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【艦これ安価】大淀「提督、艦娘たちがグレました」
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37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 02:05:19.92 ID:BNXGYljyO
銭湯デート……つまり背中の流し合いをご所望とは
一気に距離をつめようとしてきたな
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 10:27:27.83 ID:Xz3O0KeR0
貸し切りの家族風呂なら…
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 20:56:29.50 ID:iFnq7tqp0
>>36
そうします、ご意見ありがとうございます
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 21:24:22.30 ID:iFnq7tqp0
由良「あっ! そういえば、本土に新しいスーパー銭湯ができたらしいですね。ねっ」
由良「そこに行きましょう!」
提督「銭湯? 別々になるけどいいのか?」
由良「はい! 早速今から行きましょう」
提督「分かったよ。準備してくる」
――――
提督(しかし、スーパー銭湯でデートとは予想外だったな)
提督(由良まだかな)
由良「だーれだ」スッ
提督「うおっ……! 由良?」
由良「大正解です。よく分かりましたね」
提督「そりゃ分かるよ、ずっと聞いてる声なんだから」
由良「1か月お留守だったので、『聞いてた』の方が正しいんじゃないですか?」
提督「うっ……責められても仕方ないとはいえ、心に来る……」
由良「ごめんなさい。もう言いませんから」フフ
由良「さて、出発しましょうか! はいっ」スッ
提督「この手は?」
由良「だーれだ、に正解したので由良と手を繋ぐ権利をゲットですよ」
提督「繋ぐのか……恥ずかしいな」
提督(他の艦娘に見られる可能性もあるし)
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 21:25:13.96 ID:/3V3lcAbO
当然混浴もあるんだるぉ?
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 21:42:46.59 ID:iFnq7tqp0
提督(って、そういや大淀が見てるんだった)
由良「提督さん、これはデートなんですよ?」
由良「どこの世界にデートで手を繋がない男女がいるんですか?」
提督(いるだろ普通に)
提督「分かったよ。はい」ギュッ
由良「よし、と。これでデートの準備は全て整いましたね。ね♪」
由良「ゆっくり歩いてお話しながら向かいましょう!」
提督(大淀以外には見られてないよな?)キョロキョロ
大淀「いいなー……」ボソッ
――――
由良「あー、もう到着しちゃいましたね」
提督「噂には聞いてたけど大きな施設だなぁ」
由良「何十種類ものお風呂があるらしいですよ。入りましょう!」グイッ
提督「急かすなって、風呂は逃げないぞ」ハハ
(数分後)
提督「……」
由良「どうしたんですか提督さん?」
提督「いや……まさか一緒に入るとは思わなくて」
由良「ここは水着や、湯浴み着っていう衣服を身につけてお風呂に入る、男女共同の銭湯ですからね」
由良「提督さんが期待してた混浴ができちゃうんですよ」
提督「別に期待はしてなかったけど」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 21:43:16.30 ID:P0gQq7+Qo
岩盤浴とかですかね?
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 21:55:16.03 ID:iFnq7tqp0
由良「そうなんですか? 由良の水着が見られて嬉しくないですか?」
提督「嬉しい」
由良「ふふ、素直ですね」
提督「似合ってるな。可愛いよ」
由良「ありがとうございます♪」
――――
由良「どうですか提督さん、気持ちいいですか?」ゴシゴシ
提督「ああ……」
由良「由良、提督さんのお背中を流すの楽しみにしてたんです」ゴシゴシ
由良「次は手を洗いますね」ゴシゴシ
提督「……」
提督(いいのか、これ?)
提督(嬉しいけどどこか背徳感を感じる。一応部下と上司の関係だしな……)
由良「はい、終わりですよ!」
提督「ありがとう由良。さーて、お待ちかねの湯船に浸かるかな」
由良「ちょっと待ってください。まだ由良洗ってないので」
提督「あ、そうか。ごめん」
由良「♪」ザバー ゴシゴシ
提督「……」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 22:10:54.67 ID:iFnq7tqp0
提督(不思議な気持ちだ。水着をつけてるけど、やってることは風呂での行為)
提督(由良は普段こんな風に体を洗ってるんだとか色々想像して…)
パカーン!
提督「痛っ!?」
由良「ど、どうしました?」
提督「石鹸が飛んできて頭に」
由良「子供のいたずらでしょうか」
提督(いや、これはきっと大淀だ。姿は見えないけど)キョロキョロ
提督(デートはいいけど気を緩め過ぎるなということか?)
