モバP「誕生日の祝い方?いや普通ですよ」

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1 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:09:44.97 ID:ivp5EtGk0
モバP(以降P表記…いやズルいねこれ!)「何ですか藪から棒に。仕事してくださいよ」カチャカチャ

ちひろ「してますよ。誰かさんみたいに遊んだりしてませんよ」カタカタカタ

P「遊んでないよ」

ちひろ「その手に持ってるニッパーと接着剤は何ですか」

P「んで何ですか突然。誕生日?」

ちひろ「話逸らし…まぁいいです。ちょっと今更ながら気になったので」

ちひろ「ほら、プロデューサーさんって律義にアイドル全員のお誕生日祝ってるじゃないですか」

P「律義にて。事務所で毎回ちゃんと祝ってるでしょう?」

ちひろ「プロデューサーさんは事務所とは別に個人的にもお祝いしてるじゃないですか」

P「大した事はしてませんけど」

ちひろ「またまたぁ、みくちゃんとか肇ちゃんとかみちるちゃんとか結構盛大にお祝いしてあげてるらしいじゃないですか」

P「してませんて。普通ですって」

ちひろ「プロデューサーさんの普通ほど信用できない普通もありませんよ」

P「日本一普通なのが特徴である埼玉県民に向かって何たる暴言を!」

ちひろ「じゃあ例えばどんな祝い方してるんですか?」

P「どんなって、そりゃ人それぞれですよ」

ちひろ「具体的には」

P「プライバシーって言葉知ってます?」

ちひろ「そうですねぇ…あ、じゃあ今月誕生日だった娘達にどんな祝い方をしたか、聞かせてもらえませんか?」

P「思い出とは当人の胸の内に密かにしまっておくものではないのか」

ちひろ「差支えない部分だけでいいですから。ね?」

P「小首を傾げて上目遣いになってこれほど可愛げの無い人も珍しいですね」

ちひろ「黄緑ぱんち!」シュッ

P「鼻先は痛い!」

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2 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:12:00.91 ID:ivp5EtGk0
・6月3日生誕。牧場生まれのK




P「誕生日おめでとう雫。はいこれご要望のプレゼント」

雫「ありがとうございますー。わざわざすいませんー。みんなにもあんなにお祝いして貰ったのにー」

P「これぐらい構わんよ。いつも牛乳やら肉やら色々貰っちゃってるし」

雫「いえいえー、プロデューサーさんには私だけじゃなくて実家のほうもお世話になっていますからー」

P「何もしてないけど」

雫「この前牛舎と石窯とトラクターを作ってくれたじゃないですかー」

P「ただの日曜大工だよ」

雫「うちの牛さんたちも凄く懐いてますしー」

P「冗談で話しかけたら言葉が通じるとは思わなかった」

雫「今度また牛乳送るそうですー」

P「気持ちは嬉しいけど少し量を手加減してくれると有難いなぁ。床が抜けそうになるから」

P「ところでプレゼントはそんなので良かったのか?雫のリクエスト通りのものだけど」

雫「はいー。これが良いんですー」

P「カウベル付きの首輪が欲しいだなんて珍しい。牛に…は無理か。実家にいたワンコにでもつけるのか?」

雫「うんしょ、よいしょ」カチャカチャ

P「自分用とな」

雫「んー、どうですかー。似合いますかー?」

P「似合うと言うか似合ってしまっているというか」

雫「もーっ♪」

P「指で角作って頭突きするのやめぃ」

雫「もー?」

P「だからと言って掴まなくても力強い強い!1000万パワー!?」

雫「もーもーっ」

P「近い近い圧迫感が凄い柔い弾力が凄まじい」

雫「牛さんですから人間の言葉はわかりませんー♪」ギュゥゥゥメキッ

P「ほんとにこの娘芳乃と同い年なの!?」



骨がちょっとイッたけど牛乳飲んだら治った
3 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:15:59.79 ID:ivp5EtGk0
・6月4日生誕。花道オンステージ


P「誕生日おめでとう仁美。プレゼントはこれで良かったのか?」

仁美「おおっ!半分冗談で言ったのに本当に!?ありがとうプロデューサー!」

P「流石に「戦国時代にタイムスリップ」は俺の力では無理だからそれで勘弁な」

仁美「十分十分!いやいや感謝いたします。ようやく夢にまで見た本格時代劇のお仕事が…くぅぅ」グスッ

P「んでもってコッチは飴細工で作った兜な。武者頑駄無モチーフだけど」ドスンッ

仁美「なんて無駄に精密なディティール!?うわぁ…こ、これ被ればいいの?飾ればいいの?」

P「食べてくれよ。蟻が来るぞ?」

仁美「ほんとに凄い…グスッ、こんな嬉しい誕生日は生まれて初めてかもしれないよ…」

P「そんな大袈裟な」

仁美「事務所に来た頃「信長?ああ、あの中二病の」とか言われた時は討ち取ったろかと思ったけど…」

P「だって自称魔王とか…」

仁美「謙信公の事はアル中とかバッサリだったし」

P「お前だってあやめに「忍者?え?黒装束?背中に刀?え?」とか散々夢壊してたじゃねーか」

仁美「中々時代劇のお仕事出来なかったり仕事かと思えばスクール水着着せられたり…いつ謀反起こそうかと思ってたよ…」

P「本格的な時代劇の仕事は流石に難しいんだよ。いいじゃんかシン〇ンジャーにはゲストで出れたんだし」

仁美「怪人役だったけどね!」ガオーッ!

