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【オリロンパ】愛書の少女とコロシアイ宇宙旅行【安価】四冊目
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143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 01:03:48.55 ID:gpm+l3rp0
佛生、四杖
144 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/01(日) 01:10:53.29 ID:H4S0RwsA0
今回はここまでで。
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 01:16:37.71 ID:6gB6l6bDO
乙
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 03:58:28.85 ID:vnEXOt+L0
支援
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 04:20:44.43 ID:EoBUEnKDO
乙でした
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 09:42:25.17 ID:IwoWQBkl0
乙
149 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/01(日) 21:45:28.95 ID:H4S0RwsA0
佛生「何年経っても、コロシアイは起きるのですな」
月読「貴方が経験した時と今で何か変わった点とかないのかしら」
佛生「そうですな……モノクマの存在、集められたのが十六人である事……まるで変わっておりませぬ」
四杖「……少しよろしいでしょうか」
月読「四杖?珍しいわね」
四杖「佛生さんに聞かせていただきたい事がありまして」
佛生「なんですかな?」
四杖「かつて佛生さんが対峙したモノクマは今回と同一だと思いますか?」
佛生「……」
1…複数いるとは、思いたくないわね
2…貴方は以前のコロシアイの黒幕が誰かは知らないのよね?
3…前はどんな環境だったのかしら
↓2
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 21:48:23.97 ID:gpm+l3rp0
3
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/01(日) 21:51:15.08 ID:CdYfa64a0
3
152 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/01(日) 22:02:27.18 ID:H4S0RwsA0
月読「前はどんな環境だったのかしら」
佛生「以前は、地底でしたな」
四杖「地底……」
佛生「日の光もない息苦しい世界でありました……疑心暗鬼にとらわれ、一人また一人と殺し殺され……その果てに其が全てを……」
月読「……」
佛生「四杖殿、モノクマが以前と同一かという質問にお答えいたします」
佛生「そうであってほしい、と思っておりますよ」
佛生「このような狂人が、何人もいるなど……考えたくもありませぬ」
四杖「……不躾な質問をして申し訳ありませんでした」
同一だとしたら、どれだけこんな事をすれば満足なのかしらね、黒幕は……
【四杖礎の好感度が4上がりました】
【佛生空也の好感度が4上がりました】
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/02(月) 07:51:16.80 ID:1WcuPigz0
乙
154 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/02(月) 20:58:17.93 ID:qehM4gJA0
【夜イベント】
1…たまにはピアノを弾いてみようかしら
2…前のコロシアイについて改めて調べてみましょう
3…鏡在はどこに行ったの?
↓2
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/02(月) 21:03:01.14 ID:vYm76Dvv0
3
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/02(月) 21:07:35.40 ID:ghy5bENDO
3
157 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/02(月) 21:39:10.73 ID:qehM4gJA0
月読「鏡在はどこに行ったの?」
少なくとも食堂には来てない……それにこのイカロスで全く会わないなんて。
月読「部屋に閉じ籠ってる……いいえ、鏡在なら天馬を殺した犯人を見つけるためにそれこそ動き回ってもおかしくない」
もし、鏡在が犯人を探し出すために何か行動を起こそうとしているなら……
月読「……こういう場合」
最悪を想定するのが定石よね……
【薬品庫】
「……」
月読「そこまでよ鏡在」
鏡在「!?」
月読「本当に最悪を選ぼうとするとは思わなかったわ……その時限式毒薬を棚に戻しなさい」
鏡在「……」
月読「貴女の狙いはその毒薬を私達の食事に混ぜて自白せざるを得ない状況を作り出す事ね?」
鏡在「邪魔すんじゃないわよ月読。千里を殺しときながらノウノウとしてる奴がいるなんて我慢ならないのよアタシは!」
月読「それで関係ない誰かが死ぬかもしれないのよ?」
鏡在「そんなの可能性の高い奴から吟味するわよ!」
1…じゃあ聞くわ、絶対に天馬を殺してない人間が誰かわかる?
2…その毒薬はモノクマ製……解毒薬はないのよ?