――――
由良「気持ちいいですね。ね♪」
提督「疲れがとれるな」
由良「とれますねー。向こうに岩盤浴もあるらしいですよ」
提督「あとで行こうか」
由良「はい」
由良「……よかった」
提督「?」
由良「提督さんが戻ってきてくれて、本当によかったです」
由良「大変だったんですよ? 資材が足りなくなったり、艦娘たちが荒れだしたり」
提督「荒れた件は耳にしてる」
由良「このデートが終わったら、由良みたいにケアしてあげてくださいね」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 22:25:56.41 ID:iFnq7tqp0
提督「そのつもりだよ。責任は全て俺にあるから」
由良「……本当はひとりじめしたいけど……」ボソッ
提督「なに?」
由良「何でもないです。そろそろ次のお風呂行きましょう!」ザバッ
提督「あ、ああ……そうだな」
――――
(1時間後、鎮守府)
由良「提督さん、ありがとうございました。楽しかったです」
提督「俺も楽しかったよ」
由良「またデートにお誘いしてもいいですか?」
提督「もちろんだよ。遊びに行こう」
由良「約束ですね。ね♪」ニコッ
由良「それじゃあ由良はこれで」スタスタ
提督「ああ」
提督(……由良の水着姿が脳裏に焼きついて離れない)
提督(また行きたいな、スーパー銭湯)ボー
大淀「とても楽しんでましたね」
提督「!!」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 22:43:07.39 ID:iFnq7tqp0
提督「お、大淀……!」
大淀「後ろから声をかけただけで、そんなに驚きます?」
提督「いや、ごめん……違うんだ。由良とのデートで気が緩んでしまって」
提督「他の艦娘にも気を配らなきゃいけないのに、デートが楽しくて我を忘れてたよ……ごめん」
大淀「いいじゃないですか別に」
提督「えっ」
大淀「由良さんが望んだデートなんですから、心から楽しまないとダメですよ」
提督「怒ってないのか?」
大淀「怒る必要がどこに」
提督「石鹸を投げつけてきただろ」
大淀「あれは……手元が狂って提督の方に飛んでいっただけです」
提督「それにしては勢いがあったけどな。全力でぶつけにいった結果だと思うぞ」
大淀「そんなに強く投げてないですって! ちゃんと軽く…」
提督「……」
大淀「あっ」
提督「なんで投げたか理由を教えてくれ」
大淀「そ、それはその……」アセアセ
大淀(嫉妬したからなんて言えるわけ……、ん?)
大淀「あ! 見てください提督、↓2が歩いてますよ!」
提督「話を逸らすな!」
大淀「今は私のことより、他の艦娘を優先しないと。そうでしょう?」
↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 22:44:46.27 ID:uix9KSKv0
扶桑
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 22:44:47.56 ID:mdDXBbNE0
山雲
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 22:44:48.05 ID:zAekRGXt0
択捉
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 22:44:50.11 ID:ODtX7NADo
伊168
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 23:03:17.57 ID:iFnq7tqp0
山雲:グレ度56(中グレ)
山雲「……」プクー
大淀「ほら、早く山雲ちゃんのもとへ行ってあげてください」
提督「なんで頬を膨らませてるんだ」
大淀「不機嫌になると頬を膨らませるタイプですね」
提督「普通は怒ったらじゃないのか?」
大淀「私に詳しいことを聞かれても。とにかく不機嫌なことには変わりありません」
大淀「ちゃんと謝ってくださいね」
提督「ああ、行ってくる」スタスタ
大淀(話題逸らし成功)ホッ
――――
提督「山雲」
山雲「!!」
提督「1か月ぶりだな……留守にしてごめん」
提督「提督以外にも仕事をしてて、忙しくて顔を出せなかったんだ」
山雲「……」
提督「せめて連絡を入れればよかった……とても反省してるよ」
提督「本当にごめん!」ペコリ
山雲「……」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 23:22:19.64 ID:iFnq7tqp0
山雲「許しませーん」
提督「!」
山雲「1か月という期間、司令さんがいなくて、山雲たちはすごく寂しい思いをしたの〜」
山雲「すごく心配したの〜」
提督「ああ、そのことについて謝りたいんだ。俺はお前らをほったらかしにしてた」
提督「とても重い罪だ。ちょっとやそっとじゃ許してもらえないだろう」
提督「そもそも許してもらうことができないかもしれない」
山雲「……」
提督「だけど俺は頭を下げ続ける。結果はどうなろうといい、これが俺の今の気持ちなんだ」
提督「お前たちに謝りたい……それだけだ」
山雲「……」
提督「あと、償いをしたい」
山雲「?」
提督「償いだよ。俺は山雲を不安にさせてしまった」
提督「その不安を少しでも取り除きたいんだ。罪滅ぼしがしたいんだ!」
山雲「罪滅ぼし〜?」
提督「ああ! どんな願いでも聞くよ、何でも言ってくれ!」
提督「それで山雲の、俺に対する気持ちが少しでも晴れてくれれば充分だ」
山雲「なんでも……か〜……」
↓2 山雲の要求 コンマをグレ度からマイナス
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:02.86 ID:pQCcI5610
踊れ提督!死のダンスを!!
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:04.73 ID:1OrudiyM0
羊とモフモフしたい
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:05.02 ID:KW6jM5Y4O
山雲の育てた野菜全部食べて
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:05.30 ID:1OrudiyM0
羊とモフモフしたい
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:31.11 ID:CE8JxJy90
朝雲姉がー
どこ探してもー
いないのー
ねー♪(未邂逅)
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/17(火) 23:28:56.60 ID:1OrudiyM0
連投すまん
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 23:43:18.63 ID:iFnq7tqp0
56−73=0
山雲「……羊……」
提督「羊?」
山雲「モフモフしたーい」
提督「羊をモフモフしたいのか?」
山雲「そうですー」
提督(怒ってると思ったけど、実はそんなに? いや、羊が好きなのか?)
