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美咲「なんとぉ! キスしないと出られない部屋ですよぉ♩」【ミリマスSS】
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30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 01:12:00.85 ID:u5NB5nljO
高木と黒井もね!
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 01:17:58.62 ID:/FYsy9Z5o
乙
まずは美咲ちゃんと閉じ込められれば面白かったな
美咲ちゃんメインのSSってまずないよね
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 01:35:51.63 ID:8EPxLWP3o
美咲ちゃんってかわいいよね
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 02:07:07.10 ID:HtftN/DiO
偶然事務員同士が入っちゃっても仕方ないよね(ニッコリ)
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 08:58:48.99 ID:/uZEhWqFO
うん最高
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 10:18:04.38 ID:x6tJWr+4O
>>21
おまわりさんこいつです!
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 10:20:10.46 ID:r7dYWG8bo
自分の手の甲にキスとかじゃだめなんかな
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 10:43:54.04 ID:ZuaQe4Xso
>>35
育ちゃんなら最後までやらないと失礼よね
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 10:58:06.62 ID:kWhN8JTjO
>>37
早苗さんこいつです!
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 13:31:21.24 ID:2D6z4dtt0
歯ブラシでも使ってろ
40 :
◆j0rAA45egQ
[sage saga]:2018/07/25(水) 13:57:27.42 ID:KAxykrt1O
P(劇場に実装された、『キスしないと出られない部屋』)
P(アイドルたちの間にその噂は瞬く間に広まっていった)
P(ひとつは、あの日レッスンに向かった静香がずっとにへらとだらしなく笑っていたり唇をなぞったりしていたかららしいが……)
P(まあそれはともかく。『キスしないと出られない部屋』は劇場の一部として徐々にみんなの中で当たり前の存在になっていったのだ……)
千早「た、高槻さん……ちょっといいかしら」
やよい「あれ、千早さん? どうかしたんですかー?」
千早「ええ……実はついてきてもらいたい所があるの。……少し時間をくれないかしら?」ジュルッ
やよい「はい、わかりましたー!」ガルーン
P(そしてこういう邪な考えを持つ者が出てくるのも必然……)
P「じゃなくて! 何してるんだ千早ァ!」
41 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 14:05:22.79 ID:KAxykrt1O
千早「ぷ、プロデューサー!?」
P「お前……今やよいを騙くらかしてあの部屋に連れて行くつもりだっただろ……」
やよい「あの部屋……?」
千早「ひ、人聞きの悪いことを言わないでください!」
P「いやもう目的が明らかだったじゃん! なんなら舌なめずりしてたじゃん!」
P「やよいを騙して連れ込んで、『これは仕方がないことなのだから我慢してね高槻さん』ってやるつもりだっただろお前ー!」
千早「そんなことしません! なんだったら部屋から出られないことに気がついてここがキスしないと出られない部屋だと気づいた高槻さんに『あの……千早さん……。部屋から出るためにはき、きすしなくちゃいけないらしくて……。それで、えっと……もし千早さんがイヤじゃなかったら……わたしと……なんて……』ってモジモジしながら言ってもらっているうちに私が颯爽と唇を奪って『高槻さんとならいつでも大歓迎よ』ってキメスマイルかます予定だっただけです!!!!」
P「なお悪いよ!」
やよい「あの……二人は何を……?」
春香「うん、千早ちゃんの悪いとこ出ちゃったねー。やよいはこっちでのんびりしようね。お菓子もあるよ」
やよい「ほんとですかー!? やったー!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 14:12:23.13 ID:hiSbrh8ZO
貴音に騙されて部屋に一緒に入る響はよ
43 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 14:19:11.36 ID:KAxykrt1O
P(……まあ、千早みたいなのは悪い例だ……)
P(この部屋を健全に使ってるアイドルたちもいる……)
ガチャリ
杏奈「百合子さん、今日も……ご馳走、さまでした……」ツヤツヤ
百合子「う、うん……」カァァ
杏奈「どう、したの……? 顔……赤い、よ?」
百合子「あ、あのね……杏奈ちゃん……日に日にキスが上手になっていくっていうか……その……激しくて……」カァァ
杏奈「……イヤ、だった?」
百合子「い、いやじゃないよ!? ……ただ、変な気分になっちゃうなって……」
杏奈「杏奈も。百合子さんと、キスしてると……ふわふわして、ぽかぽかして……、えっちな気持ちになる……」
百合子「あ、あああ杏奈ちゃん!? もっとオブラートに! 包もう!? ……ってプロデューサーさん!?」
P「健全ってなんだっけな……」トオイメ
