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【艦これ】龍驤「足りないもの」その10【安価】

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767 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 22:38:09.17 ID:H2wkVgFm0
ーー

ガングート「おい貴様!私の酒が飲めないというのか!」


伊13「ううう……」


ガングート「ほら飲め!私の男が作った酒だ!」グッ


伊13「お酒臭い…それに指紋だらけのコップを近付けないで…」


ガングート「なんだとぉ?」


伊14「美味しそうなお酒!でも姉貴が絡まれちゃってるのか…」


ガングート「新入りのくせに中々度胸があるじゃないか!気に入った、こっちに来い!」


伊13「やだぁ…消毒してない手で触らないで…」
768 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 22:43:50.92 ID:H2wkVgFm0
伊14「どうしよ、大変なことになる前に入っていった方がいいかな?」


ガングート「おらぁ〜酒を飲めぇ〜」グデングデン


伊13「嫌だ…なんでこの人は昼間から酔ってるの…」


伊13「もしかして…ここってイヨちゃんみたいな子しか居ないの…?」


ガングート「うぁぁ〜〜」


伊14「ここからどうなるんだろ。とりあえずビールはもう一本あけて…」カシュッ


伊14「ぷはぁ……さて、どんな風になるんだろ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 22:46:05.58 ID:Fom+5R7/O
葛城が助けにくるもガンに襲われ返討ちに
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 22:46:20.05 ID:AhurhwKDo
隼鷹もやってきて伊13を挟み撃ち
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 22:46:57.80 ID:oXF9pUzmo
長門にシメられるガンちゃん
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 22:46:59.70 ID:0uYDgPIWO
ガンさん、金剛に例の当て身で制裁される
773 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:01:11.00 ID:H2wkVgFm0
伊13「助けて…誰か……」


長門「……」


ガングート「お、長門も来たか。おい、貴様も飲め!これは私の……」


長門「……!」ズダァァァンッ!


伊14「えぇ!?いきなりぶん投げた!」


伊13「あ、あの……そんなことして…大丈夫ですか…?」


長門 問題ない。コイツはそういう奴た


ガングート「ぐぉぉぉ…」


伊13「寝てる……」


長門 この鎮守府に来たばかりだというのに災難だったな


長門 コイツは酒が入っていない時は頼れる。そのつもりで接してやってくれ


伊13「わかりました…」
774 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:05:10.28 ID:H2wkVgFm0
長門 伊13、歓迎する。よくこの鎮守府へ来てくれた。握手を


伊13「あの…ごめんなさい…私…」


長門 そうか、伊13は潔癖症だったんだな


伊13「もう…知ってるんですか?」


長門 提督に聞いたんだ。すまない、消毒液は持ち歩いていない


伊13「いえ…私が悪いので…」


長門 これからは鎮守府の各所に消毒液を置くらしい。握手はその時だな


伊13「そんな…私の為に……」


長門 前の鎮守府でどうだったかは知らんが、ここはそういう所だ。安心しろ


伊13「ありがとう…ございます…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:07:29.06 ID:0uYDgPIWO
復活のガンちゃん「ならば孫の作ったアルコールで消毒だぁ!」
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:07:53.41 ID:qjMLxlCho
ろーちゃんとヒトミイヨの歓迎会
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:09:56.29 ID:Okb56Vmio
お酒のゴミに滑った長門が伊14に抱きつく
778 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:21:50.42 ID:H2wkVgFm0
ーー

漣「え〜〜…宴もたけなわと…言いますが…」


川内「漣、そんなのいいからちゃっちゃと始めようよ!」


漣「わかりました…それでは…呂500こと…ろーちゃんの復帰祝いと…伊13…伊14の…着任祝いを…始めます…」


漣「それでは…はっけよい……のこった!」


伊13「へ?えっと……」


黒潮「大丈夫やで、あれは漣のボケやから」


伊14「びっくりしたぁ、相撲でもとるのかと思ったよ」
779 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:24:39.97 ID:H2wkVgFm0
伊13「あの…提督は何処へ…」