提督「任せてくれ! 知り合いが牧場を持ってて、そこに羊がいるから思う存分モフモフできるぞ!」
山雲「本当ですか〜?」
提督「ああ、すぐに出発しよう! 支度してくれ!」
山雲「えへ♪ 楽しみ〜♪」
――――
山雲「山を登るんですね〜」
提督「頂上付近にあるんだよ。牧場から見える景色は最高だぞ」
山雲「わくわくー」
山雲「……司令さんってー、車を運転できたんですねー」
提督「一応な。海に囲まれた生活してるし、披露する機会がないから知らないのも無理ない」
山雲「カッコいいですねー」
提督「へ?」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 23:52:29.54 ID:iFnq7tqp0
山雲「車を運転できるってカッコいいですー」
提督「はは……下手な部類なんだけどな。もっと上手い人はいるし」
提督「よーし着いた。広いだろ」
山雲「わぁー……!」キラキラ
提督「車を停めたら、真っ先に羊を見に行こう」
――――
メェェー メェェー
山雲「……」
提督「たくさんいるなー」
山雲「……」
提督「どうした、モフモフしないのか? 目の前にいるぞ」
山雲「噛んだりしないー?」
提督「大丈夫だよ」
山雲「……」ドキドキ
サワサワ
山雲「触れたー!」
提督「モフモフしてるか?」
山雲「はいー、モフモフ、ふかふかですー♪」モフモフ
提督「俺も触ってみようかな」
サワサワ
羊「メェェェ!」
提督「おわっ!?」ビクッ
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 00:05:11.97 ID:lcrXybsG0
ドスンッ
提督「痛てて……尻を強打した……!」
山雲「ぷっ」
山雲「ふふふ、驚きすぎー」クスクス
提督「今のは驚くだろ……なんで山雲はすんなり触れるんだ?」
山雲「モフモフさせてくれるわー♪」モフモフ
提督「懐いてるのかな」
山雲「司令さんの触り方が悪いのー。もっとそーっと触らないとー」
提督「よーし、やってみるか」
――――
山雲「なんとか1回触れましたねー」
提督「俺、動物に嫌われる性質なのか……?」
山雲「心から仲良くなりたいって思えばいいんですよー」
山雲「山雲に心から謝ってくれたようにねー」
提督「!」
提督「つ、伝わったか? 俺の謝罪の気持ち」
山雲「心がこもってたわー。でも、許すのにちょっと時間が必要だったのー」
山雲「さっきやっと気持ちが落ち着いたからー」
提督「時間なんていいんだよ。許してくれるならこれ以上の事はない」
提督「もうあんなに留守にすることは絶対ないから」
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 00:11:42.68 ID:lcrXybsG0
山雲「絶対にー?」
提督「絶対だ」
山雲「そのプリンに誓えるー?」
提督「誓うよ」
山雲「一口ちょうだーい。あーん」
提督「どうぞ」スッ
パクッ
山雲「美味しいー♡」
提督「だろ? ここのプリンは絶品なんだよ」
提督「山雲のアイスも人気なんだぞ」
山雲「一口あげるー」
提督「え? 俺はいいよ、山雲が食べてくれ」ハハ
山雲「これは誓いの儀式なのー。司令さんがアイスを食べてくれれば成立するのー」
提督「そういうことなら貰おう」
パクッ
山雲「美味しいー?」
提督「うん、美味い!」
山雲「ふふー」ニコニコ
提督「帰り道、ちょっとドライブしてくか」
山雲「ドライブー? さんせーい♪」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 00:50:19.00 ID:lcrXybsG0
――――
山雲「もう鎮守府に着いちゃったー」
提督「時間が経つの早いな」
山雲「司令さーん。山雲、また羊をモフモフしに行きたいなー」
提督「いいな。いつでも言ってくれ、連れて行くから」
山雲「今度は姉妹も一緒にー」
提督「計画を練らないとな」フフ
山雲「山雲たちが考えるわー♪ 決まったらお話するからー」
山雲「それじじゃあまたあとでー」ヒラヒラ
提督(あとでって、今日中に決めるつもりか?)ヒラヒラ
提督(にしても頬も元に戻って、本当に機嫌を直してくれたみたいだ……よかった)
大淀「山雲ちゃん満面の笑みですね」
提督「大淀……。ああ、笑顔になってくれてよかったよ」
提督「もう不機嫌にさせるようなことはしないと誓った」
大淀「頬膨らませてるの可愛かったですけどね」
提督「それは思う。でも笑顔の方が何倍もいいよ」
提督「ん? あれは……↓2だ」
大淀「演習終わりのようですね」
↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 00:51:27.22 ID:t2Mw6+CaO
対馬
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 00:53:11.48 ID:6WAz0hIG0
大鯨
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 00:55:38.56 ID:lcrXybsG0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 00:58:00.14 ID:LfI2yQAO0
乙
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 01:36:26.36 ID:g7uB8pSFO
乙
大淀さん某SSみたいに最後の最後に提督をかっさらっていきそう
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 07:47:51.74 ID:9QQAtf5H0
おもろいやん
乙
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 10:30:58.82 ID:vpt86dYco
おつー
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 21:05:05.60 ID:lcrXybsG0
>>69
なるべくそういうことが無いよう気をつけます…
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:02:18.45 ID:lcrXybsG0
大鯨:グレ度48(中グレ)
大鯨「……」
提督「元気がないな」
大淀「原因が言わずもがな提督ですけどね。早く声をかけてあげてください」
提督「ああ」スタスタ
――――
提督「大鯨」
大鯨「……提督……?」
提督「1か月も留守にしてすまなかった」ペコリ
大鯨「……」
スタスタ
提督「お、おい! どこ行くんだ?」
大鯨「知りませんっ」プイッ
提督「待ってくれ大鯨! 悪かった!」ガシッ
提督「全部俺のせいだ……知らんぷりされても仕方ない」
大鯨「ごめんなさい。今急いでるので」
提督「ち、ちょっとでいいから話を聞いてくれないか!」
提督「怒ってるよな? 当然だ、連絡もよこさず1か月も不在だったんだ」
提督「反省してるよ……他の仕事が忙しかったとはいえ、お前たちに酷いことを……」
大鯨「他のお仕事?」
提督「提督業の他にもいくつかやってるんだよ」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:17:45.11 ID:lcrXybsG0
大鯨「どんなことをしてるんですか?」
提督「プロデューサーとか団長とかマスターだ」
提督「たまに監督や決闘者としても行動してる」
大鯨「よ、よく分かりませんけど、たくさんありますね……」
大鯨「てっきり美人な女の人と毎日イチャイチャして、私たちのことを忘れてるんだと思いました」
提督(当たらずとも遠からず)
大鯨「……何ですかその顔」
提督「え」
大鯨「まさか、本当に女の人と……?」
提督(目から光が消えた!?)
