【安価】君が加わる麦わらの一味【ONE PIECE・東の海スタート】

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 15:56:07.69 ID:rRVHGnyzo
3
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 16:00:09.63 ID:wQ8OIr8y0



そうだ、ここだ。自分はここ……ココヤシ村で育った。何よりも、どんな金銀財宝より大切なナミ共に……



じゃあ、そんなナミと一緒に過ごしてきた自分は……そもそもどんな人間だっけ……?

年齢は……?



↓3(ルフィが海に出る段階での年齢)


15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:02:04.56 ID:ghhwzY2g0
ナミより2つ上
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:02:35.24 ID:rRVHGnyzo
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:02:41.64 ID:44dMghfR0
15
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 16:07:11.41 ID:wQ8OIr8y0



あぁ、そうだった。この間15歳になったばかりだった。


でも、まだ足りない……まだまだ思い出さなきゃいけないことがある……。
埋まり切っていないパズルのピースは、散らばったままだ。

自分は、どういう人間だ? 名前は? 見た目は? 性格は? 特技は? 欠点は? 好き嫌いは……?


――――『夢』は……?



↓5まで自由安価。名前・外見的特徴・性格・特技・欠点・好きなものや嫌いなもの……
そして何より生きる目的である将来の夢などを、ここまでの条件と矛盾しない程度の内容で、思うがままに設定してください。
5つ出揃ったらその中から安価で決めます。(夢に関しては特に無しなども可)




名前:(漢字なら読みも)
外見:
性格:
特技:
欠点:
好きなもの(こと):
嫌いなもの(こと):
夢:(ルフィの船に乗ることになるので、海賊王とか船長以外で)
その他特徴:


19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:23:03.22 ID:wLeNNGOZ0
名前:シンタロウ・アサヒ
外見:背が高く髪が長い
性格:良くも悪くも子どもっぽい性格
特技:代々受け継がれてきた格闘術
欠点:人見知り
好きなもの(こと):家族と認定した人、稽古
嫌いなもの(こと):他人、嘘
夢:お嫁さんを見つける
その他特徴:日頃からあまり人とは関わらないように過ごしている
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/27(金) 16:23:39.12 ID:mI9pc9yj0
ガスガスの能力が欲しいな、酸素奪うやつが決まれば大将すら倒せちゃうからな
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:39:00.29 ID:CMxafgxy0
名前:ライキ・ヤシマ
外見: ナミより頭一つ高いほどのツンツン頭で白髪
性格: 何事にも一生懸命になる熱血正義バカ
特技: 棒術と棒を使った体術が得意
欠点: 悪魔の実関係なくカナヅチ
好きなもの(こと): 友情、愛情、ナミ
嫌いなもの(こと): 裏切り、海軍(スモーカーなど一部好きな海軍もいる、赤犬やネズミ系は大嫌い)
夢:ナミと一緒に世界を回っていろいろな事を知りたい
その他特徴: ゴウゴウの実の能力者、風を操る風人間、強くなれば嵐も起こせるがまだ突風程度を手足や棒に纏うしかできない。
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 16:48:58.05 ID:ghhwzY2g0
ノイマン
黒髪の弁髪、身長2m越え、背中に龍の刺青
冷静沈着で事情のある悪は許容出来るが邪悪は許さない
槍術とクンフー
生真面目
ナミ、修行、美味い料理
弱者を虐げる者
強者と戦うこと(殺し合いではない)
年齢に不釣り合いな風貌の為、15歳なのに20代後半や30代前半に見られる
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 17:18:55.49 ID:tU/Ux3Dq0
名前:パールガム・フィッシュ
外見: 黒塗りの海軍帽を被る男。
性格: 馬鹿で素直、時々頭が切れる発言をする
特技: 身軽で"海猿"と呼ばれている。
欠点: 毒や薬に効きやすい
好きなもの(こと): ゴール・D・ロジャー
嫌いなもの(こと): 海軍
夢: 海軍の犬に成り下がった七武海を全員ぶっ倒す事
その他特徴:悪魔の実を信じてない。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 17:42:42.88 ID:tHBZUDwMo
名前:ヤグラ
外見:法被にハチマキ、背中には大漁の文字
性格:熱血
特技:釣り
欠点:陸酔い
好きなもの(こと):海釣り
嫌いなもの(こと):海賊
夢:漁業船団を組んで海王類並の魚を釣り上げたい
その他特徴:伸縮自在の愛用釣竿
25 :sage [saga]:2018/07/27(金) 18:01:50.03 ID:wQ8OIr8y0


海の流れに逆らわず考えていると、5人の人影が見えてきた。



背が高く、髪の長い子供っぽそうな少年。

ツンツンした白髪頭の、正義感が強そうな少年。

2m以上の身長を持つ、冷静な面持ちの男。

黒塗りの海軍帽を被った、直うそうな少年。

法被を着てハチマキを巻いた、熱血そうな少年。



それは、てんでバラバラの別人なのが分かるのに、どれもが自分のようにも思えるし、他人のような気もした。
だが、自分は確かに、この中の誰かだということが、分かっていた。

自分は……!


@>>19 A>>21 B>>22 C>>23 D>>24




先に3票集まったものに決定。
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 18:03:16.18 ID:44dMghfR0
3
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 18:05:41.68 ID:wQ8OIr8y0

忘れてたけど、決まったのが自分のキャラだった人、一人称とか教えてもらえますかね。
こっちで決めてよければ決めますが。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/27(金) 18:09:08.40 ID:9fFccoqHO
4
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 18:09:54.92 ID:WTWR5XcWO
3
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 18:20:46.55 ID:AVBMO/Gs0
2
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 18:31:41.97 ID:zB+YcQws0
3
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 18:40:44.30 ID:wQ8OIr8y0

>>22氏作、ノイマン君に決定ッ!
今いるんかな。一人称はどないしましょ。

33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 18:42:17.25 ID:44dMghfR0
少し待ってもいなかったら>>1が決めたらいいんじゃない?
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 19:02:14.43 ID:wQ8OIr8y0
>>33
そですね、こっちで決めさせてもらいます。






……思い出した……! 俺の名前は、ノイマン!