黒潮「それなんやけど、ろーちゃんが関係してるんよ」


川内「龍驤さんもね。その辺は後で説明してあげるよ」


伊14「よーしならお酒だ!沢山飲むぞー!」


千歳「はい、イヨちゃんにはこれね」


伊14「ありがとう千歳さん!」ゴクゴク


川内「千歳さんいいの?」


千歳「大丈夫よ、あれはノンアルコールだから」ヒソヒソ


川内「なるほど…」


下1〜3高コンマ 歓迎会での出来事やその他起こったこと等
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:26:11.47 ID:7315+mQy0
伊14が思い込みで酔ってしまい川内にメロメロ
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/12(火) 23:29:08.70 ID:gtsbBhpo0
漣がヒトミにセクハラやらかそうとしたら、アゴかすりパンチ喰らって起き上がれなくなる
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:30:27.82 ID:bnHuIZRWO
ウラー!私もたくさん飲むぞ!みんなも飲め飲め!
783 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:41:07.54 ID:H2wkVgFm0
ガングート「ウラー!私もたくさん飲むぞ!みんなも飲め飲め!」


伊13「またあの人…騒いでる…」


伊14「さっき長門さんに投げられてたのに懲りないね〜」


漣「ちなみに…お酒の提供元は…ガングートさんの…彼氏さんです…」


黒潮「なんや、知らん間に孫さんと付き合ってたんかいな」


川内「あれはもう事実上付き合ってるようなもんだからね」


伊14「そっか〜ここは割と自由なんだね!」
784 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:44:47.53 ID:H2wkVgFm0
漣「もっというなら…ガングートさんは…同棲してます…」


伊14「本当に!?」


伊13「凄く…大胆…」


川内「あとは軽巡の多摩が婚約してて、瑞鶴と加賀さんは式までやってるよ〜」


黒潮「式いうても、地元のお祭りやけどな」


川内「それでも二人は喜んでたからいいの」


伊14「いいな〜」


伊13「イヨちゃんは…お酒をやめる所からだよ…」


伊14「わかってるけどさ〜」


漣「む…ひょっとして…ヒトミ氏は…彼氏居たこと…有りですか…?」


伊13「安価」


下1〜3高コンマ 伊13の台詞、行動他
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:46:02.98 ID:oXF9pUzmo
えっと……ノーコメントで……
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:46:06.37 ID:KuuEWGJy0
他人に触りたくないからそういうのはなかった
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/12(火) 23:47:04.83 ID:7315+mQy0
いたよ
788 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:58:35.18 ID:H2wkVgFm0
伊13「えっと……ノーコメントで……」


漣「なんだ…つれませんな…」


伊14「そういう事を聞くならまず自分からじゃない?」


漣「なるほど…じゃあ私は…ご主人様の…元カノです…」


伊14「うそ!?マジで!?」


漣「ご主人様の…初めての女は…漣だったんです…」


伊13「今の彼女は龍驤さんですよね…」


伊14「もしかして寝取られたの!?ねぇ!?」


漣「これ以上は…秘密ですぞ…」


伊14「えー聞かせて!姉貴も聞きたいよね!?」


伊13「あの…嫌じゃなかったら聞きたいです…」


黒潮「やっぱり女の子なんやなぁ、こういう話題には食いつくね」


川内「この調子でここに溶け込んで欲しいね」


ーー
789 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/12(火) 23:59:39.94 ID:H2wkVgFm0
普通なら追加はありませんでしたが、動ける潜水艦が欲しかったので特別に追加しました


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 01:22:27.52 ID:J4+DBKes0
おつです
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 14:28:07.69 ID:WzSSloej0
そういや漣が潮っぱいに触ったのって元々は龍驤を治療するための試験的なものだったよな…。
漣に副作用は無かったようだけど、龍驤は潮っぱい揉まないの?
それとも龍驤が辞退してんのかな?まだ「これはあの子を助けられへんかったウチへの罰やねん…」とか寝言抜かしてんのかな?
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 17:54:26.75 ID:wgQM/vHvO
潮にデメリットあるからやらないんでしょ
漣も艤装展開した時しか効果はないし、体力消費が激しくなるってデメリットがあったし
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 18:00:50.51 ID:liR599+3O
どうでもいいかもだけど、潔癖症の子が海に潜れるん?
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 18:35:24.42 ID:ui9SICRO0
霞と清霜は後に倒れているし悪化する可能性もあるからやめたんでしょうね