3…それで自白しなかったらどうするつもり
↓2
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/02(月) 21:47:22.68 ID:ghy5bENDO
1
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/02(月) 21:49:06.72 ID:k2qIoJPnO
1
160 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/03(火) 23:49:59.89 ID:tZxqSXvA0
月読「じゃあ聞くわ、絶対に天馬を殺してない人間が誰かわかる?」
鏡在「はあ?そんなのアタシ以外は全員容疑者よ!月読、アンタもね!」
月読「話にならないわね。そんな状態で犯人を毒薬で特定だなんて巻き込まれる側からしたらいい迷惑だわ」
鏡在「なんですって!?」
月読「私が容疑者ですって?貴女に助手だなんて名目で付き合わされていた私にどうやって天馬を殺せるっていうのかしら」
鏡在「それは!」
月読「鏡在、そんな単純な事すら頭から抜けてる今の貴女に天馬を殺した犯人を見つける事なんて不可能よ」
鏡在「……!」
月読「さっさとここから出ていきなさい」
鏡在「……アンタには」
月読「何かしら?」
鏡在「アンタにはわからないわよ!千里を失ったアタシの気持ちなんて!だからそんな冷静なんでしょ!?アンタからしたら千里は……」
月読「……」
1…天馬を失ったのが自分だけだなんて顔をしないで!
2…貴女にこそ、私の気持ちなんてわからないわよ
3…いいものを見せてあげるわ、部屋まで来なさい
↓2
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/03(火) 23:51:17.37 ID:3fMfKW240
1
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/03(火) 23:51:39.30 ID:frLicP9DO
3
163 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/04(水) 00:18:26.61 ID:Pltgv3xA0
月読「いいものを見せてあげるわ、部屋まで来なさい」
鏡在「……」
鏡在の顔は不信に満ちていたけど、私は意に介さず部屋に向かう。
ここまでのわからず屋にはあれを見せるのが一番だわ。
【月読の個室】
月読「これよ」
鏡在「は?これって」
月読「天馬を殺した凶器の鋏と天馬の部屋にあった裁縫セットとメモ帳よ」
鏡在「アンタいつの間に」
月読「誤解してるようだからはっきり言っておくわよ鏡在」
月読「私は天馬を殺した犯人を許すつもりはないわ」
鏡在「……!」
月読「私が冷静ですって?そうするように努めてるだけよ」
月読「学級裁判と同じ、冷静にならなければ犯人を見つける事なんて無理なんだから」
鏡在「……」
月読「天馬殺しは捜査が出来ない、学級裁判もない」
月読「だからといって逃がしはしないわ……絶対」
それが、私が天馬に出来る唯一の事だと思うから。
鏡在「…………よ」
月読「……何かしら」
鏡在「悪かった、わよ。変な事言って」
月読「……」
鏡在「何よその顔」
月読「貴女に謝罪だなんて概念があった事に驚いたの」
鏡在「アンタ、アタシをそんな風に思ってたわけ!?」
月読「日頃の行いよ」
鏡在「……納得いかないけど、それはいいわ。月読」
月読「なに?」
鏡在「力を貸して。アタシは……千里を殺した犯人を見つけたいの」
月読「……」
鏡在「よくわかった。アタシだけじゃ、千里を殺した犯人は見つけられない」
鏡在「だから……お願い」
あの鏡在が頭を下げた。
それだけ本気なのだと彼女の天馬に対する気持ちが伝わってくる。
月読「……いいわ。協力しましょう」
鏡在「…………あり、がと」
鏡在は頭を下げたまま、それだけ呟く。
……どうやら、もう心配はいらないみたいね。
【鏡在凛の好感度が20上がりました】
164 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/04(水) 00:21:59.45 ID:Pltgv3xA0
【十八日目】→【十九日目】
好感度(MAX100)
音野……95
鏡在……69
ミシェル……64
黒頭……63
佛生……68
学人……70
川田谷……64
四杖……72
165 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/04(水) 00:34:19.35 ID:Pltgv3xA0
【十九日目】
キーンコーンカーンコーン……
モノクマ「オマエラおはようございます!」
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
月読「……」
鏡在はあの後帰ったけど、大丈夫かしら。
あんな馬鹿な事をもう考えないと、いいんだけど。
【食堂】
鏡在「遅いわよ汐里!」
月読「……」
食堂に行くと鏡在は来ていた……だけど格好がまるで違う。
月読「貴女それ」
鏡在「千里のジャージよ!アタシが着られるように直したってわけ!」
白いジャージを来て笑う鏡在は、どうやら完全に変わったらしい。
……それがいい事かは、何とも言えないわね。
166 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/04(水) 00:43:40.56 ID:Pltgv3xA0
