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【ラブライブ】穂乃果「お前の罪を数えろ」【仮面ライダーW】
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1 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/10(火) 23:26:50.68 ID:d055tZSrO
更新遅め。
シリーズもの。
前作こちら
【ラブライブ】穂乃果「さぁ、お前の罪を数えろ!」【仮面ライダーW】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524997206/
以上のことが大丈夫な方はぜひお付き合いください。
「これで決まりだ」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1531232810
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2018/07/11(水) 00:23:21.88 ID:U6+X/R1Z0
いよいよ最終回だったっけ?
ファイトだ
3 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 17:39:37.58 ID:TBuw05vPO
〜〜〜〜〜〜
「ん……」
光。
目をつぶってても感じるそれで目を覚ます。
「あ、れ?」
まだ状況を理解してない頭で、ぼんやり思い出す。
なに、してたんだっけ?
たしか、人を待ってて……待ちくたびれて寝ちゃったんだったっけ?
机に突っ伏して寝てたせいで、ちょっと体が痛いかも……。
「穂乃果!」
「穂乃果ちゃんっ」
ふと聞き慣れた声がした。
わたしーー高坂穂乃果は、さっきまで突っ伏していた机から顔をあげた。
そこにいたのは、二人の幼馴染。
穂乃果は、待たせたことを非難するように、二人の名前を呼んだ。
穂乃果「遅いよ!」
穂乃果「海未ちゃん! ことりちゃん!」
4 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 17:46:13.53 ID:TBuw05vPO
ことりちゃんは申し訳なさそうな顔で。
ことり「ごめんねぇ、長引いちゃって……」
穂乃果「ほんとだよぉ!」
一方の海未ちゃんはなぜか怒ったような表情だ。
んん?
穂乃果「海未ちゃんも!」
海未「…………」
穂乃果「……海未ちゃん?」
あ、あれ?
様子が変だよ?
……えっと、そもそも穂乃果はなんでここーー生徒会室で待ってたんだっけ?
海未「それは、穂乃果が生徒会長の仕事を溜めていたせいでしょう?」
穂乃果「あ……」
思い出した!
穂乃果の仕事が溜まってたせいで、二人に動いてもらってて。
それで、穂乃果は一段落したから疲れて、寝てたん……でした。
海未「…………」
ヤバい!?
すごく笑顔だ!?
こういうときの海未ちゃんはーー
海未「穂乃果ぁぁぁっ!!!」
穂乃果「ご、ごめんなさぁぁぁい!」
5 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 17:48:37.13 ID:TBuw05vPO
高校2年生の冬。
穂乃果たちは今日も音ノ木坂で、楽しい学校生活を送ってる。
幸せな毎日だ。
〜〜〜〜〜〜
6 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 17:49:12.61 ID:TBuw05vPO
『最後のE/永遠の友情』
7 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 17:55:38.06 ID:TBuw05vPO
〜〜〜〜〜〜
穂乃果「おはよう!!」
とある日曜日。
穂乃果はアイドル研究部の部室を勢いよく開いた。
希「おはよう、穂乃果ちゃん」
絵里「おはよう。穂乃果」
答えてくれたのは、3年生の絵里ちゃんと希ちゃん。
穂乃果より先に部室に来てたみたい。
穂乃果「早いね、二人とも」
絵里「えぇ。少し用事があってね。早めに出たのだけれど」
希「えりちが有能やから、思ったより早く終わったんよ」
穂乃果「そうだったんだ! さすが、絵里ちゃん!」
流石は絵里ちゃん!
やっぱりできる女! って感じだよねぇ。
絵里「…………や、やめてよ。恥ずかしい」
希「ふふふっ」
穂乃果「ふふっ」
その上、かわいい。
隙がない!
8 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 18:02:43.95 ID:TBuw05vPO
かわいい、といえば……。
穂乃果「1年生のみんなは?」
部室を見回しても3人の姿が見えない。
いつもエネルギッシュで部室に一番乗りする凛ちゃんとそれに連れられてくる花陽ちゃんと真姫ちゃん。
更衣室にも、いないっぽいし……。
絵里「……ふふっ」
穂乃果「ん? どうかしたの?」
絵里「いえ、あの三人は遅れてくるそうよ? 凛がまだ寝てるんだって」
クスクスと笑いながら、絵里ちゃんはスマホの画面を見せてきた。
穂乃果「あははっ」
つられて笑う。
画面には一枚の写真があって。
そこには、布団にくるまる凛ちゃんと必死に起こそうとする真姫ちゃんの姿があった。
どっちもパジャマ姿で……。
希「お泊まり会、だそうよ」
たぶん、夜遅くまで話してたんだよね。
穂乃果も、海未ちゃんとことりちゃんとお泊まり会するとそうなるから分かるなぁ。
9 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 21:51:01.94 ID:5d3Avc/30
絵里「真姫によると、花陽もつられて寝始めたらしいわ」
希「真姫ちゃんが諦めるのも時間の問題やね」
凛ちゃんたちを起こそうと頑張る真姫ちゃんを思い浮かべて、また笑みがこぼれる。
希「というわけで、1年生は遅刻やろなぁ」
穂乃果「そっか。それはしかたないねぇ」
絵里「そういえば、海未たちは?」
一緒じゃないの?
