国王「安価で国を動かす」

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143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/02(月) 22:14:30.86 ID:9s4WRFWAO
ハンター急に寡黙じゃなくなってて草
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/03(火) 07:31:39.95 ID:JyIh5ggw0
魔王城〜

シュン!

ハンター「…とっ…ここは、魔王城、なのか?」

ハンター(周りはよく見ると、鉄格子があって…俺は、その中…)

ハンター(嵌められた、か……はぁっ、よく考えれば魔王の娘が得体の知れない人間を魔王のところに連れてくか?そもそもあいつが魔王の娘かどうかも怪しいな)

ハンター(これまたどうしたもんか…)


コッコッコツコツコツ… ギイィィバタン!

ハンター「……」スチャ

コツコツコツ…

????「はぁ〜い、こんにちは人間さん。ここにいるってことは私の娘に会ったってことね?」

ハンター「…ではお前が魔王か」

魔王「はーい、正解。私がこの国を治める魔王。貴方は誰なのかしら?」

ハンター「…俺はハンターだ」

魔王「じゃあハンターさん?貴方、私 の 娘 に 何 か し た ?」ゴォッッ!!

ハンター「ッッッ……俺は、お前に用があってこの国に来た。だが兵が俺を門に留めているとき、お前の娘が俺を強制的に連れ出し、人間について教えることと人間の国に連れて行くことを条件にここに飛ばした。ただそれだけで俺は何もしていない」

魔王「じゃあ何故貴方だけなの?」ゴゴゴゴゴゴ

ハンター「それはこっちが聞きたいくらいだ!お前の娘は諸事情があると言っていたが…」

魔王「………はぁ〜」ゴゴゴゴ…フッ「そんなことだろうと思った…貴方が娘に会って飛ばされたっていうのは本当みたいね。脅すような事して、ごめんなさいね」

ハンター「それはいい、なにより話さなくてはならない事がある。」

魔王「いいわ、聞いてあげる。でも、こんな湿っぽいところにはいつまでも居たくはないわね。ついてらっしゃい」カチャ







145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/03(火) 14:06:46.56 ID:JyIh5ggw0
魔王城 居間〜

魔王「じゃあここに座っといて、パパ〜お茶持ってきてー」

ハンター(…何故掘りごたつ、しかもデカい)ストッ

????「ハイハイ、ママこの人がさっき言ってた人?」

元勇者「どうもこんにちは、魔王の夫の元勇者です。これ、お茶と僕が作ったお漬物!良かったら食べてね」コト

ハンター「…どうも(この人が勇者か)」ペコ

魔王「それじゃあ落ち着いてきたところで、貴方がきた目的を教えてくれないかしら?」ストッ

ハンター「ああ、まず人間と魔物の関係から…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

魔王「なるほど、魔物の平和と人間との共存ね…」

ハンター「ああ、だから魔国も人間との交流をして欲しい。魔物の最大勢力の貴方たちが味方になってくれれば人間の魔物に対する姿勢も変わると、そう考えている」パリポリ

魔王「そうね…結論から言うとほぼノーよ」

ハンター「…何故?」ずずず

魔王「貴方の言う事が全て真実だとして、魔物と友好的な王国があるのは喜ばしい事だけどそれと対照的に魔物を目の敵にしてる隣国がある以上、自国民を人間と関わらせる事は出来ないわ」

魔王「それに、この国も外と同じように殆どの魔物は気性の荒いの。私の力が抑止力として働いているから国の形になってるだけで、私の目の届かないところには出せないの」

魔王「魅力的なお話だけど今すぐ私ができる事は何もないわ、ごめんなさいね」

ハンター「…いや、突然押しかけて話を聞いていただけただけでも十分だ。今日はありがとう」

魔王「いつでも歓迎するからまた来なさい。こっちも荒い奴らをどうにか出来ないか考えておくわ」

ハンター「旦那さんも、漬物美味しかった」

元勇者「本当に!じゃあこれ、お土産!」ドサッ

ハンター「どうも…ではこれで」ボタンスッ

魔王「あっ!ちょっと待って!」ガシッ

ポチッ! シュンッ!!
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/03(火) 18:16:19.53 ID:JyIh5ggw0

シュンッ

魔娘「遅かったじゃない!早く…ってなんでお母様まで来てるのよ!」

ハンター「え、いや俺は何もし
魔王「やっと見つけたわ!魔娘〜、いい加減戻ってこないと 本 気 で 怒 る わ よ !!」

魔娘「ああ、もう最悪!ハンター約束通り早く行くわよ!」ガシッピシュン

ハンター「えっ、あっ ピシュンッ

魔王「ああっもうっ!いつになったら大人しくなるのかしらあの子は!」

魔王「………はぁ、まあいいわ、行き先はわかってるし。今はほっときましょう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

王国近く〜

シュンッ

魔娘「はぁ、全く役に立たないんだから」

ハンター「…うるさいな」

魔娘「あなたがチンタラしてるからでしょ!どうせお母様はすぐに私のことを見つけるだろうから、早く王国に行って>>148をするわよ!」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/03(火) 18:30:09.71 ID:fi+AhwZxo
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/03(火) 18:30:40.29 ID:GJhHoVUco
スレを終了させる
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/03(火) 18:31:12.14 ID:DEgSiQUi0
旅立ちの仲間集め
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