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美希「エンジェルのAは愛してるのA、なの」
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◆a/VLka4bp3Eo
:2018/06/16(土) 13:51:52.35 ID:NSDqj0DG0
「はいというわけで復活しました茜ちゃん!
撫でてくれてもいいよ、プロちゃん!ここにいないけどね!
だから撫でてもらうためにプロちゃんに会いに行きます!」
「流石茜ちゃん!まだ足りないんだね!」
「おうやめろや」
エンジェルスターズ。
そう呼ばれる者たちがいる。
彼女らは、765プロシアターの一角をなす戦力である。
勢力ではない。
「あらあら〜みんな楽しそうですね〜」
「え、どっからきたのよあずさちゃん。さっきまでいなかったしそもそもここ来る予定ないわよね?」
「はい、ちょっと家から♪」
「違うそうじゃない」
勢力というにはあまりに個人個人が独立しすぎている。
もちろん活動するにあたってグループになることはあるが、それでも決して衆をなし目的を達する者たちではない。
「というか、なんで急に皆集まってるのよ……。
もう夜よ、こんな時間になんで劇場に来てるの」
「だって、プロデューサーが心配だったんだべさ」
「ひなたちゃんまで……というか皆して心配心配って、プロデューサーくんに何がおこったのよ」
彼女らの個性はまとめる、というにはあまりに突出しすぎていた。
「そうですよ歌織さん。明日も仕事があるんですから、プロデューサーの迷惑にならないよう早く帰ったほうがいいと思います。
また寝坊するとも限らないんですし」
「風花ちゃんこそ。また衣装のサイズ直さなきゃってぼやいてたじゃない。
夜更かしは体型の天敵よ?」
「だからあんたらそういうのは子供の見えないとこでやんなさいよ」
別に仲が悪いわけではない。
よくも悪くも単独行。それがエンジェルの心意気なのだ。
「ふっ……やよいっちとたまきちは置いてきた。もう夜も遅いし」
「流石だね亜美!兄ちゃんのことは私たちに任せろー!」
「プロデューサーが危ないって本当!?どこ情報!?」
「ばかめ、兄ちゃんは死んだわ」
「……宇宙的恐怖……そんな……!」
しかして、不思議と行動は噛み合ったりもする。
どこの集団とは言わないが、暴走して破綻するようなことはめったにない。
あくまに滅多に、ではあるが。
実際、双海姉妹と望月杏奈などは趣味もあうからか、行動を共にしていることも多い。
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