【ウマ娘】ウマっ娘(小)話〜スぺグラお出かけ大作戦!ぜよ!!

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1 :ingram [sage]:2018/07/29(日) 17:25:43.16 ID:mi8TSxk+0
"スズカ渡米"の一件は、スペシャルウィークを始めとした黄金世代のクラスメイト達に多大なるダメージを残した。それを危惧したハルウララは、1つの策を講じるのだが…。

・12R〜EXの合間のお話?
・健康優良不健全SS
・いよいよもってキャラ崩壊
・競馬成分皆無
・何番せんじ感の集大成

では、よろしくお願い致します。


前々作:【ウマ娘】ウマっ娘(小)話
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530539277/

前作:ウマっ娘(小)話〜リギル前史
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532099368/



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532852742
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 17:30:51.53 ID:B003c8WPO
拡散希望
あやめ速報、あやめ2ndへの掲載拒否を推奨します
創作活動に対する冒涜を行う酷いまとめサイトです

あやめ速報へのSS掲載を拒否して下さい
あやめ速報に掲載されてしまった貴方のSSを消すように訴えて下さい
あやめ速報を利用しないで下さい
このことを多くの方へ伝えて下さい
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:31:37.11 ID:mi8TSxk+0

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スペ 「拝啓、皆ちゃん。スペシャルウィークです。突然ですが、スズカさんが渡米してしまいました!…分かっていた事なんですが、私の心はポッカリ大きな穴が開いたよう…。今はそのショックで、ご飯も2回しかお代わりできない位なんです…」

オグリ 「?!」ハラハラ

スペ 「あっ!オグリキャップさんは心配しないで下さいね?」

オグリ 「…!」コクコクモグモグ


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グラスワンダー「…皆様ご無沙汰しております、グラスワンダーです。…スズカさんが渡米してから、スペちゃんは心ここにあらずといった感じで、毎日ずーっとボンヤリしています。私が何を話しかけても、遊びに誘っても生返事ばかり…。スズカさんがいない今だからこそ、私に正面から向き合って欲しいのにな…」


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エル 「ハァイ?ユーのアイドル、エルコンドルパサーデースッ!
スペちゃんが落ち込んでマスが、ミー達がついてるから全く問題ナッシーング!…バーット?グラスの落ち込み具合の方が、ミーには気になりマース…何だか、面白くありマセーン…」


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4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:33:04.66 ID:mi8TSxk+0

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ハルウララ 「…ウーラッラーウーラッラーハールウッララー♪ウーラッでーウーラッでーオラオラよーっ…♪」


「…皆元気にしてたかな?ハルウララだよっ♪相変わらずの高知巡業、まだ1度も勝ててないけど、ワタシはますます絶好調!…何でかって?それは応援してくれるみんなのお・か・げ!」

「最近テレビで取り上げられて、注目度が急上昇!頑張るワタシに勇気をもらったって、グッズの売上がグッと上がったからなんだー!」

「船便や深夜バスでのほとんど日帰りコースだったのが、今は高速移動&宿泊セットのレース参戦と大きくランクアップ!疲れも貯まらず、特訓のスペシャルメニューも組めるようになったの!」

「…最近は成績も上がってきた気がするし、まずは一勝を目指して、ますます意気揚々なワタシなのですっ!」


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5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:33:56.63 ID:mi8TSxk+0

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−−トレセン学園 教室


ハルウララ 「という事で、久々の母校に凱旋(?)帰校だよっ?…みんなー、たっだいまーっ!


ガラァッ!!


おっ久しぶりーっ!!…って、な、な、な…何じゃコリャー?!」


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6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:34:43.09 ID:mi8TSxk+0

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スペ 「…スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん、スズカさん…」ボーーッ

グラスワンダー「…スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん、スペちゃん…」ブツブツ

エル 「…グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ、グラスぅ…」グスグス


セイウンスカイ 「…せえうーん♪それはー、きみがーみたひかりー♪ぼくがー、みーたー、きぼおー…♪」アハハー

キングヘイロー「…キーンッグッ、キーンッグッ、キッンッグッヘーイロー♪さがすっのさーいーまーこーこでっ…♪」ウフフー


7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:35:22.17 ID:mi8TSxk+0



ハルウララ 「…ウーラッラーウーラッラーハールウッララー♪こっのっよは、わたしのっ、たっめにっあ、るっ♪」ウーッ♪


ハルウララ 「…って、しぇからしかーっ!!(※)」ドンガラガッシャーン!!


