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【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目
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344 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/28(土) 22:43:43.01 ID:W6tDNtRA0
月読「……」
ミシェルはあお向けに倒れている……さっきまで四杖が覆い被さっててわからなかったけど、腹部には刃物で出来た傷があった。
いや、これは傷というより……穴だ。
月読「一度刺して……刃物を回転させたのね。これじゃあ、まず助からない……」
犯人はそこまでミシェルを殺したかったの?
月読「……凶器はどこに行ったのかしら」
ミシェルの周りには……見当たらない。
最も、この血だまりだとわかりにくいけど……足跡をつけるわけにもいかないわね。
コトダマ『ミシェルの死体』を記録しました。
『ミシェルの腹部にあった傷は刃物を回転させたのか、相当広がっていた』
345 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/28(土) 23:40:08.63 ID:W6tDNtRA0
今回はここまでで。
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 00:15:56.60 ID:PWbRHDfW0
乙乙
四杖の状態が気になる
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 00:35:05.12 ID:BO8uloBDO
乙
塩と砂糖の間違えは関係あるのかな
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 08:10:20.21 ID:o1Q7d5Zp0
乙
これはどうなるかな
349 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 22:18:16.32 ID:Ke37vK7A0
川田谷「学人君と……他のみんなも連れてきたよ」
鏡在「ちょっと、ミシェルが殺されたってマジなわけ!?」
月読「えぇ……見ての通りよ」
黒頭「ミシェル、様」
学人「それで四杖はどうした?ここにいたはずじゃないのか」
月読「四杖はモノクマが連れていったわ。状況が特殊だと言っていたけれど」
佛生「モノクマが……?」
音野「どうしてそんな事を……まさか私達に助けさせないために!?」
モノクマ「こらー!」
音野「きゃあっ!?」
モノクマ「ボクをなんだと思ってるのさ!四杖クンはしっかり治療中だよ!」
学人「治療……状況が特殊らしいが何が特殊なんだ。なぜ貴様は四杖を助ける?」
モノクマ「ノーコメント!今回はこれを持ってきただけだから一切の質問は受け付けません!」
モノクマは小さなファイルを取り出すとそれを置いて逃げていく。
このファイルは……四杖に関するものみたいね。
『四杖礎は頭部を殴打され、一歩間違えれば即死していてもおかしくなかったほどの重傷。
そのため今回は特例として学級裁判の欠席を許可するものとする』
四杖は学級裁判を欠席……話を聞きたかったけど、それは不可能みたいね。
コトダマ『四杖の状態』を記録しました。
『四杖礎は頭部を殴打され、一歩間違えれば即死していてもおかしくなかったほどの重傷。
そのため今回は特例として学級裁判の欠席を許可するものとする』
350 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 22:38:18.18 ID:Ke37vK7A0
学人「四杖は奴が治療すると言うなら私達にはどうしようも出来ん」
川田谷「学級裁判も欠席になるみたいだから……俺達はミシェルさんの方に集中した方が良さそうだね」
月読「そうね……学人、いつものようにお願い出来るかしら」
学人「わかっている」
学人がミシェルの死体を調べ始める……私達も改めて捜査を始めましょう。
鏡在「そもそもアンタ達何があったわけ?怪我してんのもいるし」
月読「貴女と黒頭はいなかったから知らないのも無理はないわね。響と佛生が何者かに襲われたのよ」
黒頭「襲われた……いったい誰にですか?」
音野「それが、急だったので顔は見てないんです……」
佛生「某も、残念ながら足音で誰かを見極める前に……」
月読「その後学人と川田谷が合流。治療を学人にまかせて私と川田谷はこの娯楽エリアに……外にあった血痕を辿ってこの映画館に入った」
鏡在「そこでミシェルが死んでんのを見つけたってわけ?」
月読「そうよ」
あの時エレベーターが上がっていたから犯人はこの娯楽エリアに逃げたはず……だけどいたのは殺されたミシェルと重傷の四杖。
どういう事なのかしらね……
コトダマ『エレベーター』を記録しました。
『連絡通路にある娯楽エリアに向かうためのエレベーター。
佛生が襲われた直後に娯楽エリアに向かって上昇していた』
コトダマ『消えた犯人』を記録しました。
『月読は川田谷と娯楽エリアに向かい、血痕を辿って映画館に入ったがそこにいたのは死亡したミシェルと重傷の四杖だけだった』
351 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 23:00:11.22 ID:Ke37vK7A0
月読「今回は見張りは……」
鏡在「怪我してんのでいいんじゃないの。どうせ学人だっていんでしょ?」
川田谷「……という事だけど、音野さん達はそれでいいかな?」
音野「は、はい……構いません」
佛生「某も……構いませぬ」
黒頭「では捜査を……」
月読「その前に、鏡在と黒頭に聞きたい事があるわ。貴女達姿を見なかったけどどこにいたの?」
鏡在「アタシはお風呂にいたわよ。誰かさんのおかげでね」
そう言って鏡在が川田谷を睨む……何かあったのかしら。
黒頭「わたしは……自室で瞑想をしていました」
川田谷「自室だと証明は難しそうだね……」
月読「……そうね」
コトダマ『いなかった鏡在と黒頭』を記録しました。
『音野や佛生が襲われた騒ぎの際、鏡在と黒頭はいなかった。
鏡在は浴場、黒頭は自室にいたらしいが……』
352 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 23:06:00.43 ID:Ke37vK7A0
【娯楽エリア・ホール】
あれから各々捜査をするという事になり、私はホールにある血痕を調べていた。
月読「この血痕を辿ってきたのよね……」
響を切りつけた凶器から血が垂れたのかしら……
月読「……?」
よく見たら……この血痕、乾いてる?