月読「……そういえば名前で呼んできたわね」
天馬が見たらなんて言ったのかしら。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/04(水) 00:49:15.53 ID:koXUhdzDO
黒頭 佛生
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/04(水) 00:49:25.79 ID:MgYAEvt50
学人、鏡在
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/04(水) 07:23:38.17 ID:koXUhdzDO
乙
170 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/05(木) 22:01:33.98 ID:mSBECNOA0
学人「それはいったいどういう心境の変化だ」
鏡在「ちょっとした決意表明ってやつ!アタシは千里の事がはっきりするまでお洒落は封印するのよ!」
月読「相変わらず即行動に移すわね貴女は……」
鏡在「何よ、アタシをこうさせたのはアンタなのよ汐里」
月読「私?」
学人「なんだ、いつの間にやら名前で呼ぶようになったのか」
月読「そうみたいよ」
学人「ふん、随分な変わりようだがどんな手を使ったのやら」
1…正直言って落ち着かないわ
2…貴方も似たようなものじゃないの
3…そういえば……この二日間貴女どうしてたのよ
↓2
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/05(木) 22:04:08.90 ID:bhgPreeDO
3
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/05(木) 22:04:47.24 ID:Bm2bUDLJ0
2
173 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/05(木) 22:14:24.86 ID:mSBECNOA0
月読「貴方も似たようなものじゃないの」
学人「私をこいつと一緒にするな」
鏡在「アタシだってお断りよ!こんな変態眼鏡!」
学人「貴様今この私を変態眼鏡と言ったか!?」
鏡在「事実でしょうがこのムッツリスケベ!アンタが露出度高い服が大好きなのはもうバレてんのよ!」
学人「ム……この凡人が!よくもそこまで私を侮辱できたな……!」
鏡在「何よやんの!?」
学人「仕掛けたのは貴様だ!」
月読「……」
やっぱり変わったわね、二人共。
【更科学人の好感度が4上がりました】
【鏡在凛の好感度が4上がりました】
174 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/05(木) 22:25:12.84 ID:mSBECNOA0
【鏡在凛通信簿イベント3】
月読「貴女、そんな言動でよく店員なんて出来たわね」
鏡在「アタシの人徳ってやつかしらね。それにああいう手合いは服をきちんと出来れば辛口で済むから楽っちゃ楽なのよ」
月読「それでも通用しない場面もあったでしょうに」
鏡在「まっ、確かにそれで中学の時は喧嘩に明け暮れてたわ。アタシは負けた事ないけど」
月読「貴女ね……」
鏡在「でもやっぱり千里ぐらいなのよね……曲げも逃げもしないでアタシと言い合い出来てたの」
月読「……」
……本当に疑問なのよね。
なんで鏡在はここまで天馬に入れ込んでいるのかしら?
【鏡在凛通信簿3】
【その物言いから喧嘩に明け暮れてたらしい鏡在。
しかし彼女と長く言い合いを出来たのは天馬だけだったようだ】
175 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/05(木) 22:27:06.35 ID:mSBECNOA0
月読「変わる……だけどそれは死が前提のもの」
それがなければあの二人はあんな風にはならなかったのかしらね……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【学人、鏡在は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/05(木) 22:28:23.98 ID:Bm2bUDLJ0
ksk
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/05(木) 22:28:52.21 ID:bhgPreeDO
黒頭 佛生
178 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/06(金) 23:31:07.64 ID:9eLEMdwA0
黒頭「……」
佛生「……」
月読「……また瞑想してるのね」
こうして見るのは……最初の事件が起きる前ぐらいかしら。
黒頭「……月読様?」
黒頭が気付いた?前は全然気付かなかったのに……いや、当たり前ね。
あの頃とはまるで状況が違うんだから。
佛生「……むっ、月読殿ですかな」
黒頭「……」
1…あまり精神集中って気分でもなさそうね
2…前にもこんな事があったわね
3…私もやってみようかしら
↓2
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/06(金) 23:39:04.07 ID:nLXj4tSDO
2
