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【ポケモン】アシリパ「見ろサトシ!野生のツツケラだ」
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1 :
◆REaanJQDzE
[saga !orz]:2018/06/08(金) 21:58:09.92 ID:I3THEmzYO
アローラ地方
サトシ「あっ、本当だ」
ツツケラ「ケラッケラッ」チョコチョコ
スッ
ツツケラ「ケラ〜」スリスリ
アシリパ「!」
サトシ「ははっ、ツツケラの奴…アシリパが気に入ったみたいだな!」
ピカチュウ「ピカー」ニコニコ
アシリパ「………ふふっ」ナデナデ
ツツケラ「ケラ〜」スリスリ
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1528462689
2 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 22:16:04.80 ID:I3THEmzYO
アシリパ「ふふふ」ナデナデ
ツツケラ「ケラ〜♪」
サトシ「へへっ」ニッ
この子の名前はアシリパ! 1ヶ月前に突然現れた変わった女の子!
シンオウ地方のなんとかっていう昔からいる伝統的な部族?の子らしい
歳は俺より少し上ぐらいかな?
アシリパ「レタラ!野生のツツケラだぞ!」チョイチョイ
ルガルガン「ガルッ♪」
こいつはアシリパの相棒、青い毛並みのルガルガン!
相棒って言ってもゲットはしてないみたいだけど……
アシリパがシンオウからアローラに来た理由もこいつ!
アシリパのパパがある日突然このルガルガンを置いていなくなったみたい
ルガルガンはアローラ地方にしか生息しないポケモンだからアローラ地方に何かアシリパのパパか消えた手がかりがあるかもしれない!
そう思ってアシリパはシンオウ地方からアローラに来たみたいなんだ
サトシ「アシリパは本当にポケモンに好かれてるよな?ピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカァ」ニコッ
3 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 22:25:10.97 ID:I3THEmzYO
アシリパ「レタラ!とっしん!」
ルガルガン「ガルッ!!」ドッ
ツツケラ「キュー」バタリ
サトシ、ピカチュウ「!?」
アシリパ「よくやったレタラ」ナデナデ
ルガルガン「ガルッ」
サトシ「お、おいアシリパ!いきなり何やってんだよ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
アシリパ「サトシ、ピカチュウ!このツツケラ、食うぞ!」ジュルリ
サトシ「いっ!?」ビクッ
ピカチュウ「ピッカァ!?」ビクッ
サトシ「く、食うって……なに言ってんだよアシリパ!」
アシリパ「ツツケラは木の実ばかり食べてるから肉から木の実の味がして美味しいんだ!」キラキラ
ルガルガン「ガル」
サトシ「そういう事聞いてるんじゃないよ!」
ツツケラ「」
4 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 22:38:08.43 ID:I3THEmzYO
サトシ「食べるなんてやめろよアシリパ!ツツケラが可哀想だろ!」
アシリパ「サトシ、私たちの部族では野生のポケモンとの決闘はあくまで食うためだ」キッ
アシリパ「ここでこのツツケラを食べなければこのツツケラやアローラのチュプに対しても失礼に値する」
ルガルガン「ガル」
サトシ「ここはアシリパの村じゃなくてアローラなんだよ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
5 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 22:45:54.03 ID:I3THEmzYO
グツグツ
ツツケラ「」
アシリパ「煮えてきた……いい匂いがするな!」クンクン
ルガルガン「ガルッ!」
アシリパ「サトシ!余った肉のチタタプの様子はどうだ?」チラッ
サトシ「………………」トントントン
ピカチュウ「ピカピィ!」
ロトム図鑑「サトシー!チタタプする時はちゃんとチタタプと言いながらするのが決まりロトー!」
サトシ「わかってるよ…チタタプチタタプ」トントントン
アシリパ「サトシ…まだスネてるのか?ツツケラの脳ミソと目玉はサトシにやるから元気だせ!」ポンッ