月読「そういえば……」
私はエレベーターに向かうと、その床を確かめる。
月読「……ない」
血痕がエレベーターの床にない。
月読「これはもしかして……」
コトダマ『ホールの血痕』を記録しました。
『エレベーターから映画館の入り口まで続く血痕。
既に乾いている』
コトダマ『エレベーターの床』を記録しました。
『エレベーターの床には血痕は全くなかった』
353 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 23:24:30.21 ID:Ke37vK7A0
【連絡通路】
月読「ここで佛生は襲われた……」
壁にはさっきも見たように血痕が残っている。
逃げてきた犯人に突き飛ばされたらしいけど……あら?
月読「これは佛生の錫杖……そういえば映画館に来た時響に支えられてたから佛生持ってなかったわね」
あの時……
……
月読『とにかく医務室に……』
ガシャン!
音野『ひっ!』
月読『連絡通路の方から……』
……
月読「あれはこれが倒れた音だった可能性が高いわね」
……あら?
月読「この錫杖……糸のような物が結んであるわね」
これは……
コトダマ『佛生の錫杖』を記録しました。
『佛生が使っている錫杖。
佛生が襲われた時に起きた音はこれが原因と思われる』
コトダマ『錫杖に巻かれた糸』を記録しました。
『錫杖に巻かれていた糸のような物』
354 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/29(日) 23:26:33.95 ID:Ke37vK7A0
明日早いので今回はここまで。
次回で捜査は終わらせたいと思います。
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:28:21.06 ID:2iceSCjd0
乙
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/29(日) 23:36:35.49 ID:PWbRHDfW0
乙
357 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/30(月) 22:28:17.54 ID:0acrR4aA0
【食堂】
月読「……」
鏡在「あれ?アンタこんなとこで何してんのよ」
月読「ちょっとね……そういえば鏡在、アナタお風呂にいたって言ってたわね」
鏡在「そうよ。まだ脱衣場に服あるから証拠になるんじゃない?」
念のため確認した方がいいわね。
【脱衣場】
鏡在「ほらこれ」
月読「色々と濡れてるみたいだけどどうしたのよこれは」
鏡在「そうそう、聞いてよ!あの川田谷の奴がアタシにとんでもない事してくれたのよ!」
月読「そういえば鏡在、川田谷を睨んでたわね。何があったのかしら?」
鏡在「あの男、海でアタシに墨ぶっかけたのよ!のほほんとした顔でタコとイカを捕まえたとか言って近づいてきて……!」
墨……
鏡在「挙げ句の果てに墨まみれのアタシに海水までかけて……おかげでベタベタしてなかなかお風呂から出られなかったわ!」
確かに鏡在の髪はいつも通り……手入れにそれなりに時間をかけたのがわかる。
月読「時間は?」
鏡在「確か十一時ぐらいに海に来たから……十一時半ぐらいだったかしら?」
コトダマ『鏡在と川田谷の騒動』を記録しました。
『十一時半頃鏡在は川田谷に墨と海水をかけられたらしい。
それを洗い流すために鏡在は浴場にいたようだ』
コトダマ『鏡在のジャージ』を記録しました。
『鏡在が着ていた天馬のジャージ。
海水と墨で酷い有り様になっている』
358 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/30(月) 22:39:10.39 ID:0acrR4aA0
一度現場に戻りましょうか……
黒頭「……?」
月読「黒頭?」
鏡在「アンタ何してんの?」
黒頭「月読様、鏡在様。いえ、上に向かおうと箱を呼んだのですが……いつまで経っても来ないのです」
鏡在「はあ?何よ、故障でもしたわけ?」
モノクマ「失礼な!来ないのはオマエラが悪いんだよ!」
月読「どういう事かしら」
モノクマ「これって誰かが上で開延長のボタンを押したまま離れたからこうなってるんだよね」
月読「ああ、すぐ閉まらないようにするためのあのボタンね」
黒頭「それでは箱は誰かが乗らなければ来ないのですか?」
モノクマ「一応中に誰もいない状態で一分経ったら自動で閉まるようにしてあるよ。放置されたまま使えなくなったら困るからね!」
噂をすればさっきまで動かなかったエレベーターが動く音がして降りてくる。
鏡在「全く誰よ……って今の状況だとアイツしかいないじゃないのよ!」
月読「……」
コトダマ『開延長ボタン』を記録しました。
『エレベーターがすぐ閉まらないようにするための機能。
中に誰もいない状態で一分経つと自動で閉まる』
359 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/30(月) 23:26:30.29 ID:0acrR4aA0
月読「学人、調査はどう?」
学人「おおよその死亡推定時刻は絞り込んだ。十一時から十二時の間にミシェルは殺害されたと見ていいだろう」
月読「十一時から十二時……」
この死亡推定時刻からどこまで……最も学人が嘘をついていた場合も考慮しないといけないけれど。
コトダマ『ミシェルの死亡推定時刻』を記録しました。
『学人によるとミシェルが殺害されたのは十一時から十二時の間のようだ』
360 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 00:03:09.72 ID:PWKtoApA0
月読「もう一度聞くけど、貴方達を襲った相手について手がかりはないのね?」
音野「はい……」
佛生「そう、ですな」
月読「もしかしたら手がかりがあるかもしれないし詳しい話を聞いてもいいかしら?」
音野「私は、食堂に行こうとホールにいたらいきなり腕に痛みが走ったんです」
音野「腕を押さえたらバイオリンケースを落として蓋が開いてしまって、あっと思った瞬間に腕から何か溢れだしたのを感じて見たら血が……それで悲鳴をあげてしまったんです」
月読「佛生は?」
佛生「某は食堂に向かって連絡通路を歩いておりました時に悲鳴のような音を聞き、何事かと思った瞬間後ろから突き飛ばされました」
月読「悲鳴のような?」
佛生「今思い返すと、あの悲鳴が誰があげた物なのかがはっきりとしないのです」
佛生が聞いたのはおそらく響の悲鳴だったはず……佛生はそれを判別出来なかったって事?