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/06(金) 23:39:56.41 ID:nmJbKFP40
3
181 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/07(土) 00:07:21.16 ID:WlshGTAA0
月読「私もやってみようかしら」
佛生「それは良き事ですな……どうぞ」
スペースを空けた佛生の隣に座って目を閉じる。
本を読んでいる時と同じ感覚でいればいいのよね……
月読「……」
佛生「ふむ、初めてにしてはなかなか」
黒頭「月読様は書を読む際に集中している事が多いようですから」
月読「……」
佛生「我々もまだまだ修行が足りぬという事ですかな」
黒頭「そうですね……本当に」
【黒頭明夜の好感度が4上がりました】
【佛生空也の好感度が4上がりました】
182 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/07(土) 00:09:52.12 ID:WlshGTAA0
月読「なかなか貴重な体験だったわね……」
少し集中力が上がった気もするわ。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【学人、鏡在、黒頭、佛生は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 00:10:51.03 ID:ZywIL7Bn0
四杖、ミシェル
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 00:23:20.51 ID:YeJgwyVo0
ミシェル 四杖
185 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/07(土) 00:55:42.91 ID:WlshGTAA0
四杖「どうぞ」
月読「いつも悪いわね」
四杖「いえ、好きでやっていますから……っと、少し失礼します」
そう言って四杖は少し遠くにいたミシェルの所に向かった。
月読「……うん、相変わらずいい味ね」
チラリと目をやると四杖とミシェルは話が弾んでるみたいだった。
二人ともあまり自分に自信がないから気が合うのかしら。
四杖「……」
あら、戻ってきたわね。
1…ミシェルとの話はもういいのかしら
2…随分話が弾んでいたみたいね
3…四杖、手に何か持ってるわね
↓2
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 01:13:53.73 ID:qfyscHBpO
2
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 01:32:47.87 ID:c0tartcVO
3
188 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/07(土) 23:25:31.89 ID:WlshGTAA0
四杖、手に何か持ってるわね……
四杖「戻りました」
月読「ミシェルに何かもらったの?」
四杖「これですか?はい、何でも談話室で作った特製のドリンクだとか」
月読「あの子談話室によくいるみたいだけど、そんなものを作ってたのね……」
よく見たら、何かこっちをチラチラと気にしているし……
月読「感想を聞きたいみたいだし、今飲んであげたら?」
四杖「そうですね……せっかくの頂き物ですし失礼して」
四杖が蓋を開けてドリンクを飲み干していく。
その顔は……みるみる内に青くなっていった。
月読「……四杖?」
四杖「……」
四杖は何も言わずに、食堂から出ていく。
ミシェル「ア、アノ……イシズエ、ナニカ言ッテタ?」
月読「……少なくとも悪くは言ってなかったわよ」
その後、四杖は倉庫で泡を吹いてるところを発見されたわ……
【四杖礎の好感度が4上がりました】
【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】
189 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/07(土) 23:27:33.73 ID:WlshGTAA0
月読「四杖、結局何で倒れたか言わなかったわね……」
四杖らしいと言えばらしいけど……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【学人、鏡在、黒頭、佛生、四杖、ミシェルは選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 23:29:19.36 ID:y5gXZcaF0
川田谷
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/07(土) 23:46:38.85 ID:C2zy2ZCG0
↑
192 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/08(日) 00:01:32.17 ID:CdrVNkDA0
【調査用海岸】
川田谷「うーん……」
月読「何をしてるのよ」
川田谷「ああ、月読さんか。ちょっと貝でもないかなって」
砂を掘っている川田谷は法螺貝でもあればいいんだけどなんて呟いている。
ここに法螺貝なんて埋まってたら逆に驚くわよ……
月読「なんでまたそんな事を?」
川田谷「まあ、作詞活動の一環……かな?」
……本当になんでもやるのね。
1…手伝いましょうか?