提督「してないしてない!! イチャイチャなんてしてない!!」ブンブンブン
大鯨「そうですか」
提督(詳細を聞かれたらヤバいかもしれない)
提督「何はともあれ、心配をかけてしまったから面と向かって謝罪をしたかったんだ」
提督「あと償いもしたい」
大鯨「つぐない……?」
提督「お詫び……って言い方はおかしいかもしれないけど、何でも言うことを聞く」
提督「大鯨の仕事を手伝ったり、代わりに買い物行ったり、本当に何でもいいんだ」
提督「どうか俺に罪を償わせてくれ」
大鯨「なるほど。そういう……」
大鯨「分かりました。私のお願いを聞いてください」
提督「ぜひ!」
↓2 大鯨の要求 コンマを深刻度からマイナス
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:20:24.40 ID:0lbD0lNP0
提督業以外のお仕事の詳細を教えてほしい
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:20:26.31 ID:L5Cck9nS0
300坪の土地を貰って畑を耕したい
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:41:50.74 ID:lcrXybsG0
48−31=17
大鯨「300坪ほど土地をいただけますか?」
提督「300坪? 貰ってどうするんだ」
大鯨「畑を耕したいんです。お野菜や果物、お米なんかも育ててみたいなって思ってるんです」
提督「ふむ……」
提督(買うとなると数百万ほどか? 土地によって違うだろうけど)
提督(あ、そうだ)
提督「分かった。300坪でいいんだな?」
大鯨「いいんですか!? ダメもとで言ってみたんですけど」
提督「ここから3キロほど行った場所に無人島があるのは知ってるよな」
大鯨「はい。駆逐艦の娘がよく遊びに行ってますよね」
提督「あそこはどうかな。耕しやすいように土地を切り開いておくから使ってくれ」
大鯨「でも、あの無人島は綺麗な自然に恵まれてて、手を付けないようにって決めたはずじゃ……」
提督「畑くらいなら島の神様も許してくれるさ」
大鯨「本当にいいんですか……?」
提督「うん」
大鯨「あ、ありがとうございます! 早速開拓の準備を進めないと!」
大鯨「……あの」
提督「?」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:48:03.29 ID:lcrXybsG0
大鯨「欲張りかもしれないですけど……もう一つだけいいですか?」
提督「あ、ああ。気が済むまで言ってくれ」
大鯨「すみません……」
提督「謝らないでくれ。俺が悪いんだから」
大鯨「えっと……」
↓2 大鯨の要求その2 コンマをさらにマイナス
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:50:30.23 ID:28hRkhcxo
一緒に住みましょう?
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:50:56.24 ID:RFGA0+4c0
どうせなら島に自然と調和した村を作るメンバーを募ってほしい
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:50:56.33 ID:3GvA1rUmo
開拓のために艤装の使用許可を申請したい
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/07/18(水) 22:51:33.91 ID:u2XX08600
秘書官の座
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:58:27.73 ID:Q07MD/9m0
いったいどこのD○SH島ですかね……?
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:02:15.69 ID:iJSEyaf/0
メンバーの内の誰かが男の子をパックンチョ()して解体されるのか……
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/07/18(水) 23:04:09.09 ID:nRjN8mo90
水路とか反射炉とか作り始めそう(D〇SH島感)
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:08:23.06 ID:Y5tWLto90
艦娘(農家)
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:19:02.63 ID:lcrXybsG0
17−24=0
大鯨「どうせなら、島に自然と調和した村を作りたいです」
提督「自然と調和した村、か」
大鯨「自然を壊すのではなく、自然を大事に、豊かにするような村です」
大鯨「村を作るという時点で、多少なりとも自然を追いやってしまいますけど、開拓は最小限に抑えます」
大鯨「そこに畑のための道具を置けば作業しやすくなりますし、自然を豊かにする仕組みを作ったり……」
提督「分かった」
大鯨「!」
提督「大鯨なら島を大切にしてくれるだろうし、任せるよ」
大鯨「ありがとうございますっ!」
提督「だけど村を作るとなると人員が必要だな」
大鯨「はい。そこでお願いがあるんですけど、村を作るメンバーを募って欲しいんです」
提督「任せてくれ。厳正な審査をして、しっかり働いてくれる艦娘を選ぶよ」
提督(しかし、村を作るためにメンバーを募る……か。まるで某アイドルの番組だな)
提督(鉄腕DASHじゃなく艦娘DASHだな)
大鯨「早く決まって欲しいな……楽しみ♪」ワクワク
――――
提督「大淀は農作業好きか?」
大淀「なんですか唐突に」
提督「大鯨との会話聞いてなかったのか」
大淀「私も艦娘としての仕事がありますし、そんなにぴったりとくっついてられませんよ」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:27:07.95 ID:lcrXybsG0
提督「そうか。で、農作業や建築的な仕事は好きか?」
大淀「効率の良いやり方とか設計を考えるのは楽しそうですね。作業はあまり」
提督「なるほど」
提督(大淀や明石に計画を練ってもらうのもいいな)
大淀「ところで、大鯨ちゃんの機嫌は直りましたか?」
提督「ちゃんと謝って、元気になってもらえたよ」
大淀「それは何よりです。そういえばさっき、提督が鎮守府に戻って来てるという話を聞きつけたらしく」
大淀「↓2が提督を訪ねると言ってましたよ」
提督「↓2か……様子はどうだった?」
大淀「様子ですか」
コンコン
大淀「あ、噂をすれば」
提督「様子はどうだった? グレてたか?」
大淀「ご自分の目で確認してください」
提督「……どうぞ」
ガチャ
↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:28:39.89 ID:3GvA1rUmo
大井
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:28:41.56 ID:sNxsfSYwo
扶桑
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:53:15.79 ID:lcrXybsG0
扶桑:グレ度56(中グレ)
扶桑「失礼いたします……」
提督「扶桑!」
扶桑「提督……お話は事実だったのですね……」
扶桑「1か月の時を経て、鎮守府に帰ってきているという……」
提督「あ、ああ。留守にしてしまい申し訳ない」
扶桑「お仕事なのですよね……? 仕方ありません」フフ
提督「それでも心配かけてしまったからな。連絡も入れなかったし」
提督(な、なんだ? いつに増して、扶桑が暗いオーラに包まれているような)
提督「大淀、あれはどういうことだろう」ヒソヒソ
提督「あれ……大淀?」キョロキョロ
提督(知らぬ間に消えてる!?)