珍しいわね。
そう聞く絵里ちゃん。
えっと、二人は……。
ーー ガチャッ ーー
海未「……遅れました!」
ことり「ごめんなさい」
噂をすれば、ってやつで。
二人が息を切らせながら、姿を見せた。
10 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 21:58:06.11 ID:5d3Avc/30
ことり「って、あれぇ?」
海未「三人、だけですか?」
意外そうな顔をする二人。
ふと時計を見ると、あと30分もすれば練習が始まる時間だった。
けっこう話してたのかぁ。
希「実はなぁーー」
1年生組の話を希ちゃんがして。
納得する様子のことりちゃん。
海未ちゃんは…………呆れてるっぽい。
海未「まったく、凛は…………はぁぁ」
穂乃果「まぁまぁ、海未ちゃん」
海未「…………そういえば、どこかの誰かさんも似たようなことをしてましたね」
穂乃果「うぐっ」
しまった!
凛ちゃんをよーごしようとしたら、こっちに飛び火した!
11 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 22:03:20.24 ID:5d3Avc/30
ことり「……って、あれ? にこちゃんは?」
絵里「え、あぁ……そろそろ来るんじゃないかしら?」
そう言って、絵里ちゃんはチラッと時計を確認する。
穂乃果「?」
希「あー、にこっちは妹ちゃんたちの朝ごはんとか作ってから来るって言ってたんよ」
穂乃果「おぉ……主婦だ」
そういう自立しているところは、穂乃果にも見習ってほしいですね。
なんて、海未ちゃんに言われる。
うぅぅ。
なんか今日は変にとばっちり受ける日だ……。
12 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 22:07:22.96 ID:5d3Avc/30
ーー ダッダッダッ ーー
希「お! こっちも噂をすればやね」
ーー ガラッ ーー
にこ「待たせたわね!!」
部室のドアを開けて、にこちゃんがやって来た。
にこ「って、1年生は?」
絵里「ふふっ」
穂乃果「あははっ」
同じ反応をするにこちゃんを見て、絵里ちゃんと顔を見合わせて笑っちゃった。
まったく、穂乃果たちって仲いいなぁ!
〜〜〜〜〜〜
13 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 22:07:54.27 ID:5d3Avc/30
ーー ザザザザザザザザザッ ーー
14 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/12(木) 22:10:48.49 ID:5d3Avc/30
短いですが本日はここまで。
最終話もお付き合いいただけると幸いです。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/12(木) 22:17:28.22 ID:ROVEAUj+o
新スレ乙
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/13(金) 11:02:09.97 ID:PUtRJ+ZpO
乙
時系列変わった?
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/14(土) 23:53:35.24 ID:Y3htuxgxO
待ってた!
バッドエンドになりませんように
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/24(火) 19:41:54.56 ID:2WSYAqqIO
更新遅めとあるけど遅すぎじゃねやる気あんのかよ
19 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 20:45:15.52 ID:AxfniYg+0
やっと時間ができたので更新します。
20 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 20:54:09.07 ID:AxfniYg+0
〜〜〜〜〜〜
幸せは長く続かない。
幸せを感じれば、すぐに絶望がやってくる。
そう。
例えばーー
海未「穂乃果!!」
穂乃果「うぅぅぅ、もう無理だよぉ」
穂乃果「こんなに勉強したら死んじゃうよぉ」
楽しいお泊まり会が一瞬で絶望の勉強会にへんぼーしたように。
穂乃果「大体、勉強なんて今、やんなくたっていいじゃん!」
海未ちゃんの勢いにやられて始めちゃったけど。
定期テストがあるわけでもないから、必要ないと穂乃果は思うんです。
海未「学生の本分は勉強です。私達がスクールアイドルであってもそれは変わりません! ね! ことり!」
ことり「ま、まぁ、そうかなぁ」
くっ!
まるでお母さんか先生みたいなことを……!
