【安価】男「記憶喪失だ」

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50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 21:43:27.67 ID:WIeVhEmLO
記憶を失う前の僕について
51 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/18(水) 22:50:28.15 ID:g9cfmUro0

男「記憶を失う前の僕について」

女「失う前ね…そうだなぁ」

女「何か忙しそうにしてたかなぁ、ずーっと何か考えてた気がする。あ、そういえば幼馴染さんとはもう会った?」


男「>>52
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:51:49.31 ID:Kwk6Xzs40
なんでそんなこと聞くの?
53 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/18(水) 23:46:29.71 ID:g9cfmUro0


男「何でそんな事聞くの?」

女「あ、知ってるんだ……。えっと、あまり気を悪くしないでね?一年前くらいかな…」

女「男くんの妹さんと初めて出会ったんだけど…私の事を男くんの彼女じゃない、ストーカー!って言ってきたの」

女「訳が分からなかった。そしたら男くんの彼女は幼馴染さんだって言うの。話は聞いてたから幼馴染さんの事は知ってたんだけど…」

女「別の日に男くんにその事を問い詰めたの、どういう事?って」

女「そしたら男くんは言ったの。彼女は私だけだし、妹は幼馴染が大好きで、あと精神──」


「ちょっと!!!」


後ろから怒声が飛んできた。
妹だ。


女「あ…」

妹「何してんのよアンタ!どこに連れていく気!?お兄ちゃんから離れてよ!」


妹は駆け寄ってくると、僕と女の繋いだ手を強引に解く。


女「あ、ご、ごめんね?男くんをお家に案内してただけなの…」

妹「なんでアンタが!今度お兄ちゃんに何かしたらホントに怒るわよ!」

女「た、たまたまなの!男くんが病院から出る所でバッタリと会って…そのまま…」

妹「ほら、聞いたでしょお兄ちゃん!たまたまの訳ない!ずっと見張ってたんだよこの女!」

女「そ、そんな…。私そんなことしないよ…」

妹「うるさい!ストーカー女!お兄ちゃんに近寄るな!」

女「落ち着いて妹ちゃん。違うよ…?」


このままでは埒が明かない。
どうしようか。
自宅はもう目の前のようだ。


選択安価>>55

@妹と帰る
A女と帰る
B無視して先に帰る
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:48:50.44 ID:Kwk6Xzs40
1
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:52:59.16 ID:b/ax2LNWO
あえて2
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:00:27.04 ID:kklwj8/Ko
妹は身内だから信じたい所だが…
57 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/19(木) 02:35:29.91 ID:Fv6dL4yp0

興奮する妹を他所に女の手を握り直す。


妹「な…っ!」

女「男くん…?」

男「案内は僕が女にお願いしたから、女に送ってもらう。いいよね?」

妹「なんで…!そいつは!」

男「妹」

妹「…!」


特に何も言うでも無く、やめろ目で訴えてみた。
妹は言葉に詰まり、鋭い目付きで女を睨む。
小さく震えていた妹の身体が、次第に落ち着きを取り戻す。


女「あ…じゃ、じゃあ私が最後まで送るね…?」

妹「…お兄ちゃんがそう言うなら…別にいいよ。でも…変なことしたら許さないからね」

妹「…アンタは、違うから」


そう言い捨てると走って遠くへと行ってしまう。


女「…行っちゃった。妹さん、男くん想いでホントに良い子だと思う。仲良くしたいんだけど…難しいのかな」



>>59
@希望はあると宥める
A絶望的と伝える
B>>59

58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 02:42:31.88 ID:QosG03nhO
2
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 05:41:50.57 ID:DYojFpCAO
2
60 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/19(木) 21:08:16.60 ID:877sOdp6O

昨日の妹の様子を思い出したら、難しいだろう。


男「諦めた方がいいかも」

女「え……そ、そっか…」


これでいい、下手に希望を持たせる方が残酷だ。
僕達は何も話さないまま、僕の家と思われる一戸建ての建物に着く。


女「着いたよ。ここが男くんのお家だよ」


マンションとかアパートかと思っていたのに…これは予想外だな。
二階建て…ここに1人で暮らしているのか。

鍵を差し込み、捻るとカチャンと音がして扉が開く。
懐かしい…我が家…とは思えないな。


男「ここまで、ありがとう」

女「ううん、良いの。じゃあ私は帰るけど、もう1人で大丈夫?」

男「>>61
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/19(木) 21:13:12.92 ID:Ht5/gZT80
うん。今日は色々ありがとう
62 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 01:01:35.54 ID:2A4n0b/j0

男「うん。今日は色々ありがとう」

女「また何かあったら言ってね……ってスマホ壊れてるんだった!」

女「今度一緒にショップに行って交換してもらおうよ、約束!」

女「それじゃ、またね」


女を見送ると、中へ入る。
右手にはリビング、正面には階段、階段の左右にトイレとバスルーム、2階は4部屋ありそれぞれ個室になっている。

そのうちの1つは僕の部屋のようだ。
入ってみると中は至って普通の部屋。

デスクの上に写真が数枚置いてある。
僕と女と友だ。

僕と女のツーショットが多い、友は数枚一緒に写っている。
こんな風に一緒に遊んでいたのか。
楽しそうだな。

他にはと思い、デスクの他の所を探してみるが、めぼしい物は出てこなかった。

自分の部屋でなら何か…と思ったけどそうでもなかったようだ。
僕はベットに横になると、そのまま寝てしまった。


______________________________。


気が付くと夜になっていた。
変な時間に起きちゃったな…。

眠気眼を擦ると、下から物音がする。
僕の動きが固まった。

誰かいる……この時間に?誰だ?
泥棒…?それにしては堂々としている気がする。

階段上から下を覗くとリビングから光が漏れている。
いい匂いがする。

武器になるような物は部屋にはない。
降りるか?声を出してみるか?