恵美「やっほープロデューサー。なに落ち込んでんの?」
P「……ああ、恵美か。いや、アイドルたちの風紀の乱れを憂いていただけだ」
恵美「なにそれー?」
44 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/25(水) 14:36:28.24 ID:KAxykrt1O
P「もっとみんな拒否反応起こすと思ってたのに」
P「むしろ乗り気なのはどういうことなの……」
P「あのピヨ助内心絶対ほくそ笑んでるに違いないぞ……」
恵美「あはは……ねえプロデューサー、アタシでよければ相談乗るよ?」
P「はは、ありがとな……」
恵美「いいっていいって。それじゃみんなの目もあるしこの部屋にしよっか。話聞いたげる!」
P「あ、ああ……」
恵美「さ、入った入った!」バシバシ
P「わ、わかった…………って、ん?」
P「お、おい恵美、ここはキスしないと出られないへy」
恵美「……にゃはは」
ガチャッ
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 15:29:47.68 ID:LQtFrYLSO
>>30
社長同士で入るのか…
46 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/25(水) 16:28:52.48 ID:KAxykrt1O
P「おい、恵美……」
恵美「にゃはは。ダメだよプロデューサー。この部屋の前であんな無防備でいちゃあ」
P「恵美、あのな……」
恵美「プロデューサーが悪いんだよ……?」ジリッ
P「え……?」
恵美「静香にだけはキスを許してさ。あとは理由つけて絶対この部屋に入るの回避しようとするじゃん」
P「あれは……言い方は悪いが、俺からではなくてだな……」
恵美「どっちでも同じことだよ。唇、許したんでしょ?」
P「まあ……そうなるけど……」
47 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/25(水) 16:35:46.79 ID:KAxykrt1O
恵美「担当アイドルに差をつけるのは……プロデューサーとして望ましくないんじゃないかなぁ?」
P「あのなあ……」
恵美「いーじゃん、減るもんじゃないんだしさあ」
P「そういう言い方はどうかと思うが……」
恵美「……そ、それに!」
恵美「アタシは……プロデューサーとキス……したい、し……」
P「め、恵美……」
恵美「にゃ、にゃはは……」テレッ
P「……」
恵美「……」
P「……はぁ」
恵美「!」ビクッ
48 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/25(水) 16:38:17.31 ID:KAxykrt1O
P「一回だけ聞くが」
恵美「う、うん……」ドキドキ
P「後悔しないな」
恵美「し、しない……。するわけないよ……」
P「そ、そうか……わかった……」
P「……プロデューサーとしてどうなんだという気持ちが拭えないが、俺も腹を括ろう。どうせキスしなきゃこの部屋からは出られないしな」
恵美「そ、そうそう! そのノリだよプロデューサー!」
P「調子に乗らない」
恵美「にゃはは……」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 16:39:30.12 ID:kwXguGyUO
琴葉は相談したいことあるけど人前ではって感じでこの部屋に誘導しそう
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 18:20:46.98 ID:K3uDkR/DO
桃子とキスしたい
育ともは子作りしたい
環ともしたい
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 20:14:04.19 ID:u6F4/3Os0
>>50
おまわりさーん!!
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 20:24:56.96 ID:SXAKbt2FO
>>50
時子さま朋花さま、この豚です!
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 20:54:58.92 ID:dm8RnmQL0
素晴らしいあんゆり
萩原さんは曜日ごとに誘う子変えてそう
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 20:55:48.23 ID:ZuaQe4Xso
>>52
ブヒィ!!!(狙い通り……!)
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 20:56:46.38 ID:K3uDkR/DO
大丈夫。さすがに仁奈と薫には手を出しませんよ
(冗談抜きでミリオンに入ったきっかけは、桃子と育です)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 21:51:07.88 ID:EClxMcXJO
>>54
…お前ってやつは立派にちょうk育成されたな
>>55
それはつまり他の子(ももべありーなど)には手を出すってことか
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 22:19:19.78 ID:K3uDkR/DO
>>56
千枝>桃華>ありす>舞>小春>こずえ>千佳>雪美>メアリー>梨沙、晴
58 :
◆j0rAA45egQ
[saga sage]:2018/07/25(水) 22:22:26.56 ID:L4ZCf1gE0
P「さて……それじゃあ恵美、こっちに寄ってくれ」
恵美「う、うん」ドキドキ
P「おいおい……さっきはあれだけ乗り気だったのにガチガチじゃないか」
恵美「そ、そりゃあ、そうだよ……」
P「それくらい初々しいほうがむしろギャップを感じられて可愛いけど」
恵美「にゃっ!? か、かわいいって……」テレッ
P「はいはい。こっちに来る」グイッ
恵美「ひゃああああ!」
恵美(な、なに!? いや、そりゃあ、キスしたいって言ったのはアタシだけど!)