ほかの4人の少年と比べて、一人だけ大人が混じっていると思ったが、この弁髪の男こそ、15歳の俺だ……!


暗い海の中に暖かい光が差し込んできたと思ったら、欠けていたピースがひとりでに集まるかの如く、思い出と知識が頭の中に沸いて出てきた。


はは、そうだったな……この年齢に合わない老け顔のせいで、ナミによくイジられてるんだったな……

そして、今俺たちは……!!







…………マン……! ……イマン……!



誰かに呼ばれている気がした。海面の向こうで、大事な人の声がする。





――――ノイマンっ!



…………目が覚める――――


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 19:28:26.62 ID:wQ8OIr8y0




ナミ「ノイマンってば!!」

ノイマン「……!!」

ナミ「ったくもー、いつまで寝てるのよ! 今から『仕事』しようって時に!」





夢から覚めたノイマンの目に飛び込んできたのは、綺麗なオレンジ色の髪の女の子だった。

ナミという名の彼女は、ノイマンの大切な存在だ。この世のどんな宝より、彼にとっては価値のある人だった。

思えばもうどれくらいの付き合いだろう、と、寝ぼけた頭でノイマンは考えた。




@ベルメールに拾われた時から。
Aココヤシ村のとある家に生まれたときから。
Bアーロン一味に村が占拠された後、偶然村に流れついた時から。
C自由安価


↓3
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 19:29:50.72 ID:rRVHGnyzo
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 19:30:45.83 ID:AVBMO/Gs0

踏んでたら2
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 19:31:10.28 ID:gPTMxa9HO
2
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 19:44:06.74 ID:wQ8OIr8y0



ノイマン(俺がココヤシ村で生まれたときからナミは村にいたわけだから、そのまま俺の年齢分、ってことか……)



15年。十分長い付き合いだな、と、なんでもないことを考えつつ、目をこすりながらノイマンはナミに謝る。



ノイマン「あぁ……すまん。なんだか変な夢を見てた気がする……」

ナミ「しっかりしてよねー! 相手は豪華客船なんだから! 居眠りするような心持で挑んだら、ろくな事にならないわよ!」

ノイマン「悪かったってば……」

ナミ「ほらっ! ネクタイ曲がってるわよっ。こんなだらしないウェイターがあんな船にいるわけないんだから、変装はしっかり、ね!」

ノイマン「…………」



甲斐甲斐しくノイマンのネクタイのよれを治す幼馴染であるナミ。

彼にとってナミは……



一桁コンマ判定


1・2=近所のお姉さん
3・4=友達
5・6=親友
7・8=気になる異性
9=大好きな憧れの人
0=絶対嫁にする
ゾロ目=???


幼馴染である関係性により、ボーナスとして最低でも『親友』になる。
(4以下の数値は自動的に5として扱う)

↓2

40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 19:44:19.13 ID:TZvEIgW2O
ベルメールさんは生き残れるのか
主人公が幼いからきつそうだが
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 19:46:49.45 ID:rRVHGnyzo
ほい
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 20:11:09.94 ID:wQ8OIr8y0


かけがいのない、唯一無二の親友だ。

ナミは幼いころから物を盗むし、喧嘩もするしで、曲がったことが好きじゃないノイマンとは一見相性が悪いように思われるが

彼は幼いころから冷静に物事を見る子供であり、ナミが本当に悪い人間じゃないことは良くわかっていたし

むしろ優しく強い一面に関しては尊敬の念も抱いていた。



ノイマン「……ナミ、もういいだろう? 仕事にとりかかるなら早くしないと……」

ナミ「ダメよ! 時間は大事だけど入念な準備はもっと大事! ほら、さっき寝てたせいよー! 襟元もしわになってるじゃない!」



ノイマンのスーツの襟元を直すナミとは、自然に顔が近くなる。
整った綺麗な彼女の顔がよく見える。


ノイマン(……ナミは、俺のことどう思ってるんだろうな?)


彼は襟のボタンとめられながら、ふと、そんなこと思った。

今更この友情を確認しようとも思わないが、今まではっきりと確認したこともなかったように思う。

ノイマン「ナミ」

ナミ「?」

ノイマン「…………」


ノイマンはなんとなく、ナミの名を呼び、顔をあげた彼女の顔を見つめる。

目が合って、しばしそのままでると……





コンマ一桁判定


1・2=「何なのよ?」と怪訝そうな顔
3・4=「どうしたの?」と不思議そうに首を傾げる
5・6=「なぁに? なんか顔についてる?」と笑みを浮かべる
7・8=「な、なによ……?」と目を逸らし顔を赤らめる
9=「え、あの、えと……!?」と顔を真っ赤にして慌てる
0=「フフッ、相変わらず綺麗な目よね、アンタ」と花が咲くような笑顔を見せる
ゾロ目=???