扶桑「それで」
提督「!」
扶桑「本当は?」
提督「え……」
扶桑「本当は、どうお過ごしになっていたのでしょうか」
扶桑「愛らしい女性と逢引きなさっていたとか、ね……? 本当のことをおっしゃって」ゴゴゴゴ
提督「!?」
提督(見間違えじゃない! 扶桑のオーラが、いつもより黒く……!?)ガタガタ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/19(木) 00:09:46.56 ID:wa9ei11J0
扶桑「その方、艦娘たちのことを忘れるほどの魅力をお持ちなのですか?」
提督「し、信じてくれ! プライベートで女性とは会ってないよ!」ガシッ
扶桑「っ!」
提督「この目を見てくれ扶桑。俺は決して恋愛にかまけていたんじゃない」
提督「仕事が忙しかったんだ……連絡することも忘れ、あれやこれやと熱中してしまって……」
提督「俺は嘘偽りない事実を言ってるよ」
扶桑「……提督……」
扶桑「すみません……私ったら、提督を疑うようなこと……」シュン
提督「悪いのは扶桑じゃない、俺なんだ。誤解させてしまうような事をした俺が悪い」
提督「すまなかった。自分がしてしまったこと、悔やんでも悔やみ切れない……」ペコリ
扶桑「いいんです……こうして帰ってきてくださっただけで……」ニコッ
提督「そうはいかない。俺が扶桑にしてしまった行為は重い罪だ」
提督「何か罪滅ぼしをしたい。させてくれないか?」
扶桑「どういうことでしょう?」
提督「何でも言うことを聞く。扶桑の望みを叶える」
提督「それで扶桑の気が晴れるかは分からない。でも、少しでも足がかりになってくれれば充分なんだ」
扶桑「……」
提督「頼む、望みを言ってくれ」
扶桑「……何でも、よろしいのですか?」
提督「ああ」
↓2 扶桑の要求 コンマをグレ度からマイナス
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:14:30.61 ID:4w144c8P0
扶桑改(中破ホロ)36枚
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:15:44.93 ID:jT1Zyxa7o
膝枕させろ
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:16:06.68 ID:0ssFCrFa0
昨日最上が家出してしまったので一緒に探してください
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/19(木) 00:45:23.65 ID:wa9ei11J0
56−93=0
扶桑「それでは……膝枕させてください」
提督「膝枕か」
扶桑「何でもよろしいのですよね。まさか、今更断ることなどしませんよね……?」
提督「いや、そのくらいなら二つ返事でオッケーだよ。というか膝枕だけでいいのか?」
扶桑「膝枕だけ……? 提督、お言葉ですが……」
扶桑「私がどれだけ提督に膝枕をしてさしあげたいと思っていたか、ご存知ですか?」
扶桑「提督がお仕事でへとへとに疲弊している様子を見て、この膝で安らぎを与えたいと」
扶桑「この膝の上でくつろいでいただきたいと、どれだけ願っていたか……」
提督「まさかそんな熱く秘めた思いがあったとは。言ってくれれば喜んで言葉に甘えたのに」
扶桑「だって……色んな方が提督に詰め寄るので、隙がなかったですし……」
提督(そういえば休憩中は、お茶会だったり駆逐艦が肩を揉んでくれたり色々してくれてたな)
提督「よし。じゃあ今から思いっきり膝枕してもらおう」
提督「膝を貸してくれるか?」
扶桑「ええ……!」
提督「どうすればいいかな。ソファーに寝転べばいい?」
扶桑「あ……待ってください。どうせなら、オプションを追加してもよろしいですか?」
提督「オプション?」
扶桑「その……夫婦のしちゅえーしょんでしてみたいのです……」ツンツン
扶桑「提督が旦那様で、お仕事から帰ってきたところを妻の私が迎えるというシーンから始まります……」モジモジ
提督「な、なるほど。まあ扶桑の好きにしてくれ」
扶桑「では、執務室のドアが玄関です。疲れた様子で帰ってきてください」
提督「了解」
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:47:10.23 ID:wa9ei11J0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:55:49.29 ID:jT1Zyxa7o
おつ
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 01:05:55.80 ID:oCHILYHEO
乙
ケッコンカッコガチとか申し込んできたらどうするんですかね...?
