【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目

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402 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/01(水) 22:51:36.90 ID:g4FBnCdA0
月読「この文で証明するわ」


月読「ミシェルの死体……あの傷は凶器を回したのか穴が開いてるような状態だった」

学人「あれで凶器が抜けなかったというのはないだろうな」

鏡在「じゃあ何なのよ!結局どうして犯人が四杖を刺し殺さなかったのか全然わかんないじゃない!」

月読「……刺し殺さなかったんじゃなくて刺し殺せなかったんだとしたらどうかしら」

佛生「刺し殺せなかった……?」

月読「もっと言うなら……犯人は四杖を殺す事は出来なかったのよ」


黒頭「その推理に道はありません……!」反論!


黒頭「お待ちください月読様……それはおかしくありませんか?」

月読「反論があるなら聞くけれど……私にはこうとしか思えないのよ」

黒頭「そうおっしゃるならば、わたしも全霊でその推理に反論いたします」
403 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/01(水) 23:17:09.93 ID:g4FBnCdA0
  【反論ショーダウン一閃開始!】

黒頭「月読様は犯人が四杖様を殺め【る】事が不可能だとおっしゃいました」

黒頭「しかし犯人にとって四杖様はミシェ【ル】様殺害の決定的瞬間を目撃された相手」

黒頭「必ずその命を奪いたかったはずではないで【し】ょうか?」

月読「それは間違いないでしょうね」

月読「そうだとしても犯人には四杖を殺す事は出来なかったのよ」

黒頭「その理由は【い】ったいなんなのですか?」

黒頭「犯人は箱……エレベータ【ー】に乗ろうとしている四杖様を追いかけ、危害を加えています」

黒頭「その結果四杖様は即死でもおかしくない怪我を負っ【た】のですよ?」

黒頭「ミシェル様を殺めたのな【ら】手心を加えたというのもおかしな話」

黒頭「【あ】えて生かしたという事でもないでしょう」

黒頭「【犯人には四杖様を殺められない理由がありません!】」

【】を組み合わせて【】を斬れ!

↓2
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 23:20:07.19 ID:C43+OfgDO
【あたらしいルール】で【犯人には四杖様を殺められない理由がありません】
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 23:26:29.69 ID:ABaIAc/h0
406 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/01(水) 23:31:10.07 ID:g4FBnCdA0
月読「その乱丁、修正させてもらうわ」


月読「出来なかったのよ……ルールがあったから」

黒頭「ルール……?」

月読「【同一のクロは二人までしか殺せない】……犯人はこのルールに縛られていたのよ」

鏡在「……!」

佛生「それは……」

月読「そもそもなぜモノクマが四杖を助けたのか?それは四杖が死んでしまうと犯人が三人を殺す事になってしまうからじゃないかしら」

川田谷「そうなの?モノクマ」

モノクマ「ノーコメント!」

学人「……肯定してるようなものだな」

月読「学級裁判の前にルール違反でおしおきする事になる……だからモノクマは四杖を治療した」

音野「汐里さん、それって……!」

鏡在「汐里!アンタまさか犯人は……!」

月読「えぇ、私は今回の事件の犯人……」
407 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/01(水) 23:32:58.76 ID:g4FBnCdA0






月読「天馬を殺した犯人だと考えているわ」






     【学級裁判中断!】
408 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/01(水) 23:33:46.82 ID:g4FBnCdA0
今回はここまで。

次回学級裁判後半戦です。
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/01(水) 23:35:57.41 ID:WmiON/fMO
乙、誰が犯人なのか全く予想出来ねえ…
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/02(木) 07:41:54.20 ID:fueB3/QDO
411 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 21:54:29.79 ID:QihH75pA0
     【学級裁判再開!】

鏡在「今回の犯人は千里を殺したヤツですって……?」

月読「間違いないはずよ。そうでもないとモノクマが四杖を助ける理由がないもの」

モノクマ「むぐぐ……」

鏡在「……ふっ、あははははははははっ!」

川田谷「鏡在さん……?」

鏡在「こんなに早く仇を取るチャンスが来るなんてね……必ず炙り出してやるわ!!」

学人「……変なスイッチが入ったようだな」

黒頭「無理もありませんが……」

音野「そ、それで四杖さんが犯人じゃなくて目撃者だったってところまで話しましたけど……」

佛生「ふむ、次は何を話すべきか」

月読「そうね……」

学人「ならばはっきりさせる事があるな……私達は音野達が襲われて集まったがその時いなかった人間がいるはずだ」

学人が言っているのは……

>>365から正しいコトダマを選べ!

↓2
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:03:16.46 ID:ovfpBB8N0
『いなかった鏡在と黒頭』
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:06:40.53 ID:bG0vpLZDO
いなかった鏡在と黒頭
414 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 22:20:54.70 ID:QihH75pA0
月読「この栞を挟み込むわ」


月読「その時いなかったのは……鏡在と黒頭ね」

鏡在「アタシはお風呂にいたって言ってんでしょ!」

川田谷「…………」

黒頭「わたしも個室にいました……一人ゆえに証明は不可能ですが」

学人「どれだけ主張しようとそれが証明出来なければ意味がないな」

鏡在「なんですって!?」

鏡在と黒頭は響と佛生が襲われて集まった時にいなかった……それは間違いないけれど。
415 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 22:26:40.79 ID:QihH75pA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>365
『鏡在と川田谷の騒動』
『エレベーター』
『消えた犯人』

音野「私達が襲われてから全員集まるまでにいなかったのは【黒頭さん】と……」

佛生「【鏡在殿】ですな」

鏡在「アタシは【お風呂に入ってた】のよ!」

黒頭「わたしは【個室にいました】……」

学人「それを【証明する術はない】以上……」

学人「繰り返したところで無意味な徒労だ」

川田谷「…………」

【】を正しいコトダマで論破しろ!