2…見つけたらどうするのよ
3…そもそもここに貝なんているのかしら
↓2
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 00:07:33.71 ID:7Z43bkBDO
1
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 00:08:50.51 ID:ppBJAPLQ0
1
195 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/08(日) 00:38:57.93 ID:CdrVNkDA0
月読「手伝いましょうか?」
川田谷「えっ、月読さんが?」
月読「……そんなに意外かしら」
川田谷「だって自他共にインドア派な月読さんだよ?」
月読「……私だってたまにはそういう事をしたくなるわよ」
川田谷「まあ、手伝ってくれるなら俺は嬉しいけどさ」
月読「それで?探すに当たってどんな事をしてるのかしら」
川田谷「えっ?」
月読「えっ?じゃないわよ。まさか闇雲に掘っているだけじゃないんでしょう?」
川田谷「…………」
ちょっと。
【川田谷昌の好感度が8上がりました】
196 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/08(日) 00:43:08.63 ID:CdrVNkDA0
【夜イベント】
1…また女子会……だけどいつもと様子が違うわ
2…ミシェルがまた談話室にいるみたいね
3…貝を探してみましょうか
↓2
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 00:46:03.41 ID:imfmhDR90
2
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 00:46:38.17 ID:7Z43bkBDO
1
199 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/08(日) 00:51:18.34 ID:CdrVNkDA0
今回はここまでで。
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 00:57:14.90 ID:imfmhDR90
乙
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 01:02:02.49 ID:xJUiiURvO
乙
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/08(日) 08:27:18.16 ID:7Z43bkBDO
乙です
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/07/12(木) 11:16:15.18 ID:g2JIe7Sx0
女子八番 隅田映美子(すみだ・えみこ)
身長 156cm
体重 50kg
誕生日 8月1日(獅子座)
血液型 O
部活動 ソフトボール部
友人 英賀保光里
小野くるみ
園部泉美
生瀬理代
西大路麻美
蓬来江里花
桃山那々子
山科乃梨絵
(女子主流派グループ)
愛称 映美子、えーみ
出身小 椿小学校
家族 父・母・妹
能力値
知力:
体力:
精神力:
敏捷性:
攻撃性:
決断力:
★☆☆☆☆
★★★★★
★★★★☆
★★★★★
★★☆☆☆
★★★★★
明るく元気なムードメーカー。家がパン屋で、いつもふんわりとパンの香りがする。
女子の中で1番の運動能力の持ち主だが、おっちょこちょいでドジを踏むことも多い。
桃山奈々子と共に、今宮朋哉ファンクラブ会員を自称している。
小野くるみ・園部泉美は幼稚園からずっと一緒の幼馴染。
体育委員。
以下ネタバレです。白黒反転させると読めます。
支給武器: なし(出発前に死亡)
kill: なし
killed: 黄松
死亡話数: 第12話
凶器: 金属バット
プログラムを告げられ、クラスメイト同士が殺し合うということを「絶対に嫌」と拒否した結果、赤松に「ここで[
ピーーー
]ばいい」と提案される。逃げようとするが間に合わず、黄松に頭部を複数回殴打され死亡。<12話>
運動能力を活かすことなく退場でした。
実は直前までどうするか悩みました。他の案としては、ここでは退場しない(全体を決めた後でどうしても他のことに繋がらなくなったので諦め)、拒否による首輪爆発(映画版のノブみたいな。最初はそれで書いたけど詰まってしまった)がありました。
204 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 20:52:54.56 ID:rEzsWQxA0
鏡在「アンタ達は何もわかってない!」
ミシェル「アッ、ソノ」
……三度目になる私、音野、黒頭の女子会。
今回は黒頭を元気付けたいと音野が張り切っていたけど。
なぜか始まった時には鏡在とミシェルもいた。
月読「ミシェルはいいとして……鏡在は誰が呼んだの」
音野「ごめんなさい、無理やり聞き出されました……」
月読「……」
まあ、音野が鏡在に勝てるわけないものね。
鏡在「ちょっと聞いてるの!?」
黒頭「あの……わかっていないとは?」
鏡在「アンタ達は女子会のなんたるかをわかってないって言ってんのよ!」
音野「そ、そんな事ありません!前回四杖さんに色々聞いて……」
鏡在「男じゃないのよ!アンタ男に女子会のなんたるかを聞くとか女子として恥ずかしくないわけ!?」
音野「つ、月読さぁん……」
私の後ろに隠れないの。
1…そこまで言うからには貴女はなんたるかを理解してるのよね?
2…別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう
3…ミシェル、鏡在とラグビーしてきていいわよ
↓2
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 20:55:17.65 ID:+OwTycuI0
1
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 20:56:22.21 ID:+0fzlasDO
2
207 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 21:19:05.57 ID:rEzsWQxA0
月読「別にそこまで定義に拘る事でもないでしょう」
ただ集まって話す……正直それだけの事がこの生活でどれだけ尊い事か理解させられたわ。
鏡在「あのね、汐里」
月読「……なによ」
鏡在が哀れんだような眼で私の肩に手を置いてくる……
鏡在「アンタ、そんな事言ってたらあっという間に女子からオバサンになるわよ?」
月読「わかった。その喧嘩買うわ」
音野「つ、月読さん!?」
ミシェル「ア、アノ落チ着イテ……」
月読「止めないで、元々鏡在とは一度とことんやり合う必要があったのよ」
何よりあの哀れんだ眼だけは腹がたつわ……!