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/07/19(木) 09:49:52.01 ID:9EkUrQD10
まだガチグレ出てないけど893式ケジメ要求されても困るな
あとはいない娘やガチレア装備とかも
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/19(木) 23:33:50.84 ID:wa9ei11J0
ガチャ
提督「ただいまー」
扶桑「あなた、お帰りなさい」ニコッ
扶桑「もうご飯できてるわ。あなたの好きなサバの味噌煮よ」
提督「嬉しいな。腹ぺこぺこだったんだ」
――――
扶桑「お味はどうだった……?」
提督「美味しかったよ。扶桑の料理は最高だからなぁ」
扶桑「まあ」クスクス
提督(食べる演技までしたけど、膝枕はいつくるんだ)
扶桑「あなた、お風呂もうすぐ沸くから」
提督「ありがとう」
扶桑「それまで膝枕をしてあげる」
提督(このタイミングでか)
扶桑「あなた、私の膝枕が好きでしょう? 扶桑の膝枕は疲れがとれる、膝枕なしじゃ生きていけないって」
提督(扶桑の中の俺はそんなことを言ったのか)
提督「そうなんだよ。扶桑に膝枕してもらうと疲労が吹っ飛ぶんだ」
扶桑「今準備しますね。ソファーに座って……」スッ
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/19(木) 23:48:04.06 ID:wa9ei11J0
扶桑「はい、どうぞ」ニコッ
提督「それじゃあ失礼して…」
扶桑「提督」
提督「えっ? な、何?」
扶桑「私たちは夫婦という間柄なのに、『失礼して』なんて他人行儀なセリフはおやめになって」
提督「そうか、ごめん……なんて言えばいい?」
扶桑「『扶桑の膝枕にダーイブ♪』と」
提督「セクハラオヤジっぽいノリだな。分かったよ」
提督「扶桑の膝枕に、ダーイブ♪」ポフッ
扶桑「うふ、お茶目な方」ニコニコ
提督「……」
提督(これは冗談抜きで疲れがとれそうだ。柔らかくて人肌の温もりが伝わってきて)
扶桑「頭を撫でられるのも、お好きですよね」ナデナデ
提督「ああ」
提督(これもなかなか……リラックスできる)
提督(眠くなってくるな……)
扶桑「どうですか?」
提督「気持ちが安らぐよ。温かくてゆったりできる」
扶桑「それは何よりですわ」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 00:00:31.65 ID:914Jky7Z0
扶桑「あっ、良いことを思いついた」
提督「?」
扶桑「耳かきなんてどうかしら。あなた、いつも私に耳掃除をしてもらってるでしょう?」
提督(変な設定を……)
提督「そ、そうだな。お願いしていいかな」
扶桑「任せて♪」スッ
提督(所持してる!? 最初からするつもりだったな)
扶桑「優しく、そーっと」カリカリ
提督「ふふっ」
扶桑「あら、どうされました?」
提督「いや、くすぐったくてつい……」
扶桑「ごめんなさい。力加減が分からなくて」
提督「気持ちいいから続けてくれ」
扶桑「本当ですか? では」カリカリ
――――
扶桑「ありがとうございます提督……じっくり満喫できました」ツヤツヤ
提督(満足してつやつやしてる)
提督「本当に膝枕だけでよかったのか?」
扶桑「ええ……充分です」
扶桑「それでは、そろそろ演習があるので……また膝枕させていただけますか?」
提督「ああ。断らないから好きな時に来てくれ」
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:18:47.57 ID:ZCdq7FrMo
あぁ^〜
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 00:18:51.68 ID:914Jky7Z0
扶桑「ありがとうございます」ペコリ
ガチャ パタン
提督(そんなに膝枕したい理由って何だ? 頭の中が読めないな)
大淀「提督」
提督「うわっ!? 大淀、どこにいた!」
大淀「提督の机の下に隠れてました」
提督「何故」
大淀「扶桑さんのオーラにたじろいでしまったんですよ……思ったより荒れてなくてホッとしました」
提督「確かに隠れたくなる気持ちは分かるけど」
大淀「ご機嫌になってもらえてよかったですね。さて、次の艦娘に移りましょうか」
提督「一つ閃いたことがある」
大淀「何でしょう」
提督「1人1人に謝らず、外に艦娘たちを招集して全員に謝罪をするのはどうだ?」
提督「まずは俺が帰ってきたことを知らせて、その後に…」
大淀「やめた方がいいです。何度も言ってますけど艦娘たちは機嫌を損ねてるんですよ」
大淀「グレた艦娘たち全員が提督を目の当たりにしたら、何が待っているか……」
提督「かといって、こっそり行動するのも悪い気がする」
大淀「1人ずつ、真心を込めてが正解です。さあ、出かけましょう」
↓2 艦娘1人、または複数(金剛型、第七駆逐隊などの呼び方でもOKです) コンマが深刻度
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:19:32.64 ID:ZCdq7FrMo
阿賀野
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:19:34.42 ID:z70pK4+No
愛宕
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:19:34.48 ID:VygfbHc8O
翔鶴
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:19:44.49 ID:rqqdYU0+0
山城
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:27:50.41 ID:ZCdq7FrMo
大グレがいない……平和だなぁ
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 00:31:53.45 ID:914Jky7Z0
愛宕:グレ度42(中グレ)
提督「扶桑も言ってたけど、そういえば演習の時間だったな」
大淀「ほとんどの艦娘が外に出てますね」
提督「室内に残ってるのは誰がいる?」
大淀「えーっと、確か……」
愛宕「提督……!」
提督「!!」
提督(愛宕。目を丸くして……って)
提督(あれ? 大淀がまた一瞬で消えたぞ)キョロキョロ
提督(いや、それより今は愛宕だ)
愛宕「……」ジトー
提督「1か月ぶりだな……長い間留守にしてしまった」
愛宕「……」ジトー
提督「すまなかった。心配させてしまったな」ペコリ
愛宕「……」ジトー
提督「猛省してるよ。俺は本当に酷いことをしてしまった」