↓2
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:31:09.43 ID:bG0vpLZDO
【証明する術はない】←『鏡在と川田谷の騒動』
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:31:40.02 ID:ovfpBB8N0
『鏡在と川田谷の騒動』→【証明する術はない】
418 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 22:49:42.06 ID:QihH75pA0
月読「それは違うわよ」BREAK!


月読「鏡在の方なら証明は可能よ」

学人「ほう?」

月読「川田谷、黙ってないで貴方が鏡在にした事を説明しなさい」

川田谷「……えっと」

鏡在「はっきり言いなさいよ!アタシに墨だの海水だのぶっかけたってね!」

黒頭「……墨?」

月読「どうやら川田谷と鏡在は十一時頃から海にいたらしいんだけど……」

鏡在「そうそう、アタシが十一時ぐらいに来たらなんかソイツが海でバシャバシャ遊んでたのよ」

川田谷「遊んでたっていうか……」

鏡在「で!アタシが華麗に無視して海を眺めてたらなんかイカだのタコだのとったとかやって来て……」

音野「墨を、かけられたんですか?」

川田谷「だからあれはわざとじゃなくて……」

鏡在「その後海水ぶっかけた癖によく言うわね!」

川田谷「と、咄嗟に流さないとって思ったんだよ!」

月読「……まあ、そういうわけで鏡在はお風呂に行っていたのよ」

これも出して説得力を増しておきましょう。

>>365から正しいコトダマを選べ!

↓2
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:51:36.59 ID:ovfpBB8N0
『鏡在のジャージ』
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 22:51:49.23 ID:K7LMCKBV0
『鏡在のジャージ』
421 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 23:42:29.09 ID:QihH75pA0
月読「この文で証明するわ」


月読「鏡在のジャージが浴場にあったけど墨と海水で汚れていたわ。身体にも相当かかっていたでしょうね」

川田谷「この事があったのは十一時半だから……学人君の割り出したミシェルさんの死亡推定時刻に照らし合わせると、俺達に犯行は難しいんじゃないかな」

学人「ふん、なるほど……鏡在とついでに川田谷のアリバイは証明されたようだ」

佛生「では黒頭殿は……」

黒頭「何度も言いますが、わたしは一人でしたから……」

月読「黒頭は犯人じゃないわ」

音野「えっ?」

月読「言ったはずよ、今回の犯人は天馬を殺した犯人でもある」

鏡在「ああ、黒頭は広生と一緒だったから千里を殺せなかったわね……ってちょっと!だったらアタシも最初から無実だってわかってたじゃないのよ!」

月読「川田谷の無実も証明されたからいいじゃないの」
422 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/03(金) 23:49:21.84 ID:QihH75pA0
川田谷「……あれ?」

音野「どうしたんですか川田谷さん?」

川田谷「ちょっと待って。天馬さんの事件から鏡在さんと黒頭さんは無実なんだよね」

鏡在「そういう事よ!ついでにアンタも違うみたいだけど」

黒頭「そして四杖様、音野様、佛生様は襲われています……」

音野「あっ、汐里さんは私と一緒の時に多分錫杖の音だと思うんですけど……とにかく佛生さんが襲われた音がしましたから違うはずです!」

佛生「……これは、つまりミシェル殿を殺めた犯人は」

月読「……」

【人物を指名しろ!】

↓2
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/03(金) 23:52:35.94 ID:bG0vpLZDO
学人
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:02:52.79 ID:YPUxZ1nfO
425 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 00:05:03.46 ID:U5qrigMA0
月読「貴方が……?」


月読「学人、貴方が疑われているみたいよ」

学人「そうだな」

川田谷「反論はないの?」

学人「反論か……したいところだが、私は事件のあった時刻には一人で医務室にいた」

学人「黒頭のようにそれの証明は不可能だ」

学人「前回の事件でも食堂で入野の死体を調べてはいたが、一人の時間もあった以上無実の証明にはならないだろう」

鏡在「じゃあ犯人は決まりじゃない!」

黒頭「ですが、川田谷様達のアリバイが証明されたのは学人様の調査があってこそ……」

音野「犯人としては、不自然ですよね」

佛生「しかし、他にいないのも事実……」

月読「……」

学人が犯人……本当にそうなのかしら。
426 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 00:23:06.24 ID:U5qrigMA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>365
『佛生の襲撃』
『モノクマファイル4』
『開延長ボタン』

鏡在「学人が犯人で決まりじゃない!」

黒頭「しかし【学人様は他の方のアリバイを証明】しています」

川田谷「犯人だとしたら不自然な行動だよね……【自分のアリバイも作ってない】し」

音野「【私を襲ってから佛生を襲って】医務室のある方に行ったとしても……アリバイにはなりませんもんね」

佛生「本人も潔いですな……」

学人「無駄な事は嫌いなだけだ」

【】を正しいコトダマで論破しろ!

