他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【安価】夏を過ごす
Check
Tweet
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/14(土) 23:21:10.97 ID:I2sQEAFz0
1
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/14(土) 23:55:21.40 ID:0ri/rSIS0
「どうしたの?」
「うぅ……」
この近辺の小学校は登校時に制服の着用を義務付けているが、この少年はそれを身につけてはいなかった。
「お父さんやお母さんはどこ?」
「……」
歩みを止めず無言で首を横に振る。そのまま歩道の端にある塀に腰を下ろした。
「怒られた?」
「違う」
「じゃあなぜ泣きながら歩いてる?」
核心に迫るであろう質問には答えたくないのだろうか。
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/14(土) 23:59:08.53 ID:0ri/rSIS0
すぐ近くの自動販売機でジュースを買って少年に渡した。正直、僕とは無関係なことではあったが、この道でまた人が倒れるのは考えたくもなかった。
一目散に封を開けて飲む。よほど喉が渇いていたのだろう。
「ぷは。……ありがとう」
「いいんだよ。僕は村瀬 清一。君は?」
名前や容姿など
>>109
まで
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 00:07:45.35 ID:w1iliKS2O
長谷倫太郎(はせ りんたろう)
茶色の丸髪の大人しい感じの少年
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 00:08:54.07 ID:lZRi9aPa0
↑
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/16(月) 21:49:32.28 ID:fZJz7/dp0
「倫太郎。……長谷 倫太郎」
「そうか。なあ倫太郎。学校には行かないのか?」
「……」
彼の表情が再び曇りがかる。こんな僕がこの子に何を諭そうというのか。
「とにかく今日は家に帰りな。もうすぐ夏休みなんだろう?」
僕はここ最近ずっと夏休みだけど。
その後、来た道を戻っていくのを見送った。もしまた同じようなことがあれば偽善に走ろうと思った。
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/16(月) 22:00:00.93 ID:fZJz7/dp0
もうすぐ昼に差し掛かる。日は登り、本格的に地を這う人間どもを焦がすつもりだろうか。
「暑い。夏だからか?」
僕は夏という言葉に不思議な魅力を感じる。なぜだろう。
街路樹の下にできた影と影を縫うようにして歩く。挙動不審に見えてわりと涼しかった。
そこから目に入ったのは木漏れ日と水しぶき。どうやらここは公園で、そのシンボルたる噴水オブジェクトから定期的に放出されたものが見えたのだ。
「ずいぶんと歩いたな。そろそろ帰ろうかな」
1買い物をして帰る
or
2運動公園に入る
>>114
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/16(月) 22:09:22.94 ID:k4pYV7LYO
1
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/16(月) 22:10:08.74 ID:nkwBYyY/0
1
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/17(火) 22:50:06.97 ID:+pN2Ljdy0
時間が空いたので1で進めます
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:29:39.46 ID:OJm9E4/60
必要なものを最低限買い揃えて帰宅した。
「お、お邪魔してます……」と向井。うん、知ってた。
よく見るとベランダに洗濯物が干されていた。この分だとすぐに乾くだろう。
「かなり良くなったよ。ありがとう」
「いえいえ。でも病み上がりで無理はできませんよ」
「でも、諦める気も無いから」
それでいい。僕は彼女の夏に嫉妬、もしくはそれに似た劣等感のようなものを感じていたのだから。今はもうそれはなく、未だ知らぬ『壬生 翔子が妹のために行動を起こす物語』の脇役という立ち回りに納得していた。
昼食を拵える最中、餌付けの済んだペットのように待機する2人を尻目に考えた。
午後の行き先
1図書館
2友人の家
3どこにも行かない
>>117
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:30:53.32 ID:A22ao6Tu0
3
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:31:21.15 ID:D+SCIty/0
2
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:10:28.13 ID:OJm9E4/60
あまり離れていなくても滅多に足を運ばないその場所は僕の友人宅だった。
実は僕が勝手に友人だと思っているだけで、それほどの間柄ではないのかもしれない。だとしたら僕は真剣にカウンセリングの受診を考えなければならないだろうか。
友人の名前
>>120
まで
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:12:05.77 ID:Kwk6Xzs40
松浦和馬(まつうら かずま)
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:16:30.49 ID:A22ao6Tu0
結城 弘樹(ゆうき ひろき)
33.00 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)