【艦これ】究極!!変態提督!

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122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/23(火) 00:47:21.87 ID:aT7JQALf0

川内「忍者、あれは凄かった。」

神通「その、見たのですか?」

川内「早霜から写真を分けてもらったよ。」



つ 写真



神通「……、さすが姉さん。大事にします。」



一部でその写真は闇で取引される事態に。



暁「結局何が起きていたか分からなかったわ!」

電「何も見えなかったなのです。」

雷「響、あそこでなにが起きてたの?」

響「 пенис 」(ち○ぽ)

電「ロシア語はさっぱりなのです。」

響「половой член」(ちん○こ)

暁「大人の川内さん達の様子をみると

  きっと何か凄い事がおきていたとおもうの!」

響「確かにナニが凄い事だったよ。」



暁達の間ではしばらくの間それが話題となっていた。

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/23(火) 00:48:44.28 ID:aT7JQALf0

執務室



大淀「提督。流石に由々しき事態かと思うのですが。」

男「うーん、かといって正義の味方だしなぁ。」

男「現実、敵を倒して救援に成功しているわけだし。」

大淀「成功が性交になっては遅いと思います!」

男「流石に飛躍しすぎじゃない!?」

大淀「こちらをみてください!」バン!



机にたたきつけられるは一枚の壁新聞。



『 あれは正義の味方!?それとも変態!? その主砲口径!驚きの51cm!?』



提督 ブ ――――― ッ

大淀「お茶吹いていないで読み進めてください。」



『 ついに脱いだ神秘のベール! 続きは此方の有料サイトで! 』



提督「あっ、お金とるんだ。」

大淀「えぇ、登録に500円とられました。」

大淀「しかも、それだけ煽っていながら肝心な場所には

   もやが掛かっていてしっかり見えない有様。」

提督「……、えーっと、詐欺だった?」

大淀「安いからついうっかり……。」

大淀「って、違います!

   その様ないかがわしい物を野放しにしてはいけないという事です!」

提督「あっ、はい。」

大淀「憲兵からも問い合わせが来ていますので、

   いずれこちらに憲兵の方がこられる事になると思います。」

大淀「その際は対応お願いいたします。」

提督「了解しました…。」



尚、



金剛「ガッデーム!」

陸奥「見れないじゃない!」

翔鶴「あっ、これはこれで。」

加賀「サイズはおぼろげに…。」

といった具合に見事に青葉の有料詐欺サイトに引っかかった

一部の大型艦が青葉を探して一時的に鎮守府内雰囲気が悪化したそうである。

124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/10/23(火) 00:51:52.12 ID:aT7JQALf0
以上で本日の更新終了でございます
鯖が死んでたこともありお読みいただいていた方がどれだけ戻ってきてくださっている事やら
私自身、ハーメルンへ一時期移動なども考えていたのでなんともですね
感想レス、乙レス、お気軽にいただけると大変感謝です
色々粗は多いでしょうがニンジャスレイヤーな雰囲気がお届けできたかなぁと思います
では、また次回の更新でお会いできたらと思います、ここまでお読み頂きありがとうございました
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 01:30:08.44 ID:tPHCN0xOo
おつーカーレ
変態仮面
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 06:23:55.72 ID:2mq9vueh0
おつ
忍殺語は独特だからハードル高し
戦艦夏姫に下着を被せられ深海堕ちした変態提督を奪還とかもいいなとかE5やりながら考えてたw
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/27(土) 00:35:36.24 ID:WUX40TRP0
お疲れ様です

あの痴級が最後の一人だとは思えない・・・けっこう仮面も何人もいるし
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 01:04:15.21 ID:zsEoz8RZ0
季節の変わり目はいつも体調を崩す…
みなさまお久しぶりです、忘れられていないか心配ではありますが更新にまいりました
お時間よろしければお読みいただけると幸いです
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:06:15.32 ID:zsEoz8RZ0

※10月下旬からの書き始めなので季節の内容についてはご了承お願いいたします



ある秋の日の鎮守府

執務室



大淀「提督、そろそろいつものあれの時期なのですが。」

男「あー…、漁業支援かぁ。」

大淀「はい。今年も漁師の方々の護衛任務があります。」

男「海防艦の娘とか駆逐艦の娘達中心は変わらずだけど

  戦艦とか空母の娘達が出張らないといけない様な所に行く予定はある?」

叢雲「うちの戦力を考えれば受けても問題はないと思うけど断っておいたわ。」

叢雲「うちはのんびりで良いのよ。」

男「さすが叢雲。」

叢雲「いいのよ。あんたじゃ断りきれないでしょうし。」

大淀「宜しいのでしょうか?」

男「まぁねぇ、元帥の直属の部下ってことで色々やる事あるから言い訳は幾らでも立つしね。」

大淀「そうですか。」

大淀「それと、今年からの相談なのですが。」



大淀が一束の書類を差し出す。
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:08:15.59 ID:zsEoz8RZ0

男「鎮守府南瓜祭り?」

大淀「ハロウィンパーティの提案です。」クイッ

男「ハロウィン。」

大淀「はい、先立っての欧州救援作戦で合流された欧州艦の方達を始め

   故郷の風習を大事にされたいとの申し出がありました。」

男「成程。」



ハロウィンの催し自体は以前から一部のイタリア艦達の間で行われていたりもする。



大淀「合わせてドイツ艦の方々からもオクトーバフェスタを行いたいとのことです。」



企画書に目を通す提督。



男「へー、秋刀魚を調理して提供。」フムフム

男「お酒も仕入れルートを抑えて。」ナニナニ

男「あー、鎮守府一般開放日に合わせるのねー。」



地域住民の皆さんとの交流。

それは鎮守府施設を開放して地域の皆さんに艦娘の事をよく知ってもらおうという企画である。



男「うん、よく出来た企画書だね!

  まるで一流商社の営業マンの提案書を読んだ気分だよ。」

大淀「はい、さすがと思いました。」

男「企画の立案者の名前を見る感じ

  アルファベットの名前が並んでいるから欧州出身の娘達が中心みたいだね。」

叢雲「そうみたいね…。」ウン?

男「日本に早く馴染む為に頑張ろうってことなのかな?」

大淀「だと思います。」



この時、提督は見落としていた。

それは相手が敢えて提督が見落とす事を狙っての事であったから致し方ないかもしれないが……。

そう、計画立案者名にアルファベットで巧妙に隠された彼女の名が記載されていたのだ。

そして、計画書が無事、提督の決裁を通った事にほくそ笑む者が一人。



「くっくっく。計画通り……。」



翌日から鎮守府内は色々な業者達の出入りでいつも以上の賑わいとなる。

そして、様々な準備も終わり鎮守府解放デーの2日前を迎える。

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:09:22.64 ID:zsEoz8RZ0


大潮「大潮!あげあげです!」

男「おぉ、本格的だね。競りの帰り?」

大潮「司令官!おはようございます!」

大潮「大潮!朝市から帰ってきました!」



大潮の被る帽子を見れば仲買人の番号札がばっちりと決まっている。



鳳翔「地元の漁協の方が下さったんですよ。」

男「あっ、そうなんですか。

  あまりに自然過ぎたので仲買人の登録をしていたのかと思いました。」



食材は痛む事などを考えれば保存の利くもの以外は

出来る限り当日の搬入を予定している。

今現在搬入されているのは事前の地域の偉い人などを招いての内覧会用。

そして、遠くを見やれば

冷凍車から鎮守府の業務用冷凍庫へと秋刀魚を移す娘達が。

132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:10:35.65 ID:zsEoz8RZ0

五十鈴「今年は豊漁ね。」

曙「五十鈴さん!これはこっちでいいですか!」

男「みんなお疲れ!」

曙「あんたも手伝いなさいよ、くそ提督!」ゲシッ

男「あっ!はいぃぃ!」

漣「ほうほう、ぼのさんや。

  ご主人様においしい秋刀魚をと朝もはよから

  市場へ出かけておきながらその様な口ぶり。」

漣「これは見過ごせませんのう。」ククク

男「あら、可愛らしい。」

漣「しかも冷凍なんて駄目だからと生秋刀魚を目利きしておったのを。」

漣「この漣、しかと見ておりましたぞ?」ニホホホホホ

男「そうなんだ。ありがとう。期待してるぞ。」

曙「ああぁぁあぁああ ///」



ボスボスボス

顔を赤らめた曙に殴られとりあえず提督は退散した。

133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:11:39.44 ID:zsEoz8RZ0

大淀「提督。お疲れ様です。」

男「お疲れ。明後日からの鎮守府一般開放デーに向けてみんな色々準備が進んでるみたいね。」

大淀「はい。色々な業者さんも出入りしていますので不審人物がいないか

   見回りも兼ねてイベントコーナーの設営状況を見て回っているところです。」

男「あぁ、それなら一緒に回ろうか。」

男「ハロウィンにオクトーバーフェスタに秋刀魚祭り。」

男「考えるだけでカオスだもんね。」

大淀「はい。ですが、お祭りは楽しいですよね。」ウキウキ

男「大淀さんもお祭りとか好きなんだ。」

大淀「えぇ、大好きですね。ただ、一人で回るのも味気ありませんので。」



よかったらご一緒にとのお誘い。

これはどうしたものかと考える。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:13:34.23 ID:zsEoz8RZ0


そう、妻がいる。

結婚、(  )に 仮 と入っていようとである。

えぇ、同衾したことなんかありませんよ?ヘタレですからね?