↓2
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:27:37.83 ID:mK/+FIvp0
『佛生の襲撃』で【私を襲ってから佛生を襲って】を論破
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:29:55.50 ID:QOS5RnT3O

音野が佛生を呼び捨てなのは伏線か…?
429 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 00:35:18.39 ID:U5qrigMA0
さんが抜けてました……正しくは【私を襲ってから佛生さんを襲って】です

月読「それは違うわよ」BREAK!


月読「……待ちなさい、響」

音野「えっ?」

月読「おかしい……よく考えたらこの襲撃には矛盾があるわ」

川田谷「矛盾って?」

月読「響を襲った後犯人は連絡通路に逃げた……つまり食堂に向かう佛生とはちあわせた形になったはずよ」

鏡在「問題ないじゃない」

月読「だけど佛生は……背後から襲われたと証言している」

佛生「間違いありませぬ。某は走ってきた何者かに背後から襲撃されました」

学人「……確かに妙だな。その場合犯人は一度佛生とすれ違った事になるぞ」

佛生「いえ、そのような事は……」

黒頭「では犯人はどのようにして音野様を襲った後、佛生様を背後から……」

月読「……」

喉がなぜか機能しない。

私は今何を考えた。

私は……なんでそれに説明のつける推理を組み立ててるの。

私は……なんで……

月読「ひび、き」

音野「汐里さん……?」


月読「貴女、なの?」

響を、疑ってるのよ……!?
430 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 00:45:49.03 ID:U5qrigMA0
音野「えっ……」

月読「この矛盾に、説明をつけるには二つの可能性がある」

月読「犯人が二人いるか、誰かが嘘をついているかよ」

音野「私が、嘘をついているって言うんですか!?」

音野「私は嘘なんてついてません!私は確かにホールで襲われて、犯人は連絡通路に逃げたんです!」

学人「それなら音野、この矛盾はどう説明をつける。佛生が嘘をついているという事か?」

音野「それは、わかりませんけど……でも私は佛生さんが襲われた時に錫杖の落ちたような音を汐里さんと聞きました!」

月読「……」

音野「だから私に佛生さんを襲うのは……」

川田谷「……でも見たわけじゃないよね?」

音野「川田谷、さん?」

川田谷「……月読さん、君はもしかして証明出来るんじゃないのかな」

川田谷「錫杖が落ちた=佛生君が襲われたじゃないって」

月読「……」

>>365から正しいコトダマを選べ!

↓2
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:48:19.61 ID:mK/+FIvp0
『錫杖に巻かれた糸』
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:49:36.21 ID:QOS5RnT3O
433 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 00:54:47.58 ID:U5qrigMA0
月読「……」


月読「錫杖に、糸みたいな物が……巻き付いてたわ」

鏡在「糸?」

学人「佛生、錫杖を見せてみろ」

佛生「どうぞ……」

川田谷「……弦だね、これ」

音野「!?」

月読「……!」

黒頭「しかしなぜ、弦が錫杖に」

学人「……吊るしたのか」

鏡在「吊るしたってこの杖を?どこによ」

川田谷「吊るしたというか、エレベーターの中に巻いた残りの弦を入れたんじゃないかな……」

学人「エレベーターが上がれば錫杖が引き上げられ、途中で弦が切れて落ちる……」

音野「そ、そんな!?」

月読「……」

そういえば、あの時……佛生が倒れてるのを見つけて私は……アレが動いてるのを……

>>365から正しいコトダマを選べ!

↓2
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:56:38.57 ID:DIK/YYbDO
エレベーター
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 00:56:48.22 ID:mK/+FIvp0
『エレベーター』
436 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:01:14.08 ID:U5qrigMA0
月読「…………」


エレベーターが動いてるのを、見た……

川田谷「そういえば月読さん……エレベーターが上に動いてるって言ってたよね」

川田谷「それで俺と上に行って、ミシェルさんを見つけたんだから」

音野「それは……犯人がエレベーターに乗って逃げたからで!」

鏡在「……今となってはそれは通用しないんじゃないの?」

音野「な、なんでですか!?」

月読「……」

そう、だって……私と川田谷が娯楽エリアに上がった時には……

>>365から正しいコトダマを選べ!

↓2
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:03:17.66 ID:mK/+FIvp0
『消えた犯人』
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:03:21.15 ID:lCOivejC0
『消えた犯人』
439 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:06:26.89 ID:U5qrigMA0
月読「………………」


娯楽エリアにいたのは、ミシェルと四杖だけ……

鏡在「今までの話聞く限りアンタ達は下にいたんでしょ?だから一時期アタシと黒頭が疑われた」

黒頭「上にいたのはミシェル様と四杖様だけ……ならばあの箱は犯人の逃走に使われたわけではない……?」

学人「ならば何のために動かしたか……」

川田谷「さっきのトリックのため、だよね」


音野「違います!本当に違うんです!」反論!


音野「ま、待ってください……」

音野「わ、私は何も、何もしてません!」
440 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:13:44.30 ID:U5qrigMA0
   【反論ショーダウン開始!】

コトノハ>>365
『開延長ボタン』

音野「私は何もしてません!」

音野「ミシェルさんを殺したり、佛生さんを襲うなんてそんな恐ろしい事……!」

音野「だいたい【エレベーターを使って錫杖を吊るす】なんて!」

音野「それだと私はその【工作をした後ホールで腕を切りつけて叫んで】……」

音野「汐里さんが来てくれたからいいですけど、誰も来なかったらどうするんですか!」

音野「そもそもエレベーターの【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】!」

音野「だから私は犯人じゃないんです!」

コトノハで【】を斬れ!