提督「連絡の1つくらい入れればよかったのに、それすらも……」
愛宕「……」ジトー
提督(じと目をやめてくれない。当然か)
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 00:46:51.88 ID:914Jky7Z0
愛宕「ごめんなさい、私用事があるので」スタスタ
提督「あ、愛宕! 待ってくれ!」
提督「申し訳なかった」スッ
愛宕「! ど……土下座なんてやめてください」
提督「そうはいかないよ。これは俺の反省の意だ」
提督「お前たち艦娘にしてしまったことへの、謝罪の気持ちだ」
愛宕「……」
愛宕「分かりました。その気持ちは伝わりましたから、土下座はやめてください」
提督「お前の迷惑になるなら」スッ
愛宕「迷惑とかじゃないですけど……」
愛宕「とりあえず、詳しい話は人目につかない場所でしましょう」
提督「何で?」
愛宕「ここにいるとグレてる艦娘に見つかっちゃう可能性があるので」
提督(グレてる艦娘か……いまだに出会わないけど、誰がグレてるんだろう)
提督「分かった、どこに行く?」
愛宕「執務室……は遠いですね。私の部屋が近いですから、行きましょう」
――――
愛宕「提督以外のお仕事、ですか」
提督「そうなんだ。忙しくてな」
愛宕「女の子と遊びまわってるのかと思いました」
提督「みんなそう言うよ……」
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 00:52:30.92 ID:914Jky7Z0
愛宕「それで、償いでしたっけ」
愛宕「私たちのストレスを解消するために、何でも言うこと聞いてくれるんですか?」
提督「ああ」
愛宕「何でもいいんですか?」
提督「何でもいい、俺にできることなら」
提督「言ってくれ愛宕。どうか償いをさせてくれ」ペコリ
愛宕「……ふぅん……償いかぁ……」
愛宕「そういうことなら、お願いしちゃおうかな♪」
↓2 愛宕の要求 コンマをグレ度からマイナス
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:54:00.60 ID:K5ImkEO3O
甘やかさせて
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 00:54:03.38 ID:rqqdYU0+0
溺れてください…私の体に
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 01:03:37.83 ID:914Jky7Z0
42−38=4
愛宕「うふっ」シュルッ
提督「え?」
愛宕「えい」パサッ
提督「あ、愛宕……何してるんだよ……」
愛宕「服を脱いでまーす♪」
提督「それは見れば分かる! ま、まさかお前」
愛宕「何でもしてくれるんですよね?」
愛宕「じゃあ、溺れてください……私の体に」
提督「いや……それは……」
愛宕「断るんですか?」ジリジリ
提督「何でもするとは言ったけど、そういうのはな……」
愛宕「……そう」
愛宕「ならもういいです。償いしなくていいので、出て行ってください」
提督「!!」
提督「……わ、分かった」
提督「俺は反省している。その気持ちを示すために、愛宕の言うことを聞こう」
愛宕「本当ですか? ふふ♪」
愛宕「あ、ついでにもう一ついいですか?」
提督「もう一つ?」
↓2 愛宕の要求その2 コンマをグレ度からマイナス
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:04:16.72 ID:yVesKyQe0
一緒に寝て
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:04:56.71 ID:1xfSxkIwO
ゴムは無しで
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:11:28.74 ID:bxxkfWxDO
(R-18は板的にも)まずいですよ!
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 01:16:15.65 ID:914Jky7Z0
4−71=0
愛宕「余計なものはつけないでください」
提督「余計なもの?」
愛宕「ほら、あるじゃないですか。行為に使うゴム的なものが」
提督「!!」
提督「……ゴム無し……?」
愛宕「そう、ゴムは無しで」
提督「それはちょっとマズい…」
愛宕「嫌なら、回れ右して私の部屋から出て行ってくださーい」
提督「うぐ……! 分かった!」
提督「ゴム無しで愛宕の体に溺れよう」
愛宕「決まりですねっ♪」
愛宕「そうだ、カギを閉めないと」カチャリ
提督(まさかこんな要求もされるとは……予想はしていたが、ありえないだろうと高を括っていた)
提督(大目に見てくれ大淀。これは償いなんだ)
愛宕「提督?」
提督「!」
愛宕「始めましょうか」
提督「あ、ああ」
愛宕「♡」
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 01:29:22.15 ID:914Jky7Z0
――――
(1時間後)
提督「……」ボー
愛宕「提督? ぼーっとしちゃって、どうしました?」
提督「いや……」
提督(とてもすごかった)
愛宕「うふ、私の体に溺れてくれたみたいですね♪」
提督「うん」
提督「……どうしよう」
愛宕「?」
提督「俺はとんでもないことをしてしまった」
提督「償いとはいえ、ゴム無しで発射を……! 発射してしまったんだ!」
提督「愛宕に発射を!! 発射…」
愛宕「発射発射言わないでください! それにしーっ、ですよ」シー
提督「ご、ごめん……」
提督「愛宕」
愛宕「はい」
提督「できてしまったら、どうしようか」
愛宕「責任とってくれないんですか?」
提督「とるよ。でも周囲から大バッシングだぞ? 部下に手を出したと」
愛宕「職場結婚ですね♪」
提督「ははは……そうだな……」
提督(もうどうにでもなれ)
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 01:37:30.86 ID:914Jky7Z0
愛宕「演習が終わるまであと1時間くらいですね」
愛宕「それまで服を着て、ここから出ないと」
提督「そうだな。誰かに見られるとマズイ」
愛宕「念のため今のうちに行動しておきましょう」
提督「よし」ササッ
提督(なんか俺、愛宕の浮気相手みたいだな)
――――
愛宕「それじゃあ、他の艦娘とも関係が元通りになることを祈ってますね」
提督「ありがとう」
パタン
提督「ふぅ……」
提督(出歩いてたらグレてる艦娘に見つかる、か)
提督(どうすればいいんだろう。なるべく人通りが少ない場所で待ち受けるか?)