不潔恐怖症は人によって異なる、これは良いこれはダメという判断がある事が多いからこの伊13は海は大丈夫何じゃないかな
ドアノブとグラスの指紋を嫌がっているから他人の汗、皮脂が接触していることがわかってしまうのがダメなのかもね
795 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 19:17:26.35 ID:W9l4II8U0
ーー


提督「伊401達が出撃してしばらく経つが、作戦はどうなっただろうか…」


龍驤「時雨から聞いた新型兵器の工場がある拠点。その場所がわかったのはよかったんやけど、あの辺りは空母がうじゃうじゃおってこっちの戦力的に厳しかったんよな」


提督「…うちにいる空母全員を動員すればいけなくはない。しかしそうすると鎮守府の警備が薄くなってしまう」


龍驤「おまけに飛鷹は退院して間がないし、正攻法やとリスクが高すぎたんよね」


提督「…そこで潜水艦による奇襲作戦だ。伊401だけならともかく、呂500や伊13達が来てくれたおかげでこの作戦を実行に移すことができた」


龍驤「あの海域におるのはほとんど空母や。沈められるだけ沈めてくれたら、こっちも出撃できる」


提督「…今は伊401達が頑張ってくれるのを祈ろう」
796 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 19:22:20.48 ID:W9l4II8U0
龍驤「全員練度は問題無い。あとは敵さんがどれだけ対潜装備してるかと、護衛がおるかどうかやね」


提督「…駆逐や軽巡はほとんどいなかったはずなんだ。削れるだけ削って欲しい所だ」


龍驤「もしあかんでも無理はするなって言うてるから、情報は持ち帰ってくれるはずやで」


提督「…潜水艦がダメならあとは正面突破しかない。そうなると厄介だ」


龍驤「あの子らやったらやってくれるって!呂500もおるし大丈夫やで!」


提督「…そう信じていよう」


漣「ご主人様…潜水艦隊からの…入電です…」ガチャ


龍驤「あの子らはやってくれたんか!?」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 入電の内容を
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:24:32.63 ID:9Xot5pIHO
>>214+かなり強化されてる
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:24:50.32 ID:ui9SICRO0
対潜空母もいた。
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:24:58.01 ID:XhWGrh0FO
相当数の空母を無力化した
深海海月姫と空母棲姫の機動部隊を見かけた
800 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 19:38:07.52 ID:W9l4II8U0
漣「それが…海域には空母が…殆ど居なかった…そうなんです…」


漣「それで…基地にもあっさり…侵入できた…らしいんですが…」


漣「そこに居たのは…改造された…艦娘だった…らしいです…」


漣「『鎮守府に帰りたい…提督に会いたいよぉ…』『どうしてこんなことに…私は…間違ってたの…?』『もう、元の身体には戻れない…お願い、死なせて…』……と言っていたそうで…酷い有様だった…そうです…」


龍驤「そんなアホな……」


提督「…時雨と同じような状態ということか?」


漣「いえ…それより…酷いです…」
801 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 19:43:04.48 ID:W9l4II8U0
漣「ある子は…腕は無いし…ある子は…内臓が見えてたりして…」


漣「生きてるのも…辛いと…言っていた…そうです…」


龍驤「……」


漣「もしかしたら…欠陥艦や…失敗作の脳に…どこからか持ってきた…記憶を…インストールした…かもしれません…」


龍驤「そんなん…無理やぁ…ウチはよう沈められへんよぉ……」


漣「保護するにしても…数が多いですし…多分…長期間は…もちません…」


漣「本人達も…そう望んでいるので…ここは……」


提督「……」


漣「ご主人様…決断を…」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞、行動他
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/13(水) 19:45:21.82 ID:IJ1KeNUl0
………静かに眠らせてやってくれ(GOサイン)
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:48:46.42 ID:GNn9IG2M0
救える者、救いを求める者を救わないと言う選択肢は当鎮守府には存在しない
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:50:09.11 ID:GpzwK3Dmo
すまない…頼む
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 19:50:41.38 ID:zgdx9F+C0
もう駄目な子は望み通りにしてやろう……
望み薄だろうが、まだ助かる見込みのある子は連れて帰ろう……
806 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 19:57:26.58 ID:W9l4II8U0
提督「………静かに眠らせてやってくれ」