恵美(あれだけ渋ってたと思ったら次はもうこんなに大胆だなんて困っちゃうよ……)
恵美(いや困らないしむしろバッチコイなんだけど……なんて……)
59 :
◆j0rAA45egQ
[saga sage]:2018/07/25(水) 22:26:39.44 ID:L4ZCf1gE0
P「恵美。目を瞑って」
恵美「うん……ねえプロデューサー」
P「ん?」
恵美「優しくしてね……にゃははっ」
P「善処するよ」
P(……静香と同じく額へのキスで乗り切ろう)
恵美(ああ……ついにキスしちゃうんだ……)
恵美(……何事も言ってみるもんだね。勉強になったよ、うんうん)
恵美(…………琴葉には内緒にしておこう)
チュッ
60 :
◆j0rAA45egQ
[saga sage]:2018/07/25(水) 22:31:13.58 ID:L4ZCf1gE0
P「……ふぅ」
恵美「…………」メツムリ
P「恵美。終わったぞ」
恵美「…………」
P「恵美?」
恵美「…………」ジトーッ
P「あの……所さん?」
恵美「……これはない」
P「え」
61 :
◆j0rAA45egQ
[saga sage]:2018/07/25(水) 22:36:16.78 ID:L4ZCf1gE0
恵美「いくらなんでもこれはないんじゃない?」
P「えっと……」
恵美「ここまで期待を持たせといて、フツーおでこにする!?」
P「だってお前、相手はアイドルだぞ!?」
恵美「流れ的にそこはマウストゥマウスだと思うじゃん! もう準備万端だったよアタシ!?」
P「でも前回も額にキスで鍵が開いたんだよ!」
恵美「じゃあ静香とのキスはなんなのさ!」
P「さっきも言ったけど、あれは唇を奪われたんだよ。……言ってて情けなくなってきた」
恵美「むぅぅ……納得いかない……」
P「キスはキスだから納得してください。いいからとっとと部屋を出るぞ……」ガチャガチャ
P「……あれ?」ガチャガチャ
P「なんで!?」ガチャガチャ
P「なんで開いてないの!? キスしたよな今!?」
62 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 22:44:30.07 ID:L4ZCf1gE0
恵美「……あ。アタシ、わかったかも」
P「え?」
恵美「多分だけどさー、この部屋の開錠条件はどんどん厳しくなってくんじゃないかな?」
P「と、言うと?」
恵美「前回は静香のおでこにキスしたんでしょ? それで鍵が開いた」
P「ああ」
恵美「次は首筋とか唇じゃないとダメなんじゃない?」
P「いや、そんなまさか……」
恵美「えー? けっこー筋通ってると思うけどなー」
P「…………」
P「……恵美、こんなことを頼むのは申し訳ないが、もう一度額にキス、試させてくれないか」
恵美「いくらでもどうぞ?」
63 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 22:50:13.15 ID:L4ZCf1gE0
【それからしばらく】
P「あ、開かねえ……」
恵美「もう。何回おでこにするのさ」
P「……唇しかないのか……?」
恵美「ないんじゃない?」
P「…………」
恵美「あ、ちなみに」
P「うん?」
恵美「アタシからはしないからね♪」
P「え?」
恵美「静香がプロデューサーの唇を奪ったのなら、アタシはプロデューサーに求められたいなって……にゃははっ」
P「……やっぱり恨むぞ小鳥さん……」
恵美「ほらほら、どうするの? キス、しちゃう?」クスッ
P「……」
P「……」
P「……恵美。腹くくってくれ」
恵美「……もう、さっきからずっと括ってるってば」
P「……」スタスタ
恵美「……ん」
チュッ♪
64 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 22:53:53.99 ID:L4ZCf1gE0
ガチャリ
P「……開いた……」
恵美「……」ポケー
P「一気に老け込んだ気がする……」
恵美「……」ポケー
P「恵美? おい、恵美」ユサユサ
恵美「ふえっ!? あ、開いたの?」
P「ああ、おかげさまでな」
恵美「そっか。よかったね、プロデューサー」
恵美「……それと、無理やりキスさせたみたいで、ごめんね」
P「恵美……」
恵美「アタシ、ちょっとどうかしてたかも……」
65 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 23:01:00.35 ID:L4ZCf1gE0
P「……あー、ええっと、その……」
恵美「…………」
P「プロデューサーとしてはあまり褒められた言い方じゃないが……」
恵美「……?」
P「……恵美とキスできて、嬉しくない男はいないよ。当然、俺も。だから気にするな」ナデナデ
恵美「プロデューサー……」
P「まあ、なんだ……とりあえず、部屋出よう」
恵美「うん♪」ダキッ
P「……なんで腕に抱き着くんです?」
恵美「いーじゃん、減るもんじゃないんだし♪」
P「そりゃ減らないけど……人の目が……」ガチャッ
66 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 23:03:34.29 ID:L4ZCf1gE0
恵美「えー? でもアタシたち、キスした仲じゃん?」クスッ
P「お前さっきのしおらしい態度はもうどっか行ったのか!?」
ドサッ
P「え?」
恵美「え?」
琴葉「…………え?」
P「」
恵美「……あ」
琴葉「…………」
67 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/25(水) 23:05:39.39 ID:L4ZCf1gE0
今日はここまで
琴葉が出せたのでこのSSの第1ノルマは達成! やったね!
