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【艦これ】龍驤「足りないもの」その10【安価】

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69 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/03(日) 23:56:15.77 ID:FjnZOT/r0
10スレ目もよろしくお願いします


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/03(日) 23:57:28.92 ID:jRF2eOzj0
おつおつ
百合百合してきたね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 00:00:11.53 ID:w+9SWTM80
おつ
上でも上がってたけど、そろそろ例の組織と決着を付ける頃合いだと思うの
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 00:54:32.95 ID:eQKo33US0
朝霜「あぁ、そろそろ例の男の尻尾くらいは掴みたいぜ!」
レ級「ソノ男ニモ尻尾ガアルノカ!?」
龍驤「ちゃうねんちゃうねん」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 02:00:53.95 ID:wJ31MXdpo
たましっぽをどうぞ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 07:36:01.42 ID:MkZuceYMO
いつぞやの前スレで

「例の組織の目的は障害者を無くして健常者にすることで、そのための実験をしてるんじゃないか?」

なんて考察がされてたけど、だったらむしろ例の組織はこの鎮守府と敵対するより自分サイドに取り込もうとしてくるんじゃないかな?
島風提督に取り入ったり島風を誘拐しようとした理由が実験材料の確保の為ならば、いろんな症状の欠損艦娘が揃っていて、向こうからそういう艦娘が来てくれるこの鎮守府は喉から手が出るほど欲しいだろうし、
この鎮守府には何度か自分達の計画を邪魔されてるけど、見方を変えればそれだけ優秀な艦娘揃いってことだし。
だったら昔の明石のように「あなた達の艦娘達の治療に協力させて欲しい」とか「彼女達の様な艦娘を助けたいんです」なんて言いながら取り入って来てもなんの不思議もないと思う。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 11:05:34.93 ID:JkJ4ztlk0
比叡が比叡から逃げている…だと…!?
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 12:35:25.45 ID:0N+fwVotO
コンマ神は言っている、まだ例の組織をだす運命ではないと――
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 18:07:35.88 ID:sqrzV11oO
例の組織と決着する時が最終回になる?
78 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 19:15:32.01 ID:gA6aPeM20
ーー


レ級「あ〜あ、暇だ…暁は用事だって言うし、駆逐古姫…クキはギソクの調整…」


レ級「今まではどっちかと過ごしてたってのに…」


レ級「ま、アタシを取り合って喧嘩されるよりマシか。暁とクキはどっちも譲らないしな」


レ級「たまには鎮守府をブラブラしてみるか〜」


下1〜3高コンマ レ級の行き先やその他起こったこと等
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:17:38.36 ID:KALbzicvo
医師の部屋
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:19:58.87 ID:ya/P0Fu+o
食堂とか
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:20:43.34 ID:0N+fwVotO
空母ヲ級、捕獲した
82 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 19:29:28.26 ID:gA6aPeM20
ーー食堂


レ級「とりあえずここで時間潰すか〜」


潮「……」


レ級「あ!アイツはえっと……乳デカじゃなくて…パイズリ女でも無くて…」


潮「…潮です」


レ級「そうそう!ってアタシの独り言聞こえてたのか」


潮「レ級さん声大きいんです…それよりパイズリって…」


レ級「なんか漣がそんな事を言ってたぞ」


潮「漣ちゃん…」
83 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 19:33:56.50 ID:gA6aPeM20
レ級「ここで一人で居るなんて珍しいな。大体の奴は二人とかで食ってるぞ?」


潮「だって…皆さん忙しそうだったので…」


レ級「ならアタシが付き合ってやる!今日はちょうど暇なんだ」


潮「えぇ…」


レ級「なんでそんなに嫌がるんだ?」


潮「レ級さんって…怖そうだから…」


レ級「アタシのどこが怖いんだ?駆逐艦の彼女が居るんだぞ?」


潮「うぅ…わかりました…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:35:46.65 ID:jOvrK80g0
珍しい組み合わせやなぁと言って昼食を持ってきて一緒のテーブルに座る黒潮
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:35:56.68 ID:Wam4EXxYO
レ級「戦艦になれるんだってな。飯食い終わったら一戦やらねぇかい?」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:41:15.98 ID:0N+fwVotO
川内合流
87 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 19:46:01.71 ID:gA6aPeM20
川内「やぁ、珍しい組み合わせだね」