行動安価>>64
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:07:13.87 ID:bxxkfWxDO
部屋にコモルー
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:44:12.86 ID:aIVtojYiO
見に行く
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 02:06:43.83 ID:ApJOe0wto
写真があるってことは女の言うことが正しいのか?
まあ侵入した可能性もなくはないが。結局友人に聞くのが一番かな
66 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 03:37:46.65 ID:2A4n0b/j0

ここでうじうじしていても仕方ない、降りてみよう。
そーっと音を立てないように歩いてみるが、ギギギッと床板を踏み鳴らしてしまう。


「あ、起きたの〜?」


リビングから声がする、その主を僕は知っていた。
幼馴染だ。


幼馴染「やあやあ男くん、お邪魔しているのだよ〜びっくりした?」

幼馴染「家に戻ったって聞いてね〜、ここまで来たの〜。いざ来たら男くんは寝てるから〜、ご飯でも作ってあげようかなぁって」

幼馴染「鍵?ほらぁこれ、合鍵だよ〜。男くんがね、持ってろ〜って渡してくれたやつなんだよ〜」

幼馴染「えへへ〜。あ、丁度ご飯出来る所なんだよ〜。寝起きで食べれる〜?後ででも良いよ〜」


手馴れた手つきで小物を取り出し、料理を保温する。
合鍵渡すくらいだし、よく来ていたのかな?


幼馴染「それにしても良かったね〜こんなに早く回復して。流石は男くんと言ったところかなぁ?」

幼馴染「あ、そーだ。来る前に妹ちゃんから電話あったんだけど〜…女ちゃんと会ったんだ〜?」

幼馴染「妹ちゃんはちょ〜っと苦手らしいけど、ウチはそうでもないんだぁ、良い子だよね〜♪」


色々と聞いてきたけど、女と幼馴染はお互い面識があるようだ。


幼馴染「そーいえばぁ、お家きて何か思い出したの〜?」

男「>>67
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 06:18:51.55 ID:YtVfSiI80
それより何で裸エプロンなんだ君は
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 07:51:54.95 ID:JDvhQhaX0
>>65
友人も買収されている可能性があるからなー
女が本当にストーカーならそれくらいは手をまわしているだろう
69 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 11:18:43.07 ID:2A4n0b/j0

男「それより、何で君は裸エプロンなんだ」

幼馴染「えへへ〜、どう?似合うかな〜?」


くるりとその場で回ってみせる幼馴染。
…いい身体をしている……はっ!
分かってはいたが、後ろの肌面積の多さに思わず顔を背けてしまう。


幼馴染「…ありゃ〜?照れてるのかにゃ?」

幼馴染「可愛い〜♪いつもの男くんだったらすぐに押し倒してくるのに〜」

男「!?」

幼馴染「あははっ♪嘘だよ〜……興奮しちゃった…?」


幼馴染は立ち上がるとニヤニヤしながら僕の方に擦り寄ってくる。
これは…まずい。


男「と、とりあえず服を…」

幼馴染「ん〜…しなくて……いいの〜?」


とても魅力的な提案だが、とてもそんな気分ではない。
近くに脱ぎ捨てられた幼馴染の服を持ち上げ、服を着ろと投げ渡す。


幼馴染「ぶ〜…残念」


ぶつくさ言いながら、僕の目はお構い無しという感じでその場で着替え始める。


幼馴染「よしっ…と!」

幼馴染「それじゃぁーお腹空いたら、それ食べてね〜。ウチは男くんにフラれたのでそろそろ帰るのだ〜にゃはは」

幼馴染「最後に〜ばいばいのちゅーしよ〜。ん〜」


キスくらいならいいかと思い、僕は幼馴染とキスをする。
喜んでもらえたようだ、笑顔で幼馴染は帰っていく。

嵐が去ったと思ったらお腹が空いてきた、幼馴染の作ってくれたご飯を頂こう。

美味い。
僕は食事をしながら明日のことを考える。

僕は、もっと話を聞かねばならない。
明日は…誰と会おうか。


選択安価>>
@女
A幼馴染
B妹
C友

70 : ◆N38WduAZXg [sage]:2018/07/20(金) 11:19:25.00 ID:2A4n0b/j0
あ、>>72
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 11:28:00.00 ID:xw/NeBzw0
4
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 12:02:35.73 ID:vohouE1pO
C
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 12:47:25.13 ID:9rpNfPDW0
そのうち妹と幼馴染と男の計3人で、女について聞くチャンスある……よね?
74 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 14:10:07.16 ID:2A4n0b/j0