P「スンマセン」

仁美「ま、それも全部水に流してあげるよ。ようやくこうしてちゃんとした時代劇のお仕事取ってきてくれたんだし」

仁美「……うん?」

P「どうした?」

仁美「…気のせいかなぁ。この台本、タイトルの上にコメディ、って書いてあるんだけど」

P「ニンッ!」ボムッ

仁美「あっコラ逃げるなぁ!煙玉とは卑怯だぞぉー!出合え出合えぇ!クセ者が逃げたぞー!」
4 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:17:57.04 ID:ivp5EtGk0
・6月6日生誕。キノ子


P「誕生日おめでと輝子。まぁまぁつまらないものですが」

輝子「わ、わざわざありがとうな……ひ、昼間あれだけ盛大なパーティーしてもらったのに…ぼっちのハートはもう限界です」

P「輝子が喜びそうなものといったらやっぱりキノコしか思いつかなくてなぁ…すまん」

輝子「き、気にしないでくれ……それが私の唯一にして無二の個性だから」

P「ヒャッハーモードがあるだろうがよ。まぁそれはさておき。まずは原木。シイタケな」

輝子「おお…これは良いものだ…」

P「あとホンシメジ」

輝子「ブナシメジじゃなくてホンシメジ!流石だ親友わァかってるじゃあないかぁ!!」

P「マツタケ」

輝子「イェァ!キタぜぇコレぇーっ!!」

P「白トリュフ」

輝子「あ、あの、高価すぎませんか。え、普通?あ、はい…」

P「チョコのトリュフ」

輝子「あむあむ…あ、あま〜っ」

P「食べると1機増える緑色のキノコ」

輝子「な、何これ…私、知らない」

P「食べるとデカくなるキノコ」

輝子「こ、これも知らない、ぞ…」

P「チョコのトリュフ」

輝子「あまあまー…」

P「きなこ」

輝子「ひ、一文字違いだ…惜しい、な…」

P「幸子」

輝子「持って帰っていいですか」

幸子「ちょ!オチのためにわざわざボクを呼んだんですか!?」
5 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:25:25.50 ID:ivp5EtGk0
・6月7日生誕。小悪魔


千枝「千枝、これでまた少し大人に近づきました」

P「おめでとう。でも年齢を重ねる事が大人になるって訳じゃないぞ?」

千枝「そうなんですか?」

P「20歳30歳になってもまだまだ子供っぽい人はいるし、逆に若いのに凄くしっかりしてる子もいるし」

千枝「プロデューサーさんは、大人ですか?」

P「子供には見えないよなぁ」

千枝「大人になるって、難しいんですね」

P「千枝はまだまだ子供のままでいいと思うぞ?嫌でも大きくなるんだからゆっくり成長していけばいい」

千枝「はーい」

千枝「あ、でも最近結構成長してきたんですけど」クイッ

P「そっかそっか。でも何で胸元を引っ張ってみせるのかな?」

千枝「16歳になったらうど…肇さんを追い越しませますか?」

P「どうだろうなぁ」

千枝「5年、待ってくれますか?」

P「それは橘ありすナントカさんの持ちネタだから」

千枝「待たせて損はさせませんよ?」

P「何の事かワカラナイナー」

千枝「5年経てば合法的に結婚もできる幼な妻が」

P「分からないなー!」

千枝「千枝、変なこと言いましたか?」キョトン

P「何て純粋無垢な瞳」

千枝「あ、でも5年待たなくてもバレなければ…」

P「誕生日おめでとう!これ千枝の欲しがってた寒ブリな!」ドドンッ

千枝「第3者の目が無ければ合法か違法かは当事者の裁量だと思うんです」

P「よーし美味しいブリ大根作ってやるからなー!」




ありす「ハッ!今私のポジションが脅かされる気配が」

晴「どんな気配だよ」
6 : ◆Dm8ArSIo3MOQ [saga]:2018/06/28(木) 01:31:01.35 ID:ivp5EtGk0
・6月10日生誕。原因担当


P「出来たぞ!晶葉の誕生日プレゼントだ!」

晶葉「祝ってくれる事に関しては心から感謝するが…助手よ。最近のそれ止めてもらえないか?」

P「最近のそれ?」

晶葉「出来たぞ!は私の持ちネタだろう!?」

P「ネタって言っちゃったよ」

晶葉「日曜大工感覚でヘンタコ発明品を作るな!それは私の仕事だ!」

P「晶葉の仕事は学業とアイドル活動ではないのか」

晶葉「私が発明する!それが原因で事件が起こる!ドタバタする!そういう流れじゃないのか?そうだろう!?」

P「事件になるって自覚してるなら控えて欲しいんだけど」

晶葉「フラリとラボに来て後ろで何かゴソゴソやってるな、と思ったら廃材でヘンテコなモノを作りおってからに」

P「ヘンテコとは失礼な!」

晶葉「時子が縮むビームライフルだの猫が乗ると加速するルンバだのメカ飛鳥だのはヘンテコ以外に何と表現するんだ!」

P「ルンバはなぜかみくに怒られたな。「ルンバは猫の乗り物じゃねえええよ!!!! 」って」

晶葉「メカ飛鳥も何だアレ。オーバーテクノロジーってレベルじゃないぞ」

P「本人と区別がつくようにエクステ部分はLEDライトにしたし胸も増量したんだけどなぁ。何故か怒られたけど」

晶葉「とにかくだ、私のアイデンティティがクライシスする。以後控えてくれ。自重してくれ」

P「善処します」

晶葉「博士より優れた助手など存在しない!」

P「ジャギかよ」

P「あ、それじゃあこのプレゼントはどうしようか…。コレも晶葉のラボにあった部品で作ったんだけど」

晶葉「…」

晶葉「……」

晶葉「明日から自重するように」

P「ウィ」
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