潮「川内さん!!」


レ級「お〜ここで潮の救いのヒーロー登場か」


川内「そんな大袈裟なもんじゃないって。あの時潮を見つけたのはたまたまなんだからさ」


潮「でも!あの時川内さんが私を拾ってくれなかったら…!」


川内「はいはい、十分感謝してくれてるのはわかったから。それよりさ、一緒にご飯食べようよ」


潮「はい!」


レ級「アタシの時とこんなにも表情が違うもんか…」
88 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 19:49:33.60 ID:gA6aPeM20
ーー

川内「……なるほどねぇ、レ級が暇してたんだ」モグモグ


レ級「今までどっちかと一緒だったからな。それでブラブラしてたら潮が目に入った」


潮「私は川内さんに会えて嬉しいです!」


川内「そんな大袈裟だよ。同じ鎮守府だから毎日会えるでしょ?」


潮「会えない時もあります!だからこうやって会えて幸せです!」


レ級「ほんとに潮は川内が好きなんだな。ちょうどいいから二人は付き合ったらどうだ?」


潮、川内「安価」


下1〜3高コンマ どちらかの台詞、行動他
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:52:07.02 ID:jOvrK80g0
潮「いや、そういうのではないんですけれど……」
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:52:19.92 ID:itQWXLpoO
なんかそういうのとは違うんですよね…
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 19:52:25.53 ID:aiOzTjW9O

それはちょっと...
92 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 20:04:43.29 ID:gA6aPeM20
潮「なんかそういうのとは違うんですよね…」


川内「そうそう、潮が私に持ってる感情って先輩への憧れ〜みたいな感じだよね?」


潮「そうです!そんな感じです!」


レ級「うーーん…好意は好きと一緒じゃないのか?」


川内「レ級には難しいか……あ、葛城と龍驤さんって恋人じゃないけど仲いいでしょ?あんな感じ」


レ級「葛城と龍驤も恋人じゃなかったのか?この前寝てる龍驤を葛城が舐めてたと思うぞ」


潮「ひぇ…」


川内「葛城、なにしてんの…」
93 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 20:08:22.08 ID:gA6aPeM20
潮「あの、それは…どこを舐めていたんですか?」


レ級「詳しくは見てないけど、ペチャペチャ舐める音はしてたし、葛城が龍驤に覆い被さってた」


川内「……これはちょっと問い詰めないといけないかもね」


レ級「ん…アタシは余計な事を言ったのか?」


川内「そんな事ないよ。むしろ有難かったね」


潮「なんでここの人達って…人前でエッチな事ができるんですか…」


川内「それは色々理由はあると思うけど、やっぱり龍驤さん達を見てるからかな」


レ級「龍驤と提督はたまに昼からヤってるからな」


川内「それもあるけど、他の理由もあると思うよ」
94 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 20:12:09.25 ID:gA6aPeM20
潮「他の理由?」


川内「レ級はギリギリ知ってるんじゃない?北上とか龍驤さんがさ、医務室とか自室で叫んでたじゃん?」


レ級「あぁあれか。最初は何事かと思ったぞ」


川内「あれって精神的におかしくなってた時でさ、言ってみれば一番恥ずかしい姿じゃない?」


潮「その姿を見慣れてるから、エッチなことは別に…って話ですか?」


川内「私はそう考えてるんだけど、どう?」


レ級「あまり理解はできないが、アタシが一番恥ずかしいのを見られてるなら、二番目に恥ずかしいのを見られても問題は無い」


潮「わかるような…わからないような…」


川内「ここにはそういう事情があるってことだよ〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:13:42.94 ID:nlRDtpzMO
例の組織から逃げてきた艦娘が鎮守府に助けを求めてくる
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:14:09.24 ID:sHjyJ9Aa0
彫刻のような肉体を見せつける提督
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:16:19.62 ID:llUYk4UXo
レ級の尻尾が生えかけて来ていることに暁が気づく
98 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 20:34:26.80 ID:gA6aPeM20
ーー


「う…うぐ………助けて……」


「誰か……誰でもいいから…」


「あ……鎮守府が…ある………」


「助かっ……た……」バタッ


憲兵「……ん、あれは……」


憲兵「……おい大丈夫か!しっかりしろ!おい!」
99 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 20:37:01.68 ID:gA6aPeM20
ーー

