな状態の時も明るく笑顔で接してくれましたよね?…イライラしてヒドイ事も言ったのに…っ…」グスッ…

エル 「そういう時もありマースよ…だから、あまり泣かないでクダサーイ」ニコッ

グラスワンダー「ぐすっ…エルー?いつも一緒にいてくれて、ありがとうございますっ」ニコッ

エル 「…アハッ!こちらこそ。これからもヨロシクネー?」スタスタ


グラスワンダー「…はいっ!」ニコッ


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109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:57:07.54 ID:7+s60woe0

−−−−−−−−−−−−−−−−−


−−夜 トレセン学園 美浦寮内


ヒシアマゾン 「…体調、大丈夫か?」

グラスワンダー「ええ…エルのおかげで、何とか」

ヒシアマゾン 「そっか。あまり遅くまで話すんなよ?」フリフリ

グラスワンダー「はい、ありがとうございます。…もしもし?来ると、思っていました」


スズカ 『今日はお疲れ様…とでも、言っておこうかしら?』

グラスワンダー「ええ。…正直、あの行き過ぎたスペちゃんの献身。今回はそれに恐怖した私の完敗です…」


スズカ 『…あの時本気でスペちゃんにぶつかって来てくれた貴女と、トレーナーさんのおかげで…私は何とかスペちゃんを振り払うことが出来た。そして今がある…とても感謝しているわ?』

グラスワンダー「…でも時間が立つと、再び彼女の庇護のもとに立ち、今度こそ献身に全てを委ねたくなってしまう。これこそがスペちゃんの本領・真価だったんですね?」

スズカ 『ふふっ…スペちゃんは言わば"真冬のおコタ"その物よ。ダメと解っていても抗う事すら敵わない。ましてや、管理下におこうなど…』

グラスワンダー「それでも…貴女は諦めていない。それは私も同じです」


スズカ 『…一回デートした位で同じ立場に立ったとでも?貴女はまだ、あんなこんなのスペちゃんを知らないのに…』

グラスワンダー「今はまだ…でも、負けませんから。必ず貴女に追い付きます。そして…勝ちます」ユラァッ…

スズカ 『フフ…私に、追い付けるかしら…?』ユラァッ…


チン…ッ…


グラスワンダー「私は、あの娘(ひと)に勝ちたいっ。負ける訳には…いかないっ!!」


−−−−−−−−−−−−−−−−−
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:57:45.86 ID:7+s60woe0

−−−−−−−−−−−−−−−−−?


−−米国〜某ウマ娘トレーニング場


プツ…ッ…ツーツー…


スズカ 「…グラスちゃん?私のいない間に、ついにスペちゃんとの間に踏み込んできたわね…予想はしていたけれど。これは何か対策を打たないといけないみたいね…」


海外ウマ娘「…ヘイッ?!スズーカ、カモーンッ!!」


スズカ 「ふうっ…結局徹夜。今日の夜のスペちゃんとの電話は、少し抑えないとね…」


−−−−−−−−−−−−−−−−−
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:58:18.78 ID:7+s60woe0

−−−−−−−−−−−−−−−−−


−−午前7時 トレセン学園 美浦寮内


ドッタン…バッタンッ!


エル 「…ん〜っ。学校に行くこんな朝早くからどうしましたか〜…って、ぐ、グラスゥっ?な、何でいきなり荷物まとめてるんデスかーっ?!」

グラスワンダー「…あ、エルっ?今までお世話になりましたっ!…私、栗東寮のスペちゃんのお部屋に引っ越します!!」

エル 「き、昨日のやり取りは一体何だったんデスかっ?一晩で何があったデスカーっ?!」

グラスワンダー「…グッバイ。そして、アディオスです?」

エル 「だ…誰か、グラスを止めてーっ?!」ワーンッ!


−−−−−−−−−−−−−−−−−
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/04(土) 22:59:00.56 ID:7+s60woe0

−−−−−−−−−−−−−−−−−


−−午前8時20分 トレセン学園 栗東寮内


スペ 「…うふふ。もー食べられないよー…」ムニャムニャ



おしまい。


−−−−−−−−−−−−−−−−−
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:59:30.70 ID:7+s60woe0
以上となります。
ありがとうございました。
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 01:08:03.02 ID:s50X/vFWo
相変わらずワケのわからないノリが持ち味だな
乙でした
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