更新がまちまちで申し訳ないですがどうぞよろしく
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 23:08:25.29 ID:K3uDkR/DO
ぐっばい、恵美
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 23:18:39.69 ID:v4UpO4O0o
恵美、出てきてくれてありがとう
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 23:47:14.68 ID:40Y0tkUYo
サンキューエッミ
フォーエバーエッミ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 02:17:14.25 ID:W2Gg9Jat0
桃子パイセンを…どうかッ!
ちょっと相談あるのとかって部屋に入って桃子の演技に騙されたねお兄ちゃんとかドヤってからジェラシィ感じるパイセンが見たいのでどうか、どうかお願いしますッッ!!
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 06:37:46.08 ID:Cn1ibkgOO
>>71
さすがにキモいぞお前
73 :
◆j0rAA45egQ
[sage saga]:2018/07/26(木) 09:14:09.43 ID:WkT0SoIyO
琴葉「恵美……プロデューサー……」
琴葉「その部屋から出てきたってことは……」
恵美「ま、まあ……その〜……」
琴葉「……っ」
琴葉「し、失礼します!」タタタタタッ
P「あっ、琴葉!」
恵美「……ちょっとタイミングが悪かったね」
P「なあ恵美、琴葉はなんで逃げたんだと思う?」
恵美「そこはまあ……色々だよ。アタシからもフォロー……意味あるかわかんないけど、しとくからさ。プロデューサーも琴葉のことお願いね」
P「ああ、もちろん……」
74 :
◆j0rAA45egQ
[sage saga]:2018/07/26(木) 09:18:28.82 ID:WkT0SoIyO
P(しかし……その後)
P(俺と恵美があの部屋から連れ立って出てきたところを目撃してからというもの)
琴葉「はぁ……」
P(琴葉はその精彩を欠いていた……)
P(……まずいな、このままじゃプロデュースもままならないぞ)
P(一度琴葉とちゃんと話して……。……いや、でも、話してどうするんだ……)
P(何を話せばいいんだ……? 恵美とキスできて嬉しかったです、とでも???)
75 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/26(木) 09:26:14.50 ID:WkT0SoIyO
琴葉「……お疲れ様でした、プロデューサー」
P「ああ、おつかれ琴葉……」
琴葉「…………」
P「なあ、琴葉……」
琴葉「な、なんですか……?」
P「最近、あんまり調子が良くないだろ。何か言いたいことはないか?」
琴葉「……調子が悪いのは事実だと思います。すみません……」
P「あ、いや、責めてるわけじゃなくてだな……」
琴葉「でも、大丈夫ですから……」
76 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/26(木) 09:36:28.84 ID:WkT0SoIyO
琴葉「……し、失礼しますねっ」
P「あ、待ってくれ琴葉」ガシッ
琴葉「ひゃぁっ!」
P「俺と恵美を見てから、ずっと調子がおかしいだろ」
琴葉「そ、そんなこと……」
P「あれには深くはないが理由があるんだ」
琴葉「そ、それは……恵美からも聞きました……」
P「え? 聞いたの?」
琴葉「……」コクッ
P「その上でなぜこうまで調子が狂うんだ……?」
琴葉「……やっぱり、プロデューサーには言わないとわからないって……恵美の言った通りですね……」ボソッ
P「え?」
77 :
◆j0rAA45egQ
[sage]:2018/07/26(木) 09:46:43.89 ID:WkT0SoIyO
琴葉「……理由のひとつは」
P「うん」
琴葉「嫉妬です」
P「嫉妬」
琴葉「嫉妬」
P「……恵美を取られた的な?」
琴葉「プロデューサーを取られた的な、です」
P「そ、そうきたかぁ……」テレッ
琴葉「〜〜っ」カァァ
P「……って、ひとつって言った? まだあるの??」
78 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 09:53:30.39 ID:WkT0SoIyO
琴葉「あとは……私のことはいつ部屋に連れ込んでくれるのかな、とか」
琴葉「優しい言葉で誘いだされるのもいいけど、無理やり連れ込まれちゃうのもちょっといいかも、とか」
琴葉「どんどん開錠条件が厳しくなるなら、私が連れ込まれた時はライトキスじゃなくてフレンチキスになっちゃうのかな、とか」
琴葉「そこまでされちゃったらもう行くとこまで行っちゃうかな、とか」
琴葉「初めてだから優しくして欲しいけど、激しいのはもそれはそれで……とか」
琴葉「これで歌織さんに一歩リードね、とか」
琴葉「……そういうこと考えてたら悶々としちゃって」テレッ
P「……そ、そう」
琴葉「……」
P「……」
琴葉「プロデューサー」
P「はい」
琴葉「あの部屋に、私を連れ込んでくれますか?」ニコッ
79 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 10:39:17.35 ID:WkT0SoIyO
【キスしないと出られない部屋】
P「け、結局琴葉を連れてきてしまった……」
琴葉「ふふ……プロデューサーに連れ込まれちゃいました」
P「……いつまでも琴葉のコンディションが悪いまま放置していられないから……それだけだからな」
琴葉「はい、それで構いません」
琴葉「どうあれ、プロデューサーが私を気にかけてくれて……」
琴葉「そのために私の唇を奪おうとしてくれるんですから……」
琴葉「文句なんて……ひとつだってありません」
P「うっ……」
琴葉「でも」
P「でも?」
琴葉「……恵美より激しいのが……いい、です」
P「」
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 12:08:44.68 ID:ciwzdkZNO
えんだああああああああああ!!!!