提督「…鎮守府の前に倒れていた艦娘か」


龍驤「憲兵さんによると、例の組織から逃げてきたらしいねん」


提督「色々と話を聞きたいが、状態はどうだ?」


龍驤「先生にちょっとやったらええって言われてるよ」


提督「…よし、話を聞こうじゃないか」


下1〜3高コンマ 逃げ出してきた艦娘とは?何か特徴があっても可
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:37:23.64 ID:xq+Ngw9do
片目潰れショートヘア由良
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:37:26.81 ID:itQWXLpoO
もがみん
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:38:02.03 ID:Wam4EXxYO
時雨
生えてる
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:38:08.72 ID:cmVaetaMO


凄腕のメカニックでもありプログラマーでもある
趣味はバイク
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:38:33.43 ID:w+9SWTM80
両目が潰され両手の無い扶桑
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:40:29.05 ID:50zCsuGbo
はやすな(先制爆撃)
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:46:00.44 ID:cmVaetaMO
いや可哀想だから生やしてやれよ
千切れたままなんだろ?
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:54:53.40 ID:iOHYWBMy0
102の時雨生えてるのことなら多分、時雨に股間の紳士が生えてるってことなんでしょ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 20:56:27.91 ID:cmVaetaMO
そっちか、ゴメン
レ級の尻尾のことかと思った
109 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 21:51:02.30 ID:gA6aPeM20
最上「はぁ…はぁ……」


提督「最上、大丈夫か?」


最上「うん…助けてくれて…ありが…とう…」


龍驤「色々聞きたいことはあるけど…なんでここに助けを求めたんや?」


最上「必死に逃げて…走って…たどり着いたのが…ここだったんだ…」


龍驤「偶然来たっちゅうことか…」


提督「キミはどこかの鎮守府所属だったのかい?」


最上「ううん…違うよ…」
110 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 21:57:19.49 ID:gA6aPeM20
最上「ボクはあの組織で…チューナー…調整役で…」


龍驤「なんや?なんの話をしてるんや?」


最上「提督……あの人を…あの組織を…止めて…」


提督「最上?」


最上「あの人達が…やろうとしてることは…禁忌の…」


最上「ぅぐっ……!ゲホ、ゲホッ!」ビシャッ


龍驤「最上!先生、血が!」


千歳「しっかりして!もう喋らなくていいから!」


最上「ダメだよ…ボクはそんな考えじゃ…なかったのに…」


最上「ボクは…ただ……ぅべっ」ゴポッ


千歳「もう喋っちゃダメ!お願いだから!」


最上「はぁ……はぁっ……」



下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 21:59:39.68 ID:jOvrK80g0
葛城
タンスが二重底になっているのを発見
みてみると『神風の、つくってしまった〜!マル秘ノート!』とか書かれたノートと前に見つけた設計図から作られたと思われるアタッチメントをみつける
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:00:53.26 ID:wD9+6vs2O
知らない重巡(航巡)に加古発狂
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:00:54.91 ID:ya/P0Fu+o
最上をできる限り治療
114 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 22:13:08.01 ID:gA6aPeM20
ーー


提督「…先生、最上はどうですか?」


医者「できる限りの治療はしました。後は最上さんの生命力頼みです」


提督「そうですか…」


龍驤「この最上は気になることだらけや。なんとかして話は聞きたいな」


提督「そうだな、なんとか元気になってもらって、幹部さんに報告を…」


龍驤「司令官、それやけど幹部さんにはまだ黙っといてもらえる?」


提督「…どうしてだ?」


龍驤「ちょっと考えてることがあるねん」
115 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 22:19:08.83 ID:gA6aPeM20
龍驤「なんでもかんでも幹部さんに報告するのは、ウチらにとって良くないんと違うんかな?」