幼馴染である関係性により、ボーナスとして最低でも『5』になる。
(4以下の数値は自動的に5として扱う)

↓2
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 20:13:21.22 ID:ghhwzY2g0
食事から戻ったらキャラが採用されてた
ありがとうございます
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 20:14:16.45 ID:0Dv7IcSW0
せいや
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 20:15:59.42 ID:C7m60FI50
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 20:37:58.15 ID:wQ8OIr8y0

ナミ「なぁに? なんか顔についてる?」

ノイマン「……ふふ、いや、なんでもない」



笑みを浮かべてそう尋ねるナミに、ノイマンも小さく笑った。

ナミもきっと、俺と同じだ。背中と心を預けられる大事な相棒……そう思ってくれてるんだ。

ノイマンは自然とそう思えた。わざわざ言葉にしなくちゃいけないほど、自分たちの絆はやわじゃないと。



ナミ「そう? シャキッとしなさいよー! アンタがうまく手伝ってくれれば、あたしが全部かっさらってこれるから!」

ノイマン「あー……うん、そうだな」

ナミ「……やっぱり、反対?」

ノイマン「……泥棒を初めて長い。今更この選択に文句を言うつもりはないよ……ただ、やっぱり一般の人間相手っていうのは……どうもな」

ナミ「…………」



これから彼らが行うとしている『仕事』とは、すなわち盗みだ。
今までは、主に海賊や山賊といった犯罪者の懐に潜りこんで金品をかすめてきたが、こういった、何の罪もない人たち相手に盗んだことは、初めてではないが数は少ない。



ナミ「……どうしてもノイマンが嫌なら、あたし一人でやるけど?」

ノイマン「! 馬鹿言うなよ! それでナミに何かあったらそっちの方が大事だ!」

ナミ「……でも、ノイマンが、本当に我慢してあたしに付き合ってくれてること、わかってるし……」

ノイマン「……我慢はしてるけど、それはナミについていくことじゃなくて、盗みをするってことに関してだ。それに、その我慢は今の俺たちには必要な我慢なんだ」

ナミ「……ノイマン……」

ノイマン「余計なこと言って悪かった。大丈夫さ。いつも通り、俺はナミを全力でサポートするから!」



そう力強く言って笑うノイマンの笑顔は、どこか無理をしてるように、ナミには見えた。



ナミ「…………ごめんね」

ノイマン「ナミが謝ることじゃない。さ、行こう!」



彼らは今日も、盗みを働く。1億ベリーという大金をかき集めるために。

海賊に支配された故郷を、救うために……


47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/27(金) 20:42:49.62 ID:wQ8OIr8y0

とりあえず今日はこの辺で。そこそこ忙しいから頻度は不定期になると思われるので、気長にお待ちを

しっかし、ことごとく親友……甘ずっぱい青春な展開は果たしてあるのか!?

48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 20:43:51.14 ID:ghhwzY2g0
乙です
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 20:53:46.92 ID:n8Uf+7yYO
邪悪は許せないし弱い者を虐げるやつは嫌いだけどアーロンには従ってるのか
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 23:09:50.81 ID:tK/ZZM2h0
長いものには巻かれます
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/27(金) 23:43:14.17 ID:Od/AotM10
従わなかったらナミ56すとか脅されてることにしたらいいんじゃないの
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 01:23:03.36 ID:k7IVpfCz0
もしくはノジコとか死ぬ何日か前のベルメールさんに「何か力になってあげて」って言われてるとか。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 05:44:05.44 ID:MmGHvKR2O
悲報

まとめサイトあやめ速報、あやめ2nd
盗作に関与したことへの謝罪文をこっそりと削除
またまたもみ消し
反省の色なし
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/28(土) 12:39:30.57 ID:hocHxsNr0

アーロンのことは許してるわけもないし憎しみと嫌悪感しかないけど、かといって激情に任せて特攻するほどノイマン君は馬鹿じゃないはず。
冷静沈着って設定を考えれば猶更。現時点ではアーロンに従ってるというよりナミの選択を傍で支えているといったところ。
というか、弱者を虐げる邪悪は許さないという部分にフォーカスしすぎるとね。
話始まってもないのにノイマン君ぶち殺されてる事になりかねないからね、仕方ないね。

さて、人はいるかな?

55 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 12:42:58.01 ID:hocHxsNr0
てかトリップつけてなかったね。これでいきます。
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:00:02.84 ID:4rNPLowJ0
なんか面白そうなスレ発見
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:20:44.64 ID:3NS+lJXT0
むしろこのことで邪悪を許さなくなるきっかけになってる可能性もあるっちゃありそう
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:25:01.88 ID:/EbMA2wco
うい
59 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 13:42:48.75 ID:hocHxsNr0
すまん人いないと思って昼食べてた。








ノイマンはウェイターに、ナミはパーティの参列者に変装して、それぞれ客船に潜入した。

ノイマンが他の一般人の注意を引き付け、その間にナミがお宝を回収という作戦だ。


ノイマン(ナミにはああ言ったが……やっぱり気が進まないな……)



ノイマンは基本的に善良な人間だ。

自身を強くするための修行もするし、場合によっては武器を手に他人と戦うこともある。

それはあくまでも自分を高めたいとか、力を競って互いを研磨するといった目的のためであって、断じて人を傷つけるためでも、まして殺めることが目的なのではない。

悪いことは悪いと思うし、ましてそれが弱者を一方的に傷つける『邪悪』は絶対に許しておけないのが、ノイマンという少年だった。

しかし、彼の故郷であるココヤシ村は、その『邪悪』にある日突然蹂躙された。

まだ幼かったナミの義理の母親だったベルメールを、ナミとノイマンは目の前で撃ち殺された。

当時たった7歳だったノイマンだが、その頃から町の本屋で買った本による知識と独学で築き上げた体術は、大人でも目を見張る才能を開花させており、その才能を、生まれて初めて沸き上がった『殺意』にまかせて、幼い彼は手製の槍を手に、鍛えた技と力で『邪悪』に刃向かった。

しかし、どれだけ才能があっても、まだ7歳の子供。

当然ながら敵うはずもなく、あっさりと敗北した。それも、およそ幼い子供に対するやり方ではない、圧倒的な暴力によってズタズタにされたのだ。

今でこそ見違えるほど成長したその身体には、その時の生々しい傷跡がまだ残っている。

60 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 13:45:02.52 ID:hocHxsNr0



ノイマン(…………)



ズキリと、ノイマンの胸が痛んだ。古傷がではない。心が、痛かった。

それは、今盗みをしようとしていることに対してか。それとも、今だ『奴ら』の支配から逃れられない町のことを思ってか。

あるいは、今も目の前で、自分なりに戦い続けているナミを思ってか……自分の無力さを思ってなのか。

きっと、それら全部なのだろう。

そして、そのノイマンが感じた痛みの、何倍も傷つきながら歩いているのがナミなのだと、ノイマンは思っていた。



ノイマン(……このままではいけない……ナミに話したことはないが、奴が言う一億ベリーで村を売るという条件も、守ってくれる保障はどこにもない)

ノイマン(測量士として優秀すぎるナミを、簡単に手放すとも思えない……信用するには、奴らはあまりに真っ黒だ……!)

