【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】

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348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 22:01:02.15 ID:3b2aBDrJ0
1二人を止める
349 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 22:22:09.81 ID:EOrfUQ7uo

選択:1


貴方は2人の間に割って入る。
剣を収めてください、と二人に伝える。

「……アスラさん、貴方状況を分かってる?その人たちとどんな関係なのか知らないけど、貴方を殺そうとしてるのよ?」

「分かってます。でも、それでもです。私はどちらにも戦いあって欲しくない。必ずしも、皆さんとリメロンさんは敵ではないと思うからです」

「そうは言っても、あっちがヤル気なわけだし……」

リメロンはマスクに目を向ける。
マスクから貴方に向けられた殺意は、一向に変わる様子はない。
これ以上一歩でもマスクに近づけば、間違いなくその殺意は形となって襲い掛かってくるだろう。

リメロンとマスクが戦えば、間違いなくリメロンが勝利するだろう。
そして、マスクは命を落とす事になるかもしれない。
だからこそ、貴方は2人が戦うことを止めさせたかったのだ。

例え殺意を向けられようと、貴方はマスクを仲間だと思っていた。



交渉判定
5以上で成功
時間稼ぎ +2

直下コンマ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 22:23:35.07 ID:QIWmudK4o
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 22:23:42.09 ID:rk6pZ/tJO
どうだ
352 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 22:39:54.12 ID:EOrfUQ7uo

コンマ判定:7+2 成功


「そちらの要求を飲むわ」

張り詰めていた空気に、凛とした声が通り抜ける。
強い意志を感じさせるその声の主は、メイだった。

メイはマスクの肩に手を置き、下がらせる。
然しもの彼女も、メイには逆らえないようで、素直にナイフを懐に収める。

「私達はこの場を立ち去る。貴女を見てる部下も下がらせるわ。貴女を追ったりしないと約束する。だから貴女も、私達を無傷で見逃すと約束して」

「……ええ、分かったわ。図書館騎士の名に誓って」

そうして、リメロンも剣を収める。

正に、鶴の一声といった光景だった。
彼女の言葉で、一触即発の空気を払しょくし、事を治めたのだ。
貴方は思わず感心してしまう。メイ、彼女からは一種のカリスマ性を感じられた。まるで、支配者然としたカリスマ性を。

メイは去る前に貴方にそっと近寄り、耳元に口を寄せ

「また夜に」

と貴方だけに聞こえるような小さな声でそう囁き、去って行った。
353 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 23:04:04.38 ID:EOrfUQ7uo

「ナキ、視線感じる?」

「……どうやら本当に退かせたようだぞ」

「そう。……はぁ…一先ずここを離れよっか。アスラさん、行くよ。私の傍を離れないでね」


貴方は、疲れた様子のリメロンを先頭に歩く。
その間に、貴方は説明しそびれたレジスタンスの事について説明をした。

「……ふぅん…レジスタンスねぇ。アスラさん、そんな危険な奴らの味方をするなんて言っちゃったの?」

貴方は頷く。
確かに、反社会主義というと聞こえは悪いが、貴方にはどうしても彼女たちが悪人だとは思えなかった。

「…まあ確かに、はぐれの扱いについては私も疑問に思う事はあったよ。彼らはあまりにも社会的に弱い立場だからね」
「はぐれはね、殆どの場合この国の宮殿に連行されるんだ。宮殿って言えば聞こえはいいけど、そこは王様お抱えの魔術師が集まった研究所。つまり、最先端の技術が集まった実験場。そこで行われることなんて…いくらでも想像がつく」
「そこに関してはね、私達貴族も賛否両論。こっちも一枚岩じゃないってワケ」

そう、リメロンはため息交じりにいう。
どうやら、一口に貴族階級といっても、複雑な事情があるらしい。

こういう話をする機会はそう滅多にないだろう、これを機に色々聞いてみてもいいかもしれない。


質問安価
1、リメロン個人として、レジスタンスをどう思うか
2、貴族階級について
3、リメロン個人として、現状の社会制度をどう思うか
4、自由安価

安価↓4まで
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:06:10.11 ID:FIznIPPy0
1
355 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 23:21:47.89 ID:EOrfUQ7uo
※大分時間たったので質問打ち切り



>>354
「そうだねぇ……貴族として、ちょっと責任感じるなー」

「弱者を守る存在であるはずの騎士なのに、本当の社会的弱者には剣を向けないといけないなんてね」

「なんとか救済の処置を…とは思うけど、私は貧乏貴族だし…政治的影響力は大したことないんだよね……」

「いくら私に力があっても、それを嵩に懸かるのは秩序に反する行為だし、難しいところ」

「……助けてあげたいとは思う。でも、この国の秩序を乱すつもりなら、相応の手段を取るつもりだよ」
356 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 23:36:35.77 ID:EOrfUQ7uo

スラム街を抜け、中心街に出る。

「うん。ここまでくれば安心かな。じゃあ私は図書館に戻るけど、アスラさんはどうするの?」

貴方はまだ決めていない、と答える。

「そっか。それじゃあ、教会に行ってみるといいと思うよ。まだ行ったことないんじゃない?」

貴方は頷く。

「アスラさんは、成り行きであの場所に身を置くことになったんだよね?だったら、知っておくべきだと思うよ」
「アスラさんはまだ世の中を知らなさすぎるからね。あの場所に行って、あの人達に会ってくれば、きっと今の考えも少しは変わると思う」

どういう意味だろうか?
貴方は首を傾げる。

「まあそれは…行けば分かると思うから。ってゆーか私図書館開けっぱにしてるから、そろそろ本当に帰らないと!じゃあね!!」

そう言い残すと、慌ただしくリメロンは去って行った。


貴方は考える。これからどうしようか、と。
リメロンに言われた通り、教会に向かってもいいかもしれない。


行動安価

1、教会に向かう
2、イベント判定
3、行動安価

安価↓1
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:43:23.64 ID:FIznIPPy0
358 : ◆7m3grp2dM2 [saga]:2018/07/21(土) 23:46:31.59 ID:EOrfUQ7uo

選択:1、教会に向かう


今日の更新はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました。
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:46:57.88 ID:udOXsUYlO
おつかれ
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:48:58.79 ID:FIznIPPy0
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/21(土) 23:51:31.20 ID:yMnl+Kzxo
おつ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/22(日) 07:53:48.40 ID:b6REC3R60
またデッドエンドになるかと思った
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/13(月) 22:43:38.80 ID:uV1GfRFV0
保守
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