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【デレマス】レイナサマの安価でイタズラ
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 00:15:22.77 ID:PrZghcMA0
レイナサマがPに対しイタズラを仕掛けるSSです。
イタズラ内容は全て安価で決めます。
なおレイナサマのイタズラはことごとく失敗に終わります。
※数年ぶりにSSを書くうえ初めて安価SSに挑戦します。
誤字・脱字、遅筆などご了承下さい。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1530371722
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 00:17:06.08 ID:PrZghcMA0
麗奈「最近仕事が忙しくて全然Pにイタズラできなかったわね…。久しぶりにド派手仕掛けるわよ!」
麗奈「クフフッ…まずは
>>4
をするわ!」
※13歳の女の子なので過激なのはご遠慮を…
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 00:20:40.10 ID:gA981u6r0
椅子に画鋲
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 00:20:56.61 ID:r6kIxWeE0
七海の釣った魚を逃がす
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 00:35:35.46 ID:wX9tHIRzo
安価で他のアイドル出すの禁止しとかないと早耶Pがわいてくるぞ
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 00:35:55.58 ID:PrZghcMA0
【事務所】
ギィ…
麗奈(……よし、誰も居ないわね)
麗奈(クフフッ…まずは七海がPの為に釣ったという魚を逃してあげるわ。……七海には悪いけどこれもイタズラのため、名誉ある犠牲なのよ)
麗奈(事務所に戻って来て水槽を見たPのガッカリした顔が今から楽しみね…。)ニヤニヤ
麗奈「さて、まずはその魚とやらをこのクーラーボックスに…」
人面魚「…」
麗奈「」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 00:53:07.50 ID:PrZghcMA0
麗奈(えっ…何これ?こんなの水槽に居たっけ…)
人面魚「なに見とんねん嬢ちゃん」
麗奈「!?」
麗奈(しゃっ、喋った!?ていうか何なのこいつ!魚なの!?キモい!キモすぎる!)
人面魚「おい、なに黙っとんねん。なんか喋れや」
麗奈「なっ…なななななんなのよアンタ!?ここっ…このレイナサマに向かって随分と偉そうじゃない!?」
人面魚「ほー、嬢ちゃん『れいなさま』言うんか。ワシは…そやな、簡単に言えば海の男という奴や。気軽に『海男(ウミオ)』と呼んでくれてかまわんで」
麗奈「呼ばないわよ!なんでアンタ当たり前のように喋ってるわけ!?」
人面魚「そら魚かて喋るやろ。嬢ちゃん頭おかしいんか?」
麗奈「頭(そのままの意味)がおかしいのはアンタでしょ!」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 01:03:45.17 ID:PrZghcMA0
人面魚「なんやねん…このイケメン顔(フェイス)のどこがおかしいちゅうんじゃ」
麗奈「そもそも顔が付いてるのがおかしいって言ってるのよ!というかアンタ本当に魚なのよね!?」
人面魚「しつこいなー…正真正銘の魚や。魚類や。Fishやで!!」
麗奈「なんで最後だけ強調してんのよ…」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 01:24:35.16 ID:PrZghcMA0
麗奈「…ハァ、ていうかアンタいつからこの水槽にいるわけ?ワタシ今までアンタのこと見たことなかったんだけど…」
人面魚「せやなー、その話を語るには壮大な物語が…」
麗奈「あ、やっぱりいいわ。面倒くさそうだから」
人面魚「あーっ!!待て待て!ちょっとした冗談や!ちゃんと話す!」
人面魚「そやな…三日前くらいか、この水槽に放り込まれたのは」
麗奈(三日前……ちょうど七海が休日だった日だわ!確か「今度のお休みは海まで釣りに行くれす〜♪」とか言ってた…)
麗奈「なるほど…その時七海に釣り上げられて事務所の水槽に放り込まれたってわけね」
人面魚「せやせや、あの青髪の嬢ちゃん!ワシのことメシで誘惑してこんな所連れて来て…!」
麗奈「………」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 01:40:40.25 ID:PrZghcMA0
麗奈「…ねえ、アンタ。海に戻りたいとは思わない?」
人面魚「……なんやて?」
麗奈「どうやら七海に無理矢理釣れて来られたみたいだし、本当はこんな所さっさと出たいんでしょ?」
人面魚「…」
麗奈「だったら、このレイナサマがアンタを海まで導いてあげるって言ってんのよ」
人面魚「!ほ、ほんまか?ほんまに海まで連れてって来れるんか?」
麗奈「クフフッ、このレイナサマの優しさに感謝しなさい。そして海に戻ったら他に魚たちにこう広めなさい。陸にはレイナサマという偉大なる人間が存在していたことを」
人面魚「れ…れいなさまはん…」
麗奈「はんは余計よ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 02:08:21.51 ID:PrZghcMA0
麗奈(クフフッ…これは都合がいいわ。まさか魚自ら逃げることを望んでいるなんて。これなら順調にイタズラを遂行できそうね)
麗奈(そしてこのバカ顔の魚を海に放てば、偉大なアタシの功績が噂となって世界中の海(の魚たち)に広まり大量の下僕(魚類)が手に入るかもしれない…!)