漣「……了解しました」


龍驤「あぁぁぁぁ……」


提督「すまない龍驤…だが長く持たない、今苦しんでいるというなら…楽にしてやるのが、あの子達にとって一番なんだ…」


龍驤「わかってる、わかってるんよぉ……う…うぅぅ……」グスッ


提督「…伊401達の残弾、燃料はあるのか?」


漣「殆ど会敵していないので…十分です…」


提督「…わかった」


漣「潜水艦隊に…返信しますね…」
807 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:01:37.78 ID:W9l4II8U0
ーー


伊401「ろーちゃん、返事はなんて来た?」


呂500「……静かに眠らせてやってくれ…ですって」


伊13「うん…そうだよね……」


伊14「生きてるだけでも辛いなら、そうしてあげるのが一番だよ」


呂500「ごめんなさい…今から貴女達を沈めますって…」


「ううん、私達は自分達を攻撃できないから…」


「最後は提督に会いたかったけど…仕方ないよね」


「息をするだけで辛い毎日はもう嫌…早く終わらせて…」


呂500「わかりましたって……」
808 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:04:34.84 ID:W9l4II8U0
「そうだ…攻撃するならあの装置も一緒にやってよ」


伊401「あれって……」


「何かはわからないけど、きっと重要なものだと思う」


「この拠点はあれを守るためにあるみたいだから」


伊13「みんなの魚雷を集中させたら…なんとかなりそう…」


伊14「弾薬はほぼ満タンだし、多分できるよ」


伊401「ろーちゃん、どうする?」


呂500「…はい、ここの皆んなと装置を、同時に攻撃しますって」


伊13「了解……」
809 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:08:15.36 ID:W9l4II8U0
ーー


呂500「みんな、準備オッケーですかって」


伊13「大丈夫…」


伊14「こっちも問題ないよ」


伊401「うん、大丈夫」


呂500「じゃあ……いきますって…」


「……」プルプル


伊13「あの子達…震えてる…」


伊14「当然だよ。今から死ぬっていうんだからさ」


伊401「もし私があの立場だったら…」


呂500「余計なことは考えるな!ですって!!今は任務に集中ですって!!」


伊401「……そうだよね、ごめんねろーちゃん」


呂500「全員同時にいきますって!三、二、一……!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:10:47.30 ID:+Wc8UckkO
装置から時雨を操ったのと同じ電波が出る
改造艦娘達が本人の意思と関係無く襲ってくる
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:11:55.55 ID:GpzwK3Dmo
深海吹雪(劇場版のあれ)が止めに来る
吹雪「私の司令官ならまだ救える!」
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:15:18.13 ID:csDfSWmao
深海吹雪(手は普通)が止めに入る
813 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:26:30.45 ID:W9l4II8U0
吹雪「ダメェーーーー!!」ザザザッ


呂500「!!」


伊401「誰ですか!?どうしてこんな所に!?」


伊13「あの姿…吹雪…?」


伊14「いや違う!本物はあんなに肌が白くないし、角も生えてる!」


呂500「どいて下さいって!あの子達はもう…!」


吹雪「私の司令官ならまだ救えます!だから攻撃は中止して下さい!」


伊401「どうするろーちゃん?あの子達を救えるなら、それに越したことはないよ?」


呂500「……ここは危険ですって。どこか安全な所で話し合いましょうって」


吹雪「わかりました。あの子達は私が運びます」
814 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:31:31.02 ID:W9l4II8U0
ーー


呂500「まず貴女は誰ですかって」


吹雪「私は…吹雪です」


伊13「そんな姿なのに…ですか…?」


吹雪「一度轟沈してしまったんですが、私の司令官が助けてくれたんです」


伊14「轟沈したのに助かるなんて…」


伊401「そういえば長門さんもそうだって言ってた。でもそのせいで長門さんは喋れなくなったし音も聞こえなくなったって」


呂500「吹雪はそんな見た目になっただけで、他に何もなかったんですかって?」


吹雪「いえ、私は左腕がありませんでした」


伊13「え、でも……今あるよ…?」


吹雪「この腕は司令官が作ってくれたんです」
815 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:36:19.06 ID:W9l4II8U0
伊401「作ったってことは高性能の義肢とか?」


