このスレッドは950レスを超えています。そろそろ次スレを建てないと書き込みができなくなりますよ。

男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

41 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/30(月) 22:02:49.13 ID:OGsKjHZE0
男「……………………あ」

男「表にでれた」

男「…………………」

男「今日はもう……帰ろう」
42 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/30(月) 22:15:48.07 ID:OGsKjHZE0
〜第7週 日曜日〜

クロ「はぁ、これは番長連を辞めるべきな気がする」

クロ「二重スパイとかやってるけど、恋のキューピッド目指してないわって」

ガサガサ

クロ「ん? あ、姿変えなきゃ」ドロンッ

「………えーっと、やぁ」

クロ「……………」

クロ「!?!?」

クロ「春なのに分厚い黒コート………不審者!?」

クロ「もしくは黒衣の勇者のコスプレ? どっちにしろ変な人だ」

「不審者ではないよ。信用してもらえないと思うけどね」ウネウネ

クロ「うわっ、服がうねってる………………」

「できれば事にしないでくれるとうれしいのだけれどね。この学園の学長に用があるだけなんだ」

クロ「………テロリスト」ゴクリ

「やれ、仕方ないとはいえ、見た目で判断されるとは昔とまったくこの世は変わらないようだね」

「とりあえず、自己紹介といきたいんだけど、私は―――」

クロ「私はえっとクロって名前なんだけど」

「クロ―――それじゃあ私のことはヒフミって呼んでくれるかい」

クロ「ヒフミ?」

ヒフミ「私はシに至らないからね。といってもわからないかもしれないが」

クロ「なんだかわからないけど………悪い人じゃないと信じたい。なんかうねり具合にシンパシーを感じる」

ヒフミ「この姿が役に立ったのは久しぶりだね。ありがとうクロさん」

クロ「どういたしましてヒフミさん」
43 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/30(月) 22:16:49.93 ID:OGsKjHZE0
メイド「今日は外出されないんですか?」

男「外出はしたくないけど、今日は」

>>45
44 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/30(月) 22:17:17.43 ID:OGsKjHZE0
今日はここまで

おやすみなさい
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 22:19:19.51 ID:M8t1JD3ko
選択肢はないけどいつもどうりでいいのかな?
1プライヤ理系
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 22:30:31.44 ID:tCiG/FsOO
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/30(月) 23:15:50.55 ID:7qieSsFw0
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/30(月) 23:18:57.75 ID:bBc/nE3YO
乙乙
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/30(月) 23:46:14.36 ID:7ZXg+HNvo
乙ー
50 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 19:34:50.74 ID:+zksw0Iw0
プライヤ「なんか顔色悪くないかぁ?」

男「そう? あはは、風邪かな?」

プライヤ「そんな時はこの薬!」

男「………すごい色してるけど」

プライヤ「風邪薬を作ってみたぞぉ」

男「遠慮させてもらうよ。なんか泡でてるし」

プライヤ「効果はあるはずなんだけどなぁ」

男「聞いてもまた別の病気にかかりそうだ」

プライヤ「ふむぅ」

プライヤ【理系 87】
51 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 19:44:04.40 ID:+zksw0Iw0
〜第8週〜

男「あれは夢だった」

男「って思いたいけど、無理だよなぁ」

リリ「どうかされましたか。貴方様」

男「やぁ、リリさん」

リリ「いつもより元気がなさそうに見えますが」

リリ「テケには貴方様の気持ちがくみ取れず、聞くことでしか貴方様を知れません」

リリ「申し訳ありません」ペコリ

男「いや、謝らなくても―――!」

「………」トテテ

リリ「貴方様?」

男「あ、あはは。ちょっと寝不足みたいだ」

男(ちらりと路地裏にいた女の子がいた気がした)

男(気のせいだろう。だって、走っていたから)
52 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 19:45:17.40 ID:+zksw0Iw0
男「えぇっと、今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>53
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 19:47:38.52 ID:Kyl3vPg10
ジェラルドに魔術
54 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 20:23:40.13 ID:+zksw0Iw0
ヒヅキ【魔術 232】

ベルスタシア【文系 190】

ジェラルド【魔導 164】

サレム【文系 158】

ルーティ【魔術 211】

プライヤ【魔導 498】

ロウェナ【魔導 93】

ミレイア【魔導 142】

リリ  【魔術 239】
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 20:31:33.25 ID:eqHhx91TO
魔導になってる
56 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 20:45:14.39 ID:+zksw0Iw0
〜第8週 土曜日〜