コトダマ『音野の襲撃』を記録しました。
『音野は食堂に向かう途中いきなり腕に痛みが走った。
バイオリンケースを落として蓋が開いた直後腕を確かめると血が出ており、悲鳴をあげた』
コトダマ『佛生の襲撃』を記録しました。
『食堂に向かう途中悲鳴のような音を聞いた直後後ろから突き飛ばされた。
悲鳴が誰のものかはわからなかったようだ』
キーンコーン……カーンコーン……
361 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 00:16:17.32 ID:PWKtoApA0
モノクマ「ではでは!そろそろ始めるとしようか!」
モノクマ「オマエラ展望室に集合してくださーい!」
月読「……」
展望室に行く前に……
【月読の個室】
月読「……」
もしも、四杖の欠席が考えている通りなら……
月読「これが、必要になるかもしれないわね」
……よし、行きましょう。
【展望室】
モノクマ「うぷぷ、さあさあオマエラ乗り込んでください!」
月読「モノクマ、四杖は?」
モノクマ「もう命に別状はないよ。いつ起きるかはわかんないけど、起きたら途中参加もありかもね!」
川田谷「助かったなら良かったよ」
四杖が助かった事に少しばかりの安堵を抱えながら私達はエレベーターに乗り込む。
そしてエレベーターはまたあの場所に向かって動き始めた。
【超高校級のラガーマン】ミシェル・ラマン。
身体は大きいけど、どこか幼さを感じさせる彼女はどうして殺されたのか?
他にも四杖の事、響や佛生への襲撃……謎は山積みで。
それを暴くのが学級裁判。
疑いと糾弾が飛び交う四度目のそれが、今始まる。
……だけど、なんなのかしら。
この、胸騒ぎは……
362 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 00:16:47.07 ID:PWKtoApA0
今回はここまで。
次回学級裁判を開始します。
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 00:18:41.61 ID:9aWrosZx0
乙
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 00:21:18.33 ID:yWqBMT8l0
乙です
あのキャラが怪しそうだが、できればはずれてほしい
365 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 20:41:42.19 ID:PWKtoApA0
・コトダマ
『モノクマファイル4』
>>343
『ミシェルの死体』
>>344
『四杖の状態』
>>349
『エレベーター』
『消えた犯人』
>>350
『いなかった鏡在と黒頭』
>>351
『ホールの血痕』
『エレベーターの床』
>>352
『佛生の錫杖』
『錫杖に巻かれた糸』
>>353
『鏡在と川田谷の騒動』
『鏡在のジャージ』
>>357
『開延長ボタン』
>>358
『ミシェルの死亡推定時刻』
>>359
『音野の襲撃』
『佛生の襲撃』
>>360
起きてしまった新たな惨劇。
ミシェル・ラマンが殺され、四杖礎が重傷を負い、音野響と佛生空也が襲撃された今回の事件。
全てを手に入れる……その抽象的な動機で起きたとは思えないほどの惨劇を起こした犯人の目的はなんだったのか?
そして月読の胸騒ぎの意味とは?
ただ一つはっきりとしているのは……どんな真実でも受け入れるしか、道はない。
366 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 20:44:04.96 ID:PWKtoApA0
【学級裁判開廷!】
fourth Murder Case
367 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 20:54:07.44 ID:PWKtoApA0
モノクマ「それでは学級裁判の簡単な説明を行いましょう!」
モノクマ「学級裁判では誰が犯人かを議論してもらい、最終的には投票によってクロを決めていただきます!」
モノクマ「過半数が正しいクロを指摘出来ればクロはおしおきされ、オマエラは再びイカロスに」
モノクマ「クロへの投票が過半数に満たなかった場合はシロが全員おしおきされ、クロは地球に帰還する事が許されます!」
鏡在「ぶっちゃけ今回は犯人わかりやすいわよね」
佛生「なんですと?」
学人「四杖が犯人だと言いたいのか」
音野「よ、四杖さんが!?」
四杖がミシェルを殺した犯人?
鏡在「だってミシェルと一緒にいてしかもアイツは生きてたんでしょ?」
鏡在「疑って当たり前!むしろ犯人じゃなかったら紛らわしいっての!」
川田谷「……天馬さんの時とは偉い差だ」
鏡在「はあ!?アレはアンタが勝手に言ってたんだから対象外に決まってんでしょ!」
月読「鏡在の言葉にいちいち反論していたらキリがないわよ……それに四杖が犯人か話しておくのは悪い事でもない」
黒頭「ではまずはそこから……議論いたしましょう」
368 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 21:05:24.65 ID:PWKtoApA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『モノクマファイル4』
『ミシェルの死亡推定時刻』
『ホールの血痕』
鏡在「犯人は四杖よ!」
学人「まずは貴様の考える事件の流れを聞かせてもらおうか」
鏡在「アイツは最初に音野を殺そうとしたのよ!」
音野「わ、私を……!?」
鏡在「そう!だけど失敗した挙げ句【悲鳴をあげられたから慌てて逃げた】ってわけ」
鏡在「で、佛生を見つけたはいいけど音野襲った場所からは近かったからあえてスルーした!」
佛生「某は、運が良かったと……」
鏡在「で、エレベーターで上に行ったらミシェルがいたから……」
鏡在「アイツはちょうどいいとばかりにミシェルを殺したのよ!」
川田谷「だけど【四杖君も重傷だった】んだよ?」
鏡在「逃げきれないと思ったか、罪悪感が出たのか……まあ、そこは自殺しようとして失敗したってところじゃない?」
黒頭「つまり今回の事件は……」
鏡在「【音野達を殺そうとして失敗した四杖が最終的にミシェルを殺した】って事よ!」
【】を正しいコトダマで論破しろ!