大淀「提督」
提督「!?」ビクッ
提督「大淀」
大淀「愛宕さんとお楽しみでしたね」
提督「やっぱりバレてるよな……」
大淀「声がダダ漏れでしたよ」
提督「嘘だろ!?」
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:51:27.19 ID:914Jky7Z0
>>105
すみません、最後の安価出すところが深刻度になっていますが、グレ度に訂正します
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 01:51:52.99 ID:914Jky7Z0
大淀「本当です。耳を澄ますと聞こえる程度でしたけどね」
大淀「幸い私以外の艦娘は通らなかったので安心してください」フフ
提督「……ごめん」
大淀「何故謝罪を?」
提督「償いとはいえ、愛宕と寝てしまったから怒ってるんだろ?」
大淀「やですねぇ、なんで私が怒らなきゃいけないんですか」クスクス
提督「ずっと目が笑ってないだろ!? 血走ってるし!!」
大淀「気のせいですよ。さ、次の艦娘のもとへ行きますよ」
大淀「愛宕さんの言うとおり、安易に出歩くのはマズイと思います。集団を避けるため人通りの少ない場所へ」
提督「わ、分かった……向かおう」
――――
提督「なるほど、ここか」
大淀「はい。工廠へ続く道はいくつかありますけど、その中でもあまり艦娘が通らないルートです」
大淀「ここなら大勢の艦娘に出会うことはないと思います」
提督(まだ目が怖い……)
提督「よし、張り込んで待つか」
大淀「頑張ってください。私はまた仕事で抜けるので」
提督「案内ありがとう」
提督(さて、誰が通るかな)
↓2 艦娘1人、または複数(金剛型、第七駆逐隊などの呼び方でもOK) コンマがグレ度
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:52:49.36 ID:K8ilRWCTo
島風
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:52:54.32 ID:FzlejaEKo
山風
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:54:12.36 ID:914Jky7Z0
今日はここまでにします、お付き合いありがとうございます
ここは結構和やかな鎮守府なのかもしれない
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 01:57:52.62 ID:K8ilRWCTo
乙
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 02:00:51.58 ID:bxxkfWxDO
乙
大淀さんのグレ度解消はまーだ時間かかりそうですかね〜?
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 02:18:53.55 ID:FkEnvD5Wo
乙
そんなフラグを立てるととんでもない爆弾が……
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 15:11:31.84 ID:9JL100gKO
複数選択の場合グレ度はどうなるのか
全員同一?そうなると全員99の修羅場や全員1の無害が揃う場合もあるのか
こわいなーとづまりすとこ
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 22:54:00.33 ID:914Jky7Z0
山風:グレ度32(小グレ)
提督「あ」
山風「……!」
山風「提……督……?」
提督「山風……留守にして申し訳なかった」
山風「なんで、ここにいるの……?」
提督「帰ってきたんだ」
山風「何してたの……?」
提督「仕事だよ。提督以外にも色々やってるんだ」
提督「本当にごめん。1か月も鎮守府を開けてしまって」ペコリ
山風「……」
提督「深く反省している」
ギュッ
提督「!」
山風「……バカ……」
山風「提督のあんぽんたん……!」ポカポカ
提督「ご、ごめん。寂しい思いをさせてしまったな」
山風「べ、別に……あたしは寂しくなかった……でも、みんな心配してた……」
提督「聞いたよ。俺は大馬鹿者だ」
山風「うん……大バカ……」
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 23:12:29.05 ID:914Jky7Z0
山風「あと、最低……」ギュー
提督「本当に最低だよ……ただ謝るだけじゃ、山風たちの鬱憤は晴らせないだろう」ナデナデ
提督「そのくらいのことをしてしまったからな」
提督「山風」
山風「……?」
提督「俺に罪滅ぼしをさせてくれないか」
提督「謝罪の気持ちを、頭を下げる以外の方法で表したいんだ。当然それで許してもらおうとは思ってない」
提督「ただ、山風を不安にさせてしまった報いを受けたい」
山風「ふ、不安になんかなってない……みんなは不安がってたけど……」
山風「報いって……何をしてくれるの?」
提督「山風のして欲しいことをする。何でも言ってくれ」
山風「何でも……」
提督「どんなことでもいい。とはいえ、男1人にできることは限られているけど」
提督「できる限りのことはするよ」
山風「……」
山風「……分かった……」
↓2 山風の要求 コンマをグレ度からマイナス
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 23:13:06.77 ID:TX3PC0zX0
改二になりたいんよ
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 23:14:52.17 ID:quVqnFxy0
本当のお父さんになって
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 23:21:07.90 ID:ZCdq7FrMo
パパー!
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