クロ「こんにちはヒフミさん。ご機嫌はいかがかな?」

ヒフミ「やぁ。こんなところでどうしたのかな?」

クロ「森の中の小屋に? 貴方はもっと他の場所がふさわしいでしょう」

ヒフミ「学園長にお願いしてね。できるだけ人目から離れた場所を提供してもらったのさ」

クロ「人目から離れて? もったいない」

ヒフミ「案内してもらった恩はあるけど、できれば私に近寄らないほうがいい」

クロ「なぜかな? 私は貴方に近寄りたいというのに」

ヒフミ「それは言えないけど。君のためだ」

ヒフミ「世の中にはかかわると損になることがときにはあるのさ」

「か………かっこいいっ」

ヒフミ「…おや?」

クロ「そうそう、貴方に紹介したいかわいこちゃんがいてね」

「私はラインハメオ。孤高の女騎士であります!」

ヒフミ「その姿は………みたことがあるね」

ライン「! わかるでありますか! これは」

ヒフミ「あの人と一緒にいた狼の娘にそっくりだ」

ライン「………」ズーン

ヒフミ「おや?」

クロ「ふふふ。良くいわれているから気にしなくていいよ」

ライン「き、気を取り直して。貴方のその姿は『黒衣の勇者』でありますな?」

ヒフミ「『黒衣の勇者』………よく知っているよ」

ライン「! やはり、やはり……っ!」

ヒフミ「………知りたいなら教えてあげるよ」

ヒフミ「彼のことはよく知っているからね」
57 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 20:46:30.26 ID:+zksw0Iw0
ミスです

ジェラルド 【魔術 146】
58 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 20:48:10.60 ID:+zksw0Iw0
男「さぁて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>58
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 20:49:00.24 ID:P0VmOHPDO
1ヒヅキ文系
60 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 20:55:55.53 ID:+zksw0Iw0
ヒヅキ「………わからん」

ヒヅキ「なぜ考える必要がある」

ヒヅキ「………他人の心なんて」

ヒヅキ「…わからん」

男「まぁ、気持ちを考えろって書いてあるけど、問題文見たらわかるから」

ヒヅキ「登場人物の気持ちもわからん」

男「……まぁ、多種多様な人種がいるのに、ある特定の気持ちを理解しろってのも無理な話だよね」

男「と言いたいけど感情じゃなくて問題の理解力だから頑張りましょう」

ヒヅキ「……お前は人の心がわからないな」

男「分かってるからあえて無視してるんだよ。ほら鉛筆握って」

ヒヅキ「………」ギリッ

ヒヅキ【文系 55】
61 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:09:02.48 ID:+zksw0Iw0
〜第8週 日曜日〜

コダマ「それは無茶な話ッスねぇ」

モマ「どうしても無理ですか」

コダマ「無理というか無茶ッスよ」

コダマ「たしかに面識があるっちゃあるけど、だからって取材を申し込める相手じゃねぇッス」

モマ「学園の三歌人に面識があるのは貴方だけでしょう」

コダマ「いやぶちょーもあるッスけど」

モマ「あれに頭をさげろと?」

コダマ「あー、気持ちはわかるっすけど。ぶちょーの貶されっぷりがまじウケるッス」

モマ「『アイドル』『エンターテイナー』『ディーヴァ』」

モマ「この三人に取材できれば新聞部が色眼鏡で見られることもなくなるはずです」

モマ「私は、私だけは正しい記者でありたいんです!」ズイッ

コダマ「近い、近いッス」

モマ「力を貸してください。コダマ」

カシャッ

「撮れたかな(笑)」

「ばっちり」

コダマ「撮られてる、撮られてる!!」

モマ「私を助けてください。お礼はしますから!!」ズズイッ

コダマ「はーなーれーてッス!!」

モマ「お礼はしますから!!」



62 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:15:25.16 ID:+zksw0Iw0
男「今日は家にいて」

メイド「ですが最近お買いものにいけてません」

男「僕が行くから」

メイド「………」

男「ぼくはいまから>>63してくるから。夕方には戻るから待ってて」バタン

メイド「はい」

メイド「私はもう不要なのでしょうか」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:17:05.99 ID:Kyl3vPg10
2 ミレイア
64 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:32:54.68 ID:+zksw0Iw0
ミレイア「買い物にいくわよ」

男「え?」

ミレイア「欲しいものがあるんだけど一人一つなのよ」

ミレイア「店ごと買収してやろうかと思ったけどそこまで私は傍若無人じゃないわ」

男「考えた時点でなかなかだと思うけど」

ミレイア「あぁん!?」

男「なんでもないです。だけど少年君を呼べばいいんじゃないのかな」

ミレイア「あいつはデートよ」ギリィッ

男「あぁ、そうなんだ」

ミレイア「邪魔をしてやろうかと思ったけど、そこまで私は悪逆非道じゃないわ」

男「考えた時点で」

ミレイア「はぁん!?」

男「なんでもないです」
65 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:34:48.27 ID:+zksw0Iw0
男「街まで来たけど欲しいものってなに?」