友にしよう。
今は特に友からの話が聞きたいところだ。

問題は連絡の取り方だ、スマホは壊れている。
部屋に戻って何か手がかりはないか探してみよう。

食事を終えると部屋に戻る。
何か無いかと部屋を探す。

古い手帳を見つけた。
パラパラと捲っているといくつかの連絡先の中に友の電話番号を見つけた。

思ったより早く見つかって良かった。
幸い固定電話はあるので友に連絡を取る。

無事、明日会う約束をした。
寝たばかりですぐには眠りにつけなかった僕は、情報をまとめながら再び眠りにつく。


______________________________。


翌日。
僕は駅前のカフェで友を待つ。

道がわからないので、早く出てみたが思ったより早く着いてしまった。

外を眺めながらコーヒーを啜って待っていると、目の前にドカッと強面の男が座る。
友だ。


友「よっ!待たせちまったか?…いや、時間通りだわ!お前早く来すぎ!」

友「ま、いいけどよ。さて、俺に聞きたいことがあるんだって?何でもいいぜ、聞いてみな」

男「>>75
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 14:12:11.88 ID:/zMYoNoPo
俺の女性関係について教えてくれ
謎が多すぎる
76 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 16:51:14.22 ID:/quldJwCO

男「俺の女性関係について教えてくれ、謎が多すぎる」

友「女性関係ね、知ってる範囲でなら教えるけど…」

友「ん?俺って言った?」

男「あ…」


自然と口から漏れていた。


友「まぁ、いいんじゃね。元々はそっちが普通だったんだしよ」

友「で、お前の女性関係だが──」


友から僕の女性関係を詳しく聞いた。
まとめると

僕の彼女は女のみ。
地元からは遠く離れていて、僕は派手な身なりになったが女遊びはしてないようだ。

僕、友、女、幼馴染は同じ高校で大学。
よく4人で遊んでいたらしい。

一年前辺りから幼馴染がおかしくなった。
急に僕の彼女だと言い張り始めたようだ。

妹は何故か幼馴染側に付いていて、真相は不明。
半年前に友を除いた4人で話し合いがあり和解があったそうだ。


友「…とまぁ、このくらいか。どうだ?」


僕は悩んだ。
友の話が本当だとしたら幼馴染は…。
和解したのに何故妹は…?

判明した事もあったが、まだ謎が深まる。
訳が分からない。
77 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 16:52:19.87 ID:/quldJwCO

男「!?」

友「ん!?どうした!?」


まただ…またこの頭が割れるような痛み。
今度はなんだ。

また何か──。


______________________________。


「ね、ねぇ男くん」


「い、いいの…?」


「急に…そんな……んっ…」


「ゃ……男くんがそれを望むなら…」


「いいよ……」


「…酷いね」


「…こんな…裏切るような…」


「でも…嬉しいよ…」


「ずっと…大好きだよ…」


______________________________。


男「はっ!!」

友「うぉ!?……やっと起きたかコノヤロー!何十分寝てんだ!」

男「…今のは…」


朧気に蘇る記憶、誰との会話だ?
だが、とても良くない予感がする。


友「…何か思い出したのか」


僕は無言で頷く。
だが他言出来るような内容じゃないので友には伏せておいた。


友「まぁ何か思い出せたんなら話がいがあったってもんだ」

友「あ、俺午後から講義あるんだわ。そろそろ行かなきゃだからこの辺でな。またなんかあったら連絡くれよ」


友は立ち上がると、お札を置いていき立ち上がる。
僕は多くないか?と視線を送ると、奢りだよと言って立ち去った。

友のおかげで色々わかった、今日は友に話を聞いてよかった。
僕は自宅へと向かう。

さて、明日は女が来る。
スマホを直しに行くはずだ。

どうしようか。



選択安価>>79

@女と修理に行く
A妹+幼馴染に会う
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 17:00:43.38 ID:RNFIAY2yo
1

これ男が二股かけてた可能性もあるのか?
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 17:02:07.27 ID:YBKOV0/L0
1
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:02:21.89 ID:xw/NeBzwO
男がくずの可能性でてきたな
81 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/20(金) 18:20:19.46 ID:/quldJwCO

明日は女とスマホを直しに行こう。
きっとこの中にも何か手がかりがあるはずだ。

僕は一人暮らしのカンを取り戻す?為に家事などをこなして1日を終える。

今日はもう寝よう。


______________________________。


翌日。
今朝は普通に起きて、朝食を済ました後は部屋の整理をしながら女が来るのを待つ。

その間に疑問に思う事が1つ出来た。
友は4人でよく遊んでいたというが、幼馴染の写った写真が1枚もない。

たまたま写っていないだけか?
もしかしたら幼馴染は写真は嫌いなのかもしれないな。

そうこうしているうちに女が訪ねてきた。
いつもよりお洒落をしている、可愛い。


女「それじゃ、行こっか!」


僕達は手を繋いで歩き出す。
女の手の感触がどこか懐かしい。

僕達は無意識に恋人繋ぎをしていた。
記憶はないが、いつもこうやって繋いでいた気がする。

記憶を失う前のデートの話などをしていると、もうすぐ目的地に着きそうになる。

話題を提供して貰ってばかりだったので、着くまでに何か1つ聞いておこう。


男「>>82

82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 18:59:35.14 ID:cks2+IclO
幼馴染さんって知っているか?
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 20:06:42.97 ID:xBXxoETPO
女が幼馴染をどう見ているかが気になるところ
84 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 01:30:49.93 ID:DzvYAojj0