鏡在「何よやるわけ?言っとくけどアタシの女子力にかかれば、アンタなんてステージ最初に髭の親父に踏まれる敵キャラよ!」
月読「雑魚という言葉を使うのに遠回しな表現はやめなさい……!」
黒頭「話についていけません……」
音野「ど、どうしてこんな事に」
ミシェル「アワワ……」
それから私と鏡在のくだらない口喧嘩は続いた。
ここに来た頃はあんまり言い返すとかなかったけど……これも一つの経験ね。
ちなみに……最後はミシェルに二人まとめて沈められたわ。
【女子メンバー四人の好感度が7上がりました】
【音野響の好感度がMAXになりました】
208 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 21:27:15.18 ID:rEzsWQxA0
【十九日目】→【二十日目】
好感度(MAX100)
音野……MAX
鏡在……80
ミシェル……75
黒頭……74
佛生……72
学人……74
川田谷……72
四杖……76
209 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 21:38:03.98 ID:rEzsWQxA0
【二十日目】
キーンコーンカーンコーン……
モノクマ「オマエラおはようございます!」
モノクマ「時刻は七時!朝ですよ!」
モノクマ「今日も宇宙の偉大さを噛み締めましょう!」
月読「……」
私いつの間に寝たのかしら……
【食堂】
鏡在「ねぇ、汐里。アンタ昨日アタシとなんかなかった?」
月読「……あったかしら」
音野「……」
黒頭「……」
ミシェル「ホッ……」
学人「何だあの異様な空間は」
川田谷「さ、さあ?」
佛生「ふむ」
210 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 21:41:37.42 ID:rEzsWQxA0
月読「……思い出せないわね」
本当に何があったのかしら?
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【一度選んだ生徒は同じ日の自由行動では選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 21:50:48.83 ID:+0fzlasDO
佛生 川田谷
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 21:52:10.26 ID:tlojabqO0
黒頭
213 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 22:12:47.00 ID:rEzsWQxA0
黒頭「……」
月読「黒頭」
黒頭「月読様」
月読「気分はどうかしら?」
黒頭「そう、ですね……未だに心のどこかであれが本当にあった事だと、信じたくない自分がいます」
月読「……」
黒頭「申し訳ありません……あの日、月読様の胸をお借りしたというのに」
月読「黒頭……」
黒頭「わたしは、弱くなってしまったかもしれませんね……ただ純粋に武道を極めんとしていたあの頃にはもう……」
1…それは、きっと全員同じよ
2…気持ちがわかる……とは言えないわ
3…もし広生がここにいたら、何を言いたい?
↓2
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 22:14:00.01 ID:OgQ924jN0
2
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 22:15:07.07 ID:qetMDmXD0
1
216 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 22:28:01.33 ID:rEzsWQxA0
月読「それは、きっと全員同じよ」
弟がクロになった学人、親友と言ってもいい天馬を殺された鏡在。
その二人以外の面々だって、大なり小なり……もう昔のようには戻れない。
黒頭「……」
月読「私達はもう背負って生きていくしかない……でも無理やり受け入れようとしなくていいわ」
黒頭「そう、ですね」
月読「……」
だけど思うのよね……
佛生のようとは言わないけど、私達は死を背負う事になる。
……私達、本当に耐えられるのかしら。
【黒頭明夜の好感度が6上がりました】
217 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 22:52:24.15 ID:rEzsWQxA0
【黒頭明夜通信簿イベントその4】
月読「貴女はこれからも武道を続けるのかしら」
黒頭「そのつもりです……わたしにはこれしかありませんから」
月読「これしか?」
黒頭「実は……わたし高校を卒業したら母に勘当されるんです」
月読「……!?」
黒頭「母はどうしてもわたしを父と同じ黒髪にしたかったようですから」
月読「父って……貴女が物心つく前に亡くなったっていう?」
黒頭「はい。最も……遺影も普通の写真もないのでわたしは顔を知らないのですが」
そんな父親と同じ髪にしないからって……
黒頭「だけど、わたしは思うのです。本当にそれだけなのだろうかって」
月読「……どういう意味?」
黒頭「ただの勘なんですが……もっと別の理由があるような、そんな気がするんです」
別の理由……
【黒頭明夜通信簿4】
【高校を卒業したら勘当される黒頭。
髪を顔も知らない父と同じ黒にしないかららしいが……黒頭は何か違うと感じているようだ】
218 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 22:55:57.06 ID:rEzsWQxA0
月読「……死を背負う、か」
こんな形で背負うものではないわね……
