八幡「やはり俺のロックバンドは間違っている」

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1 : ◆HfOe.iXJMpHR :2018/07/09(月) 16:18:00.90 ID:HB4Sq7q+O
俺ガイルSSです。

*ややキャラ崩壊注意。
基本的にキャラがロックやメタル好きです。その他は原作と大差ありません。

宜しくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531120680
2 : ◆HfOe.iXJMpHR :2018/07/09(月) 16:19:52.86 ID:HB4Sq7q+O
・「だから俺はFコードを抑えられる」

八幡、中学1年。

八幡(すげえ‼︎なんだこのバンドは⁈)

中学でぼっちを極め、時間を持て余していた俺は家で親父が昔使っていたギターを見つけた。
なんとなく掻き鳴らしていたら興味が湧いて練習していたが、Fコードが抑えられなくてすぐにやめた。
数日経ってなんとなくYoutubeでアニソンを聴いていたら、関連動画に目が止まる。

『神様のメモ帳 1話ED Colorado Bulldog』

八幡(神様のメモ帳か…ちょっと聴いてみるか…)

俺はその動画のサムネをタップする。

曲のイントロが流れ始めた。

ここで俺の運命が変わる。

八幡「‼︎‼︎‼︎」

俺の中の何かに衝撃が走った。
3 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:20:48.35 ID:HB4Sq7q+O
八幡「か、かっけえ…」

アニメの雰囲気からは予想できない超絶技巧の早弾きから始まるそのハードロックは見事に俺の頭をガツンと殴った。
ゴリゴリのベースは心地よく耳に響き。
歌い出したボーカルのハスキーボイスは俺の心を踊らせる。


八幡「すげえ!なんてかっこいいんだ!」

すでにこの時にはこのアニメに興味はなく、この素晴らしい曲を演奏しているバンドに目が行っていた。
このバンドは…

八幡「MR.BIG…‼︎」

MR.BIGとは、1988年にデビューしたメリカのスーパーハードロックバンドである。

その後俺はMR.BIGの曲を聴き漁り、見事にどハマりしていた。

八幡「これも…この曲も…かっこいい…!」

八幡(俺も…俺もギターを弾こう!)

八幡(まずはFコードからだ!よし!)

こうしてギターの練習を再開した俺は3日後、ようやくFコードが抑えられるようになった。
それ以降ギターにハマった俺は中学3年間をギターに費やすことになる。
4 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:21:37.65 ID:HB4Sq7q+O
………………
八幡、高校1年。

ギターを始めたからといって特にぼっちなのは変わらず、バンドも組まないで一人ギターをかき鳴らしていた俺は、バンドを組みたいと思い高校入学と共に軽音部に入った。
しかし…

男子1「どうも、〇〇です好きなバンドはワンオクロックです!宜しくお願いします!」

男子2「RADWIMPSが好きです!」

女子「KANABOONが…」

女子「マイヘアが…」

他の入部希望者が自己紹介をしていく中、俺は困惑していた。

八幡(なんだ?俺のまったく聴かないバンドばっかだな…)

先輩「おお!みんないい趣味してるね!じゃあ、次君の番!」

先輩が俺を指で指した。

八幡「ひゃ、ひゃい!(やべ、なんか変な声出た…)えっと…比企谷八幡です…好きなバンドはMR.BIGです…宜しくお願いします…」

男子1「みすたーびっぐ?」ヒソヒソ

男子2「知ってる?」ヒソヒソ

女子1「知らない…」ヒソヒソ

女子2「てか目キモくない?」ヒソヒソ

八幡(なんだと…?みんなMR.BIGを知らないのか…?)

困惑する俺をよそに先輩が喋り出す。

先輩「それじゃあ!各自一年生でバンド組んでみようか!」

八幡(い、いきなりかよ…)オロオロ

…五分後

先輩「よし!じゃあだいたい決まったね!」

八幡(あれ?もうみんな決まったのか…?)