ノイマン(……力が必要だ……ごろつき相手に勝てる程度じゃ、全く足りない……!)

ノイマン(どうすればいい……? どうすれば力を得られる……?)

ノイマン(……せめて、共に戦ってくれるような、信頼できる『仲間』でもできれば……)





ナミ「ノイマン……ちょっとノイマン……!」

ノイマン「! どうした?」

ナミ「どうしたじゃないわよ! ちゃんとウェイターとして私をサポートするんじゃなかったの!?」



ヒソヒソとナミが小声で話しかけてきたことで、ノイマンは目的を思い出した。

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:46:06.39 ID:4rNPLowJ0
ナミって一般人から盗みをしたっけ?
62 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 13:46:43.23 ID:hocHxsNr0



ノイマン「あ、あぁ……すま……申し訳ございませんお客様。何かご入用ですか?」

ナミ「……わたくし、こう言ったパーティに慣れていなくて……『ちょっと外の空気に触れて』きたいのですが♪」

ノイマン「そういうことでしたか。甲板への出口はあちらでございます」

ノイマン「……ちなみに、出てから左手の扉は、お客様方のお荷物の保管場となっております。『許可なく出入りすることはできませんので、ご注意ください』」

ナミ「あら♪ そうでしたの。それはご丁寧にどうも♪」

ノイマン「……ほどほどにな……?」


ノイマンはウェイターとして仕入れた情報をナミに与えつつ、派手に盗みすぎないよう小声で釘を刺したつもりだったが、ナミは返事をせずさっさと甲板に向かっていった。



ノイマン(大丈夫、だろうか……?)



色々な意味でノイマンが心配に思っていると、何やら外が騒がしくなっているのに気づいた。




ノイマン「! 何だ?」



窓の外を見ると、小島の向こうから別の船が客船に接近してきていた。





メインマストに掲げられているそのマークは……『髑髏』




ノイマン(!! 海賊船……!?)



慌ててナミの向かった甲板へとノイマンが走る。

扉をあけ放って、ナミを探すと、海賊船からは死角になるように保管所とは反対の場所に身をかがめていた。



ノイマン「ナミ!!」

ナミ「馬鹿!! 名前で呼ぶなっての……! まだ1ベリーも盗ってないんだから!」

ノイマン「言ってる場合か!! 海賊が来る!! 完全にこの船を襲う気だぞ……!!」

ナミ「だからチャンスなんじゃない! この船の混乱に乗じて、お宝を根こそぎ盗ってくるのよ! ついでに時間があったらあの海賊船からもね……!」

ノイマン「ナミはあまり戦闘には慣れてないだろう!? 一人で行動する気か!?」

ナミ「今更何言ってんのよ! あたしだってだてに修羅場潜ってないの! いつもあんたに守られなくても、一人でできることは一人でやるわ! じゃ、もう行くわねー!」

ノイマン「な、おい……!!」


ノイマンの制止の声も聞かずナミが船上を駆けると、その姿はすぐに見えなくなった。


63 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 13:50:33.22 ID:hocHxsNr0
>>61
アニメ1話で客船に忍び込んでたから恐らく
今やってる場面はその時のもの






ノイマン「ったく……! 危ない真似は避けろっていつも言ってるのに……!」


そうこうしている内に、海賊船から海賊たちが次々と乗り込んできた。


ノイマンの眼前にも、一本の鉤爪のついたロープが引っかかった!


ノイマン「こいつらッ……!!」

ノイマン(海賊同士の抗争なら放っておいたが、この船は一般人しかいないんだ! 俺が動くしかない!!)



本来の目的はすでに頭の外だった。弱者が悪の食い物にされるのを見過ごすのは、もうまっぴっらだった。



ノイマン(ロープを伝ってやってきたら、その瞬間に蹴りをぶちこんでやる……!!)


本で得た知識と自力で鍛えた、粗削りながらも素人の域を遥かに超えたクンフーで、ノイマンは敵を叩くべく構えをとる。


ノイマン(来た!!)


上から下へ滑るようにロープを伝いやってきたのは……!




一桁コンマ判定



1〜3=下っ端海賊
4〜7=眼鏡をかけたトロそうな少年
8〜0=棍棒を背負ったいかつい顔のおばさん


↓2
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:51:31.56 ID:4rNPLowJ0
>>63
アニメ見てないから知らなかったww
原作では一般人からは無いから
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 13:52:24.73 ID:xT4lKF4j0
どうだ
66 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 14:03:32.61 ID:hocHxsNr0

海賊「ヒャッハー!! 暴れるぜぇー!!」


ロープの上を鞘に納めた剣を使って滑り下りてきたのはいかにもな海賊の一人だった。


ノイマンは海賊の頭が来る場所を想定し、タイミングと狙いを定めて……!!



ノイマン(食らえッ!!)




一桁コンマ判定




↓1でノイマンの現時点での戦闘力が決定。



1〜6=そこそこ強い
7〜9=サンジを下回る程度
0=サンジ並み
ゾロ目=???