↓2
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:19:15.50 ID:lCOivejC0
【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】←『開延長ボタン』
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:20:28.53 ID:DIK/YYbDO
【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】←『開延長ボタン』
443 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:21:00.00 ID:U5qrigMA0
月読「……………………」


黒頭「あの箱には……延長ボタンなるものがあるようです」

音野「延長、ボタン……?」

鏡在「まあ、せいぜい一分ぐらいらしいけど?すぐそばのホールで切って叫ぶ時間の余裕はあんじゃない?」

音野「あっ、えっ……」

学人「……決まりか」

川田谷「残念だよ……音野さん」

佛生「……」

音野「違う……違うんです!本当に私は犯人なんかじゃありません!」


月読「…………」
444 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:24:55.15 ID:U5qrigMA0
     【理論武装開始!】


音野「私は犯人なんかじゃないんです!」

音野「お願いです!信じてください!」

音野「確かに、誰が犯人かなんてわかりません」

音野「私が怪しいのも、理解してます!」

音野「でも本当に私は違う!」

音野「お願いだから……信じてください」

音野【本当に私は、何も……】

1…中
2…ケース
3…の
4…バイオリン

数字を並び替えて答えを示せ!

↓2
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:25:57.13 ID:FPyYVp220
4231
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:27:56.53 ID:DIK/YYbDO
4231
447 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:37:18.24 ID:U5qrigMA0
月読「こんな、物語……私は……」


月読「……響」

音野「汐里さん!私は……」

月読「バイオリンケースの中……見せて」

音野「えっ……?」

月読「貴女が犯人なら、きっと腕を切ったのは自作自演になるから……それに使った刃物がある」

月読「時間はなかったから処分は無理……出来るとすればそのケース……」

月読「だから、その中に何もなければ……貴女は犯人なんかじゃないって証明になるわ……」

音野「……」

月読「お願い……中を見せて響……」

月読「後でたくさん謝る、許せないならなんだってするから……」

月読「だから、お願い……」

月読「貴女を、信じさせて……!」

音野「…………」

月読「……」

音野「わかりました」

月読「あっ」

音野「そんな顔しないでください汐里さん。中を見せるだけで無実が証明出来るならお安いご用です」

響がバイオリンケースの蓋を開ける。

大丈夫、響が犯人なわけがない。

馬鹿ね、私は……いったい何を考えてあんな荒唐無稽な。

キラッ

音野「えっ……」

月読「……は?」

蓋が開いた瞬間、まるでタイミングを見計らっていたかのように。

……ミシェルの血だろうもので赤く染まった鋏が、響の目の前に落ちて。

私は、その光景を認めたくなくて。

意識を、手放した。
448 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 01:38:08.70 ID:U5qrigMA0
今回はここまで。
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 01:42:34.04 ID:lCOivejC0
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2018/08/04(土) 02:01:52.08 ID:2Tup7tlA0
2週間ぶりくらいに来たがミシェル殺されとる…しかも裁判もすごい展開へ…
ミシェルって最終章まで生き残れるキャラじゃないとは思ってたが、リアルに居そうなピュア留学生って感じで死んじゃうのは胸が痛む
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 06:57:10.08 ID:DIK/YYbDO

というかこれまさか音野嵌められた?
452 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 16:54:40.08 ID:U5qrigMA0
20:00頃から開始。
今回でCHAPTER04終了まで行きたいと思います。
453 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:13:03.96 ID:U5qrigMA0
【???】

カタカタカタカタ……

月読「……?」

ここは……前に夢で見た映画館?

私は確か、ミシェル殺しの学級裁判をしていて……

月読「ああ……」

そう、私は……響が犯人だって結論に納得出来ずに。

月読「……私って、こんなに打たれ弱かったのね」

きっとこのまま響が投票されて……私は投票出来ないから投票放棄としておしおきかしら。

月読「……」

元々自分の命になんて執着はしていなかったけど。

月読「武忍にあんな啖呵切って結局これか……」

本当に、私は……
454 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:13:56.75 ID:U5qrigMA0






「何してんだよお前」






455 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:20:11.61 ID:U5qrigMA0
月読「……!」

俯いていた私の前に、いつの間にか誰かがいる。

顔を上げるとそこにいたのは……

天馬「よっ」

月読「天馬……?」

天馬「正確に言えば違うな。あたしは月読の心の中のある感情が作った存在だ!まあ、あたしが一番適任だろうしな」

月読「どういう、事?」

天馬「要するにだ」

天馬はいきなり私の胸ぐらを掴んで立たせる。

これは夢のような状況のはずなのに、本当に掴まれているみたいに息が苦しい。

月読「何を……」

天馬「もう一度聞くぞ?お前は何をしてんだ?」

月読「何って……」

天馬「今月読汐里がしなきゃいけない事はなんだよ?裏切られた悲劇のヒロインぶる事か?こうして逃げる事か?」

天馬「違うだろ!今月読汐里がしないといけないのは!」

ああ……わかった。

この天馬が私のどういう感情から作り出した存在なのか。
456 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:23:19.04 ID:U5qrigMA0






月読「響を最後まで信じて今すぐ異議を唱える事じゃないの!?」

怒りだ。

私自身に対する……強い、怒り。






457 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:33:49.75 ID:U5qrigMA0
月読「そんな事、言われても……」