提督「…幹部さんを疑っているのか?」


龍驤「正確には幹部さんのその上や。あの人も大本営のトップっちゅうわけと違うからな」


提督「幹部さんは深海棲艦との平和的解決を望む組織のトップだ。だが龍驤の言う通り大本営のトップでは無い」


龍驤「もっと言うんやったら幹部さんは支店長みたいなもんや」


龍驤「司令官、ウチらはとんでもない相手と喧嘩しようとしとる。だから皆んなを危険な目に合わせる確率は少なくしたいねん」


龍驤「もちろんずっと秘密にするわけやないよ。ただ、今すぐに教える必要は無いんと違う?」


提督「…わかった、幹部さんへの連絡は考えておこう」


龍驤「あとは最上が持ち直してくれるのを待つだけや…元気になってな…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:21:04.19 ID:llUYk4UXo
組織のナンバーツーの艦娘が明らかに
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:21:14.43 ID:w+9SWTM80
例の組織の件のサイボーグ兵が大挙して鎮守府に襲来
射程に入られるまで残り30分
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/06/04(月) 22:21:24.19 ID:wk/8UR8S0
最上の容態が急変するも、懸命の処置によって何とか持ち直す
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:22:08.38 ID:jOvrK80g0
憲兵さんが提督に「夕雲と幹部さんがきています」と報告にくる
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:22:32.29 ID:xq+Ngw9do
最上復活(特に後遺症もない)
色々聴取
121 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 22:40:39.57 ID:gA6aPeM20
ーー


神通「提督!大変です!」


提督「そんなに慌ててどうしたんだ?」


神通「川内姉さんから緊急通信です!」


川内『提督!例の傀儡?要はサイボーグ的な奴が鎮守府に向かってるっぽいよ!』


提督「なんだと!?」


川内『多分最上を回収しようとしてるんだろうね。あと三十分もしたら攻撃されるよ!』


提督「…勝てそうか?」


川内『無理!あんな大群で攻めてこられたら私達全滅だよ!』


提督「全滅…!」

122 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 22:44:54.42 ID:gA6aPeM20
川内『コイツらの動き見てるとさ、なんかに向かって行ってるんだよね。もしかしたら最上に発信機か何か埋め込まれてない?』


提督「発信機…」


川内『最上が動かせないなら、なんとかして取り出すしか無いよ!以上、私はコイツらを監視してるから!』


提督「……先生、最上を調べてみてくれませんか?」


医者「わかりました」


龍驤「司令官、緊急放送しとこか。万が一それがここに来たら…」


提督「そうだな、頼む。動ける奴はもう行動するように知らせてくれ」


龍驤「了解やで!」


下1〜3高コンマ 最上に発信機はあった?あった場合その場合や、取り出せたか等も
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:46:49.99 ID:llUYk4UXo
あった
このコンマが奇数なら取り出せる
偶数なら時間かかる
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:47:20.76 ID:2+O29a36O
取り出した発振器は朝霜が掴んで危険海域へ持っていく
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:52:44.46 ID:ya/P0Fu+o
取り出して破壊するとサイボーグが目標を見失ったように動き出す
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 22:53:17.55 ID:jswqzil8O
発信器発見

適当な艦載機に取り付けて海に向かわせる
127 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:01:20.62 ID:gA6aPeM20
ーー

医者「……あった、これだ!」


千歳「機械に反応があった時はまさかこんな場所に…って思ったけど…」


医者「最上さんに失礼かもしれないがここでよかった。もし内臓の内側だったりしたら、切開している時間は無かった」


千歳「最上ちゃん……自分の下半身に細工されてたことは知ってたのかしら」


医者「多分…知らなかっただろうね。こんな奥に小さな発信機なんて、気付くきっかけがない」


千歳「…とにかく早くこの発信機を何処かに持っていかないと!」
128 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:06:20.79 ID:gA6aPeM20
朝霜「おーおー、乙女の股にそんなもん突っ込んでやがったのか」


千歳「朝霜!?」


医者「君は……」


朝霜「あたいのことは聞いてんだろ?それ、寄越せ」


千歳「……貴女正気!?相手は人でも艦娘でも無いのよ!?」


朝霜「特務艦として命令する。その発信機をこっちに渡せ」


千歳「貴女……!!」


朝霜「聞こえなかったか千歳。早くしろ」


千歳「……もう!」スッ


朝霜「おっ、サンキュー」パシッ
129 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:10:14.67 ID:gA6aPeM20
医者「君は勝つ自信があるのかい?」


朝霜「ん?ねーよ」


千歳「だったらなんで!」


朝霜「司令とここの奴らの為だ。誰かが犠牲にならねぇ限りアイツらは退けられねぇ」


医者「君は死にに行くというのかい!?」


朝霜「どうだろうな。アイツらが予想より弱かったら全員ブチのめして終わりだ」


千歳「そんなの…!」


朝霜「いいから後は任せろって。絶対この鎮守府には近付けさせねぇよ」ダダダッ


千歳「あぁ!朝霜っ!」
130 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:17:42.01 ID:gA6aPeM20
ーー