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 14:06:39.85 ID:bIVg4ips0
おりゃ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 14:23:17.16 ID:4rNPLowJ0
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/07/28(土) 14:44:10.63 ID:9ud6ejDy0
7〜9でサンジを下回る程度だからまだそこまで強くないな
70 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 14:48:55.72 ID:hocHxsNr0
>>69
この段階で強くしすぎると「もうお前アーロン倒せるやろ!!」ってことになっちゃうからね




バキッ!!


海賊「ぐえ!?」


ノイマン「チッ……! ミスったな、タイミングが早すぎた……!」


長年に及ぶ鍛錬と何度も実戦を通して鍛えられた体から放たれた蹴りだったが、やはり独学の限界があった。

ノイマンの蹴りはベストのタイミングで打ち込むことができなかった。

しかし、浅めとはいえ無防備な状態の敵に先制攻撃を与えられたのは大きい。



海賊「ぐ、くっそ……! 誰だてめぇ……!!」

ノイマン「通りすがりのウェイターだ。今はな……!」






※戦闘ルールについて


基本ターン制の戦いになります。
先攻後攻は話の展開次第で変わります。
今回はノイマンが不意打ちを食らわせたことで相手がふらついている為ノイマンから攻撃できます。
攻撃側の攻撃力を↓1のコンマ2桁分で算出し、受ける側の防御力を↓2の2桁分で算出します。
攻撃側の数値が防御側の数値を超えた分、受けた側の体力が減ります。
相手の体力を0にすれば勝ち、こちらの体力が0になれば敗北します。

なお、攻撃側になっている時のみ、自由安価により【特殊行動】をとることができます。
基本的に攻撃を破棄して何らかの作戦や戦術を立てることができますが

「こういう作戦なら攻撃しつついけるんじゃね?」というものがあればそれでもOKです。
正し、>>1が攻撃も可能だなと納得できる内容に限ります。






【ノイマン】

レベル4

体力:200/200
攻撃:50
防御:50

経験値:0


【下っ端海賊】

レベル2

体力:100/100
攻撃:20
防御:20



上が初期ステータスです。
行動や戦闘後のコンマ判定で経験値を得て、レベルアップする事によってステータスを上昇させることができます。
戦闘後の経験値はコンマ2桁の数値に敵のレベルを足した数値になります。
基本は100溜まったらレベルが上がる仕様にするつもりです。

攻撃や防護のステータスは、攻撃・防御の実行時のコンマ判定に加算されます。
例えばノイマンの攻撃コンマが40だったとすると、これに初期値である50が加算され90に
海賊の防御コンマが70で、ここに初期値である20が加わり90になります。この場合引き分けです。

71 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 14:50:57.25 ID:hocHxsNr0


レベルアップ時のステータス上昇値などの詳しい事にについてはレベルアップ時に。


というわけで……




【戦闘開始!!】



(最初の戦闘なので、とりあえず普通に攻撃します。特殊行動は次のターンからで)




よろよろと立ち上がる海賊に、ノイマンは更に攻撃を仕掛ける。

独特の歩法から拳を構え、相手の顔面目がけて勢いよく放つ!



下っ端海賊「うっ!?」

ノイマン「とっとと潰れろ!!」




↓1ノイマンの攻撃力

↓2下っ端海賊の防御力

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 14:52:06.65 ID:i1ocDp8u0
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 14:52:08.80 ID:bIVg4ips0
でやっ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 14:58:24.08 ID:xkuBQqop0
15ダメージ?
75 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:01:44.57 ID:hocHxsNr0



ノイマンの攻撃力=115

下っ端海賊の防御力=100




ビュッ!! バキャッ!!




下っ端海賊「ぶぎっ……!?」

ノイマン「はっ、それで防いだつもりか!」


とっさに剣を鞘から抜かず、そのまま顔の前に持ってきた海賊の判断は正しかったが、ノイマンの拳はその防御の上からダメージを与えた。
剣の鞘で顔面を打った海賊は涙目でノイマンを睨む。




【下っ端海賊】

レベル2

体力:85/100
攻撃:20
防御:20



下っ端海賊「てめぇ……!! ウェイター如きが調子乗りやがってぇ!!」


ついに剣を抜いた海賊が、ノイマンに向かって横なぎにそれを振るった!



↓1下っ端海賊の攻撃力
↓2ノイマンの防御力
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:09:19.12 ID:f/QZ1ecK0
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:13:02.53 ID:ag4BZJ0CO
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:13:16.43 ID:bIVg4ips0
いよっ
79 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:19:57.58 ID:hocHxsNr0


下っ端海賊の攻撃力=32
ノイマンの防御力=103




【ダメージ無し!】



ノイマン「フッ!」

下っ端海賊「何ぃ……!?」



ノイマンは表情も崩さず冷静に後ろへステップしてそれを回避した。

海賊はここまで簡単に避けられると思わなかったのか、驚きの表情を浮かべていた。








ノイマン「大した剣術じゃないか」

下っ端海賊「このやろぉ……!?」


軽い挑発をしてからノイマンは次の行動に移る。



@攻撃 A特殊行動(内容含む)



↓2


80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 15:23:49.34 ID:i1ocDp8u0
ksk
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/07/28(土) 15:25:19.32 ID:9ud6ejDy0
@
ターン制だと時間かかるし数字デカかった方がダメージとかでよくない?イッチ次第だけど
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 15:33:29.00 ID:i1ocDp8u0
ksk
83 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:35:59.08 ID:hocHxsNr0
>>81
確かに今やってて思った。開始早々で悪いけどルール変更します。
ターン制ではなく一回一回コンマが大きかった方が上回った分相手にダメージという事で。
特殊行動を行うときは内容によってその都度こちらで判断しますが、そのまま戦闘になる場合はステータス値そのままの数値で戦うことになります。


【戦闘を選択】



ノイマン「行くぞ……!!」

下っ端海賊「図に乗るんじゃねぇー!!」


ノイマンが拳を、海賊が剣を握りしめて衝突する!