男「幼馴染さんって知っているか?」

女「ん?知ってるけど?」


反応が鈍い、聞き方を間違えたか。
そんな質問をしているうちにショップに辿り着いてしまった。

最新機種が出ていると言うことなので、ついでだから機種変してしまえば、という女の提案に乗ってみた。

僕にはあまり違いが実感できない。
バックアップ等、よく分からないし、設定が面倒だな、と思っていると女が率先してやってくれた。

優しい。
僕の手元にスマホが帰ってきた。

さぁ何が保存されているのかと期待を込めて開いてみる。
驚いた、何も無い。

それとも機種変てのはこういうものなのか。
幸いお見舞い面子の連絡先は確保した。

これでいつでも連絡が取れる。
僕は何となく女の連絡先を押してみた。

設定プロフィールが表示される。
僕はメモ欄に書かれてる文字に目を疑った。


女「どうしたの?」


僕はドキッとして思わずスマホの画面を消した。


女「なによーそんなビックリして。何か…」

女「見つけたの?」

男「>>85
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 01:33:53.30 ID:C1NoEfDWO
信じるな
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 01:34:44.17 ID:5j1yEnsO0
何もないさ、ただ…俺がどういう人間でも、ずっと俺を見てくれ
87 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 01:58:35.95 ID:DzvYAojj0

男「信じるな」

女「??」


僕も何を言ってるのかわからない。
テンパりすぎて訳の分からない事を口走ってしまった。


女「あはは、変な俺くーん」


危ない、何とか無事誤魔化せたようだ。
その後僕達はショッピングやご飯と一緒の時間を過ごした。

これって、もしかしなくてもデート…だよね。
気付けば夕暮れ、周りの人達も帰宅をする時間だ。


女「今日はすごーく楽しかったね!俺くんはどーだった?」


選択安価>>89
@楽しかった!
Aそうでもない
B 男「>>89
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 02:07:18.28 ID:esgHjJgaO
少し疲れた
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 02:10:32.90 ID:Yys1f+f2o
B楽しかった。今度は友や幼馴染も入れて四人で出掛けたいな
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 02:15:26.50 ID:esgHjJgaO
なんでわざわざ地雷踏みにいってんだ…
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 02:20:22.27 ID:Yys1f+f2o
カマをかけてみた
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 02:23:19.69 ID:W+6BYsBWO
一歩間違えれば Nice boat. やぞ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 04:45:16.01 ID:zqXg7Wen0
やり直しとかできるのかな?このスレ
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 09:33:45.63 ID:sGGOabMBO
女は意外と発散させても大丈夫そうだが、妹はヒステリーに、幼馴染は溜め込みそうだな。
見えない爆弾処理は怖いなぁ……
95 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 10:30:40.40 ID:X+UF/2X+O

男「楽しかった。今度は友や幼馴染も入れて四人で出掛けたいな」

女「あ、いいねぇ!友くんと遊ぶのも久しぶりだしねー!」


少し言葉に違和感を感じる。
僕は幼馴染の名前も出してみた。


女「あー……あのね、俺くん」


女の雰囲気が変わった。
どこか悲しげな。


女「男くんがもうどこまで聞いて、知ってるか私にはわからないよ?この前の妹さんの時にも分かったでしょ」

女「もう幼馴染さんと私は、一緒に居れないんだよ…」


友から和解したと聞いた事を説明する。


女「あ、そこまで知ってるんだもう。でもね…もう会うのはちょっと無理……かな」


何か幼馴染後ろめたさがあるのか、何とも言えない表情をしている。

これ以上追求しても話してはくれないだろう。
その話題から逃れるように、今度はどうしようか等を話し合いながら僕の自宅につく。

女にお礼を言って家に入ろうとした時だ。
女に袖を摘まれた。


女「……あの…さ…」


女は何故か恥ずかしそうに、もじもじとして言葉を探しているようだ。


女「…お邪魔しても…良いかな…?」


僕は少しドキッとした。
特に深い意味は無いだろうと、平静を装いつつ。


男「>>96
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 10:36:15.41 ID:ahdOx25y0
どうかよしなに
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 10:48:41.94 ID:sGGOabMBO
緊張しすぎで草。
98 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 10:50:58.40 ID:X+UF/2X+O

男「どうぞよしなに」

女「…ふふっ。よしなにって…あはは!変な俺くん!」


緊張しすぎた。
平静を装ったつもりだが、きっと顔は赤いだろう。


女「でも…ありがと。じゃあお邪魔しようかな」


僕が家の鍵を開けて、中に入った時に身体が固まる。
誰かいる。

靴を見る、女物。
瞬時に察する、幼馴染だ。




選択安価>>100
@気にせずに上がる
Aやっぱり女を帰す
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 10:52:22.82 ID:zqXg7Wen0
2
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 10:56:08.27 ID:srq/ZKAGO
A
101 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 12:30:08.73 ID:X+UF/2X+O