……こうなったら!
穂乃果「ことりちゃん!」
ことり「な、なぁに?」
穂乃果「海未ちゃんに惑わされちゃダメだよ!」
ことり「え、えぇぇ!?」
21 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:03:50.61 ID:AxfniYg+0
ことりちゃんろーらく作戦だ!
穂乃果「ことりちゃん」
ことり「は、はい」
穂乃果「穂乃果たちは、じょしこーせーです」
ことり「しってます」
穂乃果「じょしこーせーの本分は勉強ではありません」
ことり「え?」
穂乃果「じょしこーせーの本分はガールズトークです」
ことり「えぇぇ!?」
穂乃果「甘いもの……例えば、ことりちゃんが今日のために作ってきてくれた美味しいおかしを食べながら、恋バナとかをするのです」
ことり「恋バナ……」
おぉ!
反応あり!
これなら……!
海未「……穂乃果」
と、ここで海未ちゃんが口を出してきた。
けど、もう遅い!
ことりちゃんはもう穂乃果側についてる!
これならば、海未ちゃんにも勝てる!
穂乃果「なにかな、海未ちゃん」
海未「恋バナなんて、貴女できないでしょう?」
穂乃果「………………」
海未「…………」
穂乃果「…………ス、スクールアイドルに恋してる!」
海未「…………はぁぁ、ほら、やりますよ。甘いものはそのあとです」
穂乃果「うぅ……がくっ」
ことり「もうちょっとだけがんばろ、穂乃果ちゃんっ」
結局、穂乃果たちはその晩、勉強し続けたのでした。
〜〜〜〜〜〜
22 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:05:11.81 ID:AxfniYg+0
ーー ザザザザザザザザザッ ーー
23 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:12:45.12 ID:AxfniYg+0
〜〜〜〜〜〜
凛「練習終わったにゃぁぁ!!」
休日の練習も終わって。
凛ちゃんの声に、開放感を感じて、穂乃果もひとつ伸びをする。
凛「穂乃果ちゃん!」
と、凛ちゃんに声をかけられた。
お隣には花陽ちゃんもいる。
穂乃果「なに? 凛ちゃん? 花陽ちゃん?」
花陽「もしよかったら、一緒にご飯行かないかなって」
穂乃果「ご飯?」
花陽「うん!」
ふむ。
凛ちゃんと花陽ちゃんが一緒ということは、恐らくラーメンとご飯が美味しいお店なんだろう。
ならーー
穂乃果「行かない理由はないよ!」ガシッ
凛「そう言ってくれると思ってたにゃ!」ガシッ
凛ちゃんと固い握手をする。
そうと決まれば、あとは行動に移すだけだ。
24 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:18:00.53 ID:AxfniYg+0
穂乃果「凛ちゃん、花陽ちゃん……」
凛「…………」コクッ
花陽「……」チラッ
やるべきこと。
それは、
海未「…………絵里、ここのステップなのですが……」
絵里「あぁ、私も気になってたのよ。海未はどう思う?」
海未「私はもう少し大きく動いてから、次の見せ場にーー」
そう。
海未ちゃんにバレずに動くことだ!
ラーメンとご飯。
それは高カロリーの化身。
海未ちゃんにバレたらきっと止められる。
その上、ダイエットも課されることになるのは目に見えている。
けど、穂乃果はあきらめないよ。
二人が見つけた美味しいご飯屋さんに行くんだ。
真姫「海未、また穂乃果と花陽が高カロリーなもの食べようとしてるわよ」
穂乃果「!?!?!?」
花陽「!?!?!?」
25 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:21:57.35 ID:AxfniYg+0
予想外の人物からの裏切り行為。
な、なんで……なんで真姫ちゃんが……?
穂乃果「真姫ちゃん!?」
花陽「なんで!?」
真姫「いや、だって、貴女たち最近、少し…………」
ほのぱな「「え……」」
なに?
最近少し……なに……?