↓1 ノイマンステータス値=50+?
↓2 下っ端海賊ステータス値=20+?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:37:12.99 ID:ACCRwzbg0
AMGエンタテインメント
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 15:39:29.14 ID:i1ocDp8u0
はい
86 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 15:55:22.73 ID:hocHxsNr0



ノイマンのステータス=50+99=149
下っ端海賊のステータス=20+14=34



【下っ端海賊に115ダメージ!!】




ノイマン「……ッ!!」

下っ端海賊「!? え、あれ!?」



両者は互いに向かって走っていたはずだが、突然ノイマンが海賊の視界から消えた。



下っ端海賊「ど、どこ行きやがった……?」

ノイマン「こっちだよ」


ドゴンッ!!


下っ端海賊「ガアァアァーッ!?!」


それは、恐るべき身のこなしの速さで海賊の背後に周ったノイマンが、全力の掌底を海賊の背中にお見舞いした音だった。

メキメキと音を立てて軋む背中に激痛を感じながら、海賊は船の壁を突き破って、元いた海賊船の方へと吹っ飛んでいき、完全に意識を失った。


ノイマン「……他愛ないな」






【下っ端海賊】

レベル2

体力:0/100
基礎戦闘力:20





【戦闘勝利!!】

経験値が加算されます。


↓2 下っ端海賊レベル2+?
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 15:56:47.97 ID:bIVg4ips0
たあっ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:05:33.00 ID:65G1xQ7eO
はい
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:12:19.95 ID:ag4BZJ0CO
幸先いいね
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/28(土) 16:19:43.45 ID:i1ocDp8u0
軒並み高コンマやな
91 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 16:24:43.10 ID:hocHxsNr0
ファッ!!?





取得経験値=スーパークリティカルボーナス!! 300Pに固定!!

【レベルアップ!!】




【ノイマン】

レベル4→7

体力:200/200
基礎戦闘力:50
経験値:0


LVupボーナス30×3で90ポイント




レベルアップしたのでステータスを増加させられます。
攻撃・防御の区別がなくなったので、体力と基礎戦闘力の2つにボーナスを割り振れます。
正し基礎戦闘力に関しては一回のレベルアップにつき25ポイントまでとさせていただきます。
戦闘に振らずに体力に全振りすることは可能です。

レベルが1上がるたびに、30ボーナスが貰える予定でしたが……まさかの0ゾロだったので一気に3レベルアップにしました。


【どう割り振る?】


体力:200/200
基礎戦闘力:50



↓2
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:28:42.93 ID:ag4BZJ0CO
kskst
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:28:47.72 ID:4rNPLowJ0
基礎戦闘力に90
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/28(土) 16:29:51.34 ID:4rNPLowJ0
よく見てなかった

基礎力に25
体力に50

あとストック
95 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 16:53:33.78 ID:hocHxsNr0


【ノイマン】

レベル7

体力:200/200 → 250/250
基礎戦闘力:50 → 75
経験値:0

LVupボーナス:15





ノイマン「……なんだか思った以上にうまく動けた気がするな」



ノイマンは今の戦いで、奇妙なほどに自分が成長しているように感じた。

思えばあの一瞬で背後に回り込んだ動き、今までの自分はあんな事ができただろうか?

久々にこの手の相手と正面からぶつかったからだろうか。こういった事があるなら、雑魚との戦いもいい意味で馬鹿にならない。


ノイマン「とはいえ、流石に多勢に無勢の状況で突っ込むのは……まだ無理があるな」


そのとき、今の戦いの音を聞きつけたのだろうか。誰かがこちらに走ってくる足音がノイマンの耳に聞こえた。


ノイマン(! やはりまだ来るか……!!)





次の戦いに備えて腰を低くするノイマン。しかし、そこに現れたのは……


96 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 17:10:13.59 ID:hocHxsNr0



???「ひいぃぃ〜〜!!」

ノイマン(!? 男の子……?)

???「うわああぁぁ〜〜!!」



牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、贅肉を携えたピンク色の髪の少年が、戦いにやってきたというより、こちらに逃げてきたような様子で向かってくる。

一心不乱、死にもの狂いといった表情から、戦意というものは欠片も感じられない。



ノイマン(逃げてるってことは……この船の客か? いや待て、ここにあんな普通の恰好した奴いたか?)



ノイマンは記憶を探って見るが、このいかにも小市民ですという感じの少年がいた記憶はない。

そもそもここはセレブが集う豪華客船。いる筈がない場違いな人間だ。



ノイマン「そうなるとまさか……海賊側……?」



しかしそれは、少年の様子からして更に場違いだと感じる。

まともに武器らしい武器も持たず、そもそも喧嘩などしたこともなさそうな小さく弱弱しい体。


少年はノイマンのすぐ傍で立ち止まると、荒れた呼吸を整えながら何やらぶつぶつとつぶやき始めた。


???「はぁ、はぁ……に、逃げてばかりじゃ駄目だぁ……! 何か、なんでもいいから戦利品を持ってかなきゃあ……!」

ノイマン(何? 『戦利品』……! やっぱりあっち側なのか? ……だがそれにしては妙だ……)