吹雪「いえ…腕そのものです」


伊14「そんなのあり得ないって!腕が生えてきたとでもいうの!?」


吹雪「……これを見てもらえれば信じてもらえますか?」スッ


伊13「うわっ…!」


呂500「左腕に、つなぎ目みたいなのがありますって」


吹雪「これが証拠です。司令官は艦娘の体から本人の腕脚や内臓を作れるんです」


吹雪「だからあの子達だって救えます。お願いします、だからあの子達をこちらに預けてもらえませんか?」


呂500「安価」


下1〜3高コンマ 呂500の台詞、行動他
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:37:24.86 ID:csDfSWmao
提督に指示を仰ぐ
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:38:05.70 ID:J4+DBKes0
怪しいから来られる人に可能な限り来るよう鎮守府に連絡
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:39:24.30 ID:lVCEzmWrO
>>810
819 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:47:47.47 ID:W9l4II8U0
呂500「これはもうろーちゃんが判断できませんって。提督に聞いてみますって」


吹雪「あの!司令官のことは言わないで下さい!」


伊14「なんで?それ言わないとどうしようも無いじゃん」


吹雪「でも!ダメなものはダメなんです!」


伊13「怪しい…です…」


吹雪「だって司令官は……司令官はぁ!」


伊401「まぁまぁ、吹雪の言う司令官のことは黙って報告してみてよ。提督なら何か知ってるかもしれないよ」


呂500「わかりましたって。皆んなは偵察をお願いしますって」
820 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:52:35.97 ID:W9l4II8U0
ーー

提督「……なるほどな」


呂500『提督はどう思いますかって。本当に吹雪があの子達を救えますかって』


龍驤「なぁ司令官、もしかしたらその吹雪って…」


提督「あぁ、俺もそう思っていた。見た目が深海棲艦のようだというのが気になるが、例の男の吹雪の可能性がある」


龍驤「そうしたらその子らを救えるって話もわかるんよな」


提督「なら呂500。こちらからの質問を吹雪にしてみてくれ」


呂500『了解ですって!』
821 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 20:55:21.02 ID:W9l4II8U0
伊401「ろーちゃん、了解ってことは何か答えは出たの?」


呂500「はい!吹雪に提督からの質問があるんですって!」


吹雪「なんですか?答えられるものなら答えます」


伊13「答えられない質問なら…どうするの…」


吹雪「…その時は別の質問をして下さい」


伊14「答えられる質問が無いってオチじゃないの?」


吹雪「そんなことはありません!」


呂500「じゃあ質問しますって。えっと…安価」


下1〜3高コンマ 提督の質問内容等
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:58:07.69 ID:J4+DBKes0
施術に副作用や危険性があるかどうか
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/06/13(水) 20:58:22.92 ID:YyCC/gHlO
まどろっこしい話は無しだ
君の提督に合わせてもらえるかな?
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:59:10.96 ID:+Wc8UckkO
君の司令官は、昔は艦娘を救おうとする何処かの組織のトップだったんじゃないかな?
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 20:59:51.43 ID:ui9SICRO0
司令官に白血病の手術痕はあるか?
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/13(水) 21:00:08.76 ID:IJ1KeNUl0
単刀直入に聞こう、君は組織の元トップだった男の所の吹雪だな?
827 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:07:56.02 ID:W9l4II8U0
呂500「君の司令官は、昔は艦娘を救おうとする何処かの組織のトップだったんじゃないかな?…ですって」


吹雪「!!」


呂500「ろーちゃんにはなんの事かわかりませんって。でも吹雪の司令官のことは提督には言ってませんって」


伊13「それなのに司令官のことを…知ってたってことは…」


伊14「やっぱり何か知ってたんだね」


伊401「吹雪、なんて答えるの?」


吹雪「そこまで知ってるなら……そういうことなんですよね…」


吹雪「わかりました、司令官のことを伝えて下さい。そして質問に対する答えは、その通りです……と」


呂500「わかりましたって」
828 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:11:48.11 ID:W9l4II8U0
ーー