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 12:26:07.02 ID:g+Lawe/GO
アカーンどつぼや!
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 13:17:04.79 ID:IQxnS7LdO
良かった・・・デストル刀で恵を斬り刻む琴葉は居なかったんだね
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 15:55:56.54 ID:ijS1nweOo
デストレイピアでメッタ刺しじゃろ・・・
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/26(木) 19:06:04.24 ID:10ETaTlTO
いいです!すごくいいです!!
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 20:11:20.67 ID:xvW4QyzkO
自ら手は下さず闇堕ちしたマイティーセーラーを使うんだろ
86 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 21:35:17.83 ID:no/UdAhM0
P(はじめは事故で静香とこの部屋に入って……)
P(次は恵美に謀られこの部屋に入って……)
P(部屋から出る手段としてキスを選んだわけだが)
P(いま俺は……キスをするためにこの部屋に入ってしまったんだよな……)
P(……これが小鳥さんの狙いか?)
琴葉「……プロデューサー」ジトーッ
P「あ、ああ、なんだ?」
琴葉「いま別の女の人のこと考えていましたよね……」
P「えっ!?」
琴葉「今だけは私を見ていてほしいです……」
P「あ、ああ、わかってるさ。……というか、俺はいつだって琴葉を見守ってるよ」
P「そうじゃなきゃ……こんな部屋に連れ込んだりするもんか」
琴葉「……はいっ♪」
87 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 21:45:58.40 ID:no/UdAhM0
P「さて、琴葉」
P「聞くまでもないかもしれないが、静香にも恵美にも聞いたから……一応聞いておく」
P「……後悔しないな?」
琴葉「後悔どころか。私、すごく幸せです」
P「……」
琴葉「わがままを言って困らせてしまってることは、わかってます」
琴葉「すみません……でも、嬉しいんです。あなたと唇を重ねられる日が来るなんて……夢みたいだから」
P「琴葉……あまり、そういうことを言わないでほしい」
琴葉「あ、ごめんなさい……」
P「いや、違う。……流石の俺も自制がきかなくなったら、困る……」
琴葉「……、……」パチクリ
琴葉「……ふふっ、望むところです♪」ニッコリ
88 :
?「なんなん……それはうちの専売特許やいね……」
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 21:47:20.50 ID:no/UdAhM0
P「琴葉……」グッ
琴葉「はい……」ギュッ
P「……」スッ
琴葉「……ん、んっ」チュッ
89 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 21:59:48.87 ID:no/UdAhM0
P「……んっ」
琴葉「…………」
P「琴葉……?」
琴葉「……あっ。すみません。放心していました」
P「放心……!?」
琴葉「キスってすごいですね。……リフレインキスの歌詞の意味、ようやく分かった気がします」
P「というと……?」
琴葉「もっとしたい、したい、したい……なんて。えへへ」
P「さすがにそれはダメ」
琴葉「……そう言われると思ってました」
P「とはいえ、琴葉が思い悩んだときは、また力になるから」
琴葉「それはつまり、私がまた思い悩んだりしたら……キスしてもいいってことですか?」
P「いやそういうことじゃなくて」
琴葉「ふふっ、わかってます。ありがとうございました、プロデューサー!」
90 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 22:06:42.11 ID:no/UdAhM0
P「それじゃ、出ようか」
琴葉「はい♪」ガチャガチャ
琴葉「……あれ?」
P「……えっ」
琴葉「開いてないですね、鍵」ガチャガチャ
P「う、嘘だろ……ちゃんと唇まで重ねたじゃないか……」
P「まさかライトキスじゃ足りないってのか……小鳥さん……!」
琴葉「と、いうことは……」クルッ
P「…………」アセダラー
琴葉「……プロデューサー」
P「…………」アセダラー
琴葉「ねぇ……しちゃう?」ニッコリ
P「」
91 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 22:14:33.73 ID:no/UdAhM0
【それからしばらくして……】
ガチャッ
P「……お、俺は……未成年のアイドルに……なにを……」フラフラ
琴葉「…………」モジモジ
P「……も、もう絶対、死んでもこの部屋には入らない……」フラフラ
琴葉「……ぷ、プロデューサー」モジモジ
P「……はい」
琴葉「…………責任、取ってくださいね?」ピトッ
P「」
92 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 22:20:01.27 ID:no/UdAhM0
P(己が所業と、琴葉の言葉に、鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けていた俺は……)
P(いや、だからこそか……。すぐそばに迫るもう一つの脅威に気づかなかった……!)