↓2
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 21:21:13.15 ID:9aWrosZx0
【音野達を殺そうとして失敗した四杖が最終的にミシェルを殺した】←『ホールの血痕』
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 21:26:03.20 ID:P0VmOHPDO
上
371 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 21:40:34.82 ID:PWKtoApA0
月読「それは違うわよ」BREAK!
月読「最終的にミシェルが殺された……そうだとするとおかしいのよ」
鏡在「おかしいって何がよ!」
月読「娯楽エリアのホールには血痕があったわ。私も最初は響を襲った犯人が映画館に向かう途中に垂らしたものじゃないか……そう考えた」
黒頭「最初は?」
月読「えぇ、ホールの血痕だけど乾いてたのよ」
川田谷「乾いていたって、あの血が?」
月読「えぇ、学人。鏡在の推理通りならこの血痕は響達が襲われた直後……時間なら十二時を少し過ぎた頃になるけど、そこから数分程度で乾くものかしら?」
学人「材質、血液の量で変動はするが……この宇宙ステーションの床なら十分以上はかかるだろう」
音野「えっと、つまり……」
佛生「音野殿の血液ならば、時間が足りぬ……そういう事ですな」
川田谷「だとするとあの血がホールに垂れたのは……」
月読「響達が襲撃される前……になるわね」
372 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 21:52:12.22 ID:PWKtoApA0
鏡在「いやいや、ちょっと待ちなさいよ!」
鏡在「それじゃあ四杖がミシェル殺した後に降りてきてわざわざ音野と佛生を襲ったって話になんじゃないの!」
黒頭「今回の動機は複数殺める意味があるとは思えませんね……」
川田谷「そもそもあの動機抽象的だしねぇ……」
音野「それに新しいルールもあります……同じ犯人は二人までしかその」
学人「そもそも痕跡が増えるだけで複数襲うメリットがまるでない……」
月読「とにかく順番をはっきりさせましょう」
そのためにはまず……ミシェルがいつ殺されたかを示す必要があるわね。
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 21:57:29.85 ID:9aWrosZx0
『ミシェルの死亡推定時刻』
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:05:03.88 ID:gwjmvYyE0
『ミシェルの死亡推定時刻』
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:05:05.39 ID:dkrgdJK8O
『ミシェルの死亡推定時刻』
376 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 22:09:10.64 ID:PWKtoApA0
月読「この栞を挟み込むわ」
月読「学人、ミシェルの死亡推定時刻は十一時から十二時だったわね?」
学人「そうだ。最も私が嘘をついていた場合は違うだろうがな」
鏡在「自分から場を混乱させてんじゃないわよ!」
川田谷「学人君が正しいなら、襲われた順番はミシェルさん、音野さん、佛生君……かな?」
音野「四杖さんはいつ襲われたんでしょう……」
四杖がいつ襲われたか……それがわかれば少しは前進するでしょうね。
377 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 22:18:52.89 ID:PWKtoApA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『四杖の状態』
『エレベーター』
『エレベーターの床』
音野「四杖さんはいつ襲われたんでしょう……」
鏡在「そもそもアタシはまだ四杖が犯人の可能性捨ててないわよ!」
川田谷「でもそうなると【四杖君が音野さん達を襲った】理由がわからないよ……」
学人「それは誰が犯人でも同じだ」
黒頭「しかし犯人だとするなら【四杖様は自殺しようとしていた……】」
黒頭「錯乱していてもおかしくなかったのでは?」
四杖が犯人であると仮定して一連の行動を行ったとするなら……何かおかしくないかしら。
【】を正しいコトダマで論破しろ!
↓2
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:23:26.48 ID:dkrgdJK8O
【四杖様は自殺しようとしていた……】←『四杖の状態』
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:25:05.78 ID:9aWrosZx0
【四杖君が音野さん達を襲った】←『エレベーターの床』
380 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 22:28:24.84 ID:PWKtoApA0
もっとはっきりあるはずよ……四杖が犯人ならおかしい事が。
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『四杖の状態』
『エレベーター』
『』
音野「四杖さんはいつ襲われたんでしょう……」
鏡在「そもそもアタシはまだ四杖が犯人の可能性捨ててないわよ!」
川田谷「でもそうなると四杖君が音野さん達を襲った理由がわからないよ……」
学人「それは誰が犯人でも同じだ」
黒頭「しかし犯人だとするなら【四杖様は自殺しようとしていた……】」
黒頭「錯乱していてもおかしくなかったのでは?」
四杖が犯人であると仮定して一連の行動を行ったとするなら……何かおかしくないかしら。
【】を正しいコトダマで論破しろ!
↓2
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:32:13.06 ID:CM2uZvqd0
【四杖様は自殺しようとしていた……】←『四杖の状態』
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:37:31.46 ID:P0VmOHPDO
上
383 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/31(火) 22:40:53.50 ID:PWKtoApA0
月読「それは違うわよ」BREAK!