今女と幼馴染が鉢合わせるのは色々と不味い気がする。
僕は振り返り女の肩を押しながら外へ出る。


女「えっえっ…どうしたの?」

女「あ…このあと妹さん来るんだ。そっか…。確かに私がいちゃまずいね」


すまん、妹よ。


女「それじゃ残念だけど…またね、男くん」


女を何とか帰せた、難は逃れた。
気を取り直して家の中へ。

相変わらずリビングに居るようだ。
料理を作っている。


幼馴染「おやおや、お帰りだよ〜男くん。またまた勝手にお邪魔しております、えへん」

幼馴染「外から声が聞こえたけど、誰かと一緒だったのかな〜?」

幼馴染「そう?気のせいかぁ〜。」

幼馴染「今日はお出かけだったんだね〜、どこに行ってたの〜?」

幼馴染「わぁ〜スマホ変えたんだ〜。しかも最新機種だぁ、良いねぇ」

幼馴染「あ、ご飯まだかかりそうだからお部屋でゆっくりしてきなよ〜。出来たら声掛けるね」
102 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 12:30:59.21 ID:X+UF/2X+O

僕はお言葉に甘えて部屋に行く。
早速僕はスマホを確認する。

あの忘れられないメモを確認する為だ。
何故こんな事が書かれている?

友の話と違う、何故だ?
なんで…


『元彼女』って書かれているんだ?


その日は幼馴染と一緒に食事をして終える。
メモの事は話していない。

今日はもう寝よう。


______________________________。


「男くんが幸せならそれでいいと思ってたの 」


「約束なんて…覚えて……よね」


「……の願いは…男くんの幸せ…」


「隣に居るのは……じゃなくていい…」


「そう……のに。……無理……よ」


「好きなんだもん…」


「我慢………なかったの」


「ずるいって………先だったのに…」


「……は何も…悪くない……のは……だから…」


「ねぇ……」


「嘘…良いから……」


「抱いて…」


______________________________。


翌日。

不思議な夢を見た。
夢…?なのか?

とてもよく知った声…なのに、誰だかわからない。
考えても仕方ない、今日はどうしようか。

今の僕はスマホが使える。
連絡は簡単に取れるぞ。



行動安価>>105
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 12:31:51.69 ID:w9TzyIM+0
主人公がクズの可能性
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 12:36:12.91 ID:X5v07r70O
部屋になにか残ってないか調べる
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 12:36:28.57 ID:4u58Hixt0
みんなで海に
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 12:55:35.56 ID:+Fp8cRcbo
最初に女と付き合っててその後幼馴染とも関係を持つ
女のことがバレたので幼馴染と妹にストーカーだと説明したって所かね
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 13:10:00.25 ID:Lcv5LO0o0
ウェミダー
108 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 13:43:13.27 ID:X+UF/2X+O

そうだ、みんなで海に行こう。
って行っても僕身体にはまだ傷がある(痛くないけど)

季節的にもちょっと海は早い気がする。
だが今は何となく海へ行きたい気分だ。

皆を誘ってみよう!

……。

見事に一蹴された。
まぁ仕方ないか。

今日は家を探索しよう。
2階には僕の部屋以外に、3部屋空き部屋がある。

寝具も基本的な備品も取り揃えられている。
お客さん用か?

今更だが、裕福な家庭だったんだなと実感する。
こんな広い家に一人暮らししてたのか、僕は。

何か残ってないか調べてみよう。


……。


近くの2部屋は特に変わったものは無かった。
未使用のゴムがあったが見なかったことにしよう。

あとは最後の部屋だ。
他の部屋と同じで何もなさそうな気はするが、探すに越したことはない。

部屋に入ってみると、6畳程の広さの部屋。
ベット、埋め込み型のクローゼット、引き出しの付いたテーブル、箪笥。

何も見つからないので、ここもあまり期待していない。
それよりお腹が空いたな。

料理は苦手だ、外食にしよう。
2箇所程探したらご飯を食べに行こう。

どこを探そうか。

2箇所指定安価>>110
(例:箪笥、テーブル)
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 13:44:34.79 ID:zqXg7Wen0
ベット、クローゼット
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 14:57:00.56 ID:sGGOabMBO
クローゼット、テーブル
111 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 23:08:04.08 ID:DzvYAojj0

とりあえずクローゼットとテーブルだけ見ておこう。
まずはクローゼットを開けてみる、何も無い。

まあ予想通り。
お次はテーブルの引き出しだ。


男くん「ん…?」


引き出しの中にはノートが入っている。
パラパラと捲ってみると最初の数ページだけ何か書かれているようだ。

僕は思いもよらぬ内容に絶句する。
ノートは毎日書かれている訳ではなく、内容はバラバラだ。

日記のようで、メモ帳みたいな。


『初めて彼女が出来た、嬉しい。
友には悪いけど俺も本気だったんだ、恨まないでくれよ?
彼女は同じ高校に通う女!クラスで1番可愛い子だ。
今日から毎日新聞楽しくなりそうだ』