P(そう、それは、何を隠そう……)
歌織「――あ、プロデューサーさんっ」パァァァ
歌織「探してたんですよ……って、琴葉ちゃん……?」パチクリ
歌織「……え? あら……? その部屋って……」
琴葉「…………ふふっ」←勝ち誇った笑み
P「」
93 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/26(木) 22:23:01.53 ID:no/UdAhM0
今日はここまでです もうそろそろ終わりやいね
まあ歌織さんを出さないわけありませんね…
それじゃあ次回もよろしくなの!
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 22:29:53.28 ID:q1FIZS6/o
乙ばい!
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 23:35:40.05 ID:60jmU+zT0
何を飲まされて目が覚めたら何が縮むんだろうか
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 23:43:49.57 ID:Q1n+ke7DO
つまり、桜守さんの苗字が変わるようなことをするのですね(わくわく)
できれば、ひなたや星梨花にエミリーもお願いしたいですが、作者様の都合もありますでしょうし、頑張ってくださいませ
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/26(木) 23:44:53.38 ID:yb+hLs8YO
どうなるのか(ゲス顔)
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 00:55:38.14 ID:IZft8iOQ0
なんで歌織さんにこういう風潮ついたんだっけ
嫌いなわけでは全然無いんだけどイマイチ心当たりが無いのよね。
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 01:04:11.10 ID:8pQ1xHsS0
花ざかりイベコミュでの真顔じゃろ
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 01:42:59.36 ID:vy+C059DO
花ざかり前からやぞ
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 02:23:36.54 ID:JzZEosomo
個人コミュでもPが取った仕事のためなら脱ぎまぁす!って言ってる子ですし
ピヨちゃんと美咲ちゃんも早く入ろう
102 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/27(金) 22:47:56.36 ID:mxu9cEQv0
琴葉「こんにちは、歌織さん。今からレッスンですか?」ギュッ
P「うぐっ、こ、琴葉?」
歌織「ええ、そうなの。プロデューサーさんに個人レッスンをお願いしていたから」
琴葉「……へえ、個人レッスン……。そうなんですか、プロデューサー?」
P「あ、ああ……歌織さんの都合の良い日にそういう約束をしてた」
歌織「よかった。プロデューサーさんのご都合がよろしければ、『いまから』お願いできますか?」
琴葉「……歌織さん。今はちょっと無理だと思いますよ?」ギューッ
歌織「……あら? 私はプロデューサーさんに聞いているのだけど……」
琴葉「…………」
歌織「…………」
P「ふえぇ……」
103 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/27(金) 22:53:01.06 ID:mxu9cEQv0
琴葉「……歌織さん。見てお分かりになりませんか?」
歌織「琴葉ちゃんは、何を見て何を分かれと言っているのかしら?」
琴葉「……現状です」ギューッ
P「琴葉! 当たってる当たってる当たってる!」
歌織「現状……」
歌織「プロデューサーさんが困ってる……ってことしか、私にはわからないけれど……」
琴葉「…………」
歌織「…………」
琴葉「……本当は羨ましいんですよね?」
歌織「……羨ましがってほしいのかしら?」
琴葉「…………」
歌織「…………」
P(だ、誰でもいいから助けて……)
104 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/27(金) 23:02:23.56 ID:mxu9cEQv0
歌織「そうね、ただ……琴葉ちゃんのその距離。同僚にしては近すぎるかも」
琴葉「ただの同僚では済みませんから」
歌織「…………」
琴葉「なんならそれ以上まで済ませましたし……」
歌織「……プロデューサーさん?」
P「……この部屋から出てきたことから察していただけると助かります」
歌織「……っ」
琴葉「ふふっ……」
歌織「プロデューサーさん」
P「は、はい」
歌織「やっぱり今から、個人レッスン……お願いできますか?」
P「え? えっと、それは、はい。もちろん……」
歌織「ありがとうございます。それでは、レッスンルームはこの部屋にしてもらいますね」ニッコリ
琴葉「なっ……!」
105 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/27(金) 23:08:36.86 ID:mxu9cEQv0
琴葉「そ、そんなの認められません!」
歌織「認めるのは琴葉ちゃんじゃなくてプロデューサーさんよ?」
P「べ、別の部屋に……」
歌織「?」ニッコリ
P「……この部屋にしましょうか……」
琴葉「ぷ、プロデューサー!」
歌織「あ、そうそう……琴葉ちゃんもよかったら手伝ってくれると嬉しいな」
琴葉「……え?」
歌織「ドラマの役作りの勉強をしたくって」
106 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/27(金) 23:14:54.09 ID:mxu9cEQv0
歌織「仲睦まじい夫婦と……夫に横恋慕する子が出てくるドラマなのだけれど……」
歌織「琴葉ちゃんだったら難なく演じてくれそうね?」ニッコリ
琴葉「あー、なるほど。私とプロデューサーが夫婦を演じればいいわけですね」
琴葉「歌織さんだったら主演も食えるくらいだと思います」ニッコリ
歌織「…………」
琴葉「…………」
歌織「ふふ……」
琴葉「うふふ……」
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 23:32:56.27 ID:BLVPMTI9O
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 23:34:18.13 ID:25NCGNKv0
最終的にアカネチャンダヨーしないと出てこれなくなりそう
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 23:49:45.47 ID:xImnE6tDO
これは本当に育と子作りしないといけないレベル?