鋏が出てきた以上、もう響の無実を立証するなんて……

天馬「いいか?今お前は音野が犯人かもしれないってなって冷静じゃないんだよ」

それは……

天馬「一度頭の中をリセットしちまえ!そしてよく考えてみろ!」

天馬「この状況を何とか出来ないかってな!」

月読「……」

天馬「それに月読にはとっておきの武器がある」

月読「とっておきの武器?」

天馬「あたしが殺された事件の証拠だ。凛だって全部は知らない情報をお前は持ってる」

月読「……」

天馬「ミシェルが殺されたこの事件で無理ならあたしが殺された事件で無実を証明してやれ!」

天馬「もしあたしが月読の立場で凛が同じ状況だったらそうするぜ?」

月読「……」

……そうね。

私は気付いていたはずよ、貴女ならこんな時どうするか……

そしてそれが示す答えも……

月読「……戻るわ。こんなところにいられないもの」

天馬「おう、そうしろ!そして勝ってこい!」

月読「そうするわ」
458 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:49:35.74 ID:U5qrigMA0
コトダマ『血塗れの鋏』を記録しました。
『天馬を殺害したと思われる裁縫セットの鋏。
分解されており、片側の部分しかない』

コトダマ『天馬の裁縫セット』を記録しました。
『天馬に配布されていた裁縫セット。
封は開けられて鋏がなくなっている』

コトダマ『天馬のダイイングメッセージ』を記録しました。
『天馬の遺したダイイングメッセージ。
ダレモシンジルナと書かれていた』

コトダマ『ある事件の違和感』を記録しました。
『ある事件で月読が心の底で覚えていた違和感』
459 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:54:21.46 ID:U5qrigMA0
【学級裁判場】

音野「こんなの、こんなの何かの間違いです!私はこんな鋏知りません!」

鏡在「往生際が悪いのよ!千里を殺したアンタをアタシは許さない!」

黒頭「誰が何をするかわからない……わかっていたはずなのに」

学人「投票タイムと行きたいところだが、月読が目覚めない限りは不可能だな」

川田谷「投票放棄になっちゃうからね……」

佛生「真実とは残酷な物ですな……」

音野「わ、私は……違っ、うのに……」
460 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 20:56:04.65 ID:U5qrigMA0






「何を慌ててるの、響」






461 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:02:44.26 ID:U5qrigMA0
音野「あっ……」

月読「俯かないで顔を上げなさい。自分が犯人じゃないかは貴女自身がよく知っているでしょう」

音野「で、でも汐里さん……」

月読「まあ、散々追い詰めた私が言っていい台詞ではないわね。でも大丈夫」

音野「大丈夫……」

月読「……貴女と過ごしてきた時間。私が知る音野響という子の全て」

月読「そして出た答えは一つ」

月読「やっぱり貴女は犯人じゃない」

音野「……!」

月読「今からそれを証明する……償いには程遠いけど」

月読「よく見ていて」

私は決めた。

どんな結末かなんてそんな物はもう関係ない。

響は犯人じゃない。

この学級裁判という物語はまだ続きがあるんだと。

月読「さあ、議論を始めましょう」

私はそう信じて、進む……!
462 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:11:50.37 ID:U5qrigMA0
鏡在「寝てたかと思ったらいきなり何言ってんのよ……」

鏡在「鋏が出てきた以上!もう言い訳しようがないでしょうが!」

川田谷「それに議論って何を話すの……ミシェルさん殺しにもう議論の余地はないと思うけど」

月読「だったら違う事件の議論をするまでよ」

黒頭「違う事件ですか?」

佛生「まさか、天馬殿の……?」

月読「そうよ、天馬の殺人事件……学級裁判が行われなかったこの事件」

月読「それこそが真実に私達を導くのよ」

学人「ならやってみせろ。この天才である私でさえ音野が犯人だと結論付けた……それを覆せるならな」

月読「えぇ……まずは今回の事件と天馬の事件が繋がっている事を示すわ」

それはもちろんさっき見た……

>>458から正しいコトダマを選べ!

↓2
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:13:39.41 ID:lCOivejC0
『血塗れの鋏』
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:14:46.29 ID:Q4G4M/Vl0
465 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:29:25.74 ID:U5qrigMA0
月読「この栞を挟み込むわ」


月読「そのバイオリンケースから出てきた鋏……おそらくこの鋏の片割れよ」

川田谷「その血塗れの鋏は……!?」

月読「天馬を殺した凶器よ。この鋏とその鋏……おそらく一致するはず」

響の席にある鋏を取って手に持った鋏と合わせる。

黒頭「一致しました……」

月読「これで間違いなく天馬の事件とミシェルの事件が同一犯だと物的な面で示せたわね」

これで万が一にもモノクマが四杖を助けた事に他の理由をつけて、逃げられる事はなくなった。

次は……

鏡在「いい加減にしなさいよ……!」反論!
466 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:36:25.72 ID:U5qrigMA0
   【反論ショーダウン開始!】

コトノハ>>365
『音野の襲撃』
『佛生の襲撃』
『佛生の錫杖』

鏡在「鋏が一緒だから何よ!」

鏡在「そんな事は前からわかってたでしょうが!」

鏡在「邪魔すんじゃないわよ!」

月読「邪魔なんてしてないわ」

月読「私は真剣にこの議論をしているのよ」

鏡在「何のためによ!」

鏡在「もう犯人は音野以外にいないじゃない!」

鏡在【バイオリンケースに鋏があったのが何よりの証拠!】

鏡在「早くアタシに千里の仇を討たせなさいよ!」

【】をコトノハで斬れ!