尻を触ってリビドーを……

何色々言い訳してるんだと、えぇい!

こまけぇこたぁいいんだ!ヘタレに夜の夜戦は無理なんだよ!

そんな所で綺麗過ぎる女性からそういう誘いだ!

受ける?!冗談ではない!閾値が振り切って野獣になるに決まっている!

どこぞのラノベみたいにチーレムなんかないんだょう!

ばーか!ばーか!(血涙)

手を出せばそこで人生終わり!

野獣になれば後はお定まりの塀の向う!

塀―!提督―!

仮にも監察という立場にある以上、節度ある勤務態度が重要なのである!

修行僧。

そう、提督とはさながら修行僧のように

欲望を抑えられないと勤まらない仕事なのだ!

迫るサキュ……、大淀への返答をなんと返した物か。

ヘタレ男が後ずさりしながら考えていた時、背後から轟音が響いた。
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:15:08.94 ID:zsEoz8RZ0

男「砲撃音!?」



話題を変えるのにこれ幸いと提督が音のする方へと駆けていく。



アイ「Fireeeeeeee!」



大きな大砲から何かが飛んでいく。

ドゴーン!



サラ「Next!」



ドッゴーン!

見慣れた空母の蒸気カタパルト模型のようなものから

これまたやっぱり南瓜?が飛んでいった。



男「なにこれぇ。」

ベイ「パンプキンフェスタです!」ベーイ



いや、わからんがなといいかける提督。



サム「どこまで南瓜が飛んでいくかを競っているんです。」



なんのこっちゃとよくみれば大砲のような長大な円筒に南瓜を詰めて。



アイ「Fireeeeeee!」



撃った。



米軍人A「HAHAHA!今年も祭りの季節だぜぇ!」

米軍人B「カボチャだぁ!カボチャをうちまくれぇ!」



シュー!

米軍艦娘達の本来の所属先、横須賀米海軍の皆様たちも何故かそこにいた。

そして、その横にはPAC3システムの紹介でよく見るミサイル発射台の様なものが。



米軍人A「ピー! ピー!(聞くに堪えない卑猥な言葉)」



そして南瓜が空を舞っていった。
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:16:49.51 ID:zsEoz8RZ0


男「!」



そう、聡明な読者の方はお気づきだろう!

鎮守府には誰よりも南瓜を愛し、誰よりも南瓜を大切にする。

南瓜の妖精こと、駆逐艦娘涼月が居る事を!

南瓜を粗末に、

もとより食物を粗末にすれば涼月でなくても鳳翔さんや間宮さん。

あるいは伊良湖ちゃん。

糧食に関わる人達から血祭りに上げられることは間違いない。



涼月「提督。大丈夫ですよ?」

涼月「あれは食べられない南瓜です。」

男 フォワァァァアァアアアアー!



正に不意打ち。

そして今、最もエンカウントしたくない駆逐艦娘No1に出会った提督は情けない声をあげた。



初月「涼月姉さんが一生懸命育てた南瓜なんだ。どうだ?すごいだろ?」



だからこそ、それを粗末に扱うとなると。



涼月「いえ、初めに生産を依頼された時に事情はお伺いしていますので。」

初月「生産した南瓜はサイズ問わずで一括買い上げしてくれたんだ。」

初月「さすが米軍だよ。」



あっ、なるほど、生産物一括買い上げ。

そして、生産前に契約して品種指定。

さすが大規模農家経営を得意とするアメリカ!

USA !USA! USA!



涼月「そのおかげで大分、家計が潤いました。」ホッコリ

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:18:17.65 ID:zsEoz8RZ0

男「いつも思うんだけど給料はきちんと渡しているし

  防空艦ってことで出番は多いから手当てもおおいと思うのだけど。」



どこへお金が消えているのという問い。

とも思ったが女の子なのだその問いは野暮だろう。

それに怪しいお金の動きや変なものへお金をかけているとなれば直ぐに分かる事だ。

例えばホストクラブなんか、

その様なことがあれば特警一個大隊を送りつけるなんて事もやぶさかではない。

権力は正しく使ってなんぼなのだ。



涼月「あの、トラクターを買っちゃいまして…。」

男「あぁー、そっかぁー。事前に相談してね?

  減価償却とか色々税金負担安く出来るからね?」

涼月「えっ、そんな事が?!」

大淀「可能です。」ズイッ

大淀「鎮守府のとして経費、備品、施設としては無理ですが。

   涼月さんを個人事業主として税務関係の書類を整えれば

   青色申告も夢ではありません!」

男「おぉ、頼もしい。」

大淀「公認会計士大淀!お任せあれ!」



此処だけの話し、まだ先の事だけど戦後の事も考えて資格を取る艦娘は多い。

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:19:11.76 ID:zsEoz8RZ0


男「と、話がずれた。南瓜の飛距離を競うってまたなんでそんな事を?」

サラ「アメリカのハロウィンでは南瓜の飛距離を競うお祭りがあるんです。」

サラ「当日は日本各地から参加者が来ます!」

男「えっ!?」

サム「ほら。」ズイ!



『 鎮守府南瓜祭り! 誰が一番遠くまで飛ばすか! 初代王者は誰だ!? 』

ズイと出されたノートPCの画面には賞金だの色々記載されているHPが。



男「ということは?」

叢雲「ちょっと!あんた!

   正門になんか投石器を分解して積んでるトレラーとか色々来てるんだけど!?」

男「ぴゃぁー…。」



ぷりぷりとという表現がぴったりなくらいにお冠状態の叢雲がやってきた。

そして。

バイオレンスな音が周囲に響き。



男「ありがとうございました……。」シュゥ―



折檻されるという黄金パターンである。

そして、提督がくたばっている間に叢雲に大淀が大まかに説明。

139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/08(木) 01:20:58.18 ID:zsEoz8RZ0


叢雲「事情は分かったわ。で、どうするの?」

男「どうしましょう?」

叢雲「はぁ、もう。いいわ。後はまかせなさい!」

男「よっ!かぁちゃん!」



いつもの流れである。

そう!

池乃めだかが頭を抑えられて何も出来なかった後に

 『 今日はこのくらいにしといてやらぁ 』

と言って帰る吉本の流れのような天丼という物である!



男「となると他の欧州組もなにかやらかしてないか心配だなぁ。」

叢雲「あんた計画書に目を通してたんでしょ?」

男「うん。」

叢雲「なら問題が無いかなんでその時に分からなかったのよ。」



もっともである。



男「書いてないものまで見通すことなど出来ない!」ドヤァ



本日二度目のバイオレンスな音が当たりに響いたのは言うまでも無い。

140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 01:22:53.39 ID:zsEoz8RZ0
今日の更新はこれにて終了
もう片方の更新頻度と比べるとこっちが落ちてしまいご迷惑をお掛けしています
あちらのほうも今後ともよろしくお願いいたします
感想、乙レスいつもありがたく読ませていただいております
どうぞ、お気軽にレスをいただけると1が喜びます
ここまでお読み頂きありがとうございました
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 03:55:19.06 ID:mtddeERv0
乙です
続きが読めて嬉しいっス
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/08(木) 06:50:06.64 ID:9VEQ9ICIO
乙!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 00:25:35.18 ID:dqvXANmE0
競技用ドテカボチャはホント美味しくない
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/09(金) 09:39:39.22 ID:kGwx+MMko
おつなの🎃🎃
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 19:31:59.70 ID:jooGVegi0
乙です
ジャガイモ祭りだと吹雪型が宙を舞う?
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:47:45.35 ID:hwhDHWgB0
こんばんわ
更新に来ました、お時間よろしければお読みいただけると幸いです
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:49:31.06 ID:hwhDHWgB0