ミレイア「目隠し耳栓をしなさい」

男「え?」

ミレイア「いいから」

1.断固拒否
2.素直に従う
3.逃走する

>>66
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:35:51.54 ID:XXdZBHQPo
2
67 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:51:06.26 ID:+zksw0Iw0
男(断ると怒りそうだからしたがっておこう」

ミレイア「それが正しい選択よ」

男「でもこれじゃあ歩けないよ」

ミレイア「こっちよ」ニギッ

男(ミレイアさんの手、小さいな)

ミレイア「はやく歩きなさい」グイッ

男「おっとっと」

男(しかし見えない聞こえない状態で歩くのはかなり怖いな)

男(わかるものはミレイアさんの手の感覚だけ)

男(やっぱり女の子の手って男のそれとは違うなぁ。ミレイアさんのほうが力が強いはずなのに)

ミレイア「よし、これでふたつ買えるわね」

男(………ふと思えば今の僕ってかなりの不審者では?)

ミレイア「これと……これ!」

男(どうしよう。無性に恥ずかしくなってきた)

ミレイア「ふっふっふ。あーっはっは! 気分は有頂天よ!!」

男(小さな女の子に手を引かれてるだけですらあれなのに)

ミレイア「ふふ、やっぱりりこりんは可愛くて……可愛いわね」

男「もう終わった?」ポイッ

ミレイア「こいつを引きずってきて正解だったわ……って」

男「? それって」

ミレイア「私の許可なく動くなこのアホ男!!」ズビッ

男「眼が痛い!!」

ミレイア「デリカシーがない!」パンッ

男「耳が痛い!!」

ミレイア「これは礼よ! 拾ってさっさと帰りなさい!」チャリリンッ

男「………今日も理不尽だなぁ」

ミレイアの好感度【26】

68 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:51:34.82 ID:+zksw0Iw0
今日はここまで

おやすみなさい
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:53:57.48 ID:/K4WttVdo
ミレイア好感度上がっていない!
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:54:58.39 ID:XXdZBHQPo
おつ
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:55:12.46 ID:TiaDtkWZo
モマがなんでも言うことを聞いてくれるって?
72 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/07/31(火) 21:56:43.52 ID:+zksw0Iw0
ミレイアの好感度があがっていませんでした

ミレイアの好感度【32】
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 21:57:57.44 ID:Sp/Aaip6O

ミレイアが完全におぜうさまにしか見えない
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/31(火) 21:58:21.54 ID:V6qnDRvcO
乙ー
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/31(火) 22:16:36.65 ID:TiaDtkWZo
可愛いキャラ多いけど少年と男に絡まないキャラだと活躍がないんだよなぁ

モマとかシノとか好きなのに
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 01:35:25.26 ID:gwCB3a+AO
>>1が作成したキャラクター+メインのゼミ生除いても66人いるから中々出番が回ってこないのは)仕方ないね(レ)
77 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 20:33:40.83 ID:fgo3a3cq0
〜2年目 第9週〜

オル「今日はマザーんとこいってくっから、ホームルームは早く切り上げてほしいな」

アータル「またババアんとこいくのか」

オル「タル兄も行きたいんでしょ?」

アータル「はっ。そんな面倒なこと」

オル「でも、マザーのこと好きっしょ?」

アータル「……バカなこというなよ」

オル「お、間が開いたぞ、うりうり〜。このマザコンめ」

アータル「………」ゴツンッ

オル「あいたー」

アータル「ったく。ホームルームに言うことはとくにねぇからなくてもいいだろ」

オル「やたー!」

アータル「俺も行くから校門で待ってろ」

オル「マザコン〜」ウププ

アータル「………」ゴツン

オル「あいた〜」

「あっ! オルファンさん!!」

オル「なに?」

アータル「あ?」
78 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 20:42:01.21 ID:fgo3a3cq0
男「今週は誰に勉強を教えようかな」

男「今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>79
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 20:43:09.50 ID:+mSCUz7Ho
リリ文系
80 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 20:51:28.78 ID:fgo3a3cq0
ヒヅキ【運動 257】

ベルスタシア【魔術 190】

ジェラルド【理系 110】

サレム【理系 262】

ルーティ【文系 224】

プライヤ【魔導 魔導 510】

ロウェナ【理系 118】

ミレイア【理系 157】

リリ  【文系 64】
81 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 20:59:14.83 ID:fgo3a3cq0
〜2年目 第9週 土曜日〜