↓2
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:42:39.54 ID:j9kbweqI0
『音野の襲撃』で【バイオリンケースに鋏があったのが何よりの証拠!】
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:44:46.09 ID:lCOivejC0
【バイオリンケースに鋏があったのが何よりの証拠!】 ←『音野の襲撃』
469 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:45:24.24 ID:U5qrigMA0
月読「その書は、乱丁しているわ」


月読「バイオリンケースにあったから……本当にそうかしらね」

鏡在「はあ!?」

月読「響は襲撃された時にバイオリンケースを落としているのよ。そのすぐ後に腕が切られているのを見て悲鳴をあげた」

月読「鋏がバイオリンケースから出てきた理由は簡単よ」

月読「響がパニックになっている隙に犯人がその時蓋が開いたケースに入れた」

月読「それだけよ」

鏡在「アンタ、そんなの!音野が言ってるだけ……!」

月読「そうね、だけど鋏が出てきた理由を説明出来る以上……まだ投票になんていかせない」

学人「ふん、何にしろ今の鏡在と月読ではどちらが冷静に話せているかは明白だ」

川田谷「議論を続ける……って事かな?」

黒頭「そうですね……最後まで、とにかくいきましょう」

月読「それじゃあ、次の議論を始めるわよ」
470 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 21:49:57.39 ID:U5qrigMA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>458
『血塗れの鋏』
『天馬の裁縫セット』
『天馬のダイイングメッセージ』

月読「そもそもこの鋏はどこから出てきたのかしらね?」

川田谷「鋏の出所?」

音野「その鋏……【裁縫セットの鋏】ですよね?」

学人「少なくとも【男子には配られていない】物だな」

佛生「それはやはり【音野殿の部屋の物】なのでは……」

黒頭「部屋にいた天馬様を殺しに行っているわけですからね」

【】を正しいコトダマで論破しろ!

↓2
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:51:45.52 ID:j9kbweqI0
『天馬の裁縫セット』で【音野殿の部屋の物】を論破
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 21:55:18.07 ID:DIK/YYbDO
473 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:07:21.95 ID:U5qrigMA0
月読「それは違うわよ」BREAK!

月読「いいえ、この鋏は天馬の裁縫セットの物よ」

月読「実際ここにある天馬の裁縫セットからは鋏がなくなっているもの……」

学人「……妙だな」

川田谷「えっ、何が?」

学人「今回の犯人のやり口、さらに捜査中に天馬を殺害した事やわざわざ鋏を分解している事」

学人「この事から犯人による天馬の殺害は計画性があったはずだ」

学人「だがなぜ……凶器は天馬の部屋にある物を使った?」

学人「そもそも天馬の目の前で鋏をセットから取り出せば警戒されるはずだ」

学人「月読、その理由が説明出来るのか?」

月読「そうね……」

なんで犯人はわざわざ天馬の部屋の鋏を凶器にしたのか?

それは……

・犯人は鋏を配られていなかった
・犯人は行き当たりばったりだった
・天馬が鋏を先に使って襲ってきた

正しい選択肢を選べ!

↓2
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:10:37.94 ID:Q4G4M/Vl0
犯人は鋏を配られていなかった
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:13:19.37 ID:j9kbweqI0
犯人は鋏を配られていなかった
476 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:19:17.28 ID:U5qrigMA0
月読「この一文で証明するわ」


月読「犯人は鋏を配られていなかったのよ」

川田谷「鋏を配られていないって……」

学人「つまり月読、犯人は男子だと言いたいのか」

月読「そうよ」

鏡在「犯人が、男子……?」

黒頭「確かにそれなら、鋏を凶器にするには天馬様の部屋の物を使うでしょうが……」

佛生「しかしまだ疑問が。天馬殿は目の前で男子が鋏を取るのを黙って見ていたというのですかな?」

音野「確かに、それを見た天馬さんが黙ってるなんて変ですよね……」

月読「……」

天馬の殺された状況……

これが、答えを示すわ……!
477 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:24:15.15 ID:U5qrigMA0
     【議論開始!!】

コトダマ>>458
『天馬のダイイングメッセージ』


鏡在「【千里を殺したのは男子】……」

佛生「しかしその場合……」

川田谷「[男子が目の前で天馬さんの鋏を取った]事になるね」

黒頭「【天馬様がそれを黙って見ている】などおかしいのでは?」

学人「そもそも天馬の状況を考えれば、男子を部屋に入れたかも難しいな」

音野「[鏡在さんなら問題なく出来る]んでしょうけど……」

鏡在「アタシはそんな事してないわよ!」

コトダマで【】を論破するか、[]に同意しろ!