『最近、幼馴染がベタベタしてくる。
俺には彼女が居るんだぞ、怒らせたらどうする!
だけど女はそんな事で怒るようなやつじゃない、心が広いんだ』


『4人でランドに行ってきた!
楽しかったー!』


『周りの皆は髪など染めている、いいな。
俺も染めてみたいな、金髪とか!
いきなり染めたら女ビックリするだろうな、驚かせてやろう』
112 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/21(土) 23:09:28.98 ID:DzvYAojj0

『倦怠期?何か刺激がほしい』


『幼馴染ってトロい奴だなって思ってたけど、結構可愛い気がする』


『やばいやばい!ついに幼馴染がイカレやがった!
俺の彼女はウチだとか抜かし始めた。
女と幼馴染は仲が良かったのに一気に険悪だ』


『妹が来たが、こいつも訳の分からないことを言い始めた。
幼馴染さんを彼女にしろと言い出した。
約束?覚えてねーよ!』


『最近女とも上手くいかない、きっと幼馴染のせいだ。
でも幼馴染は相変わらずだ、俺に優しくしてくれる。
多分幼馴染を受け入れてる俺が悪いのだろう』


『女が1番だとアピールする為に女に俺の家の合鍵を渡してみた。
とても喜んでいた』


『頭おかしい、やばいと言われても健気に俺に関わろうとしてくる幼馴染が気になる。
そんなに俺の事が好きなのか。
約束って…もしかしてありきたりなやつ?』


『ついに、やってしまった…』


『最近女がいつも以上に優しくなった気がする、気のせいかな?
近々4人で話し合いをする事になった。
ごめん…女』


『和解した。
これで良かったんだろうか』


『誰も居ないはずなのに人の気配がする。
視線も感じる。
なんだか落ち着かないな』


『幼馴染は優しすぎる。
俺が何しようと信じてるから、の一点張りだ。
心配じゃないのかよ』


『ついに俺は2度も過ちを犯した、クズだとはっきりと自覚はしている。
どうしてこうなった?』


書かれた内容はここで終わる。
断片的過ぎる記録。

だが、僕がクズ野郎と認識するには充分な内容だった。


その時、ポケットに入ったスマホが音を鳴らして振動する。
メッセージが2通、幼馴染と女からだ。


女『夜、時間ある?会って話したい』

幼馴染『男く〜ん。夜空いてる〜?会いたいな〜♪』


指定する時間は同じようだ。
僕は…


選択安価>>115
@女と会う
A幼馴染と会う
B今日は1人になりたい
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:10:57.07 ID:4u58Hixt0
1
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:20:53.65 ID:zqXg7Wen0
3
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:36:45.37 ID:ukR6fXlqo
1
116 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 02:45:28.87 ID:+QHpa7ka0

女に会いに行こう。
僕は夜まで時間を潰す事にした。


……。


夜、僕はすっかり人の居なくなった公園のベンチで女を待つ。


女「お待たせ〜。よっ」


挨拶がてらに放り投げられる缶コーヒー。
暗かったので危うく落としそうになるが、何とかキャッチする。


女「ナイスキャッチ!」


女は僕の隣に腰掛けると、緩んだ笑顔でこちらを見てくる。


女「来てくれてありがとね」

女「んーまぁ大事な話かな!」

女「男くん前の記憶の事、熱心に調べてるよねー。そんでね」

女「どこまで知ったのかな?」


女は笑いながら問いかけてくるが、その目は笑ってはいなかった。


女「ねぇ」

男「>>117
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 02:55:42.04 ID:5y7UtxAJ0
いや、調べたけどよく解らなかった (とぼける)
118 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 03:28:52.90 ID:+QHpa7ka0
男「いや、調べたけどよく解らなかった(とぼける)」

女「ふーん…そっか…」


僕は目を逸らし、貰った缶コーヒーを飲む。
なんだか女の様子がいつもと違う。


女「ねぇ、前の男くんにも話した事ないんだけど……私の話、聞いてくれる?」


男「>>119
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 03:34:11.69 ID:Wez9ebJNo
ああ、構わないぞ
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 10:49:32.45 ID:5NaOl7cXO
拡散希望
【SS掲載拒否推奨】あやめ速報、あやめ2ndは盗作をもみ消すクソサイト