男「とりあえず、海外艦の娘達がおかしな事をしてないか確認するか。」

叢雲「そうね。まぁ、アメリ艦の娘達程ハチャメチャではないと思うのだけど。」

大淀「業務用ビールサーバーや樽での購入申請があったくらいでしょうか?」

男「あっ、それあかんやつやん?」



と一同が不安になりながら鎮守府の運動場へ。

普段は艦娘達がランニングなどの

身体強化の為の運動に使っているグランドなのだが。

そこには簡易テントがいくつも設営され

入り口には『 地ビール祭り in 鎮守府 』と看板が上がっていた。



ビス「テントの設営はこの白線内で。えぇ、そうよ。」

レーベ「あっ!提督、設営の状況を見に来たのかな?!」

マックス「あら、視察?ふーん。」



ディアンドルを着た駆逐艦2名に迎えられる提督。



男「なんだか色々なメーカーさんが来てるんだけど。」

ビス「折角だから販促を兼ねて色々な酒造メーカーに来てもらっているわ。」

男「あっちの方は食べ物売っているのかな?」

ビス「えぇ、ドイツ名物ソーセージやアイスバイン。後はそうね、芋も色々あるわよ?」



そういわれキッチンカー屋台の方を見れば。

148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:51:36.04 ID:hwhDHWgB0


『 吹雪のポテト屋 』



男「あっ、見覚えある!叢雲のお姉さんだ!」スットボケ

叢雲「吹雪!あんた何やってんのよ!」

吹雪「あっ、いらっしゃーい!明日からの営業に備えて準備中だよ?」

スパ「フィッシュ&チップスを一ついただいていいかしら?」

吹雪「了解でーす!」

吹雪「オーダー入りまーす!」

深雪「りょうかーい!」



叢雲が呆れた顔をしている横で

イギリス伝統のあれを御注文するウォースパイト。

そして、吹雪の妹達により手際よく調理がなされ。



吹雪「お待たせしました!」

モグモグ

スパ「マーベラス。」

スパ「これを貴方に差し上げましょう。祭りの間は贔屓にさせて貰うわ。」



女王は一言感想を述べ、艦船紋章のステッカーを置いて去っていった。



男「王室御用達……。」

吹雪「名誉ですね。」

叢雲「そういうのはいいから!なんでこんな店開いてるのよ!」

吹雪「えっ、お祭りといえば吹雪型じゃない。」

吹雪「お姉ちゃんに少しは協力してよ。

実家から芋が大量に送られて来たの処分しないといけないんだからね!?」

叢雲「あんたの事情でしょう!?」

叢雲「事前に届出していないのは認められないわよ!」

吹雪「お姉ちゃんを助けると思って見逃してー!?」

吹雪「ねっ、司令官も、いや、叢雲と結婚(仮)だから義理の弟!」

吹雪「義弟もお姉ちゃんを助けると思って!」

男「まぁ、食堂に回しても消費仕切れそうに無いって事なら仕方無いね。」

叢雲「!?」

吹雪「よっしゃ!」



この裏切り者といいたそうな顔で男の顔を見る叢雲だが。

鎮守府の責任者は提督である男なのだ。

ガッツポーズを決める吹雪。
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:53:38.03 ID:hwhDHWgB0

叢雲「もう。私は他を見回りに行くから!大淀!いきましょう!」

男「えっ!?」

叢雲「あんたはここの設営がしっかり行われているか確認しなさい!」



そういい残し叢雲は大淀をつれ去っていた。



隼鷹「んー?痴話喧嘩かい?」

男「違います!」

隼鷹「んん ―――――― ?」ニマニマ

男「違います……。」(小声)

隼鷹「まーさー、提督さー、あれよ。」

隼鷹「叢雲と夜の夫婦生活してる?」

男 ブホッ

隼鷹「ほら、提督ってさ。結構艦娘みんなに人気なんだよ?」(小声)



提督にだけ聞こえるように小声で話す隼鷹。



隼鷹「叢雲と上手くいってないなのなら正妻の立場狙ってる娘多いんだよ?」



まさに寝耳に水。



隼鷹「まっ、冗談だけどね。」ケタケタ

男「ですよねー。」

男「で、隼鷹は設営のお手伝い?」

隼鷹「そうだよー?あたしの伝手で色々酒造メーカーに来てもらったからねー。」

隼鷹「まー、この辺りの街おこし的な祭りとしてつかえればと思ってね。」



ほれほれと出される数枚の紙。



隼鷹「当日の来場予想客数と警備の配置図に……。」

男「おぉ。実に綿密な計画書。」

隼鷹「あきつ丸〜!」

あきつ丸「隼鷹殿!お呼びでありますか!?」

あきつ丸「あっ!提督殿!これは丁度よかったであります。」

男「どうしたの?」

あきつ丸「警備体制についての打ち合わせをしたかったので探していたであります!」

男「あっ、そっか。当日は憲兵隊の皆さんにも協力いただくんだった。」

あきつ丸「そうであります。ですので提督殿と打ち合わせをしたかったのであります。」

隼鷹「じゃ、あたしはそういう訳でメーカーのみなさんと打ち合わせあっからさ。」



そういい残し隼鷹は去っていった。

そして、場所を代え警備の打ち合わせは夜遅くまで行われたのだった。
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:55:05.38 ID:hwhDHWgB0

男「はぁ……。昼のうちに終わらせるつもりが……。」

男「入荷した荷物の確認しなきゃ。」



一人、そういいながら提督はとぼとぼと

鎮守府開放デー用に発注された食品等が保管されている倉庫へと向っていた。



熊野「鈴谷さんの所為で洗濯が出来ませんでしたわ!?」



ぷりぷりと怒るのは重巡熊野。

最近、更なる改装を重ね軽空母へと艦種を変更しより頼もしく。

より強くなった。



鈴谷「ごめんって、ほら。干すの手伝うからさぁ。」



鎮守府の稼動が24時間といえど

流石に夜間の洗濯機の騒音については配慮がされている。

軍事施設の癖になにをかいわんやという気がしないでもないが

世の中そういうものでもあったりする。



熊野「鈴谷さんが色々設営中のテントを見て回ろうと言われたせいで

洗濯物を干すのを忘れてしまっていましたわ!?」プンスカ

鈴谷「ごめんって〜。ほら〜。干すの手伝うからさ〜。」ゴメンッテ



そういいながら下着の干されたパラソルを窓の外に吊るす鈴谷。

夜も遅い為、洗濯物の干し場も閉鎖されていることもあり

窓の外についた転落防止用の手すりに引っ掛けざるを得ない状態。

151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:56:43.84 ID:hwhDHWgB0

鈴谷「あっ。」



ここで鈴谷はパラソルを引っ掛けるのに失敗した。



熊野「あ ―――――― !!」



熊野の絶叫が木霊する中。

多くの下着を引っ掛けたパラソルは重力にしたがって下へと落ちていった。



男「ん?あれ、なんだろ?」



手に持ったマグライトで地面に落ちたそれを照らしてみれば。



男「!」

男「こっこれは!?」



そう、女性下着の山である。



男「いや、何かの罠に違いない!

くっ、おのれ深海棲艦め!卑劣な手を!!」プルプル

男「あれを、あれを拾ってはいけない……!」プルプル



手は拾いたい衝動を押さえ筋肉が痙攣を起こず!

しかし、心では嫌がっても、体は!体は拒否できなかった!



男「こっこれは!ブッブラジャー!」



普段から邪な心を抑え、

やらしい目で艦娘を見ることを抑え

修行僧の如く生活する男にとってそれはエルドラド!

かの有名なカリブの海賊王、

エドワード・ティーチが財宝を隠したといわれる宝島。

まさに今、目の前に伝説の宝島があるのである!

男であれば財宝を目の前にして躊躇わない者がいるであろうか!?

いや!いないと断言する!

男は今!財宝の海へと漕ぎ出したのである!

152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:57:51.27 ID:hwhDHWgB0

男「うほほほ。これはキャミソール……。」ゴソゴソ



洗濯パラソルに吊るされた洗濯物の

一つ一つを外しながら入念に観察する提督。

そして、彼はついに、珠玉の一品を掘り当てた。

その色、紫。

下着としてブラジャーと同じ色であり。艶やかな紫。

紫色の染料は作るのが難しく、古来よりその色は高貴な色とされてきていた。

かのローマ皇帝においては皇帝以外の使用を認めれず。

ジュリアス=シーザーの衣服、カエサルのマントに使用されていた。

そして、日本においては冠位十二階、養老律令においても紫が最上位とされる。

つまり、紫とは高貴な色。

ハイソサエティな方々にしか許されぬ色なのである!



男「この布の向うに、ハイソサエティが……。」



世間の方々がパンティという物に関して抱く感想とはなんであろうか?

布、下着、或いは日用品。そういったものが普通ではなかろうか?

だが、待ってほしい。

パンティの最重要な点はその形態ではないという事を見落としていないだろうか?

153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 00:59:17.86 ID:hwhDHWgB0

そう、そうなのである。

パンティの中で最も重要なファクター!

それは!

誰の持ち物か!?である!

男「それはただの布切れではない。」

そう、布であるパンティは下着である。

パンティの向こう側には使用者が居る。

下着ということは使用者のいる事が当たり前である為、

パンティの向こう側に使用者がいるという事は

すなわち!パンティ=使用者ではなかろうか?

すなわちパンティは使用者であり使用者の使用箇所と同じであると言える。

つまり、パンティとは女性のお股なのである!

Q・E・D 証明完了



男「つまり、これはそういうことなのである。」



度々被り続けている為何かが吹っ切れているように思えるかもしれない。

しかし、しかしである。

目の前に出された食事、

そう、それは例えるならフランス料理のフルコース。

それを飢餓状態であるにも関わらず断れるのは

よほどの聖人でなければ無理であろう。

また、出された料理を断るのは大変失礼であるという事も付け加えよう。

男提督は聖人ではない。

性人なのである!