???「逃げたいよぉ……逃げたいけど……! やっぱり怖いぃぃ……!! ダメだ、やっぱり酒でもなんでも探して……!」

ノイマン「おい、君――」

???「!! ひいぃ……!!?」

ノイマン「君、もしかしてあの海賊船から……」

???「うわあああ!!! で、で、でかあぁ……!!? ごごごごめんなさいぃぃーー!!」

ノイマン「な、おい、ちょっと待っ――――」


普通に話しかけたつもりだったノイマンだが、少年はノイマンに気づくと酷く怖がってどこかへ行ってしまった。

かと思えば何か酒樽らしきものを全速力で転がして、海賊船からかけられた橋を渡って姿を消したのだった。


ノイマン「…………」


ノイマンは少年の消えていった海賊船を見やる。どうやら粗方金目のものは奪ったのか、海賊たちが自分たちの船へと戻っていくところだった。

どうにも気になる。どうもただ気の小さい海賊がいただけとは思えない。


ノイマン「何か事情がありそうだな……」


ナミのことも心配だったが、恐らくはすでにこの船のものは騒ぎに乗じて回収し、ノイマンに言った通り、目の前の海賊船にも忍び込んでいるはずだ。


ノイマン「仕方ない……行くか……!!」



ナミと少年を探すため、まだ繋がったままのロープを伝い、ノイマンは海賊船へと侵入する……!
97 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/28(土) 17:14:28.93 ID:hocHxsNr0
今日はこの辺で。
書くのが遅いとどうにも時間ばかりかかって話が進まんな……

次回は眼鏡の少年に加えて、運が良ければ未来の船長にも会えるかも?
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/07/28(土) 17:17:32.35 ID:9ud6ejDy0
99 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 14:32:34.49 ID:XXSHIWgk0

人いますかー? いたら始める

後、戦闘システムに関してはこんなもんでいいのかな? 色々足りてないような気もするけど
こうした方がいいんじゃねってのは大歓迎なので思ったらどんどん言ってちょ

特殊行動について一応補足を
要はその場の状況で可能であろう行動であれば本当になんでもしていいです
武器を探してみるとか、相手の武器を奪おうとするとか、一旦退避するとか、そもそも逃げて戦わない選択をとるも良し
味方がいれば相談して連携をとるとか。との都度コンマで成否を判定します
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:33:29.77 ID:j68JjSyeo
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:36:55.32 ID:ZRAqfJyto
いるよー
102 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 14:45:24.16 ID:XXSHIWgk0

じゃあやるぞー








海賊船に乗り込んだノイマンは、物陰に隠れて敵の目をやり過ごしつつ、船の内部を確認していく。

ノイマン(あの子、年は俺の一つ下程度かな……? あの雰囲気からするに、脅されて船にいるってところか)

何人かの海賊が通路の向こうへ姿を消したのを確認したノイマンは、手近の扉へ手をかける。

音を立てないようにそっとドアノブを回したが……



ギィ……



ノイマン「!」



たてつけが悪かったのか、扉が軋んだ音を立てた。

それと同時に、部屋の中で誰かが動く気配を感じる。



ノイマン(クソッ……! しまった気づかれたな! 目で見ずとも気配を察知できる力でもあればいいのになぁ……!)



この世界にはそういった力が実は存在するのだが、最弱の海と呼ばれる『東の海(イーストブルー)』出身のノイマンにそれを知る機会はまだない。

気づかれた以上は隠れても無駄と判断したノイマンは、扉を一気に開け放ち部屋の中へと躍り出た。



そこには……



一桁判定

1〜5=2人の海賊と眼鏡の少年が!
6〜9=酒樽の隣に眼鏡の少年が一人
0=ナミがお宝を回収中だった
ゾロ目=???


↓2
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:48:07.27 ID:ZRAqfJyto
それ
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 14:51:19.28 ID:CI2fz35I0
たあっ
105 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:04:02.33 ID:XXSHIWgk0


眼鏡の少年「!? さ、さっきの……!!?」

ノイマン「! 良かった、見つけた!」



部屋の中に居たのは目当て人物の一人、眼鏡の少年だった。
どうやら他の海賊などはいないらしく、ただ少年の持ってきた酒樽がひとつあるだけだった。



ノイマン「俺は君を探してこの船に潜り込んだんだ。ちょっと話を――」

眼鏡の少年「う、う……うわ……!!!」

ノイマン「!!」


ノイマンを目の当たりにして、酒泥棒の自分を制裁しにきたのだと思い違った少年が、思わず絶叫を上げようとする。

ノイマンは一瞬で少年の眼前に移動すると、左手で少年の口を塞ぎ、脅すような口調で話しかける。



ノイマン「騒ぐな……!! 黙って、話を聞け……!!」

眼鏡の少年「!!?? ……!! ……!!」


ボダボダと涙と鼻水を垂れ流す少年のせいで、口を塞いでる手が汚れてノイマンは顔をしかめながら、ゆっくりと粘液だらけの手を放す。

106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 15:39:47.14 ID:7PlkoXvQ0
いったい何ビーなんだ…
107 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:50:47.67 ID:XXSHIWgk0


ノイマン「君は、この船の人間だよな?」

少年「は、はい……!! そそそそうです……!! で、でもぼぼぼ僕はわわわ……!!」

ノイマン「海賊じゃない。だろ?」

少年「!! え!? な、なんで……その事を……」

ノイマン「やっぱりな……なんでも何もその様子を見てればわかるさ。何か理由があって、嫌々ここにいるんだろう?」


ノイマンの言葉を聞いた少年は、涙に濡れた顔のまましばらく茫然としていたが、しばらくするとまた泣き出した。


少年「うぅぅ……!! そうなんです!! 僕、自分の船と間違えて海賊の小舟に乗っちゃって、殺さない代わりにと、今まで雑用としてこの船に……!!」

ノイマン「それはまた……なんとも不幸な……」

少年「あ、あの、結局あなたはどうしてここに……?」

ノイマン「それは――――」



少年の疑問に答えようとしたその時、ノイマンが入ってきた扉とは違う反対側の扉が開いた!