八幡「あの…俺まだ…」

先輩「それじゃあ!みんな頑張っていこう!」

八幡「」

八幡(やめよう)

うまく馴染めなかった俺は結局軽音部に入ることは諦めた。
よくよく考えたらMR.BIGやその他の俺が好きなバンドは割と古い上に洋楽だ。趣味が合わなくて当然である。
文化祭で一度ライブを覗いたが、ほぼほぼ知らないバンドのコピーバンドだったので続けていてもうまく馴染めなかっただろう。

こうして俺はぼっちで1年間を過ごしたのだった。
5 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:29:44.12 ID:HB4Sq7q+O
ここから本編みたいな感じです。
とりあえず文化祭あたりまでを想定してます。
原作読んでから結構時間経ってるのでなんかおかしなところもあるかと思いますがよろしくお願いします
6 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:30:25.59 ID:HB4Sq7q+O
・「そして彼と彼女は音を奏でる」

八幡、高校2年。

相変わらずぼっちギタリストな俺は突然担任の平塚先生に呼び出されていた。

静「おい、比企谷。なんだこの文章は」

八幡「…高校生活を振り返ってという題目の作文です」

静「ほう、ならばなぜこんな人を小馬鹿にしたような内容なのかな?」

八幡「俺はあるがままを書いたまでです…リア充が爆発すればいいのに。これが俺がこの1年間で学んだ全てです」

静「はぁ…君はつくづく根性がひん曲がっているようだな…」

八幡「はぁ…もう帰っていいすか」

俺は傍に置いていたハードギターケースを持って立ち上がる。

静「そういえば比企谷はいつもギターを持っているな。軽音部に入部しているのか?」

八幡「いえ、ただ趣味で…」

実は最初に親父から譲り受けたギターは壊れてしまったのだ。

2年の最初の方の話だ。
車道に飛び出した犬を助けようとしたところ、黒い車に跳ねられたのだ。
幸い俺は軽傷ですんだが、俺と犬を守ってくれたギターがお釈迦になった。
貰い物だが、中学時代を共に過ごしたギターだったので少し涙が出た。

まあ向こうの金持ちそうな車の方に治療費や慰謝料を結構もらったのでいいギターが買えて良かった。

なので俺はこうして毎日大事にギターを持ち歩いている。
二度と手放さない。

静「ふむ…では君は部活には入っていないのだな…。よし」

そういうと平塚先生はタバコを灰皿に押し付け、立ち上がる。

静「比企谷、ついてきたまえ」

八幡「ええ…どこに…俺帰ってギター弾きたいんすけど…」

静「いいから」

逆らうとこのアラサー教師は拳が飛んできそうなので渋々ついていく。
ほんと、早く誰かもらってあげて…。

………
八幡「奉仕部?」

雪乃「ええ、そうよ」

平塚先生に連れてこられた教室で、俺は超絶美人の毒舌女と対峙していた。

俺は今平塚先生によってこの雪ノ下雪乃が所属する部活に入れられそうになってなんとか断ってるところだ。

雪乃「生徒自らの自己改革を促し、悩みを解決する手伝いをする…それがこの部活の活動よ」

八幡(はぁ…厄介なところにぶち込まれそうになったな…)

八幡(そもそも俺は変わりたいなんて思ってないし、変わる必要もないのに…)

静「まあとにかくそういうことだ。頼んだぞ雪ノ下」ガラガラバタン

八幡「あ、ちょ」

八幡(行っちまった…)
7 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:31:35.04 ID:HB4Sq7q+O
初めて会った女子と二人きりという気まずい空間にたじろいだ俺は持っていたギターケースのグリップを握り直す。

雪乃「…あなた、軽音部かなにかに所属しているの?」

八幡「え?いや。帰宅部だが…」

雪乃「なら何故ギターを持っているのかしら」

八幡「ああ…こいつは俺の相棒だからな。肌身離さず持ってるだけだ」

雪乃「そう…(相棒…?痛い人ね…)」

八幡「と、とにかく。俺はこの部活には入らな…」

言いかけたところで俺の目にあるものが映る。
最初入った時は椅子や机の山に埋もれて見えなかったがあれは…。

八幡(ギターアンプ!)

何故こんなところにアレがあるんだ…?

雪乃「あら、入らないと言うの?でもそれは無理よ。先ほど平塚先生に頼まれ…」

八幡「なあ雪ノ下」

雪乃「…人の話を遮らないでくれるかしら」

八幡「ああ…すまん」

雪乃「それで何かしら」

八幡「あれは…なんだ」

俺が指をさす。

雪乃「あれ?…ああ。ギターアンプとベースアンプね」

八幡「何故あんなものがこんなところにある」

雪乃「平塚先生が言うにはここは旧軽音部の機材置き場だったらしいのよ。それの機材がまだ置いてあるの」

八幡「なあ、ここに入ったらあれ自由に使ってもいいか?」

雪乃「え?…まあ構わないと思うけれど…」

八幡「入る」

雪乃「そんなあっさりと…」

先ほどまで「入らない」と突っぱねていた俺を雪ノ下が溜息を吐きながら睨んでくる。

俺は今まで誰ともバンドなんか組んでこなかったのでアンプででかい音を出したことがないのだ。
家に小さなアンプがあるが親や小町がうるさいというので中々使えない。

自由に使えるとあらばいくらでもこの部にはいってやる。
俺は意気揚々とギターアンプを引っ張り出し、コンセントにプラグを指してスイッチを入れた。
パチン
スイッチの音がして、電源ランプに赤い光が灯る。

八幡(こいつ…動くぞ!)