サトシ「いらないよ!」
「あーっ!」
サトシ、アシリパ「!」
6 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 23:23:10.62 ID:I3THEmzYO
スイレン「サトシとアシリパさん、また朝からチタタプしてる」ジトー
アシマリ「アウ!」
サトシ「スイレン!」
スイレン「アローラ!サトシ、アシリパさん!遅れてごめん!」
アシリパ「アローラ、スイレン!丁度今朝捕った新鮮なツツケラの肉を使ったオハウができたところだ!」
アシリパ「スイレンも食べていけ!」
スイレン「ツツケラ!?」
サトシ「俺だって好きでツツケラの肉をチタタプしてるわけじゃないんだよ!」
スイレン「う、うん……」
アシリパ「サトシには後で目玉と脳ミソをやるって言ったのに……ワガママな奴だなぁ…サトシは」ハァ
サトシ「脳ミソも目玉もいらないよ!」
アシリパ「ほらっ、スイレンもチタタプしていけ」スッ
スイレン「は、はい……チタタプチタタプ」トントントン
アシマリ「アウ…」
7 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 23:34:10.45 ID:I3THEmzYO
ザザーン
スイレン「あっ!ツツケラのオハウ…意外と美味しい…」
スイレン「ヒンナヒンナ」モグモグ
アシリパ「だろ?スイレン!ヒンナヒンナ」モグモグ
ルガルガン「ガルッ」モグモグ
サトシ「……………」モグモグ
ピカチュウ「ピッカァ」モグモグ
アシリパ「おやぁ?サトシ。ヒンナヒンナはどうしたのかなぁ?」
サトシ「……………」モグモグ
アシリパ「あっちゃー!そっかー……サトシはもやしっ子だからオソマ(う○こ)を入れなきゃ食べられないんだっけー?」
サトシ「……………」モグモグ
アシリパ「サトシはオソマ(う○こ)を鍋に入れて食べるの大好きだもんなー!またオソマ(う○こ)を鍋に入れちゃうんだろうなー?」チラチラ
サトシ「……………」モグモグ
アシリパ「オソマ……」
サトシ「う○こう○こ言うなよ!味噌って言えよ!」バンッ
ピカチュウ「ピッカァ」
スイレン「サトシ、どうどう。抑えて」
アシリパ「あっ!オソマ!」キラキラ
8 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 23:41:59.42 ID:I3THEmzYO
ザザーン
サトシ「……………釣れないなぁ…」
ピカチュウ「ピッカァ」
ロトム図鑑「サトシー!釣りは根気が必要ロト!」
スイレン「サトシ、ロトムの言うとおり!」
サトシ「わ、わかってるよ…」
スイレン「…………!!」ピクッ
スイレン「あっ!」ピクピク
サトシ「スイレン!釣竿ひいてるよ!」
スイレン「……うん!てやー!」グイッ
ザパーン
ラブカス「ラブー」ピッチピッチ
ロトム図鑑「ら、ラブカスロトー!」
サトシ「すっげー!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカァ!」
9 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/08(金) 23:48:26.12 ID:I3THEmzYO
アシリパ「さすがスイレン!まさに釣りの申し子!」
スイレン「てへへ////」テレッ
アシリパ「それに比べてサトシはなぁ…」チラッ
サトシ「!」
アシリパ「本来狩りは男の仕事なのになぁ…」ハァ
ロトム図鑑「サトシは役立たずロトね」
サトシ「…………………」
スイレン「あ、あの……私、釣り得意だから!その……」
サトシ「スイレン……」ウルウル
スイレン「さ、ラブカスを海に戻してスクールいこ?」スッ
サトシ「ああ!」ニッ
ラブカス「ラブー」ピッチピッチ
アシリパ「よし、そのラブカスは刺身にしよう」ジャキン
サトシ、スイレン「!?」
ラブカス「ラブー」ビクッ
10 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 00:13:57.66 ID:POGUMOsrO
スイレン「さ、刺身!?」
アシリパ「ラブカスは刺身にして食べると美味いときく!早速捌いてたべよう!」ジュルリ
スイレン「さ、捌くってここで……?」
ラブカス「ラブー…」ビクビク
サトシ「あ、あのさアシリパ!俺達さっきのツツケラでもうお腹いっぱいだから…」
スイレン「う、うん!そうそう!」コクコク
アシリパ「…………スイレン」ボソッ
スイレン「?」
アシリパ「…………私たちのコタンでは…ラブカスはお前たちの言葉で言う"結びの神様"と言われているんだ」ヒソヒソ