↓2
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:28:02.47 ID:Q4G4M/Vl0
「[鏡在さんなら問題なく出来る]←『天馬のダイイングメッセージ』
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:29:26.68 ID:lCOivejC0
480 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:32:18.10 ID:U5qrigMA0
月読「その文章こそ答えよ……!」


月読「そうね……響の言う通り鏡在なら出来たはずよ」

鏡在「ちょっと何言い出してんのよ!?」

川田谷「そりゃ、天馬さんと仲が良かった鏡在さんなら部屋に入るのも鋏を取るのも出来るだろうけど」

学人「しかし月読、貴様は犯人が男子だと言ったはずだが?」

月読「天馬の部屋にダイイングメッセージがあったのよ」

佛生「ダイイングメッセージ……?」

黒頭「それはどのような……」

月読「ダレモシンジルナ……そう、書き残してあったわ」

音野「誰も信じるな……ですか?」

川田谷「あの天馬さんがそこまで書くなんてよっぽどだね……それこそ、鏡在さんに裏切られたとかじゃないと」

鏡在「だからアタシはそもそもアリバイもあるし、千里を殺したりなんかしないわよ!」

音野「なんだかよくわからなくなってきました……天馬さんのメッセージだとまるで鏡在さんも信じてないみたいで……」

鏡在「……!」
481 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:33:16.93 ID:U5qrigMA0






月読「いいえ……きっと天馬は最期まで鏡在を信じていたはずよ」






482 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:43:56.91 ID:U5qrigMA0
月読「むしろ……だからこんなメッセージになったのよ」

学人「どういう意味だ」

月読「さっきも言ったように、鏡在なら天馬の部屋に入る事も鋏を取る事も出来た」

月読「それこそ隙をついて殺すのもね」

鏡在「だからアタシは!」

月読「だけど天馬はそれを信じなかった。いいえ、鏡在凛を信じていたからこそ……」

月読「ある可能性を思い浮かべたのよ」

黒頭「可能性……?」

月読「男子なのにその男は鏡在として天馬を訪ねた」

川田谷「えっ……」

月読「その男が鏡在として殺しに来た事で天馬は真っ先におぞましい真実にたどり着いたの」

佛生「真実とはいったい……」

月読「狡猾なその男に下手なダイイングメッセージを書いたら消される……だから天馬はあえて疑心暗鬼を引き起こしかねないメッセージを残した」

学人「月読、貴様はまさか」

月読「誰かがその真意に気付く事を……信じて」

音野「嘘……ですよね……?」

月読「男子でありながら、鏡在として天馬を殺せる男。私達が疑心暗鬼に陥るメッセージなら消さないだろう男」

私達はその男を……よく知っている。

人物を指名しろ!

↓2
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:45:06.00 ID:Q4G4M/Vl0
武忍 影虎
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:47:00.61 ID:j9kbweqI0
武忍 影虎
485 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 22:51:33.63 ID:U5qrigMA0
月読「貴方が犯人ね……」


月読「武忍影虎」

月読「【超高校級の影武者】であり、内通者であるあの男こそ」

月読「天馬とミシェルを殺した犯人よ」

川田谷「武忍、影虎……」

鏡在「ま、待ち、待ちなさいよ!」

鏡在「アンタ、自分が何を言っているかわかってるわけ!?」

黒頭「そうです、武忍様は確かに殺められたはず……!夜方々木様はその罪により処刑されたのですから!」

月読「本当にそうかしら?」

音野「汐里さん……」

今改めて思えば……あの事件はあんなにもおかしかった。

>>458から正しいコトダマを選べ!

↓2
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:52:44.67 ID:Q4G4M/Vl0
『ある事件の違和感』
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 22:55:16.52 ID:DIK/YYbDO
『ある事件の違和感』
488 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 23:09:40.09 ID:U5qrigMA0
月読「この一文で証明するわ」


月読「武忍が殺されたとされた第二の事件……川田谷、貴方あの時モノクマに言われた事をメモしたわね?」

川田谷「ああ、うん……他のとは分けたからここにあるよ」

月読「もう一度読み上げてくれるかしら」

川田谷「えっと……」

『死体発見現場は情報エリア書庫。
死亡推定時刻は午後七時から八時の間。
死因は首を絞められた事による窒息死。
被害者は全身の骨が折れており、内臓も損傷している。
なおこれは生前の傷である模様』

学人「……!クソッ、なぜ気付かなかった!」

音野「えっ!?」

月読「川田谷、それは間違いなくそのままを書いたのね?」

川田谷「そ、そうだよ」

月読「そう……モノクマは被害者の名前を言わなかったのね?」

川田谷「あっ……!」

鏡在「ちょっと待った!そういえば投票の後も……」


モノクマ『ハイハイ二連続正解だよ!』

モノクマ『今回佛生クンの計画に便乗したクロは……』

モノクマ『夜方々木別離さんでしたー!』


鏡在「あのダサグマ!誰が殺されたか言わなかったわよ!」

黒頭「それに、今のこの席も……」


モノクマ『また来たね、この学級裁判場に!』

モノクマ『今回はちょっとドタバタしたから席とか違うけど勘弁してね』

黒頭「なぜか変えられたものです……!」

月読「モノクマは武忍の生存を徹底的に誤魔化した……あくまで私達に気付く余地は残してね」

武忍が殺されたと思わされた混乱で、この違和感を私達は見逃してしまっていたのよ……!

音野「あ、あの……じゃあ、武忍さんは」

川田谷「俺達の中に……?」

月読「それはもうわかっているわ」

武忍が消えたタイミング、それを考えれば。

武忍が今誰になっているかは……明白よ。

人物を指名しろ!