ザッ

ヒダン「おっ、誰かな?」

ヒヅキ「………」

ヒダン「なーんだ。可愛い女の子かと思ったら」

ヒダン「てめぇかよ。鈍ら」

ヒヅキ「……最近、人間が食われている」

ヒダン「らしいな。恐ろしい世の中になったもんだ」

ヒヅキ「…………お前か」

ヒダン「は? なにいってんだてめぇ」

ヒダン「既製品で我慢できねぇようなやつらと一緒にすんな」

ヒヅキ「………」キッ

ヒダン「おいおい、俺は人間が好きだぜ?」

ヒヅキ「……それは、どちらの」

ヒダン「これいじょうふざけたこと抜かすなよ。半端もんが」

ヒダン「鬼は人を喰うが、俺はちげぇ」

ヒダン「俺は今は人間は食ってねぇよ」

ヒヅキ「…信用できない」

ヒダン「なら殺すか?」

ヒダン「吠えるなよ出来損ないが!!」ゴォッ

ヒヅキ「………」キッ

82 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:01:09.48 ID:fgo3a3cq0
男「いたっ。慣れないことはするもんじゃないね」

メイド「縫い物は私の仕事です…」

男「なんとなくやってみようかなってさ」

メイド「……そう、ですか」

男「不格好だけど、これでいっか」

男「白衣なんてつぎはぎあっても誰も気にしないだろうしさ」

男「さて、僕は今から」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>83
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:01:53.88 ID:qNUFfDMS0
2 ロウェナ
84 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:07:13.18 ID:fgo3a3cq0
ロウェナ「………」

男「何黄昏てるんですか」

ロウェナ「あっ、やっときたねボク」

男「待たせました?」

ロウェナ「おねーさんが早く来すぎただけだよ。ほら幽霊に昼夜の感覚ってあんまりないからさ」

ロウェナ「おねーさん、寝ないし」

男「寝なくていいのは少し羨ましいですね」

ロウェナ「お、デリカシーがないぞー」

男「それで、なに黄昏てたんですか?」

ロウェナ「んーん。そんな大したことじゃないよ、ただ」

ロウェナ「おねーさんが生きてた頃はどんなだったのかを考えてた」

85 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:09:20.20 ID:fgo3a3cq0
ロウェナ「いやー、悪いね。休日にさ」

男「いえ、構いませんよ」

ロウェナ「おねーさん、学校の幽霊だから、誰かに憑いてないと外に出れないんだ」

男「…今、憑いてるんですか?」

ロウェナ「害はないから。ちょっとだけだから、ちょっとだけ」

男「害はないならいいですけど」

ロウェナ「乗っ取るつもりなんて半分くらいしかないから」

男「帰りましょうか」

ロウェナ「わー! 冗談だよぉ!」
86 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:14:22.82 ID:fgo3a3cq0
男「それで、街に出たいって、何か用事でもあるんですか?」

ロウェナ「君とデートがしたかったの」

男「え?」

ロウェナ「君とデートがしたかったの」

男「聞こえなかったわけじゃないです」

ロウェナ「花も恥じらう乙女なんだからさ、それくらいの我が侭いいじゃない」

ロウェナ「場合によってはお金とってもいいくらいなんだからさ」

男「僕が?」

ロウェナ「おねーさんが!」

ロウェナ「君は特別なんだからね! 感謝したまえよ!」
87 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:18:02.06 ID:fgo3a3cq0
ロウェナ「うーん。これが芸術ですか」

男「まさかロウェナさんが美術館を選ぶとは」

ロウェナ「場所なんてどこでもいいの」

ロウェナ「あっ、みてみてこの絵!」

男「あぁ―――」

1.変な絵ですね

2.この絵はかの有名な画家のうんぬん

3.感動しました

>>88
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:19:54.33 ID:Gciz8otuO
3
89 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:23:16.58 ID:fgo3a3cq0
男「なんというか心に響くような絵ですね。感動しました」

ロウェナ「えー、おねーさんには全然わかんないよー」

ロウェナ「もしかして適当にそれっぽいこと言ってない?」ジーッ

ロウェナ「まぁいいや。それじゃあどんどん進んでいこー!」

男「美術館ではお静かに」
90 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:25:39.51 ID:fgo3a3cq0
ロウェナ「にゃはは、んー、まぁこんなもんかな」

ロウェナ「それじゃあかえろっか」

ロウェナ「夜になる前にさ」

ロウェナの好感度【49】
91 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:38:53.65 ID:fgo3a3cq0
〜2年目 第9週 日曜日〜