154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:00:34.84 ID:hwhDHWgB0

スポッ



男「…………。」スハースハー

熊野「落すだなんて、信じられませんわ!」プンスカ

鈴谷「ごめんって。今度、間宮おごってあげるからさぁ。」ユルシテ

熊野「……、まっ、まぁ。それなら許してさしあげますわ。」

鈴谷「部屋の下に落ちていったからこの辺だと思うんだけど。」

熊野「あっ、あれは!」



落ちていったパラソルハンガーを

回収しに来た二人が見つけたのは蹲る提督だった。



熊野「まさか。」

鈴谷「頭に当った?」



脳裏によぎるのは最悪の事態。



熊野「て…、提督?」

鈴谷「提督?大丈夫?」



二人が駆け寄ったその時だった。

155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:01:21.39 ID:hwhDHWgB0




→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
0E                    100E

※Eとはエクスタシーの単位




男「Fooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo !!!!!!!」





熊野「とぉぉぉぉぉおおおぉぉぉぉ!!!????」

鈴谷「うわぁぁぁあ ―――――――― !!??」






156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:02:47.78 ID:hwhDHWgB0

重巡熊野は神戸生まれのお洒落な重巡と自己紹介するようにお嬢様である。

そして、下着の色からも分かるようにその所属はハイソサエティ。

まさしく上流階級、淑女、レディなのである!

それが、提督の変態ソウルと混ざり合い!今!紳士としての閾値がMAXを突破!

突破した紳士としての力は体を駆け巡り肉体を変質させた!

結果!変態紳士の中の変態紳士!

変態提督がまたしてもこの地に爆誕したのである!

157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:04:16.00 ID:hwhDHWgB0


男「クロス・アウッ!(脱衣)」




鈴谷「提督!?」

男「…………。」

男「フロイライン鈴谷。私は君達の良く知る提督ではない。」チッチッチ

鈴谷「じゃっ、じゃぁ、……誰?」

男「名乗る程の名では無いが、私の名は変態提督だ!」ズギャーン!

鈴谷「いや、だってそこに倒れていたし!」

変提「誰がかな?」ズイッ!



変態提督と男提督を同一人物と結びつけようとする鈴谷!



変提「もう一度聞こう。誰が提督かな?」



もっこ ――― り (ズズイ!)

変態提督は股間を主張するポージングを取り

見せ付けながら鈴谷に回答を迫る!



鈴谷「あっ、あっ /// 」

熊野「すっ、すごいですわ!これが男性のあれですの!?」指差し

変提「もう一度聞こうか?」

変提「誰が君達の提督なのかね?」ズズイ



腰を抜かしへたり込む鈴谷達の眼前に少しずつ迫る息子スティック!



鈴谷「あっ、おちん……///」



そして、ついに近付きすぎ!

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:05:03.24 ID:hwhDHWgB0

チョン!



鈴谷 コテッ

鈴谷は気を失った。



熊野「こっ……、これが息子スティック。なんて……。」

熊野「なんて凶悪な兵器ですの……。」コテン



熊野もまた、気を失った。



変提 ムゥッ

変提「このままでは風邪を引いてしまうな。」フム



変態提督は変態紳士である。

軽々と二人を担ぐと鎮守府玄関へと運び込み

先ほどまで自分が着ていた制服の上着を掛けてあげたのだった。



変提「これでよし……。」

変提「!」



この時!変態提督の超感覚が悪の気配を察知した!



変提「!この悪!見逃すわけにはいかん!」



変態提督は察知した悪目掛けて超人的スピードで走り出したのである!

159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/16(金) 01:06:30.77 ID:hwhDHWgB0
以上で終了です、次回ジャッジメントターイム!
感想レス、乙レス、励みになっております、もし宜しければお気軽に残してくださると大変嬉しいです
宜しければ次回もお読みいただけると幸いです
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 02:10:43.76 ID:UePZW2dao
アイスバイン去年のクリスマスに食ったけどすげーうまかったっちゃ

しばふ村とくさんのお芋
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 08:37:17.29 ID:tzup/e3AO
乙!
なるほど、つまり最高級のお芋は紫芋と言うことか。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 09:13:29.65 ID:wkNWn3Hk0

名前出さないが俺嫁と絡むまで続いて欲しいなあ
ただその子、駆逐艦なんだよなあww
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 12:39:53.89 ID:7eyyMAv/0
鎮守府どころか近隣までしばふ村にする気か!
おのれ吹雪頑張れ
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/16(金) 23:38:06.34 ID:toQQrV3l0
俺もまだ俺嫁出てないからなあ
俺嫁が自分のパンツが変態提督に被られてるのを
見て赤面する姿が見たいww
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 01:03:28.42 ID:GQWF/cDv0
乙です
>先ほどまで自分が着ていた制服の上着を掛けてあげたのだった。
夕立とかの犬艦娘にかぎ分けられて特定されそう

潜水艦娘の場合はスク水?被れないから着こむのだろうか?
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 01:08:04.79 ID:GQWF/cDv0
ごめんなさいあと一つだけ突っ込ませて

赤城さんとかいるだろうに食堂ででも消費しきれないほどの芋って・・・
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:38:21.97 ID:NaPqm7go0
こんばんは更新に来ました
今回で赤城編は終了です
お時間宜しければお読みいただけると幸いです
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:41:34.09 ID:NaPqm7go0

鎮守府食料保管用保冷庫



「ふっふっふ。計画通りに事が上手く運びました。」



目前に迫った祭りに向けて買い集められた食料品を漁る黒い影。

そう。察しの良い方はお分かりであろう。


「この赤城にとって、食欲を満たす為に策をめぐらすなど朝飯前。」

赤城「……、そう言えば今の時間帯に食べるのは夜食になるので朝飯の前になりますね。」



ゴソゴソ



赤城「保冷庫なので少しひんやりしていますね……。」



箱の外側に書いてある商品名を確認しながら銀蝿する食べ物を品定め。



赤城「この辺りはハロウィンで配る為のお菓子でしょうか…。」クックック



ゴソゴソ ペリペリ



赤城「おいしいですね。」モグモグ

赤城「と、こちらは正月に向けたお餅ですか…。」

赤城「気が早いような気がしなくでもないですが。

お餅は保存が利きますものね。」ゴソゴソ

赤城「とはいえ保冷での保存は固くなり易いので出来れば常温がいいと思います。」ガサガサ



ペチョーン



赤城「?」

赤城「柔らかい感触がしましたが?」モミモミ

赤城「これは……、ちまきのようですね。」モニモニ

赤城「季節はずれのような気もしますがこの見た目に柔らかさ。」

赤城「間違いなくちまき。」モニョモニョ

赤城「このサイズ、きっと美味しく食べ応えがあるでしょうね。」ジュルリ



お餅の箱の中にちまきを発見した赤城はちまきを食べるべく紐を解きに掛かる。



赤城「おかしいですね。紐が随分上の方まで伸びているのですが?」ハテ?

「それはちまきではない。」

赤城「!?」

169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:42:14.21 ID:NaPqm7go0






「それは私のおいなりさんだ。」ドン!





170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:43:33.23 ID:NaPqm7go0

ブリッジの体勢で箱の中に隠れ、

股間を突き上げていた変態提督が箱の中から姿を現す!



赤城「あっ、あっ………。」



腰を抜かしへたり込む赤城!しかし、目の前の男をみてある事に気付く!

そう!自分が先ほど何を揉みしだいていたかを!



赤城「あぁっ!ああぁぁあ……////」



そうなのだ!

赤城がちまきと勘違いして揉みしだいていたのは!



変提「多少の大食い程度は大目に見るが

銀蝿行為は許すわけにはいかん!」



ドギュ! ←股間を強調するポーズ



赤城「なっ、なんて物を触らせるんですか!?///」

赤城「そっ、それにあなた一体何者です!!」

変提「私か?」

変提「私は貴様の様な悪におしおきをする正義の味方。」

変提「変態提督だ!!」スギャーン!

赤城「へっ……、変態提督?」



赤城の脳裏に鎮守府壁新聞の記事が呼び起こされる。

不埒な悪に変態提督が正義の鉄槌(息子スティックハンマー)を下す!

そして、悪者は股間の格納庫へと収納されてしまう事を思い出し……。

171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:45:06.69 ID:NaPqm7go0


赤城「へっ!変態!変態!変態!!!」

変提「いかにも私は変態提督。

さぁ、空母赤城よ!大人しくおしおきを受けるがいい!」



変態提督のお仕置き、すなわち顔ががっつりこんにちはすることである!

嫁入り前の花も恥らう乙女、

いかに空母赤城が戦闘狂の様に描かれる事が多かろうと。

その本質は乙女。

なんの心の準備なく、いや準備出来ていたとしても

そのウォーハンマーを拝むわけにはいかないのである!