↓2
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 23:13:37.20 ID:Q4G4M/Vl0
佛生 空也
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 23:22:17.73 ID:lCOivejC0
491 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 23:23:13.73 ID:U5qrigMA0
月読「貴方が……」


月読「佛生……いいえ、武忍」

佛生「……」

月読「あの時夜方々木が殺したのは……佛生空也だったのね」

川田谷「佛生君が、武忍君……?」

鏡在「ちょっとどうなのよ!アンタが、本当に……」

佛生「月読殿」

月読「何かしら」

佛生「気はお済みになられましたかな?」

学人「なに?」

音野「佛生さん……?」

佛生「某が武忍殿?これはまた滑稽」

佛生「月読殿は音野殿を救いたいがあまりにいささか発想の飛躍が見受けられますな」

月読「……いいえ、飛躍なんかじゃないわ」

月読「貴方は武忍よ……!」

佛生「ふむ……諦めの悪い」
492 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 23:28:46.84 ID:U5qrigMA0
    【理論武装開始!!】

佛生「某が武忍殿とは笑止千万」

佛生「あれほど自らの罪を語り、あまつさえその命を救ったというのに」

佛生「無念ですな」

月読「私だって間違いであってほしかったわ」

月読「だけど武忍が化けたとするなら貴方しかいないのよ佛生」

佛生「あくまでもそれは月読殿の妄想」

佛生「音野殿を救うために某を貶めんとしている……悲しきもの」

佛生「もう諦めなされ月読殿よ」

佛生【某が武忍殿だと証明する手立てなどありますまい】

1…裁判場
2…遺影
3…の
4…学級

数字を並び替えて答えを示せ!

↓2
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 23:29:35.53 ID:DIK/YYbDO
4132
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/04(土) 23:31:06.49 ID:Q4G4M/Vl0
うえ
495 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 23:40:43.08 ID:U5qrigMA0
月読「これで物語は完結よ……!」


月読「あるわよ……貴方が武忍か証明する方法がね」

佛生「……!」

川田谷「いったいどうやって?」

月読「遺影よ」

黒頭「この学級裁判場の……ですか?」

月読「モノクマはあくまで武忍の生存を誤魔化すだけ……つまりこの遺影にははっきりと夜方々木に殺された人間が写っているはずよ」

鏡在「でもそれ塗り潰されてんじゃないのよ!」

月読「……そうね。だから、こうするのよ!」

ポケットから取り出したビンを遺影に向かって投げつける。

中身の液体がかかった遺影は……少ししてから塗り潰していた塗料を落とし始めた。

学人「これは私の発明した……」

音野「み、見えますよ!」

塗料が落ちきった遺影。

そこに写っていたのは。

紛れもない、佛生空也の顔だった。

「……なるほど」

「ここまでされては、お手上げですかな」
496 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/04(土) 23:54:46.39 ID:U5qrigMA0
  【クライマックス推理開始!】

ACT.1
今回の事件は……ずっと前、そう。
【A】が【B】に殺されたのを私達が読み違えてしまった時から始まっていたのかもしれないわ。

ACT.2
【A】に成り変わっていた犯人は前回の事件で捜査中に【C】を殺した。
彼女の部屋にあった【D】を使って……最も、これが結果的には命取りだったわね。

ACT.3
そして今回……犯人は被害者になる【E】を映画館で殺害した。
だけどその時【F】に姿を見られた犯人は口封じに【F】を殴って重傷を負わせた。
殺したくても同一の犯人が殺せるのは【G】までってルールがあったから。

ACT.4
【F】を口封じした犯人は【H】に罪を着せるために数々の工作を始めた……あたかも【H】がトリックを使って犯行を行ったかのように。

だけど貴方は私達……いいえ、【C】を甘く見すぎたのよ。

学級裁判の行われない無駄な死なんかじゃない。

【C】を殺してしまったからこそ、貴方はこうして白日のもとに晒されたのよ【I】。

A…犯人が成り変わったのは?
B…Aを殺したのは?
C…犯人が前回の事件の捜査中に殺したのは?
D…犯人が使った凶器は?
E…犯人が今回殺したのは?
F…犯行を目撃したのは?
G…犯人が縛られたルールは?
H…犯人が罪を着せようとしたのは?
I…犯人は?

空欄を埋めて推理を完成させろ!

↓2
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:05:45.26 ID:Wu4eLnES0
A…佛生 空也
B…夜方々木 別離
C…天馬 千里
D…鋏
E…ミシェル=ラマン
F…四杖 礎
G…二人
H…音野 響
I…武忍 影虎
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:07:29.64 ID:svDJHByy0
??
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:08:02.80 ID:V/5tZ6lX0
>>497
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/08/05(日) 00:08:08.45 ID:svDJHByy0
501 : ◆KDjMn9rkKNs9 [saga]:2018/08/05(日) 00:08:20.81 ID:vWyzccaA0
  【クライマックス再現開始!】

ACT.1
今回の事件は……ずっと前、そう。
佛生が夜方々木に殺されたのを私達が読み違えてしまった時から始まっていたのかもしれないわ。

ACT.2
佛生に成り変わっていた犯人は前回の事件で捜査中に天馬を殺した。
彼女の部屋にあった鋏を使って……最も、これが結果的には命取りだったわね。

ACT.3
そして今回……犯人は被害者になるミシェルを映画館で殺害した。
だけどその時四杖に姿を見られた犯人は口封じに四杖を殴って重傷を負わせた。
殺したくても同一の犯人が殺せるのは二人までってルールがあったから。

ACT.4
四杖を口封じした犯人は響に罪を着せるために数々の工作を始めた……あたかも響がトリックを使って犯行を行ったかのように。

だけど貴方は私達……いいえ、天馬を甘く見すぎたのよ。

学級裁判の行われない無駄な死なんかじゃない。

天馬を殺してしまったからこそ、貴方はこうして白日のもとに晒されたのよ武忍影虎。

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