月読「四杖が自殺しようとしていた……本当にそうかしら?」
黒頭「だから四杖様は欠席になるほどの怪我をしたのではないのですか?」
月読「そうとも言いきれないわ……四杖の状態が書かれたこれを見ればね」
『四杖礎は頭部を殴打され、一歩間違えれば即死していてもおかしくなかったほどの重傷。
そのため今回は特例として学級裁判の欠席を許可するものとする』
鏡在「これの何がおかしいわけ?」
もし四杖が犯人で自殺しようとしていたならおかしいのは……
【四杖が犯人ならおかしいファイルの記述は?】
・【裁判の欠席】
・【即死でもおかしくなかった重傷】
・【頭部を殴打された】
↓2
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:42:19.50 ID:9aWrosZx0
・【頭部を殴打された】
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/31(火) 22:49:45.00 ID:dkrgdJK8O
↑
386 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 20:30:50.73 ID:g4FBnCdA0
月読「この文が証明するわ」
月読「このファイルによれば四杖は頭部を殴打されて重傷を負った……だけどもし四杖が犯人ならおかしいと思わない?」
川田谷「殴打されたって文章の事?」
学人「それもあるが……一番はミシェルを刺殺した凶器をなぜ使わなかったか、だな」
音野「あっ、確かに……」
鏡在「ビビったんじゃないの?」
佛生「ですが四杖殿は即死でもおかしくなかった……それほどの事を出来るのであれば恐怖で躊躇ったとはとても」
黒頭「……では、四杖様は何者かに?」
月読「そうね、そして今回の事件での四杖の立ち位置は……検討がついているわ」
387 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 20:38:32.22 ID:g4FBnCdA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『モノクマファイル4』
『佛生の襲撃』
『消えた犯人』
川田谷「今回四杖君がどういう立場にいたか……」
鏡在「〔犯人〕じゃ、ないのよね」
黒頭「ミシェル様と同じ〔被害者〕だったのでしょうか……ならなぜ犯人は二人を」
佛生「よもや〔共犯〕……ではありますまいな」
音野「〔第一発見者〕なら……すぐに誰かに言いますよね?」
学人「〔アナウンス〕や〔凶器〕……何にしろ立場を明確にする根拠があれば楽なのだがな」
コトダマもしくは〔〕を記憶して〔〕に同意しろ!
↓2
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 20:47:53.96 ID:GIMPDza00
〔アナウンス〕→〔第一発見者〕
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 20:50:49.13 ID:C43+OfgDO
とりあえず上で
390 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 21:03:15.64 ID:g4FBnCdA0
月読「その文に同意するわ」
月読「四杖は第一発見者だったはず……死体発見アナウンスがその根拠よ」
川田谷「そういえば、俺と月読さんがミシェルさんを見つけてアナウンスが鳴ったよね」
音野「でもそれなら四杖さんはどうしてすぐに誰かを呼ばなかったんでしょう……」
月読「簡単な話よ。四杖が見たのはミシェルの死体だけじゃなかったのよ」
学人「犯人か」
鏡在「四杖は犯人を見たってわけ!?ちょっとダサグマ、今すぐアイツを叩き起こしなさいよ!」
モノクマ「えー、それはちょっと……」
月読「無駄よ。四杖が来たら学級裁判はすぐに終わる……モノクマがそんな事をするわけがないわ」
川田谷「もしかして四杖君の欠席が認められてるのって……」
モノクマ「何さ何さ!だってシロとクロには平等にチャンスが与えられなきゃ駄目でしょ!」
モノクマ「だから四杖クンが自力で目を覚ますまではこっちから起こしたりとかはしないからね!」
鏡在「チッ!四杖が来ればさっさと終わるってのに!」
391 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 21:11:41.48 ID:g4FBnCdA0
佛生「つまり四杖殿は口封じされそうになった……という事ですな」
月読「そうね、そしてそう考えるとあのホールの血痕の意味もわかる」
黒頭「血痕の意味……」
月読「あの血痕には乾いている事以外にも矛盾があったのよ」
鏡在「矛盾?何よそれは!」
それを示すのはあれよ。
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 21:14:15.66 ID:C43+OfgDO
エレベーターの床
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 21:17:38.48 ID:ABaIAc/h0
『エレベーターの床』
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 21:17:42.15 ID:Ry91G2DW0
『エレベーターの床』
395 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 21:39:01.04 ID:g4FBnCdA0
月読「この栞を挟み込むわ」
月読「エレベーターの床なんだけど、あの床には血痕がなかったのよ」
川田谷「全く血痕がない……っていうのも変だよね」
月読「血痕が乾いていた事、エレベーターには血痕がなかった事……ここからこういう状況が想像出来るわ」
月読「四杖は殺されたミシェルと犯人を見た……当然誰かに伝えるためにエレベーターに乗ろうとした」
学人「そこで犯人に捕まり殴打された……つまりホールの血は四杖の物だった」
黒頭「……あの、よろしいですか?」
佛生「黒頭殿、どうされた」
黒頭「四杖様が第一発見者であり、その口封じに殴打されたというのはわかりました」
黒頭「ですがその場合……また新しい疑問が生まれます」
黒頭「なぜ犯人はミシェル様と同じ凶器を四杖様に用いなかったのか」
音野「確かに……そうですよね。目的が口封じならミシェルさんみたいに刺せば済むのに」
月読「……」
なぜ四杖が刺されたのではなく殴打されたのか……
この答えで、議論の方向性がはっきりするわ。
396 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 21:55:40.98 ID:g4FBnCdA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『音野の襲撃』
『ミシェルの死体』
『いなかった鏡在と黒頭』
黒頭「口封じだとするなら、なぜ【四杖様はミシェル様と同じように刺されなかった】のでしょうか」
鏡在「【考えずに咄嗟に殴った】とかじゃない?」
川田谷「【凶器をなくしてた】から使えなかったとか……」
学人「【そうせざるをえない理由があった】のだろう」
佛生「むう……謎ですな」
【】を正しいコトダマを論破しろ!
↓2
397 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 22:01:06.99 ID:ABaIAc/h0
【凶器をなくしてた】←『音野の襲撃』
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 22:08:40.07 ID:Ry91G2DW0
【凶器をなくしてた】←『音野の襲撃』
399 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 22:31:06.85 ID:g4FBnCdA0
月読「それは違うわよ」BREAK!