赤城「烈風、流星!艦載機の皆さん!発艦してください!」



着任当初は烈風に流星といった艦載機について知らないようではあったが。

一航戦として戦う上でそれらを使用しないという事はなく、

今の赤城にとってそれら艦載機を操ることは造作もないことなのである。

そして、赤城は一流の戦士(ソルジャー)だった。

常在戦場。その心構えを忘れずに銀蝿行為にも弓と矢筒を忘れていなかったのだ!



変提「むっ!?」

赤城「今のうちに!」



自己の艦載機に変態提督の相手をさせている間に赤城は逃げ出した!



変提「むぅっ!」



錬度の高い空母に指揮された艦載機達が変態提督に襲い掛かる!

ブロロロロロ!

聡明な読者の皆様はお忘れではないと思うが

改めて変態提督の被るパンティの所有者について言及させていただきたい。

今、変態提督が被るパンティは軽空母熊野が所有していたパンティである!

そう!軽空母なのである!

空母という字は空の母。つまり!変態提督は今、空の母なのである!



変提「とう!」



掛け声と共に変態提督は飛ぶ!

そして、首に掛かる自分が履くパンツの紐を指にかけ体との間に空間を広げた!

172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/11/23(金) 00:46:14.02 ID:9LDbI+0NO
赤城「何て素敵な男根なの!素晴らしいタンパク質が補充出来そう」ジッュポジュッポ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:46:42.52 ID:NaPqm7go0


変提「必殺!究極変態奥義!強・制・着・艦!!」パチーン!



ここで空母においての艦載機の着陸方法をおさらいしたい。

空母は地上基地と比べ滑走路の距離が短い為に

着陸時にアレスティングワイヤーに

機体のフックを引っ掛けて強制的に機体を止める。

それにより艦載機の勢いを殺し、着陸距離を短くする事に成功しているのである。

もう、お分かりだろう。

そうなのだ!

変態提督はパンツのゴム紐と自身の体の間に

赤城の放った艦載機を挟み無理やり鹵獲したのだ!

人知を超えた飛翔力!

一瞬のパンチラを見逃さない変態の動体視力!

そして触られたことを気付かせぬほどの変態の瞬発力!

それらが三位一体となり今!ここに究極技として出現!



変提「空母赤城艦載機!鹵獲完了!」



鹵獲された艦載機は!当然の様に!



変提「格納庫へとしまわねばならぬな。」シマイシマイ



股間の格納庫へと収納された!

174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:47:36.55 ID:NaPqm7go0


鎮守府本館建屋付近



赤城「ふっ、振り切りましたですかね?」フゥ



後ろを振り返ればどうやら追ってきては居ない様である



赤城「ふーっ、一体あれは何者なのでしょうか。」ヤレヤレ

赤城「全力で走ってきたので汗が……。」

「宜しければ此方のタオルをどうぞ。」

赤城「あっ、ありがとうございます。」



どこからか差し出されたタオルを受取る赤城。



赤城「………。」

「………。」



見つめあう二人。

175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:48:07.93 ID:NaPqm7go0




「Trick or Treat 」




176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:49:23.41 ID:NaPqm7go0


その視線を合わせる相手は変態提督。

地獄へ落ちろのハンドサイン、

親指が示す先はTrick(おしおき)or 股間のちまき!(Treat)

それはどちらを選んでも結果は同じという選択肢のない選択である!



赤城「どっちもいやぁ ―――――― !!」



絶叫と共に赤城が逃げる!



変提「逃がさん!」



変態提督が股間の格納庫から鹵獲した艦載機を取り出す!

軽空母熊野は攻撃型軽空母である!

その為、その火力は正規空母に迫り、比較対象によっては凌駕する!

そこに変態パワーが加わるのである!

とも成れば搭乗員妖精も当然ながら変態提督の分身体といえよう!

妖精(変態) b

変態提督の股間の格納庫から出撃した艦載機が赤城へと迫る!



赤城「うっ嘘っぉぉおおぉおぉっ!?」



パンツを頭に被った妖精が操縦する艦載機が迫ってくる。

空母艦娘にとってのインパクトは巨大なものに違いない!

177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:51:03.51 ID:NaPqm7go0

同時刻本館建屋付近



秋雲「やー、夜の警備もめんどうだねぇ。」

巻雲「秋雲もめんどくさがっていないで行きますよ。」

巻雲「司令官様も巻雲達を頼りにして下さっているんですから。」

アァァ ――― !

秋雲「!」

巻雲「!」



夜間警備に当っていた秋雲と巻雲が

悲鳴のした方向へ駆けつけてみればそこには変態がいた!



秋雲「あっちゃ ―――― !秋雲さんとしたことが一生の不覚!」

巻雲「うわぁ―――/// あれってあの、

   早霜がこの間、夕雲姉さんに写真を渡していた。」

秋雲「うーん、もっこり具合が逞しいねぇ!」

秋雲「スケブに鉛筆がないのが悔やまれる!」

秋雲「いや!ここで秋雲さんの脳裏にその勇姿を収めれば!」

巻雲「えっ、あれを記憶するんですかぁ〜///」



そしてよく見れば変態提督の前を逃げる艦娘が一人!



秋雲「あれ?あれ、赤城さんじゃない?」



変態提督の肉体美に酔いしれていた二人は

赤城が追われている事に気付くのが遅れた。
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:52:06.79 ID:NaPqm7go0


巻雲「これは大変ですね!赤城さんをお助けしないと!」

秋雲「でもさー、変態提督って正義の味方なんでしょー?」

秋雲「大方、赤城さんが銀蝿しようとした所を見つかったとかなんじゃない?」

巻雲「そうかもしれませんが現状としてはどうみても。」

秋雲「変質者が艦娘を追っかけているだわねぇ。」



そうなのである!どんなに正義の味方と唱えようとその見た目は変質者!

正義とは常に孤独なのである!



変提「逃がさん!」

赤城「きゃぁ ―――― !」

秋雲「ちょっとまったぁ!」

変提「!」

秋雲「流石にそんな変態的な格好で艦娘を追っかけるのはないんじゃないかい?」

変提(むっ。これはいけない。無関係な艦娘をお仕置に巻き込む訳にはいかん。)

巻雲「司令官様から夜の警備任務を任せていただいている以上。

   貴方のような不審者を見逃すわけには行きません!」



駆逐艦娘が二人、変態提督と赤城の間に立ちふさがる。

そして、変態提督がどうしたものかと考えている間に赤城は更に遠ざかっていく。

変提(力づくで…、いや、それではただの変態。

   究極変態紳士の変態提督としてそれはやってはいけない。)

変提(おしおきの対象以外にこの力、ふるってはいけない。)



この時!変態提督の脳裏に変態的閃きが神の啓示の如く降りて来る!

そして!変態提督はその閃きを実行に移すべく股間の格納庫から烈風を取り出した!

179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:54:13.98 ID:NaPqm7go0


グイーーン  ←パンツを引っ張っています。

ゴソゴソ  ←股間の格納庫から艦載機を取り出しています。



秋雲「えっ/// 何変なところをまさぐってんのさ。」

巻雲「くっ空母だったのですか///」

秋雲「えっえっぇ。ちょっと、巻雲!今!見えた!見えた!」

巻雲「/// 報告しなくていいですから!」

秋雲「巻雲―!探照灯!つけてつけて!ち○こ見えたって!」

巻雲「直球な表現するなぁ ――――― !!! ///」



スッ

変態提督が烈風を構え。

そして投げた!

記憶力の良い読者の皆様はもうお分かりだろう!

そうなのだ変態提督は被ったパンティの所有者の能力をそのまま、

いや変態パワーにしてより強力な力を使う事が出来る!

変態提督が構えた烈風は6機!



変提「烈風の2200馬力を右に3機と左に3機!」

変提「6600馬力+6600馬力で13200馬力!」



そして変態提督が強力にジャンプ!



変提「そこにいつもの2倍のジャンプが加わり13200×2の26400馬力!」

変提「そして!軽空母としての15万馬力を乗算すれば!」

※最上型重巡熊野の機関の馬力は凡そ15万です。

変提「396億馬力だ!」

巻雲「ちょっと何をいってるか分からない。」



変態提督が烈風に括り付けた紐に手を掛け空中へ飛んだ!

180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:57:05.85 ID:NaPqm7go0


秋雲「ぎょっ…、仰角最大!!」

変提「究極奥義!変・態・飛・行!」



ここで不要かもしれないが変態提督の奥義、

変態飛行について説明させて頂きたい!

通常の変態であれば空を飛ぶことなど不可能である!

しかし、現在の変態提督は軽空母の力をその身に宿し

変態的パワーを自己の操る艦載機へ注入!

それにより変態パワーを注入された艦載機達は

まるで垂直離着陸機のような立体機動が可能となったのである!

さらにさらに変態提督がその艦載機達に吊るされた紐にぶら下り上下左右へと立体機動!

その効果により変態提督の股間の盛り上がりは激しく上下!

ぐいんぐいんとまるでゴムまりの如く反動をもって揺れ、

その股間のふくらみは独特のリズムを奏ではじめる!

それはジャズにおいて特有のリズムのノリを

スウィングと表現されるかのように自然な揺れなのである!