※…土佐弁で、やかましいわ。の意。


セイウンスカイ 「ウーララー?!よくぞ…よくぞ戻ってきてくれたわねっ?!!」グスッ

キングヘイロー「わ、私たちが…どれ程アナタの帰りを待ちわびていた事かっ!!」ウルウル


ハルウララ 「ふ、二人ともっ?!私が高知に行ってる間に何があったの?前はこんなんじゃなかったよねっ?!」


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8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:37:00.42 ID:mi8TSxk+0


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−−トレセン学園 廊下


ハルウララ 「…そっかー。スズカさんがアメリカに行っちゃって、でスペちゃんが落ち込んじゃって、グラスちゃんがそれ見てまた落ち込んじゃって…」

キングヘイロー「ウララさんと違って、エルさんってナンチャッテムードメーカーでしょ?皆が調子良い時はノリがいいけど、グラスさんが落ち込んだ途端に元気を無くしてしまって…」

ハルウララ 「辛辣だー?!…まあ、エルちゃんて意外と空気読めちゃう娘だから…」

セイウンスカイ「ウララも大概かと思うけど…で、どうしようもないから私とキングは歌ってその場を凌いでたんだー」

ハルウララ 「ちょっとは努力しよーよ?」

キングヘイロー「何もしなかった訳じゃありませんのよ?でも、一番の原因のスペちゃんがあの有り様では…」

ハルウララ 「…そこでちょうど100戦目を迎えた、このハルウララの出番って訳だね?」

セイウンスカイ 「わー桁違いの参戦数。ほんと、タフだよねえ…まあ話の流れとは一切関係ないけど」

キングヘイロー「何か策がお有りのように見えますけど…」

ハルウララ 「うん。1つスペちゃんに提案してみたい事があるんだー…ま、ここは大舟に乗ったつもりで、このハルウララにまかせときんしゃいっ!!」ドンッ!


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:37:45.65 ID:mi8TSxk+0


キングヘイロー(あ、あの…ちなみにウララさんって、アッチ方面の素養って…)ヒソヒソ

セイウンスカイ (んー?全くといって無いんじゃないかな…)ヒソヒソ

キングヘイロー(スペちゃんはともかく、グラスさんにはむしろアッチ側の機微が必要なのでは?私たちがどうにも出来なかったのはそこに気を使ってたからですし…)ヒソヒソ

セイウンスカイ (だからこそ、私は小細工を一切仕掛けないウララのストレートな説得力に期待したいかなー?)ヒソヒソ

キングヘイロー(ふうっ…まあ、問題があるようなら、その場で私たちがフォローすれば良いですしね?)ヒソヒソ

セイウンスカイ (うん。でもグラスに気付かれないよう、あくまでも然り気無くね?ああ見えてあの娘、プライド高いから…)ヒソヒソ


ハルウララ 「?…何はともあれ、まずはスペちゃんと話をしないとねっ!!」


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10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:39:46.23 ID:mi8TSxk+0

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−−トレセン学園 広場


セイウンスカイ 「…スペちゃん?おーい、スペちゃーん!ねえったらーっ!!」ペチペチ

スペ 「スズカさ…は、はえっ?あ、み、みんな?ど、どうしたの?」ハッ?!

キングヘイロー「どうしたも何も、2週間以上も皆と離れてたウララさんが戻って来たんですよ?」

スペ 「あ…そ、そういえばそうだったね。ご、ごめんね?ウララちゃん」タハハ…

ハルウララ 「こりゃ聞いてた以上に深刻だねえ…。ねえスペちゃん。スズカさんは向こうではどんな感じなの?」

スペ 「スズカさん?!新しい環境に慣れるのは大変だけど、毎日を楽しんで頑張ってるって!!」フンスッ

ハルウララ 「スズカさんは夢を叶えて、更にその先に行こうとしてるんだよね?じゃあ、スペちゃんはどう?」

スペ 「う…トレーニングに身が入ってないって、トレーナーさんに怒られてます…」

ハルウララ 「しかも話を聞いてると、全くスズカさんと連絡が取れてない感じでもないよね?」

スペ 「ほ…ほぼ毎夜電話でお話してます…」

ハルウララ 「ますます仲良しっと…こう言っちゃ何だけど、スズカさんが怪我した時に比べたら格段に状況は良くなってるよね?」

スペ 「う、うん…」

ハルウララ 「だったら次に会った時、スペちゃんもスズカさんの頑張りに答えないといけないんじゃないの?」

スペ 「分かってはいるんだけど…やっぱり私、寂しくて…」

ハルウララ 「…今まで一番、頼りにしたりされたりしてた相手がいなくなっちゃったから、どうしていいか分からなくなっちゃったんだね?」

スペ 「そう…なのかな?そうかも…」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:40:41.54 ID:mi8TSxk+0