麗奈(この一石二鳥のチャンス、逃さないわよ。Pへのイタズラを成功させつつ、まずは海からレイナ色に染めてあげるわ!)
人面魚「ほんまか…ほんまにワシ、海に帰るんか?」
麗奈「ええそうよ。さあ、まずはこのボックスの中に入って…」
麗奈(正直、このイタズラの一番の難関はここだったのよね。魚ってヌルヌルしての気持ち悪いし、特にコイツはさらにきもいし、絶対に触りたくなかったのよ。だからこのボックスにどうやって入れるか悩んだわ…)
麗奈(…で・も♪相手側に理解があるならそんな心配関係ないわ。さっさとコイツ移して、あとはPが来るまで部屋で待機してよ♪)
人面魚「海…ワシが海へ…」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 02:10:25.12 ID:PrZghcMA0
人面魚「戻るわけないやろ頭おかしい嬢ちゃん」
麗奈「」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 02:36:44.05 ID:PrZghcMA0
麗奈「…は?今なに言って」
人面魚「あのな嬢ちゃん。人の…いや魚の話は最後まで聞きなはれ。ワシ別に海へ帰りたいとか一言も言うてへんやん」
麗奈「はぁっ!?だってアンタ七海に釣られたこと恨んでるんでしょ!?」
人面魚「そうや、あの青髪の嬢ちゃん!ワシをメシで誘惑して海から無理矢理に外の世界に引きずり出して…」
人面魚「ほんま感謝しとるわ。なんせあん時サメに喰われそうやったからな。命拾いしたわー」
麗奈「えぇ…」
人面魚「それにこんな安全な所まで連れて来てもろうたし、ここならそこの岩影で寝てても全然襲われんしな。実はここに放り込まれてからついさっきまでずっと寝てたんや」ナッハハハ
麗奈(三日もコイツを見かけなかったのは岩に隠れて見えなかったのね…)
人面魚「つーわけや。せやからその変な箱さっさ直しい。邪魔やわマジで」
麗奈「…」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 02:38:58.07 ID:PrZghcMA0
麗奈「…そういうわけにはいかないのよ」
人面魚「…はい?」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 02:53:32.96 ID:PrZghcMA0
バシャバシャ!!
人面魚「!」
麗奈「アンタをここから逃さないといけないのよ!さっさとこの中入りなさい!」バシャバシャ!!
人面魚「ちょっ!やめー嬢ちゃん!そない乱暴なことすんなや!」
麗奈「うるさいっ!久々のイタズラなの!絶対成功させないといけないのよ!」ガッ!ガッ!
人面魚「なにわけわからんことを…あっ!顔はやめて!せっかくのイケメンが台無しになる!」
麗奈「アンタは元から色々台無しなのよ!」ゴリゴリ…
人面魚「ああっ!ワシのヒレがおかしな形に…!なんか尻尾もさっきより伸びてるような…」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 03:31:33.16 ID:PrZghcMA0
コノッ…!コノッ…!
ガチャッ!