その独特なリズムはナニかが何かにあたる乾いた音であり

聴く者の羞恥心を増幅する効果を持つ!

紐にぶら下る変態を見る者でその変態を恥ずかしく思わないものは居ないだろう。

故に変態。

変態、空を飛ぶ!



変提「飛ばない変態はただの変態だ。」ブラブラブラリーン

巻雲「かっこいい台詞いっても変態ですからぁ!!」ウワァーン

秋雲「こないだ資料用に買ったAVの黒人男優よりでかい///」フハッ

巻雲「何買っているんですかぁ!!」



股間のも゛っ゛ごり゛を存分に見せ付けられれば女性の二人!

更に変態提督の奥義で通常以上に羞恥心を刺激されていれば!



巻雲「もうやだぁ///」(メガネを萌え袖で隠しています)

秋雲「うほほほ、こいつは冬に向けてのネタになるねぇ。」フヒヒ



正気を保てる訳がない!



変提「艦娘のお嬢さん達よ!さらば!」



地面にへたり込む二人を烈風による変態飛行で飛び越し変態提督は赤城を追いかける!
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 00:58:38.98 ID:NaPqm7go0


鎮守府埠頭近く



赤城は全力で逃げていた。



赤城「パンツを被った妖精さんが乗ってるってどういう事ですかぁ!?」



赤城には変態提督が放っていた艦載機が張り付いていた。



赤城「しかも妙に強い!」



戦闘機達は変態的動きで次々と赤城の艦載機を撃墜している!



赤城「あっ、痛い!痛い!」



更に戦闘機達は機銃で赤城へと攻撃を行う!

流石に変態艦載機と言えど対したダメージを与えることは出来ないが

カスダメ程度は与える事に成功している!



赤城「これは、逃げ切れたら入渠しないといけませんね……。」イタタ



多大な犠牲を払いなんとか変態艦載機を撃墜することに成功する赤城!

そして、赤城はここで考え気付く。

変態提督は艦娘ではないという事に。

何某かの力で艦載機が使えたのであろうが

流石に海の上までは追ってこれないだろうと。

これが、後に決定的なミスになるとこの時の彼女には思いもよらぬ事だったに違いない。



赤城「そうと決まれば海上へ!」



赤城は後悔の海へ航海する事になると知らずに海へ逃走を開始した。

182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:00:14.34 ID:NaPqm7go0


変提「むぅ。赤城はどこへ!?」



赤城を追わせていた艦載機からの連絡がついに途絶えた為

変態提督は埠頭周辺でその飛行を止めた!



変提「むっ。あれは!?」



変態提督の目が捕らえたのは沖に逃げていく空母赤城!

既にかなりの距離を逃げている状態である!

変態妖精 トントン ←変態提督の肩を叩いている



変提「ふむ。これを使えと。」



変態提督の目の前には南瓜祭りで使用される予定の空気大砲。

変態妖精 b グッ



変提「うむ、了解した。やってくれ。」



変態提督が大砲の先端部から中に入り。

変態妖精 b  Good Luck !

ドーン!

人間大砲、いや変態大砲は撃ち出された!



アイ「What !?」

ビス「何事!?」

金剛「敵襲デース!?」

加賀「緊急事態ね!?」

瑞鶴「加賀さん!敵!?」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:00:57.65 ID:NaPqm7go0

大砲の音は多くの艦娘を眠りから呼び覚ました。



赤城「ここまでくれば……。」



ヒュリュリュリュリュルルルル



変提「赤城よ!逃がさん!」Foooooooooooo!



彼方から呼びかける声に反応して振り向けば!



赤城「いやぁぁぁ ―――――― !!!」



M字開脚カモンの体勢を維持した状態で

高空を放物線を描きながら飛んでくる変態が一人!

そして!

その放物線は!見事に赤城の顔面へと着弾を!決めた!

ガッガッガッ!



変提「入渠・完了!」(成敗!)



そして、股間のドックへ赤城を入渠させたまま変態提督は鎮守府埠頭へと帰ってきた。

184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:01:54.33 ID:NaPqm7go0


アイ「Oh…Jesus…///」

ビス「ウタマロ……///

金剛「」無言の失神

加賀「」赤城への羨ましさから無言の失神

瑞鶴「えっ、赤城さんが大変な事に!」

変提「………。」



ペイッ

変態提督は股間から赤城を取り出し!



変提「艦娘のお嬢さん達!さらばだ!」



冬の木枯らしの如く足早にその場から消え去った!

185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:04:21.42 ID:NaPqm7go0


翌日



金剛「以前見たときより大きかったデース……。」ホゥッ///

加賀「確かに、以前見たときと比べてサイズが違いました。」アラアラ///

翔鶴「瑞鶴、あなたは何故カメラを……。」ギリギリ

瑞鶴「えぇっ!?翔鶴姉!?そこ怒られる所なの!?」

アイ「あれは人類規格外。」

ビス「伝説に聞くウタマロという奴ね。」

サラ「そんなに凄かったのですか?///」

ビス「あれを形容するには私の日本語の語彙力が不足しているわ。」

アイ「そして英語で話すには表現の為に該当する単語がNothig」

サラ「Oh god……」

アイ「えぇ、あれはそう、神!」



食堂の一角で赤城がお仕置きされたのを見た者達で

変態提督の勇姿について盛り上がっていた。



加賀「赤城さんの意識が回復していないのでその感触は未だ分からずです。」ハフン

金剛「ムー。」



普通ならそれを嫌がるべきなのだが……。



翔鶴「あの、私、気付いたのですが……。」

翔鶴「悪い事をすればその……。」

翔鶴「挟んでいただけるのではないでしょうか?///」ドキドキ

加賀「翔鶴!あなたという娘は!」キリッ

翔鶴「あっ、やっぱり悪事はいけませんよね……。」

加賀「天才ね!その手があったわ!」ハナヂボタボタ

金剛「流石に悪事は駄目だと思いマース…。」



暴走気味の者達が道を踏み外そうとしていたりと様々だった。
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:05:47.17 ID:NaPqm7go0
執務室



男「赤城さんは復帰できそう?」

大淀「色々意味不明な単語を発している状態ですので今しばらく掛かるかと。」

男「どんな言葉なの?」

大淀「玉が二つに、竿一つ……///」

男「大淀さん、意味が分かってますよね?」

大淀「提督。セクハラです。」キリッ

あきつ丸「出番でありますか!?」



ガチャ!



男「あっ、間に合ってます。」

あきつ丸「了解であります!」



バタン

変態提督のお仕置きは多くの艦娘に影響を与えたようである。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:07:45.59 ID:NaPqm7go0


おまけ



内覧会当日



元帥「男よ、実に素晴らしい催しじゃないかね。」

男「お褒め頂きありがとうございます。」

曙「そこのクソ提督!ほら!秋刀魚!」

元帥「私の分もあるかね?」

曙「あっ、少々おまちください!」スミマセン!

男「元帥、良かったらどうぞ。」

元帥「君のだろ?食べなよ。」ジトーッ



気まずい!



男「その、ではお先にいただきます……。」モグモグ

元帥「美味そうだね。それ。」ジトーッ



元帥に見られながら食べた秋刀魚は味がしなかったそうである。



秋雲「か ――――― !インスピレーションが迸ってるよ!」

秋雲「巻雲ぉ ――― ! 次のコミケに間に合わせるよぉ!」

巻雲「えぇ ――――― !?」

巻雲「あれを絵にするんですかぁ?///」

秋雲「あれだけものすごいのが見れたんだよ?」

秋雲「絵にして薄い本にしなけりゃ失礼ってもんでしょ?」

秋雲「いや、このリビドーをぶつければ薄い本も厚くなるってもんでしょぉ!」

秋雲「ねぇ、風雲。」

風雲「」カチコーン

秋雲「風雲?」

巻雲「あ―――。頭が理解に追いつかなかったようですね。」



秋雲が冬コミの新刊に向けて追い込みをかけ

内容は変態提督が艦娘を性的に成敗して改心させるという際物だったり、

冬コミ当日、瞬殺で完売、あまつさえ重版希望が殺到したとかいうのは

この後のまた別の話しとさせていただく。


秋雲「皆飢えてんだねぇ。」キヒヒ
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/23(金) 01:10:28.88 ID:NaPqm7go0

叢雲「また、時代劇の撮影ですか?」

元帥「陸軍で大将している弟が自分も出たいと言っていてねぇ。」

叢雲「兄弟仲がよろしいんですね。」

元帥「うちのお淀にも茶化されたよ。」

叢雲「台本をお読みする限り2時間スペシャルのようですが。」

元帥「うむ。陸軍の協力があるからな。あきつ丸にも出てもらう。」

叢雲「あの、この撮影予定ですと。」

元帥「予定されている大規模作戦には参加できないが。まぁ、私がなんとかする。」

元帥「君は男君の説得を頼む。」

叢雲「了解しました…。」ハァ



提督の知らない所でまた、何かが企てられているようである。






以上終了です、お読み頂きありがとうございました
乙レス、感想レスいつも励みになっております
宜しければお気軽にレスいただけると幸せです、では、またいずれ
ここまでお読み頂きありがとうございました
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 06:33:00.46 ID:1p1FELrfO
乙!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/23(金) 12:45:52.63 ID:CYmMT8St0
比較対象(伊正規空母)
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:05:09.04 ID:iht8+lvu0
思いつきネタ
お時間よろしければ一発ネタ
お読みいただけると幸いです
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:06:02.78 ID:iht8+lvu0
おまけ 2 吹雪の芋屋さん


お客様一人目



吹雪「吹雪の芋屋!芋!いかがですか!」

客A「フライドポテト下さい。」

吹雪「へい!お待ち!」



ドン!