ハルウララ 「うん。そこでスペちゃん?今度は冷静になって、スズカさん以外に目を向けてみようよ」

スペ 「…え?」

ハルウララ 「…私たちだって、スペちゃんを頼りにしたりされたりしてるよね?」

スペ 「も、もちろん!だって大切なお友達同士なんだよ?」

ハルウララ 「そこで問題です!…その大切なお友達の中で、今とても元気の無い娘がいます。スペちゃん、何か心当たりは無いかな?」チャラーン♪

スペ 「あ…そ、そういえばグラスちゃん全然元気無かった…あ、あとエルちゃんも!」

エル 「スペちゃんはやっぱり優しいデース!」ワーン!

セイウンスカイ 「って、エルいたの?!」

キングヘイロー「全く気が付きませんでしたわっ!」

エル 「…何をしてもグラスが反応してくれなくて…居たたまれなくなって出てきちゃいまシタ…」グスッ

ハルウララ 「スペちゃん正解っ!…でも鳥の件は、今はとりあえず置いとこう?」

エル 「ヒドイ扱いデース?!」ガーン

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:42:05.47 ID:mi8TSxk+0


ハルウララ 「エルちゃんですらこの調子だからこそ…グラスちゃんを元気に出来るのは、スズカさんを復帰させたスペちゃんしかいないと私は思うんだよっ!!」ババーン!

スペ 「?!そ、そんなぁ…わ、私なんて大した事してないし…あれはスズカさんが頑張った結果であって…」アセアセ

エル 「ううっ。悔しいですが反論の余地がありマセーン…」

ハルウララ 「大切な友達同士としてのお願いなんだけど…スズカさんと同じように、今度はグラスちゃんを元気付けてあげてくれないかな?」

スペ 「!!…そっか…"今度は"グラスちゃんを…うん、そうだね。分かったよウララちゃんっ!」

ハルウララ 「スペちゃんならそう言ってくれると思ったよ!…そうだねー。まずは気分転換に、どこかお出かけしてみるってのはどうかなー?」

スペ 「あ、それ良いかも!私が落ち込んだとき、スズカさんもよく連れ出してくれてたし」

ハルウララ 「スペちゃん?私たちの前ではともかく、グラスちゃんの前では出来るだけスズカさんの事は口にしちゃダメだよ?」

キングヘイロー「え"?!」

セイウンスカイ (まさかウララからその言葉を聞くとは…)

ハルウララ 「グラスちゃんは、スペちゃんがスズカさんと離れ離れになって悲しんでいる事を知っています。少しでもスズカさんの話をしたら、逆にグラスちゃんがスペちゃんに気を使っちゃうと思うのですっ!」


キングヘイロー(ああ…なるほど。素直な意見ですわね…)

セイウンスカイ (実際は"また私じゃなくて、スズカさんばっかり…"ってなっちゃうからなんだけどね)

スペ 「?よく分かんないけど、分かったよウララちゃんっ!…でも何で、グラスちゃん元気無いんだろ?」


クラスメイツ+α ((((お前のせいだよっ!!))))



13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/29(日) 17:42:56.75 ID:mi8TSxk+0


ハルウララ 「…高知に行ってたウララにはよく分からないけど、スペちゃんに誘われたらグラスちゃんはきっと喜んでくれると思うよっ?」

キングヘイロー(そして然り気無く自分の身をを安全圏内に?!)

セイウンスカイ (私たちも、スペちゃんに聞かれた時の答えを今から準備しておかないと!それにしても巧くやったわね…ウララ)


スペ 「うんっ!こうしちゃいられないっ、早速グラスちゃんの所に行かないとっ!」ソワソワッ


ダッ!


ハルウララ 「ああっスペちゃん?私たちも一緒に…うわ、もうあんな遠くに…」


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