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 00:01:17.22 ID:jOJdh1ceO
>>109
高木社長こいつです!
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 02:14:07.52 ID:4G5f66oW0
かおりさんと琴葉でこんな素晴らしい可能性があったとは
これは4ラグジュアリーの残りも混ぜなきゃ(使命感)
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 04:47:00.78 ID:awwhk56Zo
取りあえず双海病院の救急車呼んどくか
113 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:14:38.15 ID:XfTv6xo+0
歌織「それじゃあ、レッスンお願いしますね、プロデューサーさん」ギュッ
琴葉「……歌織さん? 何を勝手にプロデューサーに抱き着いているんですか?」
歌織「夫婦だもの」
琴葉「役ですよね」
歌織「あら。ということは琴葉ちゃん、泥棒猫を演じてくれるのね♪」
琴葉「……はい?」
歌織「ふふっ……」
琴葉「…………」
歌織「…………」
P「」
114 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:20:54.25 ID:XfTv6xo+0
琴葉「前から思ってましたけど」
歌織「なあに?」
琴葉「……やっぱり歌織さんとは一度白黒はっきりつける必要がありそうですね」
歌織「……奇遇ね。私も琴葉ちゃんと同じ気持ちよ」
琴葉「わかりました。私も歌織さんのレッスンにお付き合いします」
歌織「ええ、ありがとう、琴葉ちゃん」
琴葉「どっちが泥棒猫に相応しいか……教えて差し上げます」
歌織「教えてもらうまでもないと思うけれど……やる気があるのはいいことね」
琴葉「ふふっ……」
歌織「うふふ……」
P「」
琴葉「それじゃプロデューサー」ギュッ
歌織「行きましょうか♪」ギュッ
P「」
ガチャリ
115 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:21:58.60 ID:XfTv6xo+0
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 10:27:59.07 ID:pfbtMEnSO
::::::::::::::::::::::
なに覗いてんだよ::。:::
:::。::::∧_∧:::::::::
::::゚::(・ω・`):::::。::
:::::::/ \:::゚:::
☆彡:(⌒)(⌒二 ):::。::
::。::/⌒ヽ( ̄ ̄ヽ:::::
::::( |-ヘ \ノ-、::
..... ̄ ̄ ̄(_ノ ̄ ̄...
......................
無茶しやがって… .....
.∧∧ ∧∧ ∧∧...
( )>( )>( )>.
i⌒ / i⌒ / i⌒ /..
三 | 三 | 三 |...
∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪...