ノイマン「!!」

少年「あぁ……!!」



海賊A「こんなところに居やがった! おいコビー!! 何油売って――――!!?」

海賊B「な、なんだぁてめぇはぁー!!? こんな馬鹿デカイ背の奴、うちのクルーにゃいねぇぞ!!」

海賊A「恰好みりゃ分かるわ!! こいつ、客船のウェイターだ!!」

ノイマン「クソッ!! タイミングの悪い……!!」



入ってきたのは二人組の海賊だった。

その腰にはキラリと光るサーベルが一本ずつ携えられている。

108 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:55:25.88 ID:XXSHIWgk0


海賊A「コビーてめぇ……まさかあの船の奴らに助けを求めてやがったのかぁ!? あぁん!?」

コビー「えぇ!!? ちちちち違います違います!! 僕は何もしてないですうぅぅ!!!」

海賊B「……ま、どっちにしろ構わねぇ! 図体でけぇだけのウェイター一人に、海賊の俺たちをどうこうできるわけねぇからな!!」

海賊A「コビー!! てめぇは裏切りの罰で後でたっぷりぶった切ってやる!! 覚悟しとけよぉ!!」

コビー「あああ、あわわわわわ……!!?」

ノイマン「貴様ら……!! 君はそっちに離れてろ!!」

コビー「そ、そうしたいのは……山々なんですが……!!」



コビーと呼ばれた少年の震えた声の返答に訝しんでノイマンが彼をや見ると、彼の足は生まれたての小鹿の如くガクガクと震えていた。

恐怖で足がすくんで動かないらしい。



ノイマン(まずい……! 俺一人ならいざ知らず、こんな動けない状態の人間を庇いながら、2人の武器を持った敵を相手にできるのか!?)

海賊A「やっちまえーー!!」

海賊B「ギャハヒャーーー!!」



ノイマンの苦々しい表情を見て、やはり自分たちが有利と感じたのか、海賊は一斉にサーベルを抜いて飛びかかって来た!


ノイマン(避けないとやられる……!! けど避けたらこの子の方が先に殺られる可能性も……!!)



絶体絶命。

かくなる上は、斬られるのを承知で動かずに迎撃するか……と、ノイマンが捨て身の策を講じようとした、その時……





バキャッ!!



海賊A「うげぇっ!!?」

海賊B「なっ!?」

ノイマン「!?」

コビー「へ……!?」








麦わら帽子の男「ふわあ〜〜……良く寝たなぁ〜〜〜!!」







突如、傍にあった酒樽が一人でに割れて、中から信じられない言葉を吐きながら一人の青年が飛び出してきた!

その拍子に、樽のすぐそばにいた海賊の一人が、勢いよく飛び出した青年の拳を食らってずっこけた。


109 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 15:59:04.60 ID:XXSHIWgk0



麦わら「……あれ? どこだここ? 誰だお前ら?」

海賊B「こ、この野郎!? まさか樽に隠れさせてもう一人仲間を連れてきてやがったとは!!」

コビー「だから違うのにいぃぃ〜〜〜!?!」

海賊A「く、そ、ふざけやがって……!! てめぇもただじゃおかねぇ!! ぶっ殺してやる!!」

麦わら「……! なんだお前ら。俺とやる気か? 喧嘩なら負けねぇぞ!!」



ノイマン(……な、なんだ……こいつ!?)


しばし茫然と麦わら帽子の青年と海賊たちのやり取りを見ていたノイマンだったが、我に返って青年に向かって叫ぶ。


ノイマン「何してる!? 相手は武器を持ってるんだぞ!? 丸腰で戦えるほどあんたは強いのか!!」


このままではただ巻き込まれただけの青年が血祭にあげられてしまう。

青年を心配してのノイマンのこの発言に対し、青年はノイマンの方を見ることすらせず、笑みを浮かべて言い放つ。




麦わら「うん。俺は強ぇーぞ」

ノイマン「……!!」



それは、自分の力を、経験を、そして自分という存在そのものを、信じ切っているような、力強い言葉だった。

この麦わら帽子の青年を見て、ノイマンはこう思った。




一桁判定




1〜3=馬鹿かこいつ!? 俺がどうにかしないと!
4〜6=こいつ、できる……!!
7〜9=何故だろう、こっちまで勇気が沸いてくる……!!
0・ゾロ目=何か、運命を感じる……俺は、この男と――――!!


ボーナス発生! 謎の人物のカリスマ性により、コンマに+2!
(0、ゾロ目だった場合は無効)


↓2

110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:01:48.34 ID:j68JjSyeo
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/29(日) 16:02:43.38 ID:CI2fz35I0
えいっ
112 : ◆pdOvGZa0xQ [saga]:2018/07/29(日) 16:14:07.99 ID:XXSHIWgk0

ノイマン(……何故だろう……こっちまで勇気が沸いてくる……!!)




それは、ノイマンが今まで感じたことのない感覚だった。

単純に味方が増えたことによる勇気などではない。

もっと根本的な、自分の奥底に眠る『何か』が、目の前の青年の言葉に共鳴したような、そんな気がしたのだった。




麦わら「よーし、いっくぞー!!」

ノイマン「待て!」

麦わら「ん?」

ノイマン「俺も加勢する。向こうが2人なんだ。こっちも2人の方がいいだろ?」

麦わら「!!! うおぉーー!? でっけぇなーーお前ーー!! 何食ったらそんなになるんだーー!? 肉いっぱい食ったのか!?」

ノイマン「俺の背丈の話はどうでもいいだろ!? ……さぁ、行くぞ!!」

麦わら「ししし! じゃあ暴れるか!!」

海賊A「はっ! 関係ねぇ! ぶちのめして海に捨ててやらぁ!!」

海賊B「死ねやぁー!!」




【戦闘開始!!】



【ノイマン】

レベル7

体力:250/250
基礎戦闘力:75
経験値:0

LVupボーナス:15


【麦わら帽子】


レベル:10

体力:500
基礎戦闘力:100






【海賊A】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50


【海賊B】

レベル4

体力:180

基礎戦闘力:50



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