スイレン「結び!?」
アシリパ「そう…愛する男女が二人でラブカスを食べればその二人は結ばれる…そんな言い伝えがある」
スイレン「……………」ドキドキ
アシリパ「昔は私のコタンでもそんな言い伝えを信じて男たちが命を賭けてラブカスを捕りに行ったとフチに聞いた事がある」
スイレン「……………」ドキドキ
アシリパ「………私はラブカスをあっちで一人で食べるから……」
スイレン「…………私…」
スイレン「ラブカス…食べる…」ドキドキ
サトシ「スイレン!?」
ラブカス「」ビクッ
アシリパ「よし!決まりだな」ジャキン
サトシ「お、おいちょっと待ってよ!俺は食べるなんて言ってな…」
アシリパ「ワガママだなぁサトシは…オソマかけて食べてもいいから…」ハァ
サトシ「味噌って言えよ!」
スイレン「サトシ!早くラブカス食べよ!」グイグイ
サトシ「ちょ……」
ラブカス「」ピッチピッチ
11 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 00:28:19.75 ID:POGUMOsrO
ポケモンスクール
マーマネ「えぇー!?サトシとスイレン朝からポケモン食べてきたの!?」
スイレン「うん!」
カキ「それで朝スクールに来るのが遅かったのか…」
サトシ「……お、俺は食べたくなかったんだけどアシリパが…」
アシリパ「サトシはまたそうやってすぐ人のせいにする…」
サトシ「いや、人のせいも何も……」
ロトム図鑑「サトシもチタタプしてたロトよ」
サトシ「おい!」
リーリエ「……ポケモン…オハウ…チタタプ…オソマ…」ビクビク
マーマネ「あっ……」
スイレン「リーリエ……」
サトシ「そういえばリーリエ……アシリパの歓迎会でみんなでアゴジムシを食べた時に……」
スイレン「あれは衝撃的だったもんね…」
カキ「なんせ生解体だったからな」
マーマネ「リーリエ、気絶しちゃったもんね…」
リーリエ「や、やめてください…なるべく思い出したくないです…」
シロン「コン!」
アシリパ「……歓迎会のアゴジムシか…あれは美味しかったなぁ…」
…………………
…………
……
…
12 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 00:44:06.68 ID:POGUMOsrO
ウラウラ島
ニョロトノ「ニョロー!」バキッ
ペルシアン「ニャー」バタリ
アセロラ「そこまで!勝者アシリパとニョロトノ!」
アシリパ「やった……!ニョロトノ!」
ニョロトノ「ニョロー!」
クチナシ「やれやれ、負けちまったか…」
クチナシ「このルガルガンZはお嬢ちゃんのものだ」スッ
アシリパ「ルガルガンZ……」
アシリパ「ありがとうございました!クチナシニシパ!」ペコッ
ニョロトノ「ニョロ!」ペコッ
クチナシ「へっ」
サトシ「やったな!アシリパ!」
アセロラ「うんうん!今日はサトシとアシリパさんの大試練突破を記念してお祝いだね!」ニコッ
サトシ「アセロラ…」
ピカチュウ「ピッカ」
クチナシ「勝手にやんな」スタスタ
アセロラ「もう!おじさんったら!」プクー
ミミたん「キュー」
アシリパ「……私だけの力じゃない……」スッ
アシリパ「私に力を貸してくれた…ニョロトノがいたから…」ギュッ
ニョロトノ「ニョロー♪」
サトシ「へへっ」ニッ
アセロラ「ふふっ」ニコッ
アシリパ「サトシ!アセロラ!今日のお祝いのご馳走は私がつくる!」
アセロラ「え!?本当?」
アシリパ「ああ!」ニコッ
サトシ(え!?アシリパのご馳走………?)
サトシ「あ、あの……」
アセロラ「わーい!楽しみだねー!」
ミミたん「キュー」
アシリパ「ああ!任せてくれ!」
ニョロトノ「ニョロー」
サトシ「………………」
13 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 00:52:50.93 ID:POGUMOsrO
アセロラの家
ゲコー
キャー
ニョロトノ「」
アシリパ「フーフー」
アセロラ「にょ、ニョロトノになにするの!」
アシリパ「なにって……今からこのニョロトノを使って料理をするんだ」ニコッ
アセロラ「ニョロトノを使って料理……?なに言ってるの!?」
アシリパ「ニョロトノの肉は鶏肉みたいで美味しいんだ。期待していてくれアセロラ!」
アセロラ「ニョロトノはアシリパさんと一緒に大試練を乗り越えたパートナーでしょ!?それを料理?」
アセロラ「そんなの……酷いよ!サトシもアシリパさんを止めて!」グスッ
サトシ「お、おいアシリパ!アセロラも泣いてるんだしやめろよ!」