真姫ちゃんの言葉の先。
それを聞こうとして、でも、それは叶わない。
だって、
海未「……………………」
ほのぱな「「ひぃぃぃぃぃ……」」
ご飯は食べれました。
けど、そのあとのランニングのことは思い出したくありません。
〜〜〜〜〜〜
26 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:22:57.64 ID:AxfniYg+0
ーー ザザザザザザザザザッ ーー
27 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:37:29.74 ID:AxfniYg+0
ーーーーーー
警察病院に入院してる凛ちゃんと海未ちゃん。
まだ意識が戻らない二人のお見舞いからの帰り道。
真姫「ボロボロね」
ポツリと。
真姫ちゃんがそう言った。
穂乃果「うん」
真姫「私には理解できないわ」
ボロボロになってまで戦う理由なんて。
真姫ちゃんからしたら、友達が傷ついていくのは見てられないだよね。
それはもちろん、穂乃果だって同じ。
でも、
穂乃果「凛ちゃんが戦ってくれたから、海未ちゃんは救われた」
真姫「……分かってるわ」
28 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:43:04.67 ID:AxfniYg+0
真姫「でも、それとこれとは別よ」
穂乃果「…………うん」
真姫「友達が傷つくところなんて、見たくないもの」
そう、だよね。
真姫「穂乃果」
穂乃果「なに?」
真姫「あなたは…………ボロボロになっちゃダメよ」
穂乃果「……わかってるよ」
真姫「誰かを助けようとするのはいいけど、自分を犠牲にしたら意味ないわ」
穂乃果「……大丈夫だよ。穂乃果は」
大丈夫。
だって、穂乃果には誰かを助ける力なんてない。
だから、大丈夫。
29 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 21:48:57.82 ID:AxfniYg+0
穂乃果「穂乃果の協力者も動いてくれるみたいだし」カチャッ
穂乃果のポケットにあるこの『メモリ』も、彼に返そう。
穂乃果が持ってても、宝の持ち腐れだもん。
真姫「…………」ジッ
穂乃果「って、どうかした?」
なんだか真姫ちゃんにじっと見られてたけど……?
なんだろう?
穂乃果の顔になにかついてる?
真姫「……ついてないわよ」
穂乃果「そう?」
真姫「えぇ……ただ…………」
ただ?
なに?
真姫「ううん」
穂乃果「?」
真姫「……ねぇ、穂乃果。約束して」
真姫「無茶しないでよ?」
穂乃果「…………あはは、心配性だなぁ、真姫ちゃんは」
穂乃果「わかってるよ。約束する」
ーーーーーー
30 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 23:03:36.93 ID:AxfniYg+0
ーーーーーー
『真姫ちゃん』
真姫「なに?」
『穂乃果ちゃんのこと見ててな』
真姫「急に電話なんてしてきて、なにかと思ったら……」
『ごめんなぁ……でも、なんだか危ういから』
真姫「危ういって、穂乃果が?」
『うん。今は海未ちゃんもことりちゃんも穂乃果ちゃんの近くにはおらんし』
真姫「……………………」
真姫「………………分かったわ。でも、私にできることなんて限られてる」
『それでも……』
真姫「約束させる。絶対に無茶しないって」
『そうやね』
真姫「そっちも……絵里と亜里沙、大丈夫?」
『うん。二人とも落ち着いてる』
真姫「そう。なら、よかったわ」
『そういえば、海未ちゃんたちのお見舞いはもう行った?』
真姫「ううん。まぁ、明日辺り穂乃果も連れて行ってくるわ」
『……うん』
ーーーーーー
31 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 23:04:15.44 ID:AxfniYg+0
ーーーーーー
32 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/24(火) 23:05:44.51 ID:AxfniYg+0
短いですが、本日はここまで。
仕事が一段落しましたので、更新の時間もとれるかと思います。
お付き合いしていただける方、待たせてしまいすみません。
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 23:54:08.02 ID:XQ9Vhp6IO
おつゆっくりでええよ
なんか変な構成
どういうことだ?
34 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 18:21:49.23 ID:j77SC5FaO
本日更新予定。
35 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 20:29:44.58 ID:tbddUgdn0
ーーーーーー
ーー コンコン ーー
穂乃果「入るね?」
音乃木坂のアイドル研究部の部室の扉を開く。
冬休みに入ってるけど、中には部員はいなかった。
一人を除いて。
花陽「穂乃果ちゃん」
穂乃果「こんにちは、花陽ちゃん」
中にいたのは、花陽ちゃんだけ。
椅子にちょこんと座り、何かにペンを走らせていた。
穂乃果「それは?」
花陽「日記だよ」
穂乃果「へぇ」
ちらっと見る。
可愛らしい字……花陽ちゃんの字だ。
毎日、なんとなく書くのが習慣になっちゃって。
そう言って、花陽ちゃんはペラペラとページをめくる。
そして、あるページで、ピタッとめくるのを止めた。
花陽「…………」
穂乃果「花陽ちゃん……?」
36 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 20:37:35.39 ID:tbddUgdn0
花陽「…………海未ちゃんのこと、だけど」
うつむいて呟く花陽ちゃん。
なにを言おうとしてるのか、それだけでなんとなく気づいた。
なら、穂乃果が言うべきことはひとつだけ。
穂乃果「気にしないで」
花陽「っ、でも!」
穂乃果「海未ちゃんは助かったんだから」
穂乃果「それで、もういいんだよ」
井坂医院での戦いの前。
そこへ向かう道中で凛ちゃんから聞いていた。
花陽ちゃんが海未ちゃんをことりちゃんの元へ呼んだこと。
それを花陽ちゃんはずっと後悔してたってことも。
だから、凛ちゃんはあんなになるまで戦ったんだと思う。
でも、だからこそ、勝てたんだとも思う。
花陽ちゃんの想いも背負ってたから、恐ろしく強い海未ちゃんを倒すことができたんだ。
37 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 20:48:44.40 ID:tbddUgdn0
穂乃果「穂乃果の協力者が言ってたんだ」
穂乃果「凛ちゃんは『メモリ』の性能を限界まで……ううん、それ以上にまで引き出したんだって」
えくすとりーむ? だったっけ?