三三 三三 三三
三 三三 三三
117 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:31:33.19 ID:XfTv6xo+0
【数日後、事務所】
小鳥「プロデューサーさん、キスをしないと出られない部屋が大活躍だそうですね!」
小鳥「私も社長に掛け合った甲斐がありました!」ウンウン
P「……小鳥さん……本気で言ってます?」
小鳥「ピヨ?」
静香「琴葉さん、このローテ表おかしくないですか? 琴葉さんの回数だけみんなより1回多いですよ」
琴葉「え? そう?」
歌織「……あら、ほんとね。いくらローテ表管理者だからって。フェアじゃないのはダメよ、琴葉ちゃん」ニッコリ
琴葉「……言いつつ自分を書き足してませんか?」
歌織「バレちゃったわね。消しておきます」
静香「もう、二人とも……」
恵美「あ、琴葉ー。この日レッスン後にアタシ入れといてー」
琴葉「うん、わかった」カキカキ
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 10:50:03.19 ID:QI6BEmATO
普通にマッサージルームみたいになってて草
119 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:54:03.24 ID:XfTv6xo+0
翼「えー! 次に順番くるまで30時間もあるの〜!? ……待てないよぉ〜」
エレナ「待ちきれないのはみんな一緒だヨ!」
志保「もう、不可欠な存在になってしまいましたね」
美咲「……私もローテに入れてもらってよかったのかなぁ?」
ロコ「ノープロブレムです、ミサキ! プロデューサーとのパッションに満ちたベーゼを楽しむオーソリティは、シアターの誰にでもありますから!」
美咲「ありがとう、ロコちゃん! えへへぇ♪」
このみ「莉緒ちゃんもそろそろ挑戦してみたら?」
莉緒「え、ええっ!? で、でも、キスなのよ!? は、恥ずかしいじゃない……」ワタワタ
風花「確かに最初は恥ずかしいですけど……徐々に病みつきになるというか……」
このみ「もうすでに病みつきな子が傍にいるもんね……」
莉緒「あ、あと少しだけ考えさせて〜!」
120 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 10:58:45.62 ID:XfTv6xo+0
P「…………この惨状ですよ、小鳥さん」
P「アイドルが作ったローテ表に従って毎日アイドルとキスをして……」
P「もうあの部屋、キスをしないと出られない部屋っていうか……キスをするための部屋になり果ててるじゃないですか!」
小鳥「よっ、シアターいちのモチベーター!」
社長「確かにあの部屋を作ってから、我が765プロは飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長を続けている!」
社長「これも君がアイドル諸君と熱いキスを交わしてくれているからに他ならない!」
社長「小鳥君の提案にティン! ときた私の直感は間違いじゃなかったというわけだね!」
小鳥「ですね!」
P「……」ブチッ
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 10:59:32.88 ID:C2lj3sjDO
やっぱり、育と桃子と環と星梨花とエミリーとひなたを書き加えておかないといけませんな
できればお向かいの、薫と千佳と雪美と、さらにお向かいの果穂も
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 11:00:47.85 ID:1KdA4hXPo
おまわりさんこの人です
123 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 11:05:34.05 ID:XfTv6xo+0
P「……そういえば最近、キスの腕前がめちゃくちゃ上達してきた気がするんですけど」
P「なんなら舌を絡めるだけでアイドルたちがみんな腰砕けになるくらい」
P「お二人にぜひ披露しましょうか。この! キスの! 腕前! を!」
小鳥「え、ええ!? そ、それは願ったりかなったりというか……」シドロモドロ
社長「い、いや、落ち着き給えよキミィ。その腕前は女性に披露されてしかるべきではないかね」シドロモドロ
P「アイドルとキスできるの……嬉しくないと言えばウソになりますけど」
P「とはいえ美人は三日で飽きるとも言いますよね?」
P「たまには男性もいいもんだと思うんですよ……俺は……」ユラッ
社長「ヒィッ!?」
小鳥「ぴ、ピヨーっ!? ま、まさかプロデューサーさんと社長の濃厚なキッスを間近で観察できるチャンス!?」
P「いや小鳥さんにもキスしますから」
小鳥「は、はい……」キュン
124 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 11:09:09.98 ID:XfTv6xo+0
P「さあ、それじゃあ行きましょうか……キスをしないと出られない部屋に……」ゴゴゴゴ
社長「ま、待つんだキミィ!」ズルズル
小鳥「ぴ、ぴよ……」ズルズル
かくして、キスしないと出られない部屋を実装したことを端緒とし、765プロのアイドルたちは芸能界で快進撃を続けていった――。
その陰には、度重なるキスの連続に精神を摩耗させていった、大変羨ましくも少し不憫な男の存在があったとかなかったとか――。
美咲「なんとぉ! キスしないと出られない部屋ですよぉ♩」【ミリマスSS】 おしまい
125 :
◆j0rAA45egQ
[saga]:2018/07/28(土) 11:13:18.42 ID:XfTv6xo+0
というわけでおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました!
希望のアイドルちゃんがいた方にはごめんなさい。
>>1
の力量では出せませんでした。
まあ、
>>1
の過去作をご存じなら何となく察しが付くかとは思いますが、
私が書きたかったのは完全に琴葉vs歌織さんパートだったもので……。
このパートを書いてるときはめっちゃ楽しかったです。
それでは。
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 11:17:48.03 ID:hSWK2vvlO
>>121
黒井社長こいつです!
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 11:23:14.46 ID:C2lj3sjDO
乙乙
次は、東都西都北都南都の枠を越えて、13歳以下のアイドル限定でお願いします
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 11:26:13.34 ID:DIoL4LxgO
乙
この情報を掴んだ他のプロダクション(961プロ、876プロ、346プロ、315プロ、283プロ)のリアクションやいかに
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/28(土) 12:06:55.30 ID:qfrB88beO
乙
面白かった
クッソ寒いロリコン外野がいなければ最高だった
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