アシリパ「サトシ、アセロラ。これは私たちの部族に伝わる最大級の感謝の気持ちなんだ」
アセロラ「感……謝?」
14 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 01:00:32.36 ID:POGUMOsrO
アシリパ「そうだ。共に闘いぬいたポケモンはパートナーの手で肉から皮まで余す事なく使い、そのポケモンを神の国へ送り届ける」
アシリパ「これが私たちからポケモンに対する最大級のイオマンテ」
アセロラ「い、イオマンテって何よ……」
アシリパ「安心しろアセロラ。剥いだニョロトノの皮はアセロラの家の前に飾っておく」
アセロラ「ふざけないでよ!」
アシリパ「落ち着けアセロラ。脳ミソはアセロラにやるから」
アセロラ「いらないよ!」
サトシ「……悪いけど力づくで止めるぜアシリパ!ピカチュ……」
アシリパ「儀式の邪魔をするなサトシ!レタラ!」
ルガルガン「ガルッ!」バキッ
サトシ「」バタッ
アセロラ「きゃー!サトシー!」
ピカチュウ「ピカピィ!」
アシリパ「………さてと」クルッ
ニョロトノ「」
チタタプ チタタプ
イヤー ヤメテー
15 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 01:10:14.88 ID:POGUMOsrO
ウラウラ港
ブォーン
サトシ「………………」
サトシ「アセロラ……見送りに来なかったな……」
ロトム図鑑「それはまぁ…あんな事があったら…」
ピカチュウ「ピカー……」
アシリパ「サトシ、船の用意ができたぞ」グイッ
サトシ「………やっぱりその手作りの木の船?でメレメレまで帰るの?」
アシリパ「当然だ!試練は帰るまでが試練だ!」
サトシ「…………ハァ……」チラッ
アセロラ「……………」コソッ
サトシ「!(アセロラ?)」
サトシ「おーい!アセ……」
アセロラ「……………」シーッ
サトシ「?」
アセロラ「………………」チョイチョイ
サトシ「!」
アシリパ「…………どうしたサトシ?」
サトシ「い、いや……悪いアシリパ!ちょっとトイレに行ってくるよ!」
サトシ「行こうぜピカチュウ!」
ピカチュウ「ピカー!」
アシリパ「まったく……サトシは本当にオソマが好きだなぁ」ヤレヤレ
16 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 01:19:15.91 ID:POGUMOsrO
サトシ「おーい!」タッタッタ
ピカチュウ「ピカー!」タッタッタ
アセロラ「あっ、サトシ!ごめんね?呼び出しちゃって」
ミミたん「キュー」
サトシ「別にいいよ!それよりさ…さっきはその……」
アセロラ「………ごめんね…サトシ……」
サトシ「………え?」
ピカチュウ「ピ?」
アセロラ「サトシ…さっきはアセロラを助けてくれようとしたのに……ルガルガンに…」
サトシ「アセロラ……」
サトシ「気にしてないよ!それより…俺の方こそごめん!アシリパを止めれなくて…」
アセロラ「サトシ……」
アセロラ「………………」
アセロラ「またウラウラに(一人で)遊びに来てね!」ニコッ
サトシ「………え?」
アセロラ「………それだけ…言いたくて…」
サトシ「………アセロラ…」
サトシ「……へへっ、アセロラの方こそスクールに遊びに来てくれよ!」
サトシ「約束だ!」ニッ
アセロラ「うん!約束!」スッ
サトシ「へへっ」ニッ
サトシ、アセロラ「ゆーびきりげんまん、うーそついたら…」
ピカチュウ「ピカピカ」ニコニコ
ミミたん「キュー」
「おーい」
サトシ、アセロラ「!?」ビクッ
17 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 18:11:02.44 ID:EqSioRKtO
アシリパ「遅いぞサトシ!いつまでオソマをしているんだ」
サトシ「あ、アシリパ……」
アシリパ「…………ん?」チラッ
アセロラ「あ、アローラ〜…アシリパさん」フリフリ
アシリパ「アセロラ……?何故ここに……」
アセロラ「え、えっと……」
サトシ「そ、その!俺がトイレ行った後にたまたま会ったんだよ!」
アセロラ「そ、そうなの!アセロラも丁度サトシとアシリパさんの見送りに向かう途中でー…」アセアセ
ピカチュウ「ピカピカ!」コクコク
アシリパ「そうか、わざわざすまないなアセロラ……」フッ
アセロラ「ぜ、全然だよーアシリパさーん」ニコニコ
アシリパ「私はてっきりサトシが私にオソマすると嘘ついてこっそりアセロラとウコチャヌプコロしているのかと思ったよ」ニコッ