アンプを確認した俺はギターのハードケースを開け、中から相棒…Ibanez社の、PGM300を取り出した。

雪乃(へえ、PGM300ね…)

PGM300は俺が最も敬愛している、『光速』の異名を持つギタリスト、MR.BIGのリードギター、ポールギルバートが使用しているギターだ。
バズウッドボディに鮮やかなメイプル指板。白い塗装と相反する黒いFホールが死ぬほどかっこいい。

俺はバッグに入れていたシールドをアンプとギターにジャックインする。

雪乃「まさか今弾き始めるつもり?初めて会ったばかりの人間の前で?」

八幡「ああ」

雪乃「あの…いきなり大きな音は…」

八幡「…」ガチャガチャ

雪乃(聞いてない…)

雪乃(この人さっきの話によれば孤独で目立つことを避けるタイプの人なんじゃなかったかしら。拙い演奏で恥をかかないといいのだけれど…)

八幡 (よし、準備は整った)
8 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:32:18.35 ID:HB4Sq7q+O
俺はアンプのつまみを弄り、スタンバイスイッチを入れる。

ギターのボリュームノブを最大にあげて

一気に

掻き鳴らす‼︎

ギュイィィィィィィィィンッ‼︎‼︎

八幡「‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

これだ!この音だ!

巨大なアンプならではの音圧。
オーバードライブの中に感じる真空管特有の温かみ。
俺の手に答えるようにギターとアンプがうねりを上げる。

八幡(行くぜ!)

ギュルルルギュルルギュルルルギュルル‼︎‼︎

雪乃「‼︎」

雪乃(この曲…!Colorado Bulldog!)

雪乃(それに彼…とても上手い…)

俺は散々弾きこなしたColorado Bulldogをイントロを奏でる。
当初不可能かに思えたこの早弾きも今や俺のものだ。

俺は以降4分と少し、夢中でギターを掻き鳴らした。

ジャジャーン‼︎

八幡「はぁ…はぁ…」

上気した頬に汗が流れる。

八幡(最高だ!)

やはりデカイ音でギターが弾けるのはいい!
何度か軽音部に入り直そうか考えたが、我慢してよかった!これでボッチでもアンプが使え…

八幡「…」

雪乃「…」

八幡(ボッチじゃねえ!)
9 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:32:57.57 ID:HB4Sq7q+O
しまった!雪ノ下が居たのをすっかり忘れていた。
なんだあの顔⁈ドン引きしてるのか⁈そりゃあするよな!
突然来たプロボッチがいきなり大音量でギター弾き始めたらそりゃあ引くわわ!俺も引くまである。

八幡「いや、その…すまん…」

雪乃「…」スク

俺を無言で見つめていた雪ノ下が突然立ち上がった。

八幡(なんだ…?怒って帰る気か?)

彼女は教室の後ろにあるベースアンプをなぜかコンセントにつないだと思うと、驚いたことにアンプの後ろに隠れていたソフトケースからなんとベース…それもFender社のプレジションベースを取り出したのだ。

八幡「な…!」
八幡(なんだそのプレジションベースは⁈)

プレジションベースは珍しいベースではない。とても普遍的で有名なベースである。
しかし問題はそこではない。
雪ノ下が取り出したベースには本来あるはずない場所にウーファーピックアップが取り付けられており、もともとあったピックアップとステレオ出力で切り替えられるよう改造されている。

その他ベースエクステンダーが取り付けられていたり、1、2弦の最終5フレットの指板を削る、スキャロップ加工が施されている。
何を言ってるかわからないかもしれないが、この特殊な改造をされたベースはまるで…

八幡(ビリーシーンのベースじゃねえか‼︎)

ビリーシーンとは、MR.BIGのベーシストだ。ポールギルバートと並んで最速のベーシストである。

雪ノ下はベースをアンプに繋ぎ、仕上げに髪の毛を一つに結んだ。

その髪型は、まるでビリーシーン。

そして地面と平行に構えるベースも、まるでビリーシーン。

彼女は指を2本ではなく、人差し指、中指、そして薬指の3本を4弦に当てた。

八幡(まさかこの女…)
10 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:36:55.68 ID:HB4Sq7q+O
そして息を吸い。

弦を弾く!