朝霜「お……見えてきたな。アレがそうか」


ザッザッザッザッ


朝霜「うじゃうじゃいやがる…何匹いるかわかんねぇなこりゃ」


朝霜「……あたいは何人死なせちまったっけなぁ」


朝霜「ごめんな、あたいに力が無かったから助けられなくて」


朝霜「お前らの名前はピアスにして身体に刻んだけどよ、やっぱりこれってあたいの勝手だよな」


朝霜「勝手ついでにさ…一つお願い聞いてくれよ」


朝霜「あたいに……力を貸してくれ」


朝霜「司令を、ここの皆んなを守りたいんだ」


朝霜「ここにいる奴らは全員凄ぇんだ。ハンディキャップなんか無ぇみてぇに明るく過ごしてやがる」


朝霜「こんな最低の奴らは……世界の宝だ。死なせるわけにはいかねぇ」


ザッザッザッザッ


朝霜「……行くぞっ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったこと等
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:18:56.24 ID:jOvrK80g0
葛城
例の設計図の奴から使ったアタッチメントを明石に無理やり作ってもらい、朝霜に加勢
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:19:27.96 ID:ya/P0Fu+o
全部ブチのめしたからご褒美くれ!
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:19:50.54 ID:Tsi0oGOu0
洗脳改造された二十一駆が鎮守府襲来
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:20:06.65 ID:jswqzil8O
サイボーグの頭部を攻撃するとあっさり無力化出来る

実はサイボーグには艦娘や深海悽艦、果ては人間の脳が使用されていた
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:21:11.55 ID:xq+Ngw9do
特務艦ズ「助太刀いたす!」
136 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:32:58.33 ID:gA6aPeM20
ーー

ズズズ……


提督「音が……止んだ…」


龍驤「ということは朝霜が勝ったんか、それとも……」


提督「…音が止んで朝霜から連絡が無ければ、急いで逃げるように朝霜は言った」


龍驤「まだわからん!もう少し待ってみよ!」


提督「…あぁ」


龍驤「大丈夫や、深海棲艦の鬼や姫を素手でやる奴なんや!こんな所で…死ぬはず無いんや…」
137 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:42:33.97 ID:gA6aPeM20
提督「……もうそろそろ…」


龍驤「あかん!まだ待つんや!」


提督「龍驤……」


龍驤「アイツは…司令官を取ろうとした奴なんや!そんな簡単にくたばる奴やない!」


提督「…………」


ガチャ


龍驤「朝霜か!!」


朝霜「しれぇ……」ぬちゃっ


龍驤「ひっ……!!全員…血塗れ…!!」


提督「朝霜、意識はあるのか!?」


朝霜「し…しれぇ……」フラフラ


提督「しっかりしろ朝霜!!」ギュッ
138 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:46:41.35 ID:gA6aPeM20
朝霜「…全部ブチのめしたからご褒美くれ!」


龍驤「へ…」


提督「お前……この血は返り血か?」


朝霜「へへへっ、あたいがヘマすると思ってたのかよ?」


龍驤「よ、よかったわぁ…」ヘナヘナ


提督「怪我は無いのか?」


朝霜「流石に無傷ってわけじゃなかったけどよ、とりあえずおねだりできるくらいには元気だぜ!」


提督「そうか……ありがとう朝霜」


朝霜「礼はいらねぇよ!それよりご褒美くれよ、司令!」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞、行動他
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:47:56.80 ID:d5NA0sXDO
全力ハグからのベアハッグ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:48:19.65 ID:iOHYWBMy0
何が欲しいんだ?俺ができる範囲ならなんとかするぞ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:49:01.62 ID:dTBEJr+mO
無言のパロ・スペシャル
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:49:05.11 ID:xq+Ngw9do
心配させやがって……!(きつーく抱きしめ)
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/04(月) 23:50:51.54 ID:2+O29a36O
これは最高のご褒美
144 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/04(月) 23:55:40.45 ID:gA6aPeM20
提督「……仕方ない」


朝霜「へへへ…楽しみだ……」


提督「……」ギュッ


朝霜「なんだ…抱きしめてくれるだけか…?」


提督「……」ギリッ


朝霜「ん……」


提督「……」ギリギリッ


朝霜「はぁっ……強っ……」
145 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 00:00:27.86 ID:lxfRN6Do0
提督「…まだ大丈夫か?」ギリギリ