提督「やはりそうだったか…」


龍驤「例の男は国内を逃げ回ってるんやんな?たまたまあの拠点の近くにおっただけなんかな?」


提督「わからないが、その男なら酷い状態だという彼女達を救えるかもしれない」


龍驤「ほな任せてみよか…」


提督「例の男がどんな方法で治すのかも知りたいしな」
829 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:14:35.88 ID:W9l4II8U0
ーー

呂500「提督から返事が来ましたって。あの子達を頼みますって」


吹雪「わかりました、任せて下さい!」


呂500「でも、私達が一緒に行くことが条件ですって」


吹雪「それは……」


伊401「提督は司令官のことを知ってたんだよ?だから敵じゃないって!」


伊13「貴女達が何処に居るのかも…喋りません…」


伊14「こう見えて口は堅いんだから!」


吹雪「……わかりました、その条件を飲みます。皆さん、ついてきて下さい」
830 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:19:31.96 ID:W9l4II8U0
ーー某所


伊13「こんな洞窟に拠点があるなんて…」


伊401「ここだとレーダーに映らないし、電波も届かないね」


伊14「誰かが入ってきてもわかるしね」


呂500「でも逃げ道がありませんって」


吹雪「それは大丈夫です。私、沈んだ影響なのか、この姿になったからなのかはわかりませんが、練度が元の倍になったんです」


伊13「倍……!」


伊401「元々改二だとしたら…限界突破してるよ…」


呂500「凄く強いんですって…」


吹雪「…ここです。司令官、艦娘さん達を連れてきました」


下1〜3高コンマ 男の見た目やその他特徴等
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:22:02.05 ID:GNn9IG2M0
長身痩躯、電動車椅子に乗っている
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:22:36.85 ID:ui9SICRO0
あまりに印書に残らなさすぎる、次の瞬間には忘れてしまいそうな風貌
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:22:46.79 ID:wgQM/vHvO
中肉中背で特徴がないのが特徴的な男
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:25:55.96 ID:ui9SICRO0
>>832
印書→印象
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:26:05.38 ID:+Wc8UckkO
刹那で忘れちゃった
まぁいいかあんな男
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:30:19.32 ID:J4+DBKes0
>>835
おいあんた!ふざけたこと言ってんじゃ…
837 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:30:51.68 ID:W9l4II8U0
男「話しに聞いた通りの人数だ。よし、入ってきてくれたまえ」


伊14「ねぇ姉貴、あの男の人ってさ…」ヒソヒソ


伊13「印書に残らなくて…すぐ忘れちゃそうな感じだね…」ヒソヒソ


伊14「本当に、どこにでもいるような男の人だよね…」


男「さて、潜水艦の人達は待たせてしまうが、まずはこの子達からだ」


「あの…」


「私達は本当に助かるんですか?」


「私なんて体の半分肉が無いのに…」


男「大丈夫だ、こっちに任せて」
838 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:36:42.37 ID:W9l4II8U0
ーー

呂500「そんなにすぐわかるんですかって?」


男「血液を採取できればデータは問題無い。あとはどれくらい時間がかかるかだね」


伊401「長くてどれくらいなんですか?」


男「それは補う部位による。腕なら成長するのを待たないといけないし、内臓なら手術が必要になる」


吹雪「私の時は全部で一週間くらいでしたね」


男「そうだね、それくらいだったね」


呂500「ねぇ、この子達は本当に治るんですかって?嘘言ってませんかって」


男「安価」


下1〜3高コンマ 男の台詞、行動他
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:38:26.06 ID:csDfSWmao
大丈夫だ、大丈夫
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/13(水) 21:40:00.42 ID:IJ1KeNUl0
こんな時に嘘を吐く理由は無いよ…まぁ信じられないのも無理はないがね(苦笑)
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 21:44:25.41 ID:zgdx9F+C0
↑+まぁ、強烈な痛みがあるからそれに耐えて、治ったあとも暫く痒いけどね
842 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:50:52.06 ID:W9l4II8U0
男「こんな時に嘘を吐く理由は無いよ…まぁ信じられないのも無理はないがね」