麗奈「!」
七海「プロデューサー早く、こっちれすよ〜♪」
P「おいおい、そんなに急かさなくても魚は逃げないぞ」ハハッ
麗奈(しまった!…Pが来ちゃった!)バッ
麗奈「ヒュ、ヒュ〜…ヒュ〜…♪」
七海「あっ、麗奈ちゃんれす〜」
P「何してるんだ水槽の前で?」
麗奈「べ、別に〜…」メソラシ(右)
七海「あ〜!もしかして麗奈ちゃんも七海が釣ったお魚さん見に来たんれすか〜?」
麗奈「ま、まあね〜…」メソラシ(左)
P「なんだ麗奈も知ってたのか。俺なんて三日前からそんなのいるって初めて知ったぞ」
七海「ここに入れてからずっと岩影で寝てますから気付かなかったんれすね〜。ほら、そこにお魚さんが…」
麗奈(まずいまずいまずい!今アイツを発見されたら、さっきまでのアタシの悪行…全部アイツの口からバラされる!あーもおっ!久々のイタズラ絶対成功させたかったのに、なんでこうなるのよ!)
麗奈(このままじゃ、Pを経由してあの方たちからお仕置きを受けてしまう…。何か…何か対策を…)
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 03:36:30.57 ID:PrZghcMA0
七海「あれ〜?」
P「どうした七海?」
七海「お魚さんがどこにもいないれす〜…」
麗奈「くっ…こうなったら強行手段でアイツを海に……」ブツブツ…
麗奈「えっ?」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 03:59:15.08 ID:PrZghcMA0
七海「昨日はこの岩影で寝てたんれすよ〜」
P「…確かにいないな。この泳いでる魚のどれかじゃないか?」
七海「違います〜!あの子は一目見れば分かる見た目してるんれす〜!この中には絶対いないれす〜!」プンプンッ!
P「あ、ああ…まあ俺は魚の見分け方は詳しくないし、七海が言ってるんなら本当にいなくなってるんだな…」
七海「どこにいったんれしょ〜か…」
麗奈「…」
麗奈(どういうこと?二人が来る直前までアタシはアイツと格闘していたわ…。それがほんの少し目を離した間に姿を消すなんて…)
P「水槽の外に逃げるわけないしなぁ…」
七海「もしかして、他の子に食べられたんれしょうか…」
P「…まあ、いなくなってしまったのは仕方ない。七海が釣って来た魚を見れなかったのは残念だが…」シュン…
七海「うぅ〜…七海のせいれす〜…。七海がしっかり管理できてなかったから〜…」ウルウル…
麗奈(ま、まあPのガッカリした顔は見れたし一応イタズラ成功かしらね。……なんかすごくモヤモヤするけど)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 04:12:36.62 ID:PrZghcMA0
P「ところで麗奈、なんでお前そんなに濡れてるんだ?」
麗奈「ぎくっ!」
P「………」
麗奈「………」(大汗)
P「…お前、俺たちが来るまで何してた?」
麗奈「な、何もしてないわよ。さて、魚もいないみたいだしアタシはこれで…」
ガシッ!!
P「正直に言いなさい…。今なら千夏さんと清良さんの二人にしか報告しませんから…」ニコッ
麗奈「ちょっ!それほとんど死刑宣告…」
P「な・な・み・の・お・さ・か・な・ど・う・し・た・の?」
麗奈「だ、だから知らないわよ!アタシは何もしてな…」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 04:31:00.43 ID:PrZghcMA0
「いや、その嬢ちゃんにはえらい目にあわされたわ」
麗奈「!?」
P「えっ!何だ!?」
七海「この声は…」
「部屋入って来た思おたら急にワシを海に帰す言うて変な箱で暴行くわえてきよったんや。ほんま頭おかしい嬢ちゃんやで…」
P「なあ、これ俺だけに聴こえる幻聴じゃないよな?」
七海「はい♪探してたお魚さんなのれす〜♪」
麗奈「ちょっとアンタ、今までどこに潜んでたの!アタシの状況が不利になった途端喋り始めて卑怯じゃない!隠れてないで姿を見せなさいよ!」
「なに言うとんねん。ワシは別に隠れとらんし、今も嬢ちゃんの見えるとこおるで」
麗奈「はぁっ!?嘘付いてんじゃないわよ!全然水槽にいないじゃない!」
「そこやない。後ろ見てみい、後ろ」
麗奈「後ろ?」クルッ
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/01(日) 04:35:28.92 ID:PrZghcMA0
そこには、かつて魚だった人面の両生類ぽいのが背中にへばりついていた…
麗奈「」
バタッ!!
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