モグモグモグ



客A「体が!体が!体が!」メキメキメキ



5分後



女性1「あらイケメン。そこの方。お暇かしら?」

客A「えぇ、お嬢さん。」



吹雪の芋屋の芋を食べたら彼女が出来ました。

193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:06:47.69 ID:iht8+lvu0


お客様2人目



深雪「らっしゃい!らっしゃーい!」

女性客B「こんにちは、スイートポテト1つ」

深雪「へい!お待ち!」



ドン!

モグモグモグ



女性客B「体が!体が!体が!」メリメリメリ



5分後



ボンキュッボンン!



女性客B「これが、これが私……!?」ワーォウ



吹雪の芋屋の芋を食べたらボディコン(死語)になりました。

194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:07:28.14 ID:iht8+lvu0

お客様3人目



初雪「……、お芋、美味しいよ。」

客C「ポテトサラダください。」

初雪「ワカメ、いっぱい。」



ドン!

モグモグモグ



客C「体が!体が!体が!」メリメリメリ



5分後



客C「ふっさふっさ!ふっさふっさだよ!ふっさふっさっさ!」フサフサ



薄かった頭皮に髪の毛がもっさもさに生えました。

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:08:21.32 ID:iht8+lvu0


その後



男「なんか此処の芋食べると効果が凄いんだって。」

足柄「えぇ、なんでも食べたら恋人が出来るそうよ!」

龍驤「なんや身体的な悩みを解決してくれるとか?

   まぁ、眉唾やと思うけどな?」

男「まぁ、まぁね?そんな上手い話がね?」

足柄「えぇ、もちろんある訳無いと思っているわよ?」

龍驤「でもな?まぁな?試してみようとは思いたくなるわけやん?」



三人はお互いを見つめて頷きあう。



男 足柄 龍驤「「「注文お願いします!(するわ!)(お願いやで!)」」」

吹雪 深雪 初雪「「「お待たせしました(したぜ!)(………。)」」」



ドン!×3

モグモグモグ



男「体が!体が!体が!」

龍驤「かぁ ――――― !これは来たでぇ!!」

足柄「漲ってきたわ!」



5分後



男「これはなんというか……。」

足柄「凄いわね……。」

龍驤「これはあかんなぁ……。」



そこには変身を遂げた3人が!

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 23:09:05.64 ID:iht8+lvu0


男「見よ!」

男「この悩殺ボディを!」ボンキュッボン!

龍驤「うち髪の毛がめっちゃさらさらのフワフワやわー。」ウフフフ

足柄「これで男の心を一突きで射止めちゃうわよ!」モリモリムキッ!

男「ってちっがーう!」

龍驤「なんでやねん!なんで髪の毛もっさもっさやねん!」

足柄「これで一突きって物理じゃない!」

吹雪「あれ?司令官達どうされたんですか?」

男「聞いていた効果と違う!」

深雪「何か効果謳ってたっけ?」

龍驤「こんなん詐欺や!」

初雪「何も効果を宣伝した覚えは無い。」

初雪「だから、詐欺にはならない…。」フンス



まったくもってその通りである。

結果として各々望む体を手に入れることはかなわなかった。

尚、足柄はその鍛え抜かれた体に惚れた男性憲兵さん達から

口説かれまんざらでもなかったそうである。

また、男提督はこの後、暫くお尻に気をつけなければいけなかったそうである。



龍驤「うちはなんかいいも悪いもなかったなぁ……。」

龍驤「笑いの神に見放されたか……。」


197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 23:10:16.49 ID:iht8+lvu0
以上お読み頂きありがとうございました
感想レス、乙レス、お気軽に残していだけると1が喜びます
ではまた次回お会いいたしましょう
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/27(火) 00:03:27.65 ID:JYK27gEh0
芋怖い
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/28(水) 21:24:09.64 ID:ygf/6SNA0
しかして食いすぎると浸食されて最終的にはしばふな芋と化す、とか
そうか、芋とは、吹雪型とは!
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/30(金) 03:17:16.74 ID:woVZz3J10
大淀「提督、それは受話器じゃなく芋です」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/02(日) 11:22:51.85 ID:k5G/5uk/0
しばふの里は航空戦力も豊富だから甘く見ちゃいけないとばあちゃんが言ってた

202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:03:48.36 ID:iCY/F1ba0
お久しぶりです
更新に来ました、今回の話と後1話で終了予定です
勢いで駆け抜けるタイプのギャグはなかなか大変…
では、お時間よろしければお読みいただけると幸いです
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:04:46.14 ID:iCY/F1ba0


「敵は!?敵はどこ!?」

「なんとか撒けたかと思います!!」



海上を6隻の艦隊が全力航行で逃げていた。

その編成は戦艦が1、空母が2、重巡が3という重量編成。

ともあれば何を恐れようかと思うのだが。

そして驚くべき事にこの艦隊はなんと深海棲艦達の艦隊なのである。

しかも、その旗艦は。

戦艦棲姫なのである。

ザバッ!



ネ級「でっでたぁ ―――――― !」



水中から躍り出たのは!



変提「海の中からこんにち Fooooooooo ――――――― !」

変提「変態提督!見参!」ザバァッ!



あれは変態!

スクール水着を頭に被り海パン一枚で空中に躍り出る様は間違いなく変態!

変態提督である!


204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:05:32.36 ID:iCY/F1ba0


変提「ネ級の頭をゲッツ!!」ガシッ

変提「そして、そのまま股間にシュ ――――― !!」ガボッ

変提「超!エキサイティン!」ティン

戦艦「ネ級ちゃ ――――― ん!?」



海パンの前側を大きく開け対象を顎下から掬い上げるようにくるむ!

そしてその勢いのままに背中側へくるりと回転!



変提「Foooooooo ――――――――――――― !」

ネ級「いやぁ!!???」

ネ級「硬いのと柔らかいのが!?」



そして!



変提「成敗!」



あれと海パンに挟まれた状態のネ級に後ろから抱きついた!

そして!変態提督は勢いをそのまま利用して海中へと消えていった!


205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:08:01.91 ID:iCY/F1ba0


ヲ級1「なにあれ〜!?」

ヲ級2「あれで轟沈だけは絶対にいやだ!!」



目の前で僚艦が成敗される!



ネ級2「あっ、あんな死に方はいやだ!」



そうネ級が言い天を仰ぐ!

しかし!

深海棲艦を守る神などいないのである!

ザバッ!

海中の深い位置からいっきに浅いところへと浮上すると

その浮力の勢いで海上へ飛び出す事がある。

そう!変態提督はその勢いそのままに空を飛んだ!



ヲ級1「見せ付けるな ――――― !」



海中から勢いよく飛び出した変態提督は天高く両足を広げる!

皆様ならお分かりだろう!

おぉ!変態の神よご覧あれ!

あれは変態提督の必殺技の一つ!

勝利のV!V字開脚である!



変提「Welcome !」ワッホーゥ



その勢いは重力加速を伴いさながら艦爆の急降下爆撃!



ヲ級1「そんな!直上!?」



ガポッ



ヲ級1「gyぁえかぇあうg」



空母ヲ級 撃沈!

空母ヲ級を股間に入れたまま変態提督は海中へと消えた。
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:10:10.93 ID:iCY/F1ba0

戦艦「あっ、あの変態はどこへ!?」



周囲を警戒する戦艦棲姫!

そして!彼女達はとんでもない物を目にする!

そのとんでもない物とは!?

そうである!

海中から足が!まるで八墓村のすけきよの死体発見シーンの如く、足が!

足が突き出てきたのである!



戦艦「何あれぇ……。」



そうつぶやいたときの事である。

その足は脅威の回転を始めた!



変提「変態秘奥義!渦潮!蟻地獄!」(水中で喋っています)



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



戦艦「うっ嘘ぉぉぉぉぉおおおおおおぉぉぉぉ!!」



ギュインギュインギュインギュイン!


海面は渦を巻き始める!

それは栓を抜いたバスタブの様である!


207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:11:11.06 ID:iCY/F1ba0


ここで変態秘奥義、渦潮蟻地獄について説明させて頂きたい。

察しのいい皆さんはもうお気づきであろう。

そう、変態提督が現在被っているのは潜水艦娘のスクール水着!