朝霜「あっあっあっ…もっと…」


提督「限界なら言えよ……」ギリギリッ


朝霜「ぁ………ぐ…」


朝霜「司令…やっぱりアンタ…最高……」ガクッ


提督「…朝霜?」


朝霜「」ブルブル


龍驤「気絶しながら絶頂しとる…」


提督「すまない龍驤。だがこればっかりは褒美をやらないといけないだろう」


龍驤「ええよ、これくらいやったら。朝霜…生きててよかったわ…」


提督「また、朝霜に借りができてしまったか…」


ーー
146 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 00:01:16.75 ID:lxfRN6Do0
朝霜は強い
最上はこのまま仲間になるのでしょうか


引き続きネタ、コメントはお待ちしてます
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 00:03:18.57 ID:qzYOgiAeO


朝霜の強さが有頂天でとどまるところを知らない
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 00:07:07.77 ID:ni2GYsbho
乙です

今回一番重要なこと
もがみん、生えてなかった
幹部さんは黒幕化してしまうのだろうか………
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 03:00:28.15 ID:uOuG2Jj10
世の中、白か黒かだけじゃ回らないしね…
幹部さんは灰色だと信じてる(白寄りだとモアベター)
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 03:39:34.16 ID:KcsxgLni0
こっち側が黙ってても特務艦経由でどうせ筒抜けやろ
朝霜がどういう思惑で動くかはあるにせよ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 06:15:46.75 ID:ZGV2saZGO
まあ朝霜自体は提督側についてるようなもんだから心配はいらないハズ
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 07:31:49.77 ID:rPd0BW8PO
そろそろアンドロイドの発展改良型が出てきそう
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 08:43:52.92 ID:xFK6EtMP0
朝霜血塗れだったんだよね?

白い軍服が真っ赤に染まるね
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 11:59:27.18 ID:97bMXj5G0
最上はチューナーなのか…

チューナー以外の素材を用意しないと(デュエル脳)
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/06/05(火) 14:33:40.15 ID:WVVbbrgrO
>>103といい上といい、決闘者が紛れ込んでいますね…
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 18:42:31.69 ID:8EDmnoFHO
組織側にいる艦娘って出たことあったっけ?
夕雲は末端の末端みたいだったし
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 19:16:20.73 ID:Fa1WFBSkO
朝霜が幸せそうでなにより
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 19:19:36.53 ID:FucUM7b00
整備士と連絡を取っていた前の明石くらいかしらね?
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/06/05(火) 19:27:25.37 ID:RCTCBmjWO
病院で島風を誘拐しようとした駆逐艦たちもいるな
160 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:34:48.63 ID:6SgHAVALO
ーー

提督「…最上、何があったのか語ってくれるか?」


最上「うん……ボクが知ってることは全部話すよ」


龍驤「辛いかもしれんけど、ウチらも知りたいんや」


最上「……あれはどれくらい前だったかなぁ…」


最上「その日はね、ボクは休みで仲の良かった時雨と出かけてたんだ」
161 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:37:03.76 ID:6SgHAVALO
最上「久しぶりの休日だったからね。二人で目一杯遊んだんだ」


最上「そして最後はゆっくり帰ろうってことで水上バスで帰ることにしたんだ」


最上「車内では時雨がすぐ寝ちゃったんだ。疲れてたんだろうね、ボクもウトウトしちゃってたんだ」


最上「そしたら……ボク達の船に深海棲艦の魚雷が直撃したんだ」


最上「ちょうどね、ボク達の真横に…………」


最上「時雨が窓際に座ってて……う、うぅ……」グスッ


提督「最上、無理はしなくていい」
162 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:42:37.78 ID:6SgHAVALO
最上「…ううん、続きを話すよ。その事件でボクは軽症だったんだ。普通なら大怪我をしてたんだろうけど…時雨が盾になったんだ」


最上「時雨はちょうどボクにもたれかかるように寝てたんだ。だからボクはほとんど怪我がなかった」


最上「じゃあボクの身代わりになってくれた時雨は…………」


最上「ひっ…ひっ………」グスグス


龍驤「最上……」


最上「ぐすっ……時雨は…酷い怪我だった…」
163 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:45:37.04 ID:6SgHAVALO
最上「右半身は大火傷で…腕と脚が…無くなってたんだ……」