ドゥルルルルルルッ‼︎‼︎ベンベンベンベンベン‼︎‼︎

重量ベースの音が地を這って俺の体まで届く。
洗練された指の動きは狂うことなく的確に弦を撫でる。
スリフィンガーだというのに音の粒は綺麗に揃い、俺の心を心を震わせた。

八幡(上手い‼︎)

俺は目の前で高速ベースを弾きこなす彼女に目を完全に奪われていた。

八幡(上手いだけじゃない…なんて…なんて…)

八幡(なんて美しく、ベースを弾くのだろう)

黒髪の少女は一見冷たい無表情に見えるが、手元を見るやや伏せ気味の眼差しからは熱いものを感じる。

それにこのフレーズは…。

八幡(2009年のMR.BIG武道館ライブのビリーのベースソロパフォーマンスじゃねえか!)

俺はその時MR.BIGにハマっていなかったが、ライブのDVDはほぼ買い占めたのでこれは何度も家で聴いている。
11 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:39:47.01 ID:HB4Sq7q+O
約6分。雪ノ下雪乃は一切表情を崩さずに完璧にベースソロを弾き終えた。

八幡「…」

雪乃「…」

八幡「そ、その…雪ノ下。おまえMR.BIG好きなのか?」

俺は恐る恐る尋ねた。

雪乃「ええ」

雪ノ下はまっすぐこちらを見て答える。

なんてことだ。
こんな所に同志が居たとは。

中学の時も、高校に入ってからもMR.BIGを聴いてるやつなんて見たことなかった。
それがこんなところで見つかるなんて。

八幡(もしかしたら…)

彼女は先ほどの話によれば孤高。悪く言えばボッチだ。
元から境遇が似ていた。
彼女は世界を変えようと足掻き。
俺は自らは変わらないと腰を据えた。
そんな二人が今。
好きなロックバンドが被るという状況下にいる。
ならば。
俺と彼女は、もしかしたら…。

八幡「な、なあ雪ノ下。俺と…」
雪乃「それは無理」

バッサリと断られました。
拒否、早くないっすか。雪ノ下さん…。
12 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 16:48:48.98 ID:HB4Sq7q+O
一旦今日はここまでです
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 17:57:50.72 ID:e46KCiBbo
さっさとこっからアンチヘイトにしろ
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 18:36:20.61 ID:Oi36nQN7O
原作の依頼をロックだけでどう解決するのか楽しみにしてる
15 : ◆HfOe.iXJMpHR [sage]:2018/07/09(月) 19:28:05.57 ID:ph7w9H4O0
>>14
そこまでちゃんと考えてなったです。
ちょっと色々考えてみます
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 20:48:36.25 ID:wvEmPP47o
アンチで制裁無いなら需要無いから書かなくていいよ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 21:04:06.78 ID:Oi36nQN7O
>>16
お前の存在需要ないからこの世から消えていいよ
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 21:16:02.27 ID:+8VE179iO
         ________
        /::/.ヲチスレ民\  ̄\
      /::::::::\::::ON  / ... /|
      |\     ̄ ̄ ̄   /ノ(|  初めてですよ…
      |  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ⌒|
      |  |    -O-O-   |  /  ここまで私達をコケにした奴らは…      
      \_|__. : )'e'( : .__|/     
          ,ノ      ヽ、_,,,     
       /´`''" '"´``Y'""``'j   ヽ     
      { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l     
      '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ     
       ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 21:17:56.40 ID:FykHEAp6O
>>17
  /::::: ヲチスレ月豕::::::::\ イライライライライライライライライライライライラ
  i:::::::::::::::\:::::::/:::::::::::::::::iイライライライライライライライライライライライラ 
  |:::/::::r⌒ヽ:::::r⌒ヽ:::::\::| イライライライライライライライライライライライラ
  |/:::::::ヽ_ノ::::ヽ_ノ:::::::: | イライライライライライライライライライライライラ
.i⌒|::::::::::::::::(.o  o,):::::   |⌒i イライライライライライライライライライライラ
.、_ノ:::::::::::::::i::∠ニゝ i. ・  |、_ノイライライライライライライライライライライライラ
  !::::::::::ノ::::`ー ' \・ ・ | イライライライライライライライライライライラ
  ヽ::::::::::  ──   _ ノ イライライライライライライライライライライラ
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 21:58:25.70 ID:HrPoMy96O
効いてる効いてるwww
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 22:25:06.29 ID:t+4nSDEqo
神メモ読んでて思ったけどあの作者音楽かなり好きだよね
さよならピアノソナタとか大好き
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 22:31:48.27 ID:1LKjwuAtO
   [判定中]
    _┴%
  γ´   `ヽ
  i. ●  ● i  このスレは…
''∩. ¨ ∇ ¨ .|
 ヽ ───‐ν
 │廿 ∞   .|
 ├――――.|
  ヽ_:´`:._丿