サトシ「う、嘘なんてつくわけないだろアシリパ!」ハハハ
アセロラ「ウコ……ってなに?」
ロトム図鑑「説明しよう。ウコチャヌプコロとは……」
サトシ「よくわかんないけど説明しなくていいよロトム」
ロトム図鑑「ロー」
18 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 18:32:07.94 ID:EqSioRKtO
アシリパ「アセロラ。色々世話になったな」
アセロラ「そ、そんな事ないよー」ニコニコ
アシリパ「またウラウラに遊びに来るよ」ニコッ
アセロラ「…………え…(また来るの?)」
アシリパ「行くぞサトシ。もうオソマはいいだろ?」クルッ
サトシ「あ、ああ…」
アセロラ「ねぇ、オソマってなに?」
ロトム図鑑「アシリパたちの部族で言うところの"う○こ"ロト」
アセロラ「ウン………」
サトシ「お、おい!ロトム!」
アシリパ「ちなみにアセロラ。サトシはオソマが大好きでな」
アセロラ「え?」
サトシ「!?」
アシリパ「それはもう……料理と言えば必ずオソマを入れる程のオソマ好きだ」ニコッ
サトシ「ちょ……」
アセロラ「りょ、料理にウ○チ……」ガタガタ
サトシ「ち、違うんだアセロラ!それは誤解で……」
アセロラ「……………」クルッ
サトシ「あ、アセロラ………?」
アセロラ「バイバイ、元気でねサトシ」スタスタ
ミミたん「キュー」フワフワ
サトシ「え!?ちょ………アセ……」
アシリパ「サトシ」ポンッ
サトシ「?」
アシリパ「あまりオソマオソマ言ってると女の子に嫌われるぞ」プププ
サトシ「」
ピカチュウ「ピカピィ……」
ニャー ニャー
クチナシ「……せっかく見送りに来てやったのに……いねぇなあいつら…もうメレメレに帰ったのか?」
木の船「」プカプカ
クチナシ「………つーかなんだぁ?この木造船は?」
19 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/09(土) 19:04:21.70 ID:EqSioRKtO
…………………
…………
……
アシリパ「…………………」
アシリパ「うん、アレは違う記憶だったな」ウンウン
マーマネ「どうしたのアシリパさん?」
アシリパ「いや、歓迎会のアゴジムシの事を思いだそうと思ったんだけど…」
リーリエ「やめてください!」
シロン「コン!」
アシリパ「間違ってサトシのオソマ好きが災いして女の子に嫌われた時の事を思い出してしまった」
カキ、マーマネ(そっちの方が気になる……)
サトシ「あ、あれはアシリパのせいで……」
ロトム図鑑「まーたサトシはそうやってすぐ人のせいにするロト」
アシリパ「ねー?」
サトシ「おい!」
ピカチュウ「ピカピィ!」
スイレン「サトシ。そんなノリの悪い女の子、縁を切って正解!」プンプン
サトシ「スイレン……」
スイレン「その点、私はそういうのにも理解ある!私もオソマ大好き!」グッ
アシマリ「アウ!」グッ
サトシ「味噌って言えよ」
20 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/10(日) 01:08:51.94 ID:MbCMU+PVO
ワイワイ
マオ「……アローラ…」
アママイコ「アマ」
サトシ「おっ!アローラ!マオ!アママイコ!」
ピカチュウ「ピッカ!」
マオ「うん、アローラサトシ、ピカチュウ」
サトシ「?」
スイレン「マオちゃんどうしたの?なんか元気ない」
リーリエ「マオ…何かあったんですか?」
カキ「相談ならのるぞ」
マーマネ「マオ!悩みがあるなら言ってよ!」
マオ「みんな……それがさぁ……」
アシリパ「マオ!オソマか?オソマが何か関係あるのか!?」フンスフンス
マオ「オソマは関係ないよアシリパさん」
アシリパ「そうか…」ガクッ
サトシ「アシリパ、いい加減オソマから離れてくれよ」
アシリパ「オソマが大好きで女の子から嫌われるサトシには言われたくないな」
サトシ「だ、だからそれは!」
リーリエ「サトシ、アシリパさん。論理的結論から言いますと、話が進まないのでオソマの件は後にしてください」
シロン「コン」
21 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/10(日) 01:22:42.55 ID:MbCMU+PVO
サトシ「え!?アイナ食堂の向かいに食べ放題の食堂が!?」
マオ「うん…そうなんだよ……」
マーマネ「あー!そのお店確か、先週オープンしたばっかりの……」
ロトム図鑑「たったの2000円で美味しい料理が食べ放題と好評のお店ロトね」