SSを書かれる際は掲載を拒否することを推奨します


概略1

現トリップ◆Jzh9fG75HAは

混沌電波(ちゃおラジ)なるSSシリーズにより、長くの間多くの人々を不快にし

また、注意や助言問わず煽り返す等の荒らし行為を続けていたが

その過程でついに、ちゃおラジは盗作により作られたものと露呈した



概略2

盗作されたものであるためと、掲載されたシリーズの削除を推奨されたSSまとめサイト「あやめ2nd」はこれを拒否

独自の調査によりちゃおラジは盗作に当たらないと表明

疑問視するコメント、および盗作に当たらないとの表明すら削除し、

盗作のもみ消しを謀る


概略3

なおも続く追及に、ついにあやめ2ndは掲載されたちゃおラジシリーズをすべて削除

ただし、ちゃおラジは盗作ではないという表明は撤回しないまま

シリーズを削除した理由は「ブログ運営に支障が出ると判断したため」とのこと




SSまとめサイトは、SS作者が書いたSSを自身のサイトに掲載し、サイト内の広告により金を得ている

SSまとめサイトは、SSがあって、SS作者がいて、はじめて成り立つ


故に、SSまとめサイトによるSS作者に対する背信行為はあってはならず、

SSにとどまらず創作に携わる人全てを踏みにじる行為、盗作をもみ消し隠そうとし

ちゃおラジが盗作ではないことの証明を放棄し、

義理立てすべきSS作者より自身のサイトを優先させた

あやめ速報姉妹サイト、あやめ2ndを許してはならない



あやめ速報、あやめ2ndは盗作をもみ消すクソサイト


SSを書かれる際は掲載を拒否することを推奨します
121 : ◆N38WduAZXg [sage]:2018/07/22(日) 13:05:39.14 ID:RANbfmSAO
書いてる俺自身が訳わかんなくなってきたゾ
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 13:26:26.03 ID:xyms7F7aO
完結まで頑張ってほしい
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 14:27:14.77 ID:VWvkurwhO
もう二人は幸せなキスをして終了でいいんじゃない(ハッピーエンドとはいってない)
124 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 18:50:44.16 ID:RANbfmSAO
男「ああ、構わないぞ」

女「ありがと」


女は深呼吸をすると覚悟を決めたように、話し始める。


女「本当の私って、無関心の塊なの」

女「この世界は、私には生き辛かった。周りが普通を求めるから、私は普通を演じてた、皆が思う普通の女として」

女「だから私、本当は男くんの事…好きじゃなかったんだよ」

女「友くんと男くんに言い寄られた時も、どうでもよかった、何となく男くんと付き合ってみただけ」

女「幼馴染さんが男くんの彼女って言いだした時、私は何も思わなかった。へーそうなんだくらいにしか」

女「でも私は演じなきゃいけないから。幼馴染さんを罵ったりもしたね、男くん彼女として」

女「でも何だろうね、その頃から胸の奥がチクチクして、段々と男くんとの折り合いも悪くなってきた」

女「そして、男くんは私を裏切った」

女「この時かな、私は今更ながら男くんを好きだって気付いたの。あれだけ演じるだの無関心だの言ってたくせに、いざ離れてしまうと思った時に本当に好きだって気付いた時には遅かった」

女「私の怒りは、男くんを奪おうとする幼馴染さんじゃなく、男くんに向いた」

女「でも今まで理想の彼女を演じて、無関心を通してきた私が男くんを責めて良いのか迷った」

女「男くんを、想い続けた幼馴染さんに申し訳なく思ってしまった」

女「だから私は1度、身を引いたの」

女「私は男くんへの気持ちを押し殺して、幼馴染さんに男くんを譲った」

125 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 18:51:33.07 ID:RANbfmSAO

女「なのに…男くんは私を求めた」

女「許せなかった……のに。押し殺してた気持ちに芽が出てしまった」

女「私はやっぱり、男くんを愛してる」

女「私には男くんしかいない、男くんにも私しかいない。でも男くんって手癖が悪いから、どうやって繋ぎ止めるかってひたすら考えてたの」

女「そしてついに閃いたの。そうだ、私の家で養ってあげようって」

女「だから私は男くんを軽く怪我させようと思ったの」

女「そしたら男くんってば、幼馴染さん幼馴染さんって五月蝿いから、勢い余ってやりすぎちゃった」

女「死んだと思った。男くんを見送ったら私も後を追うつもりだったけど、男くんは生きてた」

女「最初男くんが私の事をわからなかった時にすぐに察した。記憶喪失かもって」

女「だから私は嘘をついた」

女「これは神様が私にくれた最後のチャンスだと思ったの。今の男くんなら、全てがゼロになった男くんなら…って」

女「だってこれならスタートラインは同じだもん。男くんが私を好きになってくれれば、誰に何を思われても関係ない」

女「だから、私は男くんが好き」

女「本当に好きなの」

女「お願い、幼馴染さんの所に行かないで」

女「私だけを見て」

女「2人で遠い所に行こう?誰も私達の事を知らない所まで」

女「ね?」


待て待て待て。
黙って聞いてたけど、大分問題発言が連発している。

え?僕を刺したのって女って事か?
女の言っている事が理解できない。

何故こんな事を平然と言えるのか。
普通に怖い。

選択を誤ったら何が起きるかわからない。
慎重に行かないと危険な気がする。

逃げる?
それとも、とりあえず質問に答えるか?


僕が今すべき行動は…

>>128


126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 19:10:41.36 ID:Sop6Ztd+o
拒絶したら刺されるのは間違いないな…
そもそもどっちつかずな態度取った男にも問題あるし

どうすりゃいいんだ。安価下
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 19:33:04.75 ID:tjjjO+vm0
これは抱きしめて油断したところで腹パンお持ち帰りですね間違いない
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 19:33:32.54 ID:HNtwXfvv0
キスをして胸を揉む
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 19:53:18.27 ID:YH1NY1mxO
幼馴染「カーナーシミーノー」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 20:06:47.76 ID:xyms7F7aO
女と幼なじみはまだ話通じそうな気がする
妹と友が厄介じゃないかこれ
131 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 21:00:28.52 ID:RANbfmSAO