艦娘、特に潜水艦娘達は水中でバタ足で推進力を発生させ移動する為

その太ももの締まりは実に一般艦娘よりいいものである事は言うまでもない。

そして、今、変態提督がその水着を被り変態パワーにより覚醒。

その力は太腿を更に強化!

結果!その太腿が生み出す回転は脅威の渦巻きを発生させる!

そう!さながらサイクロン掃除機のように全てを吸い寄せるのである!

変態提督。

それは吸引力の変わらないただ一人の変態。

208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:15:32.35 ID:iCY/F1ba0


戦艦「いっいやぁ ――――――――!」

ネ級「あんなのいやぁ ――――― !」

ヲ級2「ぎゃぁ ―――――――――!」



いかに泣き、喚き、叫ぼうと!

渦巻きの!サイクロンの中心にいる蟻地獄からは逃れられない!



変提「知らんのか、変態からは逃げられない………!」(水中で喋っています)



ワキワキワキ

海上に突き出た2本の足が獲物を捕らえる蟻地獄の様にワキワキと蠢く!

さらに言えば!

その魅惑の太腿は無駄毛処理もしっかりとされていてすべすべだ!(無駄情報)



変提「触ってスリスリしてもいいぞ?」ポッ///

戦艦「いやぁ ―――― !」



チーン



数分の後、そこに深海棲艦は誰一人として残っていなかった。



変提「成敗!」フォ――――!


209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/05(水) 00:19:54.83 ID:iCY/F1ba0
短いですが今日はここまで
お読み頂きありがとうございました、クリスマス編みたいなものも企画しています
このお話に関しては出だしで潜水艦のスク水を被っていますが
間違いなく早霜のを被らせますのでリクエストを下さった方、どうか最後までお付き合いお願いいたします
次回の更新は頑張って早めにお届けできればと思っています、では、またの機会に
感想レス、乙レス、ありがたかく読まさせていただいています、お気軽にレス残していただけると1が喜びます
どうぞ、お気軽に残していただきますようお願いします
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 01:37:41.72 ID:tJ4Eyy6Zo
フゥー!
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/05(水) 12:49:56.69 ID:7lS7XXpF0
さすがに水着一枚すらないと寒いでち
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/10(月) 00:47:45.54 ID:wXMueluJ0
乙です
そのうち竜巻と合体しそう
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/25(火) 23:33:19.82 ID:6LIL48dl0
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1545744854/

書ければ書くと宣言していたクリスマス特別編
読んでいただきたいために此方でも宣伝、宜しければ読んで下さい
どうぞ、よろしくお願いいたします
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/26(水) 02:46:32.57 ID:ZSv6fe2v0
専ブラからなら正常にスレ立てできるらしいがはてさて
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:03:42.09 ID:sa38xE1M0
皆様こんばんは
失踪しかけていましたいっちです
色々事情がありましたが忘れていた訳では無いです申訳ありません
少しばかり更新しますのでお時間宜しければお読み下さい
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:06:06.95 ID:sa38xE1M0

翌日 執務室



大淀「という訳でして最近近海において敵の活動が低下しているそうです。」

男「へぇ、すごいねぇ変態提督ってやつは。」

大淀「はい。その、えーっと。」

男「いでたちは、まぁ、その……、なんだ。」

大淀「とりあえず、その活躍については艦隊司令部でも注目しているそうです。」フンス

男「といってもどうしようもないわけだけどね。」

大淀「ですね。ただ、艦隊司令部はある一点に着目されています。」

男「なんでしょう?」ドキドキ

大淀「その一点とは、この鎮守府周辺海域でも目撃が最も多いという点です。」

男「偶然でしょ。」ドキドキ

大淀「そういう事にしておきましょう。」ンフフ メガネクイッ



含みを持った大淀の笑顔に恐怖を覚えつつ提督は会話を終わらせた。

217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:09:41.70 ID:sa38xE1M0
提督私室

男「大淀さん怖い。」

男「あの目付きで迫られたら思わず薄情しちゃうかも。」


妄想

大淀「さぁ、吐きなさい。」ペチペチ

男「隠し事などない!」

大淀「あら、こちらは正直なようですよ?」スリスリ



男「やばいね。慢心駄目絶対。」

男「正義の味方とは孤独である。」

男「なかなか理解されないもんなんだなぁ。」

男「それにしても色々と種類が増えてきた。」



ズラリと警察の押収品陳列の如く綺麗に並べているのは。



男「どれも極上の一品。」

男「今まで色々と試してきて一つの仮説を立て。

  それの実証実験を行ったわけですが。」



結果は?



男「仮説が正しかった事が証明されました。」

男「つまり被るパンティの所有者の艦種によって得れる能力が変わる。」

男「今まで榛名のパンティを被れば戦艦の能力を得て。」

男「雪風のパンティで駆逐艦、川内のパンティで軽巡。

  熊野のパンティ、軽空母の時に着用する物だった事もあり

  軽空母として力を発揮。」

男「となれば。」



後は試していない艦種は潜水艦と重巡だけ。

そして、手に入りやすさでいえば。



男「廃棄装備で水着に勝る物はない。」

218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:11:05.83 ID:sa38xE1M0


パンティの横に並ぶのは潜水艦のスクール水着。



男「そういえばこれ提督指定とか言ってるけど

  実際はもっと上の方なんだよね。」

男「詮索するな。消されるぞって前に艦隊司令部の大淀さんに言われたっけ。」

男「いや、もうね?そこまで言えば

  誰の趣味か答えを言っているようなもんですけどね?」

男「流石にあの大淀さんは怖かったなぁ。

  うちの大淀さんの3倍くらい怖かった。」

男「うちの制服製作担当の妖精さん達に

  それとなく探りいれたらみんなブルブル震えだしてたし……。」

男「あれだね。名前を言ってはいけないあの方みたいな感じなんだろうね。」

男「世の中には詮索しない方がいい事というのは沢山あります。」

男「鮫島事件とかね。プチエンジェル事件とかね。」

男「今の若い子知らないんだろうなぁ……。」

男「まぁ、それは置いといて、これらを試すなかでですよ。

  もう一つ確かめたい仮説があります。」

219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:12:34.88 ID:sa38xE1M0


パンティの横に並ぶのは潜水艦のスクール水着。



男「そういえばこれ提督指定とか言ってるけど

  実際はもっと上の方なんだよね。」

男「詮索するな。消されるぞって前に艦隊司令部の大淀さんに言われたっけ。」

男「いや、もうね?そこまで言えば

  誰の趣味か答えを言っているようなもんですけどね?」

男「流石にあの大淀さんは怖かったなぁ。

  うちの大淀さんの3倍くらい怖かった。」

男「うちの制服製作担当の妖精さん達に

  それとなく探りいれたらみんなブルブル震えだしてたし……。」

男「あれだね。名前を言ってはいけないあの方みたいな感じなんだろうね。」

男「世の中には詮索しない方がいい事というのは沢山あります。」

男「鮫島事件とかね。プチエンジェル事件とかね。」

男「今の若い子知らないんだろうなぁ……。」

男「まぁ、それは置いといて、これらを試すなかでですよ。

  もう一つ確かめたい仮説があります。」

220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:14:45.02 ID:sa38xE1M0


その仮説とは?



男「興奮する程に変身後の力が強くなるのではないかという事です。」

男「以前にですね。クリスマスにですね。

  秋月の洗濯前のを被った訳ですよ。」



その威力はすさまじく、駆逐艦の枠を超えた駆逐漢になったのだった。



男「ということから導き出される推論。」

男「潜水艦であってもその興奮度によっては

  神に匹敵する力を得る事が出来るかもしれない。」



そう、嘗て神とあがめられた潜水艦が居たという。

曰く、恐ろしい硬さの装甲を持ち。

曰く、その魚雷で大破できぬ敵はおらず。

あらゆる敵をレーザービームで敵をなぎ払ったという。



男「ナウシカに出てくる巨神兵か!って話しだよねこれ。」

男「なぎ払え!」(裏声)

男「分かる人いるのかな?」



その話だけを聞けば眉唾ものだが

その幻影を今だ追い続ける者が居る事からもあながち。



男「嘘ではないんだろうなぁ……。」



ならば。



男「私が神(?)になる事も可能ではないか?」



それは傲慢とも言える挑戦。

221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 00:15:56.50 ID:sa38xE1M0

男「潜水艦の制服で最も興奮度を高められそうな物は……。」

男「これだな。」



彼が手に取ったのは一枚の白い布地。



男「かなり締め付けがきついな。」



それもそのはず、

潜水艦娘で最も小柄な体系の艦娘の水着を着用するのである。



男「うっかりすると直ぐにはみ出てしまうな。」シマイシマイ



体型が合わないのに無理やり着れば当然の如く生地は限界まで引き伸ばされる!

そして、その伸びた生地は提督の体全体を荒縄の如く締め上げてゆく!



男「これは、拘束プレイという新たな可能性の扉を開いちゃいそうだ…。」

男「後はと…。」



そう、皆さんはお気付きだろう。

現在の提督は普通に水着を着用しているに過ぎない事に。

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