いまいち詳しいことは分からなかったけど。
花陽「それって……」
穂乃果「うん。凛ちゃんが倒れちゃったのもそれが原因らしいんだ」
花陽「…………っ」
限界以上の力で戦った故の代償。
まぁ、2、3日もすれば目は覚めるらしいけど。
でも、そんな力を引き出せたのは、単に適合率が高かったからだけじゃないらしい。
穂乃果「ガイアメモリは使用者の心に大きく左右される」
穂乃果「嫉妬。憎しみ。欲望」
穂乃果「特に、負の感情に反応してメモリは強くなる。花陽ちゃんも見てきたもんね」
花陽「…………うん」
そうして、強い感情はその人自身の心を飲み込んで、壊れてく。
それを穂乃果たちは見てきた。
でも、
穂乃果「凛ちゃんは違った」
穂乃果「凛ちゃんは皆との約束で、皆の想いで強くなった」
穂乃果「ほんと、すごいね、凛ちゃんは」
花陽「…………うん。ほんとに凛ちゃんはすごいんだっ」
38 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 21:02:26.70 ID:tbddUgdn0
ーー prprprprprpr ーー
穂乃果「っ、ごめん!」
花陽「え、あっ、うん」
急に鳴った電話の音に、体が震えた。
画面を見ると、そこには穂乃果の協力者の名前が表示されていた。
穂乃果「………………」
スマホじゃなくて、こっちの携帯にかかってきたってことは……。
…………よし。
穂乃果「……花陽ちゃん」
花陽「う、うん」スッ
全部を言わなくても、花陽ちゃんは察してくれたようで。
凛ちゃんが使っていた『それ』を、穂乃果に差し出した。
穂乃果「うん。確かに受け取ったよ」ガシャッ
花陽「…………うん」
39 :
◆6cZRMaO/G6
:2018/07/25(水) 21:12:25.13 ID:tbddUgdn0
ヒンヤリとした機械の冷たさ。
そして、重さを感じる。
たぶん……にこちゃんや凛ちゃんにはこれがもっと重く感じたんだろうなって考えて。
巻き込んでしまったことへの罪悪感が沸き上がる。
花陽「……あ、あの、穂乃果ちゃん」
穂乃果「え?」
ふと、名前を呼ばれた。
手元のそれから視線をそらし、顔を上げる。
目の前の彼女は、なんだか少し言いずらそうにーー。
花陽「ずっと言いそびれてたから……その……」
花陽「凛ちゃんやにこちゃん……みんなの力になってくれて」
花陽「ありがとう」
穂乃果「っ」
花陽「たぶん、穂乃果ちゃんがいなかったら、花陽たちはもっと危険な目にあってたはずだから」
ありがとう。
花陽ちゃんはそう言って微笑んだ。
…………ううん。
違うんだよ。
穂乃果はただ、二人を利用しただけ。
感謝なんてされるようなことなんてーー。
花陽「でも、穂乃果ちゃんが来て、『それ』を渡してくれなかったら、きっと皆もっと大変なことになってた」
穂乃果「それは、結果論、だよ……」
花陽「それでも、ありがとう」
穂乃果「…………」
その言葉は、でも、やっぱり受け取れない。
私のせいで……。
そう思う部分はやっぱりあるから。
その思いは無くならない。
花陽「…………そっか」
穂乃果「……うん」
花陽「ならーーなら、約束です!」
穂乃果「……え?」
花陽「ちゃんと戻ってきてね」
花陽「ことりちゃんと一緒に」
穂乃果「っ、うん!」
ーーーーーー
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