月読「凶器をなくしてたという事はないはずよ。だって響が腕を切られてるんだから」
音野「傷見せますか?」
川田谷「いやいや包帯を解こうとしなくていいから!」
月読「響が襲撃されたのはさっきも言ったけど十二時を過ぎた頃……この時まだ犯人は凶器を持っていた」
鏡在「じゃあミシェルに刺さったまま抜けなかったんじゃない?」
月読「それもないはずよ」
それはミシェルを見ればはっきりしているわ。
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
400 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 22:36:00.01 ID:ABaIAc/h0
『ミシェルの死体』
401 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 22:42:56.41 ID:Ry91G2DW0
『ミシェルの死体』
402 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 22:51:36.90 ID:g4FBnCdA0
月読「この文で証明するわ」
月読「ミシェルの死体……あの傷は凶器を回したのか穴が開いてるような状態だった」
学人「あれで凶器が抜けなかったというのはないだろうな」
鏡在「じゃあ何なのよ!結局どうして犯人が四杖を刺し殺さなかったのか全然わかんないじゃない!」
月読「……刺し殺さなかったんじゃなくて刺し殺せなかったんだとしたらどうかしら」
佛生「刺し殺せなかった……?」
月読「もっと言うなら……犯人は四杖を殺す事は出来なかったのよ」
黒頭「その推理に道はありません……!」反論!
黒頭「お待ちください月読様……それはおかしくありませんか?」
月読「反論があるなら聞くけれど……私にはこうとしか思えないのよ」
黒頭「そうおっしゃるならば、わたしも全霊でその推理に反論いたします」
403 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 23:17:09.93 ID:g4FBnCdA0
【反論ショーダウン一閃開始!】
黒頭「月読様は犯人が四杖様を殺め【る】事が不可能だとおっしゃいました」
黒頭「しかし犯人にとって四杖様はミシェ【ル】様殺害の決定的瞬間を目撃された相手」
黒頭「必ずその命を奪いたかったはずではないで【し】ょうか?」
月読「それは間違いないでしょうね」
月読「そうだとしても犯人には四杖を殺す事は出来なかったのよ」
黒頭「その理由は【い】ったいなんなのですか?」
黒頭「犯人は箱……エレベータ【ー】に乗ろうとしている四杖様を追いかけ、危害を加えています」
黒頭「その結果四杖様は即死でもおかしくない怪我を負っ【た】のですよ?」
黒頭「ミシェル様を殺めたのな【ら】手心を加えたというのもおかしな話」
黒頭「【あ】えて生かしたという事でもないでしょう」
黒頭「【犯人には四杖様を殺められない理由がありません!】」
【】を組み合わせて【】を斬れ!
↓2
404 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 23:20:07.19 ID:C43+OfgDO
【あたらしいルール】で【犯人には四杖様を殺められない理由がありません】
405 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 23:26:29.69 ID:ABaIAc/h0
上
406 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 23:31:10.07 ID:g4FBnCdA0
月読「その乱丁、修正させてもらうわ」
月読「出来なかったのよ……ルールがあったから」
黒頭「ルール……?」
月読「【同一のクロは二人までしか殺せない】……犯人はこのルールに縛られていたのよ」
鏡在「……!」
佛生「それは……」
月読「そもそもなぜモノクマが四杖を助けたのか?それは四杖が死んでしまうと犯人が三人を殺す事になってしまうからじゃないかしら」
川田谷「そうなの?モノクマ」
モノクマ「ノーコメント!」
学人「……肯定してるようなものだな」
月読「学級裁判の前にルール違反でおしおきする事になる……だからモノクマは四杖を治療した」
音野「汐里さん、それって……!」
鏡在「汐里!アンタまさか犯人は……!」
月読「えぇ、私は今回の事件の犯人……」
407 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 23:32:58.76 ID:g4FBnCdA0
月読「天馬を殺した犯人だと考えているわ」
【学級裁判中断!】
408 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/01(水) 23:33:46.82 ID:g4FBnCdA0
今回はここまで。
次回学級裁判後半戦です。
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/01(水) 23:35:57.41 ID:WmiON/fMO
乙、誰が犯人なのか全く予想出来ねえ…
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/02(木) 07:41:54.20 ID:fueB3/QDO
乙
411 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 21:54:29.79 ID:QihH75pA0
【学級裁判再開!】
鏡在「今回の犯人は千里を殺したヤツですって……?」
月読「間違いないはずよ。そうでもないとモノクマが四杖を助ける理由がないもの」
モノクマ「むぐぐ……」
鏡在「……ふっ、あははははははははっ!」
川田谷「鏡在さん……?」
鏡在「こんなに早く仇を取るチャンスが来るなんてね……必ず炙り出してやるわ!!」
学人「……変なスイッチが入ったようだな」
黒頭「無理もありませんが……」
音野「そ、それで四杖さんが犯人じゃなくて目撃者だったってところまで話しましたけど……」
佛生「ふむ、次は何を話すべきか」
月読「そうね……」
学人「ならばはっきりさせる事があるな……私達は音野達が襲われて集まったがその時いなかった人間がいるはずだ」
学人が言っているのは……
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:03:16.46 ID:ovfpBB8N0
『いなかった鏡在と黒頭』
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:06:40.53 ID:bG0vpLZDO
いなかった鏡在と黒頭
414 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 22:20:54.70 ID:QihH75pA0
月読「この栞を挟み込むわ」
月読「その時いなかったのは……鏡在と黒頭ね」
鏡在「アタシはお風呂にいたって言ってんでしょ!」
川田谷「…………」
黒頭「わたしも個室にいました……一人ゆえに証明は不可能ですが」
学人「どれだけ主張しようとそれが証明出来なければ意味がないな」
鏡在「なんですって!?」
鏡在と黒頭は響と佛生が襲われて集まった時にいなかった……それは間違いないけれど。
415 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 22:26:40.79 ID:QihH75pA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『鏡在と川田谷の騒動』
『エレベーター』
『消えた犯人』
音野「私達が襲われてから全員集まるまでにいなかったのは【黒頭さん】と……」
佛生「【鏡在殿】ですな」
鏡在「アタシは【お風呂に入ってた】のよ!」
黒頭「わたしは【個室にいました】……」
学人「それを【証明する術はない】以上……」
学人「繰り返したところで無意味な徒労だ」
川田谷「…………」
【】を正しいコトダマで論破しろ!