僕は何も言わずに女にキスをする。


女「んっ!?」


もうどうにでもなれ。
僕は服の上から女の胸をまさぐる。


女「ちょっ…んっ…待って!」


流石に無茶苦茶過ぎたか?
幼馴染は僕から離れてしまう。


女「…ふぅ。ビックリした…強引な所は一緒なんだね、ふふ」

女「これって……私の事を受け入れてくれるって事だよね…嬉しい」

女「幼馴染さんじゃなくて、私を選んでくれた…」

女「嬉しいな…ほんとに嬉しい…」

女「もう男くんは私のもの…私も男くんのものだからね」

女「ねぇ…続き、したいよね。私の家で……しよ?」


僕は…


行動、発言、自由安価>>133
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:04:51.55 ID:z54GdKPe0
こうなりゃ君の家でもやろう
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:09:59.99 ID:RpINsBbb0
安価↑+女にプリキュアのコスプレ衣装を着てもらう、これが条件だ、と女に告げる
134 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 21:34:06.48 ID:RANbfmSAO

こうなりゃ行く所まで行ってやる。
僕は指を1本立てる。

男「プリキュアのコスプレ衣装を用意してほしい、それが条件だ」

女「え……そ、そんなのないよ…コスプレとかした事ないし…」


僕は溜息と共に首を振り、女に背を向ける。
男は背中で語るってやつだ。


女「ま、待って!用意するから!よくわかんないけど…用意するから、ね?」

女「男くんにそんな趣味があるとは思ってなかったけど…私、頑張るから…」

女「待ってよ…どこに行くつもりなの?」

女「まさか幼馴染さんの所じゃないよね…?ね?」



自由安価>>136
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:36:19.38 ID:S1wdc7py0
ラブホ
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:36:52.88 ID:HNtwXfvv0
女が服を脱いで胸を押し付けてきた
137 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 21:56:33.61 ID:RANbfmSAO

おもむろに女は上着を脱いで僕に抱きついてくる。
背中から感じる感触、柔らかい。


女「やだ、やだやだ…」

女「幼馴染さんの所に行かないで…お願いだから…私の事、好きにしていいから…」


いつの間にか優位に立っている気がする。
今なら僕の言うことを聞いてくれるかもしれない。


選択安価>>139
@振り切って逃げる
A説得して帰ってもらう
B男「>>139
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:56:58.39 ID:z54GdKPe0
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 21:57:18.99 ID:Zgp0/aH/0
140 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 22:35:19.38 ID:RANbfmSAO

逃げよう。
僕は女の手から逃れ、突き飛ばす。


女「あっ!…いたっ!」


女が倒れた隙に走り出す。
後先考えてる場合ではない、とにかく今はここから、女から離れなければ。

僕は自宅へと駆け込んだ。
恐らく女は追ってくるだろう、ここに来るのも時間の問題だ。

今この状況で1人で居るのはマズい、誰か呼ぶか?
被害が僕以外にも及ぶ可能性もある、やめておいた方がいいか?


選択安価>>142
@友を呼ぶ
A妹に来てもらう
B幼馴染に来てもらう
C誰も呼ばない
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 22:36:47.36 ID:S1wdc7py0
3
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 22:46:50.49 ID:HNtwXfvv0
143 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/22(日) 23:32:08.88 ID:RANbfmSAO

妹に来てもらおう。
女は妹が苦手の筈だ。

妹に電話をかけるが、なかなか出ない。
お風呂かな?

ピンポーン、ピンポーン。
ピンポピンピピピピピ……

やばい、女が来た。
とりあえず居留守をしてやり過ごそう。

バレている気はするが今はこれしかない。
インターホンが止まった、諦めたか?

カチャ。
鍵の開く音が聞こえた。

あ、合鍵持ってるんだった!
なんで回収してないんだ!

隠れなきゃ、どこに…。
かけっぱなしの電話が繋がった。


妹『もしもし?お兄ちゃん?』

妹『え?とりあえず今すぐ来てくれって何が──』


僕は要件だけ伝えて電話を切る。


女「居るんでしょー?」

女「酷いよ男くん。さっきの…痛かったんだよ?」

女「やっぱり男くんって手癖が悪いね。でも大丈、怒ってないよ」

女「だから出ておいでー?」


玄関から聞こえる女の声。
恐らく獲物を追い込んだ余裕からそこまで急いでない様子だ。



どうしよう。


行動安価>>145
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 23:59:18.87 ID:HNtwXfvv0
加速
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 00:00:08.38 ID:8OiHXkP60
3サイズを当てて動揺させる
146 : ◆N38WduAZXg [saga]:2018/07/23(月) 19:44:03.74 ID:uyd5Z3GpO

男「女!お前は上から86-60-86のナイスバディだ!」


僕は玄関にいるであろう女に向かって叫ぶ。


女「バストくらいしかちゃんと測ったことないけど、そうなのかな?ありがと!」

女「上に居るんだね」


効果が無かった!くそ!
どうしよう、隠れるか?

妹が来るまでにまだ時間は掛かりそうだ!
あえて戦うか?身体がボクシングを覚えてるかもしれない!


どうする?
>>148
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:47:17.18 ID:18ZCM2S4O
安価↓
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/23(月) 19:57:39.08 ID:8OiHXkP60
僕も覚悟決めたからシャワー浴びてきてくれ、と言う
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