スザク「んなっ! か、体が動かん!!」

クレル「今回はやりすぎだよ」

スザク「クレル、お、俺に何をした!!」

セルリア「やったのは私だヨ。生物系の亜人なら、体の仕組みは至極単純」

セルリア「狂わすなんて、魔法使わなくても簡単にできるヨ」

スザク「盛ったのか!? 実の兄に!?」

クレル「クスリとは笑えないような薬をちょっとね」

スザク「くっ。だが完全無欠鉄壁の俺をいくら痛めつけようとも、反省も後悔もしないぞ。ふわーっはっはっは」

クレル「暴力は振るわないよ。私は好きじゃないですし」

クレル「だけどお仕置きはします」

スザク「は?」

クレル「先生、お願いします」

マリア「本来なら許されないことも、お仕置きという面目なら許される。役得ってやつよね」

スザク「は?」

マリア「外見はいいわねぇ。中身はどうでもいいから、別にいいけど」ジュルリ

クレル「ではお楽しんで、エンジョイ♪」バタンッ

スザク「く、くるな女男!!」

マリア「ふふっ。良く動く口だこと」

マリア「楽しみ♪」

スザク「あ、あ」

スザク「アーッ!!」
92 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:39:55.13 ID:fgo3a3cq0
男「えーっと今日の予定は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>93
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:40:05.44 ID:Gciz8otuO
2ヒヅキ
94 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:41:24.94 ID:fgo3a3cq0
男「……あれ、いないや」

男「いつもならここにいるのに」

男「……部屋に行ってみる?」

>>95
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:42:40.32 ID:36kTyu8pO
行く
96 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:52:59.16 ID:fgo3a3cq0
コンコン

男「………反応がない」

ガチャッ

男「鍵は開いてる?」

男「ヒヅキさんなら閉め忘れとかありそうだけど」

ヒヅキ「………誰、だ」ボロボロ

男「!?」

男「どうしたのヒヅキさん。その怪我!」

ヒヅキ「…なんでも、ない」

男「なんでもないことないでしょ。普通に生活しててそんなボロボロにならないよ!」

男「誰かと戦ったんだね?」

ヒヅキ「………」

男「その様子だと負けたみたいだね」

ヒヅキ「負けて………ない」

ヒヅキ「負けて、ない」キッ

男「手当をまったくしてないじゃないか。手当するよ?」

ヒヅキ「………」コクッ

男「相変わらず傷だらけだね。ちゃんと手当をしないと痕になるよ」

ヒヅキ「かまわ、ない」

男「見てるほうは心が痛いんだよ」

ヒヅキ「お前は……」

ヒヅキ「私の体、嫌い、か?」

男「………その痕がヒヅキさんの努力だって知ってるけどさ」

男「どんどん傷ついていって、心配にならないなんてことあるわけないだろ!」

男「…もっと、自分の体を大切にしてよ」

ヒヅキ「………」

ヒヅキ「私は、私の体が嫌い、だ」

ヒヅキ「中途半端な………この、体が」

男「僕は………」

男「ほら、できたよ。包帯きつくない?」

ヒヅキ「……大丈夫だ」

ヒヅキ「………助かった」

男「食べやすいもの作るから、食べてね」

ヒヅキ「………なんで」

ヒヅキ「なんで、優しいんだ?」

男「………教師だからだよ」

ヒヅキの好感度【50】
97 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/07(火) 21:53:31.94 ID:fgo3a3cq0
今日はここまで

最近更新ができずすいません

おやすみなさい
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:55:06.59 ID:1QhyAiNbo


>スザク「く、くるな女男!!」
!?
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 21:59:10.04 ID:wJcnaOAzO
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 22:01:04.77 ID:+mSCUz7Ho
ヒヅキって学園で何番くらいに強いんかな黒星多いけど
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/07(火) 22:12:40.43 ID:y+4bQv21O
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/07(火) 22:38:53.21 ID:36kTyu8pO
スザクのどうていステータスが消えた…
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/08(水) 00:52:30.14 ID:DAdKIgUNo
乙ー
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/08(水) 06:03:07.54 ID:fAEZKVRs0
童貞のままだけど処女は失ったスザク
105 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:04:51.09 ID:0G6v0Ik70
〜2年目 第10週〜

セフィム「平和という均衡が崩れようとも、その先にあるのは絶望ではないのですよ」

男「また貴方ですか」

セフィム「貴方が雨を嫌おうと、雨を好きな人はいる」

セフィム「つまり希望という名の絶望か、絶望という名の希望か」

セフィム「だけどパンドラの箱からあふれたのは本当に絶望?」

男(相変わらず何を言ってるかわからない)

セフィム「明日が晴れであると知っていても1年先がどうかはわからない」

セフィム「予想を超えた先にあるものを人は運命と呼ぶけど、それを受け入れるかは別」

セフィム「だから人は明日を見ても、その先を見ない。一寸先の暗闇を求めるのは自分」

セフィム「見えないからこそ見えるものもある。たとえば知らないという言い訳を作ることで手に入る安心感」

セフィム「貴方の目は何を見てるの?」

セフィム「その目は誰の目なの?」

男「僕が見てるのは現実で、僕の目は僕のものだよ」

男「見えないから安心する人もいれば、見えないからこそ努力する人もいる」

男「明日しか見えなくても、その先の暗闇を照らすための努力を人は英知と呼ぶ」

男「これで君の求めてる答えになるかな?」

セフィム「ふふ。答えは次のページの下にある」

セフィム「次のページがあるとはだれも確約できないけれど」フワフワ

男(だから本当になんなんだ)