↓2
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:31:09.43 ID:bG0vpLZDO
【証明する術はない】←『鏡在と川田谷の騒動』
417 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:31:40.02 ID:ovfpBB8N0
『鏡在と川田谷の騒動』→【証明する術はない】
418 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 22:49:42.06 ID:QihH75pA0
月読「それは違うわよ」BREAK!
月読「鏡在の方なら証明は可能よ」
学人「ほう?」
月読「川田谷、黙ってないで貴方が鏡在にした事を説明しなさい」
川田谷「……えっと」
鏡在「はっきり言いなさいよ!アタシに墨だの海水だのぶっかけたってね!」
黒頭「……墨?」
月読「どうやら川田谷と鏡在は十一時頃から海にいたらしいんだけど……」
鏡在「そうそう、アタシが十一時ぐらいに来たらなんかソイツが海でバシャバシャ遊んでたのよ」
川田谷「遊んでたっていうか……」
鏡在「で!アタシが華麗に無視して海を眺めてたらなんかイカだのタコだのとったとかやって来て……」
音野「墨を、かけられたんですか?」
川田谷「だからあれはわざとじゃなくて……」
鏡在「その後海水ぶっかけた癖によく言うわね!」
川田谷「と、咄嗟に流さないとって思ったんだよ!」
月読「……まあ、そういうわけで鏡在はお風呂に行っていたのよ」
これも出して説得力を増しておきましょう。
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:51:36.59 ID:ovfpBB8N0
『鏡在のジャージ』
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 22:51:49.23 ID:K7LMCKBV0
『鏡在のジャージ』
421 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 23:42:29.09 ID:QihH75pA0
月読「この文で証明するわ」
月読「鏡在のジャージが浴場にあったけど墨と海水で汚れていたわ。身体にも相当かかっていたでしょうね」
川田谷「この事があったのは十一時半だから……学人君の割り出したミシェルさんの死亡推定時刻に照らし合わせると、俺達に犯行は難しいんじゃないかな」
学人「ふん、なるほど……鏡在とついでに川田谷のアリバイは証明されたようだ」
佛生「では黒頭殿は……」
黒頭「何度も言いますが、わたしは一人でしたから……」
月読「黒頭は犯人じゃないわ」
音野「えっ?」
月読「言ったはずよ、今回の犯人は天馬を殺した犯人でもある」
鏡在「ああ、黒頭は広生と一緒だったから千里を殺せなかったわね……ってちょっと!だったらアタシも最初から無実だってわかってたじゃないのよ!」
月読「川田谷の無実も証明されたからいいじゃないの」
422 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/03(金) 23:49:21.84 ID:QihH75pA0
川田谷「……あれ?」
音野「どうしたんですか川田谷さん?」
川田谷「ちょっと待って。天馬さんの事件から鏡在さんと黒頭さんは無実なんだよね」
鏡在「そういう事よ!ついでにアンタも違うみたいだけど」
黒頭「そして四杖様、音野様、佛生様は襲われています……」
音野「あっ、汐里さんは私と一緒の時に多分錫杖の音だと思うんですけど……とにかく佛生さんが襲われた音がしましたから違うはずです!」
佛生「……これは、つまりミシェル殿を殺めた犯人は」
月読「……」
【人物を指名しろ!】
↓2
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/03(金) 23:52:35.94 ID:bG0vpLZDO
学人
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:02:52.79 ID:YPUxZ1nfO
↑
425 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 00:05:03.46 ID:U5qrigMA0
月読「貴方が……?」
月読「学人、貴方が疑われているみたいよ」
学人「そうだな」
川田谷「反論はないの?」
学人「反論か……したいところだが、私は事件のあった時刻には一人で医務室にいた」
学人「黒頭のようにそれの証明は不可能だ」
学人「前回の事件でも食堂で入野の死体を調べてはいたが、一人の時間もあった以上無実の証明にはならないだろう」
鏡在「じゃあ犯人は決まりじゃない!」
黒頭「ですが、川田谷様達のアリバイが証明されたのは学人様の調査があってこそ……」
音野「犯人としては、不自然ですよね」
佛生「しかし、他にいないのも事実……」
月読「……」
学人が犯人……本当にそうなのかしら。
426 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 00:23:06.24 ID:U5qrigMA0
【議論開始!!】
コトダマ
>>365
『佛生の襲撃』
『モノクマファイル4』
『開延長ボタン』
鏡在「学人が犯人で決まりじゃない!」
黒頭「しかし【学人様は他の方のアリバイを証明】しています」
川田谷「犯人だとしたら不自然な行動だよね……【自分のアリバイも作ってない】し」
音野「【私を襲ってから佛生を襲って】医務室のある方に行ったとしても……アリバイにはなりませんもんね」
佛生「本人も潔いですな……」
学人「無駄な事は嫌いなだけだ」
【】を正しいコトダマで論破しろ!
↓2
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:27:37.83 ID:mK/+FIvp0
『佛生の襲撃』で【私を襲ってから佛生を襲って】を論破
428 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:29:55.50 ID:QOS5RnT3O
↑
音野が佛生を呼び捨てなのは伏線か…?
429 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 00:35:18.39 ID:U5qrigMA0
さんが抜けてました……正しくは【私を襲ってから佛生さんを襲って】です
月読「それは違うわよ」BREAK!