呂500「当たり前ですって。その子達は生きるのも辛いって言ってました。無駄に生かすんだったら…」


男「なるほど、それが君達の提督の考え方なんだね。役に立たないものは処分してしまえと」


呂500「違います!ろーちゃんはそんなこと言ってませんって!」


男「意味は一緒じゃないかい?欠陥品はいらないという考え方だろう?」


男「昔似たような考えの艦娘が居たんだ。彼女の技術は素晴らしいものだったけど、考え方がこちらとまるで違っていたんだ。君達の提督もそういうことなんだ」


伊401「……違います!私の話を聞いて下さい!」
843 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 21:54:19.27 ID:W9l4II8U0
ーー

吹雪「そんな鎮守府があるなんて…」


伊401「嘘じゃありません!あの鎮守府では龍驤さんも瑞鶴さんも、皆んな支え合って生きてるんです!」


伊14「ちなみに私はアル中だよ!」


伊13「私は…潔癖症です」


呂500「ろーちゃんは体と心を怪我してましたって」


伊401「私も心を少し病気してたの。でも皆んな明るく、助け合って生きてるの!」


伊401「だから提督のことは悪く言わないで下さい!私にとって一番大切な人なんです!」


男「安価」


下1〜3高コンマ 男の台詞、行動他
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/13(水) 21:58:18.89 ID:IJ1KeNUl0
成る程、君達はあの鬼畜カニバ鎮守府と噂されているあの鎮守府の……噂など当てにならないものだな
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:01:34.68 ID:3reXz9AD0
私は、足りないものなら作ってしまえばいいと思っていたし、それを実現させた。
だが君たちは全く別のやり方でそれを補っている、ということかな。
君たちの提督と鎮守府の認識を改めねばならないようだ…興味深いものだね
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:05:29.19 ID:+Wc8UckkO
>>844+君達のような艦娘にここまで慕われるような提督ならば信じてみても良いかもしれないね
847 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 22:20:28.85 ID:ReH1h5lkO
男「成る程、君達はあの鬼畜カニバエロ鎮守府と噂されているあの鎮守府の……噂など当てにならないものだな」


伊401「貴方もその噂を知ってたんですね…」


吹雪「結構有名な噂ですよ。鬼畜提督って言えば話しは通じます」


呂500「提督……」


男「こっちは足りないのなら作ってしまえばいいと思っていたし、それを実現させた。だが君たちは全く別のやり方でそれを補っている…ということか」


吹雪「全部の鎮守府がそうなったら素敵ですね…」


男「こんな知識や技術なんか必要無くなるな」
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:21:13.25 ID:GpzwK3Dmo
カニバエロって字面の火力がヤバイ
849 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 22:33:48.31 ID:ReH1h5lkO
伊13「ねえ…このことを龍驤さんに教えてたら…」


伊401、呂500「「多分やらないよ」ませんって」


伊14「なんで即答できるの?」


伊401「龍驤さんは受け入れたというか…うーんなんて言うか…」


呂500「とにかく、龍驤さんはやらないと思いますって」


吹雪「そんなに言い切れるだなんて…なんで…」


男「……君達、鎮守府の番号はわかるかい?」


伊401「ここって通信できるの?」


男「特殊な装置を使えば少しの時間なら可能だ。その龍驤さんと話がしたい」


呂500「…わかりましたって」


下1〜3高コンマ 龍驤の台詞や言ったこと等を
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:37:46.07 ID:ZVWqcplv0
あの娘を助けようとした決意も 助けられなかった無力感も全部うちのもんや 治せるからってホイホイ治せるか
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:40:34.34 ID:J4+DBKes0
龍驤はそのままでいいけど提督は直してほしいと電話口で喧嘩勃発
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:41:56.25 ID:csDfSWmao
ウチはもうこっちの提督に治して貰ってる途中やしな!
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 22:42:16.06 ID:ui9SICRO0
『足りない』という事をあらゆる可能性があるという意味でも理解してほしい
治したいという希望のある者がいれば治してほしい
854 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 22:58:09.01 ID:ReH1h5lkO
ーー