106 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:07:27.97 ID:0G6v0Ik70
男「さて、今週は………」

男「そっか、ヒヅキさんは休みか」

男「なら、えっと」

亜人【ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>107
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 20:12:37.79 ID:KMSsPsmDO
サレム 魔術
108 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:19:23.00 ID:0G6v0Ik70
ベルスタシア【文系 203】

ジェラルド【文系 85】

サレム【魔術 57】

ルーティ【魔導 169】

プライヤ【魔導 523】

ロウェナ【運動 110】

ミレイア【文系 160】

リリ  【魔導  247】
109 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:28:56.73 ID:0G6v0Ik70
〜2年目 第10週 土曜日〜

好きって言葉は声にだせません

私が言えば、悪い魔法がかかってしまうかもしれないから

言葉にできない気持ちはどんどん膨らんで爆発しそうだけど

そうしたらこの気持ちは先生に届くのかな?

エリー「どうしたの、顔が赤いけど」

ロウェナ「な、なんでもないよ」

エリー「そういう人ってたいていなにかあるんだけど」

エリー「風邪なら気をつけなさいよ。あんたの綺麗な声がなくなったらどうすんのよ」

ロウェナ「こ、声の心配?」

エリー「私があんたを心配してることなんてわざわざ言わなくてもわかるでしょ」

ロウェナ「えへへ。ありがとう。エリー」

エリー「ふんっ」プイッ

ありがとう、エリー。

私の大切な友達。

ロウェナ「大好きだよ。エリーちゃん」

エリー「っ! ばっ///」

ロウェナ「えへへぇ」
110 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:31:56.01 ID:0G6v0Ik70
男「もうすぐ夏だなぁ」

男「もう割と暑いから涼みにでもいきたいな」

男「えぇっと今日の予定は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>111
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 20:32:07.10 ID:nBxWMEkL0
2ルーティ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 20:32:21.61 ID:mkK+wUhMO
2 プライム
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 20:32:44.21 ID:aYrcO8Aeo
ベル理系
114 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:37:30.65 ID:0G6v0Ik70
名前盛大にミスってました………orz
115 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:38:40.33 ID:0G6v0Ik70
〜2年目 第10週 土曜日〜

好きって言葉は声にだせません

私が言えば、悪い魔法がかかってしまうかもしれないから

言葉にできない気持ちはどんどん膨らんで爆発しそうだけど

そうしたらこの気持ちは先生に届くのかな?

エリー「どうしたの、顔が赤いけど」

ルーティ「な、なんでもないよ」

エリー「そういう人ってたいていなにかあるんだけど」

エリー「風邪なら気をつけなさいよ。あんたの綺麗な声がなくなったらどうすんのよ」

ルーティ「こ、声の心配?」

エリー「私があんたを心配してることなんてわざわざ言わなくてもわかるでしょ」

ルーティ「えへへ。ありがとう。エリー」

エリー「ふんっ」プイッ

ありがとう、エリー。

私の大切な友達。

ルーティ「大好きだよ。エリーちゃん」

エリー「っ! ばっ///」

ルーティ「えへへぇ」
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 20:38:43.09 ID:aYrcO8Aeo
ほんとだww
117 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:46:02.83 ID:0G6v0Ik70
ロウェナ「へい! るっくあっぷ! なにしてるんだいボク!」

男「ちょっとルーティさん探してて」

ロウェナ「なるほど、その願い聞き入れた。探してきてしんぜよー」

男「あ、見つけた」

ロウェナ「おろろん」

男「ルーティさん!」

ルーティ「あ、先生。どうしたんですか?」

男「君を探してたんだ」

ルーティ「えっ///」ポッ

男「ちょっとこっちに来て!」グイッ

ルーティ「きゃあっ///」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 20:48:21.85 ID:DZh3OfZKO
好感度十分なルーティの勉強科目指定したい場合はどうすればいいんだ
理系上げたい
119 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:49:50.41 ID:0G6v0Ik70
ルーティ「こ、こんな人気のないところに連れてきて………図書館にこんな場所あったんですね」

男「広いよね、図書館」

男「そうそう、この部屋に君を連れてきたかったんだ」

ルーティ「この部屋は?」

男「君の声を治せるかもしれない」

ルーティ「!」

男「治すというとなんか違うな。その声は君の魅力でもあるわけだし」

ルーティ「…私の声、魅力的ですか?」

男「え? うん。透き通っててでも深くてきれいな声だよ」

ルーティ「……ありがとうございます♪」

男「ひやぁっ」ゾクッ

男「い、いきなり歌うのはやめてね」

ルーティ「せ、先生が魅力的って言ってくれたので」

ベール「…私の部屋の前でいちゃつかないでくれないか」
120 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 20:55:58.28 ID:0G6v0Ik70
ルーティ「べ、ベルスタシアさん、じゃないですね?」