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【黒頭は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 22:57:58.02 ID:+0fzlasDO
佛生 川田谷
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 23:02:09.17 ID:tlojabqO0
学人佛生
221 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 23:12:57.77 ID:rEzsWQxA0
学人「……おい佛生」
佛生「なんですかな?」
学人「その服についているインクはどうした」
佛生「インク?」
佛生の服を見てみるとどこでつけたのか黒いインクがベッタリとついている。
月読「確かにインクね……心当たりはあるかしら?」
佛生「ふむ、もしや……先ほど四杖殿とぶつかった時についたのやもしれませぬ」
そういえばさっき四杖が廊下を掃除してたわね。
学人「ふん、ちょうどいい。佛生、この新しい薬品の実験台になれ」
そう言って学人が懐から取り出したのはビンに入った薬品……
1…大丈夫なのそれ
2…色々と作るわね貴方
3…貴方の作った物にいい印象がないわ
↓2
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 23:15:01.11 ID:tlojabqO0
2
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 23:15:21.55 ID:OgQ924jN0
2
224 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 23:48:14.81 ID:rEzsWQxA0
月読「色々と作るわね貴方」
学人「私は天才だからな。こうして発散しなければ貴様達と話す事すらかなわなくなるほどの差を見せつけてしまう」
月読「ご託はいいわ。それで今度は何を作ったのよ」
学人「知りたいか?これはあらゆるインクや塗料を落とす薬品だ!それも下の物には全く影響せず上のインクのみを落とす!」
月読「へぇ、すごいじゃない」
佛生「さすがですな……」
学人「ふん、私がなぜこの薬品を作るに至ったかの式を聞かせてもいいが?」
月読「遠慮するわ。天才である貴方の理論を理解できる気はしないもの」
学人「……事実だが即答されるのも腹がたつな」
ブツブツ呟く学人から薬品を受け取って佛生の服にかける。
月読「あら、本当に綺麗に取れたわね」
佛生「かたじけない」
学人「ふん、私に失敗などあるものか」
これは本当に役に立つわね……
【更科学人の好感度が4上がりました】
【佛生空也の好感度が4上がりました】
225 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/15(日) 23:52:10.21 ID:rEzsWQxA0
月読「学人もたまには役に立つ物を作るわね」
普段からこうならどれだけ助かるか。
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【黒頭、学人、佛生は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 23:53:50.60 ID:VlMcSGSN0
川田谷 ミシェル
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/15(日) 23:59:23.65 ID:OgQ924jN0
四杖 鏡在
228 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/16(月) 00:10:12.74 ID:T76gz2oA0
鏡在「ほら」
月読「……」
鏡在が私に缶を渡してきた……いったいなんなの?
鏡在「四杖に押し付けられたのよ。誰かに渡すつもりだったみたいだけど」
月読「それをなんで私に?」
鏡在「いや、アタシこういうの飲まないから目についたアンタにあげる」
月読「貴女ね……あら?」
四杖「……」
何をしてるのよ四杖……
1…まあ、四杖の持ってた物なら大丈夫でしょう……
2…貴女に押し付けるなんて四杖も無茶するわね
3…缶なら……ミシェルのアレではないわね
↓2
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/16(月) 00:18:33.25 ID:wwjZeQqQO
3
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/16(月) 00:22:30.06 ID:Z5dKpbYDO
1
231 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/18(水) 21:53:38.16 ID:4CFsIymA0
まあ、四杖の持ってた物なら大丈夫でしょう。
月読「とりあえずありがたくもらっておくわ」
鏡在から缶を受け取って一口飲む。
月読「……」
何と言ったらいいのかしら……この味、表現するには少々難しいわね。
鏡在「なんか変な顔してるわよ」
月読「いや……なんでもないわ」
四杖がこれをわざわざ鏡在に渡した理由がよくわからない。
色々な疑問を抱えながら、私はその飲料を飲み終える。
月読「ねぇ、四杖。そこにいるから聞くけど、これをどうして鏡在に渡したのかしら」
四杖「はい……」
鏡在「あっ、アンタいつの間に!」
四杖「じ、実はわたくし、その飲み物だけは好きになれないもので……」
鏡在「アンタそんなのを人に渡したわけ!?」
四杖「も、申し訳ありません!」
……ただの好き嫌いって事ね。
まあ四杖も人間だもの、好き嫌いくらいはあって当然かしら。
鏡在がそれで納得するかは……別だけど。