最上「顔の半分も焼け爛れて…右目も………」


最上「このままだったら…永く生きられない程の火傷だって…時雨は…」


最上「提督も時雨を救おうとしてくれたけど…どうやってもダメだったみたい…」


最上「ボクはずっと後悔してたんだ。もしあの時一緒に出掛けなかったら…もしボクが窓際に座ってたら…」


最上「ボクはどうしても時雨を救いたかった。どんな手を使っても助けようとしたんだ」


最上「そんな時……あの組織がコンタクトを取ってきたんだ」
164 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:51:20.67 ID:lxfRN6Do0
最上「私達なら不可能を可能にできる。救えない命も救えるって」


最上「ボクは藁を掴む気持ちでその人達に会った。そしたら時雨を助けてくれるって言われたんだ」


最上「それだけじゃなくて、無くした腕と脚も生えてくるって。その話を聞いた時は夢じゃないかと思ったよ」


最上「時雨を助ける条件として、向こうは鎮守府を抜けることを要求してきた。だからボクは鎮守府を辞めたんだ」


最上「そしてボクはその組織に合流したんだ。時雨の治療の研究に使うからってボクの血も提供した」


最上「でも……そんなにうまい話は無かったんだよ」
165 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:54:52.98 ID:lxfRN6Do0
最上「奴らは時雨を助けるつもりなんて一つも無かった!」


最上「アイツらは変な研究ばっかりしてて、ボクの言うことなんて聞くそぶりも無かったんだよ!」


最上「逃げ出そうにも部屋の扉は開かないし、地下だったからどうにもできなかった」


最上「何もしない日が続いたと思ったら、今度は手錠をされて研究室に運ばれたんだ」


最上「ボクには傀儡の調整役になってもらう。ボクの血を使ったからそれが丁度いいんだって」


最上「何を言ってるのかわからなかったけど、それを見てびっくりしたよ」


最上「その傀儡は…ボクそっくりの体型をしてたんだ」
166 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 19:58:44.78 ID:lxfRN6Do0
最上「顔はのっぺら坊だったけど、輪郭は間違いなくボクだった」


最上「でもソイツらはまだ再現度が足りない。協力してもらうって言われてボクを裸にして……」


最上「そこから毎日血を取られて…いや、ずっと血は抜かれてたと思うな」


最上「多分ボクが逃げ出せないようにしたかったんだよね。血が少ないと激しい運動もできないし」


最上「アイツらは喜んでたよ、生身のチューナーがあれば傀儡の精度が違うって。データだけの時と段違いだって」


提督「まさかあれは艦娘の情報を使って作られてるのか…?」


龍驤「何が目的でそんなことをしとるんや…」
167 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 20:03:04.38 ID:lxfRN6Do0
最上「それなんだけど、アイツらの目的ってわかったかもしれないんだ」


龍驤「ほんまなんか?」


最上「これだけじゃないかもしれないけど、ボクが居た所がやろうとしてたことはわかるよ」


最上「アイツらは傀儡を売ろうとしてたみたいだね」


龍驤「売る?誰と商売するって言うんや?」


最上「……深海棲艦とじゃないかな」


龍驤「はぁ!?」


提督「何か根拠があってのことか?」


最上「提督、さっき言ったよね。ボク達の乗ってる船に深海棲艦の魚雷が直撃したって」
168 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2018/06/05(火) 20:07:38.71 ID:lxfRN6Do0
最上「ボクが深海棲艦にやられたって言わなかったのはなんでだと思う?」


龍驤「なんでって、意味が同じやからやろ?深海棲艦が撃った魚雷なんやし」


最上「違うんだ。あの時の魚雷は深海棲艦が撃ったものじゃなかったんだ」


最上「あの魚雷は……アイツらが撃ったんだ」


提督「人間が深海棲艦の魚雷を持っていたというのか!?」


最上「提督、持ってたとしたらどんなことが考えられる?」


提督「それは……」


最上「ボクはねあの組織は深海棲艦と取り引き、商売をしてたんじゃないかなって思うんだ」


龍驤「傀儡が売れた金で深海棲艦の魚雷を買った!!」


最上「そうだとしたら色々辻褄が合うと思わない?ボクの想像と聞こえてきた話を合わせたんだけど」
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