ベール「喋れば違いがわかりやすいだろうね。それに私はベルスタシアほど可愛くはないしね」

ベール「で、この子が例の?」

男「うん」

ルーティ「えぇっと、私の声を治してくれるんですか?」

ベール「約束はできないわ。でも研究することはできる」

ベール「安心しなさい。私はそこの凡人とは格が違うの」

男「本当にベールクレアさんは凄いんだよ」

ベール「ふんっ。当り前のこと言われてもうれしくないわね」

ルーティ「仲が、いいんですね」ショボンッ

ベール「眼も悪いみたいね」
121 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 21:19:27.27 ID:0G6v0Ik70
ベール「それじゃあこいつを動けなくして」ポチッ

ウィーンガシャンッ

男「えぇ!?」

ベール「同性に効果がないってことは知ってるわ。とりあえず歌ってみなさい」

ルーティ「い、いいんでしょうか」

男「えーっと、大丈夫だよ。これ、逃げ出せそうにないし」

ルーティ「でも、先生を苦しめることに」

ベール「実験動物に愛護の精神はないわ! とくにこいつはね。ふふふっ」

ベール「さぁ、歌いなさい!」

男「…歌っても大丈夫だよ。ルーティさん」

ルーティ「………………はい!」

ルーティ「〜♪」

男「う、うぐっ」

ベール「反応はすぐに起きる。私の体に異変なし。やっぱり相手は異性のみか」

ベール「強制催眠? 男女の脳差? でもそれなら不定形の男には効かないはず」

ベール「過去の実績から不定形でも効果ありは実証済み。なら科学的なものではない?」

ベール「魔術的要素が声に? やっぱり機材無しじゃ限度があるわね」

男「はぁ、はぁ、ふぅ、ふぅ」

ルーティ「〜♪ ! せんせ「歌うのをやめない!!」ひうっ」

ベール「男性器に反応有り。恋愛感情ではなく劣情に働きかけている?」

男「冷静に実況しないで!?」

ルーティ「〜♪」カオマッカ

ベール「反応ができるということは一応抵抗ができるということみたいね。なら訓練次第で克服することも可能………?」

ベール「これ以上の分析は本格的な機材が必要。せめて魔力経路でも調べれればいいんだけれど」

ベール「だけどこんな強力な精神作用を起こすには魔力がかなり必要。みた感じ魔力に富んでいるわけではなさそうだし」

ベール「ビブラートの振動が魔力増幅回路を兼ねていたとしても、ヒュラスの理論による魔力増幅値のために必要な声量とは明らかにかけ離れている」

ベール「………この私がわからないってのは癪ね。でも現実的に考えれば魔法まで昇華されたなにかによる現実干渉としか思えないけど」

ベール「魔法使いには見えない。だって自分の魔法に振り回される程度の実力で魔法使いにはなれないもの」

ベール「………………」

ルーティ「えっと、駄目でしょうか」

ベール「一回のことだけですべてわかるわけがないわ。貴方はこれから私の研究対象として対象下におくわ」

ベール「あなたに関する報告は男を通じて私に伝えられる。いいわね?」

ルーティ「そ、それで治るなら!」

ベール「あんたもそれでいいわよね? ………気絶してるわ」

ルーティ「えぇ!?」

ベール「まぁ、どうでもいいわ。プロジェクト名は『禍舌の魔女』 久々に体が沸騰するわね」ポコポコポコ

ルーティ「先生!? 先生!?」

ルーティの好感度【65】
122 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 21:32:41.96 ID:0G6v0Ik70
〜第二週 10週目 日曜日〜

ワルフ(俺はワルフ。ワルフ・クライム)

ワルフ(なんだかんだで風紀委員に入った元悪」

ワルフ(だけどたとえ元ワルでも目の前で起きるクライムは許せねぇぜ!)

ワルフ(ということで風紀委員ブラックリスト上位メンバーのソロを見張ってるんだが)

ワルフ(………たしかにストーキングに見えるが、これは風紀委員活動だからな?)

ワルフ(しかし、盗撮や個人情報のばらまきなんてえげつないことをしてるやつだが休日は割と普通に過ごしてるんだな)

ワルフ(! あれは…!)

「えーんっ、えーんっ」

ソロ「どうしたのかな。迷子のように見えるけど」

「お、お母さんとはぐれちゃったんだ」ヒグッ

ワルフ(迷子! 今すぐ母親を探したいが、俺にはソロを見張るという任務が!!)