マーマネ「そうなんだよねー!僕も一度行ってみたいと思ってたんだ!」
サトシ「よっしゃー!じゃあ今日の放課後みんなで行こうぜ!」
マーマネ「うん!行こう行こう!」
マオ「……………………」
カキ「アホ」ゴツン
サトシ、マーマネ「いでっ!」
サトシ「な、何すんだよカキー!」
カキ「いや、話の流れでだいたいわかるだろ」
サトシ「え?」
マオ「…………………」
リーリエ「論理的結論から言いますと……そのお店のお陰でアイナ食堂の客足が減った……つまりそういう事ですよねマオ?」
マオ「…………うん、そうなんだよ…」ハァ
アママイコ「アマ」
サトシ、マーマネ「あ………」
サトシ「えと……その……」
マーマネ「ご、ごめんマオ……」
マオ「ううん、いいよ別に……」
サトシ、マーマネ「……………………」
アシリパ「サトシとマーマネは本当にアホだなぁ」ハァ
ロトム図鑑「言い返せないロトね」
サトシ「そうだな」
ピカチュウ「ピカピィ」
22 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/10(日) 01:37:08.95 ID:MbCMU+PVO
マーマネ「で、でも……わざわざアイナ食堂の前に店を出すなんて酷いよね!」
カキ「完全にケンカを売ってるな…」
スイレン「うん、許せない!」
ロトム図鑑「でも商売と言うものは食うか食われるか……その食堂は何も違法な事はやっていないロト」
ロトム図鑑「弱いものは強いものに淘汰され食われる……それが社会ロト」
アシリパ「…………………」
マオ「…………………」
リーリエ「ロトム!少し黙っててください!」
ロトム図鑑「ロー」
マオ「いや、いいんだよ…ロトムの言うとおりだよ……」
スイレン「マオちゃん……」
サトシ「………だったらさ」
全員「!」
サトシ「逆にこっちがその食堂を食ってやろうぜ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
マオ「サトシ………」
リーリエ「………それが難しいから悩んでいるのでは?」
カキ「………何か策でもあるのかサトシ?」
サトシ「え?いや…その………」
全員「…………………」
ピカチュウ「ピカピ………」
アシリパ「………サトシの言うとおりだマオ!」
マオ「アシリパさん……」
23 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/10(日) 01:52:25.05 ID:MbCMU+PVO
アシリパ「社会だけじゃない…私たちが暮らす自然界もそうだ」
アシリパ「弱肉強食……弱いものは強いものの養分となる…それが自然の掟……」
マオ「………………」
アシリパ「……マオ、私はアイナ食堂の料理が好きだ」
マオ「………え?」
アシリパ「アイナ食堂の料理を食べてると……なんて言うかとても温かい気持ちになれる」
マオ「アシリパさん……」
アシリパ「………私たちの部族は代々知恵を使い強力なポケモンや自然と渡り合ってきた」
アシリパ「そして、アイナ食堂の料理は大型の食堂に対抗しうる武器としては充分だ!」ニコッ
マオ「!」
アシリパ「私に任せておけマオ!私には策がある!」ニヤッ
マオ「本当!?」
アシリパ「ああ!」
マーマネ「さすがアシリパさん!」
カキ「頼もしいな!」
スイレン「オソマなだけじゃなかった!」
ロトム図鑑「サトシとは違うロトね!」
サトシ「一言多いよ」
リーリエ「店先で解体ショーとかはやめてくださいね」
24 :
◆REaanJQDzE
[saga]:2018/06/10(日) 02:07:13.24 ID:MbCMU+PVO
アシリパ「よし!そうと決まったら早速準備をして行くぞサトシ!」
サトシ「え?行くって何処に?」
アシリパ「出発はそうだな…明日にしよう」
サトシ「いや、だから……」
アシリパ「サトシ!ピカチュウ!ロトム!帰って明日の準備だ!」グイッ
サトシ「え!?……ちょ……」
ロトム図鑑「待つロトー!サトシー!アシリパー!」
ピカチュウ「ピカー!」
ダダダダ
マーマネ「………サトシとアシリパさん…行っちゃった…」
スイレン「マオちゃん!私たちにもできる事があったらなんでも言って!」
リーリエ「そうです!ゼンリョクで協力しますよマオ!」
マオ「スイレン……リーリエ……」ウルッ
カキ「サトシとアシリパさんにだけいいカッコはさせれないからな」フッ
マーマネ「マオ!僕たちに任せてよ!」
マオ「カキ……マーマネ……」グスッ
アママイコ「アマ…」グスッ
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