   [クソスレ]
    _┴%
  γ´   `ヽ
  i. .(゚)  (゚) i  需要なっしーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
  i. ¨ .∇ ¨ .|
 ∪ ───‐ν
 │廿 ∞   .|
 ├――――.|
  ヽ_:´`:._丿
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 22:56:28.07 ID:eyDnOaU9O
――――――

八幡「ちゃんとシートベルト締めたか?」

雪美「…………ん………大丈夫……」

八幡「よし、それじゃあ行くぞ。」

雪美「……………」コクリ

ブロロ…

八幡「そういえば、今日の撮影どうだった?」

雪美「…………まあまあ………」

八幡「そうか、たしか今日の雪美の仕事は猫関係の雑誌のグラビアだったよな。」

雪美「………うん……。…………猫がたくさん……たのしかった………」

八幡「楽しかったならなによりだ。最近は雪美の人気がだんだん上がっていてな、今回の仕事みたいに雪美のことを指名してくれる仕事も増えてるんだ。俺としても鼻が高いよ」

雪美「…………Pが喜ぶなら…私も………うれしい……、……ふふ………」

八幡「そうそう、今日いった営業先の人も雪美のことを気に入ってくれてるみたいで、またCMに出してもらえるらしいぞ。今度は、猫のためのおやつの新作だってさ。」

雪美「…………ほんと……?…」

八幡「ああ、この前の時とおんなじで、ペロのための試供品もくれるってさ。」

雪美「…………ふうん……」

八幡(どうしたんだろ、あんまりうれしそうじゃない。ペロと一緒の仕事ならいつも喜んでたのに。)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/09(月) 22:57:11.97 ID:VK6pUJdeO
「つぎは相模だな。どう思った?」

「自分の事を棚上げするけど、あのサボり発言が不味いと思う。自分の言動を曲解してくれたお陰で文化祭が中止になった可能性もあった。他にも雪乃ちゃんが過労で倒れた。他の実行委員も複数倒れて大問題になった可能性も存在した。八幡がスローガン決めの時に悪役になって1つに纏めなければ確実に中止になった。問題行動だと思う。」

陽乃が答えてくれた。

「私からも捕捉するわね。仮に文化祭が中止になったり失敗してたら大変な事になっていたわ。文化祭は外部からも協力して貰っていたので損害も発生していたし、生徒全員が連帯責任となり受験にも影響が出ていたわ。」

鶴見先生が捕捉してくれた。

「相模さんが針の蓆だったのはわかる。けど耐えて欲しかった。」

戸塚が辛そうに呟く。同じ雪ノ下の凄さを見せつけられた者として共感するものがあるのだろう。

「確か八幡に途中で相模は何処かと聞かれて屋上って答えたけど、実は不穏な空気を感じて屋上でのやり取りを録画したんだよね。」

川崎が答えてくれた。

「そして俺が録音したから屋上でのやり取りについては証拠は完璧なんだよな。証人もいるし。」

「そうだね。屋上でのやり取りで八幡が相模さんを心変わりさせなければ間に合わずに文化祭失敗に終わり大問題になっていたと思う。罵倒はどうかと思うけど。」

留美が客観的感想を言った。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 01:11:12.71 ID:WH4VfG6po
目に見えないけど確かにある。
揺れ動く人生における目標。
続く物とそうではないもの。
小さい頃の思い出の影。

平穏の中にある退屈。
あらゆる質の頂点。
君と僕を繋ぐ物。

熱狂する世界。
現実と理想。
双葉の茎。

そして。
未来。
夢。


真実はただ一点。
君のことだよ、八幡
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 09:20:48.31 ID:WLgLQEo6O
ギターとかロック全く知らんけど期待
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 10:17:42.38 ID:7Wib2Ljqo
面白そうだからバカは無視して続けろください
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 10:44:08.05 ID:P1f+ND49O
またヲチスレ民が荒らしてるのか
ほんとに俺ガイル界の癌だな
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 12:42:26.65 ID:qI9z+ieZO
>>28
どれがヲチスレ民の荒らしなのか詳しく教えてくれ
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 18:42:50.67 ID:Bu0+yGXD0
MR.BIGとはいい趣味しとる
アメリカじゃ人気無いバンドやけど俺も好きだわ

daddy,brother,lover,little boyとto be with youは名曲
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