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>>2「…メビウス?」【安価とコンマでダンロンV3×Caligula】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/12(木) 23:03:57.38 ID:Vsfi8Yc10
※このスレについての注意書きとお願い※
・NewダンガンロンパV3×CaligulaOverdoseのクロスオーバーssです。Caligula側からはアリアとμ以外は基本出ません。
・多分っていうか確実にキャラ崩壊入ります、注意。
・V3本編ネタバレは……ある、のかなぁ……??うむ、わからん。でも明らかにそれ本編から引っ張って来ただろ!っていうのあります。
・安価はカタルシスエフェクトの貌だったり、どこに向かおうか…?と行った感じでとります。
・主人公以外のキャラのトラウマに関してはこちらで勝手に決めます、許せ()
・ss初心者なんで何かあったら指摘質問etc.どしどし言って欲しい…と、思います。というかお願いします。
・あと更新遅め。のんびり付き合ってくださると恐縮です。
それでは主人公となるキャラをV3の16人から一人
>>2
加えて問答無用で敵になるキャラをV3の16人から一人(
>>2
と被ったら
>>4
)
>>3
※ただし
>>3
は場合によっては寝返えって味方になる可能性が有りますのでそこのところよろしくお願いします。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1531404237
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/12(木) 23:17:32.77 ID:wgfDq52Ao
赤松
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/13(金) 00:08:10.75 ID:Fg65gP5f0
天海
4 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:42:44.48 ID:MLkbnWDe0
>>2
赤松
>>3
天海
赤松母「──楓!」
赤松「ひゃあっ!?」
赤松母「もう…今日から2年生になるんでしょう?今年は新入生の前で祝辞を言うことになった聞いたけど、時間は大丈夫なの?」
赤松「え?……ああっ!もうこんな時間!?」
赤松母「貴方がボーッとしてるからでしょう?ほら、さっさとご飯食べて行きなさい。」
赤松「うん!いただきまーす!」
赤松「(──私は赤松 楓。この才囚市にある市立才囚学園っていう高校に通ってる、何処にでもいるような普通の高校生!)」
赤松「(今日から待ち望んだ2年生になるんだけど…どういうわけか祝辞を読むことになっちゃったんだよね。)」
赤松「んっ……ふぅ、ごちそうさまでした!行ってきます!」
赤松母「気を付けるのよー!」
赤松「はーい!」
赤松「(これが私の日常。なんのへんてつもない、ごくごく普通の暮らし。だけど私はこの生活に満足している。)」
赤松「だって──私、幸せだもん!」
5 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:43:22.52 ID:MLkbnWDe0
【市立才囚学園・体育館】
赤松「…ううっ、緊張するなぁ。」
赤松「(全校生徒の前で祝辞なんて、緊張しない人の方が珍しいよね。)」
教員A『──在校生、祝辞。』
赤松「(来た!)」
教員A『在校生代表、2年7組、赤松 楓。』
赤松「はい!」
赤松「(思わず大きな声が出ちゃったけど…いいよね?壇上に上がって……)」
赤松「─皆さん、ようこそ才囚学園へ!」
赤松「新しい学校に、初めて会う人。慣れない環境で、緊張していることかと思います。ですが、少しすればこの学園生活にも慣れ、一緒に過ごせる友達が隣に立っていることでしょう。」
赤松「そこで私から、皆さんに一つだけあることを伝えたいと思います。この学園生活の中で、自分のやりたいことを見つけてみて欲しい、ということです。」
赤松「何か一つ、打ち込めることを見つけるだけでも、学園生活の楽しさが変わります。勉強、運動、部活…校外での買い物でもいいです。」
赤松「勿論、DTM(デスクトップミュージック)でも!」
赤松「…それでは、皆さんの学園生活がよりよいものになることを願い、これを祝辞とさせていただきます。」
6 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:44:25.39 ID:MLkbnWDe0
赤松「(…うううっ!!き、緊張したよ…。)」
赤松「(…っと、早く舞台袖に退いて、席に戻らないと。)」
教員A『──続きまして、新入生答辞。新入生代表、1年7組、天海 蘭太郎。』
天海「はい。」
赤松「……えっ?」
赤松「(私は、その名前に聞き覚えがあった。)」
赤松「(──どこで、聞いた?)」
赤松「(記憶がフラッシュバックする。)」
赤松「(ああ…そうだ、あの子は──)」
赤松「(去年の卒業式で、卒業生代表だった子だ。)」
赤松「(私は思わず彼の顔を見た。)」
赤松「っ!?」
赤松「(顔に、黒い塊のようなものが貼り付いてる…!?)」
赤松「(思わず壇上から全校生徒を見渡せば、同じような人が沢山見える。)」
7 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:45:16.66 ID:MLkbnWDe0
教員B『君…!』
赤松「え…あっ、すみませ…!?」
赤松「(先生の顔に、モザイクのようなものがかかっている…!?)」
赤松「(先生はそのまま、私の方に手を伸ばして──)」
赤松「──嫌ぁ!!!」
赤松「(私はその手を払いのけた。だけど今ので、体育館は酷くざわついている。)」
赤松「(私はその空気に耐えられなくて───逃げた。)」
赤松「(壇上から飛び降りて、後ろの出入口まで一直線に走り抜ける。皆の視線が突き刺さるかのように集まっているのがすぐにわかったけれど、今はそんなことを気にしている場合なんかじゃない。)」
赤松「(私は、学校すらも飛び出して───)」
天海「…ああ、」
天海「気づいちゃいましたか。」
8 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:46:49.09 ID:MLkbnWDe0
赤松「はぁ…はぁ……」
赤松「(私は、気がついたら駅前に来ていた。)」
赤松「……人だかりができてる…?それも、皆あの体育館で見た人達みたいにヘン……。」
μ「皆ー!メビウスは楽しいー?」
熱狂的なファン達A「イエーイ!!!」
熱狂的なファン達B「メビウスサイコー!!!」
赤松「あれは…μのライブ?」
赤松「…μ……」
赤松「(…確か、彼女はボーカルソフトで…この街じゃ彼女の姿を見かけるところはいっぱいある。街頭PVとか、ポスターとか、いっぱいあるし…。)」
赤松「(ああ、でも……今は構ってられない!)」
ダンッ!ダンッ!
赤松「〜〜〜!?」
赤松「なんで……なんでっ!?」
赤松「なんで…駅に、入れないの……!!?」
9 :
1
[saga]:2018/07/13(金) 00:48:12.95 ID:MLkbnWDe0
μ「──どうしたの?」
赤松「!」
μ「ごめんね…この才囚市の外は、まだ作ってないんだ。」
赤松「作って、ない?」
μ「うん…ここはメビウス。皆に幸せになって欲しくて作ったんだ。この街の半分は、私が作ったんだよ!えへへ、凄いでしょ?」
赤松「…メビウス?」
μ「皆が才囚市って呼んでる、この街の本当の名前だよ。」
μ「この街では、どんなことでも叶うんだよ。だけど…帰りたいって思ったことは、何か足りなかったんだよね?」
μ「…ねぇ、教えて?君は何があったら、ずっとここにいてくれる?」
赤松「……………。」
安価直下
1.「じゃあお金…は、アリ?」
2.「…えっと、恋人かなぁ。」
3.「なら、新しい楽譜を…。」
4.「…欲しいものはないよ。」
(どれを選んでも変わらない)
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