男「……」


吹雪「どうしたんですか司令官?」


男「なんだか電話の向こうで喧嘩しているようなんだが…」


伊401「ええ?提督と龍驤さんが喧嘩してるの?」


男「龍驤さんは君達の言う通りいらないと言った。だが提督の方は治して欲しいそうだ」


呂500「提督が…」


男「君達が話した方がうまくまとまるだろう。ほら、通信をかわろう」


呂500「ろーちゃんが話しますって!かわって下さい!」


下1〜3高コンマ 電話の向こう側、提督と龍驤の様子やその他起こっていたこと等
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:02:16.90 ID:zgdx9F+C0
泣きながら提督のわからず屋と叫ぶ龍驤
どんな格好だろうと愛するけど、その愛する人にやっぱり五体満足にいてもらいたいと諭す提督
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:10:41.48 ID:csDfSWmao
腕足を失ってからの時間を否定すんのか!と龍驤激昂
欠損だからお前を愛したと思っているのか!と提督つい返す
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:14:26.18 ID:d+OA0Syk0
今の現実を受け入れると言う龍驤にそれでは駄目だと諭す提督
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:15:42.08 ID:OF2/nAe5o
提督「あの子の事と現状の体の事は別で考えるんだ」
859 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 23:32:39.17 ID:ReH1h5lkO
龍驤「なんでや!なんでわがっでぐれへんのぉ!!」ボロボロ


提督「俺はどんな姿であれ龍驤を愛すると誓った。だがその愛する人にやっぱり五体満足にいてもらいたいんだ!」


龍驤「ほなウチの腕と脚が無ぐなっでがらの時間は嫌やっだっでごどやな!」


提督「そうは言ってないだろう!」


龍驤「ぞういうごどになるやん!!」


漣「あの〜…聞こえますか…見事に修羅場ってるので…早く帰ってきて…下さい…」


龍驤「司令官のわがらずや!!そんな人やど思わんがっだ!!」


提督「だからそうじゃないと……!」
860 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 23:35:47.86 ID:ReH1h5lkO
ーー


呂500「うん、早く帰りましょうって」


伊401「あんなに言い争ってる二人なんて初めてかも…」


伊13「ずっと…仲は良さそうだったもんね…」


男「提督さんには申し訳ないと伝えて下さい。こちらが余計なことを言ってしまったせいで喧嘩してしまったようですし」


吹雪「私からも謝ります」


伊14「そう伝えておくけど、話聞いてくれるかな」


呂500「だから急いで帰りますって!」
861 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 23:38:59.28 ID:ReH1h5lkO
男「あの子達のことは大丈夫だ。必ず助けてみせる」


吹雪「心配しないで下さい!」


伊401「また少し時間を空けてまたここに来ますね」


伊13「さようなら…」


呂500「急速潜航!いきますって!」


伊14「ちょっと待ってって〜!」


下1〜3高コンマ 鎮守府の様子や提督と龍驤の状態等
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/13(水) 23:40:40.27 ID:IJ1KeNUl0
喧嘩通り越してイチャコラしてる二人に、潜水艦娘全員の総ツッコミ炸裂
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:42:11.70 ID:W3tFPy77O
>>1の望む展開を書いて下さい
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:45:13.80 ID:9+ModUmZO
龍驤を朝霜が慰めてる
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/13(水) 23:51:41.63 ID:ui9SICRO0
有っても無くても気持ちさえ変わらなければそれで良いだろと天城が腕組みをしながら会話に入り込んでくる
866 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/13(水) 23:58:20.77 ID:ReH1h5lkO
ーー


呂500「大急ぎで帰ってきましたって!」ダダダッ


伊401「とりあえず執務室に…!」ガチャ


漣「だからですね…ご主人様…言い方という…ものがあるんですよ…」


提督「しかし…」


漣「なぜ結論を…最初に言うんですか…そこは…ちゃんと理由が…先でしょう…」


提督「…そうだったのか……」


漣「乙女心が…わかってない…」


伊14「提督ただいま!こっちは損害無しだよ!」


伊13「あの…それより龍驤さんは…」


漣「龍驤さんは…部屋に帰りました…なので…お願いします…」


漣「ご主人様は…漣がキツく…絞っておきますゆえ…」


呂500「ならお任せしますって!」
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