【鏡在凛の好感度が4上がりました】
【四杖礎の好感度が4上がりました】
232 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/18(水) 22:03:32.26 ID:4CFsIymA0
【鏡在凛通信簿イベントその4】
月読「ずっと前から気になってはいたんだけれど、貴女どうして天馬と仲良くしてたの?」
鏡在「質問の意味がわかんないんだけど」
月読「貴女達、最初は犬猿の仲だったじゃないの。それがいつの間にか殺した犯人を許さないほどになった」
鏡在「ああ……だから気になるってわけ」
月読「興味がないと言えば嘘になるわ」
鏡在「……ぶっちゃけ理由なんてないわよ」
月読「ない?」
鏡在「ただ千里と言い合いしてたらビビッと来たのよ。なんか空いてた穴が埋まったって感じ?」
月読「空いてた穴が埋まった……」
鏡在「千里もそうだって言ってたわ。なんかいないといけない存在をようやく見つけたっていうか……」
鏡在と天馬が仲良くなった背景にはそういう物があったのね。
……穴が埋まった感覚、か。
【鏡在凛通信簿4】
【天馬と仲良くなったのは空いてた穴が埋まった感覚があったから。
天馬も同じような感覚があったようだが……】
233 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/18(水) 23:22:39.22 ID:4CFsIymA0
【四杖礎通信簿イベントその4】
四杖「はぁ……」
月読「四杖」
四杖「はっ!?これは月読さん、失礼しました!」
月読「そんなに恐縮しなくていいわよ……」
四杖「はっ、あっ、申し訳ありません」
月読「……」
四杖「……駄目ですね、わたくしは。昔からこうです」
月読「昔に何があったの?」
四杖「……わたくしは、母方の祖父母に育てられました」
四杖「母は自殺したと、聞いています」
月読「自殺……」
四杖「わたくしは望まれない子だったんです。父……誰だか知りませんが、わたくしの父は、母に対して……申し訳ありません、これ以上はわたくしの口からは」
月読「……えぇ」
四杖「そういった経緯がありまして……当然わたくしは祖父母から憎まれていました」
四杖「殺されなかっただけでも感謝しなくてはならないのですが……それでも何がきっかけで変わるかはわからない」
四杖「そのためにも、わたくしは必死に身の回りのお世話をしました」
四杖「失敗など、あってはならない。わたくしは出来て当たり前で、出来るぐらいで自らを誇るなどしてはならないのです」
四杖「わたくしは本来、生きていてはいけない存在なのですから」
四杖……
【四杖礎通信簿4】
【望まれない子として生を受けた四杖。
その自己評価の低さは生い立ちが深く関わっていた】
234 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/18(水) 23:24:25.39 ID:4CFsIymA0
月読「色々とあるわね……」
【自由行動を開始します】
【一度に二人まで選ぶ事が可能です】
【黒頭、学人、佛生、鏡在、四杖は選べません】
【生徒を選んでください】
↓2
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:26:27.70 ID:A22ao6Tu0
川田谷 ミシェル
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:27:54.54 ID:GJ87+/uDO
上
237 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/18(水) 23:53:23.53 ID:4CFsIymA0
川田谷「はい、ミシェルさん」
ミシェル「アリガトウ……」
月読「何をしてるのかしら」
川田谷「ちょっと小物を作ってたんだ。あっ、月読さんにもあげようか」
川田谷の手には糸と鋏……手芸も出来るのね。
川田谷「おっとこれで二個目……はい、ミシェルさん」
ミシェル「アリガトウマサ!」
1…貴方結構器用なのね
2…ミシェル、嬉しそうじゃない
3…これって女子の裁縫セットよね?
↓2
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:56:25.08 ID:GJ87+/uDO
1
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 00:01:40.13 ID:2c6iielL0
2
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/19(木) 07:45:55.33 ID:ghyT7Vuw0
乙
241 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/22(日) 23:14:54.74 ID:ocVQrL/A0
月読「ミシェル、嬉しそうじゃない」
川田谷「あはは、あそこまで喜んでもらえると俺も嬉しいよ」
ミシェル「マサ、シオリ!見テ見テ!」
前に比べたら大分打ち解けてきているし……
月読「本当に、複雑ね」
川田谷「複雑?」
月読「なんでもないわ」
……最近、こんな事ばかり考えてる。
私自身も、変わってるって事かしらね……
【ミシェル・ラマンの好感度が4上がりました】
【川田谷昌の好感度が4上がりました】
242 :
◆KDjMn9rkKNs9
[saga]:2018/07/22(日) 23:24:16.11 ID:ocVQrL/A0
【夜イベント】
1…黒頭の様子を見てきましょうか
2…学人が映画館にいるみたいね
3…鏡在が体育館で何かしてるわね
4…たまには川田谷を労いましょうか
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