ソロ「お姉さんが一緒に探してあげるよ」

「え、本当?」

ソロ「本当だよ、お姉さんは人探しが得意なんだ」

「!」パァッ

「ありがとうお姉さん!」

ソロ「うっ」ズキュンッ

ワルフ(母親を一緒に探す? ………! まさか、捜査代として母親にふっかける気では)

ソロ「ほら、もう見つかったよ。お姉さんは風の声が聞こえるからね」

「! お母さん!!」

「どこいってたの!!」

ソロ「君を探すお母さんの声は風が届けてきてくれたんだよ」

「ありがとう! お姉さん!!」

「ありがとうございます。本当に」ペコペコ

ソロ「それじゃあ、今度はお母さんとはぐれないようにね」

「うんっ」

ワルフ(………案外悪いやつじゃないのかもな)

ワルフ(悪いやつじゃないなら見張る必要もねぇ。ワルフ・クライムは颯爽と去るぜ)サッサッサ

ソロ「さて、可愛い少年をつけて、住所を調べないとね(微笑)」
123 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 21:34:05.84 ID:0G6v0Ik70
男「体の節々がいたい」

男「やっぱりルーティさんの歌には逆らえないなぁ」

男「あ、今日の予定といえば」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>124
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/08/09(木) 21:34:50.31 ID:mkK+wUhMO
2 サレム
125 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/09(木) 21:42:25.41 ID:0G6v0Ik70
今日はここまで

おやすみなさい




男性キャラだと誰が人気なんでしょうね

サレムでしょうか
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 21:47:30.08 ID:aYrcO8Aeo
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 21:49:25.08 ID:nBxWMEkL0
乙でした
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 22:02:06.67 ID:+5Oap72Yo
ジェラルド好き
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 22:10:48.58 ID:KMSsPsmDO

男性キャラで好きなのはジェラルドです
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 22:14:42.32 ID:AlJjBU9HO

プライヤ好きは少数派ですかね…
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/09(木) 22:26:47.10 ID:uG7aIEnxo
ジェラはんと先生はショタ枠と思っとりますので……サレム、アータルかな

おつ
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/10(金) 11:09:23.75 ID:gRhmEJ6J0
たとえ攻略対象じゃなくてもそろそろメイドちゃんに
構ってあげないと家を出たり悪い影響があるかもよ
ヒロインじゃなくてもメイドちゃんにとっては
主人公が父親代わりなんだし
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/10(金) 13:42:07.43 ID:/teUdLqfO
乙ー
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/14(火) 05:31:15.81 ID:xwjNR9Rpo
メイドちゃん確かに心配だな
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/20(月) 21:39:59.98 ID:9xzkHoqJ0
更新止まってるけど大丈夫かなぁ…
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/08/20(月) 23:36:03.26 ID:mJT9Jrgo0
こんなの更新止まるに入らないさ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/08/21(火) 00:48:14.77 ID:gvXZ1ANVo
下げ
138 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/21(火) 21:08:30.48 ID:nuDC+KIV0
サレム「お菓子を作りましょう」

男「え?」

サレム「私の研究では甘いものを嫌いな人は皆無です」

男「なんの研究をしてるのさ」

サレム「こう、道行く人に尋ねて」

男「………通報されなかった?」

サレム「ギリギリでした」

男「通報するかしないかにギリギリって選択肢があるのか」

男「それで、なぜ僕まで?」

サレム「一人だと寂しいではないですか」

男「いや、僕はそうでもないけど」

サレム「私は寂しいのです!」

男「あぁ、そう…」

男「でも僕は料理スキルなんて皆無だよ?」

サレム「隣で見ててください」

男「………乙女かな?」
139 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/21(火) 21:19:45.73 ID:nuDC+KIV0
サレム「どうです」ズラーッ

男「凄い量だね。しかしこの材料で何を作るの?」

サレム「何が作れるんですか?」

男「…お菓子の材料片っ端から買ったんだね」

サレム「考える前にまずやってみろが家訓でして」

男「素敵な家訓だとは思うけど、もう少し慎重に行動してもいいと思うけどなぁ」

サレム「よく言われます」

男「その自分を曲げないところは素敵だよ」

サレム「照れますね」

男「………」
140 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2018/08/21(火) 21:39:01.79 ID:nuDC+KIV0
男「ということで呼んできました」

オル「お菓子と乙女心ならお任せ☆ オルレアンちゃんだぞ☆ んーちゅわっ☆」

サレム「よろしくお願いします。オルレアン先生」

オル「先生!なんて甘美なひ・び・き☆」

オル「よーし! オルレアン先生が教えてあげるよ! ついてまいれ☆」

サレム「はい、先生!」

男「本物の先生である僕はもう帰っていいかな?」

サレム「帰らないでください。寂しいじゃないですか」
438.23 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)