月読「……待ちなさい、響」
音野「えっ?」
月読「おかしい……よく考えたらこの襲撃には矛盾があるわ」
川田谷「矛盾って?」
月読「響を襲った後犯人は連絡通路に逃げた……つまり食堂に向かう佛生とはちあわせた形になったはずよ」
鏡在「問題ないじゃない」
月読「だけど佛生は……背後から襲われたと証言している」
佛生「間違いありませぬ。某は走ってきた何者かに背後から襲撃されました」
学人「……確かに妙だな。その場合犯人は一度佛生とすれ違った事になるぞ」
佛生「いえ、そのような事は……」
黒頭「では犯人はどのようにして音野様を襲った後、佛生様を背後から……」
月読「……」
喉がなぜか機能しない。
私は今何を考えた。
私は……なんでそれに説明のつける推理を組み立ててるの。
私は……なんで……
月読「ひび、き」
音野「汐里さん……?」
月読「貴女、なの?」
響を、疑ってるのよ……!?
430 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 00:45:49.03 ID:U5qrigMA0
音野「えっ……」
月読「この矛盾に、説明をつけるには二つの可能性がある」
月読「犯人が二人いるか、誰かが嘘をついているかよ」
音野「私が、嘘をついているって言うんですか!?」
音野「私は嘘なんてついてません!私は確かにホールで襲われて、犯人は連絡通路に逃げたんです!」
学人「それなら音野、この矛盾はどう説明をつける。佛生が嘘をついているという事か?」
音野「それは、わかりませんけど……でも私は佛生さんが襲われた時に錫杖の落ちたような音を汐里さんと聞きました!」
月読「……」
音野「だから私に佛生さんを襲うのは……」
川田谷「……でも見たわけじゃないよね?」
音野「川田谷、さん?」
川田谷「……月読さん、君はもしかして証明出来るんじゃないのかな」
川田谷「錫杖が落ちた=佛生君が襲われたじゃないって」
月読「……」
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
431 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:48:19.61 ID:mK/+FIvp0
『錫杖に巻かれた糸』
432 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:49:36.21 ID:QOS5RnT3O
↑
433 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 00:54:47.58 ID:U5qrigMA0
月読「……」
月読「錫杖に、糸みたいな物が……巻き付いてたわ」
鏡在「糸?」
学人「佛生、錫杖を見せてみろ」
佛生「どうぞ……」
川田谷「……弦だね、これ」
音野「!?」
月読「……!」
黒頭「しかしなぜ、弦が錫杖に」
学人「……吊るしたのか」
鏡在「吊るしたってこの杖を?どこによ」
川田谷「吊るしたというか、エレベーターの中に巻いた残りの弦を入れたんじゃないかな……」
学人「エレベーターが上がれば錫杖が引き上げられ、途中で弦が切れて落ちる……」
音野「そ、そんな!?」
月読「……」
そういえば、あの時……佛生が倒れてるのを見つけて私は……アレが動いてるのを……
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
434 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:56:38.57 ID:DIK/YYbDO
エレベーター
435 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 00:56:48.22 ID:mK/+FIvp0
『エレベーター』
436 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 01:01:14.08 ID:U5qrigMA0
月読「…………」
エレベーターが動いてるのを、見た……
川田谷「そういえば月読さん……エレベーターが上に動いてるって言ってたよね」
川田谷「それで俺と上に行って、ミシェルさんを見つけたんだから」
音野「それは……犯人がエレベーターに乗って逃げたからで!」
鏡在「……今となってはそれは通用しないんじゃないの?」
音野「な、なんでですか!?」
月読「……」
そう、だって……私と川田谷が娯楽エリアに上がった時には……
>>365
から正しいコトダマを選べ!
↓2
437 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 01:03:17.66 ID:mK/+FIvp0
『消えた犯人』
438 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 01:03:21.15 ID:lCOivejC0
『消えた犯人』
439 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 01:06:26.89 ID:U5qrigMA0
月読「………………」
娯楽エリアにいたのは、ミシェルと四杖だけ……
鏡在「今までの話聞く限りアンタ達は下にいたんでしょ?だから一時期アタシと黒頭が疑われた」
黒頭「上にいたのはミシェル様と四杖様だけ……ならばあの箱は犯人の逃走に使われたわけではない……?」
学人「ならば何のために動かしたか……」
川田谷「さっきのトリックのため、だよね」
音野「違います!本当に違うんです!」反論!
音野「ま、待ってください……」
音野「わ、私は何も、何もしてません!」
440 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 01:13:44.30 ID:U5qrigMA0
【反論ショーダウン開始!】
コトノハ
>>365
『開延長ボタン』
音野「私は何もしてません!」
音野「ミシェルさんを殺したり、佛生さんを襲うなんてそんな恐ろしい事……!」
音野「だいたい【エレベーターを使って錫杖を吊るす】なんて!」
音野「それだと私はその【工作をした後ホールで腕を切りつけて叫んで】……」
音野「汐里さんが来てくれたからいいですけど、誰も来なかったらどうするんですか!」
音野「そもそもエレベーターの【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】!」
音野「だから私は犯人じゃないんです!」
コトノハで【】を斬れ!
↓2
441 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 01:19:15.50 ID:lCOivejC0
【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】←『開延長ボタン』
442 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/04(土) 01:20:28.53 ID:DIK/YYbDO
【扉が閉まるまでにそこまで時間的余裕はありません】←『開延長ボタン』
443 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/08/04(土) 01:21:00.00 ID:U5qrigMA0
月読「……………………」
黒頭「あの箱には……延長ボタンなるものがあるようです」
音野「延長、ボタン……?」
鏡在「まあ、せいぜい一分ぐらいらしいけど?すぐそばのホールで切って叫ぶ時間の余裕はあんじゃない?」
音野「あっ、えっ……」
学人「……決まりか」
川田谷「残念だよ……音野さん」
佛生「……」
音野「違う……違うんです!本当に私は犯人なんかじゃありません!」
月読「…………」
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